JP2010086887A - バッテリモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成部材で複数のバッテリセルを信頼性を損ねることなく一体に保持することが可能なバッテリモジュールを提供すること。
【解決手段】高さおよび幅で規定される第1、第2の面、高さおよび厚さで規定される第3、第4の面、ならびに幅および厚さで規定される第5、第6の面のうちの第3、第5の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ厚さの方向に互いに離間するように設けられた複数のバッテリセル11〜20と、第3の面と第5の面との間の稜辺、第5の面と第4の面との間の稜辺、第4の面と第6の面との間の稜辺、および第6の面と第3の面との間の稜辺を覆うように上記複数のバッテリセルに突き当てられた第1ないし第4の剛性部材21、26と、第1ないし第4の剛性部材を、最外の第1、第2の面の側から支持する第5、第6の剛性部材27、28とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】高さおよび幅で規定される第1、第2の面、高さおよび厚さで規定される第3、第4の面、ならびに幅および厚さで規定される第5、第6の面のうちの第3、第5の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ厚さの方向に互いに離間するように設けられた複数のバッテリセル11〜20と、第3の面と第5の面との間の稜辺、第5の面と第4の面との間の稜辺、第4の面と第6の面との間の稜辺、および第6の面と第3の面との間の稜辺を覆うように上記複数のバッテリセルに突き当てられた第1ないし第4の剛性部材21、26と、第1ないし第4の剛性部材を、最外の第1、第2の面の側から支持する第5、第6の剛性部材27、28とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールに係り、特に、複数のバッテリセルを剛性部材で集合、固定し一体化構成としたバッテリモジュールに関する。
HEV(hybrid electric vehicle)、EV(electric vehicle)などの車両で使われるバッテリ装置は、比較的高出力でかつ頻繁な出力変化に対応する必要がある。一般的に、必要な出力や容量に応じてバッテリセルを複数個電気的に接続しかつ機械的にも一体化されたひとつのバッテリモジュールとして構成されている。バッテリモジュールの各バッテリセルは、放熱性を考慮して、例えば、それらの間に適度の空間が生じるような配置にされている。
複数のバッテリセルを機械的に一体に保持しかつそれら間に空間が生じるような配置にするための部材については、次のような一般的に望まれる条件がある。まず、その部材自体が小型、軽量、簡素な構成であり、さらに各バッテリセルの放熱性を妨げないことが好ましい。これらに加えて、各バッテリセルが経時的に変形する場合もあることに注意が必要である。すなわち、使用時に経時的に内部のガス圧力が変化し外装缶に変形をもたらす。このような変形に対しても一体に保持された状態を信頼性を損ねることなく維持することが必要になる。
なお、上記用途のバッテリモジュールの例として、下記特許文献1、2に開示のものがある。これらの開示では、複数のバッテリセルを機械的に一体に保持する部材の構成について、本願で開示するような事項は、特に言及されていない。
特許第3014293号明細書
特許第3350189号明細書
本発明は、上記した事情を考慮してなされたもので、複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールにおいて、簡素な構成部材で複数のバッテリセルを信頼性を損ねることなく一体に保持することが可能なバッテリモジュールを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るバッテリモジュールは、それぞれがほぼ同一寸法の高さ、幅、および厚さを有する直方体状の形状を備え、前記高さおよび前記幅で規定される第1、第2の面、前記高さおよび前記厚さで規定される第3、第4の面、ならびに前記幅および前記厚さで規定される第5、第6の面のうちの前記第3の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ前記第5の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ前記厚さの方向に互いに離間するように設けられた複数のバッテリセルと、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第3の面と前記第5の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第1の仮想稜線として、該第1の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第1の剛性部材と、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第5の面と前記第4の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第2の仮想稜線として、該第2の