JP2010083594A - 塵芥収集車 - Google Patents
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Abstract
【課題】大量の塵芥を一度に投入する場合であっても対応可能な塵芥案内板を備えた塵芥収集車の提供。
【解決手段】車体上に搭載された塵芥収容箱4と、この塵芥収容箱4の後端に連接された塵芥投入箱5と、この塵芥投入箱5の塵芥投入口5aの下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板31と、この第1塵芥案内板31の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板32とを備え、第1塵芥案内板31は、第2塵芥案内板32を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口5a側へ回動させて折り畳み可能とした。
【選択図】図2
【解決手段】車体上に搭載された塵芥収容箱4と、この塵芥収容箱4の後端に連接された塵芥投入箱5と、この塵芥投入箱5の塵芥投入口5aの下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板31と、この第1塵芥案内板31の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板32とを備え、第1塵芥案内板31は、第2塵芥案内板32を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口5a側へ回動させて折り畳み可能とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、塵芥投入口に塵芥案内板を備えた塵芥収集車に関する。
塵芥収集車において、塵芥収集箱の投入口に塵芥案内板を備えたものが知られている。例えば、特許文献1に記載の塵芥収集車は、塵芥収集箱のテールゲートの塵芥投入口の下端部を開閉する塵芥案内板を備えている。塵芥案内板は塵芥投入口の下端部に回動自在に支持されており、この塵芥案内板を開くとテールゲートの塵芥投入口の開口面積が拡がるとともに、この塵芥案内板がリンク機構に支持されてほぼ水平に延びるので、この塵芥案内板上に塵芥を一時的に載置することができ、塵芥収集箱の投入口内への塵芥投入作業を効率良く行うことが可能となるものである。
ところが、特許文献1に記載の塵芥案内板は開かれることによって水平に延びたとしても塵芥収集箱の後方への突出幅が小さく、廃棄プラスチックなどの嵩のある塵芥をショベルローダなどで投入する際には不十分である。
そこで、本発明においては、大量の塵芥を一度に投入する場合であっても対応可能な塵芥案内板を備えた塵芥収集車を提供することを目的とする。
本発明の塵芥収集車は、車体上に搭載された塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後端に連接された塵芥投入箱と、この塵芥投入箱の塵芥投入口の下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板と、この第1塵芥案内板の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板とを備え、第1塵芥案内板は、第2塵芥案内板を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口側へ回動させて折り畳み可能としたものである。
本発明の塵芥収集車では、塵芥収集の際は、塵芥投入口の下部に支持された第1塵芥案内板を後方へ回動させて塵芥投入口を開き、次いでこの第1塵芥案内板の後端部に支持された第2塵芥案内板を後方へ回動させると、第1塵芥案内板と第2塵芥案内板とが連続した大きな塵芥案内板を構成する。これにより、大量の塵芥を一度に投入する場合であっても、この第1および第2塵芥案内板により構成される大きな塵芥案内板上に一時的に載置することができる。
一方、塵芥収集後は、第2塵芥案内板を第1塵芥案内板の上面に回動させて折り畳んだ状態とし、次いで第1塵芥案内板を塵芥投入口側へ回動させて折り畳む。これにより、塵芥投入口の下部が閉じられ、塵芥収集車は走行可能となる。
