JP2010088982A - 二酸化炭素回収システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するために必要なエネルギを低減することができる二酸化炭素回収システムを提供する。
【解決手段】本発明による二酸化炭素回収システム1は、燃焼排ガス2に含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔3と、吸収塔3から二酸化炭素を吸収した吸収液4aが供給され、二酸化炭素を吸収した吸収液4aから二酸化炭素ガスを放出させてこの吸収液4aを再生する再生塔6と、再生塔6からの吸収液4bを加熱して水蒸気を生成させ、この水蒸気を再生塔6に供給するとともに加熱した吸収液の一部を吸収塔2に供給するリボイラー19と、吸収塔3と再生塔6との間に、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液4aを加熱するヒートポンプ40とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、化石燃料を燃焼させて生成された燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収する吸収液を用いて二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収システムに係り、とりわけ、燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するために必要なエネルギを低減することができる二酸化炭素回収システムに関する。
近年、地球温暖化現象の原因の一つとして二酸化炭素による温室効果が指摘され、地球環境を守るために、この二酸化炭素の排出を抑制することが急務となっている。このため、大量の化石燃料を使用する火力発電所などにおいて生成された燃焼排ガスを吸収液と接触させて、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を除去して回収する方法が精力的に研究されている。
この二酸化炭素を回収するために、図6に示すような二酸化炭素回収システム100が知られている。この二酸化炭素回収システム100は、図6に示すように、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔101と、吸収塔101から二酸化炭素を吸収した吸収液が供給され、二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素ガスを放出させて水蒸気を含む二酸化炭素ガスを排出する再生塔102とを備えている。また、吸収塔101と再生塔102との間に、吸収塔101から再生塔102に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱する再生熱交換器103が連結されている。また、再生塔102に、再生塔102から排出された水蒸気を含む二酸化炭素ガスを圧縮する圧縮機104が連結されるとともに、高温の水蒸気を生成して再生塔102に供給するリボイラー105が連結されている。
この図6に示す二酸化炭素回収システム100において二酸化炭素を回収する場合、まず、プラント106において生成された燃焼排ガスが、ブロワー107により吸収塔101の燃焼排ガス入口ライン108を通って吸収塔101に送られるとともに、吸収塔101に吸収液が供給される。このことにより、二酸化炭素を含む燃焼排ガスと吸収液が接触し、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素が吸収液に吸収される。その後、二酸化炭素が取り除かれた燃焼排ガスが燃焼排ガス出口ライン109から排出される。
二酸化炭素を吸収した吸収液は、ポンプ110により、吸収塔101から再生熱交換器103を介して再生塔102に供給される。再生塔102において吸収した二酸化炭素が放出されて吸収液が再生される。再生塔102にて再生された吸収液は、再生塔102の下部よりリボイラー105に導かれる。リボイラー105では、再生塔102からの吸収液が加熱されて高温の水蒸気が生成され、この高温の水蒸気が再生塔102の下部から再生塔102内に導かれる。またリボイラー105内で加熱された吸収液の一部はリボイラー105の下部から排出され、ポンプ111により、再生熱交換器103を介して吸収塔101に戻され、再び燃焼ガスに含まれる二酸化炭素を吸収する。すなわち、再生熱交換器103においては、リボイラー105にて加熱されて吸収塔101に戻される吸収液の熱が、吸収塔101から再生塔102へ供給される二酸化炭素を吸収した吸収液に与えられている。
上述の通り、リボイラー105から再生塔102には高温の水蒸気が供給されているが、このことにより、再生塔102内では二酸化炭素を吸収した吸収液と高温の水蒸気が接触し、二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素ガスが放出される。再生塔102内で吸収液から放出された二酸化炭素ガスは、リボイラー105から供給される高温の水蒸気とともに再生塔102の上部から排出される。
再生塔102の上部からの水蒸気を含む二酸化炭素ガスは、再生塔102から第1圧縮機104に供給される。この間、まず、水蒸気を含む二酸化炭素ガスは再生還流復水器112により冷却される。そして、分離器113において、冷却されて凝縮した水蒸気の一部が凝縮水として分離され、水蒸気の一部が分離された二酸化炭素ガスは第1圧縮機104に供給される。なお、分離器113において分離された凝縮水は、再生塔102の上部に戻される。
第1圧縮機104においては、分離器113からの水蒸気を含む二酸化炭素ガスが圧縮される。第1圧縮機104にて圧縮された水蒸気を含む二酸化炭素ガスは、第1圧縮機104からリボイラー105に熱源として供給される。また、リボイラー15へは、他のプラント106において生成されたプラント蒸気も同様に熱源として供給される。このことにより、これらの水蒸気を含む二酸化炭素ガスやプラント蒸気を熱源として、再生塔102からの吸収液が加熱され、この吸収液に含まれる水の一部から高温の水蒸気が生成されて再生塔102に導かれる。
リボイラー105において熱源として用いられた二酸化炭素ガスは、リボイラー105から第2圧縮機114に供給される。この場合、冷却器115により、この水蒸気を含む二酸化炭素ガスが冷却され、分離器116により、この冷却された二酸化炭素ガスから水蒸気の一部が凝縮水として更に分離される。その後、第2圧縮機114においてこの二酸化炭素ガスが更に圧縮され、二酸化炭素ガスを圧縮して貯蔵するための設備(図示せず)に供給される。このようにして、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素ガスが回収される。
なお、リボイラー105において熱源として用いられたプラント蒸気は、リボイラー105から外部に排出される。
また、上述したように、リボイラー105において加熱された吸収液は、ポンプ111により、リボイラー105から再生熱交換器103に供給され、再生熱交換器103において、この吸収液を熱源として二酸化炭素を吸収した吸収液が加熱される。再生熱交換器103にて二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱する熱源として用いられたリボイラー105からの吸収液は、再生熱交換器103から吸収塔101に供給される。この間、この吸収液は、冷却器117により冷却される。
ここで、この二酸化炭素を吸収するために用いる吸収液は、アミン化合物を水に溶かしたアミン化合物水溶液からなっている。このアミン化合物としては、以下のようなアミン化合物が知られている。
