JP2010069775A - 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及び印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置のための制御装置、印刷装置、及び印刷装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010069775A
JP2010069775A JP2008241068A JP2008241068A JP2010069775A JP 2010069775 A JP2010069775 A JP 2010069775A JP 2008241068 A JP2008241068 A JP 2008241068A JP 2008241068 A JP2008241068 A JP 2008241068A JP 2010069775 A JP2010069775 A JP 2010069775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data file
data
print data
type
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008241068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5040874B2 (ja
Inventor
Kunihiko Sakurai
功仁彦 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2008241068A priority Critical patent/JP5040874B2/ja
Publication of JP2010069775A publication Critical patent/JP2010069775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040874B2 publication Critical patent/JP5040874B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】 インデックス印刷を行なう際に、多様化するユーザの要求を満足させることを可能とする技術を提供すること。
【解決手段】 プリンタの制御部は、データファイル群からデータファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードの中から1つの選択モードを指定することをユーザに許容する。制御部は、ユーザによって指定された1つの選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択する。制御部は、順次選択されたデータファイルを用いて印刷データを順次生成することによって、複数のデータファイルに対応する複数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、インデックス印刷データを生成する技術に関する。
印刷装置に入力されるデータファイル群のそれぞれに対応する印刷データを生成し、所定数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成し、インデックス印刷データに従って1ページの印刷媒体に印刷する印刷装置が知られている。即ち、インデックス印刷が可能な印刷装置が知られている(例えば、特許文献1〜5)。この種の印刷装置は、インデックス印刷データを生成する制御装置を備えている。
特開2008‐67266号公報 特開2004−96688号公報 特開2005−125615号公報 特開2001−138584号公報 特開2007−267373号公報
インデックス印刷に対するユーザの要求が多様化している。例えば、印刷装置にインデックス印刷を指示してから、インデックス印刷の結果を取得するまでの時間をできるだけ短くしたいという要求が存在する。また、例えば、インデックス印刷の結果を取得するまでの時間が長くなったとしても、できるだけページ数を少なくしたいという要求も存在する。
本明細書では、インデックス印刷に対するユーザの要求を満足させることが可能となる技術を提供する。
本明細書によって開示される1つの技術は、印刷装置のための制御装置である。制御装置は、モード指定許容部とデータファイル選択部とインデックス印刷データ生成部を備える。モード指定許容部は、データファイル群からデータファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードの中から1つの選択モードを指定することをユーザに許容する。データファイル選択部は、ユーザによって指定された1つの選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択する。インデックス印刷データ生成部は、順次選択されたデータファイルを用いて印刷データを順次生成することによって、複数のデータファイルに対応する複数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成する。なお、インデックス印刷データの単位は特に限定されない。例えば、ページ単位でインデックス印刷データが生成されてもよいし、バンド単位(ページより小さい単位)でインデックス印刷データが生成されてもよい。
上記した制御装置では、データファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードが設けられている。ユーザは、自身の要求に最も近い選択モードを指定することができる。多様化するユーザの要求に応じて各選択モードに対応する規則を設定することによって、インデックス印刷に対する様々な要求に応えることができる印刷装置を実現することができる。
上記したデータファイル群は、複数種類のデータファイルを含んでいてもよい。選択モードに対応する規則は、データファイルの種類に基づいて、データファイル群からデータファイルを順次選択するための順序を規定していてもよい。データファイル選択部は、データファイル群に含まれる各データファイルの種類を特定して、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。なお、データファイルの種類とは、データファイルに記述されるデータ形式の種類(PDF、JPEG、TIFF、PNG、XPS等)である。
