JP2000313545A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2000313545A
JP2000313545A JP11122417A JP12241799A JP2000313545A JP 2000313545 A JP2000313545 A JP 2000313545A JP 11122417 A JP11122417 A JP 11122417A JP 12241799 A JP12241799 A JP 12241799A JP 2000313545 A JP2000313545 A JP 2000313545A
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JP
Japan
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distance
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JP11122417A
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Akihiro Nakamura
彰浩 中村
Takashi Kuwata
隆 桑田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を複雑化することなく、印刷処理時に残
用紙枚数を推定して煩雑な操作を回避することができる
画像形成装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 用紙残枚数REMAINは、現在、載置
部7が最終区間に位置していること、及び載置部7が初
期化処理時に最終区間に位置して初期化時パルス値IN
ITPULSEが0以外の値を示すことの双方を満たす
場合は、最終区間の距離、用紙厚みデフォルト値LIF
TDEF、初期化時パルス値INITPULSE及び給
紙枚数PICKNOに基づいて算出される。それ以外の
場合は、現在位置からリフト終端位置LIFTSTOP
までの残距離を示す値(LIFTSTOP−LIFTN
OW)及び平均用紙厚みLIFTPAGEAVEに基づ
いて算出される(ステップS507、S509、S51
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、用紙の載置部を
リフトアップ等により移動させて用紙を給紙可能な位置
に到達させ、印刷処理を行う画像形成装置及びその制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷処理を行う画像形成装置とし
て、用紙の載置部をリフトアップ等により移動させて用
紙を給紙可能な適当な位置に到達させ、印刷処理を行う
ようにした画像形成装置が知られている。この装置で
は、例えばリフトアップの行程を4段階に分け、各段階
毎にリフトセンサを設けることにより、リフトアップ量
が100%、100〜75%、75〜50%、50〜2
5%、25〜0%のいずれの段階にあるかが検知される
ようになっている。これにより、用紙載置部における残
用紙枚数をおおよそ把握することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、用紙残枚数は段階的にしか把握
できず、正確な枚数まではわからないため、印刷指示枚
数が大量である場合は、用紙残枚数が25%以上の場合
であっても印刷処理中に用紙切れとなることがあった。
また、実際の用紙残枚数が数枚程度しかない場合であっ
ても、用紙残枚数はリフトアップの行程の最終段階であ
る25〜0%にあるということしかわからないため、印
刷指示枚数が少ない場合にも印刷処理中に用紙切れとな
ることがあった。そのため、印刷処理を開始した後に用
紙を補給する必要が生じ、操作が煩雑になるという問題
があった。さらに、用紙切れ時にユーザが補給した枚数
がリフトアップの行程の最終段階である25%に相当す
る枚数より少ない場合にも、枚数の予測ができず、上記
と同様の問題が生じた。
【0004】一方、リフトセンサを多数設けて検知段階
を増やすと、構成が複雑化するとい不具合がある。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、構成を複雑化す
ることなく、印刷処理時に残用紙枚数を推定して煩雑な
操作を回避することができる画像形成装置及びその制御
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像形成装置は、印刷処理のため
に用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙手段による給紙
が可能な所定位置に前記用紙を到達させるべく、前記用
紙が載置された載置部を移動させる載置部移動手段と、
前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数手段
と、前回の印刷処理前後間における前記載置部の移動距
離(LIFTNOW−LIFTST)を検知する移動距
離検知手段と、前記載置部の移動終端位置までの残距離
(LIFTSTOP−LIFTNOW)を把握する残距
離把握手段と、前記計数手段により計数された給紙枚
数、前記移動距離検知手段により検知された移動距離及
び前記残距離把握手段により把握された残距離に基づい
て、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定する推定
手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の画像形成装置は、上記請求項1記載の構成におい
て、前記計数手段により計数された給紙枚数及び前記移
動距離検知手段により検知された移動距離に基づいて前
