JP2010087132A - レジスト塗布現像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】直線的に延びる往復路のプロセスラインに複数の処理ユニットをプロセスフローの順に並べて配置するインライン型処理システムの全長サイズの短縮化を効率的に実現する。
【解決手段】この塗布現像処理システム10において、往路のプロセスラインAに組み込まれる乾燥/熱的処理部30は、上下2段に積層配置された1階の乾燥/熱的処理部30(1)と2階の乾燥/熱的処理部30(2)とからなる。塗布プロセス部28でレジスト塗布処理の済んだ基板Gは、乾燥/熱的処理部30に搬入されると、振分搬入ユニット(TW)46により1階の乾燥/熱的処理部30(1)または2階の乾燥/熱的処理部30(2)のいずれか一方に振り分けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数の処理ユニットをプロセスフローの順に並べて配置するインライン型のレジスト塗布現像処理システムに関する。
従来より、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造におけるレジスト塗布現像処理システムでは、被処理基板の大型化に対応するために、ローラまたはコロ等の搬送体を水平方向に敷設してなる平流し搬送路上で基板を水平に搬送しながら基板の被処理面に所定の液、ガス、光等を与えて所要の処理を行う平流し方式の処理ユニットを装備し、そのような平流し方式の処理ユニットを含む多数の処理ユニットをプロセスフローの順に概ね水平方向のラインに沿ってシリアルに並べるシステム構成またはレイアウトが標準化している(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1にも記載されるように、この種のレイアウトは、システム中心部に横長のプロセスステーションを配置し、その長手方向両端部にカセットステーションおよびインタフェースステーションをそれぞれ配置する。カセットステーションでは、ステーション内のステージとシステム外部との間で未処理または処理済みの基板を複数枚収容するカセットの搬入出が行なわれるとともに、ステージ上のカセットと処理ステーションとの間で基板の搬入出が行なわれる。インタフェースステーションでは、隣接する露光装置と処理ステーションとの間で基板の受け渡しが行なわれる。
プロセスステーションは、カセットステーションを始点・終点とし、インタフェースステーションを折り返し点とする往路と復路の2列のプロセスラインを有する。一般に、往路のプロセスラインには、洗浄処理系のユニット、レジスト塗布処理系のユニット、乾燥/熱的処理系のユニット等が隣り合わせで、あるいは搬送系のユニットを挟んで一列に配置される。復路のプロセスラインには、現像処理系のユニット、乾燥/熱的処理系のユニット、検査系のユニット等が隣り合わせで、あるいは搬送系のユニットを挟んで一列に配置される。
特開2007−200993号公報
上記のように平流し方式の処理ユニットを含む多数の処理ユニットを直線的な往復路のプロセスラインに沿ってプロセスフローの順にシリアルに並べて配置するインライン型のレジスト塗布現像処理システムは、FPD基板の大型化に伴ってシステム長手方向サイズ(全長サイズ)がどんどん大きくなり、このことがFPD製造工場ではフットプリントの面で不利点になってきている。
また、露光装置の処理速度が高速化しており、レジスト塗布現像処理システムにおいても各処理ユニットがタクトタイムの短縮化を求められている。その中で、レジスト塗布工程とプリベーキング工程との間に減圧乾燥の工程を挟む場合は、減圧乾燥処理が比較的長い時間を必要とすることから減圧乾燥ユニットのタクトタイム短縮化が最も困難とされている。
特に、フォトリソグラフィーにハーフトーン露光プロセスが用いられる場合は、レジストマスクの膜厚が通常(約1.5μm)の約1.5〜2倍(約2.0〜3.0μm)であり、そのぶんレジスト塗布処理において基板一枚当たりの溶剤使用量が多くなるため、減圧乾燥ユニットにおいては溶剤の蒸発に要する時間が長引いて、タクトタイム短縮化は一層困難になる。
また、往路プロセスラインにおける処理ユニットの設置数および密集度は復路プロセスラインよりも多大であり、往路プロセスラインの全長がシステム長手方向サイズ(全長サイズ)を左右し、その中でも減圧乾燥ユニットの後段に直列に配置される平流し方式のプリベークユニットおよびクーリングユニットの占める割合が大きい。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、直線的に延びる往復路のプロセスラインに沿って複数の処理ユニットをプロセスフローの順に並べて配置するインライン方式においてタクトタイムの短縮化さらには全長サイズの短縮化を効率的に実現するレジスト塗布現像処理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のレジスト塗布現像処理システムは、複数の処理部をプロセスフローの順に接続して被処理基板にレジスト塗布処理および現像処理を含む一連の処理を施すインライン型のレジスト塗布現像処理システムであって、システム長手方向において、少なくとも洗浄処理部とレジスト塗布処理部と第1の乾燥/熱的処理部とを工程順に第1の向きに並べて配置する往路プロセスラインと、システム長手方向において、少なくとも現像処理部と第2の乾燥/熱的処理部とを工程順に前記第1の向きとは逆の第2の向きに並べて配置する復路プロセスラインとを有し、前記往路プロセスラインにおいて、前記第1の乾燥/熱的処理部が上下2段に積層配置された上階および下階の乾燥/熱的処理部からなり、前記上階および下階の乾燥/熱的処理部により基板に対する乾燥および熱的処理が平流し方式で独立に行われる。
