JP2010074530A - 原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送中の原稿の影を読み取ることができる原稿読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿読取装置100は、原稿を搬送路104に沿って搬送する搬送装置106と、搬送路104に設けられた読取位置120における原稿を読み取るCCDユニット112と、搬送路104を搬送中の原稿の影を読み取るように制御する制御部202とを有する。また、原稿読取装置100は、CCDユニット112により読み取られた原稿の影から読取位置120における異物を判定する異物検出回路192を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、原稿読取装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、原稿を搬送経路に沿って搬送する原稿搬送手段と、前記原稿の搬送経路上の読取位置における画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段と、前記原稿が前記読取位置にない時に前記読み取り手段から出力される画像データ及び前記原稿が前記読取位置を通過している間に前記読み取り手段から出力される画像データの各々に基づいて、各々前記読取位置におけるゴミの所在を示す第1及び第2のゴミ検出データを生成し、該第1及び第2のゴミ検出データに基づいて前記読取位置におけるゴミの所在を示す第3のゴミ検出データを生成するゴミ検出手段と、前記ゴミ検出手段によって生成される第3のゴミ検出データに基づき、前記原稿が前記読取位置を通過している間に前記読み取り手段から出力される画像データにおいてゴミに起因したノイズを含んでいる画像を特定し、該ノイズを該画像データから除去するノイズ除去手段とを具備する画像読取装置が開示されている。
特許文献2には、原稿搬送手段により搬送される原稿に光源から光を照射して原稿面からの反射光を光電変換手段で受光してディジタルデータに変換する画像読取装置で読み取った画像データを処理する画像処理装置において、原稿を読み取る前に、画像読取装置を所定量微小移動させ無画像部分を読み取った複数ラインの画像から異常画素を検出する異常画素検出手段と、原稿読み取り時に異常画素検出手段で検出した異常画素の情報から読み取った画像データの異常画素を補正する異常画素補正手段とを有する画像処理装置が開示されている。
特開2005−064913号公報 特開2003−101737号公報
本発明は、搬送中の原稿の影を読み取ることができる原稿読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、原稿を原稿搬送路に沿って搬送する搬送装置と、前記搬送路に設けられた読取位置における画像を読み取る読取部と、前記搬送路を搬送中の原稿の影を前記読取部により読み取るように制御する制御部と、を有する原稿読取装置である。
請求項2に係る本発明は、前記読取部により読み取られた原稿の影から前記読取位置における異物を判定する判定部をさらに有する請求項1記載の原稿読取装置である。
請求項3に係る本発明は、前記判定部により判定された異物をノイズとして前記読取部によって読み取られた原稿画像から除去するノイズ除去部をさらに有する請求項2記載の原稿読取装置である。
請求項4に係る本発明は、原稿が前記読取位置に搬送されて影が形成される前の前記読取位置の状態を前記読取部によりさらに読み取るように制御し、前記判定部は、影形成以前の前記読取位置の状態と、原稿の影とから異物を判定する、請求項2又は3記載の原稿読取装置である。
請求項5に係る本発明は、前記制御部は、前記読取位置の濃度変化に基づいて原稿の影とする請求項1乃至4いずれか記載の原稿読取装置である。
請求項6に係る本発明は、前記制御部は、前記画像読取部により原稿搬送方向と交わる方向における複数個所で原稿の影を読み取るように制御する請求項1乃至5いずれか記載の原稿読取装置である。
請求項7に係る本発明は、前記読取位置に向けて直接に光を照射する照射部と、前記原稿読取部に向けて光を照射するように、前記照射部から照射された光を反射する反射部と、をさらに有し、前記照射部及び前記反射部は、前記原稿に照射する照射光の光量が他方よりも強い一方が、原稿の搬送方向において上流側に配置される請求項1乃至6いずれか記載の原稿読取装置である。
