JP2010070762A - 再パルプ化可能な接着剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】
充填剤含有材料への接着の時に、その粘着技術特性に関して、特に、粘着性に関して、従来技術に開示の接着剤によって与えられるものよりも、更により高められた経時的安定性を有する接着剤を提供する
【解決手段】
本発明は、オルトリン酸を含有する、再パルプ化可能な接着剤、そのような接着剤の層を少なくとも1つ有する接着テープ、並びにそのような接着テープの使用に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、再パルプ化可能な接着剤、特に、充填剤含有材料に接着させるための接着剤に関する。
再パルプ化可能な接着剤を提供するための確立した方法は、(メタ)アクリル酸ポリマーの製造、あるいはアクリル酸と、少なくとも一種のアクリレートおよび/またはメタクリレートコモノマー、例えばアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、2−エトキサリルオキシエチルメタクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、ヘキサエチルメタクリレート、エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレートまたはこれらの類似物とを含むアクリレートコポリマーの製造にある。これらのポリマーは、場合によっては、更に別のラジカル共重合可能なコモノマー、例えばビニルカプロラクタム、酢酸ビニルまたはこれらの類似物を含有することもできる。
上記ベースポリマーは、結果として生じる(感圧)接着剤の接着技術上の特性を仕立てることができるようにするために、樹脂および/または可塑剤と混合することができ、典型的にはこれらと混合されている。加えられる成分は、理想的には水溶性かあるいは水分散性であり、低分子量のものであることも高分子量のものであることもできる。
接着剤のレオロジープロフィールは、ベースポリマーの目的にかなった架橋によって調整される。この場合に、共有結合作用の架橋剤(イソシアネート、エポキシド、ヒドラジン、アミン)だけでなく、イオン結合作用の架橋剤(アルミニウム(III)、チタン−(IV)、セリウム−(IV))も使用される。
そのようにして製造された再パルプ化可能な(感圧)接着剤は、製紙産業および紙加工産業の製品にその主要用途があるが、しかし、充填剤含有紙と接触した場合、その接着技術上の特性の明らかな低下が頻繁に見られ、これは接着力と粘着性(タック)の完全な喪失に至ることがある。
充填剤含有の基材、特に紙は、エージングプロセスまたは外部の影響によって、多価金属イオンを放出する可能性がある。特に、紙中または紙の処理に使用された物質中にしばしば存在するカルシウムイオンによって問題が生じる。というのも、カルシウムは、製紙産業において、塗工剤中でその使用が増加している慣用の充填剤及び成分であるためである。
(感圧)接着剤の特性の損失は、特に、金属イオンが接着剤中に移行することが原因と考えられる。適切に架橋されたカルボキシル含有および/または酸含有のコポリマーは、このようにして、所望の程度を超えて非制御的に後架橋する可能性がある。この後架橋は、レオロジープロフィールに悪影響を及ぼして、凝集力の大幅な増大と同時に、それに伴って粘着性の低下を引き起こし、最悪の場合接着力とタックを完全に喪失させる。
それ故、特に、紙加工産業における用途については、例えば、フライングロール交換に関連して、使用される接着テープ(いわゆるスプライステープとしての使用、文献では 一部は“スプライシングテープ”とも呼称される)に対して、厳しい要求プロフィールが課される。平坦なウェブ材料、特に紙の加工時は、フライングロール交換は、高速に稼働する機械の停止を必要とすることなく、ほとんど巻きほどかれた古いロールを新しいロールと取り替えるために一般に行われている方法である。このようなフライングロール交換の際、古いウェブの末端に新しいウェブの初端をつなぎ合わせるために感圧接着テープがしばしば用いられる。そのため、これらの接着テープは、使用期間全体にわたって、高いタック、良好な凝集力、並びに良好な再パルプ化可能性[(古)紙の再処理時のパルプ中への導入可能性、すなわち、水に溶解もしくは懸濁した紙もしくは繊維スラリー中への導入可能性; 必ずしも“水溶性”と同義ではない]を有するものでなくてはならない。
