JP2010073662A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期に亘って可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置を提供すること。
【解決手段】収納部を有するハウジング2と、押圧操作を受け付ける操作部材5と、上記収納部内に立設された金属製のコモン接点41及び金属製の切換接点42からなる固定接点4と、切換接点42と離接する第1、第2の接点部75a、75bを有する可動接点7と、操作部材5が所定位置まで押圧された場合に可動接点7を駆動するスナップアクション機構6とを備え、スナップアクション機構6を構成するコモン接点41で第1駆動体8を回動可能に支持する一方、上記収納部内に立設された金属製の支持体11でスナップアクション機構6を構成する第2駆動体9を回動可能に支持することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、スイッチ装置に関し、特に、操作部材に対する押圧操作に応じて作動するスナップアクション機構を備えたスイッチ装置に関する。
従来、スナップアクション機構を備え、その構成要素である操作レバーに対する押圧操作に応じて可動接触子を回動させ、可動接点が接触する固定接点を切り換えるスイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスイッチ装置において、操作レバーは、その先端に設けられた支点部を絶縁基台に突設された支持体に当接させ、当該支点部を回動支点として回動可能に構成されている。
特開2008−66082号公報
しかしながら、上述した従来のスイッチ装置においては、操作レバーを回動可能に支持する支持体が樹脂材料で形成されていることから、長期に亘って操作レバーを回動させると当該支持体が変形する可能性がある。この場合、操作レバーの回動動作が不安定となり、可動接触子を適切に回動させることが困難となり、可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができなくなるという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みて為されたものであり、長期に亘って可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明のスイッチ装置は、収納部を有するハウジングと、押圧操作を受け付ける操作部材と、前記収納部内に立設された金属製のコモン接点及び金属製の切換接点からなる固定接点と、前記切換接点と離接する接点部を有する可動接点と、前記操作部材が所定位置まで押圧された場合に前記可動接点を駆動するスナップアクション機構とを備え、前記スナップアクション機構は、一端側に前記可動接点が設けられる一方、他端側に前記コモン接点と当接して回動支点を構成する支点部が形成された導電性を有する第1駆動体と、一端側に前記操作部材により押圧される被押圧部が形成される一方、他端側に前記収納部内に立設された金属製の支持体における前記コモン接点側の一部と当接して回動支点を構成する支点部が形成された第2駆動体と、前記第1駆動体の一部と前記第2駆動体の一部とに両端部が取り付けられた引っ張りばねとを有することを特徴とする。
上記スイッチ装置によれば、第1駆動体の回動支点を構成する支点部をコモン接点の一部で支持する一方、第2駆動体の回転支点を構成する支点部を金属製の支持体の一部で支持するようにしたことから、第2駆動体の回動動作に伴って支持体が変形する事態を防止できる。このため、安定して第2駆動体を回動させることができると共に、この第2駆動体の回動に伴って第1駆動体を適切に回動させることができるので、長期に亘って可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置を提供することが可能となる。
上記スイッチ装置において、前記支持体は、板状部材で構成され、当該板状部材の端面の一部で前記第2駆動体の支点部を支持することが好ましい。この場合には、支持体を構成する板状部材の端面の一部で、より強固に第2駆動体の支点部を支持することができるので、より長期に亘って可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置を提供することが可能となる。
また、上記スイッチ装置においては、前記支持体を前記コモン接点と前記切換接点との間に配置し、前記切換接点と前記支持体とを樹脂部を挟んで同一直線上に立設する一方、前記可動接点の接点部を前記切換接点に摺接させることが好ましい。この場合には、第2駆動体を介して支持体に加わる引っ張りばねの付勢力を樹脂部及び切換接点でも受けることになることから、支持体を樹脂部及び切換接点により補強することができるので、第2駆動体を介して加わる引っ張りばねの付勢力によって支持体の位置がずれるのを防止することが可能となる。また、可動接点の接点部を切換接点に摺接させていることから、可動接点がセルフクリーニング機能を有することになり、微小電流で使用した場合においても、塵埃や接点表面の硫化、酸化被膜、シロキサンガス等の影響による接触障害が生じ難くなるので、長寿命で信頼性の高いスイッチ装置を提供することが可能となる。
さらに、上記スイッチ装置において、前記可動接点の接点部は、前記切換接点を挟持する形状を有することが好ましい。この場合には、可動接点の接点部と切換接点との摺接を安定させることができ、可動接点が接触する固定接点を切り換える際の信頼性を高めることが可能となる。