記載置部に載置された用紙の厚みを算出する用紙厚算出
手段とを備え、前記推定手段は、前記用紙厚算出手段に
より算出された厚み及び前記残距離把握手段により把握
された残距離に基づいて前記載置部に載置された残用紙
枚数を推定することを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の画像形成装置は、上記請求項1または2記載の構成
において、印刷指示枚数を入力する印刷指示枚数入力手
段と、該印刷指示枚数入力手段により入力された印刷指
示枚数が前記推定手段により推定された残用紙枚数を超
える場合は、その旨の警告及び印刷処理の中断の少なく
とも一方を行う警告中断手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の画像形成装置は、印刷処理のために用紙を給紙する
給紙手段と、前記給紙手段による給紙が可能な所定位置
に前記用紙を到達させるべく、前記用紙が載置された載
置部を移動させる載置部移動手段と、前記載置部の移動
行程を複数の区間に分けた場合における前記載置部が現
在位置する現区間を検知する現区間検知手段と、前記載
置部が前記移動行程における最終区間に入ってから前記
所定位置に到達するまでの最終区間内移動距離(INI
TPULSE)を検知する最終区間内移動距離検知手段
と、前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数手
段と、前記所定位置に前記用紙が到達している場合にお
いて前記載置部が前記移動行程における最終区間に位置
するときは、前記計数手段により計数された給紙枚数、
前記最終区間内移動距離検知手段により検知された最終
区間内移動距離及び前記移動行程における最終区間の距
離(LIFTSTOP−LIFTNOW)に基づいて、
前記載置部に載置された残用紙枚数を推定する推定手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の画像形成装置は、上記請求項4記載の構成におい
て、前記推定手段は、前記計数手段により計数された給
紙枚数、前記最終区間内移動距離検知手段により検知さ
れた最終区間内移動距離、前記移動行程における最終区
間の距離及び前記用紙の厚みのデフォルト値に基づい
て、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定すること
を特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の画像形成装置は、上記請求項4または5記載の構成
において、前記載置部移動手段は、供給されるパルス数
により動作するステッピングモータを備え、前記最終区
間内移動距離は、前記載置部移動手段により前記ステッ
ピングモータに供給されたパルス数に基づいて検知され
ることを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の画像形成装置は、上記請求項4〜6のいずれか1項
に記載の構成において、前記載置部移動手段は、前記載
置部が前記移動行程における最終区間に位置する場合
は、該最終区間以外に位置する場合に比し、前記載置部
の移動速度を低下させることを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の画像形成装置は、上記請求項4〜7のいずれか1項
に記載の構成において、印刷指示枚数を入力する印刷指
示枚数入力手段と、該印刷指示枚数入力手段により入力
された印刷指示枚数が前記推定手段により推定された残
用紙枚数を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理の
中断の少なくとも一方を行う警告中断手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の画像形成装置の制御方法は、印刷処理のために用紙
を給紙する給紙工程と、前記給紙工程による給紙が可能
な所定位置に前記用紙を到達させるべく、前記用紙が載
置された載置部を移動させる載置部移動工程と、前回の
印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数工程と、前回
の印刷処理前後間における前記載置部の移動距離(LI
FTNOW−LIFTST)を検知する移動距離検知工
程と、前記載置部の移動終端位置までの残距離(LIF
TSTOP−LIFTNOW)を把握する残距離把握工
程と、前記計数工程により計数された給紙枚数、前記移
動距離検知工程により検知された移動距離及び前記残距
離把握工程により把握された残距離に基づいて、前記載
置部に載置された残用紙枚数を推定する推定工程とを含
むことを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の画像形成装置の制御方法は、上記請求項9記載の
構成において、前記計数工程により計数された給紙枚数
及び前記移動距離検知工程により検知された移動距離に
基づいて前記載置部に載置された用紙の厚みを算出する
用紙厚算出工程とを含み、前記推定工程は、前記用紙厚
算出工程により算出された厚み及び前記残距離把握工程
により把握された残距離に基づいて前記載置部に載置さ
れた残用紙枚数を推定することを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の画像形成装置の制御方法は、上記請求項9または
10記載の構成において、印刷指示枚数を入力する印刷
指示枚数入力工程と、該印刷指示枚数入力工程により入
力された印刷指示枚数が前記推定工程により推定された
残用紙枚数を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理