また、本発明の塵芥収集車は、第1塵芥案内板を支持するダンパを備えたものであることが望ましい。これにより、第2塵芥案内板とともに第1塵芥案内板を回動させる際に、操作力を軽減するとともに、回動時の衝撃を軽減することができる。
また、本発明の塵芥収集車は、第1塵芥案内板の傾斜角度をそれぞれ異なる角度に保持する第1および第2のストッパを備えたものであることが望ましい。これにより、状況に応じて第1のストッパまたは第2のストッパを使用し、第1塵芥案内板の傾斜角度を保持して、この保持した傾斜角度で第1塵芥案内板上に塵芥を一時的に載置することが可能となる。
ここで、第1および第2のストッパは、第1塵芥案内板の下方に固定された支持部の上面と側方との間で交互に回動可能に支持されたものであることが望ましい。これにより、第1および第2のストッパを支持部の上面に交互に回動させるだけで、第1塵芥案内板の傾斜角度を第1または第2のストッパにより切り替えることが可能となる。
また、本発明の塵芥収集車は、塵芥投入口に投入された塵芥を塵芥収容箱内に積み込む塵芥積込装置と、第1塵芥案内板の後端部に塵芥積込装置の動作を緊急停止させるためのタッチセンサとを備えたものであることが望ましい。これにより、第1塵芥案内板後端部のタッチセンサに触れることで、塵芥積込装置の動作を緊急停止させることが可能となる。
(1)車体上に搭載された塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後端に連接された塵芥投入箱と、この塵芥投入箱の塵芥投入口の下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板と、この第1塵芥案内板の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板とを備え、第1塵芥案内板は、第2塵芥案内板を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口側へ回動させて折り畳み可能としたことにより、廃棄プラスチックなどの嵩のある塵芥を大量にショベルローダなどで一度に投入する場合であっても、第1および第2塵芥案内板により構成される大きな塵芥案内板上に一時的に載置し、塵芥投入口への塵芥投入作業を効率良く行うことが可能となる。一方、塵芥収集後は、第2塵芥案内板を第1塵芥案内板の上面に回動させて折り畳んだ状態とし、次いで第1塵芥案内板を塵芥投入口側へ回動させて折り畳むことにより、第1および第2塵芥案内板は塵芥投入口の低い位置で収納することができるので、この第1および第2塵芥案内板の収納作業は容易である。
(2)第1塵芥案内板を支持するダンパを備えたことにより、第2塵芥案内板とともに第1塵芥案内板を回動させる際に、操作力を軽減するとともに、回動時の衝撃を軽減することができる。
(3)第1塵芥案内板の傾斜角度をそれぞれ異なる角度に保持する第1および第2のストッパを備えたものであることにより、状況に応じて第1のストッパまたは第2のストッパを使用し、第1塵芥案内板の傾斜角度を保持して、この保持した傾斜角度で第1塵芥案内板上に塵芥を一時的に載置することが可能となる。
(4)第1および第2のストッパが、第1塵芥案内板の下方に固定された支持部の上面と側方との間で交互に回動可能に支持されたものであることにより、第1および第2のストッパを支持部の上面に交互に回動させるだけで、第1塵芥案内板の傾斜角度を第1または第2のストッパにより容易に切り替えることが可能となる。
(5)塵芥投入口に投入された塵芥を塵芥収容箱内に積み込む塵芥積込装置と、第2塵芥案内板の後端部に塵芥積込装置の動作を緊急停止させるためのタッチセンサとを備えたものであることにより、第1および第2塵芥案内板を後方へ回動させた状態での作業中に塵芥積込装置の動作を緊急停止させたい場合には、第1塵芥案内板のタッチセンサに触れるだけで緊急停止させることが可能となる。
図1は本発明の実施の形態における塵芥収集車の側面図、図2は塵芥投入箱の内部を示す側方断面図、図3は回転テーブル部分の拡大側面図、図4は回転テーブル部分の背面図、図5は塵芥投入口後方からみた斜視図、図6は図5のA矢視図であって、(a)は図3の位置(B)に回転テーブルを保持する場合を示す図、(b)は図3の位置(C)に回転テーブルを保持する場合を示す図、(c)は図3の位置(D)に回転テーブルを保持する場合を示す図である。