さらに、上記スイッチ装置において、前記可動接点は、弾性を有する金属板を折り曲げて形成され、前記第1駆動体より下方側に位置し、開放部を設けて互いに対向して配置された第1、第2の基部と、互いに間隔を置いて配置され、一方が前記第1駆動体の先端部と連結されると共に前記第1、第2の基部を上方側で連結する第1、第2の連結部と、この第1、第2の連結部間の位置で、互いに対向するように前記第1、第2の基部から上方側に突出して設けられた第1、第2の接点部とを備えることが好ましい。この場合には、それぞれ第1、第2の連結部により形成される第1、第2の基部間の空間を活用して第1、第2の接点部で切換接点を適切に挟持することができると共に、第1、第2の基部を上方側で連結する第1、第2の連結部をばねスパンとして機能させることができるので、第1、第2の接点部と、切換接点との摺接をより安定させることが可能となる。
また、上記スイッチ装置において、前記切換接点は、絶縁部を挟んで前記可動接点の回動方向に沿って離間して配置される第1切換接点と第2切換接点と有し、前記第1切換接点は、ノーマルクローズ接点を構成すると共に、前記コモン接点側の一部に前記可動接点の一部と当接して当該可動接点の移動を規制する規制片を有し、当該可動接点の一部が前記規制片に当接する位置を前記可動接点の初期位置とすることが好ましい。この場合には、第1切換接点の一部を利用して可動接点の移動を規制して初期位置に配置することができるので、特別な構成部材を設けることなく、確実に可動接点を初期位置に配置することが可能となる。
さらに、上記スイッチ装置においては、前記操作部材に対する押圧操作に応じて前記可動接点の接点部が移動する側の前記第2切換接点に、前記操作部材の押圧操作時に前記第2切換接点と前記可動接点の接点部との接触に先行してアークを発生させるためのアーク接触部を設ける一方、このアーク接触部と摺接するアーク接点部を前記可動接点に設けることが好ましい。この場合には、接点部における摺接部に対する接触に先行して、互いに接触するアーク接触部及びアーク接点部を設けているので、アーク発生に伴う接点部の消耗を回避して中電流以上の環境下においてもスイッチ装置を使用することが可能となる。
本発明によれば、第1駆動体の回動支点を構成する支点部をコモン接点の一部で支持する一方、第2駆動体の回転支点を構成する支点部を金属製の支持体の一部で支持するようにしたことから、第2駆動体の回動動作に伴って支持体が変形する事態を防止できる。このため、安定して第2駆動体を回動させることができると共に、この第2駆動体の回動に伴って第1駆動体を適切に回動させることができるので、長期に亘って可動接点が接触する固定接点を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るスイッチ装置1の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係るスイッチ装置1の分解斜視図である。図1に示すように、本実施の形態に係るスイッチ装置1は、箱状のハウジング2の上面の一部から後述する操作部材5の一部を突出させ、当該突出部分で操作者等からの押圧操作を受け付けるように構成されている。ハウジング2から突出した操作部材5の一部には、ハウジング2内への埃や水等の異物の侵入を防止するためのカバー3が取り付けられている。
図2に示すように、スイッチ装置1は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して形成されるハウジング2を備えている。ハウジング2は、下方側に開口した箱状を有する上部ケース21と、上部ケース21の開口に対応する形状を有し、スイッチ装置1の内底面を構成する下部ケース22とから構成されている。これらの上部ケース21と下部ケース22とを組み合わせることで、ハウジング2の内部には、スイッチ装置1の構成部品を収納する収納部が形成されている。
上部ケース21の上面には、後述する操作部材5の軸部52の上端部が貫通可能な開口部211が形成されている。また、ケース2の上面であって、開口部211の周囲には、上述したカバー3の外縁部が嵌め込まれる溝部212が形成されている。下部ケース22は、平面視にて長方形状を有しており、その上面に上部ケース21の開口に応じた形状を有する突出面221が設けられている。上部ケース21は、この突出面221を開口で収容することで適切に位置決めされる。また、突出面221には、後述する固定接点4をインサート成形する際に形成される樹脂部としての突出片222と、絶縁部としての絶縁片223が上方側に突出して設けられている。
ハウジング2内に形成された収納部には、下部ケース22に固定された固定接点4が配置されると共に、操作者等による押圧操作を受け付ける操作部材5、操作部材5に対する押圧操作に応じて作動するスナップアクション機構6が収納される。スナップアクション機構6は、詳細について後述するように、可動接点7が取り付けられる第1駆動体8と、操作部材5により一端が押圧される第2駆動体9と、これらの第1駆動体8と第2駆動体9とに両端部が取り付けられた引っ張りばね10とで構成される。
固定接点4は、下部ケース22にインサート成形される金属製のコモン接点41及び金属製の切換接点42を有している。コモン接点41は、下部ケース22の短辺方向に並べて設けられ、後述する第1駆動体8の支点部83a、83bと接触する接触部411a、411bと、これらの接触部411a、411bの下端部から切換接点42と反対側に屈曲し、その端部から下方側に延出する端子部412とを有している。接触部411bは、その下端部で接触部411a側に屈曲し、接触片411aの下端部近傍に連結されている。