請求項8に係る本発明は、原稿読取装置と、前記原稿読取装置からの出力に基づいて画像を形成する画像形成部と、を有し、前記原稿読取装置は、原稿を原稿搬送路に沿って搬送する搬送装置と、前記搬送路に設けられた読取位置における画像を読み取る読取部と、前記搬送路を搬送中の原稿の影を前記画像読取部により読み取るように制御する制御部と、を有する画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、搬送中の原稿の影を読み取ることができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、例えば紙粉等の白色の異物を良好に判定することができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、異物をノイズとして原稿画像から除去することができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項2又は3に係る本発明が奏する効果を奏することに加えて、例えばトナー等の例えば黒等の、白以外の色の異物を良好に判定することができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1乃至4いずれか記載の本発明が奏する効果を奏することに加えて、読み取られた画像の濃度変化から影を読み取ることができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項1乃至5いずれか記載の本発明が奏する効果を奏することに加えて、原稿が傾いた状態で搬送された場合であっても、原稿の影を読み取ることができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1乃至6いずれか記載の本発明が奏する効果を奏することに加えて、原稿の影を濃くし、影を読み取りやすくすることができる原稿読取装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、搬送中の原稿の影を読み取ることができる画像形成装置を提供することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、原稿読取装置100と、原稿読取装置100からの出力に基づいて画像形成を行う画像形成部12とを有する。画像形成部12は、例えば電子写真方式のもので、シートが積載された状態で収納されるシート収納容器16を有し、シート収納容器16からシート搬送路20に供給されたシートに画像を形成するようになっている。
画像形成部12は、画像形成部本体14を有し、画像形成部本体14内に、例えば感光体ドラムが用いられる像保持体22と、像保持体22を一様に帯電する帯電器24と、帯電器24により一様に帯電された像保持体22に潜像を形成する露光装置26と、露光装置26により形成された像保持体22上の潜像をトナーで可視化する現像装置28と、現像装置28により形成されたトナー像を、中間転写体として用いられる中間転写ベルト30に転写する1次転写装置32と、像保持体22に残ったトナーをクリーニングする感光体クリーナ34とが装着されている。
また、画像形成部本体14内には、中間転写ベルト30に転写されたトナー像をシートに転写する2次転写装置38と、シートに転写された用紙を該シートに定着する定着装置40と、中間転写ベルト30をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ44とが装着されている。また、画像形成部本体14の例えば右側面側には、画像が形成されたシートが排出される排出部42が装着されている。
露光装置26は、例えばレーザ走査方式のもので、原稿読取装置100が有する後述するCCDユニット112で読み取った原稿の画像情報をレーザのオンオフ信号に変えて出力する。現像装置28は、例えばロータリ式のもので、Y、M、C、K4色の現像器36a、36b、36c、36dを例えば周囲に配置されるように有し、各色を現像する時に像保持体22に対峙するよう回転する。1次転写装置32は、例えばコロトロンから構成され、1次転写装置32により4色のトナー像が中間転写ベルト30に転写される。中間転写ベルト30に転写されたトナー像は、2次転写装置38によりシートに転写され、このシートが定着装置40に送られ、定着装置40によりトナー像がシートに定着され、トナー像が定着されたシートが排出部42に排出される。中間転写ベルト30に残ったトナーは中間転写ベルトクリーナ44により掻き落される。
シート搬送路20には、レジストロール46が配置されている。レジストロール46は、供給されたシートを一時停止させ、中間転写ベルト30にトナー像が形成されるタイミングと同期してシートを2次転写装置38にシートを供給するように制御される。
原稿読取装置100は、原稿読取装置本体102を有し、原稿読取装置本体102内に、原稿が搬送される搬送路104が形成され、搬送路104に沿って原稿を搬送する搬送装置106が装着されている。搬送路104には、画像が読み取られる位置である読取位置120が設けられている。
また、原稿読取装置100は、読み取る前の原稿が積層された状態で置かれる原稿台108と、読み取られた原稿が排出される排出台110とを有する。原稿台108に積層された原稿は、最上部に位置する原稿から順番に搬送路104に供給され、読取位置120で画像が読み取られ、搬送路104を通過して排出台110に排出される。また、原稿読取装置本体102内には、読取位置120における画像を読み取る読取部として用いられるCCDユニット112が装着されている。
