JPH0725561A - エレベーターの重量検出装置 - Google Patents

エレベーターの重量検出装置

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JPH0725561A
JPH0725561A JP5336762A JP33676293A JPH0725561A JP H0725561 A JPH0725561 A JP H0725561A JP 5336762 A JP5336762 A JP 5336762A JP 33676293 A JP33676293 A JP 33676293A JP H0725561 A JPH0725561 A JP H0725561A
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Jung-Oh Kim
正 午 金
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KINSEI SANDEN KK
LS Electric Co Ltd
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KINSEI SANDEN KK
Goldstar Industrial Systems Co Ltd
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    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/14Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions in case of excessive loads

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターのカー内に搭乗した乗客の重量
を検出するために乗客重量検出センサーとして防振ゴム
を使用し、その防振ゴムの変位量により乗客の重量を正
確に検出するエレベーターの重量検出装置を提供するこ
とである。 【構成】 負荷検出データー部(10)と、最大及び最
小値検出部(20)と、無負荷検出部(30)と、負荷
検出データーのエラー及びエラー変化分を出力する第1
比較部(40)と、エラー補正処理部(50)と、勾配
演算部(60)と、差動変圧器の特性曲線の勾配のエラ
ー及びエラー変化分を出力する第2比較部(70)と、
勾配補正処理部(80)とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターのカー内に
搭乗した乗客の重量を検出する重量検出装置に関するも
ので、詳しくは乗客重量検出センサーとして防振ゴムを
使用し、乗客の重量をその防振ゴムの変位量により正確
に検出するのに適するエレベーターの重量検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベーターのカー内に搭乗した乗客の
重量を正確に検出することはエレベーターの制御性能に
関連した大変重要な問題である。即ち、乗客の重量に適
切な起動トークによりエレベーターが制御されなければ
乗車感を良好に維持し得なく、乗客の重量はエレベータ
ーの満員予測、層別乗/下車人員計算等のデーターを分
析してエレベーターを運行させることに用いられる。現
在、エレベーターの重量検出方法としては、乗客の重量
に応じて変化される防振ゴムの変位量が電圧に変換され
る方法、エレベーターの出入門に光電装置を付着して乗
客の数をカウンティングする方法、カー内部に設置され
たカメラで撮影した画像データーを分析して重量を検出
する方法、カーの床に圧電素子のような重量検出センサ
ーが付着されたマットレスを設置して重量を検出する方
法等が提案されているが、経済的な面で防振ゴムの変位
量を電気的信号である電圧に変換させる方法が最も広く
実用化されている。
【0003】防振ゴムの変位量を用いた従来のエレベー
ターの重量検出装置は、図1に示すように、乗客が搭乗
するカー1の下部に設置された防振ゴム2と、その防振
ゴム2の変位量を電気的信号に変換するための差動変圧
器3と、その差動変圧器3の出力信号をディジタル信号
に変換させて負荷検出データーを出力するA/D変換部
5と、その負荷検出データーを重量データーに処理する
入力部6と、前記入力部6を通じで入力された重量デー
ターを貯蔵する貯蔵部7と、前記貯蔵部7に貯蔵された
重量データーを処理して駆動モーターのトーク信号又は
乗/下車人員数データーの制御信号を出力させる出力部
8と、前記入力部6、貯蔵部7及び出力部8を駆動させ
るための制御信号を出力するマイクロプロセッサー9と
から構成される。ここで、未説明符号(AB)はアドレ
ス、(DB)はデーターバス、4は抵抗である。
