JP2010072096A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器内において、静電気の放電を防止できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、絶縁材料によって形成される外装部材8と、前記外装部材8に対して押動可能で絶縁材料で形成される操作ボタン210と、前記操作ボタン210が押動されることによって信号を出力するスイッチ220と、前記スイッチ220が実装された基板230と、前記基板230に実装され、GNDに接続された素子端子252を有する素子251とを具備する電子機器であって、前記素子251は、前記スイッチ220のスイッチ端子221の近傍で前記素子端子252が前記スイッチ端子221の高さより高くなるように配置されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチを備える電子機器に関するものである。
近年、電子機器の一つに、被写体像を電気信号に変換する撮像素子としてのCCDやCMOS等の固体撮像素子を使用した撮像装置が広く普及している。この撮像装置には、例えば、ストロボのON/OFF等を設定する操作ボタンが設けられている。
ここで、図7を参照して、従来の撮像装置等の電子機器に設けられている操作ボタンについて説明する。図7は、撮像装置300の一部を切断した状態の断面図である。
撮像装置300には、筐体301の一部に、操作ボタン310が挿通される挿通孔302が穿設されている。操作ボタン310は、押圧部311が挿通孔302から外部に突出するように設けられている。また、操作ボタン310は、図7の上下方向に移動できるように構成されている。
操作ボタン310の下側には、スイッチ320が筐体301に固定された基板330上に実装されている。スイッチ320は、スイッチ端子321が複数設けられている。スイッチ端子321は、ハンダによって基板330に電気的に接続されている。ここで、ユーザが操作ボタン310を図7に示す矢印方向に押圧することにより、操作ボタン310の下部に設けられた突起部312が、スイッチ320を押下する。スイッチ320が押下されることにより、信号がスイッチ端子321を介して、基板330に送られる。
このような、操作ボタンにおいて、ユーザが操作ボタン310を押圧するとき、ユーザに帯電した静電気が、操作している指から放電して撮像装置300内に入り込むことがある。ここで、放電された静電気の印加経路を、図7に示す経路340で示す。このとき、静電気が、スイッチ端子321に印加されると、撮像装置300に悪影響を及ぼしてしまうという問題がある。
このような問題に対して、例えば特許文献1の技術では、操作ボタンの押圧部からスイッチ端子までの沿面距離をできるだけ長くして、放電された静電気がスイッチ端子に印加されるのを防止させるように構成された電子機器が開示されている。ここで、特許文献1に開示された電子機器350の操作ボタンの一例を図8に示す。図8に示す操作ボタン310には、押圧部311と突起部312との間に、フランジ部313が一体で設けられている。
そして、このフランジ部313の端部には、断面L字形状の立上部314が設けられている。したがって、押圧部311からスイッチ端子321に至るまでの沿面距離L1を長くすることができるので、静電気がスイッチ端子321に印加されてしまうことを防止することができる。
特開2004−272094号公報
しかしながら、近年、撮像装置等の電子機器は、小型化及び薄型化が要求されていて、高機能及び高性能を維持しつつ、光学系や回路素子の小型密集化等により、筐体を小型化等して対応している。このように、筐体が小型化している現状では、図8に示す操作ボタン310のように、立上部314を設ける空間が少なく、沿面距離を長くすることにより、静電気がスイッチ端子に印加されることを防止する構成にするのは困難である。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、筐体が小型の電子機器であっても、放電された静電気がスイッチ端子に印加されるのを防止できるようにすることを目的とする。
本発明は、絶縁材料によって形成される外装部材と、前記外装部材に対して押動可能で絶縁材料で形成される操作ボタンと、前記操作ボタンが押動されることによって信号を出力するスイッチと、前記スイッチが実装された基板と、前記基板に実装され、GNDに接続された素子端子を有する素子とを具備する電子機器であって、前記素子は、前記スイッチのスイッチ端子の近傍で前記素子端子が前記スイッチ端子の高さより高くなるように配置されることを特徴とする。
本発明によれば、筐体が小型な電子機器であっても、放電された静電気がスイッチ端子に印加されるのを防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で説明する実施形態は、電子機器として撮像装置としてのデジタルカメラを取り上げて説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照して、デジタルカメラの外観構成について説明する。図1は、デジタルカメラ1の外観構成の一例を示す図である。図1(a)は、デジタルカメラ1の正面図である。また、図1(b)は、デジタルカメラ1の背面図である。また、図1(c)は、デジタルカメラ1の底面図である。図1(c)では、一部の内部構造を破線で示している。