切換接点42は、下部ケース22の絶縁片223の外側に配置される第1切換接点421と、突出片222と絶縁片223との間に配置される第2切換接点422とを有している。なお、本実施の形態では、第1切換接点421と第2切換接点422及び突出片222と絶縁片223は可動接点7の回動方向に沿って弧状となっている。第1切換接点421は、上方側に延出すると共にその上端部で下部ケース22の長辺方向に沿って延在し、可動接点7が摺接する摺接部423と、この摺接部423の下端部から下方側に延出する端子部424とを有している。
第2切換接点422は、第1切換接点422の内側部分で上方側に延出し、可動接点7が摺接する摺接部425と、この摺接部425の下端部からコモン接点41側に折れ曲がり、その端部から下方側に延出する端子部426とを有している。この場合、第2切換接点422の摺接部425は、第1切換接点421の摺接部423の下方側に配置されており、その上端部は、摺接部423の下端部の近傍の位置に配置されている。
本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、第1切換接点421がノーマルクローズ接点を構成する一方、第2切換接点422がノーマルオープン接点を構成する。後述する可動接点7の第1、第2の接点部75a、75bが摺接部423に接触している場合は、ノーマルクローズ接点としての第1切換接点421とコモン接点41とを導通させる一方、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75bが摺接部425に接触する場合は、ノーマルオープン接点としての第2切換接点422とコモン接点41とを導通させた回路に切り換えるように構成されている。
コモン接点41と第2切換接点422との間には、金属製の板状部材で構成される支持体11が配設されている。支持体11は、第1切換接点421及び第2切換接点422と同一線上に配置され、その上端部が突出するように下部ケース22にインサート成形される。この支持体11の端面には、後述する第2駆動体9の支点部93が当接され、これを支持するものとなっている。なお、本実施の形態では、支持体11は弧状となっている。
操作部材5は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して形成され、概して矩形状の押圧部51と、この押圧部51の上面に立設された円柱状の軸部52とを有している。押圧部51は、操作部材5に対する押圧操作に応じて第2駆動体9の一端を押圧する。押圧部51の下面には、第2駆動体9の一端を収容する収容部511が設けられている。軸部52は、上部ケース21の開口部211からその上端部を突出して配置され、押圧操作を受け付ける。軸部52の上端部近傍には、その外周に溝部521が形成されている。この溝部521には、上述したカバー3の上面に形成された孔31の内縁部が配置される。
ここで、本実施の形態に係るスイッチ装置1の要部の構成について説明する。図3及び図4は、本実施の形態に係るスイッチ装置1における固定接点4及び支持体11が固定された下部ケース22の斜視図及び側断面図である。図5は、本実施の形態に係るスイッチ装置1が有する可動接点7及び第1駆動体8の斜視図である。図6は、本実施の形態に係るスイッチ装置1が有する可動接点7及び第1駆動体8の側面図(同図(a))及び上面図(同図(b))である。図7は、本実施の形態に係るスイッチ装置1が有する第2駆動体9の斜視図である。
図3及び図4に示すように、固定接点4及び支持体11は、下部ケース22の長辺方向に沿ってその一部を突出面221から突出した状態で埋設されている。コモン接点41は、一対の接触部411a、411bを含んで概してU字形状に配置された部分を突出した状態で配置されている。切換接点42において、第1切換接点421は、第2切換接点422との間で絶縁片223を挟む位置に配置されている。第2切換接点422は、絶縁片223と突出片222との間の位置に配置されている。支持体11は、コモン接点41から一定距離だけ離間した位置であって、突出片222のコモン接点41側の端面の一部に対応する位置に配置されている。
これらの固定接点4及び支持体11は、下部ケース22の製造時にインサート成形されるものとなっている。第1切換接点421、絶縁片223、第2切換接点422、突出片222及び支持体11は、同一直線(同一平面)上に配置されており、それぞれ隣接する部分で密着した状態となっている。このため、第1切換接点421の摺接部423と、第2切換接点422の摺接部425とは、絶縁片223を挟んで離間した状態とされている。コモン接点41が有する接触部411a、411bは、第1切換接点421から支持体11を通過する直線と直交する直線上に配置されている。
コモン接点41が有する接触部411a、411bにおける支持体11側の中央部分より僅かに上方側部分には、凹部413a、413bが形成されている。これらの凹部413a、413bは、後述する第1駆動体8の支点部83a、83bを収容する部分である。これらの凹部413a、413bで第1駆動体8の支点部83a、83bを収容することで、接触部411a、411bは、第1駆動体8を回動可能に支持するものとなっている。
支持体11におけるコモン接点41側の端面の上方側部分には、凹部111が形成されている。この凹部111は、後述する第2駆動体9の支点部93を収容する部分である。この凹部111で第2駆動体9の支点部93を収容することで、支持体11は、第2駆動体9を回動可能に支持するものとなっている。なお、この凹部111は、接触部411a、411bに設けられた凹部413a、413bよりも下方側の位置に配置されている。
