JP2010072674A - 診療情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】提供情報を出力する媒体を自動的に決定して出力する。
【解決手段】地域連携端末50と、医療施設に提供する患者の検査に係わる提供情報を管理する管理サーバ40と、前記提供情報の出力を行う出力装置60とが通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続された診療情報提供システム100は、地域連携端末50は、操作部52からの入力によって提供情報出力の指示が管理サーバ40に対して入力されると、管理サーバ40は、DB部45aに記憶されたDBを参照し、情報提供依頼出力処理を実行することにより、提供情報を出力する媒体を自動的に決定し、この媒体に提供情報を出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、診療情報提供システムに関する。
近年、医療費の負担増加が社会問題となり、医療費を削減すべく様々な対応策が検討されており、この中でも地域医療連携の推進が注目されている。地域医療連携とは、医療施設の役割を機能毎に明確化し、各医療施設の間で患者の診療を分担することである。地域医療連携により、各医療施設の専門性の向上や診療の効率化が行われ、医療費の削減や医療の質の向上を図ることができる。
地域医療連携が十分に取れていない場合、救急患者の搬送先の病院が満床のため満足な医療を提供できない可能性がある。また、地域の小規模な医療施設でも十分な診察を行うことができる患者の診療を大病院で行っていた場合、入院期間が長くなり、医療費の増加に繋がる可能性がある。地域医療連携によって、役割が分担された各医療施設間で患者の紹介を行い、より最適な環境で診察を行う必要がある。
このように、地域医療連携においては、紹介元の医療施設(以下、単に紹介元という)から紹介先の医療施設(以下、単に紹介先という)へ患者が紹介される際、医師の診断結果等の情報が紹介元から紹介先に正確かつスムーズに提供される必要がある。紹介元から紹介先へ提供される情報は、診療情報提供書、検査画像、読影レポート等である。これらの情報を正確かつスムーズに提供するために、様々なシステムが検討されている。
特許文献1には、複数の医療施設とデータセンタで構成される地域医療情報システムにおいて、データセンタに蓄積されている医療情報のうち、画像情報の更新分をデータセンタに接続されている全ての医療施設のデータベースにダウンロードする技術が記載されている。
特許文献2には、地域医療支援センターにデータベースサーバ、アプリケーションサービスサーバ、ネットワーク型電子カルテシステムが備えられており、へき地を含む地域全体の医療及び福祉を総合的に支援するシステムに関する技術が記載されている。
特開2003−6341号公報 特開2005−250807号公報
ここで、地域医療連携において、各医療施設を取りまとめる地域中核医療施設から各医療施設に対して情報提供を行う際の業務の流れについて詳細に説明する。
図12に、一般的な地域医療連携における地域中核医療施設と各医療施設の関係を模式的に示す。図12に示す例では、医療施設A、医療施設B、医療施設Cが地域中核医療施設Dの管理下の元に連携されている。
医療施設Aは、PC(Personal Computer)が導入され、ネットワークN2を介して地域中核医療施設とデータ通信可能に接続されている。医療施設Bは、PCが導入されているが、ネットワークN2に接続されていない。医療施設Cは、PCが導入されていない。
医療施設A〜医療施設Cは、自己の医療施設にはない設備を使用して診療を行いたい場合、地域中核医療施設Dに患者の検査を依頼し、紹介先の医療施設に提供する患者の検査に係る医用画像データ等(以下、提供情報という)を引き渡してもらう。この場合、紹介元は地域中核医療施設Dであり、紹介先は医療施設A〜医療施設Cである。
医療施設Aは、ネットワークN2を介して地域中核医療施設Dに検査依頼を行う。地域中核医療施設Dでは、ネットワークN2を介して医療施設Aから受け付けた検査依頼に基づいて、来院した患者に対して検査が行われる。この検査による提供情報は、医療施設Aの要望に応じて、ネットワークN2を介してデータが送信されたり、フィルム等に出力し郵送等で医療施設Aに引き渡される。
医療施設Bは、ネットワークN2を介して検査依頼を行うことができないので、電話やファクシミリ等で地域中核医療施設Dに検査依頼を行う。地域中核医療施設Dでは、医療施設Bからの検査依頼に基づいて検査が行われる。この検査による提供情報は、ネットワークN2を介してデータを送信することができない。提供情報を出力した紙やデータを出力した各種メディアが郵送によって、又は直接引き渡される。
医療施設Cは、PCが導入されていないので、電話やファクシミリ等によって地域中核医療施設Dに検査依頼を行う。地域中核医療施設Dでは、医療施設Cからの検査依頼に基づいて検査が行われる。この検査による提供情報は、データで受け渡しても医療施設Cでは見ることができない。提供情報を紙やフィルム等に出力して郵送によって、又は直接引き渡される。
以上のように、現状では各医療施設の設備は統一されていない。また、同じ設備を有する医療施設であっても、提供情報をメディアに出力して欲しい場合もあれば、フィルムに印刷して欲しい場合もある。地域中核医療施設Dは、医療施設に応じて出力媒体を変更しなければならない。提供情報の出力実行操作が煩雑になり、スムーズな地域医療連携を阻害する可能性がある。