特許文献1には、立体障害アミンおよびスルホラン等の非水溶媒を含む酸性ガススクラッピング用組成物が記載されている。この立体傷害アミンのうち立体障害第一モノアミノアルコールとして、2−アミノー2−メチルー1−プロパノール等が例示されている。
また、特許文献2には、2−アミノー2−メチルー1−プロパノール、2−(メリルアミノ)−エタノール、2−(エチルアミノ)−エタノール、2−(ジエチルアミノ)−エタノール、2−(ヒドロキシエチル)−ピペリジンの群から選ばれるヒンダードアミンを代表例とする特定のヒンダードアミン水溶液を用いることが記載されている。
また、特許文献3には、第2級アミン及び第3級アミンのそれぞれの濃度が10〜45重量%の範囲にあるアミン混合水溶液を用いることが記載されている。
さらに、非特許文献1には、ヒンダードアミンアミンである2−アミノー2−2メチルー1−プロパノール水溶液が二酸化炭素を吸収する挙動が開示されている。
このように数多くの種類の吸収液を用いて二酸化炭素を回収することが示されているが、これらのアミン化合物を含む吸収液を用いる場合、いずれの場合においても、吸収液と二酸化炭素を含む燃焼排ガスを直接接触させて、燃焼排ガスから二酸化炭素を回収している。
上述したように、これらのアミン化合物は水に溶かしてアミン化合物水溶液として吸収液に用いるのが一般的である。このような吸収液は、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収する場合発熱反応を引き起こすが、二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素を放出する場合吸熱反応を引き起こす。このため、二酸化炭素を放出させる場合、吸収液を加熱する必要がある。また、吸収液に吸収させることができる二酸化炭素の濃度は、吸収液の温度が低い方が高くなる。このため、吸収液に二酸化炭素を吸収させる場合には、吸収液の温度を低くする必要がある。
このことを考慮して、アミン化合物等を吸収液に用いた場合、再生塔内の温度は一般的に100℃から130℃程度に維持され、吸収塔内の温度は40℃程度に維持される。このため、図6に示すように、吸収塔101と再生塔102との間に再生熱交換器103が設けられ、再生塔102から吸収塔101に供給される再生された吸収液を熱源として、吸収塔101から再生塔102に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱して、再生塔102に送られる二酸化炭素を吸収した吸収液の温度を予め高めている。
また、再生塔において二酸化炭素を放出して再生された吸収液の一部を、圧縮機において圧縮された二酸化炭素ガスを熱源として加熱し、再生塔に戻す二酸化炭素回収システムが開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開昭61−71819号公報 特開平5−301023号公報 特開平8−252430号公報 特開2008−62165号公報 「Chemical Engineering Science、41巻、4号、997〜1003頁」
しかしながら、図6に示すように吸収塔101と再生塔102との間に再生熱交換器103を設けた場合においても、再生塔102から吸収塔101に供給される再生された吸収液のエネルギの全てを、吸収塔101から再生塔102に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液とのエネルギの差の全てを回収することは困難である。具体的には、この再生熱交換器で回収することができるエネルギは、このエネルギの差のうちの80%程度である。このことにより、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収する際、この回収することができないエネルギを補完するために、多くのエネルギが必要になるという問題がある。
また、特許文献4に示す二酸化炭素回収システムにおいては、圧縮機において圧縮された二酸化炭素ガスを熱源として、吸収塔から再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を直接加熱するようにはなっていない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するために必要なエネルギを低減することができる二酸化炭素回収システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔と、前記吸収塔から二酸化炭素を吸収した吸収液が供給され、二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素ガスを放出させて当該吸収液を再生する再生塔と、前記再生塔からの吸収液を加熱して水蒸気を生成させ、当該水蒸気を前記再生塔に供給するとともに加熱した吸収液の一部を前記吸収塔に供給するリボイラーと、前記吸収塔と前記再生塔との間に設けられ、前記吸収塔から前記再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱するヒートポンプと、を備えたことを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明は、前記再生塔から排出された二酸化炭素ガスを圧縮する圧縮機を更に備え、前記ヒートポンプは、前記圧縮機にて圧縮された二酸化炭素ガスを低温熱源として二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱することを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明は、前記圧縮機と前記リボイラーとの間に設けられ、前記圧縮機にて圧縮された二酸化炭素ガスを前記リボイラーに熱源として供給する第1圧縮ガス供給ラインと、前記リボイラーと前記ヒートポンプとの間に設けられ、前記リボイラーに熱源として供給された前記二酸化炭素ガスを当該リボイラーから前記ヒートポンプへ供給する第2圧縮ガス供給ラインと、を更に備えたことを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明は、前記リボイラーには、プラントから供給されるプラント蒸気が前記吸収液を加熱する熱源として供給されるとともに、前記リボイラーと前記ヒートポンプとの間に、前記リボイラーに供給された前記プラント蒸気を前記ヒートポンプに供給するプラント蒸気供給ラインが連結され、前記ヒートポンプは、前記プラント蒸気供給ラインを介して供給される前記プラント蒸気を低温熱源として二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱することを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明は、前記リボイラーから前記吸収塔に供給される吸収液の熱を前記吸収塔から前記再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液に与える再生熱交換器を更に備え、前記ヒートポンプは、前記再生熱交換器から前記吸収塔に供給される前記吸収液を低温熱源として二酸化炭素を吸収した前記吸収液を加熱することを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明は、前記再生熱交換器は、直列に接続された第1再生熱交換器と第2再生熱交換器から構成されるとともに、前記ヒートポンプは、前記第1再生熱交換器と前記第2再生熱交換器との間を通流する二酸化炭素を吸収した前記吸収液を加熱することを特徴とする二酸化炭素回収システムである。
