JP2010077090A - イソキサゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤 - Google Patents

イソキサゾール誘導体およびその製造方法、ならびに殺菌剤 Download PDF

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智恵 柴田
Yutaka Chiba
豊 千葉
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Abstract

【課題】優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないイソキサゾール誘導体を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体である。
Figure 2010077090



[式中、R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子等を表し、Aは、−OR、−NR、等を表す。Rは、炭素数1〜12のアルキル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリールアミノカルボニル基等を表し、R、Rは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜6のアルケニル基、アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、アリール基、アリールカルボニル基等を表す。ただし、RおよびRがともに水素原子の場合を除く。]
【選択図】なし

Description

本発明は、イソキサゾール誘導体およびその製造方法、ならびにそれらを有効成分とする殺菌剤に関する。
病害虫防除が水稲栽培に於いて果たす役割は大きい。特にイネいもち病は重要な病害として種々の殺菌剤が開発され、利用されている。さらに、環境問題等の観点から安全かつ低濃度で有害菌を防除できる新しい殺菌剤が求められている。
既にある種のイソキサゾール誘導体は、医薬として(例えば、特許文献1参照)また、殺虫剤として(例えば、特許文献2参照)知られている。
国際公開第05/116009号パンフレット 国際公開第06/024820号パンフレット
しかしながら、特許文献1及び2に記載のイソキサゾール化合物について、殺菌活性に関する記載はされていない。
本発明は優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないイソキサゾール誘導体を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく種々の新規なイソキサゾール誘導体を合成し、それらの殺菌活性等について種々検討した。その結果、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対し優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ない化合物を見出し、本発明を完成させた。
すなわち、前記課題を解決するための具体的手段は以下の通りである。
<1> 下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRが、ともに水素原子を表す場合を除く。
、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、ならびに、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<2> 一般式(1)におけるRが、水素原子である請求項1に記載のイソキサゾール誘導体。
<3> 一般式(1)におけるRおよびRが、ともに水素原子である請求項2に記載のイソキサゾール誘導体
<4> 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6a7a、−NR8aNR9a10a、−NR11aOR12a、または−ONR13a14aを表す。
4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
6aおよびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Xは脱離基を表し、R17は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
<5> 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを、縮合剤を用いて反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6a7a、−NR8aNR9a10a、−NR11aOR12aまたは−ONR13a14aを表す。
4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
6aおよびR7aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、R18は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
<6> 下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090
[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
2bは、−NR6b7b、−NR8bNR9b10b、−NR11bOR19、または−ONR13b14bを表す。
6bおよびR7bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8b、R9b、R10b、R13b、およびR14bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
11bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9bおよびR10bは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6bおよびR7bの少なくとも一方、R8b、R9b、およびR10bの少なくとも一つ、ならびに、R13bおよびR14bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−NR、−NRNR10、−NHOR19、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Xは、脱離基を表し、R20は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
<7> 下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
3cは、−OR4c、−NR6c7c、−NR8cNR9c10c、−NR11cOR12c、または−ONR13c14cを表す。
4cは、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
6cおよびR7cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8c、R9c、R10c、R11c、R13c、およびR14cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9cおよびR10cは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6cおよびR7cの少なくとも一方、R8c、R9c、およびR10cの少なくとも一つ、R11cおよびR12cの少なくとも一方、ならびに、R13cおよびR14cの少なくとも一方は、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R12およびR13の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R21は炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
<8> 下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
4dは、−OR4d、−SR5d、−NR6d7d、−NR8dNR9d10d、−NR11dOR12dまたは−ONR13d14dを表す。
4dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
5dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
6dおよびR7dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8d、R9d、R10d、およびR11dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
13dおよびR14dは、それぞれ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9dおよびR10d、ならびにR13dおよびR14dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は脱離基を表す。]
Figure 2010077090

[式中、Zは、−OR、−SR22、−NR、−NRNR10、−NR11OR19、または−ONR2324を表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
22は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
23およびR24は、それぞれ独立して、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、ならびにR23およびR24は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<9> 下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
5eは、−OR4e、−SR5e、−NR6e7e、−NR8eNR9e10e、−NR11eOR12e、または−ONR13e14eを表す。
4eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
5eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
6eおよびR7eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8e、R9e、R10e、R11e、R13e、およびR14eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6eおよびR7eの少なくとも一方、R8e、R9e、およびR10eのうち少なくとも一つ、R11eおよびR12eの少なくとも一方、ならびに、R13eおよびR14eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9eおよびR10eは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090

[式中、Xは脱離基を表し、R25は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
<10> 下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む、下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
Figure 2010077090

[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
6fは、−NR6f7f、−NR8fNR9f10f、または−NR11fOR12fを表す。
6f、R7f、R8f、R9f、R10f、R11f、およびR12fは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9fおよびR10fは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
Figure 2010077090
[式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
は、−NR2728、−NR29NR3031、−NR32OR33、または−ONR3435を表す。
27、R28、R29、R30、R31、R32、R34、およびR35は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
33は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびにR34およびR35は互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<11> 下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
Figure 2010077090

