JP2010085862A - 結像装置および画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主走査方向および副走査方向の結像倍率が異なる小型の結像装置を提供する。
【解決手段】画像読み取り装置1は、原稿に光を照射する照明ランプ15と、照明ランプ15の副走査方向xの位置を移動させるフルレートキャリッジ13と、副走査方向xに対応するxz断面のパワーが主走査方向yに対応するyz断面のパワーよりも大きい第1自由曲面によって原稿からの反射光を反射する第1曲面ミラー32と、yz断面のパワーがxz断面のパワーよりも大きい第2自由曲面によって第1曲面ミラー32からの反射光を反射する第2曲面ミラー34と、主走査方向yに複数の受光素子を並べて構成された受光素子列を、副走査方向xに複数並べて構成され、第2曲面ミラー34からの反射光を、各々の受光素子列にて受光する受光ユニット40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、結像装置、および結像装置を用いて原稿に形成された画像を読み取る画像読み取り装置に関する。
複写機やファクシミリ等の読み取り装置、コンピュータ入力用のスキャナ等として、原稿の画像を自動的に読み取る画像読み取り装置が用いられている。この種の画像読み取り装置では、主走査方向に沿って設けられた光源を用いて原稿に光を照射し、照射された原稿からの反射光を、主走査方向に沿って配列された複数の受光素子を有する受光素子列にて受光するようになっている。そして、受光素子列による原稿の読み取り位置を副走査方向に相対移動させることで、原稿一面の画像を読み取るように構成されている。また、この種の画像読み取り装置では、原稿からの反射光を、レンズを用いた結像光学系を介して、受光素子列に結像させる構成が広く用いられている。
ところで、近年では、モノクロ画像だけでなくカラー画像も読み取る画像読み取り装置が、広く普及してきている。なお、カラー画像に対応する画像読み取り装置では、各色に対応する複数の受光素子列が、副走査方向に並べて配置される。
原稿上の画像を、副走査方向にずらして配置された複数の受光素子列を用いて読み取る場合、各受光素子列は、同時刻においてそれぞれ副走査方向に異なる位置の画像を読み取ることになる。このため、各受光素子列で読み取られた各色の読み取りデータを、副走査方向のライン単位でずらし、原稿の副走査方向の同一位置を読み取って得られた各色の読み取りデータを、同期させて出力する処理が行われる。
各色用の受光素子列を副走査方向にずらして配置した構成を採用した場合において、例えば読み取り動作中に結像光学系に振動が発生すると、同期させる処理を行って得られた各色の読み取りデータに副走査方向の色ずれが生じることがある。この色ずれを低減させる技術として、主走査方向に対して副走査方向の結像倍率を大きくし、振動の影響を低減させる方法が知られている。
公報記載の従来技術として、アナモフィックレンズを用いて主走査方向に対して副走査方向の結像倍率を大きくした技術が存在する(特許文献1参照)。
また、レンズを用いず、反射鏡によって結像光学系を構成した公報記載の従来技術としては、二つの反射鏡を用いて結像系を構成し、前記二つの反射鏡の間でメリジオナル光束を集光して共役点を作る技術が存在する(特許文献2参照)。
特開平3-113961号公報 特開2002−48977号公報
本発明は、主走査方向および副走査方向の結像倍率が異なる小型の結像装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、主走査方向に複数の受光素子を並べて構成された受光素子列を副走査方向に複数列並べた受光部と、前記副走査方向の断面のパワーが前記主走査方向の断面のパワーよりも大きい第1自由曲面で原稿からの光を反射する第1反射部材と、前記主走査方向の断面のパワーが前記副走査方向の断面のパワーよりも大きい第2自由曲面で前記第1反射部材の前記第1自由曲面にて反射された光を反射する第2反射部材と、を有し、前記原稿からの光を前記第1自由曲面と前記第2自由曲面との間で中間結像することなく前記受光部に結像するよう構成され、前記主走査方向の結像倍率に対して前記副走査方向の結像倍率が大きいことを特徴とする結像装置である。
請求項2記載の発明は、前記第1自由曲面から前記第2自由曲面へと向かう光を制限して絞る絞り部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の結像装置である。
請求項3記載の発明は、前記絞り部材は、前記第1反射部材の前記第1自由曲面および前記第2反射部材の前記第2自由曲面よりも前記主走査方向の長さが短く設定され、当該第1自由曲面にて反射された光を当該第2自由曲面に向けて反射する第3反射部材を含むことを特徴とする請求項2記載の結像装置である。