本発明によれば、吸収塔と再生塔との間にヒートポンプを設け、吸収塔から再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱する。このことにより、吸収塔から再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液の温度を予め高くすることができる。このため、再生塔において、再生塔に供給された二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱するために必要なエネルギを低減させ、結果、燃焼排ガスから二酸化炭素を回収するために必要なエネルギを低減することができる。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は、本発明の第1の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図である。
まず、本発明による二酸化炭素回収システムについて説明する。
図1に示すように二酸化炭素回収システム1は、燃焼排ガス2に含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔3と、吸収塔3から二酸化炭素を吸収した吸収液(以下、二酸化炭素含有吸収液4aと記す)が供給され、二酸化炭素含有吸収液4aから二酸化炭素ガスを放出させて水蒸気を含む二酸化炭素ガス(以下、水蒸気含有二酸化炭素ガス5と記す)を排出するとともに、二酸化炭素含有吸収液4aを再生する再生塔6とを備えている。このうち吸収塔3の下部に、プラント10において生成された燃焼排ガス2を供給する燃焼排ガス入口ライン7が連結されるとともに、吸収塔3の頂部に、二酸化炭素が取り除かれた燃焼排ガス2を排出する燃焼排ガス出口ライン8が連結されている。このうち燃焼排ガス入口ライン7は、吸収塔3に燃焼排ガス2を送るブロワー9を有している。ここで、燃焼排ガス2が生成されるプラント10としては、例えば、火力発電プラントが挙げられる。
ここで、二酸化炭素を吸収するために用いる吸収液は、アミン化合物を水に溶かしたアミン化合物水溶液からなっている。本実施の形態においては、アミン化合物の種類に限定されることなく、種々のアミン化合物を用いることができる。
図1に示すように、再生塔6に、二酸化炭素ガス排出ライン11を介して再生塔6から排出された水蒸気含有二酸化炭素ガス5を圧縮する第1圧縮機(圧縮機)12が連結されている。この二酸化炭素ガス排出ライン11は、二酸化炭素ガス排出ライン11を通る水蒸気含有二酸化炭素ガス5を冷却する再生還流復水器13と、再生還流復水器13において冷却された水蒸気含有二酸化炭素ガス5から水蒸気を凝縮水として分離する分離器14とを有している。なお、二酸化炭素ガス排出ライン11は、再生塔6の頂部から水蒸気含有二酸化炭素ガス5を取り出すように再生塔6の頂部に連結されている。
また、吸収塔3と再生塔6との間に、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aを加熱するヒートポンプ40が設けられている。このヒートポンプ40は、図1に示すように、熱交換媒体41と、この熱交換媒体41と吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aが熱交換する被加熱側熱交換部42と、熱交換媒体41と低温熱源材(本実施の形態においては水蒸気含有二酸化炭素ガス5に相当)が熱交換する低温熱源側熱交換部43とを有している。また、被加熱側熱交換部42と低温熱源側熱交換部43との間に、低温熱源側熱交換部43から被加熱側熱交換部42に送られる熱交換媒体41を圧縮するヒートポンプ圧縮機44が設けられ、ヒートポンプ圧縮機44に、このヒートポンプ圧縮機44を駆動する駆動部45が連結されている。さらに、被加熱側熱交換部42と低温熱源側熱交換部43との間に、被加熱側熱交換部42から低温熱源側熱交換部43に送られる熱交換媒体41を減圧する減圧部46が設けられている。
また、本実施の形態においては、第1圧縮機12とヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43との間に、第1圧縮機12からヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5を供給する圧縮ガス供給ライン15が連結されている。このようにして、ヒートポンプ40は、この水蒸気含有二酸化炭素ガス5を低温熱源として二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。
ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43の出口側には、第1圧縮ガス排出ライン17を介して第2圧縮機16が連結されており、低温熱源側熱交換部43にて熱を奪われた水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、第2圧縮機16に導かれるように構成されている。なお、第1圧縮ガス排出ライン17は、この第1圧縮ガス排出ライン17を通る水蒸気含有二酸化炭素ガス5から水蒸気を凝縮水として更に分離する分離器17aを含んでいる。第2圧縮機16には、第2圧縮機16において圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5を、圧縮して貯蔵するための設備(図示せず)へ供給する第2圧縮ガス排出ライン18が連結されている。
再生塔6にはリボイラー19が連結されている。リボイラー19には、再生塔6から再生された吸収液(以下、再生吸収液4bと記す)が再生塔6の下部から供給される。リボイラー19は、この再生吸収液4bを加熱して高温の水蒸気22を生成して、この高温の水蒸気22を再生塔6に供給するとともに、加熱された再生吸収液4bの一部を吸収塔3に向けて排出する。再生塔6とリボイラー19との間には、再生塔6の底部に下降した再生吸収液4bを取り出してリボイラー19に再供給する再生吸収液排出ライン20が、再生塔6の底部に連結されている。また、リボイラー19と再生塔6との間には、リボイラー19内にて生成された高温の水蒸気22を再生塔6の下部に供給する高温水蒸気供給ライン21が、再生塔6の下部に連結されている。
リボイラー19とプラント10との間には、プラント蒸気入口ライン24が連結されている。プラント蒸気入口ライン24は、プラント10からリボイラー19に、プラント10において生成されたプラント蒸気23を供給する。リボイラー19においては、このプラント蒸気23を熱源として、再生吸収液4bが加熱されて高温の水蒸気22が生成される。さらに、リボイラー19には、リボイラー19において熱源として用いられたプラント蒸気23を排出するプラント蒸気出口ライン25が連結されている。
図1に示すように、吸収塔3とヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42との間に、吸収塔3からヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42に供給される二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する再生熱交換器26が設けられている。吸収塔3と再生熱交換器26との間には、吸収塔3の底部に下降した二酸化炭素含有吸収液4aを取り出し再生熱交換器26に供給する第1二酸化炭素吸収液供給ライン27が連結されている。なお、この第1二酸化炭素吸収液供給ライン27の途中には、ポンプ28が設けられている。また、リボイラー19と再生熱交換器26との間には、リボイラー19から再生熱交換器26に再生吸収液4bを供給する再生塔側再生吸収液供給ライン29が連結されている。この再生塔側再生吸収液供給ライン29の途中には、ポンプ30が設けられている。このようにして、再生熱交換器26は、リボイラー19から供給される再生吸収液4bを熱源として吸収塔3から供給される二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。すなわち、再生熱交換器26は、リボイラー19からの再生吸収液4bの熱を吸収塔3からの二酸化炭素含有吸収液4aに与える熱交換器である。
