JP2010074936A - 架空配電線用絶縁カバー、架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法 - Google Patents

架空配電線用絶縁カバー、架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】架空配電線の接続部における電圧階級及び接続形態に係わりなく使用することができる架空配電線用絶縁カバーを提供する。
【解決手段】架空配電線用絶縁カバーは、一対の四角形状のカバープレート部1,2が、並列されて展開した状態と一定の間隔をもって平行に対向して閉じた状態となる状態とに方向転換できるように帯状のサイドプレート部3によって内側縁で連結され、接続部材を係止するための複数の突起がカバープレート部1,2の内面に突設されている。突片4a,4bは、セットされた分岐スリーブ(分岐接続体)11の端面に1点で当接し、かつ、セットされたジャンパスリーブ12の側面に片側から当接する第1の位置Aと、ジャンパスリーブ(直線接続体)12に接続された電線20の側面を両側から挟み、かつ、ジャンパスリーブ12の端面に2点で当接する第2の位置Bとに突設されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、架空配電線の接続部や分岐部などを覆う架空配電線用カバー、この架空配電線用カバーを用いた架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法に関し、詳しくは、並列されて展開した状態と一定の間隔をもって平行に対向する閉じた状態とに方向転換する一対のカバープレート部を有する架空電線用絶縁カバー、一対のカバープレート部の中央部に、電線を接続した接続部材をセットした架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法に関する。
電柱などに架設された架空配電線の引留部や分岐部などは、両端部に電線を接続するための接続部材によって接続され、この接続部材が架空電線用絶縁カバー(以下、主として「絶縁カバー」という。)によって覆われている。例えば特許文献1には、図8に示すような絶縁カバーが開示されている。
この絶縁カバーは、ほぼ長方形の一対のカバー部材111,112が並列され、このカバー部材111,112の対向している内側の長辺部に帯状のヒンジ113が連結されることにより、各カバー部材111,112が開閉自在とされている。そして、一方のカバー部材111の外側の長辺部には、所要数の係合片114が形成され、他方のカバー部材112の外側の長辺部には、所要数の係合孔115が形成され、この係合片114と係合孔115とが係着自在とされている。また、カバー部材111,112の内面には、接続部材を支持する複数の弾性突片116が設けられている。
この絶縁カバーは、一対のカバー部材111,112が開いた状態において、架空配電線と分岐線との接続部が弾性突片116に宛がわれつつ外嵌され、そして、両カバー部材111,112を閉じた状態とし、係合片114と係合孔115とを係合することによって組み立てられる。
特開平11−318015号公報
架空配電線の接続部においては、電圧階級及び接続形態に応じて、専用の絶縁カバーが使用され、絶縁カバー内に接続部材がセットされている。しかし、接続部材は種々の形態のものが提供されており、架空配電線の分岐部においては分岐スリーブや分岐コネクタが使用され、引留部では分岐スリーブ又はジャンパスリーブが使用されている。
したがって、絶縁カバーは、各種の接続部材に適合するように、多品種が製造され、事業者は多種類の絶縁カバーを多数保管し、多数保管されている中から使用状況に合わせて適宜選択する。しかし、絶縁カバーを多品種製造することは、コストアップの一因となり、また、多数保管することは、在庫管理や準備作業が面倒になる。
そこで、本発明は、架空配電線の接続部における電圧階級及び接続形態に係わりなく使用することができる架空配電線用絶縁カバーを提供することを課題とする。