このような問題を解決するために、連携先の医療施設の設備を統一し、一括して同一の媒体に提供情報を出力して煩雑な出力実行操作を回避することも考えられる。しかし、設備を統一するには高額な投資が必要であり、PCを必要としない医療施設も存在するので、医療施設の設備の統一をすることは極めて困難である。地域医療連携を進めるためには、現状の医療施設の設備を維持し、煩雑な出力実行操作を軽減する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、地域医療において、データセンタに保管されている医用画像データを医療機関がダウンロードする際の補助をすることはできるが、医療機関へ提供する医用画像データの出力をデータセンタ側で行う際には煩雑な操作を必要とする。特許文献2に記載の技術では、地域医療支援センター内で医療施設の電子カルテ等を総合的に管理することはできるが、提供情報を出力する媒体を自動で選定することはできず、やはり煩雑な操作を必要とする。
本発明は上記課題に鑑みてされたものであり、その目的とするところは、提供情報を出力する媒体を自動的に決定して出力することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
地域連携端末と、医療施設に提供する患者の検査に係わる提供情報を管理する管理サーバと、前記提供情報の出力を行う出力装置とが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された診療情報提供システムであって、
前記地域連携端末は、通信手段と、前記提供情報を出力する旨の指示を入力する入力手段と、前記入力手段によって指示が入力されると、当該指示を前記通信手段を介して前記管理サーバに送信する制御手段と、を備え、
前記管理サーバは、前記提供情報と、当該提供情報を出力すべき媒体を識別する識別情報とを記憶する記憶手段と、通信手段と、前記通信手段を介して前記地域連携端末から提供情報の出力の指示を受信した場合、前記記憶手段に記憶された識別情報に基づいて提供情報を出力すべき媒体を決定し、当該決定された媒体で前記提供情報を出力するよう前記出力装置を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記提供情報は、各医療施設に対して提供する医用画像データ及び/又は前記医用画像データに関する読影レポートであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記記憶手段は、前記医用画像データが撮影されたモダリティ毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記記憶手段は、前記提供情報を提供する医療施設毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記記憶手段は、前記提供情報の種類毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする。
本発明によれば、提供情報を出力する媒体を自動的に決定して出力させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
(診療情報提供システム100のシステム構成)
図1に、診療情報提供システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、診療情報提供システム100は、クライアント端末10、クライアント端末20、モダリティ30、管理サーバ40、地域連携端末50、出力装置60等から構成され、それぞれは通信ネットワークNを介して、データ通信可能に接続されている。
クライアント端末10は、機械的な構成は後述するが、医用画像を表示するモニタ(ビューワ)を有し、読影医が医用画像の読影作業を行うことを主な目的として設置されるPC等である。クライアント端末10は、読影医による操作に基づき、管理サーバ40に対して医用画像データ取得要求を送信し、この取得要求に応じた医用画像データを取得する。そして、取得した医用画像データに基づきモニタに医用画像を表示する。そして、読影医は、モニタに表示された医用画像を参照して読影作業を行う。
クライアント端末20は、クライアント端末10と同様の構成であるので説明を省略する。図1に示す例では、クライアント端末10とクライアント端末20の2台を記載しているが、病院の規模に応じてクライアント端末の台数は定められていてよい。
モダリティ30は、指示された撮影オーダ情報に従って、患者を撮影し、医用画像データを生成する撮影装置である。モダリティ30は、画像データと付帯情報から構成される医用画像データを生成する。付帯情報とは、撮影された患者を一意に識別する患者ID等である。医用画像データは、例えば、DICOM規格に則ったデータである。
モダリティ30は、生成した医用画像データを管理サーバ40に対して送信する。モダリティ30が生成する医用画像データの送信先は、予め管理サーバ40に設定されている。モダリティ30としては、CR装置、CT装置、MRI装置等、様々な種類の医用画像を撮影する撮影装置が適用可能である。
管理サーバ40は、モダリティ30において生成された医用画像データや、来院した患者や提供情報等の情報を格納するDB(Data Base)等を記憶する。管理サーバ40は、クライアント端末10、クライアント端末20等から医用画像データ取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じた医用画像データを要求元に送信する。
地域連携端末50は、後述する情報提供依頼出力処理において、管理サーバ40に対して出力指示を行うことを主な目的として設置されるPC等である。地域連携端末50は、クライアント端末10及びクライアント端末20のように、医用画像データを表示させることのできる機能を持っていてもよい。
出力装置60は、クライアント端末10や地域連携端末50からの指示により、管理サーバ40に記憶された医用画像データや診療情報提供書、提供情報を出力する。出力装置60は、例えば、医用画像データをフィルム出力可能なプリンタ、医用画像データをメディア出力するデバイス等が挙げられる。
(機械的構成)