上記の制御装置では、モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容してもよい。第1選択モードに対応する規則は、第1種類のデータファイルを先に選択し、第1種類と異なる第2種類のデータファイルを後に選択することを規定していてもよい。モード指定許容部において第1選択モードが指定されると、データファイル選択部は、第1選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。第1種類のデータファイルと第2種類のデータファイルとは、第1種類のデータファイルのサイズと第2種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第1種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間が、インデックス印刷データ生成部が第2種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなるようなデータファイルであってもよい。
インデックス印刷の対象のデータファイル群の中に、比較的に短時間で印刷データを生成することができる第1種類のデータファイルと、印刷データを生成するために比較的に長時間の処理を要する第2種類のデータファイルとが混在することがある。この場合、第1種類のデータファイルを優先して先に処理する方が、ユーザ待ち時間を短縮することができる可能性がある。ユーザが第1選択モードを指定すると、制御装置は、第1種類のデータファイルを先に選択し、第1種類と異なる第2種類のデータファイルを後に選択することを規定している規則にしたがって、データファイル群からデータファイルを順次選択する。
例えば、1ページの印刷媒体にインデックス印刷されるべき印刷データの個数が10個であり、インデックス印刷の対象のデータファイル群の個数が18個(例えば、第1種類のデータファイルが10個であり、第2種類のデータファイルが8個である)であるものとする。この場合、データファイル群のデータファイルをファイル名(生成時刻等)の順で処理する手法では、1ページ目のインデックス印刷データを生成する際に、第2種類のデータファイルが処理される可能性がある。一方において、第1選択モードに対応する規則に従った手法では、第1種類のデータファイルを優先して先に処理するため、1ページ目のインデックス印刷データを生成する際に、第2種類のデータファイルが処理されず、第1種類のデータファイルのみが処理される。前者の手法よりも後者の手法を採用した方が、1ページ目のインデックス印刷データを短時間で完成させることができる。このために、ユーザ待ち時間を短縮することができる。上記の制御装置によると、ユーザが第1選択モードを指定することによって、ユーザの待ち時間を短縮することが可能になる。
この制御装置では、データファイル群のそれぞれのデータファイルについて、当該データファイルから印刷データを生成するのを開始してからの経過時間を計測する計測部をさらに備えていてもよい。インデックス印刷データ生成部は、計測部によって計測された経過時間が基準時間を超えても印刷データの生成が終了していないデータファイルが存在する場合、当該データファイルからの印刷データの生成を中止し、当該印刷データを含まないインデックス印刷データを生成してもよい。
第1選択モードを選択したユーザは、できるだけ早くインデックス印刷された印刷媒体を取得したいと考えている。この制御装置では、データファイルから印刷データを生成するのを開始してからの経過時間が基準時間を超えても印刷データの生成が終了していない場合、印刷データの生成を中止し、その印刷データを含まないインデックス印刷データを生成する。これにより、インデックス印刷データの生成時間が長くなってしまうことを避けることができ、この結果、ユーザの待ち時間を短縮することが可能になる。なお、上記した「基準時間」は、使用状況や制御装置の性能に合わせて、適宜設定することができる。
この制御装置では、インデックス印刷データ生成部は、印刷データの生成が中止されたデータファイルが存在する場合、代替の印刷データを含むインデックス印刷データを生成してもよい。
この構成によれば、ユーザは、印刷データが生成されなかったデータファイルが存在することを知ることができる。
上述したように、第1種類のデータファイルのサイズと第2種類のデータファイルのサイズとが同じである場合、第2種類のデータファイルは、第1種類のデータファイルと比べると、印刷データを生成するために比較的に長時間の処理を要する。これは、第2種類のデータファイルから印刷データを生成するためには、比較的に複雑な処理が実行され、この結果、比較的に多くのメモリを使用する可能性が高いと言える。即ち、第2種類のデータファイルと第1種類のデータファイルとは、第2種類のデータファイルのサイズと第1種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第2種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、インデックス印刷データ生成部が第1種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなる可能性が高いと言える。
また、インデックス印刷データを生成する過程では、初期の段階ではメモリがそれほど使用されていないために使用可能なメモリの容量が多く、終盤の段階では多くのメモリが使用されているために使用可能なメモリの容量が少ない。従って、比較的に多くのメモリを使用する第2種類のデータファイルを初期の段階で処理してもメモリフルのエラーが発生しにくいが、第2種類のデータファイルを終盤の段階で処理するとメモリフルのエラーが発生する可能性が高い。前者の手法では、第1種類のデータファイルが終盤の段階で処理されることになるが、第1種類のデータファイルを処理するのに必要なメモリの容量は比較的に少ないために、後者の手法と比べるとメモリフルのエラーが発生しにくい。メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じるために、以下の構成を採用してもよい。
即ち、上記の制御装置では、モード指定許容部は、さらに、第2選択モードを指定することを許容してもよい。第2選択モードに対応する規則は、第2種類のデータファイルを先に選択し、第1種類のデータファイルを後に選択することを規定してもよい。モード指定許容部において第2選択モードが指定されると、データファイル選択部は、第2選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。
この制御装置は、比較的に多くのメモリの容量を必要とする第2種類のデータファイルを先に処理するために、第2種類のデータファイルを初期の段階で処理することが可能になる。第1種類のデータファイルを先に処理する第1選択モードよりもメモリフルのエラーが発生しにくい。メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じることができる。
この制御装置では、データファイル選択部は、データファイル群に第2種類の複数のデータファイルが含まれている場合、第2種類の複数のデータファイルのうち、サイズが大きいデータファイルから順次選択してもよい。
同一種類のデータファイルの場合、サイズが大きいデータファイルから印刷データを生成する方が、サイズが小さいデータファイルから印刷データを生成するよりも、必要とするメモリの容量が大きくなる傾向にある。この構成では、サイズが大きいデータファイルから順次選択する。これにより、比較的に大きなメモリの容量が必要なデータファイルから印刷データを生成する際に利用可能なメモリの容量が大きくなり、この結果、メモリフルのエラーが発生しにくい。
