JP2010072396A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2次転写部材に付着したトナーをより効果的にクリーニングできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト11は、トナー画像を搬送する。2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向することによりニップ部Nを形成していると共に、該中間転写ベルト11が搬送してきたトナー画像を、該ニップ部Nを通過する用紙に転写する。電圧印加部は、トナー画像の転写時に、2次転写ローラ14に2次転写電圧を印加し、ニップ部Nを該トナー画像の後端が通過した後に、該転写電圧と逆極性のクリーニング電圧を2次転写ローラ14に印加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より特定的には、転写ベルトにより搬送されたトナー画像を転写ローラにより印刷媒体に転写する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。特許文献1に記載の画像形成装置は、プリント動作において、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部に突入する前の時間帯で、2次転写部材に転写電圧とは逆極性のクリーニング用逆極性電圧を時間T1印加する。その後、該画像形成装置は、転写電圧と同極性のクリーニング用同極性電圧を時間T2印加する。更に、該画像形成装置は、記録媒体が中間転写部材と2次転写部材とのニップ部へ突入するまで、2次転写部材に転写電圧とは逆極性の電圧を印加する。以上のような画像形成装置によれば、2次転写部材に付着したトナーを中間転写部材に移動させることができ、2次転写部材をクリーニングすることができる。その結果、記録媒体の裏面に汚れが付着することが抑制される。
ところで、近年、画像形成装置において、印刷品位の向上の要求に伴って、用紙への汚れの付着防止に対する要求が高まっている。よって、2次転写部材のクリーニングの重要性がより高まっている。
特開2006−350161号公報
そこで、本発明の目的は、2次転写部材に付着したトナーをより効果的にクリーニングできる画像形成装置を提供する。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、トナー画像を搬送する中間転写部材と、前記中間転写部材と対向することによりニップ部を形成していると共に、該中間転写部材が搬送してきた前記トナー画像を、該ニップ部を通過する印刷媒体に転写する2次転写部材と、前記トナー画像の転写時に、前記2次転写部材に転写電圧を印加し、前記ニップ部を該トナー画像の後端が通過した後に、該転写電圧と逆極性の第1のクリーニング電圧を該2次転写部材に印加する電圧印加手段と、を備えていること、を特徴とする。
(複写機の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を搭載した複写機の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、該複写機1の全体構成を示した図である。
複写機1は、図1に示すように、画像読取部30及び画像形成部32により構成されている。画像読取部30は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。画像読取部30は、一般的なスキャナにより実現されるので、これ以上の詳細な説明を省略する。画像形成部32は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成部32は、画像読取部30が生成した画像データに基づいて、用紙(印刷媒体)に画像を形成する機能を有し、印刷部2、給紙部15、定着装置20及び排紙トレイ21を備えている。
給紙部15は、用紙を一枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ16及び給紙ローラ17を含む。用紙トレイ16には、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17は、用紙トレイ16に載置された紙を一枚ずつ取り出す。
印刷部2は、給紙部15から供給されてくる用紙にトナー画像を形成し、作像部22Y,22M,22C,22K、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8K、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14、クリーニング装置18及びセンサ23を含んでいる。また、作像部22Y,22M,22C,22Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K、クリーナー9Y,9M,9C,9K及びイレーサ10Y,10M,10C,10Kを含んでいる。なお、以下では、感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、1次転写ローラ、クリーナー、イレーサ、及び、作像部のそれぞれを総称する場合には、単に、感光体ドラム4、帯電器5、露光装置6、現像装置7、1次転写ローラ8、クリーナー9、イレーサ10及び、作像部22と記載し、個別の感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、1次転写ローラ、クリーナー、イレーサ、及び、作像部を指す場合には、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8K、クリーナー9Y,9M,9C,9K、イレーサ10Y,10M,10C,10K及び、作像部22Y,22M,22C,22Kと記載する。
