JP2010083763A - ピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤 - Google Patents

ピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤 Download PDF

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Abstract

【課題】植物病害防除作用、特にイネいもち病に対して優れた防除作用を示す殺菌剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体を有効成分として含有する殺菌剤。
Figure 2010083763


[式中、RおよびRは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、または炭素数1〜6のハロアルキル基等を表す(ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基)。Rは炭素数1〜6のアルキル基等を表す。RおよびRは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基等を表す。Aは、−OR、−S(O)n、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14または−ONR1516を表す。nは0〜2を表し、R〜R16は、水素原子、アルキル基等を表す。]
【選択図】なし

Description

本発明は、ピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびにそれらを有効成分とする殺菌剤に関する。
病害虫防除が水稲栽培に於いて果たす役割は大きい。特にイネいもち病は重要な病害として種々の殺菌剤が開発され、利用されている。すでにある種のピラゾール誘導体が殺菌活性を有することは知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、環境問題等の観点から安全かつ低濃度で有害菌を防除できる新しい殺菌剤が求められている。また、ある種のピラゾール誘導体は除草剤として知られている(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第99/12910号パンフレット 国際公開第02/062770号パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載のピラゾール化合物は、本発明のハロアルキルで置換されたピラゾール誘導体に該当するものではなく、また、より優れた殺菌活性を有するピラゾール誘導体化合物が要望されていた。
また、特許文献2に記載のピラゾール化合物については、殺菌活性に関する記載はされていない。
本発明は、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびに該ピラゾール誘導体を含む殺菌剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく種々の新規なピラゾール誘導体を合成し、それらの殺菌活性等について種々検討した。その結果、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対し優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ない化合物を見出し、本発明を完成させた。
すなわち、前記課題を解決するための具体的手段は以下の通りである。
前記課題を解決するための具体的手段は以下の通りである。
<1> 下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
<2> 一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のハロアルキル基であり、Rが水素原子であり、Rが炭素数1〜6のアルキル基である前記<1>に記載のピラゾール誘導体。
<3> 一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のフルオロアルキル基である請求項2に記載のピラゾール誘導体
<4> 一般式(1)におけるRがトリフルオロメチル基であり、Rがメチル基であり、RおよびRがともに水素原子である前記<3>に記載のピラゾール誘導体。
<5> 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8a9a、−NR10aNR11a12a、−NR13aOR14a、または−ONR15a16aを表す。
6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
8aおよびR9aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、Xは、脱離基を表し、R21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
<6> 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。

およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8a9a、−NR10aNR11a12a、−NR13aOR14a、または−ONR15a16aを表す。
6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
8aおよびR9aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、ならびに、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとして、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、R22は炭素数炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
<7> 下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(6)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
2bは、−NR8b9b、−NR10bNR11b12b、−NR13bOR14b、または−ONR15b16bを表す。
8bおよびR9bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10b、R11b、R12b、R15b、およびR16bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
13bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
14bは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8bおよびR9bの少なくとも一方、R10b、R11b、およびR12bの少なくとも一つ、R15bおよびR16bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
また、R11bおよびR12bは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−NR1718、−NR10NR1112、−NHOR23、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
23は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、Xは脱離基を表し、R24は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
<8> 下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(9)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
3cは、−OR6c、−NR8c9c、−NR10cNR11c12c、−NR13cOR14c、または−ONR15c16cを表す。
6cは、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8cおよびR9cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10c、R11c、R12c、R13c、R15c、およびR16cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8cおよびR9cの少なくとも一方、R10c、R11c、およびR12cの少なくとも一つ、R13cおよびR14cの少なくとも一方、ならびに、R15cおよびR16cの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R11cおよびR12cは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
は、OH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、Yは、酸素原子または硫黄原子を表し、R25は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
<9> 下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(12)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
4dは、−OR6d、−SR7d、−NR8d9d、−NR10dNR11d12d、−NR13dOR14d、または−ONR15d16dを表す。
6dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
7dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
8dおよびR9dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10d、R11d、R12d、R13d、R15d、およびR16dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14dは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8dおよびR9d、R11dおよびR12d、ならびに、R15dおよびR16dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
は、脱離基を表す。
Figure 2010083763
[式中、Zは、−OR、−SR26、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
26は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<10> 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(15)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