図2に、クライアント端末10の機能的構成を示す。図2に示すように、クライアント端末10は、制御部11、操作部12、通信部13、表示部14、記憶部15を備えて構成され、各部はバス16により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory
)等から構成され、クライアント端末10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部12から入力される操作信号又は通信部13により受信される指示信号に応じて、記憶部15に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部12は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。
通信部13は、LANアダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続されたクライアント端末20等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部11から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
記憶部15は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。
クライアント端末20は、制御部21、操作部22、通信部23、表示部24、記憶部25を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。この制御部21〜バス26は、それぞれ制御部11〜バス16と同様の構成であるので説明を省略する。
図3に、管理サーバ40の機能的構成を示す。図3に示すように、管理サーバ40は、制御部41、操作部42、通信部43、表示部44、記憶部45を備えて構成され、各部はバス46により接続されている。制御部41〜表示部44は、それぞれ制御部11〜表示部14と同様の構成であり、バス46はバス16と同様の構成であるので説明を省略する。
記憶部45は、DB部45aを有する。DB部45aは、大容量ハードディスク等から構成され、モダリティ30で撮影された医用画像データや被写体である患者に関する情報、医師の診察所見が記載されている読影レポート等の各種情報を一括して管理するデータベース(以下、DB:Data Baseという)を記憶する。
図4に、地域連携端末50の機能的構成を示す。図4に示すように、制御部51、操作部52、通信部53、表示部54、記憶部55を備えて構成され、各部はバス56により接続されている。この制御部51〜バス56は、それぞれ制御部11〜バス16と同様の構成であるので説明を省略する。
(DB構成)
以下、DB部45aに記憶されているDBの構成について説明する。
図5に、DB部45aに記憶されるDBを構成する各テーブルの相関関係をER(Entity Relationship)図として模式的に示す。図5の「FK(Foreign Key)」とは、外部キーを意味する。
DB部45aに記憶されているDBを構成するテーブルは、診療情報提供システム100のシステム管理者が管理するマスタデータが格納されるテーブル(以降、マスタ系テーブルという)、モダリティ30から管理サーバ40に対して送信された医用画像データ、又はクライアント端末10等から管理サーバ40に対して送信された検査データがDB部45aに記憶されるとレコードが作成されるテーブル(以降、画像登録系テーブルという)、後述する依頼登録処理が実行されるとレコードが作成されるテーブル(以降、依頼登録系テーブルという)の3種類に分類される。
まず、マスタ系テーブルについて説明する。
マスタ系テーブルは、情報提供関連テーブルT1、紹介先テーブルT2、提供媒体テーブルT3、モダリティテーブルT4、提供情報種類テーブルT5から構成される。
情報提供関連テーブルT1は、紹介先、モダリティ、提供情報の種類毎に提供情報を出力すべき媒体を識別する識別情報を管理するためのものである。情報提供関連テーブルT1には、UK_紹介先(UK:Unique Key、一意のキーを示す。)、UK_提供媒体、UK_モダリティ、UK_提供情報種類等が格納される。「UK_紹介先」とは、ユニークキーの名称が「紹介先」であることを示す。以降についても同様とする。
UK_紹介先は、紹介先に一意に割り当てられたユニークキーである。情報提供関連テーブルT1のUK_紹介先は、紹介先テーブルT2のUK_紹介先と対応する。
UK_提供媒体は、提供媒体に一意に割り当てられたユニークキーである。提供媒体とは、提供情報を紹介先に提供するために出力する媒体であり、CD−ROM、フィルム、紙等である。紹介先に通信ネットワークを介して提供情報をデータ通信によって提供する場合には、提供媒体は「ネットワーク」とする。情報提供関連テーブルT1のUK_提供媒体により、提供媒体テーブルT3のUK_提供媒体と対応する。
UK_モダリティは、モダリティ30を構成する各モダリティ(CR,CT等)に一意に割り当てられたユニークキーである。情報提供関連テーブルT1のUK_モダリティは、モダリティテーブルT4のUK_モダリティと対応する。
UK_提供情報種類は、提供情報の種類に一意に割り当てられたユニークキーである。提供情報は、読影レポートとシリーズがある。読影レポートとは、医師による診断結果の詳細を記載した診断情報提供書等である。シリーズとは、モダリティ30で撮影された一連の医用画像のまとまりのことである。シリーズに含まれる医用画像は一枚であってもよいし、複数枚であってもよい。情報提供関連テーブルT1のUK_提供情報種類は、提供情報種類テーブルT5のUK_提供情報種類と対応する。
紹介先テーブルT2は、紹介先の詳細な情報を管理するためのものである。紹介先テーブルT2には、UK_紹介先、紹介先名等が格納される。
UK_紹介先は、情報提供関連テーブルT1のUK_紹介先、及び後述する情報提供依頼テーブルT20のUK_紹介先と対応する。紹介先名は、情報提供をする紹介先の診療所や病院等の名称である。