帯電器5は、感光体ドラム4の周面を帯電させる。露光装置6は、制御部(図1には図示せず)の制御により、レーザを照射する。これにより、感光体ドラム4の周面には静電潜像が形成される。すなわち、帯電器5及び露光装置6は、感光体ドラム4の周面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段としての役割を果たしている。
現像装置7は、感光体ドラム4にトナーを付与して、該複数の感光体ドラム4の周面にトナー画像を形成する現像手段としての役割を果たす。より詳細には、現像装置7は、トナーを収納しており、該トナーを撹拌等することにより負に帯電させる。そして、現像装置7は、現像ローラによりトナーを感光体ドラム4近傍まで搬送する。この際、負に帯電したトナーは、静電潜像による電界の影響を受けて、現像ローラから感光体ドラム4へと移動する。これにより、感光体ドラム4の周面にはトナー画像が形成される。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像が1次転写される。1次転写ローラ8は、中間転写ベルト11の内周面に接するように配置されており、図示しない電圧印加部から1次転写電圧が印加されることにより、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存したトナーを回収する役割を果たす。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向することによりニップ部Nを形成していると共に、中間転写ベルト11が搬送してきたトナー画像を、給紙部15から搬送されニップ部Nを通過する用紙に2次転写する。2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11に対して、常時、圧接している。クリーニング装置18は、用紙へのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存したトナーを除去する。センサ23は、2次転写ローラ14の下流側に設けられ、2次転写ローラ14を通過する用紙の有無及び中間転写ベルト11上のトナー画像の有無を検知する。
トナー画像が2次転写された用紙は、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる。排紙トレイ21には、印刷済みの用紙が載置される。
次に、複写機1の制御構成について図面を参照しながら説明する。図2は、複写機1の制御ブロックである。図2には、作像部22Y,22M,22C,22K、センサ23、画像読取部30、操作パネル34、電圧印加部36、中間転写ベルト駆動部38、感光体駆動部40及び制御部50が記載されている。
制御部50は、複写機1全体を制御し、例えば、CPUにより構成される。操作パネル34は、原稿サイズや印刷枚数などの情報を表示すると共に、ユーザから印刷指示等の入力を受付ける入出力装置であり、例えば、タッチパネルにより構成される。
電圧印加部36は、トナー画像を用紙に転写する際に、2次転写ローラ14に2次転写電圧V3を印加する。2次転写電圧V3は、負に帯電したトナー画像を中間転写ベルト11から用紙へと移動させるための電圧である。よって、2次転写電圧は、中間転写ベルト11の電位よりも2次転写ローラ14の電位の方が高くなる正の電圧である。
中間転写ベルト駆動部38は、駆動ローラ12に接続されたモータであり、駆動ローラ12を回転させることにより、中間転写ベルト11を回転させる。感光体駆動部40は、感光体ドラム4に接続されたモータであり、感光体ドラム4を回転させる。
(複写機1の動作)
以上のように構成された複写機1の動作について、以下に図面を参照しながら説明する。図3は、複写機1の動作を示したタイミングチャートである。図4は、特許文献1に記載の画像形成装置のタイミングチャートである。
まず、特許文献1に記載の画像形成装置の動作について説明する。特許文献1に記載の画像形成装置では、2次転写ローラは、中間転写ベルトに対して圧接している。そのため、トナー画像の用紙への転写後に中間転写ベルト上に残留したトナーが、2次転写ローラに付着するおそれがある。このような2次転写ローラの汚れは、用紙の裏側を汚す原因となる。
そこで、特許文献1に記載の画像形成装置は、感光体ドラム及び2次転写ローラの回転が開始されてから感光体ドラムへの露光(以下、露光プロセスと称す)が行われるまでのプロセス前処理の期間において、クリーニング処理を行っている。より詳細には、図4に示すように、プロセス前処理の期間において、電圧印加部は、2次転写ローラに対して、負のクリーニング電圧V1と正のクリーニング電圧V2とを交互に印加している。これにより、負のクリーニング電圧V1が印加されている期間では、2次転写ローラに付着した負に帯電したトナーが、2次転写ローラから中間転写ベルトへと移動する。また、トナーは、殆どが負に帯電しているが、一部に正に帯電しているものも存在する。そのため、正のクリーニング電圧V2が印加されている期間では、2次転写ローラに付着した正に帯電したトナーが、2次転写ローラから中間転写ベルトへと移動する。以上のような動作が繰り返されることにより、2次転写ローラに付着したトナーが除去される。
ところで、近年、画像形成装置において、印刷品位の向上の要求に伴って、用紙への汚れの付着防止に対する要求が高まっている。よって、2次転写部材のクリーニングの重要性がより高まっている。