上記の構成によれば、往路プロセスラインにおいて、レジスト塗布処理部の後段(下流側)で上階の乾燥/熱的処理部と下階の乾燥/熱的処理部を同時的または並列的に稼動させることにより、乾燥および熱的処理のタクトタイムを大幅に短縮することができる。また、2つの乾燥/熱的処理部を上階と下階に積層配置するレイアウトなので、システム幅方向サイズの増大はなく、システム長さ方向では平流し処理時間の短縮化により平流し搬送距離つまりシステム全長サイズの短縮化も図れる。
本発明の一観点によれば、第1の乾燥/熱的処理部が、レジスト塗布処理部よりレジスト塗布処理の済んだ基板を受け取って、受け取った基板を上階の乾燥/熱的処理部または下階の乾燥/熱的処理部のいずれかに振り分けて搬入するための振分搬入ユニットを備える構成が好ましい。典型的には、振分搬入ユニットが、上階の乾燥/熱的処理部および下階の乾燥/熱的処理部に対して基板を1枚ずつ交互に振り分けて搬入してよい。
別の観点によれば、振分搬入ユニット内に、下階の乾燥/熱的処理部に基板を搬入するための第1の高さ位置と上階の乾燥/熱的処理部に基板を搬入するための第2の高さ位置との間で昇降移動可能な基板搬送部を備える構成が好適に採られる。この場合、基板搬送部が、上階および下階の乾燥/熱的処理部に基板を平流しで搬入するためのコンベアを有してよい。
別の観点によれば、上階および下階の乾燥/熱的処理部のいずれも、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を一定の段階まで乾燥させる乾燥ユニットと、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を第1の温度まで加熱するプリベークユニットと、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を第2の温度まで冷却するクーリングユニットとをこの順で前記第1の向きに一列に配置する構成が好適に採られる。この場合、上階および下階の乾燥/熱的処理部のいずれにも、平流し方式の乾燥ユニット、プリベークユニットおよびクーリングユニットを縦断して基板の平流し搬送を行うための平流し搬送路も好適に採られる。
上記平流し方式の乾燥ユニットが減圧乾燥ユニットの場合は、1台のタクトタイムが比較的大きいことから、本発明の並列稼動によるタクトタイム短縮化および全長サイズ短縮化の効果は大である。
好適な一態様として、上階および下階の乾燥/熱的処理部の後段に、平流し搬送路の一区間を構成し、かつシステム下流側で異常事態が発生した時に上流側から流れてきた基板を受け入れて多段に重ねて保管する昇降型の保管ユニットを設ける構成も可能である。
本発明のレジスト塗布現像処理システムによれば、上記のような構成および作用により、直線的に延びる往復路のプロセスラインに沿って複数の処理ユニットをプロセスフローの順に並べて配置するインライン方式のレイアウトにおいてタクトタイムの短縮化さらには全長サイズの短縮化を効率的に実現することができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態におけるレジスト塗布現像処理システムの全体構成を示す平面図である。図2および図3は、このレジスト塗布現像処理システムの要部(特に乾燥/熱的処理部)の構成を示す外観斜視図および縦断面図である。
この実施形態のレジスト塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばガラス基板を被処理基板Gとし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
図1に示すように、このレジスト塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)の両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平な一方向(Y方向)に複数個たとえば3個まで並べて載置できるカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送ロボット22とを備えている。搬送ロボット22は、基板Gを1枚単位で保持できる搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、水平なシステム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。
カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う往路のプロセスラインAには、すべて平流し方式の処理ユニットからなる洗浄プロセス部26、塗布プロセス部28、乾燥/熱的処理部30がこの順序で一列に配置されている。
より詳細には、往路プロセスラインAには、搬入ユニット(IN−PASS)24から洗浄プロセス部26および塗布プロセス部28を縦断して乾燥/熱的処理部30の振分搬入ユニット(TW)46までシステム長手方向(X方向)に延びる平流し搬送路34が敷設されている。搬入ユニット(IN−PASS)24は、カセットステーション(C/S)14の搬送ロボット22から未処理の基板Gを受け取り、所定のタクトで平流し搬送路34に投入するように構成されている。
洗浄プロセス部26は、平流し搬送路34に沿って上流側から順にエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38を配置している。