請求項4記載の発明は、原稿に光を照射する光照射手段と、請求項1乃至3のいずれかに記載の結像装置と、前記原稿と前記結像装置との副走査方向の相対位置を移動させる移動部とを有する画像読み取り装置である。
請求項1記載の発明によれば、二つの反射鏡の間でメリジオナル光束を集光して共役点を作る構成と比較して、結像装置を小型にすることができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、副走査方向の光束幅を小さくすることで結像装置を小型にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を採用しない場合と比較して、結像光学系を小型化することができる。
請求項4記載の発明によれば、主走査方向と副走査方向の結像倍率が同じになるよう構成された場合と比較して、原稿上の画像を、副走査方向にずらして配置された複数の受光素子列を用いて読み取る場合に、読み取りデータの色ずれを低減することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1が適用される画像読み取り装置1の概略構成を示す図である。ここで、図1(a)は画像読み取り装置1の側部断面図を示しており、図1(b)は画像読み取り装置1の上面図を示している。
この画像読み取り装置1は、固定された原稿の画像を読み取る読み取り部10と、読み取り部10に対して開閉自在に取り付けられ、読み取り部10に原稿を固定するのに用いられるプラテンカバー20とを備える。なお、図1(b)においては、プラテンカバー20の記載を省略している。
読み取り部10は、筐体を形成する装置フレーム11と、原稿が静止した状態で置かれるプラテンガラス12を備える。また、読み取り部10は、プラテンガラス12のほぼ全体にわたって移動し、プラテンガラス12を介して原稿の画像を読み込むフルレートキャリッジ13と、フルレートキャリッジ13の半分の速度で移動し、フルレートキャリッジ13から得られた光を結像部へ供給するハーフレートキャリッジ14とを備えている。なお、移動部の一例としてのフルレートキャリッジ13およびハーフレートキャリッジ14は、図示しないモータおよび駆動系によって駆動されるようになっている。
フルレートキャリッジ13には、原稿に白色光を照射する光照射手段の一例としての照明ランプ15、照明ランプ15からの照射光をプラテンガラス12側に向けて反射するリフレクタ15A、および原稿から得られた反射光を受光する第1ミラー16Aが設けられている。また、ハーフレートキャリッジ14には、第1ミラー16Aにて反射した光を結像部へ提供する第2ミラー16Bおよび第3ミラー16Cが設けられている。なお、第1ミラー16A、第2ミラー16Bおよび第3ミラー16Cの各々の反射面は、平面となっている。ここで、図1(b)においては、照明ランプ15、リフレクタ15A、第1ミラー16A、第2ミラー16Bおよび第3ミラー16Cの記載を省略している。
さらに、読み取り部10は、第3ミラー16Cにて反射した光の像(光像)を光学的に縮小して結像させる結像装置の一例としての結像部30と、結像部30から出力される光を受光して光電変換して出力する受光ユニット40と、受光ユニット40から入力される受光データに処理を施す処理回路50とをさらに備える。
ここで、結像部30は、第3ミラー16Cからの反射光が入射する第1平面ミラー31と、第1平面ミラー31からの反射光が入射する第1反射部材の一例としての第1曲面ミラー32と、第1曲面ミラー32からの反射光が入射する絞り部材あるいは第3反射部材の一例としての第2平面ミラー33と、第2平面ミラー33からの反射光が入射すると共に反射光を受光ユニット40に向けて出射する第2反射部材の一例としての第2曲面ミラー34とを備える。そして、第1平面ミラー31および第2平面ミラー33の両者は、第1保持部材35によって保持されて装置フレーム11に固定されており、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34の両者は、第2保持部材36によって保持されて装置フレーム11に固定されている。ただし、図1(b)においては、これら第1保持部材35および第2保持部材36の記載を省略している。また、図1(b)においては、受光ユニット40が、第1平面ミラー31の背後に隠れている。
なお、以下の説明においては、フルレートキャリッジ13およびハーフレートキャリッジ14の移動方向を副走査方向xと呼び、副走査方向と直角方向を主走査方向yと呼ぶ。また、以下の説明においては、プラテンガラス12から各種ミラーを介して受光ユニット40へと至る光の向きを、光軸方向zと呼ぶ。ただし、図1(a)および図1(b)では、プラテンガラス12から第1ミラー16Aへと至る光の向きを、光軸方向zとして示している。
