JP2010074248A - 録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録メディアのマウント処理や復旧処理中に入力した録画データであっても確実に記録メディアに録画できるようにする。
【解決手段】録画装置は、録画対象となるストリームを一時的に記憶する一時記憶手段としてDRAM5を備える。録画制御部2は、記録メディア10が録画可能であることを判別するマウント処理が正常に終了していないときに録画指示が行われた場合、入力ストリームをDRAM5に一時記憶し、マウント処理が正常に終了した後に、DRAM5に記憶したストリームを記録メディア10に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、録画装置、より詳細には、光ディスクなどの可搬型の記録メディアに対する録画が可能な録画装置に関する。
DVDやBD(Blu-ray Disc)などの光ディスク記録メディア(以下単にディスクともいう)を使用して録画を行う録画装置では、録画装置のディスクトレイにディスクを載置し、ローディングを行ったときにマウントと呼ばれる確認処理が実行される。
マウント処理では、録画装置に挿入されたディスクの種類の判別処理、判別したディスクの種類に応じた調整処理、ディスクからのディスク論理情報の読み出し処理、ディスク上のタイトル関連情報読み出し/確認処理などが行われる。
ディスクのローディング時には、このマウント処理が正常に完了しないと、ディスクに対する録画を実行することができない。このマウント処理の時間は、短時間では完了できないことがあり、例えば、記録層が2層構成のBDなどではマウント完了までに1分半程度必要とするものもある。
記録メディアに対する録画制御が可能な録画装置の操作性を向上させるために、例えば、特許文献1には、メモリカードに対して情報を記録する旨の指示があった場合、ディスク装置内に記録領域を構築し、記録対象となる情報をその記録領域に記録するようにした記録装置が開示されている。これにより、ユーザはメモリカードの装着状態を気にすることがなくなって操作性が向上するとともに、ディスク装置内で記録情報を一元的に管理できるようにしている。
特開2006−59098号公報
上述のように、録画装置でディスクに録画を行う場合、ディスクを録画装置に挿入してもマウントが正常に完了するまでは、そのディスクに対する録画を実行させることができない。
また、ディスクに録画を行っているときに、ディスクのキズや汚れ等の要因により、録画データの書込みを失敗した場合には、ディスク上のストリーム復旧処理(リペア処理)が行われる。このような復旧処理を実行している間にもディスクへ録画データの書込みができないため、その間の入力ストリームを録画することができない、という問題もある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、可搬型の記録メディアに対して録画を行う場合に、記録メディアのマウント処理や復旧処理中に入力した録画データであっても確実に記録メディアに録画することができるようにした録画装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、録画対象となるストリームを入力する入力手段と、可搬型の記録メディアを装着し、記録メディアに対して入力手段に入力したストリームを録画する録画制御手段とを備えた録画装置であって、録画装置が、録画対象となるストリームを一時的に記憶する一時記憶手段を備え、録画制御手段は、記録メディアが録画可能であることを判別するマウント処理が正常に終了していないときに、入力するストリームを録画する指示入力が行われた際、入力手段に入力するストリームを一時記憶手段に記憶し、マウント処理が正常に終了した後に、一時記憶手段に記憶したストリームを記録メディアに書き込むことにより、記録メディアに対するストリームの録画を行うことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、録画制御手段が、可搬型の記録メディアが装着されていない状態であっても、ストリームを録画する指示入力が行われた際に、一時記憶手段への一時記憶を開始し、一時記憶の開始後に記録メディアが装着され、マウント処理が正常に終了した場合には、一時記憶手段に記憶したストリームを記録メディアに書き込むことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または2の技術手段において、一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、録画制御手段が、一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、メモリ容量判定部によって一時記憶手段の記憶可能なメモリ残容量が所定レベル以下であることが判定された際、一時記憶手段に記憶したストリームを時間的に古い順に破棄し、新たに入力したストリームを一時記憶させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1または2の技術手段において、一時記憶手段として、第1の一時記憶手段と第2の一時記憶手段とを備えるとともに、第1の一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、録画制御手段が、一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、まず第1の一時記憶手段に対してストリームの一時記憶を行い、メモリ容量判定部によって第1の一時記憶手段の記憶可能なメモリ残容量が所定レベル以下であることが判定された際、第1の一時記憶手段に記憶したストリームを第2の一時記憶手段に移動させ、新たに入力するストリームは第2の一時記憶手段に一時記憶させることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1または2の技術手段において、一時記憶手段として、第1の一時記憶手段と第2の一時記憶手段とを備えるとともに、第2の一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、録画制御手段は、一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、まず第2の一時記憶手段に対してストリームの一時記憶を行い、メモリ容量判定部によって第2の一時記憶手段に一時記憶されているストリームの記憶容量が所定レベル以下であることが判定された際、第2の一時記憶手段に対する新たなストリームの記録を停止することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、録画制御手段が、第2の一時記憶手段に対する新たなストリームの記録を停止した際に、新たに入力したストリームは、1の一時記憶手段に一時的に記憶させるか、もしくは一時記憶手段を用いることなく記録メディアに書き込むことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜6のいずれかの技術手段において、記録メディアに対してストリームを録画する際に、記録メディアに対するストリームの記録の可否を判定するメディア書込可否判定部を有し、録画制御手段が、メディア書込可否判定部によってストリームの記録ができなかったことが判定された場合、記録メディアの記録状態を復旧する復旧処理を実行している間、入力するストリームを一時記憶手段に一時記憶させ、復旧処理が終了したときに、一時記憶手段に一時記憶させておいたストリームを記録メディアに書き込むことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜7のいずれかの技術手段において、一時記憶手段に記憶させるストリームを暗号化する暗号化手段を備えることを特徴としたものである。
本発明によれば、可搬型の記録メディアに対して録画を行う場合に、記録メディアのマウント処理やリペア処理中に入力した録画データであっても確実に記録メディアに録画することができるようにした録画装置を提供することができる。
以下に本発明に係る録画装置の実施形態を添付された図面を参照しながら具体的に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同様の機能を有する部分には同じ符号を付けるものとする。
(実施形態1)
図1は、本発明による録画装置の第1の実施形態を説明するためのブロック図である。録画装置は、可搬型の記録媒体としてメディア10が使用可能である。メディア10としては、DVDやBDなどの録画可能なディスク媒体が適用可能である。
この録画装置は、放送信号を受信して選局し、ストリームを出力するチューナ1と、チューナ1から出力されたストリームを解析して暗号化を施すストリーム解析・暗号化手段3と、ストリーム解析・暗号化手段で暗号化されたストリームを一時的に記録するためのDRAM(Dynamic Random Access Memory)5と、DRAM5から出力されたストリームに対して、メディア10毎にその規格に対応した暗号化を再度施し、そのストリームをメディア10へ書き込むストリーム再暗号化・書込手段6と、メディア10のマウント処理が正常に完了したことを判定する遅延判定部4と、ストリーム解析・暗号化手段3,遅延判定部4及びストリーム再暗号化・書込手段6を含む録画機能を制御する録画制御手段として録画制御部2とを有している。
録画制御部2、ストリーム解析・暗号化手段3、遅延判定部4、ストリーム再暗号化・書込手段6は、録画装置が備えるCPU等の制御手段により実現される機能部である。CPU等の制御手段は、上記各部及び各手段を実現するプログラムをメモリ等の記憶手段から読み出して実行することで、本発明に係る実施形態の処理を可能とする。
また、本実施形態の録画装置において、ストリーム解析・暗号化手段3に入力させるストリームは、チューナ1により選局したストリームのみならず、外部機器やネットワーク経由で入力したストリームを適用することもできる。チューナ1を含めたストリームが入力する部分が本発明の入力手段に該当する。また、本実施形態では、データの読み書きが高速なDRAM5を使用しているが、一時記憶手段としてDRAMを用いることが必須ではなく、他の種類の一時記憶手段をDRAM5の代わりに用いたものであってもよい。以下の他の実施形態においても同様とする。
ストリーム解析・暗号化手段3では、DRAM5に記憶させるストリームに暗号化処理を施す。暗号化の方法は特に限定されるものではなく、公知の手法を用いることができる。ここでの暗号化処理は、DRAM5の一時記憶データのセキュリティを維持するために施すものであり、暗号化処理を行わずにDRAM5に記憶させる構成であっても、本発明の録画装置の一実施形態として機能させることができる。
また、ストリーム再暗号化・書込手段6においても、DRAM5に記憶したストリームをメディア10の規格(DVDやBDなどの規格)に応じた暗号化を施してメディア10に記憶しているが、録画環境や録画条件、守るべき規格等に応じて暗号化を施さずにメディア10に録画する形態をとってもよい。これらの暗号化処理については、以下の他の実施形態においても同様である。
図1に示す本実施形態の録画装置の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力される。メディア10に直接録画できない状態、例えば、メディア10がマウント処理中であったり、あるいはメディア自体が録画装置に装着されていない状態で、ストリーム解析・暗号化手段3は、入力したストリームを解析し、暗号化してDRAM5に記録する。