第2切換接点422の摺接部425の上端部には、後述する可動接点7の第1、第2の接点部75a、75bとの接触に先行してアークを発生させるためのアーク接触部425aが設けられている。アーク接触部425aは、摺接部425の一部を絶縁片223に突出させて設けられており、摺接部425に対して可動接点7の第1、第2の接点部75a、75bが接触するより先に後述する可動接点7の第1、第2のアーク接点部76a、76bと接触するように構成されている。
第1切換接点421の摺接部423におけるコモン接点41側の端部には、可動接点7の一部と当接して第1駆動体8を初期位置(押圧操作が行われていない状態の位置)に規制する規制片423aが設けられている。この規制片423aは、絶縁片223の端部よりもコモン接点41側に延出して設けられており、後述する可動接点7の第1の連結部73と当接するように構成されている。
図5及び図6に示すように、可動接点7及び第1駆動体8は、弾性及び導電性を有する金属板に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことで形成される。可動接点7は、第1駆動体8の一端に設けられ、第1駆動体8と一体的に移動するように構成されている。可動接点7は、下方側に開放した開放部77を設けて互いに対向して配置され,第1駆動体8の下方側の位置で延在する第1、第2の基部71、72を有している。これらの第1、第2の基部71、72の両端部には、これらを上方側で互いに連結する第1、第2の連結部73、74が設けられている。この第1、第2の連結部73、74はそれぞれU字状に折り曲げられて形成されている。なお、可動接点7は、この連結部73により第1駆動体8に固定されている。
第1、第2の基部71、72の上端部からは、第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bが上方に突出して設けられている。第1、第2の基部71、72に設けられた第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、互いに間隔を有して対向配置され、その間に切換接点42や絶縁片223を収容可能に構成されている。第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bの先端は、内側に湾曲して設けられ、その一部で切換接点42や絶縁片223に摺接可能となっている。なお、第1、第2のアーク接点部76a、76bは、第1、第2の接点部75a、75bよりも僅かに長く設けられている。
第1駆動体8は、概して矩形状を有する基部81と、この基部81から可動接点7と反対側に延出する一対の腕部82a、82bとから構成され、概してY字形状を有している。基部81の中央部分には、引っ張りばね10の一端が取り付けられる孔81aが形成されている。また、腕部82a、82bが設けられていない基部81の端部には、可動接点7が設けられる。腕部82a、82bの端部には、支点部83a、83bが設けられている。これらの支点部83a、83bは、上述した接触部411a、411bに設けられた凹部413a、413bに当接し、第1駆動体8の回動支点を構成するものとなっている。
なお、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、可動接点7及び第1駆動体8を同一の金属板から形成する場合について説明しているが、これらを異なる金属板からそれぞれ形成し、第1駆動体8の端部に可動接点7を取り付けるような構成としても良い。
第2駆動体9は、例えば、金属材料を機械加工して形成される。第2駆動体9は、図7に示すように、概して長尺形状を有している。第2駆動体9の一端側は、上方側に折り曲げられており、その上端部で操作部材5の押圧を受ける被押圧部91を構成している。この被押圧部91の下方部分には、開口部92が設けられている。この開口部92は、第1駆動体8の孔81aに一端が取り付けられた引っ張りばね10の他端が取り付けられるものとなっている。開口部92に取り付けられた引っ張りばね10の他端の一部は、被押圧部91に設けられた凹部91aにより係止されている。また、第2駆動体9における被押圧部91と反対側の端部には、支点部93が設けられている。この支点部93は、上述した支持体11の凹部111に当接し、第2駆動体9の回動支点を構成するものとなっている。なお、第2駆動体11は、金属材料に限定されるものではなく、剛性を有する材料で構成するようにしても良い。
本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、このような構成を有する第1駆動体8及び第2駆動体9を図3に示す状態の下部ケース22に組み付けるように構成されている。以下、第1駆動体8及び第2駆動体9を図3に示す状態の下部ケース22に組み付ける際の動作の一例について説明する。
第1駆動体8及び第2駆動体9を図3に示す状態の下部ケース22に組み付ける際には、まず、引っ張りばね10の一端を第1駆動体8に取り付ける。そして、第1切換接点421の摺接部423が可動接点7の第1の連結部73と、第2の連結部74との間で第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bの間に配置されるように第1駆動体8を配置する。この際、可動接点7の第1の連結部73が規制片423aの下方側に位置するように第1駆動体8を配置する。そして、第1駆動体8の支点部83a、83bをコモン接点41の接触部411a、411bの凹部413a、413bに当接させる。その後、第1駆動体8の下方側の領域において、コモン接点41の接触部411aと接触部411bの間を通すように第2駆動体9を配置すると共に、その支点部93を支持体11の凹部111に当接させる。この状態の第2駆動体9の引っ張りばね10の他端を取り付ける。