本発明に係る架空配電線用絶縁カバーは、両端部に電線を接続するための分岐接続体又は直線接続体のいずれかの接続部材を中央部にセットし、接続部材に接続された電線を両端部から導出するための一対の四角形状のカバープレート部が、並列されて展開した状態と一定の間隔をもって平行に対向する閉じた状態とに方向転換できるように帯状のサイドプレート部によって内側縁で連結され、接続部材を係止するための複数の突片がカバープレート部の内面に突設されている架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記突片は、セットされた分岐接続体の端面に1点で当接し、かつ、セットされた直線接続体の側面に片側から当接する第1の位置と、直線接続体に接続された電線の側面を両側から挟み、かつ、直線接続体の端面に2点で当接する第2の位置とに突設され、第1の位置と第2の位置は、少なくとも一方のカバープレート部の両端部に設けられていることを特徴としている。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、並列されて展開した状態の一方のカバープレート部の中央部に電線を接続した接続部材をセットし、他方のカバープレート部を一方のカバープレート部と平行に対向する閉じた状態に方向転換し、閉じた状態にして使用するが、突片が第1の位置の1か所と第2の位置の2か所とに突設され、第1の位置と第2の位置がカバープレート部の両端部に設けられていることにより、接続部材が両端部に電線を接続するための筒状、S形、B形、C形、Z形、L形などの分岐スリーブや分岐コネクタであってもジャンパスリーブであってもセットすることができる。
すなわち、分岐接続体は、各端面から2本の電線を並列して導出することができるように広い幅で、直線接続体よりも短いものであるため、第1の位置の突片の内端が分岐接続体の端面に1点で当接し、そして、第2の位置の2片の突片が分岐接続体に接続された電線を両側から挟むことによって、位置決めされる。なお、直線接続体の一端に2本の電線が並列して接続されていると、第1の位置の突片が2本の電線の間に挟まれることによっても位置決めされる。
また、直線接続体は、各端面から1本の電線が導出されるものであり、しかも、分岐接続体よりも細くて長いものであるため、第2の位置の突片の内端が直線接続体の端面に2点で当接し、そして、第1の位置の突片が直線接続体の側面に片側から当接することによって、位置決めされる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記第2の位置の突片は、間隔がカバープレート部の端縁に向かって拡開するハ字形に突設されていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、電線の心線が絶縁被覆体から突出している皮剥部が直線接続体の各端面に隣接した箇所で露出している場合において、第2の位置の2片の突片は、内端が皮剥部の心線を挟む状態で直線接続体の端面に2点で当接し、2片の突片の中間部が絶縁被覆体のエッジに当接することによって直線接続体を位置決めすることができる。また、第2の位置の外側の突片は、使用時において下側に位置し、外端側が下向きとなることにより、撓曲した電線をこの外側の突片に沿わせることができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記カバープレート部には、前記第2の位置に突設された突片よりも外側に水密部材をセットするための内側壁状部が各端縁に沿って設けられていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、第2の位置に突設された突片と内側壁状部との間に水密部材をセットすることができ、水密部材をセットすることにより、電線を接続した分岐接続体をセットし、両カバープレート部が閉じた状態とされた架空電線用絶縁カバー内の水密性を確保し、また塵芥などが浸入しないようにする(以下、単に「水密性を確保する」とのみ説明する。)ことができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記第2の位置に突設された突片と前記内側壁状部との間に、表面に粘着層を備える発泡体と不定形で粘着性を有するパテとを部分的に帯状に重ね合わせた水密部材がセットされていることができる。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、水密部材が発泡体とパテとを部分的に帯状に重ね合わされたものとされ、発泡体の表面に粘着層が備えられることにより、発泡体を仮固定した状態でセットし、そしてセット後に位置ずれしないで一対のカバープレート部を閉じることができる。さらに、一対のカバープレート部が閉じられた状態において、パテが電線と密着し、水密性を確保することができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、分岐接続体に並列して接続された2本の電線を囲繞し、両電線間の隙間を埋める粘着性を有するパテと、該パテを介して2本の電線を保持する分岐用水密スペーサと、該分岐用水密スペーサとカバーとの間に介在する水密部材が備えられていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、2本の電線の間隔が狭くても、粘着性を有するパテによって隙間が埋められ、2本の電線がパテを介して分岐用水密スペーサによって保