図1(a)に示すように、デジタルカメラ1には、筐体8を正面から見て中央やや右側に、鏡筒7が設けられている。鏡筒7は、レンズ103を保持している。また、筐体8の上面であって、筐体8を正面から見て左端に、シャッターボタン61が設けられている。更に、鏡筒7の右側斜め上方に、フラッシュ光を放射するフラッシュ窓9が設けられている。また、図1(b)に示すように、デジタルカメラ1には、筐体8の背面に、画像表示部として機能するLCD(Liquid Crystal Display)28が設けられている。また、LCDの右側に、複数の操作ボタンからなる操作部70が設けられている。
また、図1(c)に示すように、デジタルカメラ1の内部には、筐体8を底面から見て左側に、電源部としての電池を収納するための電池収納部25が設けられている。また、電池収納部25の近傍には、映像信号を記録するメモリカードを収納するためのメモリカード収納部26が設けられている。また、電池収納部25及びメモリカード収納部26の反対側、すなわち筐体8を底面から見て右側には、上述したフラッシュ光を放射する動作に必要な高電圧を得るための昇圧回路に使用される大容量のメインコンデンサ12が設けられている。また、デジタルカメラ1の内部には、鏡筒7に保持されたレンズ103が被写体像を結像させる位置に、撮像素子を実装する撮像部22が設けられている。
また、デジタルカメラ1の底面の略中央には、三脚を取り付けるための取付孔20が設けられている。取付孔20は、機械強度が求められるために、亜鉛ダイキャストやアルミダイキャスト等により形成されている。
次に、図2を参照して、デジタルカメラ1の内部構成及び内部で行われる処理について説明する。図2に示すように、鏡筒7には、上述したレンズ103の他、バリア102、絞り機能を備えるシャッター101を有している。バリア102は、デジタルカメラ1のレンズ103を含む撮像部22を覆うことにより、撮像部22の汚れや破損を防止する。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子である。レンズ103から入力された被写体の光学像は、絞り機能を備えるシャッター101の開口を介して撮像部22に入射される。撮像部22は、入射された光学像をアナログの画像信号に変換して出力する。
A/D変換部23は、撮像部22からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換し、画像データとして出力する。また、A/D変換部23は、音声制御部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、音声データとして出力する。タイミング発生部21は、撮像部22、音声制御部11、A/D変換部23及びD/A変換部13にクロック信号や制御信号を供給する。このタイミング発生部21は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。
画像処理部24は、A/D変換部23又はメモリ制御部15からのデータに対して、画素補間処理、色変換処理及びサイズ変更処理等の画像処理を行う。また、画像処理部24は、撮像された画像データに基づいて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(自動合焦)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光による自動調光)処理のためのデータを演算する。そして、画像処理部24は、その演算結果をシステム制御部50に供給する。システム制御部50は、この演算結果に基づいてAE機能、AF機能を実現する。また、画像処理部24は、撮像した画像データに基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も実行する。
A/D変換部23から出力される画像データは、画像処理部24及びメモリ制御部15の双方を介して、又はメモリ制御部15のみを介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、上述した画像データの他、マイク10で録音された音声データ、動画像や画像ファイルを構成するファイルヘッダ等が格納される。メモリ32は、所定枚数の静止画像、所定時間の動画像等の画像データ及び音声データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。なお、メモリ32は、画像表示用のメモリも兼ねている。