の中断の少なくとも一方を行う警告中断工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の画像形成装置の制御方法は、印刷処理のために用
紙を給紙する給紙工程と、前記給紙工程による給紙が可
能な所定位置に前記用紙を到達させるべく、前記用紙が
載置された載置部を移動させる載置部移動工程と、前記
載置部の移動工程を複数の区間に分けた場合における前
記載置部が現在位置する現区間を検知する現区間検知工
程と、前記載置部が前記移動工程における最終区間に入
ってから前記所定位置に到達するまでの最終区間内移動
距離(INITPULSE)を検知する最終区間内移動
距離検知工程と、前回の印刷処理に要した給紙枚数を計
数する計数工程と、前記所定位置に前記用紙が到達して
いる場合において前記載置部が前記移動工程における最
終区間に位置するときは、前記計数工程により計数され
た給紙枚数、前記最終区間内移動距離検知工程により検
知された最終区間内移動距離及び前記移動工程における
最終区間の距離(LIFTSTOP−LIFTNOW)
に基づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定
する推定工程とを含むことを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の画像形成装置の制御方法は、上記請求項12記載
の構成において、前記推定工程は、前記計数工程により
計数された給紙枚数、前記最終区間内移動距離検知工程
により検知された最終区間内移動距離、前記移動工程に
おける最終区間の距離及び前記用紙の厚みのデフォルト
値に基づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推
定することを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の画像形成装置の制御方法は、上記請求項12また
は13記載の構成において、前記載置部移動工程は、供
給されるパルス数により動作するステッピングモータに
より前記載置部を移動させ、前記最終区間内移動距離
は、前記載置部移動工程により前記ステッピングモータ
に供給されたパルス数に基づいて検知されることを特徴
とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の画像形成装置の制御方法は、上記請求項12〜1
4のいずれか1項に記載の構成において、前記載置部移
動工程は、前記載置部が前記移動工程における最終区間
に位置する場合は、該最終区間以外に位置する場合に比
し、前記載置部の移動速度を低下させることを特徴とす
る。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の画像形成装置の制御方法は、上記請求項12〜1
5のいずれか1項に記載の構成において、印刷指示枚数
を入力する印刷指示枚数入力工程と、該印刷指示枚数入
力工程により入力された印刷指示枚数が前記推定工程に
より推定された残用紙枚数を超える場合は、その旨の警
告及び印刷処理の中断の少なくとも一方を行う警告中断
工程とを含むことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図
である。図2は、本画像形成装置の部分斜視図である。
【0024】本画像形成装置1は、例えば印刷装置とし
て構成される。図1に示すように、用紙カセット2内に
は、用紙3が収納保持されている。用紙3は、用紙カセ
ット2内の載置部7上に載置される。載置部7は、リフ
トアップ軸6の回転により昇降され、リフトアップ軸6
は、リフトアップモータ11(載置部移動手段)の駆動
によって回転する。リフトアップモータ11は、ステッ
ピングモータで構成され、供給されるパルスによって作
動する。
【0025】ピックアップローラ4(給紙手段)は、用
紙3をけり出し電子写真プロセス部8に給紙する。紙面
高さセンサ5は、用紙3の束の最上部を検知し、載置部
7が上昇することにより、紙面高さがピックアップロー
ラ4による給紙が可能な高さに達すると、ON信号を出
力する。定着器9は電子写真プロセス部8を経て搬送さ
れる用紙3の画像を定着させる。後述する制御基板10
は、各構成要素を駆動制御する。
【0026】図2に示すように、画像形成装置1には、
リフトアップモータ11によるリフトアップ量を検知す
るためのリフトアップセンサ12、13、14、15
(移動距離検知手段、残距離把握手段、現区間検知手
段)が備えられている。載置部7の初期位置(最低位
置)から終端位置(最高位置)までの上昇行程は、リフ
トアップセンサ12、13、14、15の検知区分によ
り、便宜上4つの区間に分かれている。リフトアップセ
ンサ12、13、14、15は、リフトアップ量がそれ
ぞれ、上昇全行程の75、50、25、0%に対応する
位置における検知を担当し、各々1ビットのデータとし
て出力する。用紙3の残枚数の満載時に対する割合でい
えば、それぞれ25、50、75、100%に対応する
位置における検知を担当することになる。
【0027】例えば、リフトアップセンサ12、13、
14、15の全てがON信号を出力した場合は、リフト
アップ量が0(満載時)であることを示し、センサ1
2、13、14がON信号を出力しセンサ15がOFF
信号を出力した場合は、リフトアップ量が0〜25%
(残用紙枚数が75〜100%、「第1区間」と称す
る)内であることを示す。センサ12、13がON信号
を出力しセンサ14、15がOFF信号を出力した場合
は、リフトアップ量が25〜50%(残用紙枚数が50
〜75%、「第2区間」と称する)内にあることを示
す。センサ12がON信号を出力しセンサ13、14、
15がOFF信号を出力した場合は、リフトアップ量が
50〜75%(残用紙枚数が25〜50%、「第3区
間」と称する)内にあることを示す。リフトアップセン
サ12、13、14、15の全てがOFF信号を出力し