[式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRがともに水素原子を表す場合を除く。
、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、ならびにR13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
<12> 農園芸用殺菌剤である前記<11>に記載の殺菌剤。
本発明によれば、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対し何ら害を及ぼさない、またはきわめて害が少ないイソキサゾール誘導体を提供することができる。
本発明のイソキサゾール誘導体は、下記一般式(1)で表される。
下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体は、優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すとともに、有用作物に対する弊害の発生を抑制することができる。
Figure 2010077090
式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R、Rがともに水素原子を表す場合を除く。
、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
本発明においては、殺菌活性の観点から、一般式(1)におけるRが、水素原子であるイソキサゾール誘導体であることがより好ましく、一般式(1)におけるRが水素原子であって、RおよびRがともに水素原子であるイソキサゾール誘導体であることが特に好ましい。
本発明において、前記ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等を、前記炭素数2〜12のアルキル基としてはブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等を、上記炭素数1〜12のアルキル基としては前記炭素数1〜6のアルキル基で例示したアルキル基に加えて、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のハロアルキル基としてはトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、モノフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、トリクロロエチル基、トリブロモエチル基、トリフルオロプロピル基、パーフルオロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のハロアルキル基としては、前記炭素数1〜12のアルキル基に少なくとも1つのハロゲン原子が置換したものを挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のハロシクロアルキル基としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基等を挙げることができる。前記炭素数2〜6のハロアルケニル基としては、2,2−ジクロロエチニル基等を挙げることができる。
前記炭素数3〜6のシクロアルケニル基としては、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基等を挙げることができる。前記炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基としては、4−フルオロシクロペンテン−3イル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜6のアルキニル基としては、エチニル基、プロピニル基、ブチニル基、ペンチニル基、ヘキシニル基等を挙げることができる。前記炭素数2〜6のハロアルキニル基としては、2−クロロプロパルギル基等を挙げることができる。
前記アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基としては、ベンジル基、フェネチル基等を挙げることができる。
前記ヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基としては、ピリジン−2−イルメチル基を挙げることができる。
前記アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等を、前記ヘテロアリール基としては、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジル基、ピラジニル基、チエニル基、フラニル基、イソチアゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソキサゾリル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルコキシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等を、前記炭素数1〜6のハロアルコキシ基としてはトリフルオロメトキシ基、トリフルオロエトキシ基、トリクロロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、パーフルオロプロピル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルチオ基としてはメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルチオ基としてはトリフルオロメチルチオ基、トリフルオロエチルチオ基、トリクロロエチルチオ基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基としてはメタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基としてはトリフルオロメタンスルフィニル基、トリフルオロエタンスルフィニル基、トリクロロエタンスルフィニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としてはメタンスルホニル基、エタンスルホニル基等を、前記炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基としてはトリフルオロメタンスルホニル基、トリフルオロエタンスルホニル基、トリクロロエタンスルホニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルカルボニル基は、炭素数1〜12のアルキル基を有するアルキルカルボニル基であって(以下、アルキル基を含む置換基について同様である)、アセチル基、エタノイル基、プロパノイル基、オクタノイル基等を挙げることができる。
前記アリールカルボニル基としては、ベンゾイル基、β−ナフタレンカルボニル基等を挙げることができる。
前記ヘテロアリールカルボニル基としては、ピリジン−2−カルボニル基、チアゾール−5−カルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基は、炭素数1〜12のアルキルアミノ基とカルボニル基とからなる基であって、N−メチルアミノカルボニル基、N−プロピルアミノカルボニル基等を挙げることができる。
前記アリールアミノカルボニル基としては、N−フェニルアミノカルボニル基等を挙げることができる。
前記ヘテロアリールアミノカルボニル基としては、N−ピリジン−2−イルアミノカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基は、炭素数1〜12のアルキルアミノ基とチオカルボニル基とからなる基であって、N−メチルアミノチオカルボニル基等を挙げることができる。
前記アリールアミノチオカルボニル基としては、N−フェニルアミノチオカルボニル基等を挙げることができる。
前記ヘテロアリールアミノチオカルボニル基としては、N−ピリジン−2−イルアミノチオカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基は、炭素数1〜12のアルコキシ基とカルボニル基とからなる基であって、メトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記ヘテロアリールオキシカルボニル基としては、ピリジン−2−イルオキシカルボニル基等を挙げることができる。
前記炭素数1〜12のアルキルスルホニル基としては、メチルスルホニル基、オクチルスルホニル基等を挙げることができる。前記炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基としては、トリフルオロメチルスルホニル基等を挙げることができる。
前記アリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としては、ベンジルスルホニル基等を挙げることができる。前記ヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基としては、ピリジン−2−イルメチルスルホニル基等を挙げることができる。
前記アリールスルホニル基としては、ベンゼンスルホニル基等を挙げることができる。前記ヘテロアリールスルホニル基としては、ピリジン−2−イルスルホニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜5の飽和ヘテロ環基としては、モルホリニル、チオモルホリニル、アジリジニル、ピペリジニル基、ピロリジニル基等を挙げることができる。
前記炭素数2〜5のヘテロアリール基としては、ピロリル基、イミダゾリル基等を挙げることができる。
また、前記置換されてもよいアリール基および置換されてもよいヘテロアリール基の置換基としては、メチル基、エチル基、プロピル基およびブチル基等のアルキル基、フェニル基等のアリール基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基等のシクロアルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基およびトリフルオロエチル基等のハロゲン置換アルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基およびブトキシ基等のアルコキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基およびトリフルオロエトキシ基等のハロゲン置換アルコキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基およびブチルチオ基等のアルキルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基およびトリフルオロエチルチオ基等のハロゲン置換アルキルチオ基、メタンスルフィニル基、エタンスルフィニル基、プロパンスルフィニル基およびブタンスルフィニル基等のアルキルスルフィニル基、トリフルオロメタンスルフィニル基、ジフルオロメタンスルフィニル基およびトリフルオロエタンスルフィニル基等のハロゲン置換アルキルスルフィニル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基およびブタンスルホニル基等のアルキルスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、ジフルオロメタンスルホニル基およびトリフルオロエタンスルホニル基等のハロゲン置換アルキルスルホニル基、アセチルアミノ基、ベンゾイルアミノ基等のアシルアミノ基、スルホンアミド基およびブタンスルホンアミド基等のアルキルスルホンアミド基、トリフルオロメタンスルホンアミド基、ジフルオロメタンスルホンアミド基およびトリフルオロエタンスルホンアミド基等のハロゲン置換アルキルスルホンアミド基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子のハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アセチル基およびベンゾイル基等のアシル基を挙げることができる。
本発明の一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体は、例えば、以下に示す製造方法で製造することができる。
本発明の一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(1)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010077090