圧縮・伸張部16は、例えば適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸張する。圧縮・伸張部16は、シャッター101をトリガにしてメモリ32に格納された画像データを読み込み、圧縮処理を行い、圧縮処理を行った画像データをメモリ32に書き込む。また、圧縮・伸張部16は、記録媒体120の記録部19等からメモリ32に読み込まれた圧縮された画像データの伸張処理を行い、伸張処理を行った画像データをメモリ32に書き込む。また、圧縮・伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部によりファイル化され、インターフェース18を介して記録媒体120に記録される。
メモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換部13によって表示用のアナログ画像信号に変換され、LCD等の画像表示部28に供給されて表示される。
また、マイク10から出力された音声信号は、アンプ等で構成される音声制御部11を介してA/D変換部23により音声データとしてデジタル信号に変換される。その後、変換された音声データは、メモリ制御部15によりメモリ32に格納される。一方、記録媒体120に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換部13を介し、音声制御部11により音声信号がスピーカー38から出力される。
システム制御部50は、デジタルカメラ1全体を制御する。システムメモリ52は、システム制御部50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。不揮発性メモリ56は、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能なメモリである。
第1シャッタースイッチSW1(62)は、シャッターボタン61の操作途中(半押し)でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。第2シャッタースイッチSW2(64)は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でONとなり、撮像部22からの信号の読み出しから、記録媒体120に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作開始を指示する。モード切替ボタン60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、連続撮影(連写)モード、動画モード及び再生モード等のうち何れかに切り替えるためのスイッチである。
操作部70は、ユーザがシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作ボタンである。操作部70の各操作ボタンには、ユーザが画像表示部28に表示される種々の機能アイコンを視認しながら操作することにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられる各種機能ボタンとして機能する。操作ボタンとしては、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。ユーザが、例えば、複数ある操作ボタンのうち、一つの操作ボタンを押下することにより、種々の機能アイコンが画像表示部28に表示される。ユーザは、画像表示部28に表示されたメニュー画面と各種操作部70とを用いることにより、直感的に各種設定を行うことができる。
電源スイッチ72は、デジタルカメラ1の電源ON/OFFを切り替えるスイッチである。電源制御部39は、例えば、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を含んで構成されている。電源制御部39は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果とシステム制御部50の指示とに基づいて、DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体120を含む各部に供給する。
電源部30は、例えば、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等である。コネクタ33、34は、電源部30と電源制御部39とを接続する。
RTC(Real Time Clock)40は、電源制御部39とは別に、内部に電源部を有していて、電源部30がOFFの状態であっても、時計動作状態を継続する。システム制御部50は、起動時にRTC40より取得した日時を用いてタイマー制御を行う。
I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体120との間のインターフェースである。コネクタ35は、記録媒体120とインターフェース18とを接続するための接続部である。また、記録媒体着脱検知部98は、コネクタ35に記録媒体120が装着されているか否かを検知する。記録媒体120は、メモリカードやハードディスク等であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部19、デジタルカメラ1とのインターフェース37及び記録媒体120とデジタルカメラ1とを接続するためのコネクタ36を備えている。