そこで、複写機1の画像形成部32では、図3に示すように、プロセス前処理の期間に加えて、露光プロセス終了後から感光体ドラム4及び中間転写ベルト11の回転が終了するまでのプロセス後処理の期間においても、クリーニング処理を行っている。以下に、図面を参照しながら、画像形成部32の動作について説明する。
まず、図3を参照しながら、画像形成部32の動作の概要について説明する。画像形成部32の動作は、図3に示すように、プロセス前処理、露光プロセス処理及びプロセス後処理からなっている。
プロセス前処理では、制御部50は、帯電器5、イレーサ10、中間転写ベルト駆動部38及び感光体駆動部40を駆動させる(図3の時刻t1)。プロセス前処理では、制御部50は、感光体ドラム4の周面を一様に帯電させるために、帯電器5及びイレーサ10を動作させた状態で、感光体駆動部40に感光体ドラム4を所定回転数だけ回転させる。この所定回転数とは、例えば、カラープリントでは2回転であり、モノクロプリントでは1回転である。また、制御部50は、図3に示すように、プロセス前処理において、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1,V2を交互に印加させて、2次転写ローラ14のクリーニング処理を行う。なお、クリーニング処理については後述する。
露光プロセス処理では、制御部50は、時刻t2において、帯電器5、イレーサ10、中間転写ベルト駆動部38及び感光体駆動部40に加えて、露光装置6を駆動させる。これにより、感光体ドラム4の周面に静電潜像が形成されるようになる。なお、露光プロセス処理では、制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対して2次転写電圧V3を印加させて、トナー画像の2次転写も行っている。
プロセス後処理では、制御部50は、時刻t5以降において、以下に説明する手順により、感光体ドラム4の電荷を除去する。図5は、プロセス後処理における感光体ドラム4の周面の様子を示した図である。図5において、感光体ドラム4の太線で記載した部分は帯電しており、感光体ドラム4の点線で記載した部分は帯電していないことを示している。また、点Aないし点Fはそれぞれ、1次転写ローラ8、イレーサ10、クリーナー9、帯電器5、露光装置6及び現像装置7が設けられている位置を示している。
図5(b)は、露光プロセス処理が終了した直後の感光体ドラム4の様子を示した図である。図5(b)の時点において、点Aに位置している部分を点Xと称す。図5(b)では、イレーサ10及び帯電器5が動作しているので、感光体ドラム4においてイレーサ10(点B)と帯電器5(点D)の間の部分のみ、帯電していない。
図5(c)に示すように、感光体ドラム4が時計回りに回転し、点Xが点Dに到達すると、感光体ドラム4をこれ以上帯電させる必要がないので、制御部50は、帯電器5の駆動を停止させる。ただし、この時点では、イレーサ10は、駆動している。そのため、感光体ドラム4において点Bを通過した部分は、電荷が除去された状態となる。
図5(d)に示すように、感光体ドラム4が時計回りに回転し、点Xが点Bに到達すると、感光体ドラム4の周面全体の電荷が除去された状態となる。そこで、制御部50は、感光体駆動部40の駆動を停止し、感光体ドラム4の回転を停止させる。更に、制御部50は、イレーサ10の駆動も停止させる。これにより、プロセス後処理が終了する(時刻t8)。
なお、プロセス後処理の間においても、プロセス前処理と同様に、制御部50は、図3に示すように、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1,V2を交互に印加させて、2次転写ローラ14のクリーニング処理を行う。以上で、画像形成部32の動作の概要について説明を終了する。
次に、画像形成部32の制御部50及び電圧印加部36が行うクリーニング処理の詳細について図6ないし図9を参照しながら説明する。図6ないし図9は、ユーザが操作パネル34により印刷指示を行ってから、用紙への画像の印刷が完了するまでの間に、制御部50が行う動作を示したフローチャートである。
まず、ユーザは、図示しないプラテンガラス上に原稿を載置し、操作パネル34を用いて、原稿の画像を用紙に印刷する(すなわち、原稿の複写)ための印刷指示を行う。制御部50は、印刷指示を受けると、画像読取部30に原稿の画像の読取を行わせ、画像データを得る(ステップS1)。次に、制御部50は、画像データに対して所定の画像処理を施す(ステップS2)。この後、制御部50は、該画像データに基づいて、用紙に対して画像を形成する(ステップS3)。以下に、ステップS3の詳細について、図7を参照しながら説明する。
ステップS3において、制御部50は、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始したか否かの判定を繰り返しながら待機している(ステップS11)。プロセス前処理が開始されて、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始していると、本処理は、ステップS12に進む。一方、プロセス前処理が開始されておらず、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始していない場合には、本処理は、ステップS11に戻る。
中間転写ベルト駆動部38が駆動している場合には、制御部50は、カラープリントを実行するのか、モノクロプリントを実行するのかを判定する(ステップS12)。前記の通り、プロセス前処理において感光体ドラム4は、モノクロプリントの場合には1回転し、カラープリントの場合には2回転する。そのため、カラープリントにおけるプロセス前処理にかかる時間とモノクロプリントにおけるプロセス前処理にかかる時間とは異なる。そこで、制御部50は、ステップS12において、カラープリントを実行するのか、モノクロプリントを実行するのかを判定している。カラープリントが実行される場合には、本処理はステップS13に進む。モノクロプリントが実行される場合には、本処理はステップS14に進む。