比較的に大きいメモリの容量を必要とする複数の処理が連続して実行されると、メモリフルのエラーが起こり易い。従って、複数の第2種類のデータファイルが存在する場合には、それらから印刷データを生成するための処理を分散させた方がメモリフルのエラーが起こりにくい。メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じるために、以下の構成を採用してもよい。
上記の制御装置は、データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えていてもよい。モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容してもよい。第3選択モードに対応する規則は、第2種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、第2種類のデータファイルを選択し、第1種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定していてもよい。モード指定許容部において第3選択モードが指定され、ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、データファイル選択部で第2種類の複数のデータファイルが特定されると、データファイル選択部は、第3選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択し、インデックス印刷データ生成部は、第2種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成してもよい。
上記の第3選択モードでは、第1選択モードと比べると、複数の第2種類のデータファイルから印刷データを生成するための処理を分散させることができる。メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じることができる。
上記の制御装置では、モード指定許容部は、第2選択モードを指定することを許容してもよい。第2選択モードに対応する規則は、第3種類のデータファイルを先に選択し、第3種類と異なる第4種類のデータファイルを後に選択することを規定していてもよい。モード指定許容部において第2選択モードが指定されると、データファイル選択部は、第2選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。第3種類のデータファイルと第4種類のデータファイルとは、第3種類のデータファイルのサイズと第4種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第3種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、インデックス印刷データ生成部が第4種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなるようなデータファイルであってもよい。
上記の第2選択モードでは、メモリフルのエラーが発生しにくい。メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じることができる。
この制御装置では、データファイル選択部は、データファイル群に第3種類の複数のデータファイルが含まれている場合、第3種類の複数のデータファイルのうち、サイズが大きいデータファイルから順次選択してもよい。
この構成によれば、比較的に大きいメモリの容量が必要なデータファイルから印刷データを生成する場合に、利用可能なメモリの容量を大きくすることができる。これにより、メモリフルのエラーの発生を抑制することができる。
上述したように、第2選択モードでは、メモリフルのエラーが発生しにくい。しかしながら、第2選択モードの場合は、第3種類のデータファイルが先に処理される。従って、比較的に大きいメモリの容量が必要な複数の第3種類のデータファイルが連続して処理される可能性がある。これらの処理を分散させた方が、メモリフルのエラーがより起こりにくくなるものと考えられる。従って、以下の第3選択モードをさらに選択することができる構成を採用してもよい。
制御装置は、データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えていてもよい。モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容してもよい。第3選択モードに対応する規則は、第3種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、第3種類のデータファイルを選択し、第4種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定していてもよい。モード指定許容部において第3選択モードが指定され、ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、データファイル選択部で第3種類の複数のデータファイルが特定されると、データファイル選択部は、第3選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択し、インデックス印刷データ生成部は、第3種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成してもよい。
上記の第3選択モードによると、複数の第2種類のデータファイルから印刷データを生成するための処理を分散させることができる。第3選択モードは、第2選択モードと比べて、メモリフルのエラーが起こりにくい。一方において、第2選択モードは、複数の第3種類のデータファイルが連続して処理される可能性があるために、同じ種類のデータファイルが同一ページに印刷される可能性が高い。上記の技術では、同じ種類のデータファイルをできるだけ同一ページに印刷したいというユーザは、第2選択モードを選択することができ、メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザは、第3選択モードを選択することができる。