提供媒体テーブルT3は、出力装置60で提供情報が出力可能なメディア等の情報を管理するためのものである。提供媒体テーブルT3には、UK_提供媒体、提供媒体名等が格納される。
UK_提供媒体は、情報提供関連テーブルT1のUK_提供媒体と対応する。提供媒体名は、提供媒体の名称であり、「紙」、「フィルム」、「CD−ROM」、「ネットワーク」等である。
モダリティテーブルT4は、モダリティ30の各モダリティの情報を管理するためのものである。モダリティテーブルT4には、UK_モダリティ、モダリティ名等が格納される。
UK_モダリティは、情報提供関連テーブルT1のUK_モダリティ、後述するシリーズテーブルのUK_モダリティと対応する。モダリティ名は、モダリティ30の各モダリティの名称であり、「CR」、「CT」等である。
提供情報種類テーブルT5は、登録された提供情報の種別に関する情報を管理するためのものである。提供情報種類テーブルT5には、UK_提供情報種類、提供情報種類名、UK_レポート、UK_シリーズ等が格納される。
UK_提供情報種類は、情報提供関連テーブルT1のUK_提供情報種類と対応する。提供情報種類名は、提供情報の種類の名称である。提供情報がシリーズである場合は「画像」、提供情報が読影レポートである場合は「読影レポート」が提供情報種類名となる。
UK_レポートは、読影レポートに一意に割り当てられたユニークキーである。提供情報種類テーブルT1のUK_レポートは、後述するレポートテーブルT13のUK_レポートと対応する。
UK_シリーズは、シリーズに一意に割り当てられたユニークキーである。提供情報種類テーブルT1のUK_シリーズは、後述するシリーズテーブルT12のUK_シリーズと対応する。
次に、画像登録系テーブルについて説明する。
画像登録系テーブルは、患者テーブルT10、検査テーブルT11、シリーズテーブルT12、レポートテーブルT13、画像テーブルT14から構成される。
患者テーブルT10は、患者を識別するための情報を管理するものである。患者テーブルT10には、UK_患者、患者ID等が格納される。
UK_患者は、患者IDに一意に割り当てられたユニークキーである。情報提供依頼テーブルT20のUK_患者と、患者テーブルT10のUK_患者は対応する。検査テーブルT11のUK_患者と患者テーブルT10のUK_患者は対応する。
患者IDは、患者に一意に割り当てられたIDであり、医用画像がDICOMである場合にはDICOMに含まれる患者ID等である。
検査テーブルT11は、患者の検査に関する情報を管理するものである。検査テーブルT11の各レコード(検査レコード)が、患者の検査の一つ一つに対応する。検査テーブルT11には、UK_検査、UK_患者等が格納される。
UK_検査は、検査レコードに一意に割り当てられたユニークキーである。検査テーブルT11のUK_検査は、シリーズテーブルT12、レポートテーブルT13、画像テーブルT14のそれぞれのUK_検査と対応する。
UK_患者は、患者テーブルT10のUK_患者と対応する。
シリーズテーブルT12は、シリーズに関する情報を管理するものである。シリーズテーブルT12は、UK_シリーズ、UK_検査、UK_モダリティ等が格納される。
UK_シリーズは、シリーズに一意に割り当てられたユニークキーである。UK_シリーズは、画像テーブルT4のUK_シリーズと対応する。
UK_検査は、検査テーブルT11のUK_検査と対応する。
UK_モダリティは、モダリティテーブルT4のUK_モダリティと対応する。
レポートテーブルT13は、レポートに関する情報を管理するものである。レポートテーブルT13には、UK_レポート、UK_検査等が格納される。なお、読影レポートを格納されている場所(DB部45aのフォルダ等)を格納してもよい。
UK_レポートは、読影レポートに一意に割り当てられたユニークキーである。UK_検査は、検査テーブルT11のUK_検査と対応する。
画像テーブルT14は、モダリティ30によって撮影された医用画像を識別する情報を管理するものである。画像テーブルT14には、UK_画像、UK_シリーズ等が格納される。なお、医用画像データやこの医用画像のサムネイルのデータが格納されている場所(DB部45aのフォルダ等)を格納してもよい。
UK_画像は、医用画像に一意に割り当てられたユニークキーである。UK_画像は、シリーズテーブルT12のUK_画像、及び提供画像テーブルT23のUK_画像と対応する。
依頼登録系テーブルは、情報提供依頼テーブルT20、提供検査テーブルT21、提供シリーズテーブルT22、提供画像テーブルT23等から構成される。
情報提供依頼テーブルT20は、登録された提供情報を総括的に管理するものである。情報提供依頼テーブルT20には、UK_情報提供依頼、UK_紹介先、UK_患者等が格納される。
UK_情報提供依頼は、後述する情報提供依頼出力処理において、クライアント端末10から情報提供依頼登録が実行された際に作成されるレコードに一意に割り当てられるユニークキーである。
UK_紹介先は、紹介先テーブルT2のUK_紹介先と対応する。
UK_患者は、患者テーブルT10のUK_患者と対応する。
提供検査テーブルT21には、UK_提供検査、UK_情報提供依頼、UK_検査等が格納される。
UK_提供検査は、後述する情報提供依頼出力処理において、クライアント端末10から情報提供依頼登録が実行された際に作成されるレコードに一意に割り当てられるユニークキーである。
UK_情報提供依頼は、情報提供依頼テーブルT20のUK_情報提供依頼と対応する。
UK_検査は、検査テーブルT11のUK_検査と対応する。
提供シリーズテーブルT22は、提供情報に含まれるシリーズの情報を管理するためのものである。提供シリーズテーブルT22には、UK_提供シリーズ、UK_提供検査、UK_シリーズ等が格納される。
UK_提供シリーズは、提供情報に含まれるシリーズに一意に割り当てられたユニークキーである。