カラープリントが実行される場合には、制御部50は、カラープリントが実行される場合においてクリーニング処理を行うことができる時間T3を算出する(ステップS13)。クリーニング処理を行うことができる時間T3とは、図3に示すように、感光体駆動部40が駆動を開始してからニップ部Nに用紙の先端が到達するまでの間の時間であり、図3における時刻t1から時刻t3までの時間である。時間T3が算出されたら、本処理は、ステップS15に進む。
モノクロプリントが実行される場合には、制御部50は、モノクロプリントが実行される場合においてクリーニング処理を行うことができる時間T3を算出する(ステップS14)。時間T3が算出されたら、本処理は、ステップS15に進む。
前記ステップS15において、制御部50は、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1で時間T3を割って印加回数nを得る(ステップS15)。印加回数nとは、図3に示すクリーニング電圧V1,V2を印加できる回数を示している。より詳細には、制御部50は、クリーニング処理において、2次転写電圧と逆極性のクリーニング電圧V1と、2次転写電圧と同極性のクリーニング電圧V2とを、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1毎に交互に2次転写ローラ14に印加する。そこで、制御部50は、ステップS15において、クリーニング電圧V1,V2を何回印加することができるのかを算出する。なお、時間T3を時間T1で割り切ることができない場合には、印加回数nの小数点以下を切り捨てる。
次に、制御部50は、印加回数nが2以上であるか否かを判定する(ステップS16)。すなわち、制御部50は、時間T3が時間T1の2倍以上であるか否かを判定する。印加回数nが2以上である場合(時間T3が時間T1の2倍以上である場合)には、本処理はステップS17に進む。印加回数nが2以上でない場合(時間T3が時間T1の2倍以上でない場合)には、本処理はステップS18に進む。
印加回数nが2以上である場合には、制御部50は、クリーニング処理1を実行する(ステップS17)。以下に、クリーニング処理1について、図8を参照しながら説明する。
制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1を印加させる(ステップS41)。クリーニング電圧V1は、2次転写電圧V3とは逆極性の負の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した負に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。
次に、制御部50は、クリーニング電圧V1を印加してから時間T1が経過したか否かを判定する(ステップS42)。本処理では、2次転写ローラ14の周面全体にクリーニング電圧V1が印加されて、2次転写ローラ14の周面全体がクリーニングされたか否かを制御部50が判定している。時間T1が経過した場合には、本処理はステップS43に進む。時間T1が経過していない場合には、本処理はステップS42に戻る。
時間T1が経過した場合には、制御部50は、印加回数nを1つ減算する(ステップS43)。更に、制御部50は、印加回数nが0であるか否かを判定する(ステップS44)。印加回数nが0である場合には、本処理は図7のステップS19に進む。印加回数nが0でない場合には、本処理はステップS45に進む。
印加回数nが0でない場合には、制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V2を印加させる(ステップS45)。クリーニング電圧V2は、2次転写電圧V3と同極性の正の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した正に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。
次に、制御部50は、クリーニング電圧V2を印加してから時間T1が経過したか否かを判定する(ステップS46)。本処理では、2次転写ローラ14の周面全体にクリーニング電圧V2が印加されて、2次転写ローラ14の周面全体がクリーニングされたか否かを判定している。時間T1が経過した場合には、本処理はステップS47に進む。時間T1が経過していない場合には、本処理はステップS46に戻る。
時間T1が経過した場合には、制御部50は、印加回数nを1つ減算する(ステップS47)。更に、制御部50は、印加回数nが0であるか否かを判定する(ステップS48)。印加回数nが0である場合には、本処理は図7のステップS19に進む。印加回数nが0でない場合には、本処理はステップS41に戻る。以上のような動作により、制御部50及び電圧印加部36は、クリーニング電圧V1とクリーニング電圧V2とを、時間T1毎に交互に2次転写ローラ14に対して印加する。
前記ステップS16において、印加回数nが2以上でない場合には、制御部50は、クリーニング処理2を実行する(ステップS18)。以下に、クリーニング処理2について、図9を参照しながら説明する。
制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1を印加させる(ステップS50)。クリーニング電圧V1は、2次転写電圧V3とは逆極性の負の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した負に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。この後、本処理は図7のステップS19に進む。