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第2の剛性部材と、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面と前記第6の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第3の仮想稜線として、該第3の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第3の剛性部材と、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第6の面と前記第3の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第4の仮想稜線として、該第4の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第4の剛性部材と、前記第1ないし前記第4の剛性部材を、前記複数のバッテリセルの最外の前記第1の面の側から支持する第5の剛性部材と、前記第1ないし前記第4の剛性部材を、前記複数のバッテリセルの最外の前記第2の面の側から支持する第6の剛性部材とを具備することを特徴とする
すなわち、このバッテリモジュールでは、複数のバッテリセルが、第1ないし第4の剛性部材と、これら第1ないし第4の剛性部材を支持する第5、第6の剛性部材とを介して集合、一体化されている。ここで、複数のバッテリセルは、その厚み方向に離間して重なるようにかつその高さおよび幅の方向が揃うように配置されている。そして、各バッテリセルの厚さと高さまたは幅とで規定される面どうしの間の稜辺を複数のバッテリセルについて仮想的に延長してつないで得られる線を仮想稜線として、この仮想稜線を覆うように、第1ないし第4の剛性部材が複数のバッテリセルに突き当てられている。したがって、これらの剛性部材とバッテリセルとの接触部位は小面積であり、かつバッテリセルとしての変形が最も小さい部位での接触となる。よって、簡素な構成部材で複数のバッテリセルを信頼性を損ねることなく一体に保持することができる。
本発明によれば、複数のバッテリセルを有するバッテリモジュールにおいて、簡素な構成部材で複数のバッテリセルを確実に信頼性を損ねることなく一体に保持することが可能なバッテリモジュールを提供することができる。
本発明の実施態様として、前記第1ないし前記第4の剛性部材からそれぞれ突起して設けられた、前記複数のバッテリセルを互いに離間させるべく位置する第1ないし第4のスペース部材をさらに具備する、とすることができる。これによれば、放熱や各バッテリセルの変形を考慮して複数のバッテリセル間が互いに離間されている状態を、これらのスペース部材で容易に一定に保つことができる。すなわち、複数のバッテリセルと第1ないし第4の剛性部材とを例えば接着剤で接着して固定しそれらの位置関係を保つような構成にする必要がない。
また、実施態様として、前記第1ないし前記第4の剛性部材が、前記複数のバッテリセルに接触する部位において樹脂またはゴムを有する、とすることができる。これによれば、第1ないし第4の剛性部材が導電性部材である場合であっても、第1ないし第4の剛性部材を介しての各バッテリセル間の意図しない電気的な導通を回避できる。また、樹脂またはゴムの部位が、機械的な振動に対する緩衝材となる効果もありバッテリセルを衝撃などから保護することができる。さらに、この樹脂またはゴムの部位を熱伝導性の高い材料として構成すれば、バッテリセルから第1ないし第4の剛性部材への放熱の妨げにはならない。なお、樹脂またはゴムの部位は、第1ないし第4の剛性部材の一部としてこれらに接着剤で接着されていてもよい。
また、実施態様として、前記第1ないし前記第4のスペース部材が、前記第1ないし前記第4の剛性部材の前記樹脂または前記ゴムの部位から延長して設けられた部位である、とすることができる。これによっても、複数のバッテリセル間が互いに離間された状態をこれらのスペース部材で容易に保つことができる。
また、実施態様として、前記複数のバッテリセルが、それぞれ、直方体状の前記形状を画定する外装部材を有し、前記第1ないし前記第4の剛性部材が、その材質として、前記複数のバッテリセルの前記外装部材と同一材質である、とすることができる。これによれば、各バッテリセルの外装部材と第1ないし第4の剛性部材とで、熱による膨張率が同じになり、これら間で発生する熱応力をより小さくできる。よって信頼性の維持にさらに寄与できる。
また、実施態様として、前記第5の剛性部材が、第1ないし第4のねじそれぞれで前記第1ないし前記第4の剛性部材を結合することにより該第1ないし該第4の剛性部材を支持し、前記第6の剛性部材が、第5ないし第8のねじそれぞれで前記第1ないし前記第4の剛性部材を結合することにより該第1ないし該第4の剛性部材を支持し、前記第1ないし前記第4のねじの締めが増されるほどに前記第1ないし前記第4の剛性部材が前記複数のバッテリセルの側へ変位するように、前記第5の剛性部材および/または前記第1ないし前記第4の剛性部材の形状が構成されており、前記第5ないし前記第8のねじの締めが増されるほどに前記第1ないし前記第4の剛性部材が前記複数のバッテリセルの側へ変位するように、前記第6の剛性部材および/または前記第1ないし前記第4の剛性部材の形状が構成されている、とすることができる。
