JP2010070268A - エレベータの据付方法および装置 - Google Patents

エレベータの据付方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】建築構造に依存せず作業効率良く施工できるエレベータの据付方法および装置を提供する。
【解決手段】昇降路1に設けた上部芯出し部材7から垂下させた基準線条材8を基準に下部芯出し部材9を取付け、下部芯出し部材に設けた可視光レーザ装置12のビーム10と緩衝器台4上の指標18とを合わせて位置決めし、あるいは、下部芯出し部材に設けた標識を緩衝器台と上部芯出し部材とを結ぶ検定線条材が通るようにして位置決めするエレベータの据付方法、およびこの据付方法に用いる据付装置。
【効果】建築構造に依存せず作業効率良く施工できる。
【選択図】図1

Description

この発明はエレベータの据付方法および装置に関するものであり、特にピット内の緩衝器台の位置決めをするエレベータの据付方法および装置に関するものである。
従来のエレベータ据付の際の芯出し作業は、昇降路の上部もしくは昇降路頂部の機械室床面に設けた上部芯出枠から所定の各芯出位置毎におもりを付けた線条材を垂下させ、昇降路底部の所定の高さに設定した下部芯出枠の対応する位置に上記線条材をそれぞれ固定することにより、必要とする関連寸法を得ている。
従来のピット内に緩衝器台を取り付けるための芯出し作業は、まずL型固定金具とアンカーボルトを用いて昇降路の乗場側の壁面に乗場側型板装置として上部芯出し部材を固定する。この上部芯出し部材からおもり付きの2本の線条材を垂下させ、この線条材を介してピット床面に必要な墨(基準線)を引く。墨は例えば、2本の線条材の延長線がピット床面と交わる2つの点を結ぶ第1の直線、この直線上の2点の中間点から直角に引いた第2の直線、第1の直線に対して所定間隔を保持して平行に引いた第3の直線などであり、それぞれかご用および釣合錘用などの各緩衝器の寸法と位置を考慮して引かれる。かご緩衝器および釣合錘緩衝器は、ピット床面上のこれらの墨を基準としてそれぞれの緩衝器台を位置決めして取付、緩衝器台上に据付けるのである。
しかしながら、この方法によれば、ピット床面に墨を打つことが必要で、この墨打ちは2人の共同作業となるため、要員確保上問題があり、また昇降路底部の例えば防水モルタルの乾き不足等の仕上げ状況すなわち天候に影響されることが多いので、作業段取り上問題があった。
このため、昇降路壁面にガイドレール固定用のブラケットを先行取り付けし、このブラケットに設けた位置合わせ部材と、上部芯出し部材から延ばして緩衝器台に結合した線条材とを利用して位置決めをするエレベータ据付用下部芯出工法も提案されている。この工法はピット床面上での墨打ち作業が不要である点で優れた下部芯出工法である(例えば特許文献1参照)。
特開平6−293481号公報
このような従来のエレベータの据付方法に於いては、柔構造の場合、ガイドレール用ブラケットは建築施工ビームへのファスナー取り付けが一般的であって、ブラケットの取付位置がビームの位置によって決定されるので、ブラケットを必ずしも据付工法に都合の良い高さに取り付けられるとは限らない。そのような場合には、ファスナーへアクセスするための足場等が必要となり作業効率が悪くなってしまうことがある。
従ってこの発明の目的は、建築構造に依存せずに作業効率良く施工できるエレベータの据付方法および装置を提供することである。
この発明によれば、エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるために、エレベータ昇降路に設けた上部芯出し部材から基準線条材を鉛直に垂下させ、レーザビームを出射する光軸を持つ可視光レーザ装置を下部芯出し部材に取付け、上記基準線条材を基準に下部芯出し部材の位置決めをし、もって下部芯出し部材上に設けられた可視光レーザ装置の光軸を上記基準線条材と平行にし、上記緩衝器台上の指標が上記可視光レーザ装置から上記光軸にそって出射されたレーザビームによって照射される位置に緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付方法が得られる。
またこの発明によれば、エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるために、エレベータ昇降路に設けた上部芯出し部材から基準線条材を鉛直に垂下させ、上記緩衝器台上の所定位置と、上記上部芯出し部材上の上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置とを検定線条材で連結し、上記基準線条材を基準にして、上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置に指標を持つ下部芯出し部材の位置決めをして取付け、上記検定線条材が上記下部芯出し部材の上記指標を通る位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付方法が得られる。