上述したように、第3種類のデータファイルのサイズと第4種類のデータファイルのサイズとが同じである場合、第3種類のデータファイルは、第4種類のデータファイルと比べると、印刷データを生成するために必要なメモリの容量が比較的に大きい。これは、第3種類のデータファイルから印刷データを生成するためには、比較的に複雑な処理が実行され、この結果、比較的に長時間の処理を要する可能性が高いと言える。即ち、第3種類のデータファイルと第4種類のデータファイルとは、第3種類のデータファイルのサイズと第4種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第4種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間が、インデックス印刷データ生成部が第3種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなる可能性が高いと言える。従って、第4種類のデータファイルを優先して先に処理する方が、印刷装置にインデックス印刷を指示してからインデックス印刷結果を取得するまでのユーザの待ち時間を短縮することができる可能性がある。待ち時間をできるだけ短くしたいというユーザの要求に応じるために、以下の構成を採用してもよい。
上記した制御装置では、モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容してもよい。第1選択モードに対応する規則は、第4種類のデータファイルを先に選択し、第3種類のデータファイルを後に選択することを規定していてもよい。モード指定許容部において第1選択モードが指定されると、データファイル選択部は、第1選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。
上記の第1選択モードでは、第2選択モードと比較して、ユーザの待ち時間を短くできる可能性が高い。待ち時間をできるだけ短くしたいというユーザの要求に応じることができる。
上記の制御装置は、データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えていてもよい。モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容してもよい。第3選択モードに対応する規則は、第5種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、第5種類のデータファイルを選択し、第5種類とは異なる第6種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定していてもよい。モード指定許容部において第3選択モードが指定され、ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、データファイル選択部で第5種類の複数のデータファイルが特定されると、データファイル選択部は、第3選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択し、インデックス印刷データ生成部は、第5種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成してもよい。第5種類のデータファイルと第6種類のデータファイルとは、第5種類のデータファイルのサイズと第6種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第5種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、インデックス印刷データ生成部が第6種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなるようなデータファイルであってもよい。
この構成によれば、メモリフルのエラーができるだけ発生しないようにしたいというユーザの要求に応じることができる。
上述した第3種類のデータファイルと第4種類のデータファイルとの関係と同様に、第5種類のデータファイルと第6種類のデータファイルとは、第5種類のデータファイルのサイズと第6種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第6種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間が、インデックス印刷データ生成部が第5種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなる可能性が高いと言える。従って、第6種類のデータファイルを優先して先に処理する方が、印刷装置にインデックス印刷を指示してからインデックス印刷結果を取得するまでのユーザの待ち時間を短縮することができる可能性がある。待ち時間をできるだけ短くしたいというユーザの要求に応じるために、以下の構成を採用してもよい。
上記した制御装置では、モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容してもよい。第1選択モードに対応する規則は、第6種類のデータファイルを先に選択し、第5種類のデータファイルを後に選択することを規定していてもよい。モード指定許容部において第1選択モードが指定されると、データファイル選択部は、第1選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択してもよい。
上記の第1選択モードでは、第3選択モードと比較して、ユーザの待ち時間を短くできる可能性が高い。待ち時間をできるだけ短くしたいというユーザの要求に応じることができる。
上記した制御装置を備える印刷装置も新規で有用である。即ち、印刷装置は、上記したいずれかの制御装置と印刷実行部を備えている。印刷実行部は、制御装置から供給されたインデックス印刷データに基づいて印刷を実行する。
この印刷装置によれば、上記した制御装置で生成されたインデックス印刷データに基づいてインデックス印刷を実行することができる。
本明細書によって開示される技術は、印刷装置のための制御方法や、コンピュータに印刷実行部を含む印刷装置を制御させるためのコンピュータプログラム、該コンピュータプログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で実現することもできる。
ここでは、本明細書に記載の技術における実施形態の一部を列挙する。
(形態1)印刷装置は、例えば、印刷実行部を有するプリンタであってもよい。あるいは、印刷装置は、ファクシミリ機能やスキャン機能等を有する多機能機であってもよい。
(形態2)印刷装置は、例えば、外部デバイス(外部メモリ、PC等)から出力されるデータファイル群を入力し、そのデータファイル群に基づいてインデックス印刷データを生成してもよい。
(形態3)印刷装置は、例えば、データファイルリストを記憶することが可能であってもよい。データファイルリストには、外部デバイスから出力されるデータファイル群のそれぞれのファイル名が記述されてもよい。
(形態4)印刷装置は、例えば、複合データファイルリストを記憶することが可能であってもよい。複合データファイルリストには、外部デバイスから出力されるデータファイル群のうち、複合形式のデータファイルのファイル名とサイズを記述することが可能であってもよい。複合形式のデータファイルとは、テキスト、図形、画像等の様々な種類のデータを含み得るデータファイルを意味してもよい。
(プリンタの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、プリンタ10の構成を示すブロック図である。プリンタ10は、制御部12とROM14とRAM16とデータファイル入力部18と印刷部20と表示部22と操作部24を備える。