欧州特許出願公開第1935956A2号明細書(特許文献1)は、金属イオン、特にカルシウムイオンを捕捉するために、例えば、キレート形成剤、イオン交換物質、分子ふるいおよび/または沈殿剤が加えられた接着剤を開示している。中でも、リン酸塩やポリリン酸塩が接着剤に加えられている。しかしながら、これらの添加剤は、添加剤処理をしていないベース接着剤と比較して、粘着性を低下させ、接着剤はそれゆえ“ねばねば”がより少ないものとなるという欠点を有する。この作用は、添加剤処理をした直後の材料(いわゆる“フレッシュサンプル(Frischmustern)”)の場合に特に認められる。
粘着性(“タック”としても称される)とは、多くの原材料に対する即時接着を生じさせる(感圧)接着剤の特性と理解され、その際、粘着性とは、特に、作用を及ぼす圧力の関数でもある。量的には、粘着性は、例えば、いわゆる“ローリングボールタック(Rolling−Ball−Tack)”(後述の実験の欄、測定法、試験C参照)で説明され得る。感圧接着剤は、永続的なタックを有している。
欧州特許出願公開第1935956A2号明細書 ドイツ国特許出願公開第19628317A号明細書 ドイツ国特許出願公開第19830674A号明細書 ドイツ国特許出願公開第19902179A号明細書 ドイツ国特許出願公開第19958223A号明細書 ドイツ国特許出願公開第10058956号明細書 ドイツ国特許出願公開第10123981号明細書 国際公開第03/20623A号パンフレット 国際公開第03/24850A号パンフレット ドイツ国特許出願公開第10210192A号明細書 ドイツ国特許出願公開第10258667号明細書 ドイツ国特許出願公開第102004028312A号明細書 ドイツ国特許出願公開第102005051181A号明細書
本発明の課題は、充填剤含有材料への接着の時に、その接着技術上の特性に関して、特に粘着性に関して、特許文献1に開示された接着剤によって与えられるものよりも、更により高められた経時的安定性を有する接着剤を提供することである。
上記課題は、驚くべきことに、接着剤、特に感圧接着剤への添加剤としてのオルトリン酸の添加によって解決することができた。これによって、特に、(感圧)接着剤が金属イオン含有の、特に、カルシウム(II)イオン含有の材料、例えば相当する紙支持体に接触した時の接着テープのための再パルプ化可能な(感圧)接着剤の長時間適性を明らかに向上させることができた。
従って、主請求項は、オルトリン酸を含有する、再パルプ化可能な接着剤に関する。更には、本発明は、オルトリン酸が加えられた接着剤の層を少なくとも1つ設けた、再パルプ化可能な接着テープに関する。
以下で単に“リン酸”という場合、これはオルトリン酸[HPO、または別に(HO)P(O)と表される]を意味する。
リン酸は、金属イオン、特にアルカリ土類金属イオン、中でもカルシウム(II)イオンおよび/またはマグネシウム(II)イオンと結合させて、それによりそれらを捕捉するという目的で加えられる。
特に、通常、多少の差はあるにしろカルシウム(II)イオンを高い含有量で有する紙への接着用に接着剤を使用するのに、オルトリン酸はまさにこれらのCa2+−イオンを“不活性化させる”のに適しており、有利である。
リン酸に加えて、(感圧)接着剤に更に別の添加剤、特に、特許文献1に金属イオン結合性添加剤として開示されるような添加剤を加えることができる。リン酸に加えて、更に別の二種またはそれ以上の添加剤の混合物、あるいはさらに別の物質を有する一種またはそれ以上の添加剤の混合物を加えることは更に非常に有利となり得る。
リン酸は、(感圧)接着剤中の純粋なリン酸の含有量を基準に、好ましくは10重量%までの量で、より好ましくは2〜5重量%の量で、接着剤に加えられる。リン酸は、固体として、水溶液として、または有機溶剤(例えばアセトン)中の溶液として、あるいは水と有機溶剤の混合物中の溶液としても加えることができる。場合によっては、存在する溶剤は、接着剤の加工時に、いずれにせよしばしば行われるような接着剤の乾燥プロセスによって優れて取り除くことができる。
接着剤としては、特にビニルカルボン酸含有、就中アクリル酸含有および/またはメタクリル酸含有の(感圧)接着剤が使用される(ビニルカルボン酸は、感圧接着剤中で、特に、重合導入されたコモノマーとして存在するが、遊離形態、特にコモノマー残渣として存在する場合もある)。感圧接着剤中のビニルカルボン酸の割合(特に、アクリル酸の割合)は、特に20重量%より多く、さらには50重量%より多い割合であることができる。ビニルカルボン酸(特にアクリル酸)を70重量%を超えるかまたは80重量%さえも超える割合で含む接着剤の場合でさえ、本発明による添加処理(Additivierung)が非常に有利であることが判明した。