搬送装置106は、ピックアップロール122と、フィードロール124と、フィードロール124に接触するように設けられたリタードロール126と、プリレジストロール128と、レジストロール130と、搬送ロール132と、排出ロール134とを有する。これらの部材は、搬送路104に沿って、搬送路104の上流側からピックアップロール122、フィードロール124及びリタードロール126、プリレジストロール128、レジストロール130、搬送ロール132、排出ロール134の順に、原稿読取装置本体102内に装着されている。
ピックアップロール122は、原稿送り時に下降し、原稿台108に載置された原稿を抽出する。フィードロール124は、ピックアップロール122によって抽出された原稿を原稿搬送方向上流側に向けて送り出す。リタードロール126は、ピックアップロール122によって抽出された原稿を捌き、複数枚の原稿が重なった状態で搬送されることを防止する。プリレジストロール128は、フィードロール124から送られた原稿の先端部を一時停止させてループを形成し原稿の傾きを補正する。
レジストロール130は、プリレジストロール128から送られた原稿の先端部を一時停止させ、他の部材とのタイミングを一致させるように、原稿を読取位置120に供給する。搬送ロール132は、読取位置120側から搬送されて来た原稿を、さらに下流側に向けて搬送する。排出ロール134は、原稿を排出台110に排出する。
図2には、原稿読取装置100の一部が拡大して示されている。
図2に示されるように、原稿読取装置100は、読取位置120に向けて直接に光を照射する照射部として用いられる照射装置140と、照射装置140から照射された光を反射する反射部として用いられる反射部材142とを有する。また、原稿読取装置100は、照射装置140及び反射部材142と、搬送路104との間に配置された案内部材144を有し、搬送路104を介して案内部材144と対向するように設けられ、原稿の影が形成される影形成部材146を有する。
案内部材144は、レジストロール130の側から供給された原稿を、読取位置120を通過させて、搬送ロール132の側に案内する機能を有する。また、案内部材144は、例えばガラス等の光を透過する材料から形成された光透過性部材150を支持している。光透過性部材150は、原稿が搬送される方向と交差する方向である主走査方向の長さが原稿よりも長い。また、光透過性部材150の位置が、搬送路104に沿って設けられた読取位置120にあたる。読取位置120で、CCDユニット112が画像を読み取る。
照射装置140は、原稿の主走査方向に延びる、例えばハロゲン又はキセノンなどのランプであり、所定の照射幅が設定されている。
反射部材142は、表面が鏡面加工されていて、照射装置140から照射された光を読取位置120の方向に反射するように角度を付けて、原稿読取装置本体102内に装着されている。また、反射部材142は、原稿搬送方向において照射装置140よりも下流側に位置し、読取位置120に照射する光量が、照射装置140よりも弱くなっている。このように、照射装置140及び反射部材142は、読取位置120に照射する光量が他方よりも強い一方が、原稿の搬送方向において上流側に配置されることが望ましい。
反射部材142が原稿搬送方向において照射装置140よりも原稿搬送方向における上流側に位置する状態となるように、反射部材142及び照射装置140を原稿読取装置本体102内に配置しても良い。この場合、反射部材142が読取位置に照射する光の光量が、照射装置140よりも強いことが望ましい。
影形成部材146には、搬送路104を搬送中の原稿の例えば先端部側の影が形成される。また、影形成部材は、少なくとも、読取位置120側が白色となっている。
また、原稿読取装置100は、照射装置140及び反射部材142から照射され、影形成部材146、又は搬送路104に沿って搬送中の原稿で反射された光をCCDユニット112に導く光学系152を有する。光学系152は、第1のミラー158と、第2のミラー160と、第3のミラー162と、レンズ164とを有する。第1のミラー158、第2のミラー160、及び第3のミラー162は、読取位置120側からの光の向きを変え、光をレンズ164に導く。レンズ164は、導かれた光をCCDユニット112の位置に結像させる。
CCDユニット112は、3個のラインセンサ112A、112B、112Cを有する。
ラインセンサ112Cは、光透過性部材150上の最上流側の読取位置120Cにおいて、主走査方向に一直線上に並んだN個の画素のB色成分を表す画像信号Bを出力する。また、CCDラインセンサ112Bは、最上流側の読取位置から主走査線4本分の距離(以下、単に4ライン相当という)だけ下流に進んだ読取位置120Bにおいて、主走査方向に一直線上に並んだN個の画素のG色成分を表す画像信号Gを出力する。また、CCDラインセンサ112Aは、画像信号Gに対応した読取位置からさらに4ライン相当下流に進んだ最下流側の読取位置120Aにおいて、主走査方向に一直線上に並んだN個の画素のR色成分を表す画像信号Rを出力する。
図3には、原稿読取装置100の構成がブロック図として示されている。