持され、そして分岐用水密スペーサと閉じられた状態のカバーとの間に水密部材が介在することによって、2本の電線が狭い間隔で導出されていても、架空電線用絶縁カバー内の水密性を確保することができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記各カバープレート部の外側縁には、突条が内向きに突設されていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、一対のカバープレート部が閉じられた状態において、各突条の頂部同士又は側面部同士が重なり合って、閉鎖した状態とすることができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、前記少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に、不定形で粘着性を有するパテが添着されていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に添着されて不定形で粘着性を有するパテによって、両カバープレート部の外側縁の部位の水密性を確保することができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーにおいて、少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に把持部が突設されていることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーによれば、把持部がヤットコなどの把持工具に安定かつ確実に把持される。そして、作業者は、把持工具によって把持部を把持することにより、作業者から離隔している接続部材の施工箇所に絶縁カバーを安定してアプローチすることができる。
また、架空配電線用絶縁カバーに、一端に1本の電線を接続し、他端に2本の電線を接続した分岐接続体をセットした本発明に係る架空配電線の組立構造は、前記分岐用水密スペーサが粘着性を有するパテを介して2本の電線を分岐接続体付近で囲繞し、平行に対向して閉じた状態とされた一対のカバープレート部と分岐用水密スペーサとの間及び該一対のカバープレート部と1本の電線との間に水密部材が密着していることを特徴としている。
この架空配電線の組立構造によれば、狭い間隔の2本の電線は、粘着性を有するパテを介して分岐用水密スペーサによって保持され、平行に対向して閉じた状態とされた一対のカバープレート部の端部と分岐用水密スペーサとの間に水密部材が介在していることにより、2本の電線が導出されている部分の水密性を確保することができる。また、一対のカバープレート部の端部と1本の電線との間に水密部材が密着していることにより、この部分の水密性を確保することができる。
また、本発明に係る架空配電線用絶縁カバーの取付方法は、少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に把持部が突設され、両カバープレートの両端部に水密部材がセットされている架空配電線用絶縁カバーに、一方に1本の電線を接続し、他方に2本の電線を並列して接続した分岐接続体をセットする架空配電線用絶縁カバーの取付方法であって、分岐接続体付近で2本の電線を、パテを介して分岐用水密スペーサによって囲繞し、カバープレート部の外側となる部位で2本の電線をバインド線によって結束し、展開された状態の一方のカバープレート部の把持部を把持工具によって把持し、該一方のカバープレート部を前記分岐接続体にアプローチし、1本の電線の分岐接続体付近と前記分岐用水密スペーサとをそれぞれカバープレート部の各端部にセットされた水密部材上に位置させ、他方のカバープレート部を方向転換することによって両カバープレート部を閉じた状態とすることを特徴としている。
この架空配電線用絶縁カバーの取付方法によれば、分岐接続体に接続された2本の電線がパテを介して分岐用水密スペーサによって囲繞された後、把持工具が一方のカバープレート部の把持部を把持し、この一方のカバープレート部が作業者から離隔している分岐接続体の施工箇所にアプローチされ、他方のカバープレート部が方向転換されることにより、遠隔作業によって架空配電線用カバーが架空配電線の接続部を覆うようにすることができる。なお、2本の電線がカバープレート部の外側となる部位でバインド線によって結束されることにより、2本の電線が離間せず、したがって、分岐用水密スペーサが2本の電線を囲繞した状態を維持することができる。
