JP2010084928A - 連結具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前方が開口する収納室4と、該収納室4の外周部に設けた周壁3bとを有するケーシング3を有し、前記周壁3bの内周面に、係止部6を刻設し、前記周壁3bに周方向に複数に分割する分割溝を設け、前記周壁3bの全周に弾性部材8を設け、拡径防止手段12を設けた雌型連結部材1と、先部に、係止部23bを刻設した雄型係止部材23を有する雄型連結部材2とで構成される連結具であって、前記雄型係止部材23を、前記雌型連結部材1の収納室4内に挿入することにより、前記周壁3bの前部が拡径した後に、縮径して前記雌型連結部材1の係止部6と、前記雄型係止部材23の係止部23bとが噛合し、前記拡径防止手段12が、前記ケーシング3と係合することにより前記周壁3bの拡径を防止する。
【選択図】図8
Description
先部に、雄型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設した雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雌型連結部材の係止部と、前記雄型係止部材の係止部とが噛合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止することを特徴とするものである。
前記拡径防止手段の後方部と前記ケーシングの先端部とが係合し、前記拡径防止手段の先部が、前記雄型連結部材を埋設した連結部材と当接することを特徴とするものである。
前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、ケーシングの先端部と拡径防止手段の後方部とが係合することを特徴とするものである。
前記雌型連結部材の係止部の係止山を、前記雌型連結部材の軸心に対して直交する環状の一部で形成したことを特徴とするものである。
図1乃至図3は、雌型連結部材1を、図4は、雄型連結部材2を示すものである。
雄型連結部材2は、図4に示すように、変形できる部材、例えば、発泡スチロール、ゴム等の弾性体、樹脂、ダンボールなどで形成された円筒状の調整部材21内に、内周に雌ねじ22aを刻設した連結体22を設け、該連結体22の先部に雄型係止部材23の基部側に形成した雄ねじ体23aを螺着して構成されている。
前記実施例1乃至3においては、弾性体10を設けたが、図9に示すように、前記弾性体10を設けず、雌型連結部材41と雄型連結部材42とが連結した状態において、ケーシング3の先端部の外周面3aと拡径防止手段43の押圧面43aとが係合し、拡径防止手段43の先部が、雄型連結部材42を埋設したコンクリート部材35の一部である雄型連結部材42における連結体22の先端面22bと当接するようにしてもよい。
前記実施例4においては、ケーシング3の先端部の外周面3aを、先端側から奥部側に向って拡径するテーパ状のテーパ面に形成し、拡径防止手段43の押圧面43aを、奥部側から開口側に向って縮径するテーパ状のテーパ面に形成したが、図10に示すように、ケーシング3の先端部の外周面3a及び拡径防止手段43の押圧面43aに軸心X−Xを中心とする螺旋状の溝、又は軸心X−Xに対して直交する環状で、複数の溝を平行(以下、平行溝という)に刻設し、かつ、その両面が相互に噛合できる形状に形成してもよい。
前記実施例5においては、ケーシング3の先端部の外周面3aと拡径防止手段43の押圧面43aの双方に、螺旋状の溝又は平行溝を形成したが、ケーシング3を拡径防止手段43よりも硬い素材を使用し、図11に示すように、ケーシング3の先端部の外周面3aのみに軸心X−Xを中心とする螺旋状の溝又は平行溝を形成しても良いし、拡径防止手段43をケーシング3よりも硬い素材を使用し、拡径防止手段43の押圧面43aのみに軸心X−Xを中心とする螺旋状の溝又は平行溝を形成しても良い。
更に、本実施例6においては、硬い素材に形成した螺旋状の溝又は平行溝が、柔らかい素材に喰いこみ、ケーシング3の先端部の外周面3aと拡径防止手段43の押圧面43aを強固に係合し、よりケーシング3の周壁3bの拡径を防止することができる。
前記実施例1乃至6においては、雄型係止部材23の係止部23bが、軸心Y−Yを中心とする最外径が全て同径に、ケーシング3の係止部6が軸芯X−Xを中心とする最内径が全て同径に形成したが、図12に示すように、雄型連結部材51の雄型係止部材52の係止部52bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に拡径するテーパ状に形成し、雌型連結部材53の係止部54の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って、前記係止部52bのテーパに沿って徐々に縮径するように形成してもよい。
本実施例7は、更に、係止部52bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成し、係止部54の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成したことにより、雄型係止部材52の収納室4内への挿入が、前記実施例1乃至6よりも小さな挿入力で行える。