さらにこの発明によれば、エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるためのエレベータの据付装置であって、エレベータ昇降路に設ける上部芯出し部材と、上記上部芯出し部材から鉛直に垂下される基準線条材と、上記基準線条材を基準に位置決めされ得る下部芯出し部材と、上記下部型芯出し部材に設けられ、上記基準線条材と平行な可視光レーザビームを出射し得る可視光レーザ装置とを備え、上記緩衝器台上の所定位置が上記レーザビームによって照射される位置に緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付装置が得られる。
またこの発明によれば、エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるためのエレベータの据付装置であって、エレベータ昇降路に設ける上部芯出し部材と、上記上部芯出し部材から鉛直に垂下される基準線条材と、上記基準線条材を基準に位置決めされ得、上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置に指標を持つ下部芯出し部材と、上記緩衝器台上の所定位置と、上記上部芯出し部材上の上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置とを連結する検定線条材とを備え、上記検定線条材が上記下部芯出し部材の上記指標を通る位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付装置が得られる。
この発明のエレベータの据付方法および装置によれば、建築構造に依存せずに作業効率良く施工できるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明のエレベータの据付方法および装置の一実施形態を示す概略斜視図であり、図2は図1の可視光レーザ装置を示す斜視図であり、図3は図1の緩衝器台の一部を拡大して示す斜視図であり、図4は図1のエレベータの据付装置の拡大斜視図である。
図1〜4において、この発明のエレベータの据付装置は、エレベータ昇降路1のエレベータピット2内の例えば床面3上の所定位置に緩衝器台4を位置決めして取り付けるためのものである。エレベータの据付装置は、エレベータ昇降路1の建物の階床毎に設けられている乗場5の側の昇降路壁面6上の昇降路1の頂部近くに設けられた、上部型板である上部芯出し部材7と、上部芯出し部材7に上端が結合されて鉛直に垂下されたピアノ線である基準線条材8と、基準線条材8を基準にピット2内の乗場5の側の昇降路壁面6上に位置決めされて固定された下部芯出し部材9と、下部芯出し部材9に設けられ、基準線条材8と平行な可視光レーザビーム10を光軸11に沿って出射し得る可視光レーザ装置12とを備えている。
上部芯出し部材7は、L字型ブラケットなどによって乗場側の昇降路壁面6に取り付けられていて、乗場5から出入りする水平方向すなわち昇降路1の奥行き方向であるx軸方向にも、昇降路1の幅方向であるy軸方向にも正確に位置決めされ、また各軸まわりの水平を出してある。また上部芯出し部材7の昇降路1の高さ方向であるz軸方向の位置は、それほど重要ではないが、作業員がかごの頂壁上から容易にアクセスできるような高さとするのが望ましい。このような位置決めは水準器などを用いて行うことができる。
上部芯出し部材7は、図示の例では、矩形断面の長尺材であって、正確に位置決めした2箇所にピアノ線である基準線条材8が結合されている。基準線条材8は昇降路1の下端であるピット2内にまで延びていて、下端にそれぞれ錘13が結合されている。このため、基準線条材8は上部芯出し部材7から鉛直に垂下することになり、ピット内に据え付ける緩衝器台4の正確な位置決めのための基準として使用できる。
下部芯出し部材9は、L字型ブラケットなどによって乗場側の昇降路壁面6に取り付けられた矩形断面の長尺材である。下部芯出し部材9の位置決めは、上部芯出し部材7と同様にx軸、y軸およびz軸について、各軸の方向と各軸まわりに水準器なども使用して行うが、x軸方向の位置とx軸まわりの姿勢については乗場ピアノ線である2本の基準線条材8を基準として行う。このために、下部芯出し部材9の所定位置には基準線条材8と位置合わせをするための標識14あるいはマークが設けてあり、図示の例では、この標識は基準線条材8を受け入れて係合するV字型ノッチである。この標識14の位置は上部芯出し部材7の基準線条材8の結合位置に対応する位置である。
図2に示すように、下部芯出し部材9には、ネジ15で固定されたゲージ16の先端部に取り付けられ、あらかじめ下部芯出し部材9に対して正確な位置決めをされた可視光レーザ装置12が2つ設けられている。可視光レーザ装置12は、ゲージ16に設けられたピンホール17を通して細いレーザビーム10を光軸11に沿って出射するものであり、下部芯出し部材9に対する可視光レーザ装置12の位置および姿勢は、下部芯出し部材9を基準線条材8を基準にして昇降路壁に取り付けたときに、可視光レーザ装置12の光軸11即ち出射されたレーザビーム10が基準線条材8に平行となるようにしてあり、また、緩衝器台4が正しい位置に配置されたときに、緩衝器台4上の所定の箇所を照射するようにしてある。