塗布プロセス部28は、平流し搬送路34に沿って上流側から順にアドヒージョンユニット(AD)40、クーリングユニット(COL)42およびレジスト塗布ユニット(CT)44を配置している。
平流し搬送路34は、たとえば、洗浄プロセス部26内ではすべてコロ搬送路で構成され、塗布プロセス部28内では浮上搬送路およびコロ搬送路等で構成されてよい。
乾燥/熱的処理部30は、上下2段に積層配置された1階の乾燥/熱的処理部30(1)と2階の乾燥/熱的処理部30(2)とからなり、入口に振分搬入ユニット(TW)46を設けている。乾燥/熱的処理部30の下流側隣には、1階および2階の乾燥/熱的処理部30(1) ,30(2)とそれぞれ接続する1階および2階の搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1),(OUT−PASS2)32(2)が上下2段に積層配置されている。
塗布プロセス部28でレジスト塗布処理の済んだ基板Gは、乾燥/熱的処理部30に搬入されると、振分搬入ユニット(TW)46により1階の乾燥/熱的処理部30(1)または2階の乾燥/熱的処理部30(2)のいずれか一方に振り分けられるようになっている。通常は、基板Gが1枚ずつ交互に1階の乾燥/熱的処理部30(1)と2階の乾燥/熱的処理部30(2)とに振り分けられるようになっている。
ここで、図2および図3につき、乾燥/熱的処理部30の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、1階の乾燥/熱的処理部30(1)には、すべて平流し方式の処理ユニットとして構成されている減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)、プリベークユニット(PRE−BAKE1)50(1)およびクーリングユニット(COL1)52(1)がこの順序でシステム長手方向(X方向)に一列に配置されている。
同様に、2階の乾燥/熱的処理部30(2)にも、すべて平流し方式の処理ユニットとして構成されている減圧乾燥ユニット(VD2)48(2)、プリベークユニット(PRE−BAKE2)50(2)およびクーリングユニット(COL2)52(2)がこの順序でシステム長手方向(X方向)に一列に配置されている。
図3に示すように、1階の乾燥/熱的処理部30(1)には、減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)、プリベークユニット(PRE−BAKE1)50(1)およびクーリングユニット(COL1)52(1)を縦断して1階の搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1)まで延びるたとえばコロ搬送路からなる定置の平流し搬送路54(1)が敷設されている。
減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)は、扁平な直方体形状を有する一体型の減圧可能なチャンバ56(1)を有している。基板搬送方向(X方向)においてチャンバ56(1)の相対向する一対の側壁には、シャッタまたはドアバルブ付きの開閉可能な基板搬入口58(1)および基板搬出口60(1)がそれぞれ設けられている。チャンバ56(1)内には、上記平流し搬送路54(1)の一区間を構成する内部コロ搬送路が設けられている。
この減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)には、チャンバ56(1)内で基板Gを搬入または搬出するための高さ位置(平流し搬送路54(1)上の位置)と、減圧乾燥処理のための高さ位置(平流し搬送路54(1)から上方に浮いた位置)との間で上げ下げするためのリフトピン機構(図示せず)が備えられている。
チャンバ56(1)の底壁には1つまたは複数の排気口62(1)が設けられている。これらの排気口62(1)は、排気管64(1)を介して真空ポンプ66(1)の入側に接続されている。排気管64(1)の途中には開閉弁68(1)が設けられる。また、チャンバ56(1)の室内を減圧状態から大気圧状態に戻す際に空気または窒素等のパージガスを室内に供給するパージガス供給部(図示せず)もガス供給管を介してチャンバ56(1)に接続されている。
プリベークユニット(PRE−BAKE1)50(1)内には、平流し搬送路54(1)に沿ってプリベーキング用の発熱体たとえばシーズヒータ70(1)が一定の間隔を置いて多数配置されている。各シーズヒータ70(1)は、ケーブル72(1)を介してヒータ電源74(1)に接続されている。
クーリングユニット(COL1)52(1)内には、平流し搬送路54(1)に沿って、一定温度に温調された冷風を噴き出す冷風ノズル76(1)が一定の間隔を置いて複数配置されている。各冷風ノズル76(1)は、配管78(1)を介して冷風供給部80(1)に接続されている。
2階の乾燥/熱的処理部30(2)も、上述した1階の乾燥/熱的処理部30(1)と同一または同様の構成になっている。すなわち、2階の乾燥/熱的処理部30(2)には、減圧乾燥ユニット(VD2)48(2)、プリベークユニット(PRE−BAKE2)50(2)およびクーリングユニット(COL2)52(2)を縦断して2階の搬出ユニット(OUT−PASS2)32(2)まで延びるたとえばコロ搬送路からなる定置の平流し搬送路54(2)が敷設されている。