た場合は、リフトアップ量が75〜100%(残用紙枚
数が0〜25%、「最終区間」と称する)内にあること
を示す。
【0028】従って、リフトアップセンサ12、13、
14、15からの4ビットのデータにより載置部7の位
置する区間が判別できる。さらに本実施の形態では、後
述するように、リフトアップ量が75〜100%の範囲
(残用紙枚数が25%を下回った後)、すなわち最終区
間では、リフトアップモータ11への供給パルス数によ
りリフトアップ量が把握される。
【0029】図3は、制御基板10及びその入出力要素
の接続関係を示すブロック図である。
【0030】制御基板10は、CPU21(計数手段、
残距離把握手段、最終区間内移動距離)、インターフェ
ース部23、ピックアップローラ用ドライバ24及びリ
フトアップモータドライバ25を備える。CPU21に
は、制御基板10に接続された外部装置17から、イン
ターフェース部23を介して印刷命令が入力される。
【0031】CPU21の入力ポートには、リフトアッ
プセンサ12、13、14、15及び紙面高さセンサ5
が接続されている。具体的には、入力ポートIN0、I
N1、IN2、IN3、IN4にリフトアップセンサ1
2、13、14、15、紙面高さセンサ5がそれぞれ接
続されている。CPU21の出力ポートOUT1、OU
T2には、ピックアップローラ用ドライバ24、リフト
アップモータドライバ25がそれぞれ接続されている。
【0032】CPU21は、入力ポートIN0、IN
1、IN2、IN3から入力される4ビットのデータに
より、前述したようにリフトアップ量を読み込む。ま
た、入力ポートIN4から入力される1ビットのデータ
により、用紙3の紙面高さが給紙可能な高さに達してい
るか否かを判別する。さらに、CPU21は、出力ポー
トOUT1、OUT2にON/OFF信号(パルス)を
出力することにより、ピックアップローラ用ドライバ2
4、リフトアップモータドライバ25を制御する。
【0033】なお、制御基板10には、不図示のメモリ
部を備え、該メモリ部にはCPU21が実行する各種プ
ログラムや後述する各種変数、レジスタ値等のデータが
格納される。
【0034】図4は、本実施の形態における初期化処理
のフローチャートを示す図である。本処理は画像形成装
置1の電源のオン時にCPU21により実行される。
【0035】まず、リフトアップにおける載置部7の初
期位置を記憶するために、入力ポートIN0、IN1、
IN2、IN3のデータを読み込み、これらを初期リフ
ト位置LIFTSTに格納する(ステップS401)。
次いで、出力ポートOUT2にパルスを出力してリフト
アップモータ11によるリフトアップを開始し(ステッ
プS402)、変数である初期化時パルス値INITP
ULSEを0にリセットする(ステップS403)。
【0036】次いで、載置部7の位置が最終区間に達し
た否かを、初期リフト位置LIFTSTの値により判別
し(ステップS404)、その判別の結果、載置部7の
位置が未だ最終区間に達していない場合は、用紙3の紙
面高さがピックアップローラ4による給紙が可能な高さ
に達したか否かを判別する(ステップS405)。この
判別は、入力ポートIN4のデータに基づいてなされ、
入力ポートIN4がONの場合は給紙が可能な高さに達
していると判別される。ステップS405の判別の結
果、用紙3の紙面高さがピックアップローラ4による給
紙が可能な高さに未だ達していない場合は、リフトアッ
プを継続するべく、前記ステップS401に戻る一方、
用紙3の紙面高さがピックアップローラ4による給紙が
可能な高さに達した場合は、ステップS408に進む。
【0037】前記ステップS404の判別の結果、載置
部7の位置が最終区間に達した場合は、初期化時パルス
値INITPULSEを1だけインクリメントし(ステ
ップS406)、用紙3の紙面高さがピックアップロー
ラ4による給紙が可能な高さに達したか否かを判別する
(ステップS407)。この判別は前記ステップS40
5と同様になされ、判別の結果、用紙3の紙面高さがピ
ックアップローラ4による給紙が可能な高さに未だ達し
ていない場合は、リフトアップを継続すると共にリフト
アップ量を把握するべく、前記ステップS406に戻
る。一方、用紙3の紙面高さがピックアップローラ4に
よる給紙が可能な高さに達した場合は、ステップS40
8に進む。
【0038】ステップS408では、出力ポートOUT
2へのパルスの出力を停止することによりリフトアップ
を停止し、次いで各変数を0にリセットし初期化して
(ステップS409)、本処理を終了する。各変数に
は、ピックアップローラ4による給紙枚数PICKN
O、載置部7の現在位置する区間を示す現リフト位置L
IFTNOW、算出による1枚当たりの用紙厚みLIF
TPAGE[KEISOKU]、区間が変わる毎に算出
される用紙厚みLIFTPAGE[KEISOKU]の
合計値である用紙厚み合計LIFTPAGETOTA
L、算出による1枚当たりの平均用紙厚みLIFTPA
GEAVE、用紙厚みLIFTPAGE[KEISOK
U]の算出回数を示す計測回数KEISOKU等があ
る。
【0039】本処理によれば、用紙3が給紙可能高さに
達した状態における初期リフト位置LIFTSTが記憶
され、各変数が初期化される。また、載置部7の位置が
最終区間にある場合は、用紙3が給紙可能高さに達した
状態における初期化時パルス値INITPULSEが記
憶される。なお、初期化時パルス値INITPULSE
は、初期化時に載置部7が最終区間に入ってから移動し
た距離に対応する値でもある。
【0040】図5及び図6は、本実施の形態における残
用紙枚数推定処理のフローチャートを示す図である。本
処理は、画像形成装置1の電源オン状態時に実行されて
いる。
【0041】まず、外部装置17からの印刷命令を受信
したか否かを判別し(ステップS501)、印刷命令を
受信するまでこの判別処理を繰り返して、印刷命令を受