5eは、−OR6e、−SR7e、−NR8e9e、−NR10eNR11e12e、−NR13eOR14e、または−ONR15e16eを表す。
6eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
7eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
8eおよびR9eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10e、R11e、R12e、R13e、R15e、およびR16eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8eおよびR9eの少なくとも一方、R10e、R11e、およびR12eの少なくとも一方、R13eおよびR14eの少なくとも一方、ならびにR15eおよびR16eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
また、R11eおよびR12eは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一方、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、Xは、脱離基を表し、R27は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
<11> 下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む下記一般式(17)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010083763
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28およびR29の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
は、−NR3031、−NR32NR3334、または−NR35OR36を表す。
30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010083763
[式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28またはR29の少なくとも1つは炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
は、−NR3031、−NR32NR3334、または−NR35OR36を表す。
30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<12> 下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
Figure 2010083763
[式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
<13> 農園芸用殺菌剤である前記<12>に記載の殺菌剤。
本発明によれば、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないピラゾール誘導体およびその製造方法、ならびに該ピラゾール誘導体を含む殺菌剤を提供することができる。
本発明のピラゾール誘導体は、ハロアルキル基で置換されたピラゾール誘導体であって、下記一般式(1)で表される。
下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体は、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対する弊害の発生を抑制することができる。
Figure 2010083763
式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)
本発明においては、殺菌活性の観点から、一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のハロアルキル基であって、Rが水素であって、Rが炭素数1〜6のアルキル基であるピラゾール誘導体であることが好ましく、一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のフルオロアルキル基であることがより好ましく、一般式(1)におけるRがトリフルオロメチル基であり、Rが水素であって、Rがメチル基であって、RおよびRがともに水素原子であるピラゾール誘導体であることがさらに好ましい。
また一般式(1)におけるAが、−NR、−NR10NR1112であることもまた好ましく、Aが、−NRであることがより好ましく、Aが、−NRであって、Rが水素原子、Rが置換されてもよいアリールカルボニル基であることが特に好ましい。
本発明のピラゾール誘導体において、前記ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子をあげることができる。
前記炭素数1〜6のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等を、前記炭素数1〜12のアルキル基としては前記炭素数1〜6のアルキル基で例示したアルキル基に加えて、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等を挙げることができる。
また、前記炭素数1〜6のハロアルキル基としてはトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、モノフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、トリクロロエチル基、トリブロモエチル基、トリフルオロプロピル基、パーフルオロプロピル基等を、前記炭素数1〜12のハロアルキル基としては前記炭素数1〜6のハロアルキル基で例示したハロアルキル基に加えて、8,8,8−トリフルオロオクチル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のフルオロアルキル基としてはトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、モノフルオロメチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、トリフルオロプロピル基、パーフルオロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等を、前記炭素数3〜6のハロシクロアルキル基としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等を、前記炭素数2〜6のハロアルケニル基としては、2,2−ジクロロエチニル基等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルケニル基としては、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基等を、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基としては、4−フルオロシクロペンテン−3イル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルキニル基としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基等を、前記炭素数2〜6のハロアルキニル基としては、2−クロロプロパルギル基等を挙げることができる。
前記アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基としては、ベンジル基、フェネチル基等を、前記ヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基としては、ピリジン−2−イルメチル基等を挙げることができる。
前記アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等を、前記ヘテロアリール基としては、ピリジル基、ピリミジニル基、ピリダジル基、ピラジニル基、チエニル基、フラニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、インドリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソキサゾリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等を、前記炭素数1〜6のハロアルコキシ基としてはトリフルオロメトキシ基、トリフルオロエトキシ基、トリクロロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、パーフルオロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルチオ基としてはメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルチオ基としてはトリフルオロメチルチオ基、トリフルオロエチルチオ基、トリクロロエチルチオ基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基としてはメタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基としてはトリフルオロメタンスルフィニル基、トリフルオロエタンスルフィニル基、トリクロロエタンスルフィニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としてはメタンスルホニル基、エタンスルホニル基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基としてはトリフルオロメタンスルホニル基、トリフルオロエタンスルホニル基、トリクロロエタンスルホニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルカルボニル基は、炭素数1〜12のアルキル基を有するアルキルカルボニル基であって(以下、アルキル基を含む置換基について同様である)、アセチル基、エタノイル基、プロパノイル基、オクタノイル基等を挙げることができる。
前記アリールカルボニル基としてはベンゾイル基、β−ナフタレンカルボニル基等を、前記ヘテロアリールカルボニル基としては、ピリジン−2−カルボニル基、チアゾール−5−カルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基としては、炭素数1〜6のアルキルアミノ基とカルボニル基とからなる基であって、N−メチルアミノカルボニル基、N−プロピルアミノカルボニル基等を挙げることができる。炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基としては、N−シクロヘキシルアミノカルボニル等を挙げることができる。