また、前記本発明に係る架空配電線用絶縁カバーの取付方法において、展開した状態から二つ折りの状態に変形可能とされ、二つ折りの状態で一端部が他端部から突出する把持部とされた分岐用水密スペーサを使用し、展開された状態で内面にパテを添着した分岐用水密スペーサの把持部を把持工具により把持し、該分岐用水密スペーサを分岐接続体付近の2本の電線に沿わせ、別の把持工具により分岐用水密スペーサを二つ折りにし、カバープレート部の外側となる部位で2本の電線をバインド線によって結束し、二つ折りにされた分岐用水密スペーサを強く締め付けた上で分岐用水密スペーサの把持部を捩り切ることを含んでいることが好ましい。
この架空配電線用絶縁カバーの取付方法によれば、展開した状態から二つ折りの状態に変形可能とされ、二つ折りの状態で一端部が他端部から突出する把持部とされた分岐用水密スペーサを使用することにより、分岐用水密スペーサを遠隔作業によって2本の電線に囲繞することができる。
本発明によれば、セットされた分岐接続体の端面に当接し、かつ、セットされた直線接続体の側面に当接する第1の位置の1か所と、直線接続体に接続された電線を挟み、かつ、直線接続体の端面に当接する第2の位置の2か所とに突片を突出した架空配電線用絶縁カバー、架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法が提供されることにより、接続部材が分岐接続体であっても直線接続体であってもセットすることができる。したがって、本発明は、製品のコストダウンや在庫管理や準備作業の負担を軽減することができる。
本発明に係る架空配電線用絶縁カバー(以下、主として「絶縁カバー」という。)、架空配電線の組立構造及び架空配電線用絶縁カバーの取付方法の一実施形態について図1ないし図7を参照しながら説明する。
この絶縁カバーは、図1に示すように、一対の四角形状のカバープレート部1,2が並列された状態と、図2に示すように、一定の間隔をもって平行に対向して閉じた状態とに方向転換することができるように、帯状のサイドプレート部3によって内側縁で連結され、これら1,2,3が一体化されている。そして、各カバープレート部1,2の内面の両端部1a,1a,2a,2aには、接続部材11,12を位置決めするための複数の突片4a,4bが突設されている。接続部材11,12は、両端部に電線を接続するための筒状、S形、B形、C形、Z形、L形などの分岐スリーブや分岐コネクタであってもジャンパスリーブであっても使用することができるが、ここでは、分岐スリーブ11とジャンパスリーブ12として説明する。
なお、分岐スリーブ11は、図3に示すように、2本の電線20,20を並列して接続することができるように、ジャンパスリーブ12よりも広い幅で、ジャンパスリーブ12よりも短いものとされている。また、ジャンパスリーブ12は、図6に示すように、分岐スリーブ11よりも細くて長いものとされている。
そして、突片4a,4bは、セットされた分岐スリーブ11の端面に1点で当接し、かつ、セットされたジャンパスリーブ12の側面に片側から当接する第1の位置Aと、ジャンパスリーブ12に接続された電線20の側面を両側から挟み、かつ、ジャンパスリーブ12の端面に2点で当接する第2の位置Bとに突設されている。この第1の位置Aと第2の位置Bは、カバープレート部1,2の各端部1a,1a,2a,2aに設けられている。
そして、一方の第1の位置Aの突片4aと他方の第1の位置Aの突片4aの間隔は、分岐スリーブ11の長さと同じとされている。また、一方の第2の位置Bの突片4bと他方の第2の位置Bの突片4bの間隔は、ジャンパスリーブ12の長さと同じとされている。
そして、第2の位置Bの突片4b,4bは、間隔がカバープレート部1,2の端縁1b,2bに向かって拡開するハ字形に対向するように突設されている。この第2の位置Bの突片4b,4bの内側端の間隔は、電線20の絶縁被覆体21から突出している心線22の直径と同じとされている。また、第2の位置Bの突片4b,4bの中間部が、電線20の絶縁被覆体21のエッジに当接するようにされている。
このような各突片4a,4bの高さは、接続部材11,12の高さの半分とされ、各突片4a,4bが両カバープレート部1,2に突設されることにより、各突片4a,4bが分岐スリーブ11の端面を上下から挟み、また、電線20を上下から挟むようにされている。なお、各突片4a,4bの高さを接続部材11,12の高さと同じとすることにより、一方のカバープレート部1にのみ突片4a,4bを突設するようにしてもよい。
そして、各カバープレート部1,2の各端縁1b,2bに沿って、第2の位置Bの突片4bとの間に水密部材5をセットするための内側壁状部6が設けられている。内側壁状部6は、柔軟な短冊状の可撓片6a,6a,…を多数1列に配置して形成される。また、一方のカバープレート部1に設けられた内側壁状部6と他方のカバープレート部2に設けられた内側壁状部6とは、厚さ分だけずれて対向し、頂部同士が当接しないようにされている。