録画装置にメディア10を装着すると、録画装置ではマウント処理を自動的に開始する。ここでは、例えば、メディア10を載置するディスクトレイにメディア10を載置し、トレイをローディングすることで録画装置に対するメディア10の装着が行われる。上述したように、マウント処理では、録画装置に挿入されたディスクの種類の判別処理、判別したディスクの種類に応じた調整処理、ディスクからのディスク論理情報の読み出し処理、ディスク上のタイトル関連情報読み出し/確認処理などが行われる。ディスクの種類に応じた調整処理では、例えばフォーカスサーボ、スピンサーボ、トラッキングサーボ、スレッドサーボなどのサーボ系の調整や、チルト調整、周差調整などが行われる。またディスク論理情報には、光ピックアップのレーザ光の波長などを規定するライトストラトジー情報などが含まれている。また、ディスク上のタイトル関連情報読み出し/確認処理には、フォルダ構成確認、タイトル数確認、空き容量確認処理などが含まれている。
本実施形態では、メディア10が録画装置に装着され、そのマウント処理中にユーザによる録画開始の指示入力が行われた場合、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対する暗号化ストリームの記録(録画)が開始される。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、録画開始の指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、DRAM5に蓄積していく。
遅延判定部4は、メディア10のマウント処理が正常に完了したか否かを監視し、メディア10のマウント処理が正常に完了したものと判定した場合、ストリーム再暗号化・書込手段6によって、DRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込んでいく。またこのときにも、新たに入力するストリームはDRAM5に記憶され続けるが、DRAM5からメディア10への書き込みの方が速いため、やがてDRAM5に記憶されているストリームがなくなり、その後は、ストリーム解析・暗号化手段3から出力されたストリームは、DRAM5に一時記憶されることなく、ストリーム再暗号化・書込手段6で再暗号化されてメディア10に記録される。
また、メディア10が装着されていない状態で録画を開始する場合、録画開始指示が入力されると、上記と同様に、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対する暗号化ストリームの記録(録画)が開始される。そしてその後メディア10が装着され、マウント処理が正常に完了した段階で、ストリーム再暗号化・書込手段6によってDRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込む。
ストリーム再暗号化・書込手段6では、DRAM5から読み出したストリーム、もしくはストリーム解析・暗号化手段3から出力されたストリームを再暗号化するときに、ワークエリアとして使用する他のDRAM(あるいは他の種類もメモリ)を接続もしくは内蔵することができる。
本実施形態の構成により、ユーザは、メディア10のマウント処理の完了を待つことなく、録画を開始させることができ、ユーザにとって利便性の高い録画装置が提供できる。
(実施形態2)
図2は、本発明による録画装置の第2の実施形態を説明するためのブロック図である。第2の実施形態の録画装置は、第1の実施形態のチューナ1、ストリーム解析・暗号化手段3、録画制御部2、遅延判定部4、及びストリーム再暗号化・書込手段6を備え、さらに、ストリームを一時的に蓄積する蓄積装置8、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化されたストリームを蓄積装置8に記録する蓄積装置記録手段7、蓄積装置8に蓄積したストリームを読み出す蓄積装置読出手段9、及び蓄積装置読出手段9が蓄積装置8から読み出したストリームを一時記憶するDRAM11を備えている。
ストリーム再暗号化・書込手段6は、DRAM11に一時記憶したストリームを再暗号化して、メディア10に書き込む処理を行う。またDRAM11は、再暗号化の際のワークエリアとして使用される。蓄積装置8としては、フラッシュメモリなどの記憶手段を使用することができる。以下の他の実施形態においても同様である。
図2に示す実施形態の録画装置の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力される。ストリーム解析・暗号化手段3は、入力したストリームを解析して暗号化する。メディア10に直接録画できない状態、例えば、メディア10がマウント処理中であったり、あるいはメディア自体が録画装置に挿入されていない状態では、蓄積装置記録手段7は、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化されたストリームを蓄積装置8に記録する。
本実施形態では、録画装置にメディア10が挿入され、そのマウント処理中にユーザによる録画開始の指示が行われた場合、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化されたストリームは、蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に記録される。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、ストリーム解析・暗号化手段3は、録画開始指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に蓄積していく。