反応式(1)中、R、R、およびRは、それぞれ前記一般式(1)におけるR、R、およびRと同義である。
反応式(1)中、A1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6a7a、−NR8aNR9a10a、−NR11aOR12a、または−ONR13a14aを表す。
4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
6aおよびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。
は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
17は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を本発明においても用いることができる。具体的には例えば、塩素原子に代表されるハロゲン原子、メトキシ基およびエトキシ基に代表されるアルコキシ基、フェノキシ基に代表されるアリールオキシ基、アセチルオキシ基およびベンゾイルオキシ基に代表されるアシルオキシ基、メトキシカルボニルオキシ基に代表されるアルコキシカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基に代表されるアリールカルボニルオキシ基、N−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールならびにイミダゾール基等を例示することができる。
反応式(1)において、一般式(3)で表される化合物を一般式(4)で表される化合物と無溶媒もしくは溶媒中、縮合させることにより、式(2)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
反応式(1)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、無機塩基であっても有機塩基であってもよい。具体的には例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属類、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ土類金属類、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカリ金属類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート類、酸化ナトリウム等のアルカリ金属酸化物類、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン、トリエチルアミン、ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基類等を挙げることができる。
反応式(1)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(1)における溶媒として使用することもできる。
反応式(1)において溶媒を用いる場合、溶媒としては特に制限はなく、無機溶媒であっても有機溶媒であってもよい。具体的には例えば、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の非プロトン性極性溶媒;エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙げることができる。
一般式(4)で表されるカルボン酸誘導体の使用量は一般式(3)で表される化合物に対して0.5〜2当量、好ましくは0.8〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(5)で表される化合物とを縮合剤を用いて反応させる工程を含む。すなわち、本発明の一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(2)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010077090

反応式(2)中、R、R、R、A及びA1aはそれぞれ前記反応式(1)におけるR、R、R、A及びA1aと同義である。
18は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。
一般式(5)で表されるカルボン酸を一般式(3)で表される化合物と無溶媒もしくは溶媒中、縮合剤を用いて縮合させることにより、一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
用いることができる縮合剤には特に制限はなく、例えば、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1’−カルボニルビス−1H−イミダゾール、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩、2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリウムクロリド等を例示することができる。
縮合剤を用いる場合、縮合剤の使用量としては一般式(3)で表される化合物に対し、1〜2モル当量であり、好ましくは1〜1.2モル当量である。
反応式(2)において溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
また一般式(5)で表されるカルボン酸の使用量は一般式(3)で表される化合物に対して1〜2当量、好ましくは1〜1.2当量である。
上記反応の反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応時間は0.01〜50時間であり、好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(7)で表される化合物と下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(3)で表される反応により製造することができる。
Figure 2010077090

反応式(3)中、R、R、およびRはそれぞれ前記反応式(1)におけるR、R、およびRと同義である。
2bは、−NR6b7b、−NR8bNR9b10b、−NR11bOR19、または−ONR13b14bを表す。
6bおよびR7bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8b、R9b、R10b、R13b、およびR14bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
11bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9bおよびR10bは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6bおよびR7bの少なくとも一方、R8b、R9b、およびR10bの少なくとも一つ、ならびに、R13bおよびR14bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
は、−NR、−NRNR10、−NHOR19、または−ONR1516を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
20は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は、脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば、塩素原子に代表されるハロゲン原子、メトキシ基およびエトキシ基に代表されるアルコキシ基、フェノキシ基に代表されるアリールオキシ基、アセチルオキシ基およびベンゾイルオキシ基に代表されるアシルオキシ基、メトキシカルボニルオキシ基に代表されるアルコキシカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基に代表されるアリールカルボニルオキシ基、N−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールならびにイミダゾール基等を例示することができる。
反応式(3)において、一般式(7)で表される化合物と、一般式(8)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
また反応式(3)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(3)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(3)における溶媒として使用することもできる。
反応式(3)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(3)において、一般式(8)で表される化合物の使用量としては、一般式(7)で表される化合物に対し、1〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(3)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(10)で表される化合物と下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(4)で表される反応により製造することができる
Figure 2010077090

反応式(4)中、R、R、およびRは、それぞれ前記反応式(1)R、R、およびRと同義である。
3cは、−OR4c、−NR6c7c、−NR8cNR9c10c、−NR11cOR12c、または−ONR13c14cを表す。
4cは、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
6cおよびR7cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R8c、R9c、R10c、R11c、R13c、およびR14cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9cおよびR10cは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
ただし、R6cおよびR7cの少なくとも一方、R8c、R9c、およびR10cの少なくとも一つ、R11cおよびR12cの少なくとも一方、ならびに、R13cおよびR14cの少なくとも一方は、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、−OH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
およびRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRの少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R12およびR13の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R21は炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
反応式(4)において、一般式(10)で表される化合物と、一般式(11)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
反応式(4)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(4)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(4)における溶媒として使用することもできる。
反応式(4)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、1−メチル−2−ピロリドン(NMP)等の非プロトン性極性溶媒;エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙げることができる。
反応式(4)において、一般式(11)で表される化合物の使用量としては、一般式(10)で表される化合物に対し、1〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(4)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(13)で表される化合物と下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(5)で表される反応により製造することができる
Figure 2010077090