前記アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基としてはN−ベンジルアミノカルボニル基等を、前記ヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基としてはN−[[3−(トリフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−5−イル]メチル]アミノカルボニル基等を挙げることができる。
前記アリールアミノカルボニル基としてはN−フェニルアミノカルボニル基等を、前記ヘテロアリールアミノカルボニル基としてはN−[(ピリジン−2−イル)メチル]アミノカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基としては、炭素数1〜12のアルキルアミノ基とチオカルボニル基とからなる基であってN−メチルアミノチオカルボニル基等を挙げることができる。前記アリールアミノチオカルボニル基としてはN−フェニルアミノチオカルボニル基等を、前記ヘテロアリールアミノチオカルボニル基としてはN−(ピリジン−2−イル)アミノチオカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基としては、トリフルオロメチルカルボニル基、ジフルオロメチルカルボニル基等を、前記炭素数1〜12のハロアルキル基としては前記炭素数1〜6のハロアルキル基で例示したハロアルキル基に加えて、8,8,8−トリフルオロオクチルカルボニル基等を挙げることができる。
等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基としては、シクロヘキシルカルボニル基等を、前記炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基としては、4−クロロシクロヘキシルカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基としては、(2−プロペン)−イルカルボニル基等を、前記炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基としては、(3−クロロ−2−プロペン)−イルカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基としては、(2−ペンテン)−イルカルボニル基等を、前記炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基としては、(4−クロロ−2−ペンテン)−イルカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基としては、エチニルカルボニル基等を、前記炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基としては、(2−クロロエチニル)カルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基としては、炭素数1〜12のアルコキシ基とカルボニル基とからなる基であって、メトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシカルボニル基等を、前記ヘテロアリールオキシカルボニル基としては、ピリジン−2−イルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルスルホニル基としては、メチルスルホニル基、オクチルスルホニル基等を、前記炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基としては、トリフルオロメチルスルホニル基等を挙げることができる。
前記アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としては、ベンジルスルホニル基等を、前記ヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としては、(ピリジン−2−イルメチル)スルホニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基としては、モルホリニル、チオモルホリニル、アジリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル等を、炭素数2〜5のヘテロアリール基としては、ピロリル、イミダゾリル等を挙げることができる。
また、前記置換されていてもよいアリール基および置換されていてもよいヘテロアリール基の置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基等のアルキル基、フェニル基等のアリール基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基等のシクロアルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基およびトリフルオロエチル基等のハロゲン置換アルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基およびブトキシ基等のアルコキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基およびトリフルオロエトキシ基等のハロゲン置換アルコキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基およびブチルチオ基等のアルキルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基およびトリフルオロエチルチオ基等のハロゲン置換アルキルチオ基、メタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基、プロパンスルフィニル基およびブタンスルフィニル基等のアルキルスルフィニル基、トリフルオロメタンスルフィニル基、ジフルオロメタンスルフィニル基およびトリフルオロエタンスルフィニル基等のハロゲン置換アルキルスルフィニル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基およびブタンスルホニル基等のアルキルスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ジフルオロメタンスルホニル基およびトリフルオロエタンスルホニル基等のハロゲン置換アルキルスルホニル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子のハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アセチル基およびベンゾイル基等のアシル基を挙げることができる。
前記アシル基としては、アセチル基等のアルキルカルボニル基、ベンゾイル基等のアリールカルボニル基および置換されていてもよいピラゾールカルボニル基等のヘテロアリールカルボニル基等を、前記アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基等を、前記アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記アルキルスルホニル基としては、メタンスルホニル基、プロパンスルホニル基等を、前記アリールスルホニル基としては、ベンゼンスルホニル基等を、
アルキルアミノカルボニル基としては、メチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基等を、前記アリールアミノカルボニル基としては、フェニルアミノカルボニル基等をそれぞれ挙げることができる。
本発明の一般式(1)で表されるピラゾール誘導体は、例えば、以下のようにして製造することができる。
本発明の一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(2)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(1)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010083763
反応式(1)中、R〜Rは、それぞれ前記一般式(1)におけるR〜Rと同義である。
1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8a9a、−NR10aNR11a12a、−NR13aOR14a、または−ONR15a16aを表す。
6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
8aおよびR9aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、R10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
ただし、R14aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を本発明においても用いることができる。具体的には例えば、塩素原子に代表されるハロゲン原子、メトキシ基およびエトキシ基に代表されるアルコキシ基、フェノキシ基に代表されるアリールオキシ基、アセチルオキシ基およびベンゾイルオキシ基に代表されるアシルオキシ基、メトキシカルボニルオキシ基に代表されるアルコキシカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基に代表されるアリールカルボニルオキシ基、N−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールならびにイミダゾール基等を例示することができる。
反応式(1)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、無機塩基であっても有機塩基であってもよい。具体的には例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類、酸化ナトリウム等のアルカリ金属酸化物類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン、トリエチルアミン、ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基類等を挙げることができる。
反応式(1)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(1)における溶媒として使用することもできる。
反応式(1)において溶媒を用いる場合、溶媒としては特に制限はなく、無機溶媒であっても有機溶媒であってもよい。具体的には例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の非プロトン性極性溶媒;エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙げることができる。
一般式(4)で表されるカルボン酸誘導体の使用量は一般式(3)で表される化合物に対して0.5〜2当量、好ましくは0.8〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(2)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(2)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010083763