遅延判定部4は、メディア10のマウント処理が正常に完了したか否かを監視し、メディア10のマウント処理が正常に完了したものと判定した場合、蓄積装置読出手段9によって、蓄積装置8に蓄積されているストリームを読み出し、DRAM11を経由してストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化してメディア10に書き込んでいく。DRAM11は、ストリームの再暗号化行う際のワークエリアとして使用される。
このときにも、入力ストリームは蓄積装置8に記憶され続けるが、蓄積装置8からメディア10への書き込みの方が速いため、やがて蓄積装置8に記憶されているストリームがなくなり、その後は、ストリーム解析・暗号化手段3から出力されたストリームは、蓄積装置8に一時記憶されることなく、ストリーム再暗号化・書込手段6で再暗号化されてメディア10に記録される。
また、メディア10が装着されていない状態で録画を開始する場合、録画開始指示が入力されると、上記と同様に、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化されたストリームは、蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に記録(録画)される。そしてその後メディア10が装着され、マウント処理が正常に完了した段階で、蓄積装置8に蓄積されているストリームを蓄積装置読出手段9により読み出し、ストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化してメディア10に書き込む。
本実施形態の構成は、第1の実施形態のDRAM5を蓄積装置8に替えたものとして考えることもできる。本実施形態の場合には、蓄積装置8によって記憶容量を適宜増大させることができ、マウント処理の完了までに多くの時間がかかるような場合にも、蓄積装置8の記憶容量を予め適宜設定しておくことで対応することができる。
(実施形態3)
図3は、本発明による録画装置の第3の実施形態を説明するためのブロック図である。第3の実施形態の録画装置は、第1の実施形態のチューナ1、ストリーム解析・暗号化手段3、録画制御部2、遅延判定部4、DRAM5、及びストリーム再暗号化・書込手段6を備え、さらに、DRAM5のメモリ容量(記憶容量)を判定するメモリ容量判定部12を備えている。
本実施形態では、DRAM5にストリームを一時記憶する際に、DRAM5のメモリ容量を監視し、空き容量が所定レベル以下となった場合に、古いストリームを破棄して常に最新のストリームをDRAM5に一時記憶させ、メディア10に記録できるようにしている。
図3に示す実施形態の録画装置の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力される。メディア10に直接録画できない状態、例えば、メディア10がマウント処理中であったり、あるいはメディア自体が録画装置に挿入されていない状態では、ストリーム解析・暗号化手段3は、入力したストリームを解析し、暗号化してDRAM5に記録する。
録画装置にメディア10が装着され、そのマウント処理中にユーザにより録画開始が指示された場合、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対して暗号化ストリームが記録(録画)される。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、録画開始指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、DRAM5に蓄積していく。
遅延判定部4は、メディア10のマウント処理が正常に完了したか否かを監視し、メディア10のマウント処理が正常に完了したものと判定した場合、ストリーム再暗号化・書込手段6によって、DRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込んでいく。またこのときにも、入力ストリームはDRAM5に記憶され続けるが、DRAM5からメディア10への書き込みの方が速いため、やがてDRAM5に記憶されているストリームがなくなり、その後は、ストリーム解析・暗号化手段3から出力されたストリームは、DRAM5に一時記憶されることなく、ストリーム再暗号化・書込手段6で再暗号化されてメディア10に記録される。
メディア10が装着されていない状態で録画を開始する場合、録画開始指示が入力されると、上記と同様に、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対する暗号化ストリームの記録(録画)が開始される。そしてその後メディア10が装着され、マウント処理が正常に完了した段階で、ストリーム再暗号化・書込手段6によってDRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込む。
メモリ容量判定部12は、DRAM5のストリームのメモリ容量を監視する。そして、記録可能なメモリ容量(空き容量)が予め定めたメモリ容量以下になったか否かを判定する。メモリ容量判定部12では、DRAM5の使用容量から空き容量を検出してメモリ容量を監視しているが、DRAM5に入力するストリームのデータ量を監視して空き容量を判断するものであってもよい。
ストリーム解析・暗号化手段3がDRAM5にストリームを一時記憶させる場合、メモリ容量判定部12がDRAM5の空き容量が所定レベル以下になったことを判定するまでは、DRAM5に対する記憶を継続する。このときマウント処理が完了してDRAM5の一時記憶の必要がなくなった場合には、DRAM5の一時記憶を行わずにメディア10へ書き込む処理を行う。
ストリーム解析・暗号化手段3がDRAM5にストリームを一時記憶させているときに、メモリ容量判定部12がDRAM5の空き容量が所定レベル以下になったことを判定した場合、DRAM5では、先に記録した古いストリームから破棄し、その領域に最新のストリームを記録していく。これにより、メディア10のマウント処理が正常に完了して、DRAM5のストリームをメディア10に記録する場合にも、常に最新のストリームをDRAM5に一時的に残してメディア10に記録させることができる。