UK_提供検査は、提供検査テーブルT21のUK_提供検査と対応する。
UK_シリーズは、提供情報に含まれるシリーズを識別するユニークキーであって、シリーズテーブルT12のUK_シリーズと対応する。
提供画像テーブルT23は、提供情報に含まれる画像の情報を管理するものである。提供画像テーブルT23には、UK_提供画像、UK_提供シリーズ、UK_画像等が格納される。
UK_提供画像は、後述する情報提供依頼出力処理において、クライアント端末10から情報提供依頼登録処理が実行された際に作成されるレコードに一意に割り当てられるユニークキーである。
UK_提供シリーズは、提供シリーズテーブルT22のUK_提供シリーズと対応する。
UK_画像は、画像テーブルT14のUK_画像と対応する。
(診療情報提供システム100の動作)
次に動作について説明する。
図6に、本実施の形態における診療情報提供システム100が実行する情報提供依頼登録処理の流れを示す。情報提供依頼登録処理では、クライアント端末10又はクライアント端末20(以下ではクライアント端末10の処理を説明する)によって管理サーバ40に情報提供依頼を登録する。登録された情報提供依頼は、後述する情報提供依頼出力処理(図7参照)において出力される。
なお、以下の処理は各装置の制御部(制御部11、制御部41)によって行われる。
まず、表示部14に患者選択画面G1が表示され、操作部12からの入力により情報提供依頼登録が実行される(ステップS1)。
以下、ステップS1において行われる情報提供依頼登録の処理を詳細に説明する。
図8に、クライアント端末10の表示部14に表示される患者選択画面G1の一例を示す。患者選択画面G1は、操作部12からの入力により、情報提供依頼登録を開始する旨の指示が制御部11に対して入力された際に表示部14に表示される。図8に示すように、患者選択画面G1は、メニュータグG1a、メニューアイコンG1b、本日患者タグG1c、検索患者タグG1d、情報提供依頼タグG1e、個人用タグG1f、検索指定領域G1g、患者リストG1i等から構成される。
メニュータグG1aは、画面レイアウトを変更するメニューを呼び出したり、患者選択画面G1を閉じる(表示部14より患者選択画面G1を消去させることをいう)等の指示を入力するための各種メニュータグである。メニューアイコンG1bは、患者選択画面G1において表示された検査項目に対応する医用画像データを表示させるための指示等を入力するための各種アイコンである。本日患者タグG1cは、患者選択画面G1を表示させている日に来院した患者のリストを表示する領域である。検索患者タグG1dは、患者テーブルT10に格納された患者のうち、検索指定条件と一致する患者の一覧を表示する領域である。検索指定条件とは、患者テーブルT10に格納されている患者の氏名等の情報や、検査テーブルT11に格納されている検査日等の情報であり、すなわち、患者テーブルT10に格納されている患者を特定するための情報である。
情報提供依頼タグG1eは、患者選択画面G1からの入力によって情報提供依頼を行った患者の一覧を表示する領域である。個人用タグG1fは、患者選択画面G1を表示部14に表示させているユーザ毎に患者リストを表示する領域である。検索指定領域G1gは、検索患者タグG1dを表示させている状態で、検索指定条件を入力し患者テーブルT10の検索処理を実行指示を入力するための領域である。患者リストG1iは、患者テーブルT10に格納された患者のうち、検索指定条件と一致する患者の一覧である。
検索指定領域G1gに検索指定条件が入力され、検索処理の実行指示が操作部12より入力されると、管理サーバ40に対して検索条件が送信され、管理サーバ40は患者テーブルT10を検索する。検索条件と一致する患者、例えば、患者IDが検索条件として送信された場合には、患者テーブルT10のうち、患者IDが一致するレコードが抽出される。次いで、検査テーブルT11が参照され、患者IDが一致するレコードが抽出される。これらの抽出されたレコードの情報を、クライアント端末10に対して送信することにより、表示部14に患者リストG1iが表示される。
ステップS1においては、まず、患者リストG1iを選択することによって、登録する提供情報を指定する。具体的には、患者リストG1iに表示されたレコードのうち、登録する提供情報のレコードを操作部12のマウスによってクリックし、情報提供依頼タグG1e上にドラッグアンドドロップする等によって、登録する提供情報の指定が行われる。この指定が行われると、表示部14に情報提供依頼画面G2が表示される。
図9(a)に、登録する提供情報を指定した際に表示部14に表示される情報提供依頼画面G2の一例を示す。図9(a)に示すように、情報提供依頼画面G2は、患者情報エリアG2a、依頼情報タグG2b、紹介先タグG2c、OKボタンG2d、キャンセルボタンG2e、画像情報タグG2f等から構成される。
患者情報エリアG2aは、情報提供を依頼する患者の情報が表示される領域であり、情報提供依頼タグG1e上にドラッグアンドドロップしたレコードに対応する患者の情報が、患者テーブルT10が参照されることによって表示される。
依頼情報タグG2bは、情報提供をする紹介先を指定するための領域である。紹介先タグG2cは、管理サーバ40の紹介先テーブルT2が参照され、紹介先テーブルT2に格納された紹介先名がプルダウンメニュー等に表示される。紹介先タグG2cからの入力により、情報提供をする紹介先が選択される。
OKボタンG2dは、情報提供を依頼する旨の確定を行うためのボタンである。キャンセルボタンG2eは、情報提供の依頼をキャンセルするためのボタンである。画像情報タグG2fは、情報提供依頼画面G3に遷移するためのタグである。
図9(b)に、画像情報タグG2fが選択された際に、表示部14に表示される情報提供依頼画面G3の一例を示す。図9(b)に示すように、情報提供依頼画面G3は、患者情報エリアG3a、依頼情報タグG3b、画像情報タグG3c、検査情報領域G3d、シリーズ情報G3e、画像領域G3f、OKボタンG3g、キャンセルボタンG3h等から構成される。