前記ステップS19において、制御部50は、クリーニング処理が完了したか否かを判定する(ステップS19)。本処理では、制御部50が、図3の時刻t3に到達したか否かを判定している。クリーニング処理が終了した場合には、本処理はステップS20に進む。クリーニング処理が終了していない場合には、本処理はステップS19に戻る。
制御部50は、クリーニング処理が終了してから時間T4が経過したか否かを判定する(ステップS20)。本処理では、制御部50は、時間T4を計測することにより、図3の時刻t4において、中間転写ベルト11上のトナー画像の先端が、ニップ部Nまで到達したか否かを判定している。時間T4が経過した場合には、本処理はステップS21に進む。時間T4が経過していない場合には、本処理はステップS20に戻る。
時間T4が経過した場合には、制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対して正の電圧の2次転写電圧V3を印加する(ステップS21)。トナー画像は、負に帯電しているので、2次転写ローラ14からの電界により2次転写ローラ14側へと引き付けられる。これにより、トナー画像は、用紙に2次転写される。
次に、制御部50は、ニップ部Nを用紙の後端が通過したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22では、制御部50は、ニップ部Nの近傍に設けられているセンサ23により用紙の後端を検知して、図3の時刻t7に到達したか否かの判定を行う。用紙の後端がニップ部Nを通過した場合には、本処理はステップS23に進む。用紙の後端がニップ部Nを通過していない場合には、本処理はステップS22に戻る。
次に、制御部50は、クリーニング処理を行うことができる時間T2を算出する(ステップS23)。クリーニング処理を行うことができる時間T2とは、用紙の後端がニップ部Nを通過してから感光体ドラム4及び中間転写ベルト11が停止するまでの間の時間であり、図3における時刻t7から時刻t8までの時間である。時間T2が算出されたら、本処理は、ステップS24に進む。
次に、制御部50は、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1で時間T2を割って印加回数nを得る(ステップS24)。印加回数nとは、図3に示すクリーニング電圧V1,V2を印加できる回数を示している。より詳細には、制御部50は、クリーニング処理において、2次転写電圧と逆極性のクリーニング電圧V1と、2次転写電圧と同極性のクリーニング電圧V2とを、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1毎に交互に2次転写ローラ14に印加する。そこで、制御部50は、ステップS24において、クリーニング電圧V1,V2を何回印加することができるのかを算出する。なお、時間T2を時間T1で割り切ることができない場合には、印加回数nの小数点以下を切り捨てる。
次に、制御部50は、印加回数nが2以上であるか否かを判定する(ステップS25)。すなわち、制御部50は、時間T2が時間T1の2倍以上であるか否かを判定する。印加回数nが2以上である場合(時間T2が時間T1の2倍以上である場合)には、本処理はステップS26に進む。印加回数nが2以上でない場合(時間T2が時間T1の2倍以上でない場合)には、本処理はステップS27に進む。
印加回数nが2以上である場合には、制御部50は、クリーニング処理1を実行する(ステップS26)。以下に、クリーニング処理1について、図8を参照しながら説明する。
制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1を印加させる(ステップS41)。クリーニング電圧V1は、2次転写電圧V3とは逆極性の負の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した負に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。
次に、制御部50は、クリーニング電圧V1を印加してから時間T1が経過したか否かを判定する(ステップS42)。本処理では、2次転写ローラ14の周面全体にクリーニング電圧V1が印加されて、2次転写ローラ14の周面全体がクリーニングされたか否かを制御部50が判定している。時間T1が経過した場合には、本処理はステップS43に進む。時間T1が経過していない場合には、本処理はステップS42に戻る。
時間T1が経過した場合には、制御部50は、印加回数nを1つ減算する(ステップS43)。更に、制御部50は、印加回数nが0であるか否かを判定する(ステップS44)。印加回数nが0である場合には、本処理は図7のステップS28に進む。印加回数nが0でない場合には、本処理はステップS45に進む。
印加回数nが0でない場合には、制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V2を印加させる(ステップS45)。クリーニング電圧V2は、2次転写電圧V3と同極性の正の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した正に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。
次に、制御部50は、クリーニング電圧V2を印加してから時間T1が経過したか否かを判定する(ステップS46)。本処理では、2次転写ローラ14の周面全体にクリーニング電圧V2が印加されて、2次転写ローラ14の周面全体がクリーニングされたか否かを判定している。時間T1が経過した場合には、本処理はステップS47に進む。時間T1が経過していない場合には、本処理はステップS46に戻る。