ここで、減圧乾燥ユニット(VD2)48(2)は、上述した1階の減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)の真上に位置し、それと同一または同様の構成(56(2)〜68(2))を有している。プリベークユニット(PRE−BAKE2)50(2)は、上述した1階のプリベークユニット(PRE−BAKE2)50(1) の真上に位置し、それと同一または同様の構成(70(2)〜74(2))を有している。クーリングユニット(COL2)52(2)は、上述した1階のクーリングユニット(COL1)52(1)の真上に位置し、それと同一または同様の構成(76(2)〜80(2))を有している。
振分搬入ユニット(TW)46内には、たとえばコロ搬送路からなるコンベア82を備える昇降型の基板搬送部84が設けられている。基板搬送部84のコンベア(コロ搬送路)82は、昇降移動可能なコロ支持部86に取り付けられており、たとえばエアシリンダからなる昇降駆動部88の昇降駆動により、1階の平流し搬送路54(1)と接続可能な第1の高さ位置と、2階の平流し搬送路54(2)と接続可能な第2の高さ位置との間で昇降移動できるようになっている。
振分搬入ユニット(TW)46の天井には、一定の温度および湿度に管理された乾燥用ガス(空気、窒素ガス等)をダウンフローで室内に供給するファンフィタユニット(FFU)等の面状送風機90を取り付けることも可能となっている。
振分搬入ユニット(TW)46から1階の乾燥/熱的処理部30(1) に振り分けられた基板Gは、1階の平流し搬送路54(1)上を移動しながら、減圧乾燥ユニット(VD1)48(1)、プリベークユニット(PRE−BAKE1)50(1)およびクーリングユニット(COL1)52(1)により減圧乾燥処理、プリベーキング処理およびクーリング処理を順次受け、終点の搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1)からインタフェースステーション(I/F)18へ渡されるようになっている。
また、振分搬入ユニット(TW)46から2階の乾燥/熱的処理部30(1) に振り分けられた基板Gは、2階の平流し搬送路54(2)上を移動しながら、減圧乾燥ユニット(VD2)48(2)、プリベークユニット(PRE−BAKE2)50(2)およびクーリングユニット(COL2)52(2)により減圧乾燥処理、プリベーキング処理およびクーリング処理を順次受け、終点の搬出ユニット(OUT−PASS2)32(2)からインタフェースステーション(I/F)18へ渡されるようになっている。
再び図1において、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う復路のプロセスラインBには、いずれも平流し方式の処理ユニットとして構成されている現像ユニット92、ポストベークユニット(POST−BAKE)94、クーリングユニット(COL)96および検査ユニット(AP)98が平流し搬送路100に沿ってこの順序で一列に配置されている。ここで、ポストベークユニット(POST−BAKE)94およびクーリングユニット(COL)96は乾燥/熱的処理部を構成している。
平流し搬送路100は、たとえばコロ搬送路からなり、インタフェースステーション(I/F)18の周辺装置(TITLER/EE)102の階下に設けられている搬入ユニット(図示せず)を始点とし、検査ユニット(AP)98の後段に設けられた搬出ユニット(OUT−PASS)104で終端している。
インタフェースステーション(I/F)18は、上記往路プロセスラインAの平流し搬送路54(1),54(2)、上記復路プロセスラインBの平流し搬送路100、および隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うためのY,Z,θの3軸で動作可能な搬送ロボット106を有し、この搬送ロボット106の周囲に周辺装置102を配置している。周辺装置102は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とを含んでいる。
ここで、このレジスト塗布現像処理システムにおける1枚の基板Gに対する全工程の処理手順を説明する。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送ロボット22が、ステージ20上のいずれか1つのカセットCから基板Gを1枚取り出し、その取り出した基板Gをプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインA側の搬入ユニット(IN−PASS)24に搬入する。搬入ユニット(IN−PASS)24から基板Gは平流し搬送路34上に移載または投入される。
平流し搬送路34に投入された基板Gは、最初に洗浄プロセス部26においてエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38は、平流し搬送路34上を水平に移動する基板Gに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38における一連の洗浄処理を終えると、基板Gはそのまま平流し搬送路34を下って塗布プロセス部28に入る。
塗布プロセス部28において、基板Gは、レジスト塗布の前処理として、最初にアドヒージョンユニット(AD)40で蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される。このアドヒージョン処理の終了後に、基板Gはクーリングユニット(COL)42で所定の基板温度(たとえば23℃)まで冷却される。この後、基板Gは平流し搬送路34を下ってレジスト塗布ユニット(CT)44に搬入される。