反応式(2)中、R、R、R、R、R、A、及びA1aは、それぞれ反応式(1)におけるR、R、R、R、R、A、及びA1aと同義である。
22は、反応式(1)におけるR21と同義である。
式(5)で表されるカルボン酸を式(3)で表される化合物と無溶媒もしくは溶媒中、縮合させることにより、式(2)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。
反応式(2)中で用いることができる縮合剤には特に制限はなく、例えば、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩、2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリウムクロリド等を例示することができる。縮合剤の使用量としては一般式(23)で表される化合物に対し、1〜2モル当量であり、好ましくは1〜1.2モル当量である。
反応式(2)において溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
一般式(5)で表されるカルボン酸の使用量は一般式(3)で表される化合物に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(6)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(7)で表される化合物と下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(6)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(3)で表される反応により製造することができる
Figure 2010083763
反応式(3)中、R、R、R、R、及びRは、それぞれ反応式(1)におけるR、R、R、R、及びRと同義である。
2bは、−NR8b9b、−NR10bNR11b12b、−NR13bOR14b、または−ONR15b16bを表す。
8bおよびR9bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10b、R11b、R12b、R15b、およびR16bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
13bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
14bは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8bおよびR9bの少なくとも一方、R10b、R11b、およびR12bの少なくとも一つ、R15bおよびR16bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
また、R11bおよびR12bは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は、−NR1718、−NR10NR1112、−NHOR23、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
23は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
24は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば、塩素原子に代表されるハロゲン原子、N−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールならびにイミダゾール基等を例示することができる。
反応式(3)において、一般式(7)で表される化合物と、一般式(8)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(6)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。
反応式(3)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(3)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(3)における溶媒として使用することもできる。
反応式(3)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(3)において、一般式(8)で表される化合物の使用量としては、一般式(7)で表される化合物に対し、1〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(3)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(9)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(10)で表される化合物と下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(9)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(4)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010083763
反応式(4)中、R、R、R、R、及びRは、それぞれ反応式(1)におけるR、R、R、R、及びRと同義である。
3cは、−OR6c、−NR8c9c、−NR10cNR11c12c、−NR13cOR14c、または−ONR15c16cを表す。
6cは、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8cおよびR9cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10c、R11c、R12c、R13c、R15c、およびR16cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8cおよびR9cの少なくとも一方、R10c、R11c、およびR12cの少なくとも一つ、R13cおよびR14cの少なくとも一方、ならびに、R15cおよびR16cの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R11cおよびR12cは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は、OH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Yは、酸素原子または硫黄原子を表し、R25は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
反応式(4)において、一般式(10)で表される化合物と、一般式(11)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(9)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。
反応式(4)で表される反応は、無塩基もしくは塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(4)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(4)における溶媒として使用することもできる。
反応式(4)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の非プロトン性極性溶媒;エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙げることができる。
反応式(4)において、一般式(11)で表される化合物の使用量としては、一般式(10)で表される化合物に対し、1〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(4)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(12)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(13)で表される化合物と下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(12)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(5)で表される反応により製造することができる
Figure 2010083763
反応式(5)中、R、R、R、R、及びRは、それぞれ反応式(1)、におけるR、R、R、R、及びRと同義である。
4dは、−OR6d、−SR7d、−NR8d9d、−NR10dNR11d12d、−NR13dOR14d、または−ONR15d16dを表す。
6dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
7dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
8dおよびR9dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10d、R11d、R12d、R13d、R15d、およびR16dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14dは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8dおよびR9d、R11dおよびR12d、ならびに、R15dおよびR16dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
式中、Zは、−OR、−SR26、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
26は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば前記反応式(1)で示される方法で用いられる脱離基と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において、一般式(13)で表される化合物と、一般式(14)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(12)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。
反応式(5)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(5)における溶媒として使用することもできる。