このように支点部83a、83bを凹部413a、413bに当接させる一方、支点部93を凹部111に当接させた状態で手を離すと、引っ張りばね10によって互いに引き合う付勢力が作用する第1駆動体8と第2駆動体9とが、それぞれ支点部83a、83b及び支点部93において回動可能に保持されることとなる。スイッチ装置1においては、このように下部ケース22に組み付けられた状態の第1駆動体8、第2駆動体9及び引っ張りばね10によりスナップアクション機構6が構成されるものとなっている。
ここで、このようにスナップアクション機構6が組み付けられた下部ケース22の構成について図8及び図9を用いて説明する。図8は、本実施の形態に係るスイッチ装置1において、スナップアクション機構6が組み付けられた下部ケース22の斜視図である。図9は、本実施の形態に係るスイッチ装置1において、スナップアクション機構6が組み付けられた下部ケース22の側面図(同図(a))及び上面図(同図(b))である。
図8及び図9に示すように、下部ケース22に組み付けられた状態において、第1駆動体8は、同図に示す左方側に向けて上向いた状態で保持される一方、第2駆動体9は、同図に示す右方側に向けて上向いた状態で保持される。第1駆動体8の図8及び図9に示す左方側端部に設けられた可動接点7は、同図に示す左上方側に延出しており、その第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、第1切換接点422の摺接部423に摺接した状態となっている。
この場合において、可動接点7の第1の連結部73は、第1切換接点421の摺接部423の規制片423aの下面に当接している。これにより、可動接点7は、上方側への回動が規制された状態となっている。本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、この状態をスナップアクション機構6の初期状態としている。
また、図9(b)に示すように、可動接点7は、第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bにより、摺接部423を挟持する位置に配置されている。また、引っ張りばね10は、第1駆動体8の基部81に形成された孔81aと、第2駆動体9の開口部92とに取り付けられ、第1駆動体8の一対の腕部82a、82bの間に対応する位置に配置されている。このため、操作部材5に対する押圧操作に応じて第1駆動体8が回動する場合においても、引っ張りばね10がその回動動作を阻害することはない。
本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、このようにスナップアクション機構6が組み付けられた下部ケース22に対して、操作部材5を収納部内に配置した状態で上部ケース21が取り付けられる。ここで、本実施の形態に係るスイッチ装置1の内部構成について説明する。図10は、本実施の形態に係るスイッチ装置1の内部構成を説明するための側断面図である。
図10に示すように、操作部材5は、押圧部51の下面に設けられた収容部511で第2駆動体9の被押圧部91を収容すると共に、軸部52を開口部211に挿通させた状態でハウジング2内の収納部に配置される。開口部211から突出した軸部52には、その下端部に設けられた外縁部が溝部212に取り付けられたカバー3が取り付けられる。なお、軸部52の上端部は、カバー3の孔31から突出した状態となっている。
本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、このように被押圧部91上に配置された操作部材5で押圧操作を受け付けると、被押圧部91が下方側に押し込まれる。これに伴い、第2駆動体9は、引っ張りばね10の付勢力に抗して、支点部93を回動支点として矢印A方向に回動する。一方、操作部材5に対する押圧操作が解除されると、引っ張りばね10の付勢力に応じて、支点部93を回動支点として矢印B方向に回動する。この場合、第1駆動体8は、第2駆動体9の回動位置に応じて支点部83a、83bを回動支点として矢印C、D方向に回動するものとなっている。
以下、本実施の形態に係るスイッチ装置1における操作部材5に対する押圧操作に伴う動作について説明する。図11〜図13は、本実施の形態に係るスイッチ装置1における操作部材5に対する押圧操作に伴う動作について説明するための側面図である。なお、図11〜図13においては、説明の便宜上、上部ケース21、カバー3及び操作部材5を省略している。
なお、操作部材5に押圧操作が行われていない状態(初期状態)においては、スイッチ装置1は、図9に示す状態となっている。この場合、可動接点7は、図9(a)に示す左上方側に延出しており、その第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bが、第1切換接点421の摺接部423を挟み込んで摺接した状態となっている。この場合、ノーマルクローズ接点としての第1切換接点421とコモン接点41とを有する回路が導通した状態となっている。
操作部材5で押圧操作を受け付け、被押圧部91が下方側に押し込まれると、図11に示すように、引っ張りばね10の付勢力に抗して、第2駆動体9が支点部93を回動支点として矢印A方向に回動していく。しかしながら、所定の限界位置まで第2駆動体9が回動するまでは、第1駆動体8は、初期位置(図9に示す位置)に停止したままの状態となっている。従って、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、摺接部423に摺接した状態を維持している。なお、図11においては、所定の限界位置に到達する直前の第2駆動体9の状態について示している。