制御部12は、予め設定されているプログラムに従って様々な処理を実行し、プリンタ10の動作を統括的に制御する。制御部12が実行する処理は、後で詳しく説明する。ROM14は、制御部12が従うプログラムを記憶している。データファイル入力部18は、外部デバイスから出力データファイルを入力することが可能である。データファイル入力部18は、例えば、CD−ROMやカード状のメモリ等の外部の記憶媒体に記録されているデータファイルを読み取る読取装置であってもよく、あるいは、ネットワークに接続されて、外部のPC等から送信されるデータファイルを受信する受信装置であってもよい。
RAM16は、データファイル入力部18に入力されたデータファイルを記憶することができる。また、RAM16は、制御部12がプログラムに従って処理を実行する際に生成される様々なデータを記憶することができる。RAM16は、データファイルリスト160と複合データファイルリスト162を記憶することができる。図2は、データファイルリスト160の一例を示す。データファイルリスト160には、データファイル入力部18に入力されたデータファイルのファイル名を記録することができる。ファイル数Lは、データファイルリスト160に記録されたデータファイルの個数を示す。データファイルファイルリスト160に記録されるファイル名には、拡張子が付加されている。
図3は、複合データファイルリスト162の一例を示す。複合データファイルリスト162には、データファイル入力部18に入力されたデータファイルのうち、複合データファイルのファイル名を記録することができる。複合データファイルについては後で詳しく説明する。複合ファイル数Kは、複合データファイルリスト162に記録されたデータファイルの個数を示す。複合データファイルリスト162に記録されるファイル名には、拡張子が付加されている。また、複合データファイルリスト162には、記録されるファイル名に対応付けて、ファイル名に対応するデータファイルのサイズを記録することができる。複合データファイルリスト162への記録方法は後で詳しく説明する。
表示部22は、様々な情報を表示することができる。操作部24は、ユーザによって操作される複数のキー(テンキー、スタートキー、キャンセルキー等)を有する。ユーザは、操作部24を操作することによって、様々な情報や指示をプリンタ10に入力することができる。印刷部20は、制御部12によって生成された印刷データに基づいて印刷媒体に印刷することができる。
(制御部の処理)
制御部12は、データファイル入力部18に入力されたデータファイル群からインデックス印刷データを生成することができる。図4は、印刷部20が制御部12で生成されたインデックス印刷データに基づいて印刷用紙50にインデックス印刷された結果の一例を示す。インデックス印刷された印刷用紙50は、複数個の画像50a(図4では1個の画像のみに符号を付している)を含んでいる。複数個の画像50aは、N列×M行に配列されている。即ち、1ページのインデックス印刷データは、N×M個の印刷データを含み得る。印刷用紙50の外側に記述された数字は、各画像(印刷データ)の列番号と行番号を示す。例えば、画像50aの列番号は「1」であり、行番号は「0」である。
(メイン処理)
図5は、制御部12が実行するメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。ユーザは、操作部24のキーを操作することによって、インデックス印刷を実行させるための指示をプリンタ10に入力することができる。この場合、制御部12は、表示部22にモード選択画面を表示させる(S12)。表示部22には、通常モード、速度優先モード、結果優先モード、ページ数削減モードの4つのモードが表示されている。ユーザは、操作部24のキーを操作することによって、1つのモードを指定することができる。制御部12は、ユーザによっていずれかのモードが指定されるか否かを監視している。通常モードが指定された場合(S14でYES)、制御部12は、通常モードに対応する規則に従って処理を実行する(S22)。ユーザによって速度優先モードが指定された場合(S14でNO、S16でYES)、制御部12は、速度優先モードに対応する規則に従って処理を実行する(S24)。ユーザによって結果優先モードが指定された場合(S14、S16でNO、S18でYES)、制御部12は、結果優先モードに対応する規則に従って処理を実行する(S26)。ユーザによってページ数削減モードが指定された場合(S14、S16、S18でNO、S20でYES)、制御部12は、ページ数削減モードに対応する規則に従って処理を実行する(S28)。上記の各モードの場合に、制御部12が実行する処理について、以下に詳しく説明する。
(通常モードにおける制御部の処理)
図6は、通常モードに対応する規則に従ってインデックス印刷データを生成する場合の制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12は、データファイル入力部18bに入力されたデータファイル群をRAM16に記憶させる(S32)。制御部12は、データファイル群の各ファイル名を、データファイル入力部18に入力された順番にデータファイルリスト160に記録する(S34)。あるいは、制御部12は、データファイル群の各ファイル名を、名称の順番(例えばアルファベット順、数字順)にデータファイルリスト160に記録してもよい。また、あるいは、制御部12は、データファイル群の各ファイル名を、データファイルの生成時刻(最終更新時刻等)の順番にデータファイルリスト160に記録してもよい。
制御部12は、データファイルリスト160の1番目に記録されているファイル名に対応するデータファイルを選択し、印刷データを生成する(S36)。図2の例の場合、制御部12は、「ファイル00.jpg」を選択し、印刷データを生成する。印刷データは、RAM16に記憶される。制御部12は、印刷データを生成したデータファイルに対応するファイル名をデータファイルリスト160から削除する(S38)。制御部12は、印刷部20にインデックス印刷データを供給するか否かを確認する(S40)。ここでYESと判断される条件は、RAM16に記憶されているインデックス印刷されるべき印刷データの個数がN×M個である場合、又は、RAM16の残容量が僅かであって制御部12がデータファイルから印刷データを生成できない場合のいずれかである。
S40でYESの場合、制御部12は、生成したインデックス印刷データを印刷部20に供給する(S42)。印刷部20は、インデックス印刷データが供給されると、印刷用紙に印刷を実行する。制御部12は、供給したインデックス印刷データをRAM16から削除して(S44)、S46に進む。一方において、S40でNOの場合、S42とS44をスキップしてS46に進む。