前記実施例1乃至6においては、雄型係止部材23の係止部23bが、軸心Y−Yを中心とする最外径が全て同径に、ケーシング3の係止部6が軸芯X−Xを中心とする最内径が全て同径に形成したが、図13に示すように、雄型連結部材61の雄型係止部材62の係止部62bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に縮径するテーパ状に形成し、雌型連結部材63の係止部64の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って、前記係止部62bのテーパに沿って徐々に拡径するように形成してもよい。
本実施例8は、更に、係止部62bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成し、係止部64の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成したことにより、雌型連結部材63と雄型連結部材61とが連結した後は、前記実施例1乃至7の連結具と比較して抜けにくい。
本実施例9は、前記実施例1における収納室4の奥部の底部に、図14に示すように、案内凹部4cを形成し、前記実施例1における雄型係止部材23の係止部23bの先部に先細状のテーパ部23cを一体形成し、さらに、その先部に、係止部23bより小径の案内凸部40を一体成形したものである。
本実施例9は、更に、雄型連結部材2と雌型連結部材1との連結時において、雄型係止部材23の案内凸部40が、案内凹部4c内に挿入されるため、雄型係止部材23の軸芯Y−Yを、ケーシング3の係止部6の軸芯X−Xと近づけることができるため、係止部23bと係止部6とを均一に近い状態で噛合することができ、雌型連結部材1の係止部6と雄型係止部材23の係止部23bとの噛合状態を強固にすることができ、引張り強度を強くすることができる。
2、42、51、61 雄型連結部材
3 ケーシング
3b 周壁
3e 分割溝
4 収納室
5 開口部
6、54、64 雌型連結部材の係止部
8 弾性部材
10 弾性体
12、43 拡径防止手段
23、52、62 雄型係止部材
23b、52b、62b 雌型連結部材の係止部
Claims (8)
- 前方が開口する収納室と、該収納室の外周部に設けた周壁とを有するケーシングを有し、前記周壁の内周面に、雌型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設し、前記周壁に先端から少なくとも前記係止部の一部までを周方向に複数に分割する分割溝を設け、少なくとも前記周壁の先端から前記分割溝の後方で、かつ、前記周壁の全周に弾性部材を設け、拡径防止手段を設けた雌型連結部材と、
先部に、雄型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設した雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雌型連結部材の係止部と、前記雄型係止部材の係止部とが噛合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止することを特徴とする連結具。 - 前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、
前記拡径防止手段の後方部と前記ケーシングの先端部とが係合し、前記拡径防止手段の先部が、前記雄型連結部材を埋設した連結部材と当接することを特徴とする請求項1記載の連結具。 - 前記ケーシングの先端部の外周面を、先端側から奥部側に向って拡径するテーパ状に形成し、前記拡径防止手段の後端部の内周面を、奥部側から開口側に向って縮径するテーパ状に形成し、
前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、ケーシングの先端部と拡径防止手段の後方部とが係合することを特徴とする請求項1又は2記載の連結具。 - 前記ケーシングと、前記拡径防止手段とが係合した際に、ケーシングと拡径防止手段との間に弾性体が介在するようにしたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の連結具。
- 前記雄型係止部材の係止部の係止山を螺旋状に形成し、前記雌型連結部材の係止部の係止山を螺旋の一部で形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の連結具。
- 前記雄型係止部材の係止部の係止山を、前記雄型係止部材の軸心に対して直交する環状に形成し、
前記雌型連結部材の係止部の係止山を、前記雌型連結部材の軸心に対して直交する環状の一部で形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の連結具。 - 前記雄型連結部材と前記雌型連結部材を、コンクリート部材に固設したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の連結具。
- 前記コンクリート部材は、シールドセグメントであることを特徴とする請求項7記載の連結具。
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