図1において、本発明の実施の形態における塵芥収集車1は、車体2上に、運転室3と、塵芥収容箱4と、塵芥投入箱5とが搭載されたものである。塵芥投入箱5は、塵芥収容箱4の後方開口部4aの後端に回動可能に連接されている。また、塵芥投入箱5の後面には、矩形状の塵芥投入口5aが設けられ、塵芥投入口5aの下部には塵芥を塵芥投入口5aへ案内する塵芥案内板としての回転テーブル7が設けられている。なお、回転テーブル7は塵芥投入口5aを開閉する開閉扉(テールゲート)を兼ねている。
図2に示すように、この塵芥投入箱5には、塵芥投入口5aから投入された塵芥を圧縮して塵芥収容箱4に積み込む塵芥積込装置8が設けられている。この塵芥積込装置8は、塵芥の圧縮および積込動作を行う圧縮板10と、圧縮板10を回動可能に支持するとともに上昇および下降する摺動板11と、摺動板11を上昇および降下させるための摺動シリンダ12と、圧縮板10を回動動作させる揺動シリンダ13とを備えている。
圧縮板10は塵芥投入箱5の左右に延び、揺動軸14によって摺動板11に軸支されている。また、揺動シリンダ13の基端は圧縮板10に軸支され、揺動シリンダ13のシリンダロッド13aの上端は摺動板11に軸支されている。すなわち、圧縮板10は揺動シリンダ13の伸縮に合わせて揺動軸14を中心に揺動するように構成されている。
図3に示すように、塵芥投入箱5の塵芥投入口5aの下縁部には、左右に延びるクロスフレーム9が設けられている。回転テーブル7は、このクロスフレーム9の上方に起伏切り換え可能に設けられている。クロスフレーム9の後方には、図5に示すように2対のテーブル支持部20,21が左右に間隔を空けて後方に突出するように設けられている。
図3に示すように、回転テーブル7は、塵芥投入口5aの下部に設けられた回動軸30aに回動可能に支持された第1塵芥案内板31と、この第1塵芥案内板31の後端部の回動軸30bに回動可能に支持された第2塵芥案内板32とを備える。第2塵芥案内板32は、第1塵芥案内板31上で回動軸30bを中心として180°転回するようになっている。また、第1塵芥案内板31は、第2塵芥案内板32を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口5a側へ回動させ、図3の格納位置(A)に示す状態に折り畳むことが可能となっている。この格納位置(A)の状態では、塵芥投入口5aは回転テーブル7によって閉じられる。
また、この回転テーブル7の下面には、第1塵芥案内板31を支持するダンパ33を備えている。ダンパ33の一端は第1塵芥案内板31の下方に回動可能に支持され、他端はテーブル支持部20に回動可能に支持されている。ダンパ33はガスダンパよりなる。ダンパ33は、回転テーブル7を開閉するための操作力を軽減するとともに、回転テーブル7が図3の格納位置(A)の位置から使用位置(B),(C)および保守点検位置(D)まで切り換えられる際の衝撃を軽減する。
また、塵芥投入口5aの左右周縁部には、図3の格納位置(A)において回転テーブル7をロックするロック機構34が設けられている。ロック機構34は、垂直軸を中心に前後に揺動し、回転テーブル7の左右に設けられた押圧片7aを背面側から押さえ込む押圧部34aと、この押圧部34aをロックするロック用ハンドル34bとを備えている。
また、図3および図4に示すように塵芥投入口5aの左右内側面には、図3の格納位置(A)において回転テーブル7の第2塵芥案内板32の前方側への揺動を規制するストッパ35が設けられている。これにより、回転テーブル7が図3の格納位置(A)に回動され、ロック機構34によりロックされると、回転テーブル7の第2塵芥案内板32の前方側への揺動がストッパ35により規制されるので、この第2塵芥案内板32が回動軸30bを中心として前方側へ揺動するのが規制される。
また、本実施形態における塵芥収集車1には、緊急時に塵芥積込装置8の動作を停止させるための緊急停止装置(図示せず。)が備えられている。この緊急停止装置は、塵芥投入口5aの下方に車幅方向に延びる棒状の緊急停止レバー36により作動する。また、この緊急停止レバー36は回転テーブル7の第2塵芥案内板31が図3の使用位置(B),(C)および保守点検位置(D)に示すように後方へ転回されている際には回転テーブル7の後端部から遠く深い位置にあるため、第1塵芥案内板31の下面の後端部にも緊急停止装置を作動させるためのタッチセンサ37が設けられている。