レジスト塗布ユニット(CT)44は、基板Gを浮上ステージ(図示せず)上で浮上搬送しながら長尺形スリットノズル(図示せず)より基板上にレジスト液を供給する平流しのスピンレス法により基板表面にレジスト液を一定の膜圧に塗布する。浮上ステージを出ると、基板Gは、平流し搬送路34を下って乾燥/熱的処理部30の振分搬入ユニット(TW)46に入る。
なお、レジスト塗布ユニット(CT)44には、浮上ステージの前後つまり搬入側および搬出側にそれぞれソーターユニット(図示せず)が含まれている。搬入側のソーターユニットは、平流し搬送路34の一区間を構成するコロ搬送路と、このコロ搬送路上の基板に対して基板裏面の縁部にバキューム吸着可能/離脱可能な複数の吸着パッドと、それらの吸着パッドを搬送方向と平行に双方向で移動させる基板送り機構とを有している。上流側のクーリングユニット(COL)42で冷却処理の済んだ基板を平流しで該コロ搬送路上に受け取ると、吸着パッドが上昇して該基板の裏面縁部に吸着し、基板を吸着保持する吸着パッドを介して基板送り機構が基板をレジスト塗布ユニット(CT)44の浮上ステージまで移送するようになっている。そして、浮上ステージに基板を搬入した後、吸着パッドが基板から分離し、次いで基板送り機構と吸着パッドが原位置へ戻るようになっている。搬出側のソーターユニットも、動作の順序および向きが逆になるだけで、搬入側のソーターユニットと同様の構成になっている。
乾燥/熱的処理部30では、図3に示すように、振分搬入ユニット(TW)46の基板搬送部84が、平流し搬送路34を下って来た基板Gをそのまま平流しでコンベア(コロ搬送路)82に取り込む。そして、基板Gがコンベア(コロ搬送路)82に乗り移ると、そこでいったん基板Gを静止させる。
当該基板Gを1階の乾燥/熱的処理部30(1)に振り分ける場合は、所定時間T1を経過してから、基板搬送部84のコンベア(コロ搬送路)82と減圧乾燥ユニット48(1)の内部コロ搬送路を同時に駆動して、当該基板Gを減圧乾燥ユニット48(1)のチャンバ56(1)へ搬入する。
また、当該基板Gを2階の乾燥/熱的処理部30(2)に振り分ける場合は、所定時間T2をかけて基板搬送部84を1階から2階へ上昇移動させ、それから基板搬送部84のコンベア(コロ搬送路)82と減圧乾燥ユニット48(2)の内部コロ搬送路を同時に駆動して、当該基板Gを減圧乾燥ユニット48(2)のチャンバ56(2)へ搬入する。
ここで、上記待ち時間T1と上記上昇移動時間T2とを等しい長さにするのが望ましい。それによって、レジスト塗布ユニット(CT)44でレジスト塗布処理の済んだ基板Gが次工程の減圧乾燥処理を受けるために、振分搬入ユニット(TW)46を介して1階の乾燥/熱的処理部30(1)に振り分けられる場合の搬送ディレイ時間と、振分搬入ユニット(TW)46を介して2階の乾燥/熱的処理部30(2)に振り分けられる場合の搬送ディレイ時間とを等しくすることができる。特に、面状送風機90を作動させて、振分搬入ユニット(TW)46内で基板G上のレジスト塗布膜を減圧乾燥の前に前置的に乾燥させる場合、このディレイ条件(T1=T2)を満たすことは重要である。
振分搬入ユニットTW46が基板Gを1階の乾燥/熱的処理部30(1)に振り分けた場合は、当該基板Gが減圧乾燥ユニット48(1)のチャンバ56(1)に搬入された直後に、基板搬入口58(1)が閉じてチャンバ56(1)が密閉状態になる。そして、真空ポンプ66(1)が作動して真空排気を開始し、チャンバ56(1)内を減圧して乾燥処理を行う。この減圧乾燥処理では、減圧下のチャンバ内で基板G上のレジスト液膜から有機溶剤(たとえばシンナー)が蒸発し、有機溶剤蒸気が他のガスと一緒にチャンバの排気口62(1)から排気管64(1)を通って真空ポンプ66(1)側へ送られる。一定時間を要して減圧乾燥処理が終了すると、基板搬出口60(1)を開け、コロ搬送路54(1)を駆動して基板Gをチャンバ56(1)から搬出し、それと同時に下流側隣のプリベークユニット50(1)へ搬入する。
基板Gは、プリベークユニット50(1)内では、平流し搬送路54(1)上をコロ搬送で移動しながらシーズヒータ122により一定温度(たとえば160℃)まで加熱され、プリベーキング処理を受ける。このプリベーキングによって、基板G上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発して除去され、基板に対するレジスト膜の密着性が強化される。
基板Gは、プリベークユニット50(1)から出ると、隣室のクーリングユニット52(1)に入り、ここで平流し搬送路54(1)上をコロ搬送で移動しながら、冷風ノズル76(1)より冷風を浴びせられ、クーリングユニット52(1)を出る頃には所定の基板温度(たとえば23°C)になる。
そして、基板Gがクーリングユニット52(1)を通り抜けて搬出ユニット(OUT−PASS)32(1)に着くと、平流し搬送路54(1)上のコロ搬送は停止する。直後に、インタフェースステーション18側の搬送ロボット106が基板Gを受け取りに来て、搬出ユニット(OUT−PASS)32(1)から搬出する。