図2は、読み取り部10に設けられる受光部の一例としての受光ユニット40の概略構成を示す図である。この受光ユニット40は、矩形状の基板41と、この基板41上に配設された赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44とを有している。赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44は、それぞれ、主走査方向yに沿って配列されており、しかも、各受光素子列が副走査方向xに並ぶように配置されている。ここで、赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44は、それぞれ、フォトダイオード等からなる受光素子45を主走査方向yに直線上にk個並べて構成される。そして、各受光素子45は、副走査方向xの長さをaとし、主走査方向yの長さをbとしたとき、a:b=2:1となる長方形状の形状を有している。そして、赤用受光素子列42と緑用受光素子列43との間隔、および、緑用受光素子列43と青用受光素子列44との間隔は、それぞれ、距離Dとなっている。
図3は、図1に示す処理回路50の構成を示す機能ブロック図である。この処理回路50は、アナログ処理部51、A/D変換部52、シェーディング補正部53、遅延処理部54、および画像処理部55を備える。なお、アナログ処理部51には、受光ユニット40を構成する赤用受光素子列42からの赤データRi、緑用受光素子列43からの緑データGi、青用受光素子列44からの青データBiが、それぞれ独立して入力される。なお、受光ユニット40から入力されてくる赤データRi、緑データGiおよび青データBiは、アナログのデータである。
アナログ処理部51は、赤データRi、緑データGi、および青データBiそれぞれに対してゲイン・オフセット調整等のアナログ補正を施す。
A/D変換部52は、アナログ補正が施された赤データRi、緑データGi、および青データBiをデジタルデータに変換する。
シェーディング補正部53は、入力されてくるデジタル化された赤データRi、緑データGi、および青データBiに対し、図示しないメモリより読み出した各シェーディングデータを用いてシェーディング補正を施す。なお、シェーディング補正では、入力されてくる赤データRi、緑データGi、および青データBiに対し、対応する赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44のそれぞれにおける受光素子45の感度のばらつきや、照明ランプ15の光量分布特性等に応じた出力補正を施す。
遅延処理部54は、赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44の取り付け位置の相違に伴うずれを補正する。本実施の形態では、図2に示したように、赤用受光素子列42に対し緑用受光素子列43は副走査方向xに距離Dだけずらして配置され、緑用受光素子列43に対し青用受光素子列44は副走査方向xに距離Dだけずらして配置される。このため、この画像読み取り装置1では、原稿の読み取り動作を実行する際、原稿のある特定の部位(主走査方向yの1ライン)をまず青用受光素子列44にて読み取り、次いでこの特定の部位を緑用受光素子列43にて読み取り、最後にこの特定の部位を赤用受光素子列42にて読み取ることになる。これを逆に見れば、同じタイミングでは、赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44が、それぞれ副走査方向xの位置が異なる部位の画像を読み取っていることになる。そこで、遅延処理部54では、最後に読み取りが行われる赤用受光素子列42から出力される赤データRiを基準とし、緑用受光素子列43から出力される緑データGiを赤データRiに対し距離Dに対応する期間だけ遅延させ、また、青用受光素子列44から出力される青データBiを赤データRiに対し距離2Dに対応する期間分だけ(緑データGiに対しては距離Dに対応する期間分だけ)遅延させている。これにより、遅延処理部54からは、原稿の同一部位(主走査方向yの同一ライン)を読み取って得られた赤データRi、緑データGi、および青データBiが、同期して出力されることになる。なお、遅延処理部54には、このような処理を行うために、副走査方向xの複数ライン分の赤データRi、緑データGiおよび青データBiを、それぞれ一時的に格納するためのメモリ(図示せず)が設けられている。