S46では、制御部12は、データファイルリスト160にファイル名が記録されているか否かを確認する。S46でYESの場合、S36に進む。一方において、S46でNOの場合、制御部12は、印刷されるべき印刷データがRAM16に記憶されているか否かを確認する(S48)。S48でNOの場合、処理を終了する。一方において、S48でYESの場合、制御部12は、記憶されている印刷データを含むインデックス印刷データを印刷部20に供給する(S50)。制御部12は、供給したインデックス印刷データをRAM16から削除して(S52)、処理を終了する。
(速度優先モードにおける制御部の処理)
図7から図8は、速度優先モードに対応する規則に従ってインデックス印刷データを生成する場合の制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12が通常モードと同一の処理を実行する場合には、図6のフローチャートと同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
制御部12は、S32からS34の処理を実行する。制御部12は、データファイルリスト160に記録したファイル数Lをカウントし、RAM16に記憶させる(S62)。制御部12は、データファイルリスト160の1番目に記録されているファイル名に対応するデータファイルが、イメージ形式のデータファイル(以下ではイメージデータファイルと呼ぶ)であるか否かを確認する(S64)。本実施例のイメージデータファイルとは、複合形式のデータファイル(以下では複合データファイルと呼ぶ)以外のデータファイルを意味する。複合データファイルとは、テキスト、図形、画像等の様々な種類のデータを含み得るデータファイルを意味する。イメージデータファイルの一例として、例えば、JPEG、TIFF、BMP、PNG等を挙げることができる。また、複合データファイルの一例として、PDF、XPS等を挙げることができる。S64でYESの場合、制御部12は、S36からS44の処理を実行してS68に進む。一方において、イメージデータファイルでない場合、即ち、複合データファイルである場合(S64でNO)、データファイルリスト160の最後に当該データファイルのファイル名を移動させて(S66)、S40に進む。
S68では、制御部12は、Lから1を減算する。制御部12は、L=0であるのか否かを確認する(S70)。制御部12がデータファイルリスト160に記録された全てのファイル名に対応するデータファイルについて、イメージデータファイルであるか否かを確認した場合にL=0になる。L=0でない場合(S70でNO)、S64に進む。L=0の場合(S70でYES)、図8のS72に進む。S72では、制御部12は、データファイルリスト160にファイル名が記録されているか否かを確認する。印刷データが生成されていない複合データファイルが存在する場合に、S72でYESと判断される。この場合、制御部12は、データファイルリストの1番目のデータファイルを選択し、印刷データを生成する(S74)。制御部12は、印刷データを生成したデータファイルのファイル名をデータファイルリスト160から削除する(S76)。
次いで、制御部12は、印刷部20にインデックス印刷データを供給するか否かを確認する(S78)。この処理は、図7のS40と同様である。また、S78でYESの場合に実行されるS80及びS82は、図7のS42及びS44と同様である。
制御部12が上記した速度優先モードによって、図2に示すデータファイルリスト160のデータファイル群からインデックス印刷データを生成する場合について説明する。図9から図11は、制御部12の処理に伴って変化するデータファイルリスト160を示す。データファイルリスト160の1番目のデータファイルである「ファイル00.jpg」はイメージデータファイル(JPEG形式)であるために、図7のS64でYESと判断される。制御部12は、「ファイル00.jpg」を選択し、印刷データを生成する(図7のS36)。「ファイル00.jpg」から印刷データを生成すると、制御部12は、「ファイル00.jpg」をデータファイルリスト160から削除する(図7のS38)。これにより、図9に示すように、データファイルリスト160の1番目のファイル名は、「ファイル01.pdf」となる。制御部12は、L=L−1という計算処理を実行する(図7のS68)。
「ファイル01.pdf」は複合データファイルであるために、図7のS64でNOと判断される。制御部12は、図10に示すように、「ファイル01.pdf」をデータファイルリスト160の最後に移動させる(図7のS66)。制御部12は、Lからさらに1を減算する(図7のS68)。制御部12は、上記した処理を繰り返し、RAM16に記憶されている印刷されるべき印刷データの個数がM×N個となると、インデックス印刷データを印刷部20に供給する(図7のS42)。図11に示すように、制御部12は、「ファイルF3.pdf」がイメージデータファイルでないと確認すると(図7のS64でNO)、データファイルリスト160の最後に「ファイルF3.pdf」を移動させる(図7のS66)。制御部12がLからさらに1を減算すると、L=0になる(図7のS70でYES)。この状態では、データファイルリスト160に、複合データファイルのみが記録されていることとなる。即ち、速度優先モードでは、制御部12は、イメージデータファイルを先に選択して処理し、複合データファイルを後に選択して処理する。イメージデータファイルは、印刷データを作成するのが比較的に短い時間で済む。一方において、複合データファイルは、様々な種類(テキスト、図形、画像等)のデータを含み得るために、印刷データを作成するのに比較的に長い時間を要する。即ち、速度優先モードでは、印刷データを作成するのが比較的に短い時間で済むイメージデータファイル(群)を先に処理するために、インデックス印刷が実行された1ページ目の印刷媒体をユーザに提供するまでの時間を短縮することができる。
(結果優先モードにおける制御部の処理)
図12、図13と図8は、結果優先モードでインデックス印刷データを生成する場合の制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12が通常モード又は速度優先モードと同一の処理を実行する場合には、図6から図8のフローチャートと同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
制御部12は、S32、S34、及びS62の処理を実行する。制御部12は、データファイルリスト160の1番目に記録されているファイル名に対応するデータファイルは、複合データファイルであるか否かを確認する(S92)。S92でYESの場合、制御部12は、複合データファイルのサイズを取得する(S94)。制御部12は、複合データファイルのファイル名(データファイルリスト160の1番目に記録されているファイル名)と、S94で取得したデータファイルのサイズとを対応付けて複合データファイルリスト162に記録する(S96)。制御部12は、複合データファイルリスト162に記録したファイル名をデータファイルリスト160から削除して(S98)、S68に進む。一方において、S92でNOの場合、S66の処理を実行し、S68に進む。制御部12は、S68及びS70の処理を実行する。S70では、制御部12は、L=0であるのか否かを確認する。データファイルリスト160に記録された全てのファイル名に対応するデータファイルについて、複合データファイルであるか否かを確認した場合に、L=0になる。L=0でない場合(S70でNO)、S92に進む。一方において、L=0の場合(S70でYES)、図13のS100に進む。