これによれば、第1ないし第4の剛性部材および第5、第6の剛性部材をねじで組み付けるだけで、第1ないし第4の剛性部材により各バッテリセルの方向に押し付ける力が生じ各バッテリセルを確実に固定することができる。構成部材の簡素化にさらに寄与できる。
また、実施態様として、前記複数のバッテリセルと同じ要件を有し、かつ、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面に対向して前記第3の面それぞれが対向して位置するもう一組の複数のバッテリセルと、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第5の面と前記第4の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第2の仮想稜線として、該別の第2の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた第7の剛性部材と、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面と前記第6の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第3の仮想稜線として、該別の第3の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた第8の剛性部材と、をさらに具備し、前記第2の剛性部材が、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第3の面と前記第5の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第1の仮想稜線として、該別の第1の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた剛性部材でもあり、前記第3の剛性部材が、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第6の面と前記第3の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第4の仮想稜線として、該別の第4の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた剛性部材でもあり、前記第5の剛性部材が、さらに、前記第7および前記第8の剛性部材を前記もう一組のバッテリセルの最外の前記第1の面の側から支持し、前記第6の剛性部材が、さらに、前記第7および前記第8の剛性部材を前記もう一組のバッテリセルの最外の前記第2の面の側から支持する、とすることができる。
この態様は、複数のバッテリセルに対してその幅方向にもう一組の複数のバッテリセルを配置させた場合の構成例である。バッテリセルの総数を増やす場合の有力な配置策である。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るバッテリモジュールの構成を示す、一部分解斜視部分を含む斜視図である。同図に示すように、このバッテリモジュールは、バッテリセル11〜20、アングル材21〜26(第1ないし第4、および第7、第8の剛性部材)、端板27(第5の剛性部材)、同28(第6の剛性部材)、ねじ31〜36を有する。なお、ねじ31〜36に相当して端板28の側にもねじが6本配されている。以下、ねじ31〜36に言及するときには端板28の側のねじも含んで説明している場合がある。
バッテリセル11〜20は、それぞれ同一の大きさのほぼ直方体の形状で、この直方体は高さ(例えば90mm)および幅(例えば60mm)で規定される面がもっとも広く、次いで高さおよび厚さ(例えば13mm)で規定される面、幅および厚さで規定される面の順に狭い面になっている。図示するように、これらの配置は、バッテリセル11〜15で厚さ方向に互いに離間して重なり、同様にバッテリセル16〜20で厚さ方向に互いに離間して重なっている(離間距離は例えば2mmから3mm)。
バッテリセル11〜15、またはバッテリセル16〜20で、バッテリセルそれぞれの厚さを要素に含む4つの面は、この4つの面がそれぞれひとつの平面に収まるように揃えられている。また、バッテリセル11〜15とバッテリセル16〜20とは、高さおよび厚さで規定される面どうしが過不足なく対向するように(すなわち、換言すると、幅および厚さで規定される面が同一の平面に収まるように)並んで配置されている。
バッテリセル11〜15、バッテリセル16〜20のこれらの配置を維持し全体として一体に保持するため、アングル材21〜26、端板27、28、ねじ31〜36を有している。詳細は後述する。
バッテリセル11〜20は、それぞれ、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの2次電池である。図示するように、これらのバッテリセル11〜20の両極端子は、幅および厚さで規定される面に配置されており、バッテリモジュールとしての全体が電気的に直列接続になるようにこれらの両極端子が接続バーで接続されている。バッテリセル11〜20の外装は、例えば、アルミニウムなどの外装部材からなっている。バッテリモジュールとしてのバッテリセルの数は、必要とされる出力電圧や容量により変えることができる。その場合のバッテリセルの配置は、より少ない個数では厚さ方向に一列に重なる配置、より多い個数ではこの列を幅方向に増加して3列以上とするなどがあり得る。