画像処理部55は、入力されてくる赤データRi、緑データGi、および青データBiに対して各種画像処理を施し、得られたデータをそれぞれ赤画像データRo、緑画像データGoおよび青画像データBoとして外部機器に出力する。この画像処理部55で施される処理としては、例えばγ/グレイバランス補正、色空間変換、拡大縮小、フィルタリング処理、コントラスト調整、さらには地肌除去等が挙げられる。
図4は、物体すなわちプラテンガラス12上の原稿の読み取り位置から像面すなわち受光ユニット40(具体的には受光素子45)へと至る光路を示す図である。ここで、図4(a)は主走査方向yおよび光軸方向zの断面であるyz平面における光路を示しており、図4(b)は副走査方向xおよび光軸方向zの断面であるxz平面における光路を示している。なお、図4においては、光路中に配設される第1ミラー16A、第2ミラー16Bおよび第3ミラー16Cの記載を省略している。また、図4(a)において、受光ユニット40は第1平面ミラー31の背後に隠れている。
また、図5は、光路中に配置される各部材の面の構成や位置関係等を説明するための図である。ここで、図5(a)は、物体(読み取り位置)、第1平面ミラー31、第1曲面ミラー32、第2平面ミラー33、第2曲面ミラー34、および像面(受光素子45)と、各部材の面の、曲率半径、主走査方向yの軸に対する傾斜角(以下の説明ではy軸回り傾斜角と呼ぶ)、および面同士の間隔(以下の説明では面間隔と呼ぶ)との関係を示している。また、図5(b)は、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34の反射面の面形状を説明するための図である。
結像部30では、第1平面ミラー31、第1曲面ミラー32、第2平面ミラー33および第2曲面ミラー34の反射面が、それぞれ、主走査方向yの中央となる中央軸Cが、主走査方向yの中心となるように配置されている。
そして、結像部30では、主走査方向yの長さに関し、第1平面ミラー31が最も長く、次いで第1曲面ミラー32が長く、その次に第2曲面ミラー34が長い。したがって、結像部30では、第2平面ミラー33の主走査方向yの長さが最も短い。
ここで、物体および像面の曲率半径は無限であり、第1平面ミラー31および第2平面ミラー33の反射面の曲率半径も無限である。これに対し、第1曲面ミラー32は、下記の数式1に、図5(b)の♯1に示す各定数を代入して表現される反射面を有しており、第2曲面ミラー34は、下記の数式1に、図5(b)の♯2に示す各定数を代入して表現される反射面を有している。したがって、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34は、形状が異なる反射面を有していることになる。
Figure 2010085862
ここで、第1曲面ミラー32の反射面は、中央軸Cを軸として主走査方向yに対称であって、xz断面のパワーがyz断面のパワーよりも大きい第1自由曲面となっている。
一方、第2曲面ミラー34の反射面は、中央軸Cを軸として主走査方向yに対称であって、yz断面のパワーがxz断面のパワーよりも大きい第2自由曲面となっている。
また、y軸回り傾斜角については、第1平面ミラー31の反射面が−6°に、第1曲面ミラー32の反射面が6°に、第2平面ミラー33の反射面が−6°に、第2曲面ミラー34の反射面が6°に、それぞれ設定されている。なお、物体および像面は、反射光の始点および終点であるので、y軸回り傾斜角は定義されない。
さらに、面間隔については、光軸方向zに対し、物体と第1平面ミラー31との間が454mmに、第1平面ミラー31と第1曲面ミラー32との間が−80mmに、第1曲面ミラー32と第2平面ミラー33との間が80mmに、第2平面ミラー33と第2曲面ミラー34との間が−80mmに、そして、第2曲面ミラー34と像面との間が75.18mmに、それぞれ設定されている。なお、物体と第1平面ミラー31との間の距離は、画像読み取り動作時にフルレートキャリッジ13とハーフレートキャリッジ14とがそれぞれ移動することで、一定に維持される。
では、図4を参照しながら、物体(原稿)から反射した光が、像面(受光ユニット40の受光素子45)に到達するまでの挙動について説明する。
照明ランプ15によって照射され、プラテンガラス12上の原稿で反射された光は、主走査方向y、副走査方向xに広がりながら、第1ミラー16A、第2ミラー16Bおよび第3ミラー16C(図1参照)を介して第1平面ミラー31に入射する。第1平面ミラー31は平面の反射面を有しているので、第1平面ミラー31に入射した光は、主走査方向y、副走査方向xにさらに広がりながら第1曲面ミラー32に向けて反射される。