S100では、制御部12は、複合データファイルリスト162にファイル名が記録されているか否かを確認する。S100でNOの場合、図8のS72に進む。一方において、S100でYESの場合、制御部12は、複合データファイルリスト162に記録されているファイル名を、サイズの大きい順番に並べ替える(S102)。次いで、制御部12は、サイズに基づいてソートされた複合データファイルリスト162の1番目に記録されているファイル名に対応するデータファイルを選択し、印刷データを生成する(S104)。制御部12は、印刷データを生成したデータファイルのファイル名を複合データファイルリスト162から削除する(S106)。
制御部12は、印刷部20にインデックス印刷データを供給するか否かを確認する(S108)。この処理は、図7のS40と同一の場合である。また、S108でYESの場合に実行されるS110及びS112は、図7のS42及びS44と同様である。一方において、S108でNOの場合、S114に進む。S114では、制御部12は、複合データファイルリスト162にファイル名が記録されているか否かを確認する。S114でYESの場合、S104に進む。S114でNOの場合、図8のS72に進む。S72以降の処理によって、データファイルリスト160に記憶されている各ファイルから順に印刷データが作成される。
制御部12が上記した結果優先モードによって、図2に示すデータファイルリスト160のデータファイル群からインデックス印刷データ生成する場合について説明する。図14から図16は、制御部12の処理に伴って変化するデータファイルリスト160と複合データファイルリスト162を示す。データファイルリスト160の1番目のデータファイルである「ファイル00.jpg」はイメージデータファイル(JPEG形式)であるために図12のS92でNOと判断される。制御部12は、図14に示すように、「ファイル00.jpg」をデータファイルリスト160の最後に移動させる(図12のS66)。これにより、データファイルリスト160の1番目のファイル名は、「ファイル01.pdf」となる。制御部12は、L=L−1という計算処理を実行する(図12のS68)。
「ファイル01.pdf」は複合データファイルであるために、図12のS92でYESと判断される。制御部12は、図15に示すように、「ファイル01.pdf」のサイズを取得し(図12のS94)、「ファイル01.pdf」とサイズとを対応づけて複合データファイルリスト162に記録する(図12のS96)。制御部12は、「ファイル01.pdf」をデータファイルリスト160から削除する(図12のS98)。制御部12は、Lからさらに1を減算する(図12のS68)。制御部12は、L=0となるまで、上記した処理を繰り返す(図12のS92からS70)。L=0となると、図16に示すように、データファイルリスト160にはイメージデータファイルのみが記録され、複合データファイルリスト162には複合データファイルのみが記録されている。この状態から、制御部12は、図13のS104からS114までの処理を繰り返す。即ち、制御部12は、複合データファイルから先に選択し、印刷データを生成する。また、制御部12は、複合データファイルリスト162をサイズ順に並べ替えて、サイズの大きい複合データファイルから先に選択している。複合データファイルリスト162のファイル名が無くなると(図13のS100でNOの場合、又は、S114でNOの場合)、データファイルリスト160に記録されている各イメージデータファイルを順に処理する(図8)。即ち、結果優先モードでは、制御部12は、複合データファイルを先に選択して処理し、イメージデータファイルを後に選択して処理する。
複合データファイルは、様々な種類(テキスト、図形、画像等)のデータを含み得るために、印刷データを作成するのに比較的に多くの処理を必要とする。イメージデータファイルと比べると、複合データファイルから印刷データを作成するのに必要なメモリの容量は、比較的に多くなる。結果優先モードでは、使用可能なメモリの容量が大きい初期の段階において複合データファイルから印刷データを作成するために、メモリフルのエラーが発生する可能性を低くすることができる。また、複合データファイルが同一ページに印刷される可能性を高くすることができる。なお、メモリフルのエラーは、インデックス印刷データを作成するためのメモリ(作業領域)の残容量の不足に起因して、データファイルを処理できなくなるエラーである。
(ページ数削減モードにおける制御部の処理)
図17から図18は、ページ数削減モードに対応する規則に従ってインデックス印刷データを生成する場合の制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12が通常モード、速度優先モード及び結果優先モードと同一の処理を実行する場合には、図6から図13のフローチャートと同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
制御部12は、S32、S34、及びS62の処理を実行する。次いで、制御部12は、L/(N×M)を実行してページ数Pを算出する(S122)。例えば、ファイル数L=12であり、1ページに含み得る印刷データの数が9個である(N×M=9)場合、L/(N×M)は1.33・・・である。この場合、小数点以下を繰り上げて、ページ数P=2とする。制御部12は、P=1か否かを確認する(S124)。P=1の場合(S124でYES)、制御部12は、結果優先モードで処理を実行する(S126)。即ち、制御部12は、図12、図13と図8に示す処理手順でインデックス印刷データを生成する。
一方において、P=1でない場合(S124でNO)、図12と同様に、制御部12は、S92からS70の処理を実行する。ただし、ページ数削減モードでは、S96において、複合データファイルリスト162に記録するデータファイルのサイズを取得しなくてもよい。データファイルリスト160には、イメージデータファイルのみが記録され、複合データファイルリスト162には、複合データファイルのみが記録される。次いで、制御部12は、図18のS128に進む。S128では、制御部12は、複合データファイルリスト162に記録されたファイル数Kをカウントする。制御部12は、K/Pを実行して、1ページのインデックス印刷データに含める複合データファイル数Jを算出する(S130)。例えば、ページ数P=2であり、ファイル数K=5の場合、K/P=2.5となる。この場合、小数点以下を繰り上げて、複合データファイル数J=3とする。