テーブル支持部20は、第1塵芥案内板31を水平に保持するためのものであり、テーブル支持部20の上面には緩衝材22が設けられている。一方、テーブル支持部21は、第1塵芥案内板31をそれぞれ異なる角度に保持するための第1ストッパ23aおよび第2ストッパ23bを備える。第1ストッパ23aは、緩衝材22と、緩衝材22を所定高さかつ所定角度に保持するベース24aとから構成される。同様に、第2ストッパ23bは、緩衝材22と、緩衝材22を第1ストッパ23aとは異なる所定高さかつ所定角度に保持するベース24bとから構成される。
図6に示すように、第1ストッパ23aは、テーブル支持部21の右側面にヒンジ25aにより回動可能に支持されており、テーブル支持部21の上面と右側面との間で回動させることができるようになっている。一方、第2ストッパ23bは、テーブル支持部21の左側面にヒンジ25bにより回動可能に支持されており、テーブル支持部21の上面と左側面との間で回動させることができるようになっている。
これにより、図6の(a)に示すように第1ストッパ23aがテーブル支持部21の右側面に配置され、次いで第2ストッパ23bがテーブル支持部21の上面に配置された場合には、回転テーブル7は図3の使用位置(B)までしか回動せず、第2ストッパ23bの緩衝材22に接触した状態で保持される。このとき、回転テーブル7の角度は水平面に対して30°である。
また、図6の(b)に示すように第2ストッパ23bがテーブル支持部21の左側面に配置され、次いで第1ストッパ23aがテーブル支持部21の上面に配置された場合には、回転テーブル7は図3の使用位置(C)までしか回動せず、第1ストッパ23aの緩衝材22に接触した状態で保持される。このとき、回転テーブル7の角度は水平面に対して20°である。
また、図6の(c)に示すように第1ストッパ23aおよび第2ストッパ23bがともにテーブル支持部21のそれぞれ右側面および左側面に配置された場合には、回転テーブル7はテーブル支持部20の緩衝材22に接触し、回転テーブル7は図3の保守点検位置(D)までしか回動しない。これにより、回転テーブル7は水平状態に保持される。
上記構成の塵芥収集車1では、塵芥収容箱5に塵芥を収集するには、まず、ロック機構34のロック用ハンドル34bを上方に回動し、押圧部34aを後方に回動してロックを解除する。そして、使用位置(B)または(C)のいずれかを選択して第1ストッパ23aまたは第2ストッパ23bのいずれかをテーブル支持部21の上面に配置した状態で、回転テーブル7を後方に回動する。
これにより、回転テーブル7の第1塵芥案内板31の下面が第1ストッパ23aまたは第2ストッパ23bの緩衝材22に当接し、使用位置(B)または(C)の角度に保持される。このとき、ダンパ33の作用により緩衝材22へ当接した際の衝撃が軽減される。そして、さらに回転テーブル7の面積を拡げたい場合には、第2塵芥案内板32を後方に180°転回し、使用位置(B)または(C)の状態とする。
これにより、塵芥投入箱5の塵芥投入口5aが開かれた状態となるとともに、回転テーブル7が塵芥案内板として機能するので、廃棄プラスチックなどの嵩のある塵芥を大量にショベルローダなどで一度に塵芥投入口5aから投入する場合であっても、第1塵芥案内板31および第2塵芥案内板32により構成される大きな回転テーブル7上に一時的に載置し、回転テーブル7上を滑らせながら塵芥投入箱5内へ効率良く投入することができる。
そして、塵芥投入箱5内へ投入された塵芥は、塵芥積込装置8により塵芥収容箱5へ積み込む。積込作業は、まず、図2に示すように摺動シリンダ12および揺動シリンダ13がいずれも伸長して摺動板11が上昇終了位置(最上位置)にある状態で、塵芥投入口5aから塵芥を塵芥投入箱5内へ投入し、始動スイッチをオン操作する。
これにより、揺動シリンダ13が縮退作動して圧縮板10が反転作動し、反転終了位置に達する(反転工程)。この後、摺動シリンダ12が縮退作動して摺動板11が下降し、これに伴って圧縮板10が下降工程に移行する。次に、圧縮板10が下降終了位置に達すると、揺動シリンダ13を伸長させて圧縮板10を前方に揺動させ圧縮工程に移行する。