第1曲面ミラー32は、xz断面のパワーがyz断面のパワーよりも大きい反射面を有しているので、第1曲面ミラー32に入射した光は、主走査方向yに比べて、副走査方向xに強く集光された状態で、第2平面ミラー33に向けて反射される。第2平面ミラー33は、第1曲面ミラー32に比べて主走査方向yの長さが短いことから、第2平面ミラー33には、第1曲面ミラー32で反射する光の一部のみが入射することになる。第2平面ミラー33は平面の反射面を有しているので、第2平面ミラー33に入射した光は、第2曲面ミラー34に向けて反射される。第2平面ミラー33は、第1曲面ミラー32から反射される光のうち、中央軸C周辺への反射光のみを反射することから、結像部30における絞り部材として機能している。なお、第1曲面ミラー32で反射された光は、第2平面ミラー33を介して第2曲面ミラー34に入射されるまでの間、一度も結像されることなく進行する。
第2曲面ミラー34は、yz断面のパワーがxz断面のパワーよりも大きい反射面を有しているので、第2曲面ミラー34に入射した光は、副走査方向xに比べて、主走査方向yに強く集光された状態で、受光ユニット40に向けて反射される。この構成により、結像部30に入射される入射光に対し、結像部30から出射される出射光は、副走査方向xの像倍率が主走査方向yの像倍率よりも高められている。この例においては、第1曲面ミラー32の反射面および第2曲面ミラー34の反射面を上述した形状とすることにより、結像部30から出射される光の主走査方向yの像倍率が0.22となるのに対し、副走査方向xの像倍率はその2倍の0.44となっている。
そして、第2曲面ミラー34で反射された光は、受光ユニット40を構成する赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44に、それぞれ入射する。このとき、第2曲面ミラー34で反射された光は、赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44を構成する各受光素子45の受光面において、主走査方向yにおいて結像し、且つ副走査方向xにおいても結像するようになっている。すなわち、各受光素子45の受光面は、主走査方向yの焦点深度の範囲内、且つ、副走査方向xの焦点深度の範囲内に配置されており、主走査方向yの像点および副走査方向xの像点がほぼ一致するようになっている。そして、各受光素子45の受光面は、上述したように副走査方向xの長さaが主走査方向yの長さbの2倍となっているため、各受光素子45の受光面は、副走査方向xおよび主走査方向のyの長さがともにaに設定される場合と比較して、より多くの光を取り込むことになる。その結果、受光ユニット40から出力される赤データRi、緑データGiおよび青データBiのS/N比が改善される。
ここで、図6は、受光ユニット40における赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44の副走査方向xの間隔Dと、物体すなわちプラテンガラス12(図示せず)上の原稿Mにおける赤用読み取り位置RP、緑用読み取り位置GPおよび青用読み取り位置BPの副走査方向xの間隔との関係を示す図である。
本実施の形態では、原稿Mからの反射光を、結像部30において副走査方向xの像倍率を主走査方向yの像倍率よりも大きく(具体的には2倍)した状態で、受光ユニット40を構成する赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44に入射させている。このため、図6の左下に示すように、同じ時刻において、赤用受光素子列42が読み取る赤用読み取り位置RPと緑用受光素子列43が読み取る緑用読み取り位置GPとの間隔、および、緑用受光素子列43が読み取る緑用読み取り位置GPと青用受光素子列44が読み取る青用読み取り位置BPとの間隔は、それぞれ、距離Eとなる。
一方、従来のように、原稿Mからの反射光を、結像部30において副走査方向xの像倍率と主走査方向yの像倍率とを等しくした状態で、受光ユニット40を構成する赤用受光素子列42、緑用受光素子列43および青用受光素子列44に入射させた場合は、図6の右下に示したようになる。具体的に説明すると、同じ時刻における赤用読み取り位置RPと緑用読み取り位置GPとの間隔、および、緑用読み取り位置GPと青用読み取り位置BPとの間隔は、それぞれ、上述した距離Eよりも広い距離Fとなる。なお、この例では、副走査方向xの像倍率の違いにより、距離Fが距離Eの2倍となる。
本実施の形態の画像読み取り装置1では、同時刻に異なる位置を読み取って得られた、赤用受光素子列42による赤データRiと、緑用受光素子列43による緑データGiと、青用受光素子列44による青データBiとを、処理回路50に設けられた遅延処理部54において処理を施して同期させた後に、赤画像データRo、緑画像データGoおよび青画像データBoとして出力している。このため、画像読み取り動作中にフルレートキャリッジ13やハーフレートキャリッジ14において速度変動が生じてしまうと、出力される赤画像データRo、緑画像データGoおよび青画像データBoを合成して画像を構成した場合に、速度変動が生じた際に読み取りを行った領域において、副走査方向xのずれに起因する色ずれが生じるおそれがある。