そして、所定の限界位置まで第2駆動体9が回動すると、第1駆動体8及び第2駆動体9に作用する引っ張りばね10の付勢力の方向が反転し、第1駆動体8が下方側に引っ張られ、図12に示すように、瞬時に第1駆動体8が支点部83a、83bを回動支点として矢印C方向に回動する。この場合、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、絶縁片223を通過して摺接部425に摺接した状態となる。これにより、ノーマルオープン接点としての第2切換接点422とコモン接点41とを有する回路が導通した状態に切り換えられることとなる。
なお、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、このように可動接点7が回動する場合、第1、第2の接点部75a、75bが摺接部425に接触するのに先立って第1、第2のアーク接点部76a、76bがアーク接触部425aに接触するものとなっている。このように第1、第2の接点部75a、75bにおける摺接部425に対する接触に先行して、互いに接触するアーク接触部425a及び第1、第2のアーク接点部76a、76bを設けているので、中電流以上の環境下においてもスイッチ装置1を使用することが可能となる。すなわち、中電流以上の環境下における使用によってアークが発生した場合、これにより消耗するのは第1、第2のアーク接点部76a、76bであり、回路切換用の第1、第2の接点部75a、75bが消耗する事態を回避することができる。これにより、第1、第2の接点部75a、75bの消耗に起因して、可動接点7が接触する固定接点4の切換え精度が劣化する事態を防止できるので、中電流以上の環境下においてもスイッチ装置1を使用することが可能となる。
一方、図12に示す状態から操作部材5に対する押圧操作が解除されると、図13に示すように、引っ張りばね10の付勢力に応じて、支点部93を回動支点として第2駆動体9が矢印B方向に回動していく。しかしながら、所定の限界位置まで第2駆動体9が回動するまでは、第1駆動体8は、図12に示す位置に停止したままの状態となっている。従って、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、摺接部425に摺接した状態を維持している。なお、図13においては、所定の限界位置に到達する直前の第2駆動体9の状態について示している。
そして、所定の限界位置まで第2駆動体9が回動すると、第1駆動体8及び第2駆動体9に作用する引っ張りばね10の付勢力の方向が反転し、引っ張りばね10を介して第1駆動体8が上方側に引っ張られ、瞬時に第1駆動体8が支点部83a、83bを回動支点として矢印D方向に回動し、初期位置に復帰する(図10参照)。この場合、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75b及び第1、第2のアーク接点部76a、76bは、絶縁片223を通過して摺接部423に摺接した状態となる。これにより、ノーマルクローズ接点としての第1切換接点421とコモン接点41とを有する回路が導通した状態に切り換えられることとなる。
このように本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、操作部材5に対する押圧操作に応じてスナップアクション機構6を構成する第1駆動体8及び第2駆動体9を回動させ、第1駆動体8に設けられた可動接点7の摺接位置を移動させることで可動接点7が接触する固定接点4を切り換えている。この場合において、第2駆動体9の回転支点として支点部93を、金属製の支持体11に形成された凹部111で支持していることから、第2駆動体9の回動動作に伴って支持体11が変形する事態を防止できる。このため、安定して第2駆動体9を回動させることができると共に、この第2駆動体9の回動に伴って第1駆動体8を適切に回動させることができるので、長期に亘って可動接点7が接触する固定接点4を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置1を提供することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、支持体11を、金属性の板状部材で構成すると共に、その板状部材の端面の一部で第2駆動体9の支点部93を支持するようにしていることから、より強固に第2駆動体9の支点部93を支持することができるので、より長期に亘って可動接点7が接触する固定接点4を精度良く切り換えることができる信頼性の高いスイッチ装置1を提供することが可能となる。
また、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、支持体11をコモン接点41と切換接点42との間に配置し、切換接点42と支持体11とを、樹脂部としての突出片222を挟んで同一直線上に立設していることから、第2駆動体9を介して支持体11に加わる引っ張りばね10の付勢力を突出片222及び切換接点42でも受けることになり、支持体11を突出片222及び切換接点42により補強することができるので、第2駆動体9を介して加わる引っ張りばねの付勢力によって支持体11の位置がずれるのを防止することが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、可動接点7の第1、第2の接点部75a、75bを切換接点42(第1切換接点421及び第2切換接点422)に摺接させていることから、可動接点7がセルフクリーニング機能を有することになり、微小電流で使用した場合においても、塵埃や接点表面の硫化、酸化被膜、シロキサンガス等の