JP2010069877A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 中間作像部材と、
   中間作像部材に隣接して配置される転写ローラと、
   転写ローラを第１の位置から、転写ローラが中間作像部材に対して転写ニップを形成する位置まで移動させ、また転写ローラを開始位置まで戻すように転写ローラに連結された変位可能なリンク機構と、
   変位可能なリンク機構に連結された制御装置であって、第１の位置から転写ニップが形成される位置までの転写ローラの移動を計測し、第１の位置から、画像基材が転写ニップ内にない状態で中間作像部材に対し転写ニップが形成される位置までの転写ローラの計測された移動と、第１の位置から、画像基材が転写ローラと中間作像部材との間の転写ニップ内にある状態で転写ニップが形成される位置までの転写ローラの計測された移動とから媒体厚さを計算するように構成されている制御装置と、を備えるプリンタ。
2. 転写ローラが中間作像部材から受ける力を計測するように転写ローラに連結された力センサをさらに備え、制御装置が、力センサにより計測された、所定のしきい値を超える力に応答して転写ローラの移動を計測することを特徴とする請求項１のプリンタ。
3. 制御装置がさらに、第１の位置から転写ニップが形成される位置までの転写ローラの一端の移動を計測し、第１の位置から転写ニップが形成される位置までの転写ローラの別の端部の移動を計測するように構成され、画像基材が転写ニップ内にある状態およびない状態における、第１の位置から、中間作像部材に対し転写ニップが形成される位置までの転写ローラの一端の計測された移動の差異と、画像基材が転写ニップ内にある状態およびない状態における、第１の位置から、画像基材に対し転写ニップが形成される位置までの転写ローラの他端の計測された移動の差異との平均として媒体厚さが計算されることを特徴とする、請求項１のプリンタ。
4. 中間作像部材に連結された駆動ベルトのすべりを検出するセンサをさらに備え、制御装置が、センサに連結されるとともに駆動ベルトのすべりを検出するセンサに応答して転写ローラの移動を計測して媒体厚さを計算することを特徴とする請求項１のプリンタ。
5. 前記制御装置は、さらに、前記計算された媒体厚さを参照して印刷プロセスパラメータを調整するように構成されていることを特徴とする請求項１のプリンタ。
6. 前記制御装置は、さらに、前記転写ローラを前記第１の位置から前記中間作像部材との間に転写ニップを形成する位置まで前記転写ローラを移動させるときに前記転写ローラに加えられる力を調整するように構成されていることを特徴とする請求項５のプリンタ。
7. 印刷サイクルの間に転写ローラを移動させる方法であって、
   前記転写ローラが第１の位置から中間作像部材に接触して転写ニップを形成する位置までの第１の移動を計測し、
   前記転写ローラが前記第１の位置から前記転写ニップにある画像基材に接触する位置までの第２の移動を計測し、
   前記計測された第１の移動および前記計測された第２の移動から前記画像基材の厚さを計算する、方法。
8. 前記第１の移動の計測および前記第２の移動の計測は、前記中間作像部材から前記転写ローラに作用する力が所定のしきい値を超えたときに行われることを特徴とする請求項７の方法。