(実施形態4)
図4は、本発明による録画装置の第4の実施形態を説明するためのブロック図である。第4の実施形態の録画装置は、第1の実施形態のチューナ1、ストリーム解析・暗号化手段3、録画制御部2、遅延判定部4、DRAM(第1DRAM)5及びストリーム再暗号化・書込手段6を備え、さらに、第2の実施形態の蓄積装置記録手段7、蓄積装置8、蓄積装置読出手段9、DRAM(第2DRAM)11を備え、さらにDRAM5のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部12を備えている。この例では、一時記憶手段をとして、DRAM5と蓄積装置8とを備えている。DRAM5は本発明の第1の一時記憶手段に該当し、蓄積装置8は本発明の第2の一時記憶手段に該当するものである。
上記第3の実施形態では、メモリ容量判定部12は、DRAM5のメモリ容量を判定し、その空き容量が所定レベル以下になったときにDRAM5内の古いストリームを破棄するようにした。これに対して本実施形態では、メモリ容量判定部12によってDRAM5の記録可能なメモリ容量(空き容量)が所定レベル以下になった場合には、DRAM5に蓄積されているストリーム及びさらに入力する新しいストリームを蓄積装置8に蓄積させるようにする。これによりDRAM5の容量が不足しても、蓄積装置8にストリームを蓄積させることができる。蓄積装置8の容量を十分に大きくしておけば、入力ストリームを破棄することなく、メディア10に記憶させることができる。
図4に示す実施形態の録画装置の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力される。メディア10に直接録画できない状態、例えば、メディア10がマウント処理中であったり、あるいはメディア自体が録画装置に挿入されていない状態では、ストリーム解析・暗号化手段3は、入力したストリームを解析し、暗号化してDRAM5に記録する。
録画装置にメディア10が装着され、そのマウント処理中にユーザにより録画開始が指示された場合、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対して暗号化ストリームが記録(録画)される。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、録画開始指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、DRAM5に蓄積していく。
遅延判定部4は、メディア10のマウント処理が正常に完了したか否かを監視し、メディア10のマウント処理が正常に完了したものと判定した場合、ストリーム再暗号化・書込手段6によって、DRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込んでいく。またこのときにも、入力ストリームはDRAM5に記憶され続けるが、DRAM5からメディア10への書き込みの方が速いため、やがてDRAM5に記憶されているストリームがなくなり、その後は、ストリーム解析・暗号化手段3から出力されたストリームは、DRAM5に一時記憶されることなく、ストリーム再暗号化・書込手段6で再暗号化されてメディア10に記録される。
メディア10が装着されていない状態で録画を開始する場合、録画開始指示が入力されると、上記と同様に、ストリーム解析・暗号化手段3により、DRAM5に対する暗号化ストリームの記録(録画)が開始される。そしてその後メディア10が装着され、マウント処理が正常に完了した段階で、ストリーム再暗号化・書込手段6によってDRAM5に記憶されているストリームを読み出し、再暗号化してメディア10に書き込む。
メモリ容量判定部12は、DRAM5のストリームのメモリ容量を監視する。そして、記録可能なメモリ容量(空き容量)が予め定めたメモリ容量以下になったか否かを判定する。
ストリーム解析・暗号化手段3がDRAM5にストリームを一時記憶させる場合、メモリ容量判定部12がDRAM5の空き容量が所定レベル以下になったことを判定するまでは、DRAM5に対する記憶を継続する。このときマウント処理が完了してDRAM5の一時記憶の必要がなくなった場合には、DRAM5の一時記憶を行わずにメディア10へ書き込む処理を行う。
ストリーム解析・暗号化手段3がDRAM5にストリームを一時記憶させているときに、メモリ容量判定部12がDRAM5の空き容量が所定レベル以下になったことを判定した場合、蓄積装置記録手段7は、DRAM5に一時記憶しているストリームを読み出して蓄積装置8に記録する。ここでは、DRAM5のストリーム全てを蓄積装置8に移動させ、DRAM5のメモリ領域を空にする。その後は、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化したストリームは、DRAM5には記憶させずに、蓄積装置8に蓄積していく。
本実施形態では、メディア10が装着され、そのマウント処理中にユーザによる録画開始が指示された場合でも、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化されたストリームがDRAM5に記憶され、かつDRAM5のメモリ容量を監視して、その空き容量に応じてDRAM5から蓄積装置8に記録先を移動する。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、ストリーム解析・暗号化手段3は、録画開始指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、まずDRAM5にストリームを記録した後、DARMの空き容量が所定レベル以下になれば蓄積装置8にストリームを蓄積していく。これにより、DRAM5に加えて蓄積装置8でストリームを一時記憶させておくことができ、蓄積装置8のメモリ容量がマウント処理の間のストリーム量に比して十分に大きければ、ストリームを破棄することなくメディア10に記録させることができる。