【0004】このように構成された従来のエレベーター
の重量検出装置の作動を図1及び図2に基づいて説明す
ると次のようである。
【0005】乗客が図1のカー1内に搭乗すると、乗客
の重量に比例して防振ゴム2が収縮する。この際に、カ
ー1の下部に付着された差動変圧器3は防振ゴム2の変
位量に応じて下方に移動し、差動変圧器3の1次巻線と
2次巻線が鎖交する磁束が変化するので、2次巻線には
防振ゴム2の変位量に比例する電圧が誘導される。
【0006】前記電圧は調整用抵抗4を経てA/D変換
部5によりディジタル信号に変換されて負荷検出データ
ーが出力される。この際に、カー1内に一人でも搭乗し
なかった時はA/D変換部5の負荷検出データーは0%
となり、搭乗した乗客の重量がエレベーターの定格負荷
であると、A/D変換部5の負荷検出データーは100
%となる。
【0007】前記A/D変換部5の負荷検出データーは
入力部6を通じてマイクロプロセッサー9に入力されて
制御信号が出力され、そのマイクロプロセッサー9から
出力される制御信号により貯蔵部7内の決められた番地
に伝送される。
【0008】即ち、その決められた番地に貯蔵された検
出データーから現在カー1内に搭乗した乗客の重量が検
出される。
【0009】例えば、定格負荷が1600kgであるエレ
ベーターの場合、前記A/D変換部5の負荷検出データ
ーが16進数で(32)18=(50)10であると、負荷
検出データーは十進数で50%を意味するので、現在カ
ー1内に搭乗した乗客の重量が800kgであることがわ
かる。
【0010】即ち、図2に示すように、X軸は負荷検出
データーを、Y軸は差動変圧器3の1次巻線の出力電圧
を示す直交座標において、Y軸の差動変圧器3の2次巻
線の出力電圧(Ya)が差動変圧器3の特性曲線(P
Q)と合う点(Q)に対応するX軸の負荷検出データー
(Xa)が100%となるように初期値が設定され、差
動変圧器3の1次巻線の出力電圧(Yb)が差動変圧器
3の特性曲線(PQ)と合う点(P)に対応するX軸の
負荷検出データー(Xb)が0%となるように初期値が
設定される。
【0011】ここで、前記特性曲線(PQ)は最初調整
された差動変圧器3の特性を示す直線である。その特性
曲線(PQ)が図2に示すように曲線(TU)に変わる
と、前記差動変圧器3の特性曲線(PQ)により乗客の
重量を示す負荷検出データーがXB%でなければならな
いが、変換された特性曲線(TU)により負荷検出デー
ターがXA%として検出されるのでAB%−XA%の負
荷検出データーのエラー(ENL)が発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、乗客
の重量が防振ゴムと差動変圧器によりそれぞれ機械的変
位と電気的信号に変換される。前記機械的変位を起こす
防振ゴムの弾性係数の変化と差動変圧器の1次巻線の電
圧の変動及び特性の変化により実際の重量に当たる電気
的信号とは異なる電気的信号に変換されるため、正確な
重量検出が不可能であり、定期的に重量検出装置の点検
と調整が要求され、エレベーターの性能が低下される問
題点がある。
【0013】従って、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、最初設定された負荷検出デ
ーターの最小値とエレベーター状態信号により検出され
た負荷検出データーの最小値とを比較して差動変圧器の
特性曲線の変化を検出し、その特性曲線の変化により発
生された負荷検出データーのエラー及びエラー変化分の
補正が自動に実行されるので、定期的点検又は調整作業
が要らなく、常に正確な乗客の重量を検出し得るエレベ
ーターの重量検出装置を提供することをその目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、カー内に搭乗した乗客の重量とエレ
ベーターの定格負荷との比で演算して負荷検出データー
を出力させる負荷検出データー部と、前記負荷検出デー
ターの最大値と最小値を記録する最大及び最小値検出部
と、エレベーターの無負荷状態をチェックするためにエ
レベーターの状態信号から負荷検出データーを出力する
無負荷検出部と、前記無負荷検出部から出力される負荷
検出データーと前記最大及び最小値検出部に貯蔵された
最小値とを比較して、エレベーターの無負荷状態で発生
される負荷検出データーのエラー及びエラー変化分を出
力する第1比較部と、前記第1比較部の出力信号から前
記エラーを補正するための補正値を決定し、その補正値
により差動変圧器の特性曲線を補正し、その補正された
特性曲線により負荷検出データーを出力するようにその
補正値を負荷検出データー部に印加するエラー補正処理
部と、前記無負荷検出部から出力される負荷検出データ
ーから勾配を延在する勾配演算部と、前記勾配演算部か