反応式(5)中、R、R、およびRは、それぞれ前記反応式(1)におけるR、R、およびRと同義である。
4dは、−OR4d、−SR5d、−NR6d7d、−NR8dNR9d10d、−NR11dOR12d、または−ONR13d14dを表す。
4dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
5dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
6dおよびR7dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8d、R9d、R10d、およびR11dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
13dおよびR14dは、それぞれ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、R9dおよびR10d、ならびにR13dおよびR14dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
Zは、−OR、−SR22、−NR、−NRNR10、−NR11OR19、または−ONR2324を表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
22は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
、R、R10、およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
23およびR24は、それぞれ独立して、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、ならびにR23およびR24は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば前記反応式(1)で示される方法で用いられる脱離基と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において、一般式(13)で表される化合物と、一般式(14)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
反応式(5)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(5)における溶媒として使用することもできる。
反応式(5)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(5)において、一般式(14)で表される化合物の使用量としては、一般式(13)で表される化合物に対し、0.5〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(5)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(3)で表される化合物と下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む。すなわち、本発明の下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(6)で表される反応により製造することができる
Figure 2010077090

反応式(6)中、R、R、R、およびAはそれぞれ前記反応式(1)におけるR、R、R、R25、およびAと同義である。
5eは、−OR4e、−SR5e、−NR6e7e、−NR8eNR9e10e、−NR11eOR12e、または−ONR13e14eを表す。
4eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
5eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
6eおよびR7eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
8e、R9e、R10e、R11e、R13e、およびR14eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、R6eおよびR7eの少なくとも一方、R8e、R9e、およびR10eのうち少なくとも一つ、R11eおよびR12eの少なくとも一方、ならびに、R13eおよびR14eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9eおよびR10eは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
25は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
は脱離基を表す。
で表される脱離基としては、縮合反応に通常用いられる脱離基を、本発明においても用いることができる。具体的には例えば前記反応式(1)で示される方法で用いられる脱離基と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において、一般式(3)で表される化合物と、一般式(16)で表される化合物とを、無溶媒もしくは溶媒中で、反応させることにより、一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
反応式(6)で表される反応は、塩基の存在下で行うことができる。
前記塩基としては特に制限はなく、用いられる塩基としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる塩基と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において塩基を用いる場合、塩基の使用量は特に制限されるものではない。特に有機塩基類を用いた場合には、反応式(6)における溶媒として使用することもできる。
反応式(6)で表される反応に溶媒を用いる場合、用いられる溶媒としては、前記反応式(1)で示される方法で用いられる溶媒と同様のものを使用することができる。
反応式(6)において、一般式(16)で表される化合物の使用量としては、一般式(3)で表される化合物に対し、0.5〜2モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(6)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法は、下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む。すなわち、本発明の下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体は、下記反応式(7)で表される反応により製造することができる
Figure 2010077090

反応式(7)中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
6fは、−NR6f7f、−NR8fNR9f10f、または−NR11fOR12fを表す。
6f、R7f、R8f、R9f、R10f、R11f、およびR12fは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R9fおよびR10fは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
は−NR2728、−NR29NR3031、−NR32OR33、または−ONR3435を表す。
27、R28、R29、R30、R31、R32、R34、およびR35はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
33は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
また、R30およびR31、ならびにR34およびR35は互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
反応式(7)において、一般式(18)で表される化合物のアミド結合を、溶媒中で、還元することにより、一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体を製造できる。
反応式(7)で表される反応は、還元剤を用いて行うことができる。
還元剤としては水素化ホウ素ナトリウムや、水素化アルミニウムリチウム等を使用することができる。
反応式(7)で表される反応で用いられる溶媒としては、反応に不活性であればよく、具体的には例えば、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類と、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類との混合溶媒等を挙げることができる。
反応式(7)において、還元剤の使用量としては、一般式(18)で表される化合物に対し、1〜10モル当量が好ましく、より好ましくは1〜1.2モル当量である。
また、反応式(7)における反応温度および反応時間は広範囲に変化させることができる。一般的には、反応温度は−20〜200℃が好ましく、より好ましくは0〜100℃である。また、反応時間は0.01〜50時間が好ましく、より好ましくは0.1〜15時間である。
本発明の殺菌剤は、下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する。これにより優れた植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すことができる。
Figure 2010077090