(実施例5)
図5は、本発明による録画装置の第5の実施形態を説明するためのブロック図である。第5の実施形態の録画装置は、第2の実施形態のチューナ1、ストリーム解析・暗号化手段3、録画制御部2、遅延判定部4、ストリーム再暗号化・書込手段6、蓄積装置記録手段7、蓄積装置8、蓄積装置読出手段9、及びDRAM(第2DRAM)11を備え、さらにDRAM(第1DRAM)5と、蓄積装置8の記憶容量を判定する蓄積装置容量判定部13を備えている。DRAM5は本発明の第1の一時記憶手段に該当し、蓄積装置8は本発明の第2の一時記憶手段に該当する。また、蓄積装置容量判定部13は、本発明の第2の一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定手段に該当する。
本実施形態では、蓄積装置8にストリームを一時記憶し、メディア10のマウント処理の完了に応じて蓄積装置8に一時記憶したストリームをメディア10に記憶する際に、蓄積装置8のメモリ容量(記憶容量)を監視し、蓄積装置8のメモリ容量が空になったとき、もしくはDRAM5だけで対応できる所定容量まで減ったときに、蓄積装置8の使用を停止し、入力ストリームを蓄積装置8を経由することなく、メディア10に記録させる。これにより、例えばフラッシュメモリなどの使用回数が限られる蓄積装置を使用した場合には、蓄積装置の使用をできるだけ減らしながら、効果的なストリーム記憶を実行させることができる。
図5に示す実施形態の録画装置の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力される。ストリーム解析・暗号化手段3は、入力したストリームを解析し、暗号化する。メディア10に直接録画できない状態、例えば、メディア10がマウント処理中であったり、あるいはメディア自体が録画装置に挿入されていない状態では、蓄積装置記録手段7は、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化されたストリームを蓄積装置8に蓄積させる。
録画装置にメディア10が挿入され、そのマウント処理中にユーザによる録画開始の指示が行われた場合、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化されたストリームは、蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に記録される。このとき、メディア10自体はマウント処理中であり、まだ録画の準備ができていないが、ストリーム解析・暗号化手段3は、録画開始指示に応じて入力ストリームの録画を開始し、蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に蓄積していく。
なお、このときに図4(第4の実施形態)のようにDRAM5の空き容量を判定するメモリ容量判定部を設け、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化した入力ストリームをまずDRAM5に一時記憶し、DRAM5の空き容量が所定レベル以下になったときに、DRAM5から蓄積装置8へストリームを移動させ、その後新たなストリームは蓄積装置8に蓄積させるようにする構成としてもよい。
遅延判定部4は、メディア10のマウント処理が正常に完了したか否かを監視し、メディア10のマウント処理が正常に完了したものと判定した場合、蓄積装置読出手段9によって、蓄積装置8に蓄積されているストリームを読み出し、DRAM11を経由してストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化してメディア10に書き込んでいく。このときにも、入力ストリームは蓄積装置8に記憶され続けるが、蓄積装置8からメディア10への書き込みの方が速いため、やがて蓄積装置8に記憶されているストリームがなくなる。
また、メディア10が装着されていない状態でも録画を開始する場合、録画開始指示が入力されると、上記と同様に、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化されたストリームは、DRAM5を経由して蓄積装置8に記録(録画)される。
そしてその後メディア10が装着され、マウント処理が正常に完了した段階で、蓄積装置読出手段9によって、蓄積装置8に蓄積されているストリームを読み出し、ストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化してメディア10に書き込む。
蓄積装置容量判定部13は、蓄積装置8のメモリ容量を監視し、蓄積装置8に一時的に蓄積されているストリームをメディア10に書き込むときに、蓄積装置8のストリームの記憶容量が所定レベル以下になったかどうかを判定する。ここでは、蓄積装置8の記憶容量が全て空になったか、もしくはDRAM5だけで対応できる所定容量まで減ったことを判定する。このメモリ容量の判定レベルは予め定めておく。
そして、蓄積装置8からのストリームが読み出され、蓄積装置8に残されたストリームの記憶容量が所定レベル以下になった場合には、蓄積装置8に対する新たなストリームの記憶を停止する。そして、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化されたストリームを、蓄積装置8を経由させることなくストリーム再暗号化・書込手段6に送り、再暗号化してメディア10に記録させる。この場合、一時的にDRAM5にストリームを記憶させた上で、再暗号化・書込手段6に送るようにしてもよい。