再生熱交換器26とヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42との間に、再生熱交換器26からヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42に二酸化炭素含有吸収液4aを供給する第2二酸化炭素吸収液供給ライン31が連結され、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42と再生塔6との間に、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42から再生塔6に二酸化炭素含有吸収液4aを供給する第3二酸化炭素吸収液供給ライン32が連結されている。この第3二酸化炭素吸収液供給ライン32は、再生塔6の上部に連結されている。
さらに、図1に示すように、再生熱交換器26と吸収塔3との間には、再生熱交換器26から吸収塔3に再生吸収液4bを供給する吸収塔側再生吸収液供給ライン33が連結されている。この吸収塔側再生吸収液供給ライン33の途中には、冷却器34が設けられるとともに、その端部は、吸収塔3の上部に再生吸収液4bを送るように吸収塔3の上部に連結されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
図1に示すように、まず、プラント10において生成された二酸化炭素を含む約40℃の燃焼排ガス2が、ブロワー9により吸収塔3の燃焼排ガス入口ライン7を通って吸収塔3に送られる。吸収塔3に供給された二酸化炭素を含む燃焼排ガス2は、吸収塔3の下部から頂部へ向けて上昇する。この間、約40℃の再生吸収液4bが、吸収塔側再生吸収液供給ライン33を介して吸収塔3の上部に供給され、吸収塔3の上部から底部へ向けて下降する。このことにより、二酸化炭素を含む燃焼排ガス2と再生吸収液4bが向流接触(直接接触)し、燃焼排ガス2に含まれる二酸化炭素が再生吸収液4bに吸収される。
一般に、吸収液の温度が低い方が、吸収液に吸収される二酸化炭素の濃度を高くすることができるため、吸収液の温度を低くすることにより、吸収液に多くの二酸化炭素を吸収させることができる。このため、吸収塔3に供給される再生吸収液4bの温度を40℃程度にして、再生吸収液4bの温度を予め低くしておき、吸収塔3内の温度を約40℃に維持している。このことにより、再生吸収液4bに多くの二酸化炭素を吸収させることができる。このようにして、二酸化炭素を吸収した吸収液(二酸化炭素含有吸収液4a)が生成される。
吸収塔3内にて二酸化炭素が取り除かれた燃焼排ガス2が吸収塔3の頂部へ向けて更に上昇し、吸収塔3の頂部に設けられた燃焼排ガス出口ライン8を通って排出される。この間、二酸化炭素含有吸収液4aは吸収塔3の底部へ向けて更に下降する。
吸収塔3の内部を下降し底部に到達した二酸化炭素含有吸収液4aは、吸収塔3から第1二酸化炭素吸収液供給ライン27へと導かれ、ポンプ28により、再生熱交換器26に送られる。ここで、再生熱交換器26に送られる二酸化炭素含有吸収液4aは、吸収塔3において燃焼排ガス2と向流接触することにより温度が約50℃になっている。また、再生熱交換器26には、再生塔6において再生されリボイラー19で加熱された吸収液(再生吸収液4b)が、ポンプ30により、リボイラー19から再生塔側再生吸収液供給ライン29を通って送られる。この再生熱交換器26に送られる再生吸収液4bの温度は、約120℃となっている。
再生熱交換器26においては、送られてきた再生吸収液4bを熱源として二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。このことにより、二酸化炭素含有吸収液4aを、約70〜80℃に加熱することができる。なお、このとき再生熱交換器26から流出した再生吸収液4bの温度は、約50℃ほどになる。
再生熱交換器26にて加熱された二酸化炭素含有吸収液4aは、第2二酸化炭素吸収液供給ライン31を通ってヒートポンプ40に供給される。後述するように、第1圧縮機12において圧縮された水蒸気を含む二酸化炭素ガス(水蒸気含有二酸化炭素ガス5)は、第1圧縮機12から圧縮ガス供給ライン15を通ってヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給されている。この場合、ヒートポンプ40に供給される水蒸気含有二酸化炭素ガス5の温度は、約135℃となっている。
ヒートポンプ40は、この水蒸気含有二酸化炭素ガス5を低温熱源として、二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。すなわち、ヒートポンプ40の熱源側熱交換部43においては、水蒸気含有二酸化炭素ガス5とヒートポンプ40の熱交換媒体41が熱交換して熱交換媒体41の温度が上昇する。熱源側熱交換部43における熱交換により温度が上昇した熱交換媒体41は、駆動部45を用いて駆動されたヒートポンプ圧縮機44により圧縮されて、さらにその温度が上昇し、被加熱側熱交換部42に送られる。そして、被加熱側熱交換部42においては、熱交換媒体41と二酸化炭素含有吸収液4aが熱交換して二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。このことにより、低温熱源となる水蒸気含有二酸化炭素ガス5が有する熱を利用して二酸化炭素含有吸収液4aを加熱することができる。この場合、ヒートポンプ40の設定にもよるが、二酸化炭素含有吸収液4aを約150℃にまで加熱することができる。なお、被加熱側熱交換部42において二酸化炭素含有吸収液4aを加熱した熱交換媒体41は、減圧部46において減圧されて水蒸気含有二酸化炭素ガス5よりも低い温度となり、再び熱源側熱交換部43に送られる。
次に、ヒートポンプ40において加熱された二酸化炭素含有吸収液4aが、ヒートポンプ40から第3二酸化炭素吸収液供給ライン32を通って再生塔6の上部に供給され、再生塔6の上部から底部へ向けて下降する。再生塔6の下部には、リボイラー19からの高温の水蒸気22が高温水蒸気供給ライン21を通って供給されて頂部へ向けて上昇する。このことにより、二酸化炭素含有吸収液4aと高温の水蒸気22が向流接触し、二酸化炭素含有吸収液4aから二酸化炭素ガスが放出される。
一般に、吸収液の温度が高い方が、吸収液に吸収される二酸化炭素の濃度が低くなるため、吸収液の温度を高めることにより、吸収液から二酸化炭素ガスを効率良く放出させることができる。このため、本実施の形態では、リボイラー19から供給される約120℃となる高温の水蒸気22により再生塔6内の温度を約120℃に維持して二酸化炭素含有吸収液4aの温度を高め、二酸化炭素含有吸収液4aからの二酸化炭素ガスの放出を促進させている。
二酸化炭素含有吸収液4aから吐き出されて放出された二酸化炭素ガスは、再生塔6内の水蒸気とともに水蒸気含有二酸化炭素ガス5となり、再生塔6の頂部へ向けて更に上昇する。そして、再生塔6の頂部からは、水蒸気を含む二酸化炭素ガス(水蒸気含有二酸化炭素ガス5)が排出される。この間、二酸化炭素ガスを放出して再生された吸収液(再生吸収液4b)が再生塔6の底部へ向けて下降する。
再生塔6の頂部から排出された水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、二酸化炭素ガス排出ライン11に導かれる。このとき水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、再生還流復水器13により約40℃まで冷却され、分離器14において、含有する水蒸気の一部である凝縮水が分離される。こうして、水蒸気の一部が凝縮して分離された水蒸気含有二酸化炭素ガス5が第1圧縮機12に供給される。なお、分離器14において分離された凝縮水は、再生塔6の上部に戻される。
