JP2010089007A - 超音波加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース部2と、バックアップリング3、ピエゾ圧電素子層4及び先端部に適宜の加工具13が着脱自在に取り付けられるように構成されているホーン部5とがこの順に直列的に接合配置されている超音波振動発生部6とから構成され、且つ超音波振動発生部6は、少なくとも当該ホーン部5の先端部12に取り付けられている加工具13がケース部2の長手方向先端部7から突出する様に、当該ケース2に固定的に配置せしめられている超音波加工装置1であって、超音波振動発生部6は、自己が発生する超音波振動の半波長の節部25が形成される部位に於いてケース部2に接合固定されている超音波加工装置1。
【選択図】図1
Description
然しながら、ウォータージェットカッターでは、水を使用する事が必須であるので、水の供給システム及び水の排水システムを別途構成しておく必要があり、更には、水を使用する理由から使用される被加工材料に制約があると共に、排水から汚染物質を除去しなければならないとする問題が存在しているのでコストが掛かるという問題があった。
係る上記2方法に対して、超音波加工を利用したカッター方法は、上記した様な問題はなく、広範囲の産業分野で利用されている。
即ち、図5に示す様に、従来、一般的に使用されている当該超音波加工装置11の構成の一例としては、ケース部2と、バックアップリング3、ピエゾ圧電素子層4及び先端部12に適宜の加工具13が着脱自在に取り付けられるように構成されているホーン部5とがこの順に直列的に接合配置されている超音波振動発生部6(振動子とも言う)とから構成され、且つ当該超音波振動発生部6は、少なくとも当該ホーン部5の先端部12に取り付けられている当該加工具13が当該ケース部2の長手方向先端部7から突出する様に、当該ケース部2内に固定的に配置せしめられている構成を有するものである。
然しながら、係る従来例に於いても、前記した当該超音波振動発生部である振動子6の振動が制御されていない以上、前記した問題の解決には繋がらない事は明らかである。
即ち、本発明に係る超音波加工装置は、ケース部と、バックアップリング、ピエゾ圧電素子層及び先端部に適宜の加工部材が着脱自在に取り付けられるように構成されているホーン部とがこの順に直列的に接合配置されている超音波振動発生部とから構成され、且つ当該超音波振動発生部は、少なくとも当該ホーン部の先端部に取り付けられている当該加工具が当該ケース部の長手方向先端部から突出する様に、当該ケース部内に固定的に配置せしめられている超音波加工装置であって、当該超音波振動発生部は、自己が発生する超音波振動の半波長の節部が形成される部位に於いて当該ケース部に接合固定されている事を特徴とする超音波加工装置である。
即ち、図1は、本発明に係る超音波加工装置1の一具体例の構成を示す図であって、図中、ケース部2と、バックアップリング3、ピエゾ圧電素子層4及び先端部に適宜の加工具13が着脱自在に取り付けられるように構成されているホーン部5とがこの順に直列的に接合配置されている超音波振動発生部6とから構成され、且つ当該超音波振動発生部6は、少なくとも当該ホーン部5の先端部12に取り付けられている当該加工具13が当該ケース部2の長手方向先端部7から突出する様に、当該ケース2に固定的に配置せしめられている超音波加工装置1であって、当該超音波振動発生部6は、自己が発生する超音波振動の半波長の節部25が形成される部位に於いて当該ケース部2に接合固定されている超音波加工装置1が示されている。
処で、上記した通り、本発明に係る超音波加工装置1に於いては、例えば、当該ケース部2の外部に設けられている適宜の高周波発振器50から発生された高周波電圧を適宜の配線51を介してピエゾ圧電素子層4に印加する事によって、当該ピエゾ圧電素子層4が、伸び縮みして刃物等の当該加工具13を駆動する事になっている。
本発明に於いては、当該ピエゾ圧電素子層4は、複数層のピエゾ圧電素子41、42、43、44、・・・・・、で構成されており、当該複数層のピエゾ圧電素子41、42、43、44、・・・・・の間に、当該ピエゾ圧電素子層4で発生される振動の半波長の節部25が存在する事が確認されている。
此処で、本発明のような、ランジュバン型振動子における、当該ピエゾ圧電素子層4と当該フランジ部20との関係について説明する。
2 ケース部
3 バックアップリング
4 ピエゾ圧電素子層
5 ホーン部
6 超音波振動発生部
7 ケース部端部
11 超音波加工装置
12 ホーン部の先端部
13 加工具
14 リング
18 ボルト
20 フランジ部
25 節部
41、42、43、44 ピエゾ圧電素子
50 高周波発振器
51 配線
52 空気流調整リング
Claims (6)
- ケース部と、バックアップリング、ピエゾ圧電素子層及び先端部に適宜の加工具が着脱自在に取り付けられるように構成されているホーン部とがこの順に直列的に接合配置されている超音波振動発生部とから構成され、且つ当該超音波振動発生部は、少なくとも当該ホーン部の先端部に取り付けられている当該加工具が当該ケース部の長手方向先端部から突出する様に、当該ケース部内に固定的に配置せしめられている超音波加工装置であって、当該超音波振動発生部は、自己が発生する超音波振動の半波長の節部が形成される部位に於いて当該ケース部に接合固定されている事を特徴とする超音波加工装置。
- 当該超音波振動発生部は、ランジュバン型振動子である事を特徴とする請求項1に記載の超音波加工装置。
- 当該超音波振動発生部が当該ケース部に固定される部位である当該超音波振動の半波長の節部が形成される部位は、当該超音波振動発生部に於ける当該ピエゾ圧電素子層内の所定の部位に設けられる事を特徴とする請求項1又は2に記載の超音波加工装置。
- 当該ピエゾ圧電素子層は、複数層のピエゾ圧電素子が積層されて構成されており、当該複数層の当該ピエゾ圧電素子の間に適宜のフランジ部を配置せしめ、当該フランジ部を介して当該超音波振動発生部を当該ケース部に適宜の接合手段を介して接合固定せしめられている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の超音波加工装置。
- 当該フランジ部は、金属又はセラミックで構成されている事を特徴とする請求項4に記載の超音波加工装置。
- 当該フランジ部は、少なくとも2枚若しくは4枚のピエゾ圧電素子が積層されている当該ピエゾ圧電素子層の中間に配置されている事を特徴とする請求項4又は5に記載の超音波加工装置。
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