そして、第2の位置Bの突片4bと内側壁状部6との間にセットされる水密部材5は、弾力性を有している帯状の発泡体5aと、不定形で粘着性を有しているパテ5bとを一部分において帯状に重ね合わせたものである。発泡体5aは、難燃性のポリエチレンなどによって所定の形状に形成され、表面(カバープレート部1,2に重ね合わされる面)に粘着層が備えられ、第2の位置Bの突片4bの外端縁と内側壁状部6との間に貼着される。また、パテ5bは、第2の位置Bの突片4bの中間部から内側壁状部6よりも内側の部分に配置される。
したがって、水密部材5は、一部分において発泡体5aとパテ5bとが帯状に重なり合う2層とされている(重なり合っている部分を濃い網点で図示する。)。なお、発泡体5aの表面に粘着層が備えられることにより、発泡体5aをカバープレート部1,2にセットするときに仮固定することができ、また、セット後において、位置ずれしないで一対のカバープレート部1,2を閉じることができる。そして、一対のカバープレート部が閉じられた状態において、パテ5bとパテ5bとが電線20と密着し、水密性を確保することができる。
また、分岐スリーブ11に2本の電線20,20が並列して接続されている場合は、水密性を確保するため、図3(c)に示すように、2本の電線20,20間及び周囲が粘着性を有する粘状のパテ7aによって囲繞され、このパテ7aが分岐用水密スペーサ7bによって保持される。
分岐用水密スペーサ7bは、例えばブチルゴム系パテ材又はオレフィン系シール材などの柔軟性のある樹脂によって形成され、平坦な状態から二つ折りの状態に変形可能とされている。そして、分岐用水密スペーサ7bには、二つ折りの状態とされたときに、パテ7aを2本の電線20,20間の隙間に充填させるための突起部が設けられている。また、分岐用水密スペーサ7bは、二つ折りの状態で一端部が他端部から突出し、この一端部がヤットコなどの把持工具により電線への装着を行うための把持部(図示せず)とされている。この把持部は、分岐用水密スペーサ7が2本の電線20,20を結束した後に捩じ切られて切除される。
そして、各カバープレート部1,2の各端縁1b,2bには、鳥や虫などが内部に侵入しないようにするための外側壁状部8が設けられている。外側壁状部8も、柔軟な短冊状の可撓片8a,8a,…を多数1列に配置して形成される。
そして、各カバープレート部1,2の外側縁1c,2cには、突条9,9が設けられている。一方のカバープレート部1の突条9と他方のカバープレート部2の突条9,9とが噛み合うように一方のカバープレート部1の突条9の頂部には段差が設けられている。また、この突条9には表面に不定形で粘着性を有するパテ5cが添着され、カバープレート部1,2が閉じた状態において、外側縁1c,2cの水密性を確保するようにされている。
そして、一方のカバープレート部1の両端縁1b,1bであってサイドプレート部3に隣接する部分には、図1に示すように、半閉留用の係合部1d,1dが突設されている。また、他方のカバープレート部2の両端縁2b,2bであってサイドプレート部3に隣接する部分には、半閉用の係合孔2d,2dを形成した突片2e,2eが突設されている。この係合部1d,1dと係合孔2d,2dとが係合することによって、両カバープレート部1,2が半閉された状態を維持するようにされている。
そして、一方のカバープレート部1の外側縁1cの中心部と両端部とには、それぞれ仮止用孔1fと係合孔1g,1gとが設けられ、他方のカバープレート部2の外側縁2cの中心部と両端部とには、それぞれ仮止用突起1fと係合突起1g、1gとに係合する仮止用突起2fと係合突起2g,2gとが設けられている。さらに、他方のカバープレート部2の外側縁2cの一方の係合突起1gに隣接してヤットコなどの把持工具により安定かつ確実に、作業者から離隔した施工箇所にアプローチするための把持部2hが設けられている。この把持部2hによって、遠隔から絶縁カバーを安定して施工箇所にアプローチすることができる。
この絶縁カバーは、以上のように構成され、次に、分岐スリーブ11とジャンパスリーブ12とをセットする場合について個別に説明する。ただし、いずれの場合においても、両カバープレート部1,2の第2の位置Bの突片4b,4bと内側壁状部6との間に粘着層を備える発泡体5aが予めセットされ、一方のカバープレート部1の突条9に沿ってパテ5cが予めセットされ、さらに、粘着性を有しているパテ5bが両カバープレート部1,2の両端部1a,2aの部分の発泡体5aと帯状に部分的に重ね合わされている。
そして、分岐スリーブ11の一方に1本の電線20を接続し、他方に2本の電線20,20を接続した場合(第1例)は、図3に示すように、2本の電線20,20がパテ7aを介して展開した状態から二つ折りにされた分岐用水密スペーサ7bによって保持され、2本の電線20,20間の隙間がパテ7aによって埋められている。