このような構成により、蓄積装置8のメモリ容量を監視して、蓄積装置8のストリームが読み出されて、ストリームの記憶容量が所定以下まで減ったときに蓄積装置8の使用を停止することで、蓄積装置8の使用頻度を節約して耐用期間をできるだけ伸ばすことができる。
(実施形態6)
図6は、本発明による録画装置の第6の実施形態を説明するためのブロック図である。第6の実施形態の録画装置は、チューナ1、ストリーム解析・暗号化手段3、録画制御部2、DRAM(第1DRAM)5、ストリーム再暗号化・書込手段6、蓄積装置記録手段7、蓄積装置8、蓄積装置読出手段9、及びDRAM(第2DRAM)11を備え、さらにメディア10への書き込みの可否を判定するためのメディア書込可否判定部14を備えている。
本実施形態では、メディア書込可否判定部14は、メディア10のキズや汚れなどによりストリームの書き込みを行うことができなかった場合、メディアのストリームの復旧処理を行うために、ストリーム再暗号化・書込手段6と蓄積装置読出手段9とを停止する。これにより、ストリーム解析・暗号化手段3と蓄積装置記録手段7は、復旧処理を行っている間に入力したストリームを暗号化して蓄積装置8に一時的に蓄積する。
そして、メディア書込可否判定部14は、メディアのストリームの復旧処理が完了すると、ストリーム再暗号化・書込手段6と蓄積装置読出手段9とを動作させ、蓄積装置8に蓄積されているストリームをメディア10に書き込むように制御する。
図6に示す実施形態の動作例を説明する。チューナ1で選局され出力されたストリームは、ストリーム解析・暗号化手段3に入力され、解析して暗号化される。そしてストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化され、メディア10に記録される。
このときに、メディア書込可否判定部14は、メディア10へのストリームの書き込み可否を判別する。例えばメディア10へのストリームの書込を行っているときに、メディア10のキズや汚れなどに起因してストリームが書き込めなかった場合、書き込みを実行させるアプリケーション側では、ストリームがうまく書き込めなかったというイベントを検出する。この場合に、録画装置では復旧処理に入り、検出された部分のストリームのデータを再度読み出して書き込み状態の検証を行う。この復旧処理を行っているときは、メディア10からのストリームの読み込みが行われるため、同時にストリームを書き込むことはできず、入力ストリームの書き込み処理は中断してしまう。
これに対処するために本実施形態では、メディア書込可否判定部14が、メディア10へのストリームの書き込みに失敗したことを判定すると、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化されたストリームを蓄積装置記録手段7により蓄積装置8に記録させる。これにより、修復処理中の入力ストリームを蓄積装置8に一時的に蓄積しておくことができる。
またこのときに、図4(第4の実施形態)のようにDRAM5の空き容量を判定するメモリ容量判定部を設け、ストリーム解析・暗号化手段3により暗号化した入力ストリームをまずDRAM5に一時記憶し、DRAM5の空き容量が所定レベル以下になったときに、DRAM5から蓄積装置8へストリームを移動させ、その後新たなストリームは蓄積装置8に蓄積させるようにする構成としてもよい。
そして復旧処理が終了すると、蓄積装置読出手段9が蓄積装置8からストリームを読み出して、ストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化してメディア10に書き込む。まやこのときにも、入力ストリームは蓄積装置8に記憶され続けるが、蓄積装置8からメディア10への書き込みの方が速いため、やがて蓄積装置8に記憶されているストリームがすべてメディア10に記録される。
ここで蓄積装置記録手段7と蓄積装置読出手段9を停止し、ストリーム解析・暗号化手段3で暗号化された入力ストリームをストリーム再暗号化・書込手段6によって再暗号化して、メディア10に記録する処理を再開し、通常の録画状態に戻す。
このような構成により、メディア10にストリームを書き込んでいるときに復旧処理が発生しても、復旧処理期間中の入力ストリームを逃すことなく確実にメディア10に記録させることができる。
なお、上記の動作を実現するために、蓄積装置8に代えて第1の実施形態(図1)に示すようなDRAM5に一時記憶させる構成をとってもよい。つまり、蓄積装置8のない構成で、メディア10の復旧処理中にDRAM5にストリームを一時記憶し、復旧処理の終了後にDRAM5からメディア10へのストリームの書込を行うようにしてもよい。
あるいは、DRAM5を備え、蓄積装置8を用いない構成において、図3に示すようなメモリ容量判定部を設け、復旧処理中にDRAM5にストリームを一時記憶させるときに、DRAM5の空き容量を監視し、空き容量が所定レベル以下になったときに、DRAM5内の古いストリームから破棄して新たなストリームを一時記憶させるようにしてもよい。
また、上記のようなメディア書込可否判定部14によってメディア10へのストリームの書込状態を判別し、一時的にDRAM5や蓄積装置8にストリームを記憶させる構成は、上記第1〜第5の各実施形態に適用することができる。
つまり、上記の遅延判定部4とメディア書込可否判定部14の両方を備え、メディアのマウント処理時等の間には、DRAM5や蓄積装置8に入力ストリームを一時記憶させ、メディア10のマウント処理が完了したときに一時記憶したストリームをメディア10に書き込むようにし、かつ、メディア10にストリームを書き込んでいるときにメディア書込可否判定部14によって、メディア10へのストリームの書込が失敗したものと判定したときには、入力ストリームを一時的にDRAM5や蓄積装置8に記憶させるように構成することができる。