振分搬入ユニット(TW)46が基板Gを2階の乾燥/熱的処理部30(2)に振り分けた場合も、2階の各処理ユニットによって上述と同じ乾燥および熱的処理が行われる。すなわち、2階の減圧乾燥ユニット48(2)は、振分搬入ユニット(TW)46より搬入された基板Gに対して、1階の減圧乾燥ユニット48(1)と同じ減圧乾燥処理を施す。また、2階のプリベークユニット50(2)は、2階の平流し搬送路54(2)上をコロ搬送で移動する基板Gに対して1階のプリベークユニット50(1)と同じプリベーキング処理を施す。また、2階のクーリングユニット52(2)は、平流し搬送路54(2)上をコロ搬送で通り過ぎる基板Gに対して1階のクーリングユニット52(1)と同じクーリング処理を施す。そして、基板Gが搬出ユニット(OUT−PASS)32(2)に着くと、その直後にインタフェースステーション18側の搬送ロボット106が基板Gを引き取る。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、最初に周辺装置102の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると、先ず周辺装置102のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される。しかる後、基板Gは、搬送ロボット106により周辺装置102の階下の搬入ユニット(図示せず)に搬入される。
こうして、基板Gは、今度は復路のプロセスラインBに敷設されている復路の平流し搬送路100上の平流し搬送でカセットステーション(C/S)14に向かって移動する。
最初の現像ユニット(DEV)92において、基板Gは平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される。
現像ユニット(DEV)92で一連の現像処理を終えた基板Gは、そのまま復路の平流し搬送路100を下りながら乾燥/熱的処理部(94,96)および検査ユニット(AP)98を順次通過する。
乾燥/熱的処理部(94,96)において、基板Gは、最初にポストベークユニット(POST−BAKE)94で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける。このポストベーキングによって、基板G上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発して除去され、基板Gに対するレジストパターンの密着性が強化される。次に、基板Gは、クーリングユニット(COL)96で所定の温度(たとえば23℃)まで冷却される。検査ユニット(AP)98では、基板G上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる。
搬出ユニット(OUT−PASS)104は、全工程の処理を終えて復路平流し搬送路100の終端に着いた基板Gをカセットステーション(C/S)14の搬送ロボット22へ渡す。カセットステーション(C/S)14側では、搬送ロボット22が、搬出ユニット(OUT−PASS)104から受け取った処理済の基板Gをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する。
上記したように、このレジスト塗布現像処理システム10は、往路のプロセスラインAにおいて塗布プロセス部28の後段に設けられる乾燥/熱的処理部30を二階建ての積層構造とし、レジスト塗布処理の済んだ基板Gを1階および2階の乾燥/熱的処理部30(1),30(2)に分配し、1階および2階の乾燥/熱的処理部30(1),30(2)が減圧乾燥、プリベーキングおよびクーリングの一連の処理を平流し方式でそれぞれ独立に行うようにしている。
これにより、典型的には、レジスト塗布処理の済んだ基板Gを1階および2階の乾燥/熱的処理部30(1),30(2)に1枚ずつ交互に振り分けることで、乾燥/熱的処理部30全体のタクトタイムを半分に短縮することも可能である。
特に、この実施形態では、1階および2階の減圧乾燥ユニット48(1),48(2)を並列稼動させられるので、タクトタイムの律速要因が著しく緩和ないし解消される。このように平流し搬送路54(1),54(2)上の搬送時間に余裕ができるので、平流しの搬送速度を遅くし、平流し搬送路54(1),54(2)を短くする、つまりプリベークユニット50(1),50(2)およびクーリングユニット52(2),50(2)を短くすることもできる。これによって、システム全長サイズ(X方向サイズ)の短縮化を実現できる。もちろん、システム幅サイズ(Y方向サイズ)の増加はない。
なお、通常のFPDパネル製造工場において、レジスト塗布現像処理システムが設置されるフォトリソグラフィー部門のエリアは、隣にインライン接続される露光装置の背丈が高いこともあって、天井高さには十分な余裕があり、高さ方向における装置サイズの自由度は大きい。
別のアプリケーションとして、1階の乾燥/熱的処理部30(1)または2階の乾燥/熱的処理部30(2)の一方を停止させ、片方だけを一時的または継続的に稼動させる運用(片肺運転)も可能である。
別のアプリケーションとして、1階および2階の乾燥/熱的処理部30(1),30(2)に乾燥および熱的処理に異なるレシピを設定することも可能である。異なる処理が必要な製品に対して、段取り替え時間なしに、連続投入、連続平流し処理も可能である。
また、この実施形態における乾燥/熱的処理部30では、減圧乾燥ユニット48(1),48(2)に搬入する前に、振分搬入ユニット(TW)46内で前置乾燥処理の実施も可能であり、これによってレジスト塗布処理後のトータルの乾燥時間を短縮することも可能である。
[第2の実施形態]
図4に、第2の実施形態における塗布現像処理システム100のレイアウト構成を示す。図中、上述した第1の実施形態における塗布現像処理システム10内の構成要素と実質的に同一の構成または機能を有する部分には同一の符号を附しており、その説明を省略する。また、図5に、この塗布現像処理システム100における要部の詳細なレイアウトまたは構成を示す。