信した場合は、その命令に従って印刷処理を実行し(ス
テップS502)、給紙枚数PICKNOを1だけイン
クリメントして(ステップS503)(計数手段)、用
紙3の紙面高さがピックアップローラ4による給紙が可
能な高さに達したか否かを判別する(ステップS50
4)。この判別は図4の前記ステップS405と同様に
なされる。
【0042】その判別の結果、用紙3の紙面高さがピッ
クアップローラ4による給紙が可能な高さに未だ達して
いない場合は、紙面高さを再度調整するべく、出力ポー
トOUT2に一定パルスを出力してリフトアップを実行
し(ステップS505)、ステップS506に進む一
方、用紙3の紙面高さがピックアップローラ4による給
紙が可能な高さに既に達した場合は、直ちにステップS
506に進む。
【0043】ステップS506では、リフトアップにお
ける載置部7の現在位置を記憶するために、入力ポート
IN0、IN1、IN2、IN3のデータを読み込み、
これらを現リフト位置LIFTNOWに格納する。次い
で、現在、載置部7が最終区間に位置していること、及
び載置部7が初期化処理時に最終区間に位置して初期化
時パルス値INITPULSEが0以外の値を示すこと
の双方を満たすか否かを判別する(ステップS50
7)。その判別の結果、現在、載置部7が最終区間に位
置していること、及び載置部7が初期化処理時に最終区
間に位置して初期化時パルス値INITPULSEが0
以外の値を示すことの双方を満たす場合は、下記数式1
により、用紙残枚数REMAINを算出する(ステップ
S509)。
【0044】
【数1】REMAIN=(LIFTSTOP−LIFT
NOW)/LIFTDEF−K×INITPULSE−
PICKNO ここに、LIFTSTOPは、リフト終端位置を示す値
であり、従って、(LIFTSTOP−LIFTNO
W)は、現在の載置部7のリフト位置からリフト終端位
置LIFTSTOPまでの距離を示す値となる(具体的
には、ここでは最終区間の距離)。LIFTDEFは、
用紙厚みのデフォルト値である。また、初期化時パルス
値INITPULSEは、上述したように、初期化時に
載置部7が最終区間に入ってから移動した距離に対応す
る値でもあるから、これを給紙枚数に換算するために、
係数Kを乗算している。さらに、給紙枚数PICKNO
は、初期化以後に給紙した枚数であるので、これをその
まま減算している。
【0045】これにより、載置部7上の残用紙枚数が少
ない場合や、用紙切れ時における補給枚数が最終区間を
満たさないような少量の補給であった場合でも、用紙残
枚数REMAINをある程度推定することができる。
【0046】ステップS509の処理後は、図6のステ
ップS517に進む。
【0047】前記ステップS507の判別の結果、現
在、載置部7が最終区間に位置していること、及び載置
部7が初期化処理時に最終区間に位置して初期化時パル
ス値INITPULSEが0以外の値を示すことのいず
れかを満たさない場合は、載置部7が位置する区間に変
化があったか否かを判別するべく、現リフト位置LIF
TNOWが初期リフト位置LIFTSTと等しいか否か
を判別する(ステップS508)。その判別の結果、現
リフト位置LIFTNOWが初期リフト位置LIFTS
Tと等しい、すなわち載置部7が位置する区間に変化が
ない場合は、前記ステップS501に戻る一方、現リフ
ト位置LIFTNOWが初期リフト位置LIFTSTと
等しくない、すなわち載置部7が位置する区間に変化が
あった場合は、図6ステップS510に進む。
【0048】ステップS510では、計測回数KEIS
OKUを1だけインクリメントし、次いで、下記数式2
により、1枚当たりの用紙厚みLIFTPAGE[KE
ISOKU]を算出する(ステップS511)。
【0049】
【数2】LIFTPAGE[KEISOKU]=(LI
FTNOW−LIFTST)/PICKNO 上記数式2において、(LIFTNOW−LIFTS
T)は、初期化時(前記ステップS401)あるいは初
期リフト位置LIFTSTの更新時(後述するステップ
S512)から現在までにリフトアップした距離に相当
するので、これを給紙枚数PICKNOで除算すること
により、用紙厚みLIFTPAGE[KEISOKU]
を得られるものである。
【0050】次いで、初期リフト位置LIFTSTに現
リフト位置LIFTNOWの値を設定し(ステップS5
12)、給紙枚数PICKNOを0にリセットして(ス
テップS513)、計測回数KEISOKUが2回以上
か否かを判別する(ステップS514)。
【0051】その判別の結果、計測回数KEISOKU
が2回以内である場合は、前記ステップS501に戻る
一方、計測回数KEISOKUが2回以上である場合
は、用紙厚みLIFTPAGE[KEISOKU]の平
均値を求めるべく、下記数式3により、平均用紙厚みL
IFTPAGEAVEを算出する(ステップS51
5)。
【0052】
【数3】LIFTPAGEAVE=LIFTPAGET
OTAL/KEISOKU ここに、用紙厚み合計LIFTPAGETOTALは、
載置部7の位置する区間が変わる毎に前記ステップS5
11において1回目から今回までに算出された用紙厚み
LIFTPAGE[KEISOKU]の合計である。平
均値をとることで、用紙3の厚みをより正確に求めるこ
とができる。
【0053】次いで、下記数式4により、用紙残枚数R
EMAINを算出する(ステップS516)。
【0054】
【数4】REMAIN=(LIFTST−LIFTNO
W)/LIFTPAGEAVE 上記数式4において、(LIFTST−LIFTNO
W)は、現在の載置部7のリフト位置からリフト終端位
置LIFTSTOPまでの残距離を示す値であるから
(具体的には、ここでは残区間の総距離)、これを平均
用紙厚みLIFTPAGEAVEで除算することによ
り、用紙残枚数REMAINを正確に求めることができ
る。