患者情報エリアG3aは、患者情報エリアG2aと同様であるので説明を省略する。依頼情報タグG3bは、情報提供依頼画面G2を表示させるためのタグである。依頼情報タグG3bを操作部12より選択すると、情報提供依頼画面G2が表示部14に表示される。画像情報タグG3cは、検査を指定した患者に対応する検査項目等を表示する領域である。検査情報領域G3dは、検査テーブルT11に格納された内容(検査日時、レポート承認の有無、レポート出力の有無、画像がある場合のモダリティ等)を表示する領域である。シリーズ情報G3eは、検査テーブルT11に格納された検査IDと対応するシリーズテーブルT12に格納されたシリーズの情報を表示する領域である。検査テーブルT11の検査IDとシリーズテーブルT12の検査IDは対応するので、検査IDに対応するシリーズの各種情報が表示される。画像領域G3fは、検査テーブルT11から特定されるシリーズ画像のサムネイルを表示する領域である。OKボタンG3gとキャンセルボタンG3hは、それぞれOKボタンG2dとキャンセルボタンG2eと同様であるので説明を省略する。
ステップS1においては、OKボタンG2d又はOKボタンG3gが押下されることにより、選択した情報提供の登録の指示が管理サーバ40に対して送信される。つまり、紹介先タグG2cからの入力により、紹介先(図9(a)の例では「テストクリニック」という名称の紹介先)が選択され、OKボタンG2d又はOKボタンG3gが押下されることにより、選択した提供情報を紹介先と対応付けて登録する旨の指示、具体的には、UK_紹介先、UK_患者、UK_検査が管理サーバ40に対して送信される。
図6に戻り、クライアント端末10から受信した情報提供の登録指示に基づいて依頼内容が管理サーバ40のDBに登録され(ステップS2)、処理は終了する。
以下、ステップS2における処理を詳細に説明する。
ステップS2においては、ステップS1でクライアント端末10から登録が指示された情報提供依頼に関する情報が、以下の(2−1)〜(2−4)のようにDBに登録される。
(2−1)情報提供依頼テーブルT20に登録
まず、情報提供依頼テーブルT20に新たなレコードが作成され、この新たなレコードにUK_情報提供依頼が付与され、UK_紹介先、UK_患者とともに格納される。
UK_紹介先には、情報提供依頼画面G2の紹介先タグG2cにおいて選択された紹介先に対応する紹介先テーブルT2のUK_紹介先が格納される。UK_患者には、情報提供依頼画面G2の患者情報エリアG2a又は、情報提供依頼画面G3の患者情報エリアG3aに表示されている患者テーブルT10のUK_患者が格納される。
(2−2)提供検査テーブルT21に登録
提供検査テーブルT21に新たなレコードが作成され、この新たなレコードにUK_提供検査が付与され、UK_情報提供依頼、UK_検査とともに格納される。
UK_情報提供依頼は、(2−1)で付与されたUK_情報提供依頼である。UK_検査には、登録が指示された検査に対応する検査テーブルT11のUK_検査が格納される。登録が指示された検査とは、クライアント端末10において登録が指示された際に表示部14に表示された検査情報領域G3dに対応する検査である。
(2−3)提供シリーズテーブルT22に登録
提供シリーズテーブルT22に新たなレコードが作成され、この新たなレコードにUK_提供シリーズが付与され、UK_提供検査、UK_シリーズとともに格納される。
UK_提供検査は、(2−2)で付与されたUK_提供検査である。UK_シリーズは、登録が指示された検査の検査テーブルT11のUK_検査とシリーズテーブルT12のUK_検査が一致するレコードのUK_シリーズである。
(2−4)提供画像テーブルT23に登録
提供画像テーブルT23に新たなレコードが作成され、この新たなレコードにUK_提供画像が付与され、UK_提供シリーズ、UK_画像とともに格納される。
UK_提供シリーズは、(2−3)で付与されたUK_提供シリーズである。UK_画像には、登録が指示された検査のシリーズに含まれる画像に対応する画像テーブルT14のUK_画像が格納される。このUK_画像は、クライアント端末10において登録が指示された際に表示部14の画像領域G3fに表示されたサムネイルに対応する画像である。
以上説明した情報提供依頼登録処理が繰り返されることにより、提供情報と紹介先が対応付けられて管理サーバ40に登録される。
図7に、本実施の形態における診療情報提供システム100が実行する情報提供依頼出力処理の流れを示す。情報提供依頼出力処理では、先述した情報提供依頼登録処理によって管理サーバ40に登録された情報提供依頼を、地域連携端末50からの出力指示により、管理サーバ40が提供媒体をDB部45aに記憶されたDBに基づいて自動的に決定し、出力装置60で出力する。
なお、以下の処理は各装置の制御部(制御部41、制御部51)によって行われる。
まず、地域連携端末50からの入力により、登録された提供情報の出力実行が管理サーバ40に対して指示される(ステップS3)。ステップS3では、地域連携端末50の表示部54に表示された入力画面(特に図示せず)において操作部52からの入力によって指示が行われる。
管理サーバ40では、登録された提供情報の内容が参照され、出力内容が確定される(ステップS4)。
以下、ステップS4における管理サーバ40の動作を詳細に説明する。
ステップS4における処理では、登録された情報提供依頼をどの提供媒体で出力するかを決定する。
本実施の形態では、提供媒体を決定するための条件を情報提供関連テーブルT1において定義している。図5に示すように、情報提供関連テーブルT1は、レコードに一意に割り当てられたUK_情報提供関連に、UK_紹介先、UK_提供媒体、UK_モダリティ、UK_提供情報種類テーブルが対応付けられている。つまり、提供情報依頼のUK_紹介先、UK_モダリティ、UK_提供情報種類が特定されることにより、UK_提供媒体を特定することができ、どの媒体に提供情報を出力すればよいかを特定することができる。ステップS4では、以下の(4−1)〜(4−3)の処理が行われる。