この分岐用水密スペーサ7bは、展開した状態で内面にパテ7aが添着され、把持部がヤットコなどの把持工具(図示せず)に把持され、作業者から離隔している2本の電線20,20の分岐スリーブ11付近に沿わされる。そして、別のヤットコなどの把持工具によって二つ折りとされ、パテ7aを介して2本の電線20,20を囲繞し、緩めに結束する。ヤットコなどの把持工具は、把持部を把持することによって汚れないようにされている。
そして、カバープレート部1,2の外側となる部位で2本の電線20,20をバインド線30によって結束する。2本の電線20,20がカバープレート部1,2の外側となる部位でバインド線30によって結束されることにより、2本の電線20,20が離間せず、したがって、分岐用水密スペーサ7bが2本の電線20,20を囲繞し、結束した状態を維持することができる。その後、二つ折りにされた分岐水密スペーサ7bを強固に結束し、把持部は捩り切られて切除される。
そして、他方のカバープレート部2の把持部2hがヤットコなどの把持工具(図示せず)に把持されることによって、他方のカバープレート部2が作業者から離隔した施工箇所である分岐スリーブ11にアプローチされる。そして、1本の電線20の分岐スリーブ11付近と、分岐用水密スペーサ7bとを他方のカバープレート部2にセットされた水密部材5、すなわち、発泡体5a及びパテ5b上に位置させる。
すると、図3(a)に示すように、第1の位置Aの突片4aが分岐スリーブ11の端面に1点で当接する。また、2本の電線20,20間に第1の位置Aの突片4aが挟まれた状態となる。さらに、第2の位置Bの突片4b,4bが電線20の絶縁被覆体21を挟む状態となる。このようにして、分岐スリーブ11が位置決めされた状態にセットされる。
そして、他方のカバープレート部2を一方のカバープレート部1と平行に対向するように方向転換することにより、閉じた状態とすると架空配電線の組立構造となる。詳しく説明すると、ヤットコなどの把持工具が他方のカバープレート部2の把持部2hを把持しながら、半閉留用の係合部1d,1dと半閉用の係合孔2d,2dとを係合し、仮止用孔1fと仮止用突起2fとを係合する。
そして、係合孔1g,1gと係合突起2g,2gとを係合することによって両カバープレート部1,2が閉じられた状態の組立構造となる。なお、以下の第2例ないし第5例も第1例と同じ方法によって組立構造が組み立てられる。この組立構造は、閉じられた状態のカバープレート部1,2の両端部から電線20,20,20が導出されるが、内側壁状部6と外側壁状部8の可撓片6a,8aが電線20に沿って撓曲し、電線20が導出されていない部分は、可撓片6a,8a,…同士が重なり合って密閉された状態となる。
また、一方のカバープレート部1にセットされた水密部材5と他方のカバープレート部2にセットされた水密部材5とが1本の電線20を挟んで重なり合う。水密部材5,5が弾力性を有し、また、パテ5bが不定形で粘着性を有していることから、カバープレート部1,2の両端部1a,2aは、水密性が確保されている。さらに、両カバープレート部1,2に突設された突条9,9同士がパテ5cを挟んで重なり合うため、カバープレート部1,2の外側縁1c,2cの水密性も確保される。さらに、2本の電線20,20と両カバープレート部1,2との間には、パテ7a、分岐用水密スペーサ7b、パテ5b、発泡体5aが介在しているため、この部分の水密性も確保されている。
この分岐スリーブ11には、一方に1本の電線20が接続され、他方に2本の電線20,20が接続されているが、2本の電線20,20の内、下側の電線20は、図4に示すように、撓曲した状態とすることができる(第2例)。この場合は、2本の電線20,20の間隔が平行に導出された場合よりも広くなっているため、2本の電線20,20を分岐用水密スペーサ7によって保持しなくても、水密部材5だけでも2本の電線20,20間に隙間が生じないようにすることができる。ただし、この第2例においても、2本の電線20,20が分岐用水密スペーサ7によって保持されるようにしてもよい。
また、分岐スリーブ11は、図5に示すように、電線20を1本ずつ段違いの状態に接続することもできる(第3例)。この場合も、第1の位置Aの突片4aが分岐スリーブ11の端面に1点で当接する。そして、一方の第2の位置Bの突片4b,4bが電線20の絶縁被覆体21を挟む状態となり、分岐スリーブ11が位置決めされる。この場合も、カバープレート部1,2の両端部1a,2a及び外側縁1c,2cは、水密部材5によって水密性が確保される。
次に、ジャンパスリーブ12に接続された電線20を直線状に導出する場合(第4例)について図6を参照しながら説明する。ジャンパスリーブ12は、分岐スリーブ11よりも細くて長いものである。また、電線20は、心線22が絶縁被覆体21から突出し、皮剥部23がジャンパスリーブ12の各端面に隣接した箇所で露出している。