図示の例では、緩衝器台4が正しく配置されたときにレーザビーム10によって照射される上述の所定箇所は、緩衝器台4の幅方向のほぼ中央にある位置であって、この位置には指標18が設けてある。指標18は、ペイント、凹み、ふくらみ、溝、傷、穴、十字線などの様々なマークでよい。
このようなエレベータの据付装置を用いて緩衝器台4をピット2の床面3上に位置決めして取り付ける際には、緩衝器台4を移動させて、緩衝器台4上の所定位置に設けた指標18が、下部芯出し部材9上の可視光レーザ装置12からのレーザビーム10によって照射される位置に位置決めすることができ、正確な位置決めが容易に迅速に実現できる。
このようなエレベータの据付装置を用いてエレベータピット内の所定位置に緩衝器台4を位置決めして取り付けるためには、先ず、エレベータ昇降路1に設けた上部芯出し部材7から基準線条材8を鉛直に垂下させる。レーザビーム10を出射する光軸11を持つ可視光レーザ装置12をあらかじめ下部芯出し部材9に取付けておく。この下部芯出し部材9の位置決めを基準線条材8を基準にして行って昇降路壁面6に取付て、下部芯出し部材9上に設けられた可視光レーザ装置12の光軸11が基準線条材8に対して平行になるように、また、緩衝器台4が正しい位置に配置されたときに、緩衝器台4上の指標18を付けた所定の箇所が光軸11上にあるように配置する。
この状態で可視光レーザ装置12を作動させてレーザビーム10を出射させて、緩衝器台4を移動させて、緩衝器台4上の指標18が、可視光レーザ装置12から光軸11に沿って出射されたレーザビーム10によって照射される位置にすれば、緩衝器台4が正しい位置に配置されたことになる。
このような位置決め方法および装置によれば、ピット床面に墨を打つ必要が無いので、要員確保上の問題および天候に影響される問題が無くなり、作業段取り上の艱難が無くなった。また、建物が柔構造の場合でも、ブラケットへアクセスするための足場等が必要なくなり作業効率が悪くならない。
実施の形態2.
図5はこの発明のエレベータの据付方法および装置の別の実施の形態を示す概略斜視図であり、図6および図7は図5のエレベータの据付装置の拡大斜視図である。
図5〜7において、図5に示すエレベータの据付装置は、エレベータ昇降路1に設ける上部芯出し部材21と、上部芯出し部材21から鉛直に垂下される基準線条材8と、緩衝器台4上の所定位置22を、上部芯出し部材21上の緩衝器台4上の所定位置22に対応する所定位置23に連結する検定線条材24と、基準線条材8を基準に位置決めされ得、緩衝器台4上の所定位置22に対応する位置に指標25を持つ下部芯出し部材26とを備えている。
上部芯出し部材21は、基本的に図1に示す上部芯出し部材7と同様の構造の部材であって、相違する点は、水平に配置された長尺材の両端の腕27の先端部の所定位置23に検定線条材24が結合されていることだけである。所定位置23は、ピット2の床面3上に正しく配置されたときの緩衝器台4上の基準となるべき所定位置22に対応した位置であり、図示の例では緩衝器台4の所定位置22の垂直上方の位置である。
下部芯出し部材26は、図1に示す下部芯出し部材9と同様の構造の部材であって、相違する点は、可視光レーザ装置12が設けられていないことと、図6に示すように長い部材の両端の腕28の先端部に指標25を持っていることだけである。指標25の位置は、ピット2の床面3上に正しく配置されたときの緩衝器台4上の基準となるべき所定位置22に対応した位置であり、図示の例では緩衝器台4の所定位置22の垂直上方の位置である。
検定線条材24は、上端が上部芯出し部材21の所定位置23に接続され、下端が位置決めして据え付けるべき緩衝器台4の所定位置22に張力バネ29を介して接続されていて、緩衝器台4をピット2の床面3上をある範囲内で動かしても常に直線となるように張力を掛けてある。従って検定線条材24を上部芯出し部材21と緩衝器台4とに接続して、緩衝器台4を移動させて、検定線条材24が下部芯出し部材26の指標25を通るように配置すれば、緩衝器台4がピット2の床面3上の正しい位置に位置決めされる。
このようなエレベータの据付装置を用いてエレベータピット内の所定位置に緩衝器台4を位置決めして取り付けるためには、先ず、エレベータ昇降路1に設けた上部芯出し部材7から基準線条材8を鉛直に垂下させる。次に基準線条材8を基準にして下部芯出し部材26を位置決めをして取付け、下部芯出し部材26の指標25が、据え付けるべき位置にある緩衝器台4上の所定位置22の垂直上方に位置するようにする。緩衝器台4上の所定位置22と、上部芯出し部材21上の所定位置23とを検定線条材24で連結する。緩衝器台4を移動させて、検定線条材24が下部芯出し部材26の指標25を通るようにすれば、緩衝器台が位置決めされ、据え付けることができる。