第1圧縮機12においては、水蒸気含有二酸化炭素ガス5が圧縮される。水蒸気含有二酸化炭素ガス5の圧縮の程度を変えることで、第1圧縮機12にて圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5の温度を変えることができるため、例えば、第1圧縮機12の設定により、圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5の温度を約150℃とすることができる。
第1圧縮機12において圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、第1圧縮機12から第1圧縮ガス供給ライン15を通ってヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給される。上述したように、ヒートポンプ40においては、水蒸気含有二酸化炭素ガス5を低温熱源として二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43にて熱交換して温度が低下した水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、第1圧縮ガス排出ライン17を通って第2圧縮機16に供給される。この間、第1圧縮ガス排出ライン17の分離器17aにより、水蒸気含有二酸化炭素ガス5から水蒸気の一部が凝縮水として更に分離される。このように、第1圧縮ガス排出ライン17を通る水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、ヒートポンプ40において低温熱源として用いられたことにより温度が低下しているため、ヒートポンプ40と分離器17aとの間に冷却器を設けることなく、分離器17aにおいて水蒸気の一部を効率良く分離することができる。
第2圧縮機16において、水蒸気含有二酸化炭素ガス5は更に圧縮され、圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5は第2圧縮ガス排出ライン18を介して圧縮して貯蔵するための設備(図示せず)に供給される。
ところで、図1に示すように、再生塔6において再生された吸収液(再生吸収液4b)は、再生塔6から再生吸収液排出ライン20を通ってリボイラー19に供給される。この場合、再生吸収液4bの温度は約100℃近い温度となっている。また、リボイラー19には、プラント10において生成された約130〜150℃のプラント蒸気23が、プラント蒸気入口ライン24を通って供給されており、リボイラー19において、このプラント蒸気23を熱源として、再生吸収液4bが加熱される。これにより、再生吸収液4bは約120℃まで加熱され、再生吸収液4bに含まれる水の一部から高温(約120℃)の水蒸気22を生成することができる。
リボイラー19にて再生吸収液4bを加熱することで生成された高温の水蒸気22は、高温水蒸気供給ライン21を通って再生塔6に供給される。一方、リボイラー19において加熱された再生吸収液4bは、上述したように、ポンプ30により、再生塔側再生吸収液供給ライン29を通って再生熱交換器26に送られる。一方、リボイラー19において熱源として用いられたプラント蒸気23は、リボイラー19からプラント蒸気出口ライン25を通って外部に排出される。
上述したように、再生熱交換器26においては、リボイラー19から送られてきた再生吸収液4bを熱源として、吸収塔3から供給された二酸化炭素含有吸収液4aが加熱され、その後、熱源として用いられた約50℃の再生吸収液4bが、再生熱交換器26から吸収塔側再生吸収液供給ライン33を通って吸収塔3に供給される。なお、吸収塔側再生吸収液供給ライン33の冷却器34により再生吸収液4bは約40℃まで冷却されて、吸収塔3の上部に送られる。
このように本実施の形態によれば、吸収塔3と再生塔6との間に設けられたヒートポンプ40において、第1圧縮機12により圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5を低温熱源として、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。このことにより、第1圧縮機12から供給される水蒸気含有二酸化炭素ガス5がもつ熱エネルギを有効利用して、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aの温度を予め高くすることができる。このため、再生塔6に高温の水蒸気22を供給するリボイラー19において、この高温の水蒸気22を生成するために必要なエネルギを低減させることができる。この結果、燃焼排ガス2から二酸化炭素を回収するために必要なエネルギを低減することができる。
また本実施の形態によれば、ヒートポンプ40を用いて二酸化炭素含有吸収液4aを加熱しているため、低温熱源として用いる二酸化炭素ガス5の温度が、加熱される二酸化炭素含有吸収液4aの温度より低い場合に、水蒸気含有二酸化炭素ガス5がもつエネルギを有効利用して、二酸化炭素含有吸収液4aを加熱することができる。
第2の実施の形態
次に、図2により、本発明の第2の実施の形態における二酸化炭素回収システムについて説明する。ここで図2は、本発明の第2の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図である。
図2に示す第2の実施の形態に係る二酸化炭素回収システムにおいては、第1圧縮機において圧縮された二酸化炭素ガスがリボイラーにて熱源として用いられた後にヒートポンプに供給される点が主に異なり、他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図2において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図2に示す二酸化炭素回収システム50において、第1圧縮機12とリボイラー19との間に第1圧縮ガス供給ライン51が連結され、第1圧縮機12から第1圧縮ガス供給ライン51を通って供給される圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5が、再生吸収液4bを加熱して高温の水蒸気22を生成する熱源の一つとして用いられる。リボイラー19とヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43との間には第2圧縮ガス供給ライン52が連結され、リボイラー19において熱源として用いられた圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、リボイラー19から第2圧縮ガス供給ライン52を介してヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給される。
第1圧縮機12から第1圧縮ガス供給ライン51を通って供給される温度が約150℃程度の水蒸気含有二酸化炭素ガス5が、リボイラー19において高温の水蒸気22を生成するための熱源として用いられる。リボイラー19にて熱源として用いられ第2圧縮ガス供給ライン52を通ってヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給される水蒸気含有二酸化炭素ガス5の温度は、約120℃程度となる。