図3に示されるように、原稿読取装置100は、サンプルホールド回路180A、出力増幅回路182A、A/D変換回路184A、及びシェーディング補正回路186Aからなる信号処理系Aを有する。また、原稿読取装置100は、サンプルホールド回路180B、出力増幅回路182B、A/D変換回路184B、及びシェーディング補正回路186Bからなる信号処理系Bを有する。また、原稿読取装置100は、サンプルホールド回路180C、出力増幅回路182C、A/D変換回路184C、及びシェーディング補正回路186Cからなる信号処理系Cを有する。信号処理系A、信号処理系B、及び信号処理系Cは、読取位置120A、読取位置120B、読取位置120Cにおいて、それぞれ得られた画像信号R、画像信号G、画像信号Bに、それぞれ対応した信号処理系である。
画像信号R、画像信号G、画像信号Bに、それぞれが対応した信号処理系においては、CCDユニット112から得られるアナログ画像信号R、G、Bは、サンプルホールド回路180A、180B、180Cにより各々サンプリングされた後、出力増幅回路182A、182B、182Cによって各々適正なレベルに増幅され、A/D変換回路184A、184B、184Cにより各々デジタル画像データR、G、Bに変換される。これらのデジタル画像データR、G、Bに対し、シェーディング補正回路186A、186B、186Cにより、CCDラインセンサ112A、112B、112Cの感度バラツキや光学系の光量分布特性に対応した補正が施される。
また、原稿読取装置100は、出力遅延回路188B、188Cと、ラインメモリ206とを有する。出力遅延回路188B、188Cは、シェーディング補正回路186B、186Cから出力される画像データG、Bをそれぞれ4ライン相当、8ライン相当の遅延時間だけ遅延させ、画像データRと同相の画像データとして出力する。
ラインメモリ206は、シェーディング補正回路186Aから出力される画像データR、出力遅延回路188B、188Cから出力される画像データG、Bを、それぞれ所定ライン数分記憶するメモリである。
また、図3に示されるように、原稿読取装置100は、異物検出回路192と、ノイズ除去回路194と、画像処理回路196とを有する。異物検出回路192は、異物を検出し、判定する判定部として用いられていて、シェーディング補正回路186A、出力遅延回路188B、出力遅延回路188Cからラインメモリ206に出力された画像データに基づいて、異物の影響を受けている画素を検出し、判定して、異物の位置を示す異物検出データを生成する回路である。
ノイズ除去回路194は、ノイズ除去部として用いられていて、異物検出回路192により判定された異物をノイズとしてCCDユニット112によって読み取られた原稿画像から除去し、画像処理回路196に出力する回路である。尚、異物検出回路192、ノイズ除去回路194の詳細については後述する。
画像処理回路196は、ノイズ除去回路194から出力された画像データに対し、画像形成部12(図1参照)が必要とする画像処理として、例えば色空間変換、拡大縮小処理、地色除去処理、2値化処理などを施す回路である。
また、原稿読取装置100は、影検出回路222を有する。
影検出回路222は、CCDユニット112から出力された画像データ(画像信号)に基づいて、影形成部材146に形成された原稿の影を検知する。影検出回路222には、図3に示されるように、シェーディング補正回路186A、出力遅延回路188B、出力遅延回路188C等を介して、CCDユニット112から画像データが入力される。
また、図3に示されるように、原稿読取装置100は、例えば、CPUからなる制御部202を有する。
制御部202は、搬送路104を搬送中の原稿の影をCCDユニット112により読み取るように制御する制御部として用いられ、原稿読取装置100の各部を制御する。制御部202は、CCD駆動回路204によって行われるCCDユニット112の駆動の周期を設定し、サンプルホールド回路180A、180B、180Cの制御、出力増幅回路182A、182B、182Cの制御、シェーディング補正回路186A、186B、186Cの制御、異物検出回路192の制御、ノイズ除去回路194の制御、画像処理回路196の制御、影検出回路222の制御などを行う。
図4には、異物検出回路192の詳細が示されている。
図4に示されるように、異物検出回路192は、画像データR、G、Bに、それぞれが対応した3個の異物検出回路192A、192B、192Cを有する。異物検出回路192A、192B、192Cは、それぞれが、画素遅延回路210、比較回路212、結果保持回路214、最終判定回路216、及びスレッツショルド切替回路218により構成されている。これらのうち画素遅延回路210、比較回路212、及び結果保持回路214は、入力される画像データに基づき、読取位置にある主走査線上の異物検出を行い、異物検出データを生成する。
画素遅延回路210は、入力された画素データを18画素分遅延させ、合計19画素分の画素データを比較回路212へ出力する。比較回路212は、画素遅延回路210から出力された画素データと、スレッツショルド(図4ではTHと表記)切替回路218から入力された2つのスレッツショルド(ThAおよびThB)とから異物検出を行い、異物有りと判定した画素については"1"を、異物なしと判定した画素については、"0"を構成ビットとする異物検出データを出力する。