(4−1)登録された依頼登録系テーブルを対応付ける
ステップS2において登録された提供情報依頼からUK_紹介先、UK_モダリティ、UK_提供情報種類を特定するために、登録された提供情報依頼の各テーブルが対応付けられる。
まず、モダリティテーブルT4のUK_モダリティから、シリーズテーブルT12のUK_モダリティが対応付けられる。シリーズテーブルT12のUK_シリーズから、提供シリーズテーブルT22のUK_シリーズが対応付けられ、提供シリーズテーブルT22のUK_提供検査から、提供検査テーブルT21のUK_提供検査が対応付けられる。
次に、レポートテーブルT13のUK_検査から、検査テーブルT11のUK_検査が対応付けられ、検査テーブルT11のUK_検査から、提供検査テーブルT21のUK_検査が対応付けられる。
紹介先テーブルT2のUK_紹介先から、情報提供依頼テーブルT20のUK_紹介先が対応付けられる。
このように対応付けされた提供検査テーブルT21のUK_情報提供依頼から、情報提供依頼テーブルT20のUK_情報提供依頼が対応付けられる。
図10に、(4−1)の処理によって対応付けられた情報提供依頼テーブルT20のリストL1を示す。
図10に示すように、リストL1は、「UK_情報提供依頼」、「紹介先名」、「モダリティ名」、「UK_レポート」、「UK_シリーズ」から構成される。
「UK_情報提供依頼」は、情報提供依頼テーブルT20のUK_情報提供依頼である。「紹介先名」は、情報提供依頼テーブルT20のUK_紹介先と対応する紹介先名である。「モダリティ名」は、情報提供をするシリーズのモダリティ名である。「UK_レポート」は、情報提供をする読影レポートのレポートテーブルT13のUK_レポートである。「UK_シリーズ」は、情報提供をするシリーズの提供シリーズテーブルT22のUK_シリーズである。
図10に示す例では、UK_レポートが「20」の読影レポートと、UK_シリーズが「10」のシリーズが、A病院に情報提供され、このシリーズはCTで撮影されている旨を示している。
このように、依頼登録系テーブルが対応付けられることにより、情報提供依頼登録がされた提供情報のUK_紹介先、UK_モダリティ、UK_提供情報種類が特定される。
(4−2)マスタ系テーブルの対応付ける
次に、マスタ系テーブルの対応付けが行われる。
まず、モダリティテーブルT4のUK_モダリティから、情報提供関連テーブルT1のUK_モダリティが対応付けられる。紹介先テーブルT2のUK_紹介先から、情報提供関連テーブルT1のUK_紹介先が対応付けられる。提供媒体テーブルT3のUK_提供媒体から、情報提供関連テーブルT1のUK_提供媒体が対応付けされる。提供情報種類テーブルT5のUK_提供情報種類から、情報提供関連テーブルT1のUK_提供情報種類が対応付けられる。
図11に、(4−2)の処理によって対応付けされた情報提供関連テーブルT1のリストL2を示す。図11に示すように、リストL2は「UK_情報提供関連」、「紹介先名」、「提供媒体名」、「モダリティ名」、「提供情報種類名」から構成される。
「UK_情報提供関連」は、情報提供関連テーブルT1のUK_情報提供関連である。「紹介先名」は、情報提供関連テーブルT1のUK_紹介先と対応する紹介先名である。「提供媒体名」は、情報提供関連テーブルT1のUK_提供媒体と対応する提供媒体名である。「モダリティ名」は、情報提供関連テーブルT1のUK_モダリティと対応するモダリティ名である。「提供情報種類名」は、情報提供関連テーブルT1のUK_提供情報種類テーブルと対応する提供情報種類名である。
図11に示す例では、「テストクリニック」に「読影レポート」を提供する場合には、「紙」を媒体として提供するが、「画像」を提供する場合には、「フィルム」で提供することを示している。モダリティが特に指定されていない場合には、「NULL」が格納される。
「A病院」に「画像」を提供する場合には、この画像が「マンモグラフィ」で撮影された画像であれば、「フィルム」に印刷して提供するが、「CT」で撮影された画像であれば、「DVD−R」にデータを出力して提供する。
(4−3)対応付けされたテーブルに基づいて提供媒体を決定
(4−1)で対応付けられた情報提供依頼テーブルT20と、(4−2)で対応付けられた情報提供関連テーブルT1に基づいて、情報提供登録された提供情報の提供媒体を決定する。
まず、対応付けられた情報提供依頼テーブルT20の「UK_紹介先」、「UK_モダリティ」、「UK_レポート」、及び「UK_シリーズ」と、対応付けされた情報提供関連テーブルT1の「UK_紹介先」、「UK_モダリティ」、「UK_レポート」、及び「UK_シリーズ」がそれぞれ一致するレコードが参照される。一致するレコードが無い場合には、この提供情報の提供媒体はマスタレコードに登録されていないため、出力媒体は決定されることなく次のレコードが参照される。
一致するレコードがある場合には、当該レコードのUK_提供媒体が参照され、提供媒体名が特定される。
以上の処理により、ステップS2において登録された情報提供依頼の内容から出力すべき提供媒体が特定され、確定する。
図7に戻り、確定された出力内容が地域連携端末50に対して送信される(ステップS5)。次いで、地域連携端末50の表示部54に確認画面が表示され(特に図示せず)、ユーザ入力により出力指示が出力装置60に対して送信される(ステップS6)。
出力装置60では、ステップS5で確定された提供媒体に基づいて、出力が実行される(ステップS7)。ステップS7では、ステップS5で確定された提供媒体に応じた出力装置60で提供情報が出力される。例えば、図10と図11に示す例では、A病院に提供するUK_シリーズが「10」のシリーズは、出力装置60のプリンタによりフィルムで出力され、同じくA病院に提供するUK_レポートが「20」のレポートは、出力装置60のCD−ROMドライブによりCD−ROMにデータ出力される。