反応式(5)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(4)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において、一般式(14)で表される化合物の使用量としては、一般式(13)で表される化合物に対し、0.5〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(5)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(15)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(15)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(6)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010083763
反応式(6)中、R、R、R、R、R、及びAは、それぞれ反応式(1)におけるR、R、R、R、R、及びAと同義である。
5eは、−OR6e、−SR7e、−NR8e9e、−NR10eNR11e12e、−NR13eOR14e、または−ONR15e16eを表す。
6eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
7eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
8eおよびR9eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10e、R11e、R12e、R13e、R15e、およびR16eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R8eおよびR9eの少なくとも一方、R10e、R11e、およびR12eの少なくとも一方、R13eおよびR14eの少なくとも一方、ならびにR15eおよびR16eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
また、R11eおよびR12eは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
27は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば前記反応式(1)で示される方法で用いられる脱離基と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において、一般式(3)で表される化合物と、一般式(16)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(15)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。
反応式(6)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(6)における溶媒として使用することもできる。
反応式(6)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(4)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において、一般式(16)で表される化合物の使用量としては、一般式(3)で表される化合物に対し、0.5〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(6)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(17)で表されるピラゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(18)で表される化合物を還元する工程を含む。すなわち、本発明の一般式(17)で表されるピラゾール誘導体は、下記反応式(7)で表される反応により製造することができる
Figure 2010083763
反応式(7)中、Rは、反応式(1)におけるRと同義である。
28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
ただし、R28およびR29の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、−NR3031、−NR32NR3334、または−NR35OR36を表す。
30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
反応式(7)において、一般式(18)で表される化合物を、溶媒中で、還元することにより、一般式(17)で表されるピラゾール誘導体を製造できる。反応式(7)で表される反応は、還元剤を用いて行うことができる。
還元剤としては水素化ホウ素ナトリウムや、水素化アルミニウムリチウム等を使用することができる。
反応式(7)で表される反応で用いられる溶媒としては、反応に不活性であればよく、具体的には例えば、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類等を挙げることができる。
反応式(7)において、還元剤の使用量としては、一般式(18)で表される化合物に対し、0.5〜10モル当量が好ましく、より好ましくは0.5〜1.0モル当量である。
また、反応式(7)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−2078〜200℃が好ましく、より好ましくは−5〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の殺菌剤は、下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する。これにより優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すことができる。
Figure 2010083763
式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。
本発明の殺菌剤の用途としては特に制限はなく、例えば、防腐・防カビ用等の工業用殺菌剤、農園芸用殺菌剤、医療用・消毒用殺菌剤等として用いることができる。特に、本発明の殺菌剤は植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すことから、農園芸用殺菌剤として用いることが好ましい。
本発明の殺菌剤は、例えば、藻菌類(Oomycetes)、子嚢菌類(Ascomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、ネコブカビ(Plasmodiophoromycetes)に属する菌及びその他の病原菌に起因する野菜、果樹、稲、穀類、花卉、芝草分野を含む多種多様な植物病害に対し使用することができる。
次に本発明の殺菌剤を用いることができる具体的な病害名(菌名)を非限定例として挙げる。
例えば、イネのいもち病(Magnaporthe oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、ピシウム属菌による苗立枯病(Pythium graminicola 等)、ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis f.sp.hordei; f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑病(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberella zeae)、さび病(Puccinia striiformis; Puccinia. graminis; Puccinia. recondita; Puccinia. hordei)、雪腐病(Typhula incarnata; Typhula ishikariensis; Micronectriella nivalis; Microdochium nivale)、裸黒穂病(Ustilago tritici; U. nuda)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、ピシウム属菌による褐色雪腐病(Pythium iwayamai 等)、
ブドウのべと病(Plasmopara viticola)、うどんこ病(Uncinula necator)、黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulata)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、黒腐病(Guignardia bidwellii)、つる割病(Phomopsis viticola)、リンゴのうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、黒星病(Venturia inaequalis)、斑点落葉病(Alternaria alternata (apple pathotype))、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、モニリア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa ceratospema)、ナシの黒斑病(Alternaria alternata(Japanese pear pathotype))、黒星病(Venturia nashicola)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)、西洋ナシの疫病(Phytophthora cactorum)、モモの灰星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、疫病(Phytophthora sp.)、カキの炭そ病(Colletotrichum gloeosporioides)、落葉病(Pseudocercospora kaki; Mycosphaerella nawae)、ウリ類のべと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora parasitica; Phytophthora melonis; Phytophthora nicotianae; Phytophthora drechsleri; Phytophthora capsici等)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、