このような位置決め方法および装置によれば、ピット床面に墨を打つ必要が無いので、要員確保上の問題および天候に影響される問題が無くなり、作業段取り上の艱難が無くなった。また、建物が柔構造の場合でも、ブラケットへアクセスするための足場等が必要なくなり作業効率が悪くならない。
以上に図示して説明したエレベータ装置は単なる例であって様々な変形が可能であり、またそれぞれの具体例の特徴を全てあるいは選択的に組み合わせて用いることもできる。例えば、かご用緩衝器台4の据付作業と釣合錘用緩衝器台の据付作業とを並行して行う必要がある場合には、実施の形態1の変形として、可視光レーザ装置12の位置をそれぞれの緩衝器台に対応して変えることができるし、あるいは実施の形態2の変形として、上部芯出し部材21の所定位置23および下部芯出し部材26の指標25をそれぞれの緩衝器台に対応して用意し、それぞれの緩衝器台に検定線条材を結合することができる。
この発明のエレベータの据付方法および装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図1の可視光レーザ装置を示す斜視図である。 図1の緩衝器台の一部を拡大して示す斜視図である。 図1のエレベータの据付装置の拡大斜視図である。 この発明のエレベータの据付方法および装置の別の実施の形態を示す概略斜視図である。 図5に示す下部芯出し部材の拡大斜視図である。 図5のエレベータの据付装置の拡大斜視図である。
符号の説明
1 エレベータ昇降路、2 エレベータピット、4 緩衝器台、7、21 上部芯出し部材、8 基準線条材、9、26 下部芯出し部材、10 レーザビーム、11 光軸、12 可視光レーザ装置、18 指標、22、23 所定位置、24 検定線条材、25 指標。

Claims (4)

  1. エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるために、
    エレベータ昇降路に設けた上部芯出し部材から基準線条材を鉛直に垂下させ、
    レーザビームを出射する光軸を持つ可視光レーザ装置を下部芯出し部材に取付け、
    上記基準線条材を基準に下部芯出し部材の位置決めをし、もって下部芯出し部材上に設けられた可視光レーザ装置の光軸を上記基準線条材と平行にし、
    上記緩衝器台上の指標が上記可視光レーザ装置から上記光軸に沿って出射されたレーザビームによって照射される位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付方法。
  2. エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるために、
    エレベータ昇降路に設けた上部芯出し部材から基準線条材を鉛直に垂下させ、
    上記緩衝器台上の所定位置と、上記上部芯出し部材上の上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置とを検定線条材で連結し、
    上記基準線条材を基準にして、上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置に指標を持つ下部芯出し部材の位置決めをして取付け、
    上記検定線条材が上記下部芯出し部材の上記指標を通る位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付方法。
  3. エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるためのエレベータの据付装置であって、
    エレベータ昇降路に設ける上部芯出し部材と、
    上記上部芯出し部材から鉛直に垂下される基準線条材と、
    上記基準線条材を基準に位置決めされ得る下部芯出し部材と、
    上記下部型芯出し部材に設けられ、上記基準線条材と平行な可視光レーザビームを出射し得る可視光レーザ装置とを備え、
    上記緩衝器台上の所定位置が上記レーザビームによって照射される位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付装置。
  4. エレベータピット内の所定位置に緩衝器台を位置決めして取り付けるためのエレベータの据付装置であって、
    エレベータ昇降路に設ける上部芯出し部材と、
    上記上部芯出し部材から鉛直に垂下される基準線条材と、
    上記緩衝器台上の所定位置と、上記上部芯出し部材上の上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置とを連結する検定線条材と、
    上記基準線条材を基準に位置決めされ得、上記緩衝器台上の上記所定位置に対応する位置に指標を持つ下部芯出し部材とを備え、
    上記検定線条材が上記下部芯出し部材の上記指標を通る位置に上記緩衝器台を移動させて位置決めすることを特徴とするエレベータの据付装置。
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