ヒートポンプ40においては第1の実施の形態と同様に、この水蒸気含有二酸化炭素ガス5を熱源として二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。このことにより、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42において加熱された二酸化炭素含有吸収液4aの温度を、例えば約150℃とすることができる。このとき、水蒸気含有二酸化炭素ガス5の温度は約10〜20℃温度降下する。ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43を流出した水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、第1圧縮ガス排出ライン17を通って第2圧縮機16に供給される。
このように本実施の形態によれば、第1圧縮機12において圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5をリボイラー19において高温の水蒸気22を生成するための熱源として用いることができる。また、リボイラー19において熱源として用いられた後の水蒸気含有二酸化炭素ガス5をヒートポンプ40の低温熱源としても用いることにより、再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aの温度を予め高くすることができる。これにより、リボイラー19において高温の水蒸気22を生成するために必要なエネルギを低減させることができる。
第3の実施の形態
次に、図3により、本発明の第3の実施の形態における二酸化炭素回収システムについて説明する。ここで図3は、本発明の第3の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図である。
図3に示す第3の実施の形態に係る二酸化炭素回収システムにおいては、リボイラーにて熱源として用いられた後のプラント蒸気をヒートポンプの低温熱源として用いる点、および第1圧縮機において圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガスをリボイラーにおいて再生吸収液を加熱するための熱源の一部として用いる点が主に異なり、他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図3において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図3に示す二酸化炭素回収システム60において、リボイラー19とヒートポンプ40との間に、リボイラー19に供給されたプラント蒸気23を、リボイラー19の熱源として用いた後にヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給するプラント蒸気供給ライン61が連結されている。これにより、ヒートポンプ40は、リボイラー19からプラント蒸気供給ライン61を介して供給されるプラント蒸気23を低温熱源として二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。また、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43には、ヒートポンプ40において低温熱源として用いられたプラント蒸気23を排出するプラント蒸気出口ライン62が連結されている。
また、第1圧縮機12とリボイラー19との間には、圧縮ガス供給ライン63が連結されており、リボイラー19において、第1圧縮機12から圧縮ガス供給ライン63を介して供給される圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5が、再生吸収液4bを加熱して高温の水蒸気22を生成する熱源の一つとして用いられる。リボイラー19と第2圧縮機16との間には、分離器64aを含む圧縮ガス排出ライン64が連結されており、リボイラー19にて熱源として用いられた水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、圧縮ガス排出ライン64を介して第2圧縮機16に導かれる。このように、第1圧縮機12にて温度が上昇した水蒸気含有二酸化炭素ガスをリボイラー19において熱源として用い温度を低下させた後に第2圧縮機16に供給することにより、リボイラー19と分離器64aとの間に冷却器を設けることなく、分離器64aにおいて水蒸気の一部を効率良く分離することができる。
このように本実施の形態によれば、リボイラー19において高温の水蒸気22を生成するための熱源として用いられたプラント蒸気23をヒートポンプ40に供給し、ヒートポンプ40において、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aがこのプラント蒸気23を低温熱源として加熱される。このことにより、プラント10において生成されたプラント蒸気23を有効利用して、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aの温度を予め高くすることができる。このため、再生塔6に高温の水蒸気22を供給するリボイラー19において、この高温の水蒸気22を生成するために必要なエネルギを低減させることができる。
第4の実施の形態
次に、図4により、本発明の第4の実施の形態における二酸化炭素回収システムについて説明する。ここで図4は、本発明の第4の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図である。
図4に示す第4の実施の形態に係る二酸化炭素回収システムにおいては、ヒートポンプは再生熱交換器から供給される再生吸収液を低温熱源とする点、および第1圧縮機において圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガスをリボイラーにおいて再生吸収液を加熱するための熱源の一部として用いる点が主に異なり、他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図4において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4に示す二酸化炭素回収システム70において、再生熱交換器26とヒートポンプ40との間に、再生熱交換器26からヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に再生吸収液4bを供給する第1再生吸収液供給ライン72が連結されている。このようにして、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に、再生熱交換器26から第1再生吸収液供給ライン72を介して再生吸収液4bが供給され、ヒートポンプ40は、この再生吸収液4bを低温熱源として再生熱交換器26から供給される二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。
ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43と吸収塔3との間には、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43から吸収塔3に再生吸収液4bを供給する第2再生吸収液供給ライン73が連結されている。この第2再生吸収液供給ライン73の途中には、冷却器74が設けられている。この第2再生吸収液供給ライン73は、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43にて熱交換して温度が低下した再生吸収液4bを吸収塔3の上部に送るように吸収塔3の上部に連結されている。