以上のように、本実施の形態における診療情報提供システム100によれば、提供媒体を情報提供関連テーブルT1で記憶するため、情報提供依頼出力処理が実行されることにより自動的に媒体が決定され提供情報を出力することができる。したがって、提供情報を出力する際の出力操作の負担を軽減することができる。
また、情報提供関連テーブルT1を、紹介先、モダリティ、提供情報名毎に内容を管理することによって、紹介先、モダリティ、提供情報の種類に応じた媒体を決定することができる。したがって、紹介先の医療施設に応じた最適な媒体で提供情報を出力することができる。
なお、上述した本実施の形態における記述は、本発明に係る好適なの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態における情報提供関連テーブルT1では、紹介先、モダリティ、提供情報名毎に提供媒体を決定するようにしたが、予め定められた情報の種別に応じて提供媒体が対応付けられていればよく、これに限られない。例えば、紹介先の医師名に応じて提供媒体が対応付けられたりしていてもよい。
また、本実施の形態においては、DBを構成する各テーブルのマスタ系テーブル、画像登録系テーブル、依頼登録系テーブルを図5に示すように分類したが、情報提供関連テーブルT1によって提供媒体が関連付けられ、情報提供依頼出力処理によって決定された媒体で提供情報が出力されればよく、テーブルの分類はこれに限られない。例えば、提供情報種類テーブルT5が画像登録系テーブルであり、提供情報依頼登録が行われる毎に新たなレコードが追加されるようにしてもよい。
その他、診療情報提供システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態における診療情報提供システムの機械的構成を示すブロック図である。 図1に示すクライアント端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す管理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示す地域連携端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す管理サーバに記憶されるDBを構成するテーブルの関係図である。 本実施の形態における情報提供依頼登録処理の処理の流れを示す図である。 本実施の形態における情報提供依頼出力処理の処理の流れを示す図である。 図1に示すクライアント端末に表示される患者選択画面の一例を示す図である。 クライアント端末に表示される情報提供依頼画面の一例を示し、(a)は依頼情報タグが選択された際に表示される画面であり、(b)は画像情報タグが選択された際に表示される画面である。 依頼登録系テーブルが対応付けされた際のデータ格納のリストを示す図である。 マスタ系テーブルが対応付けされた際のデータ格納のリストを示す図である。 一般的な地域中核医療施設と医療施設の業務フローを模式的に示す図である。
符号の説明
100 診療情報提供システム
10 クライアント端末
20 クライアント端末
30 モダリティ
40 管理サーバ
50 地域連携端末
60 出力装置

Claims (5)

  1. 地域連携端末と、医療施設に提供する患者の検査に係わる提供情報を管理する管理サーバと、前記提供情報の出力を行う出力装置とが通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続された診療情報提供システムであって、
    前記地域連携端末は、通信手段と、前記提供情報を出力する旨の指示を入力する入力手段と、前記入力手段によって指示が入力されると、当該指示を前記通信手段を介して前記管理サーバに送信する制御手段と、を備え、
    前記管理サーバは、前記提供情報と、当該提供情報を出力すべき媒体を識別する識別情報とを記憶する記憶手段と、通信手段と、前記通信手段を介して前記地域連携端末から提供情報の出力の指示を受信した場合、前記記憶手段に記憶された識別情報に基づいて提供情報を出力すべき媒体を決定し、当該決定された媒体で前記提供情報を出力するよう前記出力装置を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする診療情報提供システム。
  2. 前記提供情報は、各医療施設に対して提供する医用画像データ及び/又は前記医用画像データに関する読影レポートであることを特徴とする請求項1に記載の診療情報提供システム。
  3. 前記記憶手段は、前記医用画像データが撮影されたモダリティ毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする請求項2に記載の診療情報提供システム。
  4. 前記記憶手段は、前記提供情報を提供する医療施設毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の診療情報提供システム。
  5. 前記記憶手段は、前記提供情報の種類毎に前記識別情報を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の診療情報提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018041233A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 株式会社ジェイマックシステム 医療連携システム、医療連携方法、医療連携プログラム、受信端末、医療情報受信方法、および医療情報受信プログラム

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