スレッツショルド切替回路218は、予め設定されたスレッツショルドThA1及びThA2のいずれか一方を上記スレッツショルドThAとして比較回路212へ入力する。また、スレッツショルド切替回路218は、予め設定されたスレッツショルドThB1、及びThB2のいずれか一方を上記スレッツショルドThBとして比較回路212へ入力する。
図5には、原稿読取装置100によって読み取られた1ライン分の画像データの一例が示され、図6には、異物検出回路192の異物検出アルゴリズムが説明されている。
図5に示されるように、比較回路212は、濃度にスレッショルドThA以上の変化が発生した画素から、その先で第2のスレッショルドThB以内の濃度に戻った画素までの各画素について異物有りと判定する。
より詳細に説明すると、図6に示されるように、比較回路212は、画素遅延回路210から出力された19個の画素の9番目の画素を注目画素として、その注目画素の画素値Dと、主走査方向でその注目画素に先行する8画素の画素値の平均値Daveとが、後に示す(式1)の関係を満たした場合には、その注目画素からその注目画素に後続する10画素のうちで、画素値(Dn+1〜Dn+10)が後に示す(式2)の関係を満たしている画素までの区間について黒色の異物有りと判定する。ここで、注目画素の画素値とその注目画素に先行する8画素の画素値の平均値とを比較する理由は、先行する画素の画素値の微小な変動による影響を回避するためである。
ave + ThA < D ・・・ (式1)
n+1 〜 Dn+10 < Dave + ThB ・・・ (式2)
また、比較回路212は、注目画素の画素値Dと上記Daveとが後に示す(式3)の関係を満たした場合には、その注目画素からその注目画素に後続する10画素のうちで画素値(Dn+1〜Dn+10)が以下の(式4)の関係を満たす画素までの区間について白色の異物有りと判定する。
ave − ThA > D ・・・ (式3)
n+1 〜 Dn+10 > Dave− ThB ・・・ (式4)
そして、比較回路212は、(式1)及び(式2)による判定結果と、(式3)及び(式4)による判定結果との論理和を異物検知データとして出力する。結果保持回路214は、制御部202からの指示により、比較回路212から出力される異物検出データを1ライン分保持する回路である。
図7には、ノイズ除去回路194の動作が説明されている。
ノイズ除去回路194は、ラインメモリ206から出力される画像データR、G、Bの各々を過去3ラインにわたり一時記憶するための画像データバッファと、異物検出回路192から出力される各異物検出データを過去3ラインにわたって一時記憶する異物検出データバッファを有している。図7では、図面が煩雑になるのを防ぐため、R色に対応した画像データバッファ250A、及び異物検出データバッファ252Aの記憶内容と、B色に対応した画像データバッファ250C、及び異物検出データバッファ252Cの記憶内容を図示し、G色に対応したものは図示が省略されている。
ノイズの除去を行うため、ノイズ除去回路194は、各異物画素に対応した画素データB、G、Rについて、その異物発生画素を中心とした主走査方向17画素、副走査方向3ラインの周囲画素のうち、どの画素の画素データB、G、Rによって置換するかを判定し、判定結果に従って画素置換を行う。
ノイズ除去回路194は、各主走査期間において、1ライン前に異物検出データバッファに格納された異物検出データを参照し、異物発生画素の有無を判定する。図7に示す例では、画像データバッファ250Cに格納されている画像データBが、副走査方向に延びた2ラインのすじ状ノイズを含んでいる。そして、異物検出データバッファ252C内には、このすじ状ノイズの原因となっている異物発生画素の位置を示す異物検出データが格納されている。他の色R及びGに関しては、異物発生画素の存在を示す異物検出データはない。
このような状況において、ノイズ除去回路194が、B色に対応した異物検出データに基づき、例えば主走査方向においてi番目、副走査方向においてj番目の画素Bijが異物発生画素であると判定したとする。この場合、ノイズ除去回路194は、異物に起因したすじ状ノイズを画像データBから除去するため、異物発生画素Bijに対応した画素データをその周囲の適当なB色画素の画素データによって置換する必要がある。そのためには、置換に用いるのに適当な画素データを捜す必要がある。ノイズ除去回路194は、この置換用の画素データを次のようにして求める。
まず、ノイズ除去回路194は、異物発生画素Bijを中心とした主走査方向17画素、副走査方向3ラインの周囲画素のうち、異物発生画素及びその画素と隣接する主走査方向2画素ずつを除いた領域を置換用画素選択対象領域と定める。次に、ノイズ除去回路194は、異物発生画素Bijの色とは異なった色に対応した画像データバッファ、例えば画像データバッファ250A内において、異物発生画素Bijと同位置の画素Rijの画素データを参照し、この画素データと最も近い画素データを置換用画素選択対象領域と同一領域内のR色画素の画素データの中から選択する。