本発明による録画装置の第1の実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明による録画装置の第2の実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明による録画装置の第3の実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明による録画装置の第4の実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明による録画装置の第5の実施形態を説明するためのブロック図である。 本発明による録画装置の第6の実施形態を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1…チューナ、2…録画制御部、3…ストリーム解析・暗号化手段、4…遅延判定部、5…DRAM、6…ストリーム再暗号化・書込手段、7…蓄積装置記録手段、8…蓄積装置、9…蓄積装置読出手段、10…メディア、11…DRAM、12…メモリ容量判定部、13…蓄積装置容量判定部、14…メディア書込可否判定部。

Claims (8)

  1. 録画対象となるストリームを入力する入力手段と、可搬型の記録メディアを装着し、該記録メディアに対して前記入力手段に入力したストリームを録画する録画制御手段とを備えた録画装置であって、
    該録画装置は、録画対象となるストリームを一時的に記憶する一時記憶手段を備え、
    前記録画制御手段は、前記記録メディアが録画可能であることを判別するマウント処理が正常に終了していないときに、前記入力するストリームを録画する指示入力が行われた際、前記入力手段に入力するストリームを前記一時記憶手段に記憶し、前記マウント処理が正常に終了した後に、前記一時記憶手段に記憶したストリームを前記記録メディアに書き込むことにより、前記記録メディアに対するストリームの録画を行うことを特徴とする録画装置。
  2. 請求項1に記載の録画装置において、前記録画制御手段は、前記可搬型の記録メディアが装着されていない状態であっても、前記ストリームを録画する指示入力が行われた際に、前記一時記憶手段への一時記憶を開始し、該一時記憶の開始後に前記記録メディアが装着され、前記マウント処理が正常に終了した場合には、前記一時記憶手段に記憶したストリームを前記記録メディアに書き込むことを特徴とする録画装置。
  3. 請求項1または2に記載の録画装置において、前記一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、前記録画制御手段は、前記一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、前記メモリ容量判定部によって前記一時記憶手段の記憶可能なメモリ残容量が所定レベル以下であることが判定された際、前記一時記憶手段に記憶したストリームを時間的に古い順に破棄し、新たに入力したストリームを一時記憶させることを特徴とする録画装置。
  4. 請求項1または2に記載の録画装置において、前記一時記憶手段として、第1の一時記憶手段と第2の一時記憶手段とを備えるとともに、前記第1の一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、
    前記録画制御手段は、前記一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、まず前記第1の一時記憶手段に対してストリームの一時記憶を行い、前記メモリ容量判定部によって前記第1の一時記憶手段の記憶可能なメモリ残容量が所定レベル以下であることが判定された際、前記第1の一時記憶手段に記憶したストリームを前記第2の一時記憶手段に移動させ、新たに入力するストリームは前記第2の一時記憶手段に一時記憶させることを特徴とする録画装置。
  5. 請求項1または2に記載の録画装置において、前記一時記憶手段として、第1の一時記憶手段と第2の一時記憶手段とを備えるとともに、前記第2の一時記憶手段のメモリ容量を判定するメモリ容量判定部を有し、
    前記録画制御手段は、前記一時記憶手段に対してストリームを一時記憶する際に、まず前記第2の一時記憶手段に対してストリームの一時記憶を行い、前記メモリ容量判定部によって前記第2の一時記憶手段に一時記憶されているストリームの記憶容量が所定レベル以下であることが判定された際、前記第2の一時記憶手段に対する新たなストリームの記録を停止することを特徴とする録画装置。
  6. 請求項5に記載の録画装置において、前記録画制御手段は、前記第2の一時記憶手段に対する新たなストリームの記録を停止した際に、新たに入力したストリームは、前記1の一時記憶手段に一時的に記憶させるか、もしくは前記一時記憶手段を用いることなく前記記録メディアに書き込むことを特徴とする録画装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の録画装置において、前記記録メディアに対してストリームを録画する際に、該記録メディアに対するストリームの記録の可否を判定するメディア書込可否判定部を有し、
    前記録画制御手段は、前記メディア書込可否判定部によって前記ストリームの記録ができなかったことが判定された場合、前記記録メディアの記録状態を復旧する復旧処理を実行している間、入力するストリームを前記一時記憶手段に一時記憶させ、前記復旧処理が終了したときに、前記一時記憶手段に一時記憶させておいたストリームを前記記録メディアに書き込むことを特徴とする録画装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1に記載の録画装置において、前記一時記憶手段に記憶させるストリームを暗号化する暗号化手段を備えることを特徴とする録画装置。
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