時間T1が経過した場合には、制御部50は、印加回数nを1つ減算する(ステップS47)。更に、制御部50は、印加回数nが0であるか否かを判定する(ステップS48)。印加回数nが0である場合には、本処理は図7のステップS28に進む。印加回数nが0でない場合には、本処理はステップS41に戻る。以上のような動作により、制御部50及び電圧印加部36は、クリーニング電圧V1とクリーニング電圧V2とを、時間T1毎に交互に2次転写ローラ14に対して印加する。
前記ステップS25において、印加回数nが2以上でない場合には、制御部50は、クリーニング処理2を実行する(ステップS27)。以下に、クリーニング処理2について、図9を参照しながら説明する。
制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1を印加させる(ステップS50)。クリーニング電圧V1は、2次転写電圧V3とは逆極性の負の電圧である。そのため、2次転写ローラ14に付着した負に帯電したトナーは、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動し、該中間転写ベルト11によりクリーニング装置18へと搬送される。この後、本処理は図7のステップS28に進む。
前記ステップS28において、制御部50は、中間転写ベルト駆動部38が停止しているか否かを判定する(ステップS28)。中間転写ベルト駆動部38が停止している場合には、本処理はステップS29に進む。中間転写ベルト駆動部38が停止していない場合には、本処理はステップS28に戻る。
中間転写ベルト駆動部38が停止している場合には、制御部50は、プロセス後処理が終了したと判定し、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対して0Vの電圧を印加させる。すなわち、制御部50は、中間転写ベルト駆動部38が停止するまで、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1,V2を印加させている。以上で本処理は終了する。
(効果)
前記画像形成部32によれば、プロセス前処理に加えて、プロセス後処理においても、クリーニング処理が行われている。そのため、画像形成部32は、プロセス前処理においてのみクリーニング処理を行う特許文献1に記載の画像形成装置に比べて、2次転写ローラ14に付着したトナーをより効果的に除去することができる。
また、2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11に対して、常時、圧接している。そのため、中間転写ベルトに対してトナー画像の転写時のみ圧接している2次転写ローラに比べて、画像形成部32の2次転写ローラ14には、中間転写ベルト11からトナーが付着し易い。そこで、画像形成部32では、プロセス前処理及びプロセス後処理の両方においてクリーニング処理を行うことにより、2次転写ローラ14へのトナーの付着量をより効果的に低減できる。
また、画像形成部32では、2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11に対して、常時、圧接している。そのため、画像形成部32には、2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とを圧接又は離間させるための構成が不要である。その結果、画像形成部32の製造コストを抑制することが可能となる。
また、プロセス前処理及びプロセス後処理において、クリーニング電圧V1,V2を交互に印加することにより、正に帯電したトナー及び負に帯電したトナーの両方を、2次転写ローラ14から中間転写ベルト11へと移動させることができる。その結果、画像形成部32では、2次転写ローラ14に付着したトナーをより効果的に除去することができる。
なお、画像形成部32では、用紙の後端がニップ部Nを通過してから中間転写ベルト11が停止するまでの時間において、クリーニング処理を行っている。しかしながら、画像形成部32において、クリーニング処理を行う期間はこれに限らない。より詳細には、用紙に転写されたトナー画像の後端がニップ部Nを通過した後(図3の時刻t6以降)には、2次転写電圧V3を印加する必要がない。そこで、制御部50及び電圧印加部36は、用紙に転写されたトナー画像の後端がニップ部Nを通過した後から中間転写ベルト11が停止するまでの第2の時間T2において、クリーニング処理を行ってもよい。
(安定化動作)
前記実施形態に係る画像形成部32は、用紙に画像を印刷する印刷動作の際のプロセス前処理及びプロセス後処理においてクリーニング処理を行っている。しかしながら、画像形成部32は、安定化動作のためのトナー画像を中間転写ベルト11に形成する際のプロセス前処理及びプロセス後処理においてクリーニング処理を行ってもよい。安定化動作とは、用紙に印刷された画像の品位を一定に保つために、所定パターンのトナー画像を中間転写ベルト11に形成し、該トナー画像を観察することにより、画像形成部32内の条件を調整する動作である。安定化動作は、所定枚数の用紙に印刷が行われる毎、又は、所定時間毎に自動的に行われる動作である。
図10は、画像形成部32の動作を示したタイミングチャートである。まず、図10を参照しながら、安定化動作における画像形成部32の動作の概要について説明する。安定化動作における画像形成部32の動作は、印刷動作における画像形成部32と同様に、プロセス前処理、露光プロセス処理及びプロセス後処理からなっている。図10に示すプロセス前処理及びプロセス後処理については、図3に示すプロセス前処理及びプロセス後処理と同じであるので、説明を省略する。