アングル材21〜26は、それぞれ、バッテリセル11〜20それぞれの厚さを要素に含む面どうしが構成する稜辺を、厚さ方向に配された複数のバッテリセルについて一直線に覆うように、バッテリセル11〜20に突き当てられて配置されている。このような配置は、必要な剛性部材として配置の効率がよく、アングル材21〜26全体の体積を考えて軽量である。バッテリセル11〜20を確実に一体に保持することができる一方、各バッテリセル11〜20が経時的に内部ガス圧の変化で変形した場合にも、変形の非常に小さい部位を保持しており、一体に保持している状態に与える悪影響も小さい。
なお、アングル材21、23、24、26は、バッテリセル11〜15またはバッテリセル16〜20のひとつに延長する稜辺を覆うように突き当てられるため横断面がL字であり、アングル材22、25は、バッテリセル11〜15のひとつに延長する稜辺およびバッテリセル16〜20のひとつに延長する稜辺を同時に覆うように突き当てられるため横断面がT字である。
アングル材21〜26の端部は、バッテリセル11、20の側では端板27にねじ31〜36で固定され、バッテリセル15、16の側では端板28に同様にねじで固定されている。アングル材21〜26と端板27、28とは、さらに、これらのねじの締めが増されるほどにアングル材21〜26がバッテリセル11〜20の側に変位するように形状が設定されている。詳しくは後述する。このような変位によりバッテリセル11〜20のより確実な一体保持が実現する。
アングル材21〜26の材質は、バッテリセル11〜20の外装部材と同一の材料とすると、熱応力の低減という意味で効果的である。すなわち、これらが同じ材料であれば、熱によりバッテリセル11〜20の外装部材が膨張した場合には、これと同程度にアングル材21〜26も膨張するため、応力の発生は非常に少ない。よって、繰り返される熱応力により疲労が蓄積することも効果的に回避でき、バッテリモジュールとして信頼性の向上につながる。
次に、図2は、図1の斜視図とは別の角度から見た、図1に示したバッテリモジュールの構成を示す、一部分解斜視部分を含む斜視図である。図2において、図1中に示した構成要素と同一のものには同一の符号を付してある。図2においては、各バッテリセル11〜20をそれらの厚さ方向に所定に離間するための構成、および各バッテリセル11〜20を機械的振動などから緩衝するための構成を中心に説明する。
各バッテリセル11〜20をそれらの厚さ方向に所定に離間するための構成としては、図2中に示されたアングル材23に示すように、アングル材23にこれから突起してスペース部材としての突起部23bが設けられる。なお、このような突起部の存在はほかのアングル材についても同様であり、以下代表してアングル材23において説明を行う。
突起部23bは、複数のバッテリセル16〜20の各厚さ方向の間に挟まれるように設けられる。突起部23bを設けることで、複数のバッテリセル16〜20を所定距離で離間させ配置することが容易に実現する。よって、放熱や各バッテリセルの変形を考慮してバッテリセル間が互いに離間されている状態が保たれる。なお、突起部23bを設けずに、例えば、バッテリセル16〜20とアングル材23とが突き当たる部位において接着剤を用い互いの位置を所定に固定することも、可能ではある。この場合組み立ての効率や作業性は多少犠牲になる。
各バッテリセル11〜20を機械的振動などから緩衝するための構成としては、図2中に示されたアングル材23に示すように、アングル材23のバッテリセル16〜20に突き当たる部位に緩衝部材23aが設けられる。なお、このような緩衝部材23aの存在はほかのアングル材についても同様であり、以下代表してアングル材23において説明を行う。
緩衝部材23aは、例えば、樹脂またはゴムなどの素材で構成することができる。緩衝部材23aを設けることで、各剛性部材21〜28で構成される枠体と各バッテリセル11〜20とは緩衝性部材を介した結合になり、この枠体に衝撃が加わってもバッテリセル11〜20に対しては衝撃が和らげられる。なお、緩衝部材23aは、突起部23bをその構成の延長として含めるようにすることもできる。これによれば、より向上した緩衝作用を得ることができる。
また、各アングル材21〜26が導電性の素材である場合には、上記素材の緩衝部材を設け、この緩衝部材に突起部23bをその構成の延長として含めるようにすれば、各バッテリセル11〜20間での意図しない電気的な導通を回避することができる。また、緩衝部材23aは、その材料として熱伝導性の高い材質のものを用いれば、各バッテリセル11〜20からアングル材21〜26への放熱の妨げになることを防止できる。樹脂やゴムのような素材の緩衝部材23aの熱伝導性を上げるには、例えば、これらの材料中に熱伝導性のよい材料のフィラー(微粉末)を分散させておくことが考えられる。
なお、緩衝部材23aは、バッテリセル16〜20の側またはアングル材23の側にあらかじめ例えば接着剤で接着しておくことができる。これにより、多少組み立ての効率や作業性を改善できる。
次に、図3は、図1、図2中に示したアングル材21と端板27とのねじ31による結合部分の構成を示す一部断面図である。図3において、すでに説明した図中に示した構成要素には同一符号を付してある。この図3では、ねじ31の締めが増されるほどにアングル材21をバッテリセル11〜20の側に変位させるための構成を説明する。このような変位が生じることで、アングル材21〜26によるバッテリセル11〜20のさらなる確実な一体保持が実現する。なお、ねじ31とは別のねじの付近の構成や効果も以下の説明と同様である。