このようなジャンパスリーブ12及び電線20を他方のカバープレート部2にセットすると、第2の位置Bの2片の突片4b,4bの内端が電線20の皮剥部23の部分の心線22を挟む状態でジャンパスリーブ12の端面に2点で当接し、この2片の突片4b,4bの中間部が電線20の絶縁被覆体21のエッジに当接する状態に電線20を挟む。また、第1の位置Aの突片4aがジャンパスリーブ12の側面に片側から当接する。このようにして、ジャンパスリーブ12が位置決めされる。
そして、両カバープレート部1,2が平行に対向するように方向転換し、閉じた状態とすることにより、架空配電線の組立構造を組み立てる。この組立構造も、両端部1a,2aにおいて水密部材5が電線20を挟む状態となり、また、外側縁1c,2cの突条9も水密部材5を挟む状態となり、それぞれ水密性が確保される。
このようなジャンパスリーブ12に接続された電線20は、図7に示すように、撓曲した状態でカバープレート部1,2の両端部1a,2aから導出することができる(第5例)。この電線20は、第2の位置Bの外側の突片4bに沿って撓曲した状態となり、電線20に加えられる負荷がこの突片4bにも分散される。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、第2の位置Bの2片の突片4b,4bは、ハ字形でなく、平行に突設したものとしてもよい。また、水密部材5をセットするための内側壁状部6や突条9をカバープレート部1,2に設けることなく、接着剤などによって水密部材5をカバープレート部1,2に固定してもよい。
また、水密部材5は、発泡体5aとパテ7aとを組み合わせたものでなく、両機能を備えた材質のものを一つで構成してもよい。さらに、カバープレート部1,2が水密部材として機能する材質で形成される場合は、前記の水密部材5を備えなくてもよい。
また、前記実施の形態では、分岐スリーブ11とジャンパスリーブ12とをセットする場合について説明したが、架空配電線の引下接続部分や直線接続部分においても実施することができ、この場合は、それぞれ専用の接続部材が使用される。
本発明に係る架空配電線用絶縁カバーの一実施形態であって、展開した状態を示す平面図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーの一実施形態であって、閉じた状態を示す斜視図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーを使用して接続部材をセットした架空配電線の組立構造の第1例であって、(a)は断面正面図、(b)は正面図、(c)は(b)のX−X線断面図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーを使用して接続部材をセットした架空配電線の組立構造の第2例であって、(a)は断面正面図、(b)は正面図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーを使用して接続部材をセットした架空配電線の組立構造の第3例であって、(a)は断面正面図、(b)は正面図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーを使用して接続部材をセットした架空配電線の組立構造の第4例であって、(a)は断面正面図、(b)は正面図である。 本発明に係る架空配電線用絶縁カバーを使用して接続部材をセットした架空配電線の組立構造の第5例であって、(a)は断面正面図、(b)は正面図である。 従来の架空配電線用絶縁カバーを示す斜視図である。
符号の説明
1………カバープレート部
1a……端部
1b……端縁
1c……外側縁
2………カバープレート部
2a……端部
2b……端縁
2c……外側縁
3………サイドプレート部
4a……突片
4b……突片
5………水密部材
5a……発泡体
5b……パテ
6………内側壁状部
7a……パテ
7b……分岐用水密スペーサ
9………突条
11……分岐スリーブ(分岐接続体、接続部材)
12……ジャンパスリーブ(直線接続体、接続部材)
20……電線
30……バインド線
A………第1の位置
B………第2の位置

Claims (11)

  1. 両端部に電線を接続するための分岐接続体又は直線接続体のいずれかの接続部材を中央部にセットし、接続部材に接続された電線を両端部から導出するための一対の四角形状のカバープレート部が、並列されて展開した状態と一定の間隔をもって平行に対向する閉じた状態とに方向転換できるように帯状のサイドプレート部によって内側縁で連結され、接続部材を係止するための複数の突片がカバープレート部の内面に突設されている架空配電線用絶縁カバーにおいて、