しかしながら、本実施の形態では、上述したように、結像部30において副走査方向xの像倍率を主走査方向yの像倍率よりも大きくすることにより、副走査方向xの像倍率と主走査方向yの像倍率とを等しくした場合と比較して、各色の読み取り位置同士の間隔が狭まることになる。このため、画像読み取り動作中にフルレートキャリッジ13やハーフレートキャリッジ14において速度変動が生じた場合であっても、出力される赤画像データRo、緑画像データGoおよび青画像データBoを合成して画像を構成した際の色ずれが抑制されることになる。
続いて、本実施の形態が適用された画像読み取り装置1のMTF(Modulated Transfer Function)特性について説明する。
図7は、MTF特性の測定条件を説明するための図である。本発明者は、物体(プラテンガラス12におかれた原稿M)における物体高Hをパラメータとし、主走査方向yと副走査方向xとについて、それぞれMTF特性の測定を行った。ここで、物体高Hは、主走査方向yの中央(中央軸Cに対応)をH=0.0とし、主走査方向yの片側の端部をH=1.0として規格化を行ったものである。ここで、MTF特性の測定は、H=0.0、H=0.7およびH=1.0の3つについて行った。なお、原稿Mの主走査方向yの長さすなわち幅は300mmである。
図8は、本実施の形態の画像読み取り装置1のMTF特性を示す図である。図8において、横軸は空間周波数であり、縦軸はコントラストである。なお、例えば図中の凡例に示すy(0.0)は、物体高H=0.0における主走査方向yのMTF特性を意味している。他のx(0.0)、y(0.7)、x(0.7)、y(1.0)およびx(1.0)についても同様である。
ここで、y(0.0)、y(0.7)およびy(1.0)は、同様の曲線を描くことが理解される。したがって、主走査方向yのMTF特性は、物体高Hの大きさすなわち原稿M上での主走査方向yの位置に関わらず、似た形状となっている。また、x(0.0)、x(0.7)およびx(1.0)も、同様の曲線を描くことが理解される。したがって、副走査方向xのMTF特性も、物体高Hの大きさに関わらず、似た形状となっている。
一方、同じ物体高Hを有する、y(0.0)およびx(0.0)、y(0.7)およびx(0.7)、y(1.0)およびx(1.0)を比較すると、それぞれにおいて、副走査方向xのMTF特性は、主走査方向yのMTF特性の半分程度となっていることが理解される。
本実施の形態では、副走査方向xの像倍率が主走査方向yの像倍率に比べ2倍の大きさとなっているため、原稿面の空間周波数を基準として考えると、主走査方向yおよび副走査方向x共に、同等のMTF特性を有しているといえる。
<実施の形態2>
図9は、実施の形態2が適用される画像読み取り装置1の概略構成を示す図である。ここで、図9(a)は画像読み取り装置1の側部断面図を示しており、図9(b)は画像読み取り装置1の上面図を示している。
この画像読み取り装置1は、読み取り部10とプラテンカバー20とを備えており、読み取り部10が装置フレーム11とプラテンガラス12とを備えている点で実施の形態1と同じであるが、画像読み取り機構を内蔵する読み取りユニット60を備えている点が実施の形態1とは異なる。なお、読み取りユニット60は、図示しない駆動機構を用いて、副走査方向xに移動するように構成されている。
なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10は、読み取り部10に設けられる読み取りユニット60の概略構成を示す断面図である。
読み取りユニット60は、上部側に主走査方向yに沿う開口が設けられた筐体61と、筐体61内に設けられ、原稿に白色光を照射する照明ランプ15と、照明ランプ15からの照射光をプラテンガラス12側に向けて反射するリフレクタ15Aと、原稿からの反射光を順次反射する第1ミラー62A、第2ミラー62B、第3ミラー62Cおよび第4ミラー62Dとを備える。なお、これら第1ミラー62A、第2ミラー62B、第3ミラー62Cおよび第4ミラー62Dの各々の反射面は、平面となっている。また、読み取りユニット60は、第4ミラー62Dにて反射した光像を光学的に縮小して結像させる結像部30と、結像部30から出力される光を受光して光電変換して出力する受光ユニット40と、受光ユニット40から入力される受光データに処理を施す処理回路50とをさらに備える。なお、結像部30の構成部材は実施の形態1で説明したものと同じであるが、各構成部材の配置は若干異なる。