次に、ノイズ除去回路194は、このようにして選択したR色画素の画素データと同一位置にあるB色画素の画素データを画像データバッファ250Cから読み出し、この画素データにより画像データバッファ250内の異物発生画素Bijの画素データを置き換える。尚、このように異物が発生したB色画素Bijの画素データを置換するだけでなく、色のバランスを考慮して、異物発生画素位置にある全ての色の画素Rij、Gij、Bijの各画素データの置き換えを行ってもよい。
このような処理が、異物検出データによって示される全ての異物発生画素について実施されることにより、画像データバッファ内の画像データから異物に起因したすじ状のノイズが除去される。そして、このノイズ除去の行われた画像データが画像処理回路196に送られる。
図8及び図9には、影形成部材146に原稿の影が形成された状態が示されている。
図8及び図9に示された状態においては、原稿Dの先端部が読取位置120の上流側の位置まで到達し、照射装置140から照射される光が原稿Dによって遮られることで、影形成部材の位置Pよりも原稿搬送方向における上流側の位置に、影Sが形成されている。先述のように、影形成部材146の下向きの面は白色であるものの、影Sが形成された部分は、影Sが形成されていない部分と比較して黒に近い灰色となる。また、図8及び図9に示される状態においては、光透過性部材150の搬送路104側(上側)の面に、異物である紙粉300が付着している。
ここで、紙粉とは、木材パルプ等を原料とする紙が用いられることが多い原稿から、剥がれ落ちた繊維状のパルプや該パルプが集合したものをいう。原稿Dの表側の面は、フィードロール124、プリレジストロール128、レジストロール130と接触し、これらのロールとの間の摩擦力によって搬送されるため、接触及び摩擦により原稿Dから紙粉が発生しやすい。そして、原稿Dの表側に発生した紙粉は、原稿のフィードロール124、プリレジストロール128、及びレジストロール130と接触する側の面が下向きになることによって、光透過性部材150の上向きの面に落下するように付着しやすい。また、原稿Dの多くは白色の用紙が用いられているため、紙粉の多くは白色である。
図10には、影検出回路222の動作が説明されている。
具体的には、例えば文字等が印刷されていない用紙を原稿として読み取った際に、影検出回路222に出力される画像データの時間の経過に伴う変化が示されている。
図10において、時間t1は、原稿Dの先端部が読取位置120に到達するか、読取位置120近傍であって、読取位置120よりも原稿搬送方向における上流側の特定の位置に到達する時間である。より具体的には、時間t1は、原稿の搬送に伴って影形成部材146に影の形成が開始される時間である。また、時間t2は、原稿の先端部が読取位置120を通過する時間である。
時間t1までは、影形成部材146に影が形成されていない状態にある。このため、白色の影形成部材146を読み取った画像データが出力される。時間t1から時間t2までは、影が形成された影形成部材146を読み取った画像データが出力される。このため、画像データは、時間t1までに出力される画像データよりも黒寄りとなる。時間t2よりも後は、読取位置120を通過中の原稿を読み取った画像データが形成される。このため、時間t2以後に出力される画像データは、時間t1から時間t2までに出力されるデータよりも白寄りとなる。
尚、図9において、時間t1までの出力される画像データよりも、時間t2以後に出力データが黒寄りであるのは、例えば、原稿が再生紙からなる等の理由で、影が形成されていない影形成部材146よりも黒寄りの色であるためである。影検出回路222は、以上のような画像データの出力の変化から、影形成部材146に形成された影を検出する。
以上のように、読取位置120の濃度は原稿の位置によって変化する。そして、この読取位置120の濃度変化に基づいて影検出回路222が影を検出する。また、制御部202は、読取位置120の濃度変化に基づいて原稿の影とし、搬送中の原稿の影をCCDセンサ112により読み取るように制御をする。
影検出回路222には、原稿の搬送方向と交わる方向における複数個所における画像データが入力され、制御部202は、CCDユニット112により原稿搬送方向と交わる方向における複数個所で原稿の影を読み取るように制御することが望ましい。すなわち、影検出回路222で、原稿の搬送方向と交わる方向における複数個所の原稿の影を検出することが望ましい。これにより、たとえ、原稿が傾いた状態で搬送されて、原稿の搬送方向と交わる方向における位置に応じ、異なるタイミングで原稿の先端部が読取位置120に到達したとしても、原稿の影を良好に検出することができる。
図11は、画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。