本明細書における再パルプ化可能性とは、再パルプ化可能な製品(接着剤または接着テープ)が、TAPPI UM 213 (TAPPI Useful Methods 213、TAPPI 1991、ISBN 0898522064)測定法に従って再パルプ化可能と見なされることを意味する。
本発明の接着剤とは、乾燥後の接着剤塗布量が40g/m2でありそして以下のように製造される試験標本の形態で測定される時、上述の測定法TAPPI UM 213に従って再パルプ化できるものである:
−水、イソプロパノールおよびアセトンの1:1:1混合物中で、測定するべき(感圧)接着剤の30%濃度溶液を調製すること;
−シリコーン処理したはく離紙に、得られた溶液をコーティングすること;
−室温で、120分間コンディショニングすること;
−このように製造した試験片を、20分間100℃で乾燥させること;
−これらの試験片を紙支持体(Drewsen SPEZIALPAPIERE GmbH & Co. KGの紙の商品名:“PRODURA Basispapier mit hoher Spaltfestigkeit(高い割裂抵抗を有する原紙、PRODURA)”)にラミネートすること;
−測定の準備:試験片を、それぞれ3日間、23℃、相対湿度50%でコンディショニングすること。
その後、そのようにして準備した試験片を用いて、TAPPI UM 213に従った検査を行った。
本発明の接着テープは、片面接着テープとしても両面接着テープとしても仕上げることができる。
本発明の接着テープは、上述の測定法TAPPI UM 213に従って再パルプ化できるものである。
本発明の対象は、それ以外に、充填剤含有材料、特に、カルシウム(II)および/またはマグネシウム(II)イオン含有材料の接着のための、上述のような接着テープの使用である。ここで、特に、Ca2+および/またはMg2+含有の紙および/または上述のイオンを下塗り(プライマー)中に有する紙の接着のための、本発明の(感圧)接着テープの使用が強調される。
本発明の(感圧)接着テープは、永久接着の範囲で製紙産業において優秀に使用することができる。更に別の使用可能性が、走行する紙ウェブと新しい紙ウェブとを互いに結合させるために静止式ロール交換またはフライングロール交換の分野にあり、特に、本明細書で説明する、アルカリ土類金属イオン、特に、カルシウム(II)イオンにより問題が生じる場合でも特に有利に使用される。そのような接着テープの場合、ロール交換の際に接着結合を紙の割裂によって開放する、割裂可能な紙が支持材料としてしばしば使用される。
従って、本発明の接着剤は、スプライステープとして特に有利に使用され得る。
従って、本発明の接着テープは、本発明による有利な実施形態としてほんのいくつかの例を挙げると、とりわけ、例えば、ドイツ国特許出願公開第19628317A号明細書(特許文献2)、同第19830674A号明細書(特許文献3)、同第19902179A号明細書(特許文献4)、同第19958223A号明細書(特許文献5)、同第10058956号明細書(特許文献6)、同第10123981号明細書(特許文献7)、国際公開第03/20623A号パンフレット(特許文献8)、国際公開第03/24850A号パンフレット(特許文献9)、ドイツ国特許出願公開第10210192A号明細書(特許文献10)、同第10258667号明細書(特許文献11)、同第102004028312A号明細書(特許文献12)、同第102005051181A号明細書(特許文献13)に記載されるような接着テープの形態に形成することができる。リン酸で添加処理した接着剤は、紙支持体、特に割裂紙支持体と接触する層に、特に有利に使用することができる。
本発明の対象は、更に、(感圧)接着剤にリン酸を加えることによって、金属イオン、特に、アルカリ土類金属イオン、中でも特にカルシウムイオンを接着剤から、好ましくは感圧接着剤から排除する方法である。上述の量と割合が適宜引用される。
驚くべきことに、上記添加処理によって、特許文献1のリン酸塩含有接着剤と比較して、接着剤、とりわけ感圧接着剤の接着特性を悪化させないだけでなく、長期的性質でさえも著しく向上させることができたことが分かった。これに対し、当業者は、被接着材料から接着剤中に移行する金属イオン(例えば、紙から移行するCa2+イオン)が、接着剤の境界面側の層中で捕らえられ、そして捕らえられたイオンが(例えば、難溶性化合物の形で)境界面で蓄積し、それによって接着剤が、いわば接着技術的に“不活性化”されることを予測するであろう。しかしながら、予測に反し、それは確認することができなかった。