図3(a)は、ねじ31がアングル材21に設けられためねじ21cに螺合し始めた直後を示している。なお、符号21bは、すでに説明した突起部23bと同様のものである。アングル材21は、その図示上側の面が一部斜面になっており、端板27は、ねじ31を締めるほどにこの斜面に乗り上げていくように構成された起立部を有している。ねじ31は、端板27に設けられた貫通穴27cを介してアングル材21のめねじ21cに螺合される。貫通穴27cには、ねじ31が図示下側に移動可能なようにねじ31に対して遊びがある。
図3(a)に示す状態からねじ31を締めていくと、図3(b)に示すように、端板27の起立部がアングル材21の斜面に乗り上げる結果、ねじ31の位置が貫通穴27cの下側に移動し、これによりアングル材21も図示下側に移動する。すなわち、ねじ31の締めが増されるほどにアングル材21をバッテリセル11の側に変位させることができる。よって、アングル材と端板とをねじで結合、組み立てるだけで各バッテリセルを確実に固定することができる。なお、説明の簡単化のため、図3では、図示上下方向について説明しているが、紙面垂直方向についても同様である。
図4は、図3に示したものとは異なる、図1、図2中に示したアングル材と端板とのねじによる結合部分の構成を示す一部断面図である。この図4に示す構成は、効果として上記図3での説明と同じである。違いは、斜面をアングル材21Aの側ではなく端板27Aの起立部の側に設けるようにした点である。図4(a)、(b)の各状態は、それぞれ図3(a)、(b)に相当している。図4(a)、(b)に示すように、この場合にも、ねじ31の締めが増されるほどにアングル材21Aをバッテリセル11の側に変位させることができる。
さらに図5は、図3、図4に示したものとは異なる、図1、図2中に示したアングル材と端板とのねじによる結合部分の構成を示す一部断面図である。この図5に示す構成も、効果として上記図3、図4での説明と同じである。違いは、斜面をアングル材21の側および端板27Aの起立部の側の両者に設けるようにした点である。図5(a)、(b)の各状態は、それぞれ図3(a)、(b)に対応している。図5(a)、(b)に示すように、この場合にも、ねじ31の締めが増されるほどにアングル材21をバッテリセル11の側に変位させることができる。
11,12,13,14,15,16,17,18,19,20…バッテリセル、21,21A…アングル材(断面L字;第1の剛性部材)、21b…突起部(スペース部材)、21c…めねじ、22…アングル材(断面T字;第2の剛性部材)、23…アングル材(断面L字;第7の剛性部材)、23a…緩衝部材、23b…突起部(スペース部材)、24…アングル材(断面L字;第8の剛性部材)、25…アングル材(断面T字;第3の剛性部材)、26…アングル材(断面L字;第4の剛性部材)、27,27A…端板(第5の剛性部材)、27c…貫通穴、28…端板(第6の剛性部材)、31,32,33,34,35,36…ねじ。
Claims (7)
- それぞれがほぼ同一寸法の高さ、幅、および厚さを有する直方体状の形状を備え、前記高さおよび前記幅で規定される第1、第2の面、前記高さおよび前記厚さで規定される第3、第4の面、ならびに前記幅および前記厚さで規定される第5、第6の面のうちの前記第3の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ前記第5の面のそれぞれがほぼ同一平面内に位置するようにかつ前記厚さの方向に互いに離間するように設けられた複数のバッテリセルと、
前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第3の面と前記第5の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第1の仮想稜線として、該第1の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第1の剛性部材と、
前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第5の面と前記第4の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第2の仮想稜線として、該第2の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第2の剛性部材と、
前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面と前記第6の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第3の仮想稜線として、該第3の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第3の剛性部材と、
前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第6の面と前記第3の面との間の稜辺を前記複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を第4の仮想稜線として、該第4の仮想稜線を覆うように前記複数のバッテリセルに突き当てられた第4の剛性部材と、