トマトの疫病(Phytophthora infestans)、苗立枯病(Pythium vexans; Rhizoctonia solani)、輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Fluvia fulva)、根腐病(Pythium myriotylum; Pythium dissotocum)、炭疽病(Colletotrichum phomoides)、ナスのうどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、疫病(Phytophthora infestans)、褐色腐敗病(Phytophthora capsici)、ナタネの菌核病(Sclerotinia scerotiorum)、べと病(Peronospora brassicae)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Pseudocercosporella capsellae)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)、べと病(Peronospora brassicae)、ネギの白色疫病(Phytophthora porri)、さび病(Puccinia allii)、ダイズの茎疫病(Phytophthora megasperma)、べと病(Peronospora manshurica)、紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseololum)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemuthianum)、ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerella berkeleyii)、褐斑病(Mycosphaerella arachidis)、エンドウのうどんこ病(Erysiphae pisi)、べと病(Peronospora pisi)、ジャガイモの疫病(Phytophthora infestans)、夏疫病(Alternaria solani)、チャの網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病(Alternaria alternata (tabacco pathotype))、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、
テンサイの褐斑病(Cercospora beticola)、べと病(Peronospora schachtii)、バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、べと病(Peronospora sparsa)、疫病(Phytophthora megasperma)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、キクの褐斑病(Septoria chrysanthemi-indici)、白さび病(Puccinia horiana)、疫病(Phytophthora cactorum)、イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca macularis)、疫病(Phytophthora nicotianae)、果実腐敗病(Pythium ultimum)、炭疽病(Colletotrichum fragariae)、キュウリ、トマト、イチゴ、ブドウ等の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum)、シバのブラウンパッチ病(Rhizoctonia solani)、ダラースポット病(Sclerotinia homoeocarpa)、カーブラリア葉枯病(Curvularia geniculata)、さび病 (Puccinia zoysiae)、ヘルミントスポリウム葉枯病(Cochliobolus sp.)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、立枯病(Gaeumannomyces graminis)、炭そ病(Colletotrichum graminicola)、雪腐褐色小粒菌核病(Typhula incarnata)、雪腐黒色小粒菌核病(Typhula ishikariensis)、雪腐大粒菌核病(Sclerotinia borealis)、フェアリーリング(Marasmius oreades, 等.)、ピシウム病(Pythium aphanidermatum 等)等を挙げることができる。
中でも、一般式(1)で表されるピラゾール誘導体は、特にイネのいもち病(Magnaporthe oryzae)等に対し優れた防除効果を示す。
本発明の殺菌剤は一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を含有する。本発明の殺菌剤の使用形態としては特に制限はなく、例えば、植物体の地上部に対しての薬剤処理、苗、台木および種子に対しての薬剤処理、灌注処理、土壌処理等による適用が可能である。
本発明の殺菌剤は単独で使用することも、他の殺菌剤や殺虫剤、除草剤植物成長調節剤等の農薬、土壌改良剤または肥効性物質と混合して使用することができ、これらとの混合製剤として使用することも可能である。
また本発明の殺菌剤におけるピラゾール誘導体の含有方法には特に制限はなく、ピラゾール誘導体をそのまま含有しても、固体または液体の希釈剤を包含する担体と混合した組成物中に含有してもよい。本発明においては、ピラゾール誘導体を前記組成物として含有することが好ましい。ここで言う担体とは処理すべき部位への有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送および取り扱いを容易にするために配合される合成または天然の無機または有機物質を意味する。
本発明において適当な固体担体としては、モンモリロナイト、カオリナイトおよびベントナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タルク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、ホワイトカーボン、硫安等の無機物質、大豆粉、小麦粉等の植物性有機物質および尿素等があげられる。
また、適当な液体担体としては、トルエン、キシレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン系炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1−メチル−2−ピロリドン等の非プロトン性極性溶媒および水等があげられる。
本発明の殺菌剤は種々の補助剤を、更に含有することができる。補助剤は目的に応じて適宜選択することができ、例えば、殺菌剤効力の増強や、製剤の剤型、適用場面等を考慮して種々の補助剤を選択することができる。これらの補助剤はそれぞれ単独に、または2種以上を組み合わせて使用することができる。
補助剤の具体例としては、乳化、分散、拡展、湿潤、結合および安定化などを目的とした補助剤として、例えば、リグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩およびポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等のアニオン界面活性剤;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の非イオン性界面活性剤;ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤;その他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、これらの補助剤の成分は以上のものに限定されるものではない。
本発明の殺菌剤における一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の含有量は、通常、粉剤では0.5〜20重量%、乳剤では0.5〜50重量%、水和剤では0.5〜90重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では0.5〜90重量%とすることができるが、これらの含有量に限定されるものではない。
一方、それぞれの剤型における担体の含有量としては、通常、粉剤では60〜99重量%、乳剤では40〜95重量%、水和剤では10〜90重量%、粒剤では80〜99重量%およびフロアブル製剤では10〜90重量%とすることができる。また、補助剤の含有量としては、通常、粉剤では0.1〜20重量%、乳剤では1〜20重量%、水和剤では0.1〜20重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では0.1〜20重量%である。尚、これら担体の含有量、補助剤の含有量は限定されるものではなく、製剤の物理化学性、適用場面などを考慮して適宜調節することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、特に断りのない限り、「部」及び「%」は質量基準である。
(実施例1)
<N−[(3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メチル]−4−クロロベンズアミド(化合物番号3−33)の合成>
[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチルアミン200mgを塩化メチレン10mLに溶解させ、氷冷下トリエチルアミン340μL及び4−クロロベンゾイルクロライド196mgを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄し、標記化合物310mgを無色固体として得た。
(実施例2)
<N−[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル]−6−クロロピリジン−5−カルボキサミド(化合物番号3−66)>
6−クロロピリジン−5−カルボン酸264mgをN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)に溶解させ、氷冷下1-エチル−3−(3-ジメチルアミノプロピル) カルボジイミド塩酸塩321mgとトリエチルアミン165μL、次いで[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル]アミン300mgを加え、室温で4時間攪拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を1mol/L塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた固体をヘキサンで洗浄し、標記化合物260mgを無色固体として得た。
(実施例3)
<N−[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]−オクタンアミド(化合物番号3−18)の合成>
[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル]アミン200mgをTHF10mLに溶解させ、氷冷下トリエチルアミン340μL及びオクタノイルクロライド182mgを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を1mol/L塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物300mgを無色固体として得た。
(実施例4)
<N−[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]−ベンゼンスルホンアミド(化合物番号3−145)の合成>