本発明の接着剤を用いることで、特許文献1に記載の接着テープよりも、特にこの文献においてリン酸塩またはリン含有化合物で添加処理された接着テープよりも、トップコート中に無機構成成分として炭酸カルシウムを含む紙を優れて接着することができる再パルプ化可能な接着テープが首尾良く製造される。これは、たとえ炭酸カルシウムが唯一の無機構成成分であるか、あるいは非常に高い割合でトップコート中に存在する場合でも同じである。そのような紙の接合は長期間にわたって安定なままである。接着剤の該添加処理が、元の性質プロフィールをより長期の使用時間にわたって高い水準で安定させることが確認できた。感圧接着性、特に粘着性が、ローリングボールタック測定によって表して、添加処理直後で、添加処理されていない組成物のそれと同じかまたはほぼ同じ水準に維持されるということから、リン酸添加処理組成物の一つの明白な利点が明らかになる。特許文献1から知られるようなリン酸塩で添加処理した組成物は、それとは逆に、添加処理によって感圧接着性の明らかな影響を示した。その上、感圧接着性は、特許文献1に開示の接着剤の場合よりも、安定なままであることがわかった。
リン非含有の添加剤に関して、特許文献1は値を全く開示していないため、直接的な比較は困難である。これらの組成物に対してさえも、接着技術的な(長期)性質の向上が生じることが期待できる。しかしながら、少なくとも、本明細書のオルトリン酸で添加処理された接着剤は、特許文献1からは容易に導けなかった、効果的で−かつ容易に実現される−代替案である。というのは、全てのリン含有の添加処理された接着剤に関して、本発明のオルトリン酸で添加処理された接着剤が、上記のすでに説明したような向上された挙動を示すからである。
本発明の感圧接着剤、および本発明による感圧接着テープは、長期間にわたって粘着力が一定か、あるいはほぼ一定のままであることが重要な使用分野に特に適している。これは、とりわけ、紙の永久接着の分野において重要である。この場合、接着テープは基材上に長く残り、そして本発明の実施が無ければ、この接着テープは、特に妨げになる金属イオン、例えばCa2+イオンの作用に基づいて、冒頭で説明した負の効果を示す。
実験室での試験において、それ自体公知の感圧接着剤、特にアクリル酸高含有感圧接着剤(すなわち、接着剤の重合のためにコモノマー構成中に高い割合でアクリル酸を含むもの; ここでは、50重量%以上のアクリル酸割合を有する感圧接着剤について調べた)に対する、オルトリン酸が10重量%までの範囲内における添加処理は、接着力に対する顕著な影響は皆無であることを示すことができた。これは、鋼およびラベル紙に対する接着力により実験的に証明される。上述の混合範囲の上方の添加処理範囲において初めて粘着力が低下する。2〜5重量%の量、特に3±1重量%の範囲内で添加処理することが最適化であることが判明した。網状構造密度の尺度であるマイクロせん断移動(Mikroscherweg)の測定時の弾性成分(%)は、良好な値にとどまる。この試験は、40℃の温度負荷における接着テープのせん断強度の試験に役立つ。
オルトリン酸で添加処理していない接着剤と、3%の重量割合でオルトリン酸を配合した接着剤の長期測定において、エージング安定化の効果を試験した。そのために、上述の接着剤の試料を、コート層中に5重量%、10重量%、15重量%、50重量%、100重量%の割合で炭酸カルシウムを有する紙上にそれぞれ塗布した。カルシウムイオンの割合が高いほど、接着技術的特性(粘着性、鋼およびラベル紙に対する接着力、マイクロせん断移動の測定値、耐せん断時間)に関して、接着剤のエージングはより早く進行した。3重量%のオルトリン酸での添加処理後、高い炭酸カルシウム量含有の紙では、エージング挙動が明白に改善された。紙のコート層中の炭酸カルシウムの割合を5重量%及び10重量%とした場合の測定では、40日間の測定期間にわたり、接着力に大きな劣化はなかったことが確認できた。
従って、長期間測定の結果により、本発明による添加処理によって、(アルカリ土類)金属イオン含有の、特にカルシウムイオン含有の材料と接触した状態での感圧接着剤の貯蔵安定性の明らかな向上が確認でき、その際、比較的長い期間にわたってさえも、接着力および粘着性が良好な水準に維持されることが分かった。
例1:参考組成物1