式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
ただし、RおよびRが、ともに水素原子を表す場合を除く。
、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
また、RおよびR10、ならびに、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
本発明の殺菌剤の用途としては特に制限はなく、例えば、防腐・防カビ用等の工業用殺菌剤、農園芸用殺菌剤、医療用・消毒用殺菌剤等として用いることができる。特に、本発明の殺菌剤は植物病害防除作用、特にイネいもち病に対する優れた防除作用を示すことから、農園芸用殺菌剤として用いることが好ましい。
本発明の殺菌剤は、例えば、藻菌類(Oomycetes)、子嚢菌類(Ascomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、ネコブカビ(Plasmodiophoromycetes)に属する菌及びその他の病原菌に起因する野菜、果樹、稲、穀類、花卉、芝草分野を含む多種多様な植物病害に対し使用することができる。
次に本発明の殺菌剤を用いることができる具体的な病害名(菌名)を非限定例として挙げる。
例えば、イネのいもち病(Magnaporthe oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、ピシウム属菌による苗立枯病(Pythium graminicola 等)、ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis f.sp.hordei; f.sp.tritici)、斑葉病(Pyrenophora graminea)、網斑病(Pyrenophora teres)、赤かび病(Gibberella zeae)、さび病(Puccinia striiformis; P. graminis; P. econdite; P. hordei)、雪腐病(Typhula sp.; Micronectriella nivalis)、裸黒穂病(Ustilago tritici; U. nuda)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、ピシウム属菌による褐色雪腐病(Pythium iwayamai 等)、
ブドウのべと病(Plasmopara viticola)、うどんこ病(Uncinula necator)、黒とう病(Elsinoe ampelina)、晩腐病(Glomerella cingulata)、さび病(Phakopsora ampelopsidis)、リンゴのうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、黒星病(Venturia inaequalis)、斑点落葉病(Alternaria mali)、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、モニリア病(Sclerotinia mali)、腐らん病(Valsa mali)、ナシの黒斑病(Alternaria kikuchiana)、黒星病(Venturia nashicola)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)、西洋ナシの疫病(Phytophthora cactorum)、モモの灰星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、疫病(Phytophthora sp.)、カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病(Cercospora kaki; Mycosphaerella nawae)、ウリ類のべと病(Pseudoperonospora cubensis)、疫病(Phytophthora melonis、Phytophthora nicotianae、Phytophthora drechsleri)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea)、炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、
トマトの疫病(Phytophthora infestans)、苗立枯病(Pythium vezans、Rhizoctonia solani)、輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病(Cladosporium fulvam)、根腐病(Pythium myriotylum、Pythium dissotocum)、ナスのうどんこ病(Erysiphe cichoracoarum)、疫病(Phytophthora infestans)、褐色腐敗病(Phytophthora capsici)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cerocosporella barassicae)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)、べと病(Peronospora brassicae)、ネギの白色疫病(Phytophthora porri)、さび病(Puccinia allii)、
ダイズの茎疫病(Phytophthora megasperma)、べと病(Peronospora manshurica)、紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines)、黒点病(Diaporthe phaseololum)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemuthianum)、ラッカセイの黒渋病(Mycosphaerella personatum)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、エンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi)、べと病(Peronospora pisi)、ジャガイモの疫病(Phytophthora infestans)、夏疫病(Alternaria solani)、チャの網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe leucospila)、タバコの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、炭そ病(Colletotrichum tabacum)、
テンサイの褐斑病(Cercospora beticola)、べと病(Peronospora schachtii)、バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、べと病(Peronospora sparsa)、疫病(Phytophthora megasperma)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa)、キクの褐斑病(Septoria chrysanthemi-indici)、白さび病(Puccinia horiana)、疫病(Phytophthora cactorum)、イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca humuli)、疫病(Phytophthora nicotianae)、果実腐敗病(Pythium ultimum)、キュウリ、トマト、イチゴ、ブドウ等の灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum)、
シバのブラウンパッチ病(Rhizoctonia solani)、ダラースポット病(Sclerotinia homoeocarpa)、カーブラリア葉枯病(Curvularia geniculata)、さび病 (Puccinia zoysiae)、ヘルミントスポリウム葉枯病(Cochiliobolus sp.)、雲形病(Rhynchosporium secalis)、いもち病(Pyricularia oryzae)、立枯病(Gaeumannomyces graminis)、炭そ病(Colletotrichum graminicola)、雪腐褐色小粒菌核病(Typhula incarnata)、雪腐黒色小粒菌核病(Typhula ishikariensis)、雪腐大粒菌核病(Sclerotinia borealis)、フェアリーリング(Marasmius oreades, 等.)、ピシウム病(Pythium aphanidermatum 等)等が挙げられる。
中でも、一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体は、特にイネのいもち病(Magnaporthe oryzae)等に対し優れた防除効果を示す。
本発明の殺菌剤は一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を含有する。本発明の殺菌剤の使用形態としては特に制限はなく、例えば、植物体の地上部に対しての薬剤処理、苗および種子に対しての薬剤処理、灌注処理、土壌処理等による適用が可能である。
本発明の殺菌剤は単独で使用することも、他の殺菌剤や殺虫剤、除草剤植物成長調節剤等の農薬、土壌改良剤または肥効性物質と混合して使用することができ、これらとの混合製剤として使用することも可能である。
また本発明の殺菌剤におけるイソキサゾール誘導体の含有方法には特に制限はなく、イソキサゾール誘導体をそのまま含有しても、固体または液体の希釈剤を包含する担体と混合した組成物中に含有してもよい。本発明においては、イソキサゾール誘導体を前記組成物として含有することが好ましい。ここで言う担体とは処理すべき部位への有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送および取り扱いを容易にするために配合される合成または天然の無機または有機物質を意味する。
本発明において適当な固体担体としては、モンモリロナイト、カオリナイトおよびベントナイト等の粘土類、珪藻土、白土、タルク、バーミュキュライト、石膏、炭酸カルシウム、ホワイトカーボン、硫安等の無機物質、大豆粉、小麦粉等の植物性有機物質および尿素等があげられる。
また、適当な液体担体としては、トルエン、キシレン、クメン等の芳香族炭化水素類、ケロシン、鉱油などのパラフィン系炭化水素類、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン系炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレングリコールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1−メチル−2−ピロリドン等の非プロトン性極性溶媒および水等があげられる。
本発明の殺菌剤は種々の補助剤を、更に含有することができる。補助剤は目的に応じて適宜選択することができ、例えば、殺菌剤効力の増強や、製剤の剤型、適用場面等を考慮して種々の補助剤を選択することができる。これらの補助剤はそれぞれ単独に、または2種以上を組み合わせて使用することができる。
補助剤の具体例としては、乳化、分散、拡展、湿潤、結合および安定化などを目的とした補助剤として、例えば、リグニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩およびポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩等のアニオン界面活性剤;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロックポリマー等の非イオン性界面活性剤;ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イソプロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤;その他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、これらの補助剤の成分は以上のものに限定されるものではない。
本発明の殺菌剤における一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の含有量は、通常、粉剤では0.5〜20重量%、乳剤では0.5〜50重量%、水和剤では0.5〜90重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では0.5〜90重量%とすることができるが、これらの含有量に限定されるものではない。
一方、それぞれの剤型における担体の含有量としては、通常、粉剤では60〜99重量%、乳剤では40〜95重量%、水和剤では10〜90重量%、粒剤では80〜99重量%およびフロアブル製剤では10〜90重量%とすることができる。また、補助剤の含有量としては、通常、粉剤では0.1〜20重量%、乳剤では1〜20重量%、水和剤では0.1〜20重量%、粒剤では0.1〜20重量%およびフロアブル製剤では0.1〜20重量%である。尚、これら担体の含有量、補助剤の含有量は限定されるものではなく、製剤の物理化学性、適用場面などを考慮して適宜調節することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、特に断りのない限り、「部」及び「%」は質量基準である。
(実施例1)
<(3−ブロモイソキサゾール−5−イル)メチル ベンゾエート(化合物番号1−15)の合成>
3−ブロモ−5−(ヒドロキシメチル)−イソキサゾール200mgをテトラヒドロフラン5mLに溶解させ、氷冷下トリエチルアミン315μL及びベンゾイルクロライド158mgを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した後、合わせた有機層を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をイソプロピルエーテルで洗浄し、標記化合物316mgを無色固体として得た。
(実施例2)
<(N−[(3−ブロモイソキサゾール−5−イル)メチル]ベンゼンスルホンアミド(化合物番号3−22)の合成>
3−ブロモ−5−(アミノメチル)−イソキサゾール200mgを塩化メチレン5mLに溶解させ、氷冷下トリエチルアミン315μL及びベンゼンスルホニルクロライド159μLを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で2時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した後、合わせた有機層を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をイソプロピルエーテルで洗浄し、標記化合物170mgを無色固体として得た。
(実施例3)
<(3−ブロモイソキサゾールー5−イル)メチル フェニルカーバメート(化合物番号1−20)の合成>
3−ブロモ−5−(ヒドロキシメチル)−イソキサゾール200mgをテトラヒドロフラン5mLに溶解させ、氷冷下4−(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン触媒量及びフェニルイソシアネート159μLを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した後、合わせた有機層を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をイソプロピルエーテルで洗浄し、標記化合物197mgを無色固体として得た。
(実施例4)
<フェニル (3−ブロモイソキサゾール−5−イル)メチルカーバメート(化合物番号3−18)の合成>
3−ブロモ−5−(アミノメチル)−イソキサゾール200mgを塩化メチレン5mLに溶解させ、氷冷下トリエチルアミン315μL及びクロロ蟻酸フェニル156μLを滴下した。そのまま氷冷下で30分、その後室温で1時間撹拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した後、合わせた有機層を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をヘキサンで洗浄し、標記化合物142mgを無色固体として得た。
(実施例5)
<3−ブロモ−5−[N−[1−(4−クロロフェニル)エチル]アミノメチル]イソキサゾール(化合物番号3−8)の合成>
1−(4−クロロフェニル)エチルアミン1.2g及び炭酸カリウム1.3gをDMF5mLに加え、氷冷下0.56Mの3−ブロモ−5−(クロロメチル)−イソキサゾールDMF溶液4mLを滴下した。そのまま氷冷下30分間、室温で3時間攪拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:塩化メチレン/メタノール)で精製し、標記化合物109mgを薄黄色液体として得た。
(実施例6)
<5−(メトキシメチル)−3−ブロモイソキサゾール(化合物番号1−1)の合成>
60%水素化ナトリウムミネラルオイル懸濁固体81mgをDMF5mLに加え、氷冷下3−ブロモ−5−(ヒドロキシメチル)−イソキサゾール300mgのDMF溶液3mLを滴下した。そのまま氷冷下30分間攪拌した後、ヨウ化メチル121μLを加え、室温で3時間攪拌した。反応液を水50mLに注ぎ、酢酸エチル150mlで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物108mgを無色液体として得た。
(実施例7)
<5−(N−フェニルアミノメチル)−3−ブロモイソキサゾール(化合物番号3−10)の合成>
窒素気流下、ボラン−テトラヒドロフラン錯体の0.51Mテトラヒドロフラン溶液8mLに氷冷下N−フェニル−3−ブロモ−イソキサゾール−5−カルボキサミド300mgを滴下した。65℃で2時間撹拌した後、氷冷下メタノール20mLを滴下した。溶媒を留去した後、1mol/L塩酸3mLを加え、室温で1.5時間攪拌した。反応液を1規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチル150mlで2回抽出した後、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣にヘキサンを加え、不溶物を濾過した濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、標記化合物160mgを薄茶色液体として得た。
以下に、上記実施例1〜7と同様にして製造できる化合物として、一般式(19)〜一般式(24)で表される化合物の具体例を、それぞれ第1表〜第6表に示す。また併せて、そのうちのいくつか化合物の物性値を第7表に示す。
尚、表中に記載のMeはメチル基を、Etはエチル基を、i−Prはイソプロピル基を、n−Prはノルマルプロピル基を、n−Buはノルマルブチル基を、c−Hexはシクロヘキシル基を、Bnはベンジル基を、Phはフェニル基を、vinylはビニル基を、allylはアリル基を、propargylはプロパルギル基を、Acはアセチル基を、Bzはベンゾイル基を、Naphはナフチル基をそれぞれ表すものとする。
Figure 2010077090