ら出力される勾配と負荷検出データー部に記録された勾
配とを比較して差動変圧器の特性曲線の勾配のエラー及
びエラー変化分を出力する第2比較部と、前記第2比較
部から出力される勾配エラー及び勾配エラー変化分を補
正するための補正値を出力してその補正値により差動変
圧器の特性曲線を補正し、その補正された特性曲線によ
り負荷データーを出力するようにその補正値を負荷検出
データー部に印加させる勾配補正処理部とから構成され
るA/D変換部を備えるエレベーターの重量検出装置を
提供する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
【0016】本発明による図1のエレベーターの重量検
出装置のA/D変換部5は図3〜図5に示すように、図
1の差動変圧器3から出力される乗客の重量検出信号
(y)をエレベーターの定格負荷の重量%で演算して負
荷検出データー(X%)を出力させる負荷検出データー
部10と、前記負荷検出データーの最大値(MAX%)
と最小値(MIN%)を記録する最大及び最小値検出部
20と、エレベーターの無負荷状態を示すエレベーター
の状態信号(S)から無負荷状態の負荷検出データー
(X%)を出力する無負荷検出部30と、前記無負荷検
出部30から出力される負荷検出データー(X%)と前
記最大及び最小値検出部20に貯蔵された最小値(MI
N%)とを比較して、エレベーターの無負荷状態で発生
される負荷検出データーのエラー(ENL)及びエラー
変化分(CENL)を出力する第1比較部40と、前記
第1比較部40の出力信号から前記エラー(ENL)及
び変化分(CENL)を補正するための補正値(K)を
決定するエラー補正処理部50と、前記無負荷検出部3
0から出力される負荷検出データー(X%)から勾配
(θ1)を演算する勾配演算部60と、前記勾配演算部
60から出力される勾配(θ1)と負荷検出データー部
10に記録された勾配(θ0)とを比較して図1の差動
変圧器3の特性曲線の勾配のエラー(ENL)及びエラ
ー変化分(CENL)を出力する第2比較部70と、前
記第2比較部70から出力される勾配エラーー及び勾配
エラー変化分を補正するための補正値(L)を決定する
勾配補正処理部80とから構成される。
【0017】ここで、前記エラー補正処理部50は、図
5に示すように、人間の論理の曖昧を制御するファジイ
制御部(FLC)により構成され、前記ファジイ制御部
(FLC)は負荷検出データーのエラー(ENL)及び
エラー変化分(CENL)を量子化させる量子化処理部
(Qn)と、前記量子化処理部(Qn)の出力信号をフ
ァジイ集合として表現するためのその出力信号が属する
関数により分類され、その分類された出力信号を規則
(RL1−RL9)により推論されるファジイ推論部
(FR)と、前記ファジイ推論部(FR)により決定さ
れた推論を数値化させて補正値(K)を出力する数値化
処理部(DF)とから構成される。
【0018】前記勾配補正処理部80は前記エラー補正
処理部40と同じにファジイ制御部により構成される。
【0019】以下、本発明によるエレベーターの重量検
出装置の作用を図3〜図9に基づいて詳細に説明すると
次のようである。
【0020】先ず、エレベーターが最初設置される時、
図1の差動変圧器3から乗客の重量検出信号(y)がA
/D変換部5の検出データー10に印加されると、負荷
検出データー(X2)は次の式により出力される。
【0021】
【数1】X2%=θ0×Y+X0
【0022】ここで、勾配(θ0)は図1の差動変圧器
3の特性曲線(PQ)の勾配で、tan-1((Xa−X
b)/(Ya−Yb))により求められる。
【0023】前記特性曲線(PQ)は予め調整されたも
ので、カー1内の重量がエレベーターの定格負荷である
と、差動変圧器3の出力電圧(Y)が(Ya)となるよ
うに調整され、この際に負荷検出データー(Xa)が1
00%となる最大値(MAX%)が初期値に設定され、
カー内に何のものもない無負荷状態での差動変圧器の出
力電圧(Y)がYbとなるように調整され、この際に負
荷検出データー(Xb)が0%となる最小値(MIN
%)が初期値に設定される。
【0024】この際に、乗客の重量がエレベーターの定
格負荷及び無負荷、1/2負荷である場合、各々の負荷
検出データー(X%)は図6に示すように差動変圧器3
の特性曲線(PQ)のX軸に対応するXa(=MAX
%)、Xb(=MIN%)、X0に設定される。
【0025】そして、前記負荷検出データー(X1)は
最大及び最小値検出部20に印加されて、その負荷検出
データーの最大値(MAX%)と最小値(MIN%)が
出力され、その最大値(MAX%)及び最小値(MIN
%)がそれぞれ貯蔵される。
【0026】一方、エレベーターが稼動されて図1の差
動変圧器3から乗客の重量検出信号(y)が負荷検出デ
ーター部10に印加されると、負荷検出データー(X