そして、圧縮板10が最前方位置まで揺動すると、摺動シリンダ12を伸長させて圧縮板10を上昇させることによって上昇工程に移行し、この圧縮板10が上昇終了位置に達すると、一連の積込動作を終了する。これにより、反転、下降、圧縮、上昇の各工程を1サイクルとして塵芥積込動作を繰り返して行うことができる。
積込作業終了後は、回転テーブル7の第2塵芥案内板32を前方に180°転回して第1塵芥案内板31の上面に折り畳んだ状態とし、この状態から第1塵芥案内板32を前方に回動する。このとき、第2塵芥案内板32がストッパ35に当接し、回転テーブル7は図3の格納位置(A)の状態となり、塵芥投入口5aは閉じられる。そして、ロック機構34のロック用ハンドル34bを上方に回動し、押圧部34aを前方に回動して回転テーブル7の押圧片7aを背面側から押さえ込み、ロック用ハンドル34を下方に回動してロックする。
このように、本実施形態における塵芥収集車1では、塵芥投入口5aの下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板31と、この第1塵芥案内板31の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板32とを備え、第1塵芥案内板31は、第2塵芥案内板32を上面に回動させて折り畳んだ状態で塵芥投入口5a側へ回動させて折り畳み可能としたことにより、廃棄プラスチックなどの嵩のある塵芥を大量にショベルローダなどで一度に投入する場合であっても、第1塵芥案内板31および第2塵芥案内板32により構成される大きな回転テーブル7上に一時的に載置し、塵芥投入口5aへの塵芥投入作業を効率良く行うことが可能である。
そして、塵芥収集後は、第2塵芥案内板32を第1塵芥案内板31の上面に回動させて折り畳んだ状態とし、次いで第1塵芥案内板31を塵芥投入口5a側へ回動させて折り畳むことにより、第1塵芥案内板31および第2塵芥案内板32は塵芥投入口5aの低い位置で収納することができるので、この第1塵芥案内板31および第2塵芥案内板32の収納作業は容易である。特に、この塵芥収集車1では、第1塵芥案内板31を支持するダンパ33を備えているので、回転テーブル7を回動させる際の操作力が軽減されており、また、回動時の衝撃も軽減されている。
また、この塵芥収集車1では、第1塵芥案内板31の傾斜角度をそれぞれ異なる角度に保持する第1ストッパ23aおよび第2のストッパ23bを備えているので、塵芥の投入状況に応じて第1のストッパ23aまたは第2のストッパ23bを使用し、回転テーブル7の傾斜角度を適切に保持して、この保持した傾斜角度で回転テーブル7上に塵芥を一時的に載置し、塵芥投入箱5内へ効率良く投入することが可能となる。
特に、この塵芥収集車1では、第1ストッパ23aおよび第2のストッパ23bが、第1塵芥案内板31の下方に固定されたテーブル支持部21の上面と側方との間で交互に回動可能に支持されており、第1ストッパ23aおよび第2のストッパ23bをテーブル支持部21の上面に交互に回動させるだけで、回転テーブル7の傾斜角度を容易に切り替えることが可能であり、作業性に優れている。
また、この塵芥収集車1では、大きな回転テーブル7が塵芥投入口5aを開閉する開閉扉を兼ねているので、塵芥投入口5aに別の開閉扉を設ける必要がなく、別の開閉扉を開閉する手間が省けるとともに、別の開閉扉を設けるコストが不要となる。
本発明の塵芥収集車は、大量の塵芥を一度に投入することが可能な塵芥収集車として有用である。
1 塵芥収集車
2 車体
3 運転室
4 塵芥収容箱
4a 後方開口部
5 塵芥投入箱
5a 塵芥投入口
7 回転テーブル
8 塵芥積込装置
9 クロスフレーム
10 圧縮板
11 摺動板
12 摺動シリンダ
13 揺動シリンダ
13a シリンダロッド
14 揺動軸
20,21 テーブル支持部
22 緩衝材
23a 第1ストッパ
23b 第2ストッパ
24a,24b ベース
25a,25b ヒンジ
30a,30b 回動軸
31 第1塵芥案内板
32 第2塵芥案内板
33 ダンパ
34 ロック機構
34a 押圧部
34b ロックハンドル
35 ストッパ
36 緊急停止レバー
2 車体
3 運転室
4 塵芥収容箱
4a 後方開口部
5 塵芥投入箱
5a 塵芥投入口
7 回転テーブル
8 塵芥積込装置
9 クロスフレーム