【0055】次いで、ステップS517では、前記ステ
ップS509またはステップS516で算出した用紙残
枚数REMAINを外部装置17に通知して、本処理を
終了する。
【0056】本実施の形態によれば、載置部7が最終区
間に入る前は、給紙枚数PICKNO及び載置部7の移
動距離に基づいて用紙3の厚みを算出し、さらにこれと
リフト終端位置LIFTSTOPまでの残距離に基づい
て載置部7に残っている用紙残枚数を推定するので、印
刷処理時に残用紙枚数を正確に把握でき、処理途中で用
紙の補給等の煩雑な操作が生じることを回避することが
できる。しかも、限られた数のリフトアップセンサ1
2、13、14、15を備えるだけで、用紙3の枚数を
実際に計数するセンサを必要としないので、構成を複雑
化することがない。また、用紙厚みは、複数回の計測に
より平均値として算出するので、残用紙枚数をより正確
に推定することができる。
【0057】また、載置部7が最終区間に入った以後
は、用紙3の厚みとして用紙厚みデフォルト値LIFT
DEFを用い、これと最終区間距離、初期化時における
最終区間に入った後の移動距離、及び初期化以後に最終
区間において給紙した枚数に基づいて用紙残枚数を推定
するので、補給枚数が最終区間を満たさないような場
合、または残用紙枚数が少ない場合であっても、残用紙
枚数をある程度推定し、処理途中で用紙の補給等の煩雑
な操作が生じることを回避することができる。
【0058】よって、補給枚数または残用紙枚数の多少
にかかわらず、構成を複雑化することなく、印刷処理時
に残用紙枚数を推定して煩雑な操作を回避することがで
きる。
【0059】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、初期化処理が第1の実施の形態と相違し、そ
の他の構成、処理手法は第1の実施の形態と同様であ
る。従って、図4に代えて、図7を用いる。
【0060】図7は、本実施の形態における初期化処理
のフローチャートを示す図である。本処理は、図4のス
テップS404とステップS406の間にステップS7
06の処理を追加したものに相当する。
【0061】すなわち、ステップS701〜S705で
は、図4のステップS401〜S405と同様の処理を
実行する。前記ステップS705の判別の結果、載置部
7の位置が最終区間に達した場合は、出力ポートOUT
2へ供給するパルスレートを減少させてリフトアップモ
ータ11によるリフトアップを減速モードにする(ステ
ップS706)。
【0062】前記ステップS706の処理後は、ステッ
プS707〜S710で、図4のステップS406〜4
09と同様の処理を実行して、本処理を終了する。
【0063】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様の効果が得られるだけでなく、最終区間では載置
部7が減速モードでリフトアップされることから、前記
ステップS707における初期化時パルス値INITP
ULSEが正確に得られ、従って、パルス量に基づく最
終区間での移動距離の把握がより正確になり、残用紙枚
数をより正確に推定することができる。
【0064】なお、第1、第2の実施の形態において、
外部装置17からの印刷命令の枚数Xと用紙残枚数RE
MAINとを比較し、印刷命令の枚数Xが用紙残枚数R
EMAINを超えた場合は、その旨の警告処理、及びま
たは印刷処理の中断を行う処理を追加してもよい。これ
らの処理は、例えば用紙残枚数REMAINの通知処理
(ステップS409、S710)の後に追加すればよ
い。これにより、途中で用紙補給が必要となる状況のま
ま印刷処理が開始されることを適切に回避することがで
きる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像形成装置または請求項9に係る画像形成装置
の制御方法によれば、構成を複雑化することなく、印刷
処理時に残用紙枚数を推定して煩雑な操作を回避するこ
とができる。
【0066】本発明の請求項2に係る画像形成装置また
は請求項10に係る画像形成装置の制御方法によれば、
用紙厚みを実際に算出して残用紙枚数をより正確に推定
することができる。
【0067】本発明の請求項3に係る画像形成装置また
は請求項11に係る画像形成装置の制御方法によれば、
途中で用紙補給が必要となる状況のまま印刷処理が開始
されることを適切に回避することができる。
【0068】本発明の請求項4に係る画像形成装置また
は請求項12に係る画像形成装置の制御方法によれば、
補給枚数または残用紙枚数の多少にかかわらず、構成を
複雑化することなく、印刷処理時に残用紙枚数を推定し
て煩雑な操作を回避することができる。
【0069】本発明の請求項5に係る画像形成装置また
は請求項13に係る画像形成装置の制御方法によれば、
補給枚数または残用紙枚数が少ない場合であっても、残
用紙枚数をある程度推定することができる。本発明の請
求項6に係る画像形成装置または請求項14に係る画像
形成装置の制御方法によれば、載置部の移動量を正確に
検知して、残用紙枚数を正確に推定することができる。
【0070】本発明の請求項7に係る画像形成装置また
は請求項15に係る画像形成装置の制御方法によれば、
最終区間内移動距離を正確に検知することができるの
で、残用紙枚数をより正確に推定することができる。
【0071】本発明の請求項8に係る画像形成装置また
は請求項16に係る画像形成装置の制御方法によれば、
途中で用紙補給が必要となる状況のまま印刷処理が開始
されることを適切に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示す断面図である。
【図2】同形態に係る画像形成装置の部分斜視図であ
る。
【図3】同形態に係る画像形成装置の制御基板及びその
入出力要素の接続関係を示すブロック図である。
【図4】同形態における初期化処理のフローチャートを