また、第1圧縮機12とリボイラー19との間に、圧縮ガス供給ライン75が連結されており、第1圧縮機12から圧縮ガス供給ライン75を介して供給される圧縮された水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、リボイラー19において再生吸収液4bを加熱する熱源として用いられる。リボイラー19にて再生吸収液4bを加熱する熱源として用いられた水蒸気含有二酸化炭素ガス5は、冷却器77と分離器78を含む圧縮ガス排出ライン76を介して第2圧縮機16に供給される。
吸収塔3の下部から排出された約50℃の二酸化炭素含有吸収液4aは、再生熱交換器26に導かれる。再生熱交換器26には、約120℃の再生吸収液4bが供給されており、再生熱交換器26においては、この再生吸収液4bと二酸化炭素含有吸収液4aとの間で熱交換が行なわれ、再生吸収液4bの熱が二酸化炭素含有吸収液4aに与えられる。このことにより、二酸化炭素含有吸収液4aは、約70〜80℃に加熱される。
再生熱交換器26において温度が低下した再生吸収液4bは第1再生吸収液供給ライン72を介してヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に導かれ、ヒートポンプ40の低温熱源として用いられる。一方、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42には、再生熱交換器26にて温度が上昇した二酸化炭素含有吸収液4aが導かれる。これにより、ヒートポンプ40においては、再生吸収液4bを低温熱源として二酸化炭素含有吸収液4aが加熱され、この二酸化炭素含有吸収液4aの温度を、例えば約150℃としている。なお、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43から排出される再生吸収液4bの温度は約60℃となり、その後冷却器74により約40℃に冷却される。
このように本実施の形態によれば、再生熱交換器26において二酸化炭素含有吸収液4aを加熱するための熱源として用いられた再生吸収液4bをヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に供給し、ヒートポンプ40においてこの再生吸収液4bを低温熱源として用いる。すなわち、まず、リボイラー19からポンプ30を介して供給される比較的高温の再生吸収液4bの熱を再生熱交換器26において二酸化炭素含有吸収液4aに与えることで再生吸収液4bを加熱する。そして、再生熱交換器26において温度が低下した再生吸収液4bをヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に導き、この再生吸収液4bをヒートポンプ40の低温熱源として再生熱交換器26から流出した二酸化炭素含有吸収液4aを更に加熱する。このことにより、再生吸収液4bが有しているエネルギを有効利用して、吸収塔3から再生塔6に供給される二酸化炭素含有吸収液4aの温度を予め高くすることができる。このため、リボイラー19において、再生吸収液4bを加熱するために必要なエネルギを低減させることができる。
第5の実施の形態
次に、図5により、本発明の第5の実施の形態における二酸化炭素回収システムについて説明する。ここで図5は、本発明の第5の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図である。
図5に示す第5の実施の形態に係る二酸化炭素回収システムは、図4に示した再生熱交換器を、直列に接続される第1再生熱交換器と第2再生熱交換器の2つから構成するとともに、ヒートポンプの被加熱側熱交換部を第1再生熱交換器と第2再生熱交換器との間に設ける構成とした点が主に異なり、他の構成は、図4に示す第4の実施の形態と略同一である。なお、図5において、図4に示す第4の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示す二酸化炭素回収システム80において、吸収塔3からの二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する再生熱交換器26は、ヒートポンプ40の上流側に設けられる第1再生熱交換器71と下流側に設けられる第2再生熱交換器81の2つが直列に接続されて構成されている。また、リボイラー19と第2再生熱交換器81との間には、ポンプ83を含む第3再生吸収液供給ライン82が連結され、リボイラー19にて加熱された再生吸収液4bは第3再生吸収液供給ライン82を介して第2再生熱交換器81に供給されて二酸化炭素含有吸収液4aを加熱する。
また、再生吸収液4bを第2再生熱交換器81から第1再生熱交換器71に導く第4再生吸収液供給ライン84が設けられており、第2再生熱交換器81において二酸化炭素含有吸収液4aを加熱して温度が低下した再生吸収液4bは第2再生熱交換器81から第1再生熱交換器71に供給される。すなわち、再生吸収液4bは、ポンプ83により第2再生熱交換器81に供給され、その後直列に接続されている第1再生熱交換器71に導かれる。第1再生熱交換器71において温度が低下した再生吸収液4bは、第1再生熱交換器71からヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43に導かれ、ヒートポンプ40の低温熱源として用いられる。
一方、吸収塔3の底部と第1再生熱交換器71との間には、二酸化炭素含有吸収液4aを通流させる第1二酸化炭素吸収液供給ライン27が設けられており、二酸化炭素含有吸収液4aを第1再生熱交換器71からヒートポンプ40の非加熱側熱交換部42に導く第2二酸化炭素吸収液供給ライン31が設けられている。なお、第1二酸化炭素供給ライン27はポンプ28も含む。さらに、ヒートポンプ40の非加熱側熱交換部42と第2再生熱交換器81との間には、ヒートポンプ40の非加熱側熱交換部42から第2再生熱交換器81に二酸化炭素含有吸収液4aを供給する第3二酸化炭素吸収液供給ライン85が連結され、第2再生熱交換器81と再生塔6との間に、第2再生熱交換器81から再生塔6に二酸化炭素含有吸収液4aを供給する第4二酸化炭素吸収液供給ライン86が連結されている。この第4二酸化炭素吸収液供給ライン86は、再生塔6の上部に連結されている。すなわち、本実施の形態においては、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42が、第1再生熱交換器71と第2再生熱交換器81との間に設けられる構成となっている。
このような構成により本実施の形態においては、吸収塔3から排出された約50℃の二酸化炭素含有吸収液4aは、第1二酸化炭素吸収液供給ライン27を介して第1再生熱交換器71に供給され、第2再生熱交換器81から第4再生吸収液供給ライン84を介して供給される再生吸収液4bと熱交換して約70〜80℃に加熱される。第1再生熱交換器71において加熱された二酸化炭素含有吸収液4aは、第2二酸化炭素吸収液供給ライン31を介してヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42に導かれる。
上述の通り、ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43には第1再生熱交換器71からの再生吸収液4bが導かれており、ヒートポンプ40においてこの再生吸収液4bを低温熱源として非加熱側熱交換部42に導かれた二酸化炭素含有吸収液4aが加熱される。ヒートポンプ40の低温熱源側熱交換部43から排出された再生吸収液4bは冷却器74により約40℃に冷却されて第2再生吸収液供給ライン73を介して吸収塔3の上部に戻される。