図11は、光路中に配置される各部材の面の構成や位置関係等を説明するための図である。ここで、図11(a)は、物体(読み取り位置)、第1平面ミラー31、第1曲面ミラー32、第2平面ミラー33、第2曲面ミラー34、および像面(受光素子45)と、各部材の面の、曲率半径、y軸回り傾斜角、および面間隔との関係を示している。また、図11(b)は、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34の反射面の曲率半径を説明するための図である。
ここで、物体および像面の曲率半径は無限であり、第1平面ミラー31および第2平面ミラー33の反射面の曲率半径も無限である。これに対し、第1曲面ミラー32は、上述した数式1に、図11(b)の♯1に示す各定数を代入して表現される反射面を有しており、第2曲面ミラー34は、上述した数式1に、図11(b)の♯2に示す各定数を代入して表現される反射面を有している。したがって、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34は、実施の形態1と同様、形状が異なる反射面を有していることになる。
ここで、第1曲面ミラー32の反射面は、実施の形態1で説明したものとは多少形状が異なるものの、主走査方向yに対称であって、xz断面のパワーがyz断面のパワーよりも大きい第1自由曲面となっている。
一方、第2曲面ミラー34の反射面は、実施の形態1で説明したものとは多少形状が異なるものの、主走査方向yに対称であって、yz断面のパワーがxz断面のパワーよりも大きい第2自由曲面となっている。
また、y軸回り傾斜角については、第1平面ミラー31の反射面が−6°に、第1曲面ミラー32の反射面が6°に、第2平面ミラー33の反射面が−6°に、第2曲面ミラー34の反射面が6°に、それぞれ設定されている。なお、物体および像面は、反射光の始点および終点であるので、y軸回り傾斜角は定義されない。
さらに、面間隔については、光軸方向zに対し、物体と第1平面ミラー31との間が293.34mmに、第1平面ミラー31と第1曲面ミラー32との間が−40mmに、第1曲面ミラー32と第2平面ミラー33との間が40mmに、第2平面ミラー33と第2曲面ミラー34との間が−26mmに、そして、第2曲面ミラー34と像面との間が27.2mmに、それぞれ設定されている。なお、本実施の形態では、読み取りユニット60が、プラテンガラス12と平行な状態で副走査方向xに移動するので、物体と第1平面ミラー31との間の距離は、一定に維持される。
なお、本実施の形態では、結像部30から出射される光の主走査方向yの像倍率が0.124倍となるのに対し、副走査方向xの像倍率はその2倍の0.248となっている。
そして、本実施の形態においても、結像部30において副走査方向xの像倍率を主走査方向yの像倍率よりも大きくすることにより、副走査方向xの像倍率と主走査方向yの像倍率とを等しくした場合と比較して、各色の読み取り位置同士の間隔が狭まることになる。このため、画像読み取り動作中にフルレートキャリッジ13やハーフレートキャリッジ14において速度変動が生じた場合であっても、出力される赤画像データRo、緑画像データGoおよび青画像データBoを合成して画像を構成した際の色ずれが抑制されることになる。
図12は、本実施の形態の画像読み取り装置1のMTF特性を示す図である。図12において、横軸は空間周波数であり、縦軸はコントラストである。なお、測定条件については、原稿の幅が220mmであること以外は実施の形態1と同じである。
ここで、y(0.0)、y(0.7)およびy(1.0)は、同様の曲線を描くことが理解される。したがって、主走査方向yのMTF特性は、物体高Hの大きさすなわち原稿M上での主走査方向yの位置に関わらず、似た形状となっている。また、x(0.0)、x(0.7)およびx(1.0)も、同様の曲線を描くことが理解される。したがって、副走査方向xのMTF特性も、物体高Hの大きさに関わらず、似た形状となっている。
一方、同じ物体高Hを有する、y(0.0)およびx(0.0)、y(0.7)およびx(0.7)、y(1.0)およびx(1.0)を比較すると、それぞれにおいて、副走査方向xのMTF特性は、主走査方向yのMTF特性の半分程度となっていることが理解される。
このように、MTF特性については、値自体は異なるものの、実施の形態1と同じような動向を示すことがわかる。
なお、実施の形態1および実施の形態2では、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34を用いて、副走査方向xの像倍率を主走査方向yの像倍率よりも大きくするようにしていたが、これに限られるものではなく、複数(例えば2枚)のレンズを用いてこの機能を実現するようにしてもよい。ただし、第1曲面ミラー32および第2曲面ミラー34を用いた場合には、複数のレンズを用いた場合と比較して、出射される光の色収差がなくなるという点で好ましい。