[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル]アミン200mgを塩化メチレン10mLに溶解させ、氷冷下ピリジン90μL及びベンゼンスルホニルクロライド78μLを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をヘキサンで洗浄し、標記化合物137mgを無色固体として得た。
(実施例5)
<[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルメチル 4−(トリフルオロメチル)−フェニルカーバメート(化合物番号1−29)>
[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]アルコール200mgをTHF5mLに溶解させ、氷冷下4−(トリフルオロメチル)フェニルイソシアナート249mg及び触媒量の4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンを加え、室温で1.5時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を1mol/L塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をジイソプロピルエーテルで洗浄し、標記化合物340mgを無色固体として得た。
(実施例6)
<1−[[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]−3−フェニルチオウレア(化合物番号3−130)>
(3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メチルアミン200mgをTHF5mLに溶解させ、氷冷下フェニルイソチオシアナート151mg及び触媒量の4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンを加え、室温で1.5時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を1mol/L塩酸、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をジイソプロピルエーテルで洗浄し、標記化合物250mgを無色固体として得た。
(実施例7)
<4−[[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]モルホリン(化合物番号3−12)>
モルホリン435mgをDMF10mLに溶解させ、炭酸カリウム230mg及び5−(クロロメチル)−3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾールの0.52mol/LDMF溶液3mLを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物330mgを無色固体として得た。
(実施例8)
<3−(トリフルオロメチル)―1−メチル−5−(メトキシメチル)−1H−ピラゾール(化合物番号1−1)>
60%水素化ナトリウムミネラルオイル懸濁固体67mgをDMF5mLに加え、氷冷下[(3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メチルアルコール300mgのDMF溶液3mLを滴下した。そのまま氷冷下30分間攪拌した後、ヨウ化メチル199μLを加え、室温で3時間攪拌した。
反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mLで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物30mgを無色固体として得た。
(実施例9)
<1−[3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]メチル]−2−(3,4−ジクロロフェニル)ヒドラジン(化合物番号4−16)>
水素化アルミニウムリチウム107mgをTHF30mLに懸濁させ、<N’−(3,4−ジクロロフェニル)−3−(トリフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−5−カルボヒドラジド1.0gのTHF溶液20mLを氷冷下滴下した。そのまま氷冷下10分間攪拌した後、室温で6時間攪拌した。水0.1mL、30%水酸化ナトリウム水溶液0.1mL、水0.1mLを氷冷下反応液に順次滴下し、生じた固体をろ過した。ろ液を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物350mgを無色固体として得た。
以下に、上記実施例1から9と同様にして製造できる化合物として、一般式(19)〜一般式(24)で表される化合物をそれぞれ第1表〜第6表に示す。また併せて、そのうちのいくつかの物性値を第7表に示す。
尚、表中に記載のMeはメチル基を、Etはエチル基を、i−Prはイソプロピル基を、n−Prはノルマルプロピル基を、n−Buはノルマルブチル基を、c−Hexはシクロヘキシル基を、Bnはベンジル基を、Phはフェニル基を、vinylはビニル基を、allylはアリル基を、propargylはプロパルギル基を、Acはアセチル基を、Bzはベンゾイル基を、Naphはナフチル基をそれぞれ表すものとする。
Figure 2010083763
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[製剤例および試験例]
次に本発明の殺菌剤の製剤例及び殺菌活性試験例を示す。以下の説明において「部」は「重量部」を意味する。
(製剤例1) <粒剤>
化合物番号3−33 30部、ベントナイト22部、タルク45部、ソルポール5060(界面活性剤:東邦化学(株)商品名)3部及び少量の消泡剤を均一に混錬し、バスケット造粒機にて造粒した後乾燥させて粒剤100部を得た。
(製剤例2) <粒剤>
化合物番号3−142 15部、ベントナイト60部、タルク21部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル1部及びリグニンスルホン酸ソーダ2部を混合した後、適量の水を加えて均一に混錬し、バスケット造粒機にて造粒した後乾燥させて粒剤100部を得た。
(製剤例3) <水和剤>
化合物番号4−16 50部、炭酸カルシウム40部、ソルポール5039(アニオン性界面活性剤とホワイトカーボンの混合物:東邦化学(株)商品名)5部及びホワイトカーボン5部を均一に混合粉砕して水和剤とした。
(製剤例4) <水和剤>
化合物番号3−33 30部、カオリナイト63部、ソルポール5039(アニオン性界面活性剤とホワイトカーボンの混合物:東邦化学(株)商品名)5部及びホワイトカーボン2部を均一に混合粉砕して水和剤とした。
(製剤例5) <乳剤>
化合物番号3−142 20部、キシレン55部、N,N−ジメチルホルムアミド20部、ソルポール2680(界面活性剤)5部を均一に混合して乳剤とした。
(製剤例6) <フロアブル剤>
化合物番号4−16 40部、ソルポール3353(非イオン性界面活性剤:東邦化学(株)商品名)5部、ザンサンガムの1%水溶液5部、水40部、エチレングリコール10部のうち有効成分以外の成分を均一に溶解し、ついで本発明化合物を加え、よく攪拌した後、サンドミルにて湿式粉砕し、フロアブル剤を得た。
(製剤例7) <粉剤>
化合物番号3−37 5部、クレー95部を均一に混和し、粉剤を得た。
(試験例1)
<イネいもち病防除効果試験(散布試験)>
イネポット(品種:コシヒカリ;2葉期)に、製剤例4に準じて、本発明化合物の濃度が250ppmになるように調製した水和剤の希釈液を散布し風乾させた。人工気象室(設定条件:22℃、12時間暗光サイクル)に植物を入れ、いもち病胞子懸濁液を噴霧接種した。気象室内を高湿に保ち、接種7日後に調査を行った。防除価を次式により算出した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
その結果、以下の化合物が防除価80以上を示した。
化合物番号:1−13、1−18、1−24、1−28、1−29、1−30、1−31、3−2、3−9、3−29、3−97、3−102、3−124.
(試験例2) <イネいもち病防除効果試験(初期活性試験)>
イネポット(品種:コシヒカリ;3葉期)に、製剤例4に準じて調製した水和剤の希釈液を所定薬量(10アール当たりの本発明化合物の量が30g)となるように灌注処理した。薬剤処理3週間後、イネいもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃で高湿度の条件下に1週間置き、病斑数を調査した。防除価を次式により算出し、以下の評価基準で評価した結果を第8表に示した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
−評価基準−
A:防除価が80以上
B:防除価が50以上80未満
C:防除価が50未満
Figure 2010083763
(試験例3) <イネいもち病防除効果試験(育苗箱試験)>
イネ育苗箱(30cm×60cm×3cm)に育成したイネ苗(品種:コシヒカリ;2葉期)に製剤例1に準じて調製した粒剤を箱当たり50gになるように処理した。3日後、5000分の1アールのワグネルポットに移植し温室内で育てた。移植30日目にイネいもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃で高湿度の条件下に1週間置き病斑数を調査した。防除価は次式により算出し、試験例2と同様の評価基準で評価した結果を第9表に示した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
Figure 2010083763
(試験例4) <キュウリべと病防除効果試験(散布試験)>
キュウリポット(品種:相模半白 2.0葉期)に、製剤例4に準じて、本発明化合物の含有量が250ppmになるように調製した水和剤の希釈液を散布し、風乾させた。温室内に設置した湿室に移しキュウリべと病菌の遊走子懸濁液を噴霧接種した。接種7日後に調査を行い、防除価を次式により算出した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
その結果、以下の化合物が防除価80以上を示した。
化合物番号:1−22、3−9、3−102.
(試験例5) <インゲン灰色カビ病防除効果試験(散布試験)>
インゲンポット(品種:グリーントップ 子葉展開期)に、製剤例4に準じて、本発明化合物の含有量が250ppmになるように調製した水和剤の希釈液を4ポット当たり50mlずつ散布した。薬液が風乾した後、PDA培地上で培養した灰色かび病菌から調製した分生胞子懸濁液(1×10個/ml)を子葉上に噴霧接種し、20〜23℃、湿度95%以上の温室に7日間保った。接種7日後に調査を行い、防除価を次式により算出した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
その結果、以下の化合物が防除価80以上を示した。
化合物番号:3−12.
(試験例6) <トマト疫病防除効果試験(散布試験)>
トマトポット
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100

その結果、以下の化合物が防除価80以上を示した。
化合物番号:1−28、3−9、3−29、3−120.