水、イソプロパノール、およびアセトンからなる1:1:1混合物中の、アクリル酸47%、ブチルアクリレート48%、およびビニルカプロラクタム5%からなるラジカル重合した基礎ポリマー(Geruestpolymers)の30%濃度の溶液599gを、ポリオキシエチレン(15)ココアミン(Akzo社製の商品名Ethomeen C−25、CASNo.61791−14−8)397g、およびビスフェノールAのビスグリシジルエーテル(ビスフェノールA−エピクロロヒドリン、Mg<700、Hexion社製の商品名Epikote 828 LVEL、CASNo.25068−38−6)0.70gと混合した。
基礎ポリマーは、9×10g/モルの質量平均モル量Mg、および8の多分散性によってさらに特徴付けられる。
例2:(添加剤を有する例1のベースポリマー)
例1に記載の組成物を、追加的に17.3gのリン酸水素二アンモニウムと混合する。
例3:(添加剤を有する例1のベースポリマー)
例1に記載の組成物を、高い錯化作用を有する、商業的に入手可能なポリリン酸ナトリウムとアルキルホスホネートからなる調合物(商品名Kappafos D11、製造者Kapp−Chemie、カルシウム結合能120mgCaO/g(製造業者による))17.3gと混合する。
例4: 本発明による組成物1(添加剤を有する例1のベースポリマー)
例1に記載の組成物を、オルトリン酸17.3gと追加的に混合する。
例5:参考組成物2
5.1親水性の基礎ポリマーの製造
還流冷却器、錨型撹拌器(Ankerruehrer)、加熱用ジャケット、および計量供給装置を備えた2リットル容積の真空気密鋼製重合装置に、315gのアクリル酸、112.5gの2−エチルヘキシルアクリレート、250gのアセトン、100gのエタノールおよび100gの水を仕込む。排気し、Nでフラッシングし、62℃までの加熱後、撹拌しながら、6.4gのアセトン中の0.6gの2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の溶液を、600hPaで沸騰する反応媒体中に投入した。重合は、ゆっくりと低下する沸騰温度と、粘度の増加のもとで始まる。30分の反応時間後、58℃において、75gのアセトン、50gのエタノール、および50gの水からなる混合物中に溶解させた、0.5gの2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリルを新たに供給し、圧力を700hPaまで高める。さらに60分後、そして再度の粘度上昇後、60℃において、さらなる75gのアセトン、50gのエタノール、および50gの水を供給し、圧力を800hPaまで高める。75gのアセトン、50gのエタノール、および50gの水を用いた再度の希釈を、120分後、63℃および約1000hPa(常圧)で行う。重合は、それら条件において、溶液の沸騰のもとで60分継続させる。その後、62℃(常圧)において、127.5gの脱塩水中の22.5gのSPAの溶液と、13.5gのアセトン中の1.5gのビス−(4−tert−ブチルシクロロヘキシル)−パーオキシジカーボネートの溶液をそれぞれ同時に、沸騰した重合溶液中に、120分の時間にわたって不断に配分して計量供給する。その後、62℃の反応温度で反応を終了し、20時間の全反応時間後、RT(室温)まで冷却する。全部の時間の間、弱いN流を吸引して通して、反応混合物から存在するかもしれないO量を取り除く。得られたポリマー溶液は水のように澄んでいる。ポリマー含有量は32.42重量%である。25℃において無水メタノール中で測定した相対粘度は3.363である。
5.2再パルプ化可能な接着剤の製造
5.1に従って製造したポリマー溶液92.54g(ポリマー30g)を、エトキシル化した液状の第一ヤシ脂肪アミン67.25gと混合する。アミノ基の水素原子は、この可塑性化合物では、エトキシ鎖で完全に置換されている。アミノ官能基毎のエトキシ単位の全数は、平均して15である(Akzo製の商品名Ethomeen C 25)。撹拌下で、117gのアセトンに溶解したビスフェノールAのビスグリシジルエーテル(Hexion製の商品名Epikote 828 LVEL)0.05gを混合物中に一様に分散させ、そして39gの水を混ぜ入れることにより、澄んだ、塗布可能な感圧接着剤溶液を得る。
例6:(添加剤を有する例5のベースポリマー)
例5.2に記載の組成物を、2.92gのリン酸水素ニアンモニウムと追加的に混合する。
例7:(添加剤を有する例5のベースポリマー)
例5.2に記載の組成物を、2.92gのKappafos D11と追加的に混合する。
例8:(本発明による組成物2(添加剤を有する例5のベースポリマー))
例5.2に記載の組成物を、17.3gのオルトリン酸と追加的に混合する。
例9:参考組成物3
9.1親水性の基礎ポリマーの製造