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[製剤例および試験例]
次に本発明の殺菌剤の製剤例及び殺菌活性試験例を示す。以下の説明において「部」は「重量部」を意味する。
(製剤例1) <粒剤>
化合物番号1−15 30部、ベントナイト22部、タルク45部、ソルポール5060(界面活性剤:東邦化学(株)商品名)3部及び少量の消泡剤を均一に混錬し、バスケット造粒機にて造粒した後乾燥させて、本発明のイソキサゾール誘導体を含む粒剤100部を得た。
(製剤例2) <粒剤>
化合物番号1−15 15部、ベントナイト60部、タルク21部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ1部、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル1部及びリグニンスルホン酸ソーダ2部を混合した後、適量の水を加えて均一に混錬し、バスケット造粒機にて造粒した後乾燥させて、本発明のイソキサゾール誘導体を含む粒剤100部を得た。
(製剤例3) <水和剤>
化合物番号1−15 50部、炭酸カルシウム40部、ソルポール5039(アニオン性界面活性剤とホワイトカーボンの混合物:東邦化学(株)商品名)5部及びホワイトカーボン5部を均一に混合粉砕して、本発明のイソキサゾール誘導体を含む水和剤とした。
(製剤例4) <水和剤>
化合物番号1−15 30部、カオリナイト63部、ソルポール5039(アニオン性界面活性剤とホワイトカーボンの混合物:東邦化学(株)商品名)5部及びホワイトカーボン2部を均一に混合粉砕して、本発明のイソキサゾール誘導体を含む水和剤とした。
(製剤例5) <乳剤>
化合物番号1−15 20部、キシレン55部、N,N−ジメチルホルムアミド20部、ソルポール2680(界面活性剤)5部を均一に混合して、本発明のイソキサゾール誘導体を含む乳剤とした。
(製剤例6) <フロアブル剤>
化合物番号1−15 40部、ソルポール3353(非イオン性界面活性剤:東邦化学(株)商品名)5部、ザンサンガムの1%水溶液5部、水40部、エチレングリコール10部のうち有効成分以外の成分を均一に溶解し、ついで本発明化合物を加え、よく攪拌した後、サンドミルにて湿式粉砕し、本発明のイソキサゾール誘導体を含むフロアブル剤を得た。
(製剤例7) <粉剤>
化合物番号1−15 5部、クレー95部を均一に混和し、本発明のイソキサゾール誘導体を含む粉剤を得た。
(試験例1)
<イネいもち病防除効果試験(散布試験)>
イネポット(品種:コシヒカリ;2葉期)に、製剤例4に準じて製造した水和剤を用いて、本発明化合物の濃度が250ppmになるように調製した水和剤の希釈液を散布し風乾させた。人工気象室(設定条件:22℃、12時間暗光サイクル)に植物を入れ、いもち病胞子懸濁液を噴霧接種した。気象室内を高湿に保ち、接種7日後に調査を行った。防除価を次式により算出した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
その結果、以下の化合物が防除価80以上を示した。
化合物番号:3−13、3−18.
(試験例2) <イネいもち病防除効果試験(初期活性試験)>
イネポット(品種:コシヒカリ;3葉期)に、製剤例4に準じて調製した水和剤の希釈液を所定薬量(10アール当たりの本発明化合物の量が30g)となるように灌注処理した。薬剤処理3週間後、イネいもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃で高湿度の条件下に1週間置き、病斑数を調査した。防除価を次式により算出し、以下の評価基準で評価した結果を第8表に示した。
防除価(%)=(1−処理区の病斑数/無処理区の病斑数)×100
−評価基準−
A:防除価が80以上だった。
B:防除価が50以上80未満だった。
C:防除価が50未満だった。