この第2の実施形態のシステム100において、上記第1の実施形態のシステム10と異なる主な部分は、往路プロセスラインAの乾燥/熱的処理部30において各階の乾燥/熱的処理部30(1),30(2)と各階の搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1),(OUT−PASS2)32(2)との間に、平流し搬送路52(1),54(2)の一区間を構成する昇降型の保管ユニット(ST1)104(1),(ST2)104(2)を設けている点である。
また、この実施形態では、各階のクーリングユニット(COL1)52(1),(COL2)52(2)と、各階の保管ユニット(ST1)104(1),(BF2)104(2)との間に、平流し搬送路52(1),54(2)上で基板の一時停止または速度調整を行うための緩衝ユニット(BF1)102(1),(BF2)102(1)を設けている。平流し搬送路52(1),54(2)は、たとえば各ユニットを一区間として各区間毎に個別のコロ駆動部により独立したコロ搬送動作を行うように構成されてよい。
各階の保管ユニットたとえば1階の保管ユニット(ST1)104(1)は、図5に示すように、基板1枚分の長さで平流し搬送路52(1)の一区間を構成するコンベア(コロ搬送路)106を昇降移動可能なフレーム108(1)に複数段に取り付けている。昇降フレーム108(1)は、たとえばエアシリンダあるいはモータを駆動源とする昇降駆動部(図示せず)に結合されており、複数段のコンベア106のいずれか1つを選択して平流し搬送路52(1)上に配置できるようになっている。
2階の保管ユニット(ST2)104(2)も、上述した1階の保管ユニット(ST1)104(1)と同一または同様の構成・機能を有している。
通常、つまり正常時は、各階のクーリングユニット(COL1)52(1),(COL2)52(2)を出た基板Gは、平流し搬送路52(1),52(2)上の平流し搬送で緩衝ユニット(BF1)102(1),(BF2)102(2)および保管ユニット(ST1)104(1),(ST2)104(2)を素通りして搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1),(OUT−PASS2)32(2)へ送られる。各階の搬出ユニット(OUT−PASS1)32(1),(OUT−PASS2)32(2)内には、平流し搬送路52(1),52(2)の下に昇降可能なリフトピン110(1),110(2)が設けられている。基板Gが到着すると、リフトピン昇降駆動部(図示せず)が作動して、リフトピン110(1) ,110(2)を上昇させて基板Gを平流し搬送路52(1) ,52(2)の上に水平に持ち上げて、インタフェースステーション(IF)18側の搬送ロボット106(図1)へ渡す。
しかし、乾燥/熱的処理部30よりもプロセスフローの下流側で、たとえば露光装置12あるいは復路プロセスラインB上のいずれかの処理ユニットで何らかの異常事態が発生して、インタフェースステーション(IF)18側へ基板Gを送れなくなった場合は、緩衝ユニット(BF1)102(1),(BF2)102(2)および保管ユニット(ST1)104(1),(ST2)104(2)が本来の機能を発揮する。すなわち、各階のクーリングユニット(COL1)52(1),(COL2)52(2)から出てきた基板Gを保管ユニット(ST1)104(1),(ST2)104(2)のコンベア106に留める。昇降フレーム108(1)を鉛直方向でステップ移動させて複数段のコンベア106に基板Gを載せ、複数の基板Gを積層保管することができる。
この第2の実施形態では、乾燥/熱的処理部30の後段に緩衝ユニット(BF1)102(1),(BF2)102(2)および保管ユニット(ST1)104(1),(ST2)104(2)を追加した分だけ、上記第1の実施形態よりもシステム全長サイズは長くなる。しかし、タクトタイムは、上記のように1階および2階の減圧乾燥ユニット48(1),48(2)の並列稼動により十分余裕があるので、従来システムよりも格段に短くすることができる。
[他の実施形態]
以上本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で他の実施形態あるいは種々の変形が可能である。
たとえば、乾燥/熱的処理部30の振分搬入ユニット(TW)46に設ける基板搬送部84を上記した実施形態では昇降型のコンベア86で構成したが、Z軸、θ軸およびX軸の3軸で動作可能な搬送ロボットで代用することも可能である。
また、上記した実施形態では往路プロセスラインA上および復路プロセスラインB上に配置する処理ユニットをすべて平流し方式に統一しているので、処理効率および搬送効率の向上を図れる利点がある。しかし、非平流し方式の処理ユニットを含む構成も可能である。たとえば、往路プロセスラインA上に配置されるレジスト塗布ユニット(CT)44として、レジストノズルを固定し基板を浮上搬送してレジスト塗布処理を行う浮上式に代えて、ステージ上に基板を固定してレジストノズルの方を走査移動させる方式(ステージ固定式)を用いることも可能である。
また、乾燥/熱的処理部30において、減圧乾燥ユニット48(1),48(2)の代わりに、基板を平流し搬送路上で移動させながら常圧下で基板上のレジスト塗布膜を減圧乾燥処理と同等に乾燥(表面改質)させる常圧乾燥ユニットを組み込むことも可能である。