示す図である。
【図5】同形態における残用紙枚数推定処理のフローチ
ャートを示す図である。
【図6】同形態における残用紙枚数推定処理の図5の続
きのフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における初期化処理
のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 用紙カセット 3 用紙 4 ピックアップローラ(給紙手段) 5 紙面高さセンサ 6 リフトアップ軸 7 載置部 10 制御基板 11 リフトアップモータ(載置部移動手段) 12、13、14、15 リフトアップセンサ(移動距
離検知手段、現区間検知手段) 16 ピックアップモータ 21 CPU(計数手段、残距離把握手段、最終区間内
移動距離) 25 リフトアップモータドライバ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理のために用紙を給紙する給紙手
    段と、 前記給紙手段による給紙が可能な所定位置に前記用紙を
    到達させるべく、前記用紙が載置された載置部を移動さ
    せる載置部移動手段と、 前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数手段
    と、 前回の印刷処理前後間における前記載置部の移動距離を
    検知する移動距離検知手段と、 前記載置部の移動終端位置までの残距離を把握する残距
    離把握手段と、 前記計数手段により計数された給紙枚数、前記移動距離
    検知手段により検知された移動距離及び前記残距離把握
    手段により把握された残距離に基づいて、前記載置部に
    載置された残用紙枚数を推定する推定手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記計数手段により計数された給紙枚数
    及び前記移動距離検知手段により検知された移動距離に
    基づいて前記載置部に載置された用紙の厚みを算出する
    用紙厚算出手段とを備え、前記推定手段は、前記用紙厚
    算出手段により算出された厚み及び前記残距離把握手段
    により把握された残距離に基づいて前記載置部に載置さ
    れた残用紙枚数を推定することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 印刷指示枚数を入力する印刷指示枚数入
    力手段と、該印刷指示枚数入力手段により入力された印
    刷指示枚数が前記推定手段により推定された残用紙枚数
    を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理の中断の少
    なくとも一方を行う警告中断手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 印刷処理のために用紙を給紙する給紙手
    段と、 前記給紙手段による給紙が可能な所定位置に前記用紙を
    到達させるべく、前記用紙が載置された載置部を移動さ
    せる載置部移動手段と、 前記載置部の移動行程を複数の区間に分けた場合におけ
    る前記載置部が現在位置する現区間を検知する現区間検
    知手段と、 前記載置部が前記移動行程における最終区間に入ってか
    ら前記所定位置に到達するまでの最終区間内移動距離を
    検知する最終区間内移動距離検知手段と、 前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数手段
    と、 前記所定位置に前記用紙が到達している場合において前
    記載置部が前記移動行程における最終区間に位置すると
    きは、前記計数手段により計数された給紙枚数、前記最
    終区間内移動距離検知手段により検知された最終区間内
    移動距離及び前記移動行程における最終区間の距離に基
    づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定する
    推定手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記推定手段は、前記計数手段により計
    数された給紙枚数、前記最終区間内移動距離検知手段に
    より検知された最終区間内移動距離、前記移動行程にお
    ける最終区間の距離及び前記用紙の厚みのデフォルト値
    に基づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定
    することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記載置部移動手段は、供給されるパル
    ス数により動作するステッピングモータを備え、前記最
    終区間内移動距離は、前記載置部移動手段により前記ス
    テッピングモータに供給されたパルス数に基づいて検知
    されることを特徴とする請求項4または5記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記載置部移動手段は、前記載置部が前
    記移動行程における最終区間に位置する場合は、該最終
    区間以外に位置する場合に比し、前記載置部の移動速度
    を低下させることを特徴とする請求項4〜6のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 印刷指示枚数を入力する印刷指示枚数入
    力手段と、該印刷指示枚数入力手段により入力された印
    刷指示枚数が前記推定手段により推定された残用紙枚数
    を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理の中断の少