(試験例7) <イネ薬害試験>
イネポット(品種:コシヒカリ;3葉期)に、製剤例4に準じて調製した水和剤の希釈液を所定薬量(10アール当たりの本発明化合物の量が30g)となるように灌注処理した。薬剤処理3週間後、イネいもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃で高湿度の条件下に1週間置き、草丈の調査をした。
以下の評価基準で評価した結果を第10表に示した。
−評価基準−
A:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の90%以上
B:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の85%以上90%未満
C:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の85%未満
Figure 2010083763
以上の結果から、本発明のピラゾール誘導体を含有する殺菌剤は、優れた植物病害防除作用を示す。

Claims (13)

  1. 下記一般式(1)で表されるハロアルキル基で置換されたピラゾール誘導体。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
    またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
  2. 一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のハロアルキル基であり、Rが水素原子であり、Rが炭素数1〜6のアルキル基である請求項1に記載のピラゾール誘導体。
  3. 一般式(1)におけるRが炭素数1〜6のフルオロアルキル基である請求項2に記載のピラゾール誘導体
  4. 一般式(1)におけるRがトリフルオロメチル基であり、Rがメチル基であり、RおよびRがともに水素原子である請求項3に記載のピラゾール誘導体。
  5. 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8a9a、−NR10aNR11a12a、−NR13aOR14a、または−ONR15a16aを表す。
    6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    8aおよびR9aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
    10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
    ただし、R14aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
    また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
    17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、Xは、脱離基を表し、R21は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
  6. 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む下記一般式(2)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    1aは、−OR6a、−SR7a、−NR8a9a、−NR10aNR11a12a、−NR13aOR14a、または−ONR15a16aを表す。
    6aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    7aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    8aおよびR9aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基としてピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10a、R11a、R12a、R13a、R15a、およびR16aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R8aおよびR9aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表し、
    10a、R11a、およびR12aの少なくとも一つ、R13aおよびR14aの少なくとも一方、ならびに、R15aおよびR16aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
    ただし、R14aとして、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を除く。
    また、R11aおよびR12aは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
    17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、R22は炭素数炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
  7. 下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(6)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
    2bは、−NR8b9b、−NR10bNR11b12b、−NR13bOR14b、または−ONR15b16bを表す。
    8bおよびR9bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10b、R11b、R12b、R15b、およびR16bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    13bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
    14bは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R8bおよびR9bの少なくとも一方、R10b、R11b、およびR12bの少なくとも一つ、R15bおよびR16bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
    また、R11bおよびR12bは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−NR1718、−NR10NR1112、−NHOR23、または−ONR1920を表す。
    17、R18、R10、R11、R12、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    23は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一つ、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、Xは脱離基を表し、R24は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
  8. 下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(9)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    3cは、−OR6c、−NR8c9c、−NR10cNR11c12c、−NR13cOR14c、または−ONR15c16cを表す。
    6cは、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    8cおよびR9cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10c、R11c、R12c、R13c、R15c、およびR16cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R8cおよびR9cの少なくとも一方、R10c、R11c、およびR12cの少なくとも一つ、R13cおよびR14cの少なくとも一方、ならびに、R15cおよびR16cの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R11cおよびR12cは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    は、OH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
    17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R17およびR18の少なくとも一方、R10、R11、およびR12の少なくとも一つ、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、Yは、酸素原子または硫黄原子を表し、R25は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
  9. 下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(12)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
    4dは、−OR6d、−SR7d、−NR8d9d、−NR10dNR11d12d、−NR13dOR14d、または−ONR15d16dを表す。
    6dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    7dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    8dおよびR9dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10d、R11d、R12d、R13d、R15d、およびR16dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14dは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R8dおよびR9d、R11dおよびR12d、ならびに、R15dおよびR16dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    は、脱離基を表す。
    Figure 2010083763

    [式中、Zは、−OR、−SR26、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    26は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
  10. 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む下記一般式(15)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
    5eは、−OR6e、−SR7e、−NR8e9e、−NR10eNR11e12e、−NR13eOR14e、または−ONR15e16eを表す。
    6eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    7eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    8eおよびR9eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10e、R11e、R12e、R13e、R15e、およびR16eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R8eおよびR9eの少なくとも一方、R10e、R11e、およびR12eの少なくとも一方、R13eおよびR14eの少なくとも一方、ならびにR15eおよびR16eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    また、R11eおよびR12eは、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基としてはピラゾリル基を除く)を表す。
    は、−OH、−SH、−NR1718、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1920を表す。
    17、R18、R10、R11、R12、R13、R19、およびR20は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    17およびR18の少なくとも一方、R10、R11およびR12の少なくとも一方、R13およびR14の少なくとも一方、ならびに、R19およびR20の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R11およびR12は、互いに結合して炭素数2〜5飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、Xは、脱離基を表し、R27は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。]
  11. 下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む下記一般式(17)で表されるピラゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010083763

    [式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
    ただし、R28およびR29の少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    は、−NR3031、−NR32NR3334、または−NR35OR36を表す。
    30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010083763

    [式中、R28およびR29は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
    ただし、R28またはR29の少なくとも1つは炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    は、−NR3031、−NR32NR3334、または−NR35OR36を表す。
    30、R31、R32、R33、R34、R35、およびR36は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    また、R30およびR31、ならびに、R33およびR34は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
  12. 下記一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
    Figure 2010083763

    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方は、炭素数1〜6のハロアルキル基を表す。
    は、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピラゾリル基を除く)を表す。
    Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NR10NR1112、−NR13OR14、または−ONR1516を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基、シクロアルキルカルボニルアミノ基、およびアルケニルカルボニルアミノ基を除く)、置換されてもよいヘテロアリール基(ただし、ヘテロアリール基として、ピリミジニル基は除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
    またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。ただし、ジヒドロイソキサゾリル基を除く。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基(ただし、置換基として、ピロリジルスルホニル基は除く)、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のハロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキルカルボニル基、炭素数2〜6のアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニルカルボニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニルカルボニル基、炭素数2〜6のアルキニルカルボニル基、炭素数2〜6のハロアルキニルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基(ただし、置換基として、ジヒドロイソキサゾリル基を除く)、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルオキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    10、R11、R12、R13、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    14は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、炭素数3〜6のシクロアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR、R11およびR12、ならびに、R15およびR16は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。(ただし、RおよびRが互いに結合して形成する飽和ヘテロ環としてピペラジン基を、ヘテロアリール基としてピロール環をそれぞれ除く。)]
  13. 農園芸用殺菌剤である請求項12に記載の殺菌剤。
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