Figure 2010077090

(試験例3) <イネ薬害試験>
イネポット(品種:コシヒカリ;3葉期)に、製剤例4に準じて調製した水和剤の希釈液を所定薬量(10アール当たりの本発明化合物の量が30g)となるように灌注処理した。薬剤処理3週間後、イネいもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃で高湿度の条件下に1週間置き、草丈の調査をした。
以下の評価基準で評価した結果を第9表に示した。
−評価基準−
A:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の90%以上だった
B:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の85%以上90%未満だった。
C:薬剤処理区の平均草丈が薬剤無処理区平均草丈の85%未満だった。
Figure 2010077090

以上の結果から、本発明のイソキサゾール誘導体を含有する殺菌剤は、優れた植物病害防除作用を示す。

Claims (12)

  1. 下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRが、ともに水素原子を表す場合を除く。
    、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR10、ならびに、R13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
  2. 一般式(1)におけるRが、水素原子である請求項1に記載のイソキサゾール誘導体。
  3. 一般式(1)におけるRおよびRが、ともに水素原子である請求項2に記載のイソキサゾール誘導体
  4. 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(4)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6a7a、−NR8aNR9a10a、−NR11aOR12a、または−ONR13a14aを表す。
    4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    6aおよびR7aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
    8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
    ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
    およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
    また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Xは脱離基を表し、R17は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
  5. 下記一般式(3)で表される化合物と、下記一般式(5)で表される化合物とを、縮合剤を用いて反応させる工程を含む、下記一般式(2)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    1aは、−OR4a、−SR5a、−NR6a7a、−NR8aNR9a10a、−NR11aOR12a、または−ONR13a14aを表す。
    4aは、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    5aは、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    6aおよびR7aは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R6aおよびR7aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。
    8a、R9a、R10a、R11a、R13a、およびR14aは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12aは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R9aおよびR10aは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
    ただし、R8a、R9a、およびR10aの少なくとも一つ、R11aおよびR12aの少なくとも一方、ならびに、R13aおよびR14aの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基を表す。ただし、R12aとしては炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、および置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基の場合を除く。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
    およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方はそれぞれ水素原子を表す。
    また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、R18は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数1〜12のアルキルオキシ基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、置換されてもよいアリールオキシ基、または置換されてもよいヘテロアリールオキシ基を表す。]
  6. 下記一般式(7)で表される化合物と、下記一般式(8)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(6)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    2bは、−NR6b7b、−NR8bNR9b10b、−NR11bOR19、または−ONR13b14bを表す。
    6bおよびR7bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    8b、R9b、R10b、R13b、およびR14bは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    11bは、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。
    19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R9bおよびR10bは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
    ただし、R6bおよびR7bの少なくとも一方、R8b、R9b、およびR10bの少なくとも一つ、ならびに、R13bおよびR14bの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、または置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基を表す。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−NR、−NRNR10、−NHOR19、または−ONR1516を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、R9およびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Xは、脱離基を表し、R20は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
  7. 下記一般式(10)で表される化合物と、下記一般式(11)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(9)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    3cは、−OR4c、−NR6c7c、−NR8cNR9c10c、−NR11cOR12c、または−ONR13c14cを表す。
    4cは、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    6cおよびR7cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    8c、R9c、R10c、R11c、R13c、およびR14cは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12cは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R9cおよびR10cは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
    ただし、R6cおよびR7cの少なくとも一方、R8c、R9c、およびR10cの少なくとも一つ、R11cおよびR12cの少なくとも一方、ならびに、R13cおよびR14cの少なくとも一方は、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
    およびRはそれぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方、R8、R9およびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Yは酸素原子または硫黄原子を表し、R21は炭素数1〜12のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
  8. 下記一般式(13)で表される化合物と、下記一般式(14)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(12)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    4dは、−OR4d、−SR5d、−NR6d7d、−NR8dNR9d10d、−NR11dOR12d、または−ONR13d14dを表す。
    4dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    5dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    6dおよびR7dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    8d、R9d、R10d、およびR11dは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    13dおよびR14dは、それぞれ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12dは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、R9dおよびR10d、ならびにR13dおよびR14dは、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は脱離基を表す。]
    Figure 2010077090