    なくとも一方を行う警告中断手段とを備えたことを特徴
    とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 印刷処理のために用紙を給紙する給紙工
    程と、 前記給紙工程による給紙が可能な所定位置に前記用紙を
    到達させるべく、前記用紙が載置された載置部を移動さ
    せる載置部移動工程と、 前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数工程
    と、 前回の印刷処理前後間における前記載置部の移動距離を
    検知する移動距離検知工程と、 前記載置部の移動終端位置までの残距離を把握する残距
    離把握工程と、 前記計数工程により計数された給紙枚数、前記移動距離
    検知工程により検知された移動距離及び前記残距離把握
    工程により把握された残距離に基づいて、前記載置部に
    載置された残用紙枚数を推定する推定工程とを含むこと
    を特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記計数工程により計数された給紙枚
    数及び前記移動距離検知工程により検知された移動距離
    に基づいて前記載置部に載置された用紙の厚みを算出す
    る用紙厚算出工程とを含み、前記推定工程は、前記用紙
    厚算出工程により算出された厚み及び前記残距離把握工
    程により把握された残距離に基づいて前記載置部に載置
    された残用紙枚数を推定することを特徴とする請求項9
    記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 印刷指示枚数を入力する印刷指示枚数
    入力工程と、該印刷指示枚数入力工程により入力された
    印刷指示枚数が前記推定工程により推定された残用紙枚
    数を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理の中断の
    少なくとも一方を行う警告中断工程とを含むことを特徴
    とする請求項9または10記載の画像形成装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 印刷処理のために用紙を給紙する給紙
    工程と、 前記給紙工程による給紙が可能な所定位置に前記用紙を
    到達させるべく、前記用紙が載置された載置部を移動さ
    せる載置部移動工程と、 前記載置部の移動工程を複数の区間に分けた場合におけ
    る前記載置部が現在位置する現区間を検知する現区間検
    知工程と、 前記載置部が前記移動工程における最終区間に入ってか
    ら前記所定位置に到達するまでの最終区間内移動距離を
    検知する最終区間内移動距離検知工程と、 前回の印刷処理に要した給紙枚数を計数する計数工程
    と、 前記所定位置に前記用紙が到達している場合において前
    記載置部が前記移動工程における最終区間に位置すると
    きは、前記計数工程により計数された給紙枚数、前記最
    終区間内移動距離検知工程により検知された最終区間内
    移動距離及び前記移動工程における最終区間の距離に基
    づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推定する
    推定工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  13. 【請求項13】 前記推定工程は、前記計数工程により
    計数された給紙枚数、前記最終区間内移動距離検知工程
    により検知された最終区間内移動距離、前記移動工程に
    おける最終区間の距離及び前記用紙の厚みのデフォルト
    値に基づいて、前記載置部に載置された残用紙枚数を推
    定することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置
    の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記載置部移動工程は、供給されるパ
    ルス数により動作するステッピングモータにより前記載
    置部を移動させ、前記最終区間内移動距離は、前記載置
    部移動工程により前記ステッピングモータに供給された
    パルス数に基づいて検知されることを特徴とする請求項
    12または13記載の画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記載置部移動工程は、前記載置部が
    前記移動工程における最終区間に位置する場合は、該最
    終区間以外に位置する場合に比し、前記載置部の移動速
    度を低下させることを特徴とする請求項12〜14のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 印刷指示枚数を入力する印刷指示枚数
    入力工程と、該印刷指示枚数入力工程により入力された
    印刷指示枚数が前記推定工程により推定された残用紙枚
    数を超える場合は、その旨の警告及び印刷処理の中断の
    少なくとも一方を行う警告中断工程とを含むことを特徴
    とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の画像形
    成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225469B1 (ko) 2008-09-17 2013-01-24 제록스 코포레이션 프린터의 전사 서브시스템으로 매체 두께를 측정하기 위한 시스템 및 방법

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