10 圧縮板
11 摺動板
12 摺動シリンダ
13 揺動シリンダ
13a シリンダロッド
14 揺動軸
20,21 テーブル支持部
22 緩衝材
23a 第1ストッパ
23b 第2ストッパ
24a,24b ベース
25a,25b ヒンジ
30a,30b 回動軸
31 第1塵芥案内板
32 第2塵芥案内板
33 ダンパ
34 ロック機構
34a 押圧部
34b ロックハンドル
35 ストッパ
36 緊急停止レバー
Claims (5)
- 車体上に搭載された塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の後端に連接された塵芥投入箱と、
この塵芥投入箱の塵芥投入口の下部に回動可能に支持された第1塵芥案内板と、
この第1塵芥案内板の後端部に回動可能に支持された第2塵芥案内板とを備え、
前記第1塵芥案内板は、前記第2塵芥案内板を上面に回動させて折り畳んだ状態で前記塵芥投入口側へ回動させて折り畳み可能とした塵芥収集車。 - 前記第1塵芥案内板を支持するダンパを備えた請求項1記載の塵芥収集車。
- 前記第1塵芥案内板の傾斜角度をそれぞれ異なる角度に保持する第1および第2のストッパを備えた請求項1または2に記載の塵芥収集車。
- 前記第1および第2のストッパは、前記第1塵芥案内板の下方に固定された支持部の上面と側方との間で交互に回動可能に支持されたものである請求項3記載の塵芥収集車。
- 前記塵芥投入口に投入された塵芥を前記塵芥収容箱内に積み込む塵芥積込装置と、前記第1塵芥案内板の後端部に前記塵芥積込装置の動作を緊急停止させるためのタッチセンサとを備えた請求項1から4のいずれかに記載の塵芥収集車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008251079A JP2010083594A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 塵芥収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008251079A JP2010083594A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 塵芥収集車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010083594A true JP2010083594A (ja) | 2010-04-15 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008251079A Pending JP2010083594A (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 塵芥収集車 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012001340A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Shinmaywa Industries Ltd | 塵芥収集車 |
JP2015189575A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車の塵芥案内板保持構造 |
CN107226008A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-10-03 | 芜湖艾卡汽车技术有限公司 | 一种全封闭自动化自卸汽车装置 |
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-
2008
- 2008-09-29 JP JP2008251079A patent/JP2010083594A/ja active Pending
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JP7237662B2 (ja) | 2019-03-08 | 2023-03-13 | 極東開発工業株式会社 | 塵芥収集車 |
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