影響による接触障害が生じ難くなるので、長寿命で信頼性の高いスイッチ装置1を提供することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、第1、第2の接点部75a、75bを切換接点42(第1切換接点421及び第2切換接点422)を挟持する形状としていることから、第1、第2の接点部75a、75bと切換接点42との摺接を安定させることができ、可動接点7が接触する固定接点4を切り換える際の信頼性を高めることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、可動接点7を、弾性を有する金属板を折り曲げて形成し、開放部77を設けて互いに対向して配置された第1、第2の基部71、72と、互いに間隔を置いて配置され、一方が第1駆動体8の先端部と連結されると共に第1、第2の基部71、72を上方側で連結する第1、第2の連結部73、74と、この第1、第2の連結部73、74間の位置で、互いに対向するように第1、第2の基部71、72から上方側に突出して設けられた第1、第2の接点部75a、75bとを備えるようにしている。これにより、それぞれ第1、第2の連結部73、74により形成される第1、第2の基部71、72間の空間を活用して第1、第2の接点部75a、75bで切換接点42を適切に挟持することができると共に、第1、第2の基部71、72を上方側で連結するU字状の第1、第2の連結部73、74をばねスパンとして機能させることができるので、第1、第2の接点部75a、75bと、切換接点42との摺接をより安定させることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るスイッチ装置1においては、絶縁片223を挟んで可動接点7の回動方向に沿って離間して配置される第1切換接点421と第2切換接点422とを備え、ノーマルクローズ接点を構成する第1切換接点421に、第1の連結部73と当接して可動接点7の移動を規制する規制片423aを設け、第1の連結部73が規制片423aに当接する位置を可動接点7の初期位置としている。これにより、第1切換接点421の一部を利用して可動接点7の移動を規制して初期位置に配置することができるので、特別な構成部材を設けることなく、確実に可動接点7を初期位置に配置することが可能となる。また、操作毎に規制片423aに第1の連結部73が当接するが、金属同士なので、摩耗し難く、長期に亘って確実に可動接点7を初期位置に維持することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、可動接点の接点部が切換接点を挟持するいわゆる両面摺接する形状としているが、片面摺接する形状でもよく、また仕様によっては従来のように上下に設けられた切換接点と離接する形状の接点部としてもよい。このように、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、第1切換接点421でノーマルクローズ接点を構成する一方、第2切換接点422でノーマルオープン接点を構成し、可動接点7の駆動に応じてコモン接点41と導通する第1切換接点421、第2切換接点422を切り換える単一の回路を備える場合について説明しているが、本スイッチ装置1において切り換えられる回路の個数についてはこれに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、2個以上の回路を備え、可動接点7の駆動に応じて同期させて切り換えるようにしても良い。
また、上記実施の形態においては、金属板に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことで第1駆動体8を形成する場合について説明しているが、第1駆動体8の構成については適宜変更が可能である。例えば、金属板を二つ折りにして、第1駆動体8の一部(例えば、基部81)又は全部を形成するようにしても良い。このように金属板を二つ折りにして第1駆動体8を形成する場合には、引っ張りばね10の付勢力が加わる第1駆動体8の強度を確保でき、操作部材5に対する押圧操作に応じて所望の位置に可動接点7を回動させることが可能となる。
さらに、上記実施の形態においては、支持体11を固定接点4(コモン接点41、切換接点42)から独立した構成部材とする場合について説明しているが、支持体11の構成については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、支持体11をコモン接点41と一体的に構成し、インサート成形により下部ケース22に埋設するようにしても良い。この場合には、第1駆動体8を支持するコモン接点41と、第2駆動体9を支持する支持体11とを一部材として構成することができるので、引っ張りばね10の付勢力によりこれらが離間するような事態を防止することができ、適切に第1駆動体8及び第2駆動体9を適切に回動させることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るスイッチ装置の外観を示す斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置における固定接点及び支持体が固定された下部ケースの斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置における固定接点及び支持体が固定された下部ケースの側断面図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置が有する可動接点及び第1駆動体の斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