図11に示されるように、原稿台108に読み取り対象である原稿が置かれ、例えば、操作者が操作パネル(不図示)を操作することによって、一連の動作がスタートすると、ステップS12において、制御部202は照射装置140を制御し、照射装置140を点灯させる。このステップS12の段階においては、原稿の搬送は開始されていない。このため、影形成部材146には、原稿の先端部で照射装置140からの光が遮られることで生成される影は形成されていない。
次のステップS14で、影形成部材146に影が形成されていない状態のもとで、制御部202は、異物検出回路192に読取位置120における異物の所在を示すデータを生成させる。ここでは、影形成部材146に影が形成さておらず、影形成部材146が白色であるため、影形成部材146と同色、又は色が近い例えば紙粉等の白い異物は検出されにくい。一方において、影形成部材146が白色であるため、例えばトナー等の黒い異物や、白以外の色の異物は検出されやすい。このように、原稿読取装置100は、制御部202は、原稿が読取位置120に搬送されて影が形成される前の読取位置120の状態から異物を判定することで、白以外の色の異物を良好に検出できるようになっている。
次のステップS16では、制御部202は、影検出回路222に、影形成部材146に形成される影の検出を開始させる。次のステップS18では、制御部202は、搬送装置106を制御して原稿の搬送を開始させる。このように、原稿読取装置100では、ステップS18で原稿の搬送を開始させるよりも前に、ステップS16で影形成部材146に形成される影の検出を開始させている。このため、原稿の先端部が読取位置120に到達するよりも前に、影検出回路222による原稿の影の検出が開始されている。
一方、影検出回路222が、原稿の影の検出を終了するのは、原稿の先端部が読取位置120を通過した後、すなわち、図10における時間t2以降である。
ステップS18に続くステップS20では、制御部202は、影検出回路222からの出力に基づいて、影が検出されたか否かを判別し、影が検出された場合はステップS22に進み、影が検出されない場合はステップS24に進む。
ステップS24では、搬送装置106が、原稿の搬送を開始した時間から、予め定められた所定時間が経過したことを確認し、所定時間が経過したにもかかわらず影が検出されない場合は、原稿が搬送路104中で詰まるなど原稿が良好に搬送されずに、原稿が読取位置120に到達していないものとみなして、一連の制御を終了させる。
ステップS22では、影形成部材146に影が形成された状態のもとで、制御部202は、異物検出回路192に読取位置120における異物の所在を示すデータを生成させる。ここでは、影形成部材146に影が形成さているため、影形成部材146は黒寄りの灰色である。このため、先述のステップS14では検出されにくかった、例えば紙粉等の白色の異物も検出されやすい。このように、原稿読取装置100では、影検出回路222が影を検出した時に、異物検出回路192が異物検出データを生成し、制御部202が原稿の影をCCDユニット112により読み取るように制御するため、白色の異物であっても検出されやすい。
次のステップS24では、制御部202は、ステップS14及びステップS22において、異物検出回路192で生成された異物検出データに基づいて、異物に起因したノイズを画像データから除去するようにノイズ除去回路194を制御する。このように、原稿読取装置100では、ノイズ除去回路194は、影検出回路222が原稿の影を検出した時、及びノイズ除去回路194が原稿の影を検出しない時の少なくともいずれか一方で異物検出回路192が異物を検出した時に、異物に起因したノイズを画像データから除去している。
次のステップS26では、ノイズが除去された画像データが画像処理回路196によって処理され、画像処理回路196によって処理された画像データが画像形成部12へ出力され、画像形成部12で画像形成がされる。尚、画像処理回路196によって処理された画像データを画像形成部12に出力することに替えて、例えば、パーソナルコンピュータ等の画像形成装置10外の装置に出力するようにしても良い。また、画像処理回路196によって処理された画像データを画像形成部12に出力することに替えて、画像形成装置10が有する例えばメモリ等からなる記憶手段(不図示)に、画像処理回路196で処理されたデータを記憶させるようにしても良い。
以上で説明した実施形態においては、異物検出回路192として、R、G、Bの画像信号を用いて異物検出データを生成する例が示されているが、異物検出回路192を、L*、a*、b*空間の画像信号を用いて異物検出データを生成するようにしても良い。この場合、異物検出回路192よりも上流側にR、G、Bの画像信号からL*、a*、b*の画像信号への変換部が設けられる。異物検出回路192を、L*、a*、b*の画像信号を用いるようにした場合、3個のラインセンサ112A、112B、112のいずれか1つ、若しくは複数に異物が発生すると、画像データの色づきや明度が変化する。よって、L*、a*、b*色空間の画像信号においても、R、G、Bの画像信号を用いて異物を検出する場合と同様に、異物を検出することができる。