2)は次の式の演算により出力される。
【0027】
【数2】X2%=θ0×Y(1+L)+X0(1−K)
【0028】ここで、勾配(θ0)は図1の差動変圧器
3の特性曲線(PQ)の勾配で、tan-1((Xa−X
b)/(Ya−Yb))により求められ、前記補正値
(K)(L)は前記エラー補正処理部50及び勾配補正
処理部80により求められる。初期に設定された特性曲
線(PQ)により負荷検出データーが検出されると、こ
の補正書(K)(L)はすべて0となる。
【0029】そして、前記負荷検出データー(X2)は
最大及び最小値検出部20に印加され、その負荷検出デ
ーターの最大値(MAX%)と最小値(MIN%)が出
力され、その最大値(MAX%)及び最小値(MIN
%)はそれぞれ再び貯蔵される。
【0030】この際に、図6の特性曲線(TB)のよう
に、差動変圧器3の特性が変わると、無負荷時に差動変
圧器3の出力電圧(Yb)が出力電圧(Yb2)に変換
されて負荷検出データーのエラー(ENL)及びエラー
変化分が発生されると、前記エラー補正50及び勾配補
正処理部80から出力される補正値(K)(L)により
負荷検出データーのエラー及びエラー変化分とその変化
された特性曲線の勾配のエラー及びエラー変化分が補正
される。
【0031】エレベーターの状態からA/D変換部5か
ら出力される負荷検出データーの出力をモニターする方
法が考えられるが、負荷検出装置自体の特性が変化され
ると、その負荷検出データーの誤検出の心配があるの
で、本発明ではエレベーターの状態信号(S)から無負
荷状態であることを検出する方法を使用する。
【0032】補修時又は故障時でない正常運行状態で門
を締め、所定時間(30秒以上)動かない状態にあるエ
レベーターから出力されるエレベーター状態信号(S)
は無負荷検出部30に印加されて無負荷状態であること
を示す負荷検出データーが出力され、その負荷検出デー
ターと初期に設定されて最大及び最小値検出部20に貯
蔵された最小値(MIN%)とが第1比較部40で比較
され、その最小値(MIN%)とその負荷検出データー
との差であるエラー(ENL)とエラー変化分(CEN
L)がエラー補正処理部50に印加される。
【0033】前記エラー(ENL)及びエラー変化分
(CENL)の補正は図5に示すように、人間の論理の
曖昧を制御するファジイ制御部(FLC)により実行さ
れる。
【0034】即ち、エラー(ENL)及びエラー変化分
(CENL)はファジイ制御部(FLC)の量子化処理
部(QN)によりファジイの集合に変更され、図7Aに
示すように、このファジイの集合で表現されたエラー
(ENL)及びエラー変化分(CENL)の小速度関数
(P)、(Z)、(N)により分類される。
【0035】前記量子化処理部(Qn)から出力される
出力信号は図5のファジイ推論部(FR)に入力され、
定義された規則(RL)に従って出力が推論される。こ
こで使用された規則(RL)は図8及び図9に示すよう
に、仮に無負荷時の負荷検出データーのエラー(EN
L)が陰(−)であり、エラー変化分(CENL)も陰
(−)であると、図7Bに示すように補正値は非常に大
きくしろとファジイ集合(VL)が選択され、他の規則
も同様にエラー(ENL)とエラー変化分(CENL)
の値に応じて補正値(K)がファジイ集合(VL;非常
に大きく)、(L;大きく)、(M;普通に)、(S;
小さく)、(VS;非常に小さく)のファジイ集合で推
論され、その推論されたファジイ集合は数値化処理部
(DF)に印加されて補正値(K)が出力される。
【0036】例えば、図7Aに示すように、エラー(E
NL)とエラー変化分(CENL)とが全て−0.8で
あり、エラー(ENL)のファジイ集合(N)(Z)、
エラー変化分(CENL)のファジイ集合(N)(Z)
に当たる5種の規則(RL1〜RL5)が作動されて補
正値(K)が出力される。
【0037】一方、差動変圧器3の特性曲線が図6の特
性曲線(RS)のように変わると、無負荷時の負荷検出
データーと特性曲線の勾配が全て変わることがわかる。
前記勾配のエラー(Eθ)及びエラー変化分(CEθ)
は前述したように補正値(K)により負荷検出データー
のエラー(ENL)及びエラー変化分(CENL)を補
正する過程と同じに決定された補正値(L)により補正
される。
【0038】そして、前記補正値(K)(L)は負荷検
出データー部10に再び印加されて、次の式により負荷
検出データーが検出される。
【0039】
【数3】X2%=θ0×Y(1+L)+X0(1−K)
【0040】前述したように、補正値(K)(L)によ
り補正された差動変圧器の特性曲線により演算された負
荷検出データーは負荷検出データー部10に再び貯蔵さ
れ、初期に設定された差動変圧器3の特性曲線の変化に
より乗客の重量検出のエラー(ENL)が発生してもそ