図10に示す露光プロセス処理では、制御部50は、時刻t12〜時刻t14において、帯電器5、イレーサ10、中間転写ベルト駆動部38及び感光体駆動部40に加えて、露光装置6を駆動させる。これにより、感光体ドラム4の周面に静電潜像が形成されるようになる。また、図10に示す露光プロセス処理では、トナー画像を2次転写する必要がない。そこで、制御部50は、露光プロセス処理において、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対してクリーニング電圧V1を印加させて、2次転写ローラ14のクリーニング処理を行っている。
次に、安定化動作において、画像形成部32の制御部50及び電圧印加部36が行うクリーニング処理の詳細について図8、図9及び図11を参照しながら説明する。図11は、安定化動作において制御部50が行う動作を示したフローチャートである。図11では、図7と同じ動作については、同じ参照符号を付してある。また、以下では、図11の動作の内、図7の動作と異なる点を中心に説明する。
安定化動作は、例えば、制御部50が前回に安定化動作を行ってから所定枚数の印刷を行ったことを検知することにより開始する。安定化動作が開始すると、制御部50は、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始したか否かの判定を繰り返しながら待機している(ステップS11)。プロセス前処理が開始されて、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始していると、本処理は、ステップS113に進む。一方、プロセス前処理が開始されておらず、中間転写ベルト駆動部38が駆動を開始していない場合には、本処理は、ステップS11に戻る。
中間転写ベルト駆動部38が駆動している場合には、制御部50は、印刷動作において、カラープリントが実行されると判断した場合と同様に判断し、本処理はステップS113に進む。
制御部50は、カラープリントが実行される場合においてクリーニング処理を行うことができる時間T13を算出する(ステップS113)。クリーニング処理を行うことができる時間T13とは、感光体駆動部40が駆動を開始してからニップ部Nに安定化動作のためのトナー画像の先端が到達するまでの間の時間であり、図10における時刻t11から時刻t13までの時間である。時間T13が算出されたら、本処理は、ステップS115に進む。
前記ステップS115において、制御部50は、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1で時間T13を割って印加回数nを得る(ステップS115)。ステップS115にて求める印加回数nは、図7のステップS15にて求める印加回数nと同じであるので、これ以上の説明を省略する。また、図11のステップS16ないしステップS19において制御部50が行う処理も、図7のステップS16ないしステップS19において制御部50が行う処理と同じであるので説明を省略する。
ステップS19において、クリーニング処理が終了したと制御部50が判断した場合には、本処理はステップS121に進む。次に、制御部50は、電圧印加部36に2次転写ローラ14に対して負の電圧のクリーニング電圧V1を印加させる(ステップS121及び図10の時刻t13)。トナー画像は、負に帯電しているので、2次転写ローラ14からの電界により中間転写ベルト11側へと引き付けられる。これにより、トナーが、2次転写ローラ14に付着することが防止されている。
次に、制御部50は、ニップ部Nをトナー画像の後端が通過したか否かを判定する(ステップS122)。ステップS122では、制御部50は、ニップ部Nの近傍に設けられているセンサ23によるトナー画像の後端の検知に基づいて、図10の時刻t15に到達したか否かの判定を行う。トナー画像の後端がニップ部Nを通過した場合には、本処理はステップS123に進む。トナー画像の後端がニップ部Nを通過していない場合には、本処理はステップS122に戻る。
次に、制御部50は、クリーニング処理を行うことができる時間T12を算出する(ステップS123)。クリーニング処理を行うことができる時間T12とは、トナー画像の後端がニップ部Nを通過してから感光体ドラム4及び中間転写ベルト11が停止するまでの間の時間であり、図11における時刻t15から時刻t16までの時間である。時間T12が算出されたら、本処理は、ステップS124に進む。
次に、制御部50は、2次転写ローラ14が一回転するのに必要な時間T1で時間T12を割って印加回数nを得る(ステップS124)。ステップS124で求める印加回数nは、図7のステップS24で求める印加回数nと同じであるので、これ以上の説明を省略する。また、図11のステップS25ないしステップS29において制御部50が行う処理も、図7のステップS25ないしステップS29において制御部50が行う処理と同じであるので説明を省略する。
以上のように、画像形成部32によれば、安定化動作においても、印刷動作と同様に、2次転写ローラ14にトナーが付着することを防止できる。