    前記突片は、セットされた分岐接続体の端面に1点で当接し、かつ、セットされた直線接続体の側面に片側から当接する第1の位置と、直線接続体に接続された電線の側面を両側から挟み、かつ、直線接続体の端面に2点で当接する第2の位置とに突設され、第1の位置と第2の位置は、少なくとも一方のカバープレート部の両端部に設けられていることを特徴とする架空配電線用絶縁カバー。
  2. 前記第2の位置の突片は、間隔がカバープレート部の端縁に向かって拡開するハ字形に突設されていることを特徴とする請求項1に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  3. 前記カバープレート部には、前記第2の位置に突設された突片よりも外側に水密部材をセットするための内側壁状部が各端縁に沿って設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  4. 前記第2の位置に突設された突片と前記内側壁状部との間に、表面に粘着層を備える発泡体と不定形で粘着性を有するパテとを部分的に帯状に重ね合わせた水密部材がセットされていることを特徴とする請求項3に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  5. 分岐接続体に並列して接続された2本の電線を囲繞し、両電線間の隙間を埋める粘着性を有するパテと、該パテを介して2本の電線を保持する分岐用水密スペーサと、該分岐用水密スペーサとカバーとの間に介在する水密部材が備えられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  6. 前記各カバープレート部の外側縁には、突条が内向きに突設されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  7. 前記少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に、不定形で粘着性を有するパテが添着されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  8. 少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に把持部が突設されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の架空配電線用絶縁カバー。
  9. 請求項5ないし8のいずれか1項の架空配電線用絶縁カバーに、一端に1本の電線を接続し、他端に2本の電線を接続した分岐接続体をセットした架空配電線の組立構造であって、
    前記分岐用水密スペーサが粘着性を有するパテを介して2本の電線を分岐接続体付近で囲繞し、平行に対向して閉じた状態とされた一対のカバープレート部と分岐用水密スペーサとの間及び該一対のカバープレート部と1本の電線との間に水密部材が密着していることを特徴とする架空配電線の組立構造。
  10. 請求項1に記載の少なくとも一方のカバープレート部の外側縁に把持部が突設され、両カバープレートの両端部に水密部材がセットされている架空配電線用絶縁カバーに、一方に1本の電線を接続し、他方に2本の電線を並列して接続した分岐接続体をセットする架空配電線用絶縁カバーの取付方法であって、
    分岐接続体付近で2本の電線を、パテを介して分岐用水密スペーサによって囲繞し、カバープレート部の外側となる部位で2本の電線をバインド線によって結束し、展開された状態の一方のカバープレート部の把持部を把持工具によって把持し、該一方のカバープレート部を前記分岐接続体にアプローチし、1本の電線の分岐接続体付近と前記分岐用水密スペーサとをそれぞれカバープレート部の各端部にセットされた水密部材上に位置させ、他方のカバープレート部を方向転換することによって両カバープレート部を閉じた状態とすることを特徴とする架空配電線用絶縁カバーの取付方法。
  11. 展開した状態から二つ折りの状態に変形可能とされ、二つ折りの状態で一端部が他端部から突出する把持部とされた分岐用水密スペーサを使用する請求項10に記載の架空配電線用絶縁カバーの取付方法であって、
    展開された状態で内面にパテを添着した分岐用水密スペーサの把持部を把持工具により把持し、該分岐用水密スペーサを分岐接続体付近の2本の電線に沿わせ、別の把持工具により分岐用水密スペーサを二つ折りにし、カバープレート部の外側となる部位で2本の電線をバインド線によって結束し、二つ折りにされた分岐用水密スペーサを強く締め付けた上で分岐用水密スペーサの把持部を捩り切ることを含んでいることを特徴とする請求項10に記載の架空配電線用絶縁カバーの取付方法。
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