置が有する可動接点及び第1駆動体の側面図(a)及び上面図(b)である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置が有する第2駆動体の斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置において、スナップアクション機構が組み付けられた下部ケースの斜視図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置において、スナップアクション機構が組み付けられた下部ケースの側面図(a)及び上面図(b)である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置の内部構成を説明するための側断面図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置における操作部材に対する押圧操作に伴う動作について説明するための側面図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置における操作部材に対する押圧操作に伴う動作について説明するための側面図である。 上記実施の形態に係るスイッチ装置における操作部材に対する押圧操作に伴う動作について説明するための側面図である。
符号の説明
1 スイッチ装置
2 ハウジング
21 上部ケース
211 開口部
212 溝部
22 下部ケース
221 突出面
222 突出片(樹脂部)
223 絶縁片(絶縁部)
3 カバー
31 孔
4 固定接点
41 コモン接点
411a、411b 接触部
412 端子部
413a、413b 凹部
42 切換接点
421 第1切換接点
422 第2切換接点
423 摺接部
423a 規制片
424 端子部
425 摺接部
425a アーク接触部
426 端子部
5 操作部材
51 押圧部
511 収容部
52 軸部
521 溝部
6 スナップアクション機構
7 可動接点
71 第1の基部
72 第2の基部
73 第1の連結部
74 第2の連結部
75a 第1の接点部
75b 第2の接点部
76a 第1のアーク接点部
76b 第2のアーク接点部
77 開放部
8 第1駆動体
81 基部
81a 孔
82a、82b 腕部
83a、83b 支点部
9 第2駆動体
91 被押圧部
92 開口部
93 支点部
10 引っ張りばね
11 支持体
111 凹部

Claims (7)

  1. 収納部を有するハウジングと、押圧操作を受け付ける操作部材と、前記収納部内に立設された金属製のコモン接点及び金属製の切換接点からなる固定接点と、前記切換接点と離接する接点部を有する可動接点と、前記操作部材が所定位置まで押圧された場合に前記可動接点を駆動するスナップアクション機構とを備え、
    前記スナップアクション機構は、一端側に前記可動接点が設けられる一方、他端側に前記コモン接点と当接して回動支点を構成する支点部が形成された導電性を有する第1駆動体と、一端側に前記操作部材により押圧される被押圧部が形成される一方、他端側に前記収納部内に立設された金属製の支持体における前記コモン接点側の一部と当接して回動支点を構成する支点部が形成された第2駆動体と、前記第1駆動体の一部と前記第2駆動体の一部とに両端部が取り付けられた引っ張りばねとを有することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記支持体は、板状部材で構成され、当該板状部材の端面の一部で前記第2駆動体の支点部を支持することを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記支持体を前記コモン接点と前記切換接点との間に配置し、前記切換接点と前記支持体とを樹脂部を挟んで同一直線上に立設する一方、前記可動接点の接点部を前記切換接点に摺接させたことを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
  4. 前記可動接点の接点部は、前記切換接点を挟持する形状を有することを特徴とする請求項3記載のスイッチ装置。
  5. 前記可動接点は、弾性を有する金属板を折り曲げて形成され、前記第1駆動体より下方側に位置し、開放部を設けて互いに対向して配置された第1、第2の基部と、互いに間隔を置いて配置され、一方が前記第1駆動体の先端部と連結されると共に前記第1、第2の基部を上方側で連結する第1、第2の連結部と、この第1、第2の連結部間の位置で、互いに対向するように前記第1、第2の基部から上方側に突出して設けられた第1、第2の接点部とを備えたことを特徴とする請求項4記載のスイッチ装置。
  6. 前記切換接点は、絶縁部を挟んで前記可動接点の回動方向に沿って離間して配置される第1切換接点と第2切換接点と有し、前記第1切換接点は、ノーマルクローズ接点を構成すると共に、前記コモン接点側の一部に前記可動接点の一部と当接して当該可動接点の移動を規制する規制片を有し、当該可動接点の一部が前記規制片に当接する位置を前記可動接点の初期位置としたことを特徴とする請求項5記載のスイッチ装置。
  7. 前記操作部材に対する押圧操作に応じて前記可動接点の接点部が移動する側の前記第2切換接点に、前記操作部材の押圧操作時に前記第2切換接点と前記可動接点の接点部との接触に先行してアークを発生させるためのアーク接触部を設ける一方、このアーク接触部と摺接するアーク接点部を前記可動接点に設けたことを特徴とする請求項6記載のスイッチ装置。
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