また、画像形成部32では、図10に示すように、安定化動作のためのトナー画像がニップ部Nを通過している間(時刻t13〜時刻t15)において、2次転写ローラ14に対して、クリーニング電圧V1が印加されている。クリーニング電圧V1は、2次転写電圧V3に対して逆極性である負の電圧である。また、安定化動作のためのトナー画像は、負に帯電している。そのため、該トナー画像は、クリーニング電圧V1による電界により中間転写ベルト11に引き付けられ、2次転写ローラ14には引き付けられない。その結果、画像形成部32によれば、安定化動作において、2次転写ローラ14にトナーが付着することが防止される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を搭載した複写機の全体構成を示した図である。 図1の複写機の制御ブロックである。 本発明の一実施形態に係る複写機の動作を示したタイミングチャートである。 特許文献1に記載の画像形成装置のタイミングチャートである。 プロセス後処理における感光体ドラムの周面の様子を示した図である。 ユーザが操作パネルにより印刷指示を行ってから、用紙への画像の印刷が完了するまでの間に、制御部が行う動作を示したフローチャートである。 ユーザが操作パネルにより印刷指示を行ってから、用紙への画像の印刷が完了するまでの間に、制御部が行う動作を示したフローチャートである。 ユーザが操作パネルにより印刷指示を行ってから、用紙への画像の印刷が完了するまでの間に、制御部が行う動作を示したフローチャートである。 ユーザが操作パネルにより印刷指示を行ってから、用紙への画像の印刷が完了するまでの間に、制御部が行う動作を示したフローチャートである。 画像形成部の動作を示したタイミングチャートである。 安定化動作において制御部が行う動作を示したフローチャートである。
符号の説明
N ニップ部
1 複写機
4Y,4M,4C,4K 感光体ドラム
11 中間転写ベルト
14 2次転写ローラ
22Y,22M,22C,22K 作像部
23 センサ
32 画像形成部
36 電圧印加部
38 中間転写ベルト駆動部
40 感光体駆動部
50 制御部

Claims (10)

  1. トナー画像を搬送する中間転写部材と、
    前記中間転写部材と対向することによりニップ部を形成していると共に、該中間転写部材が搬送してきた前記トナー画像を、該ニップ部を通過する印刷媒体に転写する2次転写部材と、
    前記トナー画像の転写時に、前記2次転写部材に転写電圧を印加し、前記ニップ部を該トナー画像の後端が通過した後に、該転写電圧と逆極性の第1のクリーニング電圧を該2次転写部材に印加する電圧印加手段と、
    を備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記2次転写部材は、前記中間転写部材に対して、常時、圧接していること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電圧印加手段は、前記中間転写部材が停止するまで、前記第1のクリーニング電圧を前記2次転写部材に印加すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記電圧印加手段は、前記トナー画像の転写時には、前記印刷媒体の後端が前記ニップ部を通過した後に、前記第1のクリーニング電圧を前記2次転写部材に印加すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記電圧印加手段は、前記2次転写部材が一回転するのに必要な時間を第1の時間とし、前記ニップ部を前記印刷媒体の後端が通過してから前記中間転写部材が停止するまでの時間を第2の時間とした場合に、該第2の時間が該第1の時間の2倍以上であるときには、前記第1のクリーニング電圧と逆極性の第2のクリーニング電圧及び該第1のクリーニング電圧を、該第1の時間毎に交互に印加すること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記電圧印加手段は、前記中間転写部材が回転を開始してから前記印刷媒体の先端が前記ニップ部に到達するまでの間において、前記第1のクリーニング電圧を前記2次転写部材に印加すること、
    を特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記電圧印加手段は、前記2次転写部材が一回転するのに必要な時間を第1の時間とし、前記中間転写部材が回転を開始してから前記印刷媒体の先端が前記ニップ部に到達するまでの時間を第3の時間とした場合に、該第3の時間が該第1の時間の2倍以上である長いときには、前記第1のクリーニング電圧と逆極性の第2のクリーニング電圧及び該第1のクリーニング電圧を、該第1の時間毎に交互に印加すること、
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記電圧印加手段は、安定化動作のための前記トナー画像が前記中間転写部材により前記ニップ部に搬送されてきた場合には、該トナー画像の後端が該ニップ部を通過するまで、前記第1のクリーニング電圧を前記2次転写部材に印加すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記電圧印加手段は、前記中間転写部材が回転を開始してから安定化動作のための前記トナー画像の先端が前記ニップ部に到達するまでの間において、前記第1のクリーニング電圧を前記2次転写部材に印加すること、
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記電圧印加手段は、前記2次転写部材が一回転するのに必要な時間を第1の時間とし、前記中間転写部材が回転を開始してから安定化動作のための前記トナー画像の先端が前記ニップ部に到達するまでの時間を第3の時間とした場合に、該第3の時間が該第1の時間の2倍以上である長いときには、前記第1のクリーニング電圧と逆極性の第2のクリーニング電圧及び該第1のクリーニング電圧を、該第1の時間毎に交互に印加すること、
    を特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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