また、実施の形態1では、プラテンガラス12上に原稿Mを置き、フルレートキャリッジ13およびハーフレートキャリッジ14を副走査方向xに移動させることで、また、実施の形態2では、読み取りユニット60を副走査方向xに移動させることで、原稿Mの画像を読み取る画像読み取り装置1を例に説明を行った。ただし、これに限られるものではなく、フルレートキャリッジ13およびハーフレートキャリッジ14、あるいは、読み取りユニット60を固定した状態で、原稿Mを副走査方向xに移動させることで、原稿Mの画像を読み取るタイプのものに適用しても差し支えない。
さらに、実施の形態1および実施の形態2では、3個の受光素子列を用いてRGB各色の画像を読み取る例について説明を行ったが、これに限られるものではなく、2個以上の受光素子列を用いるものであればよい。この一例として、例えば一方の受光素子列を用いて可視画像を読み取り、他方の受光素子列を用いて赤外画像や紫外画像等の不可視画像を読み取るものが挙げられる。
さらにまた、実施の形態1および実施の形態2では、第2平面ミラー33を用いて、原稿からの反射光の絞りを行っていたが、これに限られるものではなく、例えば板材に穿孔を形成したスリット部材等を用いるようにしてもよい。
実施の形態1が適用される画像読み取り装置の概略構成を示す図である。 受光ユニットの概略構成を示す図である。 処理回路の構成を示すブロック図である。 物体から像面へと至る光路を示す図である。 実施の形態1において、光路中に配置される各部材の面の構成や位置関係等を説明するための図である。 受光ユニットにおける赤用受光素子列、緑用受光素子列および青用受光素子列の副走査方向の間隔と、プラテンガラス上の原稿における赤用読み取り位置、緑用読み取り位置および青用読み取り位置の副走査方向の間隔との関係を示す図である。 MTF特性の測定条件を説明するための図である。 実施の形態1の画像読み取り装置のMTF特性を示す図である。 実施の形態2が適用される画像読み取り装置の概略構成を示す図である。 読み取りユニットの概略構成を示す断面図である。 実施の形態2において、光路中に配置される各部材の面の構成や位置関係等を説明するための図である。 実施の形態2の画像読み取り装置のMTF特性を示す図である。
符号の説明
1…画像読み取り装置、10…読み取り部、15…照明ランプ、30…結像部、31…第1平面ミラー、32…第1曲面ミラー、33…第2平面ミラー、34…第2曲面ミラー、40…受光ユニット、41…基板、42…赤用受光素子列、43…緑用受光素子列、44…青用受光素子列、45…受光素子、50…処理回路、51…アナログ処理部、52…A/D変換部、53…シェーディング補正部、54…遅延処理部、55…画像処理部、60…読み取りユニット、x…副走査方向、y…主走査方向、z…光軸方向

Claims (4)

  1. 主走査方向に複数の受光素子を並べて構成された受光素子列を副走査方向に複数列並べた受光部と、
    前記副走査方向の断面のパワーが前記主走査方向の断面のパワーよりも大きい第1自由曲面で原稿からの光を反射する第1反射部材と、
    前記主走査方向の断面のパワーが前記副走査方向の断面のパワーよりも大きい第2自由曲面で前記第1反射部材の前記第1自由曲面にて反射された光を反射する第2反射部材と、を有し、
    前記原稿からの光を前記第1自由曲面と前記第2自由曲面との間で中間結像することなく前記受光部に結像するよう構成され、前記主走査方向の結像倍率に対して前記副走査方向の結像倍率が大きいことを特徴とする結像装置。
  2. 前記第1自由曲面から前記第2自由曲面へと向かう光を制限して絞る絞り部材をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の結像装置。
  3. 前記絞り部材は、前記第1反射部材の前記第1自由曲面および前記第2反射部材の前記第2自由曲面よりも前記主走査方向の長さが短く設定され、当該第1自由曲面にて反射された光を当該第2自由曲面に向けて反射する第3反射部材を含むことを特徴とする請求項2記載の結像装置。
  4. 原稿に光を照射する光照射手段と、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の結像装置と、
    前記原稿と前記結像装置との副走査方向の相対位置を移動させる移動部と
    を有する画像読み取り装置。
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