本発明における被処理基板はLCD用のガラス基板に限るものではなく、他のフラットパネルディスプレイ用基板や、半導体ウエハ、CD基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の一実施形態におけるレジスト塗布現像処理システムのレイアウト構成を示す平面図である。 図1のレジスト塗布現像処理システムの要部、特に往路プロセスラインに組み込まれている乾燥/熱的処理部の概観構成を示す斜視図である。 図1のレジスト塗布現像処理システムの要部、特に往路プロセスラインに組み込まれている乾燥/熱的処理部の構成を模式的に示す縦断面図である。 第2の実施形態におけるレジスト塗布現像処理システムのレイアウト構成を示す平面図である。 図1のレジスト塗布現像処理システムの要部の構成を模式的に示す縦断面図である。
符号の説明
10 レジスト塗布現像処理システム
14 カセットステーション(C/S)
16 プロセスステーション(P/S)
18 インタフェースステーション(I/F)
26 洗浄プロセス部
28 塗布プロセス部
30 乾燥/熱的処理部
30(1) 1階の乾燥/熱的処理部
30(2) 2階の乾燥/熱的処理部
32(1) 1階の搬出ユニット(OUT−PASS1)
32(2) 2階の搬出ユニット(OUT−PASS2)
46 振分搬入ユニット
48(1) 1階の減圧乾燥ユニット
48(2) 2階の減圧乾燥ユニット
50(1) 1階のプリベークユニット(PRE−BAKE1)
50(2) 2階のプリベークユニット(PRE−BAKE2)
52(1) 1階のクーリングユニット(COL1)
52(2) 2階のクーリングユニット(COL2)
54(1) 1階の平流し搬送路
54(2) 2階の平流し搬送路
92 現像ユニット(DEV)
94 ポストベークユニット(POST−BAKE)
96 クーリングユニット(COL)
104(1) 1階の保管ユニット(ST1)
104(2) 2階の保管ユニット(ST2)

Claims (9)

  1. 複数の処理部をプロセスフローの順に接続して被処理基板にレジスト塗布処理および現像処理を含む一連の処理を施すインライン型のレジスト塗布現像処理システムであって、
    システム長手方向において、少なくとも洗浄処理部とレジスト塗布処理部と第1の乾燥/熱的処理部とを工程順に第1の向きに並べて配置する往路プロセスラインと、
    システム長手方向において、少なくとも現像処理部と第2の乾燥/熱的処理部とを工程順に前記第1の向きとは逆の第2の向きに並べて配置する復路プロセスラインと
    を有し、
    前記往路プロセスラインにおいて、前記第1の乾燥/熱的処理部が上下2段に積層配置された上階および下階の乾燥/熱的処理部からなり、前記上階および下階の乾燥/熱的処理部により基板に対する乾燥および熱的処理が平流し方式で独立に行われる、レジスト塗布現像処理システム。
  2. 前記第1の乾燥/熱的処理部が、前記レジスト塗布処理部よりレジスト塗布処理の済んだ基板を受け取って、受け取った基板を前記上階の乾燥/熱的処理部または前記下階の乾燥/熱的処理部のいずれかに振り分けて搬入するための振分搬入ユニットを備える、請求項1に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  3. 前記振分搬入ユニットが、前記上階の乾燥/熱的処理部および前記下階の乾燥/熱的処理部に対して基板を1枚ずつ交互に振り分けて搬入する、請求項2に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  4. 前記振分搬入ユニット内に、前記下階の乾燥/熱的処理部に基板を搬入するための第1の高さ位置と前記上階の乾燥/熱的処理部に基板を搬入するための第2の高さ位置との間で昇降移動可能な基板搬送部を備える、請求項2または請求項3に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  5. 前記基板搬送部が、前記上階および下階の乾燥/熱的処理部に基板を平流しで搬入するためのコンベアを有する、請求項4に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  6. 前記上階および下階の乾燥/熱的処理部はいずれも、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を一定の段階まで乾燥させる乾燥ユニットと、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を第1の温度まで加熱するプリベークユニットと、平流し方式で基板上のレジスト塗布膜を第2の温度まで冷却するクーリングユニットとをこの順で前記第1の向きに一列に配置する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  7. 前記上階および下階の乾燥/熱的処理部のいずれにも、前記平流し方式の乾燥ユニット、プリベークユニットおよびクーリングユニットを縦断して基板の平流し搬送を行うための平流し搬送路を設ける、請求項6に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  8. 前記上階および下階の乾燥/熱的処理部の後段に、前記平流し搬送路の一区間を構成し、かつシステム下流側で異常事態が発生した時に上流側から流れてきた基板を受け入れて多段に重ねて保管する昇降型の保管ユニットを設ける、請求項7に記載のレジスト塗布現像処理システム。
  9. 前記平流し方式の乾燥ユニットは、減圧されたチャンバ内で基板上のレジスト塗布膜を乾燥させる減圧乾燥ユニットである、請求項6〜8のいずれか一項に記載のレジスト塗布現像処理システム。
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