通信部110は、RS232C、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等により各種通信処理を行う。コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介してデジタルカメラ1を他の機器と接続する。
次に、図3及び図4を参照して、上述した操作部70としての操作ボタンの構成について説明する。図3(a)は、操作ボタン周辺の断面図である。図3(b)は、操作ボタンの下側に配置されたスイッチの平面図である。図4は、スイッチの斜視図である。ここでは、デジタルカメラ1の端部に設けられた操作ボタン210を取り上げて説明する。デジタルカメラ1の筐体8(外装部材)の角部は、面取り処理が施されている。
図3(a)に示すように、デジタルカメラ1には、筐体8の一部に、操作ボタン210が挿入される挿通孔231が穿設されている。操作ボタン210は、押圧部211が挿通孔231から外部に突出するように設けられている。また、押圧部211の下部には、挿通孔231の孔径より大きい外径を有するフランジ部213が設けられている。また、フランジ部213の下部には、突起部212が設けられている。操作ボタン210は、ユーザに操作されることで、図3の上下方向に押動可能に構成されている。
操作ボタン210の下側には、スイッチ220が筐体8に固定された基板230上に実装されている。本実施形態に係るスイッチ220は、例えばタクトスイッチである。スイッチ220には、スイッチ端子221が複数設けられている。スイッチ端子221は、図3(b)及び図4に示すように、スイッチ220の相反する側面にそれぞれ2つ、所定距離離間して設けられている。スイッチ端子221は、ハンダによって基板230に電気的に接続されている。ここで、ユーザが操作ボタン210を図3(a)に示す矢印方向に押動させることにより、操作ボタン210の下部に設けられた突起部212がスイッチ220を押下する。スイッチ220が押下されることにより、信号がスイッチ端子221を介して、基板230を通り、図2に示すシステム制御部50に出力される。
更に、基板230には、素子251が、スイッチ端子221の近傍に実装されている。本実施形態に係る素子251は、例えば、抵抗、コンデンサまたはインダクタ等である。素子251は、図3(b)に示すように、複数のスイッチ端子221それぞれに対して対峙する位置に配設されている。なお、素子251は、図4に示すように、両端から下方向に延設された素子端子(素子電極)252を介して基板230に実装されている。これらの素子端子252は、GNDに接続されている。したがって、素子251自体は、GNDの電位を帯びている。
また、素子251の素子端子252は、図3(a)に示すように、その高さ寸法L3が、スイッチ端子221の高さ寸法L2より高くなるように形成されている。すなわち、素子端子252の上端から操作ボタン210のフランジ部213の距離は、スイッチ端子221の上端から操作ボタン210のフランジ部213の距離よりも短くなっている。
次に、ユーザが操作ボタン210を押圧するときに、ユーザに帯電した静電気が、操作している指から放電して、デジタルカメラ1内に印加されるときの印加経路について説明する。放電された静電気の印加経路を、図3(a)に示す経路240で示す。なお、ここでは、筐体8及び操作ボタン210は、絶縁材料で形成されているものとする。
まず、指から放電された静電気は、図3(a)に示すように、筐体8の挿通孔231を通り、筐体8と操作ボタン210のフランジ部213との間隙を通過して、デジタルカメラ1内に入り込む。デジタルカメラ1内に入り込んだ静電気は、最も近傍の導電性を有する部品に印加される。ここでは、上述したように、素子251の素子端子252が、筐体8に最も近接している導電性を有する部品である。したがって、デジタルカメラ1内に入り込んだ静電気は、素子251の素子端子252に印加される。素子251の素子端子252は、GNDに接続されていることから、印加された静電気は、GNDに逃げていく。
このように、本実施形態によれば、GNDに接続された素子251の素子端子252をスイッチ端子221よりも操作ボタン210に近付けるように配設した。より具体的には、素子端子252は、筐体8と操作ボタン210との間隙の端部に対して、スイッチ端子221より近接して配設されている。したがって、操作ボタン210と筐体8との間隙から、デジタルカメラ1内に入り込んだ静電気は、スイッチ端子221に印加されず、あたかも避雷針のような機能を有する、素子251の素子端子252に印加される。素子251の素子端子252に印加された静電気は、そのままGNDに逃げていくので、従来のようにスイッチ端子に印加されることによる悪影響を防止することができる。
また、本実施形態では、従来技術のように沿面距離を大きくするような構成にする必要がない。したがって、近年、小型化する筐体や、図3(a)に示すような角部が面取り処理が施された筐体8のように、筐体と基板との間に十分なスペースがない電子機器に用いることで特に、効果を発揮する。
(第2の実施形態)