例1の場合と同様の2リットル容積の真空気密装置に、225gのアクリル酸、202.5gの2−エチルヘキシルアクリレート、400gのアセトン、および50gのエタノールを仕込む。排気、窒素でのフラッシング、そして62℃までの加熱後、撹拌下で、8gのアセトン中の0.5gの2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を、650hPaで沸騰する反応媒体中に導入する。ゆっくりとした沸騰温度の低下、および反応混合物の粘度の増加のもとで重合が開始する。50分の反応時間後、58℃において、新たに150.0gのアセトンと25.0gのエタノールに溶解した0.5gの2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)を加える。重合は、60℃および800hPaにおいて反応混合物の沸騰下で続行される。さらに100分の反応時間後、150.0gのアセトンと25gのエタノールを希釈剤として加え、そして圧力を常圧に調節する。重合は、59℃〜60℃での沸騰のもとで、さらに180分続行する。その後、60℃において、この沸騰する反応混合物中に、127.5gの脱塩水中の22.5gのSPAの溶液と、6gの水中の4gのビス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートの微細な分散液とをそれぞれ同時に、120分の期間中に計量供給する。反応は、61℃で、全反応時間20時間で終了する。例1のように、重合の間、反応室中の不活性雰囲気について配慮する。冷却後、175gの脱塩した水と50gのエタノールでポリマー溶液を希釈する。
ポリマー含有量は30.07重量%であり、25℃において4.00:1.20のメタノール/水中で測定した相対粘度は2.500である。
9.2 感圧接着剤の製造
9.1に従って製造した94.8gのポリマー溶液(ポリマー28.5g)を、例5の5.2に記載の水溶性可塑剤60.4gと混合する。これに加えて、66.7gのアセトン中の8.0gの粘着樹脂の溶液(170の範囲内の酸価を有する非エステル化ロジン樹脂)と混合する。コーティング前に、10gのアセトン中の0.094gのビスフェノールAのビスグリシジルエーテル(Hexion社製の商品名Epikote 828 LVEL)を、混合物に一様に分散させる。
例10:(添加剤を有する例9のベースポリマー)
例9.2に記載の組成物を、0.855gのリン酸水素ニアンモニウムと追加的に混合する。
例11:(添加剤を有する例9のベースポリマー)
例9.2に記載の組成物を、0.855gのKappafos D11と追加的に混合する。
例12:本発明の組成物3(添加剤を有する例9のベースポリマー)
例9.2に記載の組成物を、17.3gのオルトリン酸と追加的に混合する。
測定
例1〜12において製造された感圧接着剤を、水、イソプロパノール、およびアセトンからなる1:1:1混合物中の30%濃度の溶液として、シリコーン処理したはく離紙上に塗布した。室温における120分のコンディショニング後、100℃で20分間、試験片(Lappenmuster)を乾燥させた。乾燥後の塗布量は40g/mであった。この試験片を、炭酸カルシウム含有紙上にラミネートした。検査のために、Drewsen SPEZIALPAPIERE GmbH & Co. KGの商品名“RODURA Basispapier mit hoher Spaltfestigkeit(高い割裂抵抗を有する原紙、PODURA)”の紙を使用した。接着技術的な検査は、新品の試験片(“直後測定”)に対しても、40℃と80%の相対空気湿度の環境制御キャビネット中で貯蔵した試験片(4週間測定)に対してもそれぞれ行った。検査前に、試験片はそれぞれ3日間、23℃および50%の相対空気湿度でコンディショニングした。
接着力試験(試験A)
接着力の測定は、以下のように行った。
定義された接着下地として、片面だけ粘着性を施したラベル紙を、鋼板上にその粘着性の面で取り付けた。検査する試料として、上述の試験片の20mm幅の帯状片を、荷重下(2kg)で接着下地上に押し付けた。その直後、接着テープを接着下地から、180度の角度で、300mm/分の速度ではがし、そして室温下にそれに要する力を測定した。測定値(N/cm)は、3つそれぞれの測定からの平均値として与えられた。
マイクロせん断移動試験(試験B)
この試験は、40℃の温度負荷下における接着テープのせん断力の検査に用いた。
測定試料の調製:
検査する試料として、上述の試験片の帯状片を、温度調節が可能な研磨及びアセトン洗浄した鋼製の試験板上に貼り付け、その後、2kgの鋼製ローラを用い、10m/分の速度で6回ロールをかけた。試料の接着面は、高さ×幅=13mm×10mmであり、試料は、上方の縁のところで2mmだけ鋼製試験板からはみ出させた状態で、垂直に吊し、そして移動センサーの土台として用いられる安定な接着ストリップで縁を揃えて補強した。
測定:
測定用の試料は、100gの重りで下部端に荷重をかけた。試料を貼り付けた鋼製試験板は40℃に温度調整した。試料の変形を、移動センサーを用いて15分の期間にわたって測定した。試験は、23±3℃の室温と、50±5%の相対湿度で行った。
ローリングボールタック(試験C)
PSTC−6(Test Methods for Pressure Sensitive Adhesive Tapes, 15th Edition; Herausgeber: Pressure Sensitive Tape Council, Northbrook (Illinois), USA(感圧接着テープの試験方法、第15版、米国イリノイ州ノースブルック、Pressure Sensitive Tape Council編集))に従って、ローリングボールタックの測定を行い、その際、以下の変更を加えた。
・特殊鋼のベアリングボール(特殊鋼1.44041)、直径7/16インチ(Zoll)、重さ5.7gの使用。
・ボールの準備:
セルロースとアセトンでの徹底的な洗浄;清浄なボールは、一連の測定の前に15分間、アセトン浴中に貯蔵する(ボールを、アセトンで完全に取り囲む);測定開始の少なくとも30分前に、ボールをアセトン浴から取り出し、開放された試験雰囲気中に貯蔵して乾燥およびコンディショニングする。
・いずれのボールも、一つの測定にだけ使用する。
再パルプ化可能性(試験D)
TAPPI UM 213(TAPPI Useful Methods 213, TAPPI 1991, ISBN 0898522064)に従って、上述のように製造した試験片に対して測定を行った。
結果
再パルプ化可能性
例1〜12の全てに関して、この試験用に上述のように製造した試験片について、これらが測定方法TAPPI UM 213に従い再パルプ化可能であり、そして4週間の貯蔵後でさえそれが維持されることが確認できた。
接着力、せん断強度
表1に、接着技術的特性を示す。
Figure 2010070762
AP = リン酸水素ニアンモニウム
D11 = Kappafos D11
PS = オルトリン酸
ボールド体で印刷された値:本発明による例
標準に印刷された値:比較例
リン酸による接着剤の添加処理が、経時的な接着力の損失および凝集挙動(マイクロせん断移動測定)に関して、同じ組成物を特許文献1に記載の添加剤で添加処理した場合と同様に良好な安定化作用を有することを示すことができる。ローリングボールタック測定の値によって示される粘着力(タック)に関しては、比較例とは対照的に、リン酸での添加処理により、添加処理していないベースの組成物と比べて初期値の低下が全く起こらず、その値が長期測定において一定に維持されることが確認できる。
この結果は全く驚くべき発見であり、特許文献1から知られるような接着剤の挙動の知識からは洞察あるいは推察すらできなかったであろう。

Claims (8)

  1. オルトリン酸を含む、再パルプ化可能な接着剤。
  2. 前記接着剤が感圧接着剤であることを特徴とする、請求項1に記載の接着剤。
  3. オルトリン酸の割合が、前記感圧接着剤中の純粋なリン酸含有量に基づいて10重量%まで、特に好ましくは2〜5重量%の範囲内であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の接着剤。
  4. 前記接着剤が、30重量%よりも多い、特に、50重量%よりも多いアクリル酸割合を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の接着剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の接着剤の層を少なくとも1つ含む、再パルプ化可能な性質を有する接着テープ。
  6. 経時的な接着技術的性質の変化、特にタックの低下を低減するための、再パルプ化可能な接着剤中でのオルトリン酸の使用。
  7. 充填剤含有材料、特にカルシウム(II)イオンおよび/またはマグネシウム(II)イオン含有材料の接着のための、請求項5に記載の接着テープの使用。
  8. スプライステープとしての請求項5に記載の接着テープの使用。
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