また、R、G、Bの画像信号を用いて異物を検出する場合も、L*、a*、b*の画像信号を用いて異物を検出する場合も、R、G、B、若しくはL*、a*、b*それぞれの検出結果の論理和をとることで異物を検出することができる。論理和をとることにより、異物が付着する位置(ラインセンサ112A、112B、112の位置)によって色づき方や、明度の変化が異なるものの、主走査方向の特定の位置に異物が付していることが判別できるため、その位置の画像信号を、ノイズ除去回路194を用い、周囲画素で置換することで、異物に起因する画像のノイズを除去することができる。また、異物の検出は、必ずしも濃度の変化を検出するだけではなく、明度、彩度の変化を検出することでも可能である。
以上で説明をしたように、本発明は原稿読取装置と、例えば複写機等の原稿読取装置を有する画像形成装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置の一部を拡大して示す正面図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置が有する異物検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置よって読み取られた1ライン分の画像データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置が有する異物検出回路の異物検出アルゴリズムを説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置が有するノイズ除去回路が行う処理を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置の一部を拡大して示し、該原稿読取装置が有する影形成部材に影が形成された状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置が有する影形成部材を図8におけるA−A方向から示し、影形成部に影が形成された状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置で文字が印刷されていない白紙の原稿を読み取った際にシェーディング補正回路から出力されるデータの時間の経過に伴う変化を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置及び原稿読取装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成部
100 原稿読取装置
104 搬送路
106 搬送装置
112 CCDユニット
120 読取位置
140 照射装置
142 反射部材
144 案内部材
146 影形成部材
150 光透過性部材
192 異物検出回路
194 ノイズ除去回路
196 画像処理回路
202 制御部

Claims (8)

  1. 原稿を搬送路に沿って搬送する搬送装置と、
    前記搬送路に設けられた読取位置における画像を読み取る読取部と、
    前記搬送路を搬送中の原稿の影を前記読取部により読み取るように制御する制御部と、
    を有する原稿読取装置。
  2. 前記読取部により読み取られた原稿の影から前記読取位置における異物を判定する判定部をさらに有する請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記判定部により判定された異物をノイズとして前記読取部によって読み取られた原稿画像から除去するノイズ除去部をさらに有する請求項2記載の原稿読取装置。
  4. 前記制御部は、原稿が前記読取位置に搬送されて影が形成される前の前記読取位置の状態を前記読取部によりさらに読み取るように制御し、
    前記判定部は、影形成以前の前記読取位置の状態と、原稿の影とから異物を判定する、
    請求項2又は3記載の原稿読取装置。
  5. 前記制御部は、前記読取位置の濃度変化に基づいて原稿の影とする請求項1乃至4いずれか記載の原稿読取装置。
  6. 前記制御部は、前記画像読取部により原稿搬送方向と交わる方向における複数個所で原稿の影を読み取るように制御する請求項1乃至5いずれか記載の原稿読取装置。
  7. 前記読取位置に向けて直接に光を照射する照射部と、
    前記原稿読取部に向けて光を照射するように、前記照射部から照射された光を反射する反射部と、
    をさらに有し、
    前記照射部及び前記反射部は、前記原稿に照射する照射光の光量が他方よりも強い一方が、原稿の搬送方向において上流側に配置される請求項1乃至6いずれか記載の原稿読取装置。
  8. 原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置からの出力に基づいて画像を形成する画像形成部と、
    を有し、
    前記原稿読取装置は、
    原稿を原稿搬送路に沿って搬送する搬送装置と、
    前記原稿搬送路に設けられた読取位置における画像を読み取る読取部と、
    前記搬送路を搬送中の原稿の影を前記画像読取部により読み取るように制御する制御部と、
    を有する画像形成装置。
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