次に、図5を参照して、第2の実施形態に係る撮像装置の操作ボタン周りの構成について説明する。図5は、操作ボタン周辺の断面図である。本実施形態では、基板230に実装される素子の構成が、第1の実施形態と異なる。なお、以下では、第1の実施形態と同様の構成は同一符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態に係る基板230に実装された素子261は、図5に示すように、素子261の上部に素子端子(素子電極)262が設けられている。すなわち、素子端子262は、素子261の上部から露出した状態で形成されている。また、第1の実施形態と同様、素子261の素子端子262は、GNDに接続されていて、素子261自体は、GNDの電位を帯びている。また、素子261の素子端子262は、その高さ寸法が、スイッチ端子221の高さ寸法より高くなるように形成されている。すなわち、素子端子262の上端は、スイッチ端子221の上端と比べると筐体8に近接している。
このように、本実施形態によれば、GNDに接続された素子261の素子端子262をスイッチ端子221よりも操作ボタン210に近付けるように配設した。したがって、操作ボタン210と筐体8との間隙から、デジタルカメラ1内に入り込んだ静電気は、スイッチ端子221に印加されず、あたかも避雷針のような機能を有する、素子261の素子端子262に印加される。また、素子261の素子端子262は、素子261の上端に設けたので、素子261の素子端子262と筐体8との距離がより短くなり、静電気がより素子端子262に印加され易くなる。
(第3の実施形態)
次に、図6を参照して、第3の実施形態に係る撮像装置の操作ボタン周りの構成について説明する。図6は、操作ボタンを省略した基板の平面図である。本実施形態では、基板230に実装される素子の位置が、第1の実施形態と異なる。なお、以下では、第1の実施形態と同様の構成は同一符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態に係る基板230に実装された素子271は、図6に示すように、隣り合うスイッチ端子221の間に配設されている。すなわち、第1の実施形態のように、スイッチ端子221に対応させて、素子を設ける必要がなく、隣接するスイッチ端子221に対して、避雷針としての役割を有する素子271の素子端子272を共通させることができる。このように、本実施形態によれば、素子271を複数あるスイッチ端子221のうち、スイッチ端子221間の少なくとも一箇所に配置したので、基板230に実装する素子271の数量を削減することができる。
電子機器の一例としてのデジタルカメラの外観構成を示す図である。 電子機器の一例としてのデジタルカメラの外観構成を示す図である。 第1の実施形態に係る操作ボタン周りの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る基板周りの斜視図である。 第2の実施形態に係る操作ボタン周りの構成を示す図である。 第3の実施形態に係る操作ボタン周りの構成を示す図である。 従来の操作ボタン周りの構成を示す図である。 従来の操作ボタン周りの構成を示す図である。
符号の説明
1、2 デジタルカメラ
8 筐体
70 操作部
210 操作ボタン
211 押圧部
212 突起
213 フランジ部
220 スイッチ
221 スイッチ端子
230 基板
251 素子
252 素子端子(素子電極)
261 素子
262 素子端子(素子電極)
271 素子
272 素子端子(素子電極)

Claims (5)

  1. 絶縁材料によって形成される外装部材と、前記外装部材に対して押動可能で絶縁材料で形成される操作ボタンと、前記操作ボタンが押動されることによって信号を出力するスイッチと、前記スイッチが実装された基板と、前記基板に実装され、GNDに接続された素子端子を有する素子とを具備する電子機器であって、
    前記素子は、前記スイッチのスイッチ端子の近傍で前記素子端子が前記スイッチ端子の高さより高くなるように配置されることを特徴とする電子機器。
  2. 前記操作ボタンにはフランジが形成され、前記フランジ部の端と前記スイッチ端子との距離よりも前記フランジ部の端と前記素子端子との距離が短くなるように、前記素子は配置されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記素子端子は、前記素子の端部に設けられ、前記素子端子が前記操作ボタンに向かうように前記素子を配置することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記スイッチは、複数のスイッチ端子を有し、
    前記素子は、前記スイッチ端子の間の少なくとも一箇所に配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記素子は抵抗、コンデンサまたはインダクタのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器。
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