    [式中、Zは、−OR、−SR22、−NR、−NRNR10、−NR11OR19、または−ONR2324を表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、もしく炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    22は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、およびR11は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    23およびR24は、それぞれ独立して、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    19は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR10、ならびにR23およびR24は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
  9. 下記一般式(2)で表される化合物と、下記一般式(16)で表される化合物とを反応させる工程を含む、下記一般式(15)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    5eは、−OR4e、−SR5e、−NR6e7e、−NR8eNR9e10e、−NR11eOR12e、または−ONR13e14eを表す。
    4eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    5eは、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    6eおよびR7eは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    8e、R9e、R10e、R11e、R13e、およびR14eは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、またはヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12eは、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、R6eおよびR7eの少なくとも一方、R8e、R9e、およびR10eのうち少なくとも一つ、R11eおよびR12eの少なくとも一方、ならびに、R13eおよびR14eの少なくとも一方は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    また、R9eおよびR10eは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    は、−OH、−SH、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1516を表す。
    およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    、R、R10、R11、R15、およびR16は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRの少なくとも一方、R、RおよびR10の少なくとも一つ、R11およびR12の少なくとも一方、ならびに、R15およびR16の少なくとも一方は、それぞれ水素原子を表す。
    また、RおよびR10は、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、Xは脱離基を表し、R25は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。]
  10. 下記一般式(18)で表される化合物のアミド結合を還元する工程を含む、下記一般式(17)で表されるイソキサゾール誘導体の製造方法。
    Figure 2010077090


    [式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
    6fは、−NR6f7f、−NR8fNR9f10f、または−NR11fOR12fを表す。
    6f、R7f、R8f、R9f、R10f、R11f、およびR12fは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    また、R9fおよびR10fは、互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
    Figure 2010077090


    [式中、R26は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数3〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、または炭素数1〜6のハロアルキルチオ基を表す。
    は、−NR2728、−NR29NR3031、−NR32OR33、または−ONR3435を表す。
    27、R28、R29、R30、R31、R32、R34、およびR35は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    33は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    また、R30およびR31、ならびにR34およびR35は互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。]
  11. 下記一般式(1)で表されるイソキサゾール誘導体の少なくとも1種を有効成分として含有する殺菌剤。
    Figure 2010077090


    [式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のハロアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のハロアルキルチオ基、炭素数1〜6のアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルフィニル基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のハロアルキルスルホニル基、シアノ基、またはニトロ基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭素数2〜6のアルキル基、炭素数2〜6のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数3〜6のハロシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のハロアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数3〜6のハロシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、炭素数2〜6のハロアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、または置換されてもよいヘテロアリール基を表す。
    Aは、−OR、−S(O)、−NR、−NRNR10、−NR11OR12、または−ONR1314を表す。nは0、1、2のいずれかを表す。
    は、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基(ただし、ヘテロアリール基としてインドリル基を除く)、炭素数2〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    は、nが0の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基を表す。
    またRは、nが1または2の場合、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、または置換されてもよいアリール基を表す。
    およびRは、それぞれ独立して水素原子、炭素数2〜12のアルキル基、炭素数2〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基(ただし、ヘテロアリール基としてオキサゾリル基を除く)、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    ただし、RおよびRがともに水素原子を表す場合を除く。
    、R、R10、R11、R13、およびR14は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル基、置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールオキシカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルスルホニル基、炭素数1〜12のハロアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、置換されてもよいアリールスルホニル基、置換されてもよいヘテロアリールスルホニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    12は、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のハロアルキル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜6のアルケニル基、炭素数3〜6のシクロアルケニル基、炭素数2〜6のアルキニル基、置換されてもよいアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいヘテロアリール基で置換された炭素数1〜6のアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよいヘテロアリール基、炭素数1〜12のアルキルカルボニル基、置換されてもよいアリールカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールカルボニル基、炭素1〜12のアルキルアミノカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノカルボニル基、置換されてもよいヘテロアリールアミノカルボニル基、炭素数1〜12のアルキルアミノチオカルボニル基、置換されてもよいアリールアミノチオカルボニル基、または置換されてもよいヘテロアリールアミノチオカルボニル基を表す。
    また、RおよびR10、ならびにR13およびR14は、それぞれ互いに結合して炭素数2〜5の置換されてもよい飽和ヘテロ環基、または炭素数2〜5の置換されてもよいヘテロアリール基を形成しても良い。
  12. 農園芸用殺菌剤である請求項11に記載の殺菌剤。
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