の補正された特性曲線により負荷検出データーが検出さ
れるので常に正確にカー内に搭乗した乗客の重量を検出
し得る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるエレ
ベーターの重量検出装置は、乗客の重量検出センサーと
して使用される防振ゴム及び差動変圧器の特性曲線の変
化により発生される乗客の重量の誤差が補正されるの
で、正確な重量検出が可能である効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のエレベーターの重量検出装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の差動変圧器の特性変化により検出された
負荷検出データのエラーを示すグラフである。
【図3】本発明によるエレベーターの重量検出装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明によるエレベーターの重量検出装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4のエラー補正処理部の構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明が適用される作動変圧器の特性曲線の変
化を示すグラフである。
【図7】Aは図6において、ファジイ集合で表現された
エラー及びエラー変化分の小速度関数(N)(Z)
(P)を示す図面である。Bは負荷検出データーの補正
値(k)とファジイ集合(VL)、(L)、(M)、
(S)、(VS)を示す図面である。
【図8】図6のファジイ制御部(FLC)において、フ
ァジイ推論部(FR)により補正値(k)を推論する過
程を示す図面である。
【図9】図6のファジイ制御部(FLC)において、フ
ァジイ推論部(FR)により補正値(k)を推論する過
程を示す図面である。
【符号の説明】
10 負荷検出データー 20 最大及び最小値検出部 30 無負荷検出部 40 第1比較部 50 エラー検出部 60 勾配演算部 70 第2比較部 80 勾配補正処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カー内に搭乗した乗客の重量とエレベー
    ターの定格負荷との比で演算して負荷検出データーを出
    力させる負荷検出データー部と、 前記負荷検出データーの最大値と最小値を記録する最大
    及び最小値検出部と、 エレベーターの無負荷状態をチェックするためにエレベ
    ーターの状態信号から負荷検出データーを出力する無負
    荷検出部と、 前記無負荷検出部から出力される負荷検出データーと前
    記最大及び最小値検出部に貯蔵された最小値とを比較し
    て、エレベーターの無負荷状態で発生される負荷検出デ
    ーターのエラー及びエラー変化分を出力する第1比較部
    と、 前記第1比較部の出力信号から前記エラーを補正するた
    めの補正値を決定し、その補正値により差動変圧器の特
    性曲線を補正し、その補正された特性曲線により負荷検
    出データーを出力するようにその補正値を負荷検出デー
    ター部に印加するエラー補正処理部と、 前記無負荷検出部から出力される負荷検出データーから
    勾配を演算する勾配演算部と、 前記勾配演算部から出力される勾配と負荷検出データー
    部に記録された勾配とを比較して差動変圧器の特性曲線
    の勾配のエラー及びエラー変化分を出力する第2比較部
    と、 前記第2比較部から出力される勾配エラー及び勾配エラ
    ー変化分を補正するための補正値を出力してその補正値
    により差動変圧器の特性曲線を補正し、その補正された
    特性曲線により負荷データーを出力するようにその補正
    値を負荷検出データー部に印加させる勾配補正処理部と
    から構成されるA/D変換部を備えることを特徴とする
    エレベーターの重量検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記エラー補正処理部は、人間の論理の曖昧を制御する
    ファジイ制御部により補正値が決定されるようにするこ
    とを特徴とするエレベーターの重量検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記勾配補正処理部は、前記エラー補正処理部と同様に
    ファジイ集合を用いて補正値を決定することを特徴とす
    るエレベーターの重量検出装置。
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Cited By (4)

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