前記第1ないし前記第4の剛性部材を、前記複数のバッテリセルの最外の前記第1の面の側から支持する第5の剛性部材と、
前記第1ないし前記第4の剛性部材を、前記複数のバッテリセルの最外の前記第2の面の側から支持する第6の剛性部材と
を具備することを特徴とするバッテリモジュール。 - 前記第1ないし前記第4の剛性部材からそれぞれ突起して設けられた、前記複数のバッテリセルを互いに離間させるべく位置する第1ないし第4のスペース部材をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。
- 前記第1ないし前記第4の剛性部材が、前記複数のバッテリセルに接触する部位において樹脂またはゴムを有することを特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。
- 前記第1ないし前記第4の剛性部材からそれぞれ突起して設けられた、前記複数のバッテリセルを互いに離間させるべく位置する第1ないし第4のスペース部材をさらに具備し、
前記第1ないし前記第4の剛性部材が、前記複数のバッテリセルに接触する部位において樹脂またはゴムを有し、
前記第1ないし前記第4のスペース部材が、前記第1ないし前記第4の剛性部材の前記樹脂または前記ゴムの部位から延長して設けられた部位であること
を特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。 - 前記複数のバッテリセルが、それぞれ、直方体状の前記形状を画定する外装部材を有し、
前記第1ないし前記第4の剛性部材が、その材質として、前記複数のバッテリセルの前記外装部材と同一材質であること
を特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。 - 前記第5の剛性部材が、第1ないし第4のねじそれぞれで前記第1ないし前記第4の剛性部材を結合することにより該第1ないし該第4の剛性部材を支持し、
前記第6の剛性部材が、第5ないし第8のねじそれぞれで前記第1ないし前記第4の剛性部材を結合することにより該第1ないし該第4の剛性部材を支持し、
前記第1ないし前記第4のねじの締めが増されるほどに前記第1ないし前記第4の剛性部材が前記複数のバッテリセルの側へ変位するように、前記第5の剛性部材および/または前記第1ないし前記第4の剛性部材の形状が構成されており、
前記第5ないし前記第8のねじの締めが増されるほどに前記第1ないし前記第4の剛性部材が前記複数のバッテリセルの側へ変位するように、前記第6の剛性部材および/または前記第1ないし前記第4の剛性部材の形状が構成されていること
を特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。 - 前記複数のバッテリセルと同じ要件を有し、かつ、前記複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面に対向して前記第3の面それぞれが対向して位置するもう一組の複数のバッテリセルと、
前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第5の面と前記第4の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第2の仮想稜線として、該別の第2の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた第7の剛性部材と、
前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第4の面と前記第6の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第3の仮想稜線として、該別の第3の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた第8の剛性部材と、をさらに具備し、
前記第2の剛性部材が、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第3の面と前記第5の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第1の仮想稜線として、該別の第1の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた剛性部材でもあり、
前記第3の剛性部材が、前記もう一組の複数のバッテリセルそれぞれの前記第6の面と前記第3の面との間の稜辺を前記もう一組の複数のバッテリセルについて仮想的に延長しつないだ線を別の第4の仮想稜線として、該別の第4の仮想稜線を覆うように前記もう一組の複数のバッテリセルに突き当てられた剛性部材でもあり、
前記第5の剛性部材が、さらに、前記第7および前記第8の剛性部材を前記もう一組のバッテリセルの最外の前記第1の面の側から支持し、
前記第6の剛性部材が、さらに、前記第7および前記第8の剛性部材を前記もう一組のバッテリセルの最外の前記第2の面の側から支持すること
を特徴とする請求項1記載のバッテリモジュール。
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