ヒートポンプの被加熱側熱交換部42にて加熱された二酸化炭素含有吸収液4aは、第3二酸化炭素吸収液供給ライン85を介して第2再生熱交換器81に供給される。第2再生熱交換器81に供給された二酸化炭素含有吸収液4aは、リボイラー19から第3再生吸収液供給ライン82を介して導かれる約120℃の再生吸収液4bと熱交換を行ない加熱される。再生熱交換器26を構成する第2再生熱交換器81にて更に加熱された二酸化炭素含有吸収液4aは、第2再生熱交換器81から第4二酸化炭素吸収液供給ライン86を介して再生塔6の上部に供給される。
このように本実施の形態は、再生熱交換器26を直列に接続された第1再生熱交換器71と第2再生熱交換器81とに分け、ヒートポンプ40の被加熱側熱交換部42を第1再生熱交換器71と第2再生熱交換器81との間に配置している。このようにすることで、第2再生熱交換器81において、ヒートポンプ40にて加熱された比較的高温の二酸化炭素含有吸収液4aとリボイラー19から供給された比較的高温の再生吸収液4bとを熱交換させるとともに、第2再生熱交換器81において熱交換を行ない温度が低下した再生吸収液4bと吸収塔3からの比較的低温の二酸化炭素吸収液4aとを第1再生熱交換器71にて熱交換させている。さらに、第1再生熱交換器71において熱交換を行ない温度が低下した再生吸収液4bを低温熱源として第1再生熱交換器71にて加熱された二酸化炭素含有吸収液4aを加熱するヒートポンプ40を動作させることで、第2再生熱交換器81に供給される二酸化炭素含有吸収液4aを確実に加熱することができる。このことにより、再生吸収液4bがもつエネルギをより一層有効に利用することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。 図2は、本発明の第2の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。 図3は、本発明の第3の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。 図4は、本発明の第4の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。 図5は、本発明の第5の実施の形態における二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。 図6は、従来の二酸化炭素回収システムの全体構成を示す図。
符号の説明
1 二酸化炭素回収システム
2 燃焼排ガス
3 吸収塔
4a 二酸化炭素吸収液
4b 再生吸収液
5 二酸化炭素ガス
6 再生塔
7 燃焼排ガス入口ライン
8 燃焼排ガス出口ライン
9 ブロワー
10 プラント
11 二酸化炭素ガス排出ライン
12 第1圧縮機
13 再生還流復水器
14 分離器
15 圧縮ガス供給ライン
16 第2圧縮機
17 第1圧縮ガス排出ライン
17a 分離器
18 第2圧縮ガス排出ライン
19 リボイラー
20 再生吸収液排出ライン
21 高温水蒸気供給ライン
22 水蒸気
23 プラント蒸気
24 プラント蒸気入口ライン
25 プラント蒸気出口ライン
26 再生熱交換器
27 第1二酸化炭素吸収液供給ライン
28 ポンプ
29 再生塔側再生吸収液供給ライン
30 ポンプ
31 第2二酸化炭素吸収液供給ライン
32 第3二酸化炭素吸収液供給ライン
33 吸収塔側再生吸収液供給ライン
34 冷却器
40 ヒートポンプ
41 熱交換媒体
42 被加熱側熱交換部
43 低温熱源側熱交換部
44 ヒートポンプ圧縮機
45 駆動部
46 減圧部
50 二酸化炭素回収システム
51 第1圧縮ガス供給ライン
52 第2圧縮ガス供給ライン
60 二酸化炭素回収システム
61 プラント蒸気供給ライン
62 プラント蒸気出口ライン
63 圧縮ガス供給ライン
64 圧縮ガス排出ライン
64a 分離器
70 二酸化炭素回収システム
71 第1再生熱交換器
72 第1再生吸収液供給ライン
73 第2再生吸収液供給ライン
74 冷却器
75 圧縮ガス供給ライン
76 圧縮ガス排出ライン
77 冷却器
78 分離器
80 二酸化炭素回収システム
81 第2再生熱交換器
82 第3再生吸収液供給ライン
83 ポンプ
84 第4再生吸収液供給ライン
85 第3二酸化炭素吸収液供給ライン
86 第4二酸化炭素吸収液供給ライン
100 二酸化炭素回収システム
101 吸収塔
102 再生塔
103 再生熱交換器
104 第1圧縮機
105 リボイラー
106 プラント
107 ブロワー
108 燃焼排ガス入口ライン
109 燃焼排ガス出口ライン
110 ポンプ
111 ポンプ
112 再生還流復水器
113 分離器
114 第2圧縮機
115 冷却器
116 分離器
117 冷却器

Claims (6)

  1. 燃焼排ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液に吸収させる吸収塔と、
    前記吸収塔から二酸化炭素を吸収した吸収液が供給され、二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素ガスを放出させて当該吸収液を再生する再生塔と、
    前記再生塔からの吸収液を加熱して水蒸気を生成させ、当該水蒸気を前記再生塔に供給するとともに加熱した吸収液の一部を前記吸収塔に供給するリボイラーと、
    前記吸収塔と前記再生塔との間に設けられ、前記吸収塔から前記再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱するヒートポンプと、を備えたことを特徴とする二酸化炭素回収システム。
  2. 前記再生塔から排出された二酸化炭素ガスを圧縮する圧縮機を更に備え、
    前記ヒートポンプは、前記圧縮機にて圧縮された二酸化炭素ガスを低温熱源として二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱することを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素回収システム。
  3. 前記圧縮機と前記リボイラーとの間に設けられ、前記圧縮機にて圧縮された二酸化炭素ガスを前記リボイラーに熱源として供給する第1圧縮ガス供給ラインと、
    前記リボイラーと前記ヒートポンプとの間に設けられ、前記リボイラーに熱源として供給された前記二酸化炭素ガスを当該リボイラーから前記ヒートポンプへ供給する第2圧縮ガス供給ラインと、を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の二酸化炭素回収システム。
  4. 前記リボイラーには、プラントから供給されるプラント蒸気が前記吸収液を加熱する熱源として供給されるとともに、
    前記リボイラーと前記ヒートポンプとの間に、前記リボイラーに供給された前記プラント蒸気を前記ヒートポンプに供給するプラント蒸気供給ラインが連結され、
    前記ヒートポンプは、前記プラント蒸気供給ラインを介して供給される前記プラント蒸気を低温熱源として二酸化炭素を吸収した吸収液を加熱することを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素回収システム。
  5. 前記リボイラーから前記吸収塔に供給される吸収液の熱を前記吸収塔から前記再生塔に供給される二酸化炭素を吸収した吸収液に与える再生熱交換器を更に備え、
    前記ヒートポンプは、前記再生熱交換器から前記吸収塔に供給される前記吸収液を低温熱源として二酸化炭素を吸収した前記吸収液を加熱することを特徴とする請求項1に記載の二酸化炭素回収システム。
  6. 前記再生熱交換器は、直列に接続された第1再生熱交換器と第2再生熱交換器から構成されるとともに、
    前記ヒートポンプは、前記第1再生熱交換器と前記第2再生熱交換器との間を通流する二酸化炭素を吸収した前記吸収液を加熱することを特徴とする請求項5に記載の二酸化炭素回収システム。
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