制御部12は、複合データファイルリスト162にファイル名が記録されているか否かを確認する(S132)。S132でNOの場合、S142に進む。一方において、S132でYESの場合、制御部12は、複合データファイルリスト162にJ番目(上記の例では3番目)までファイル名が記録されているか否かを確認する(S134)。S134でYESの場合、複合ファイルリスト162の1番目からJ番目までのデータファイルのそれぞれから印刷データを生成する(S136)。一方において、S134でNOの場合、複合ファイルリスト162の全てのデータファイルから印刷データを生成する(S138)。制御部12は、印刷データを生成したデータファイルのファイル名を複合データファイルリスト162から削除して(S140)、S142に進む。
S142では、制御部12は、データファイルリスト160にファイル名が記録されているか否かを確認する。S142でNOの場合、S150に進む。一方において、S142でYESの場合、制御部12は、データファイルリストの1番目のデータファイルから印刷データを生成する(S144)。制御部12は、印刷データを生成したデータファイルのファイル名をデータファイルリスト160から削除する(S146)。制御部12は、印刷部20にインデックス印刷データを供給するか否かを確認する(S148)。この処理は、図7のS40と同一の場合である。また、S148でYESの場合に実行されるS150及びS152は、図7のS42及びS44と同様である。一方において、S148でNOの場合、S142に進む。次いで、制御部12は、Pから1を減算する(S154)。制御部12は、P=0か否かを確認する(S156)。P=0でない場合(S=156でNO)、S132に進む。一方において、P=0の場合(S156でYES)、処理を終了する。
制御部12が、24個のデータファイル(L=24)を有するデータファイル群から、1ページに9個の印刷データを含み得るインデックス印刷データ(N×M=9)を生成する場合について説明する。データファイル群は、5個の複合データファイル(K=5)と、19個のイメージデータファイルを有するとする。例えば、プリンタ10に入力されたデータファイル群の1番目から3番目までが複合データファイルであるとする。
制御部12が通常モードで処理を実行する場合、3番目の複合データファイルから印刷データを生成している際に、RAM16のメモリフルのエラーが発生して、印刷データを生成することができなくなるとする。1ページ目のインデックス印刷データは、2個の複合データファイルから生成された印刷データのみとなる。2ページ目以降のインデックス印刷データに含むべき印刷データデータファイルは、22個となる。22個のデータファイルをインデックス印刷する場合には、制御部12は、最少でも3ページ分のインデックス印刷データを生成しなければならなくなる。即ち、全部で4ページのインデックス印刷データを生成することとなる。
ページ数削減モードでは、制御部12は、最小ページ数Pを算出する(L/(N×M)=2.66・・・から、P=3(図17のS122)となる)。また、制御部12は、1ページのインデックス印刷データに含める複合データファイル数Jを算出する(K/P=1.66・・・から、J=2となる(図18のS130))。制御部12は、1ページ目と2ページ目のインデックス印刷データのそれぞれに、複合データファイルから生成される印刷データが2個含まれるように複合データファイルを選択する(図18のS136)。また、制御部12は、1ページ目と2ページ目のインデックス印刷データのそれぞれに、イメージデータファイルを選択する(図18のS142からS148)。また、制御部12は、3ページ目のインデックス印刷データに、複合データファイルから生成される印刷データが1個含まれるように複合データファイルを選択する(図18のS138)。このことから、ページ数削減モードでは、印刷データを生成するために比較的に大きいRAM16の容量が必要となる複合データファイルが、1ページのインデックス印刷データに集中しないようにしている。これにより、インデックス印刷データのページ数を削減することができる可能性が高くなる。また、結果優先モードと比べると、メモリフルのエラーが発生する可能性がより低くなる。
(変形例)
図19から図20は、上記した速度優先モードの変形例における、インデックス印刷データを生成する場合の制御部12の処理手順を示すフローチャートである。制御部12が上記した速度優先モードと同一の処理を実行する場合には、図6から図7のフローチャートと同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
制御部12は、S64において、データファイルがイメージ形式のデータファイルであると確認すると(S64でYES)、印刷データの生成を開始する(S202)。制御部12は、印刷データの生成を開始してからの経過時間を測定している。印刷データの生成を開始してからの経過時間が、予め設定されている基準時間以内にデータファイルから印刷データを生成したか否かを監視している(S204)。204でYESの場合、S38に進む。一方において、S204でNOの場合、制御部12は、処理中のデータファイルから印刷データの生成を中止する(S206)。制御部12は、ROM14に予め記憶されている代替の印刷データを、処理中のデータファイルの印刷データの替わりにRAM16に記憶させて(S208)、S38に進む。制御部12は、S38からS70の処理を実行する。制御部12は、S70においてYESと判断すると、図20のS72に進む。
S72において、データファイルリスト160にファイル名が記録されている場合(S72でYES)、制御部12は、データファイルリスト160の1番目のファイル名に対応するデータファイルから印刷データの生成を開始する(S210)。制御部12は、印刷データの生成を開始してからの経過時間を測定している。印刷データの生成を開始してからの経過時間が、予め設定されている基準時間以内にデータファイルから印刷データを生成したか否かを監視している(S212)。基準時間内に印刷データの生成が完了した場合(S212でYES)、S76に進む。一方において、基準時間内に印刷データの生成が完了していない場合(S212でNO)、制御部12は、処理中のデータファイルから印刷データの生成を中止する(S214)。制御部12は、ROM14に予め記憶されている代替の印刷データを、処理中のデータファイルの印刷データの替わりにRAM16に記憶させて(S216)、S76に進む。一方において、S72でNOの場合、制御部12は、図20のS48からS52を実行して処理を終了する。
上記した速度優先モードの変形例では、制御部12は、印刷データの生成に要する時間が比較的に長いデータファイルが存在する場合、そのデータファイルからの印刷データの生成を中止する。制御部12は、生成を中止したデータファイルの印刷データを含めないインデックス印刷データを生成する。これにより、制御部12がインデックス印刷データを生成するために要する時間を短縮することが可能となる。また、制御部12は、生成を中止したデータファイルの印刷データの替わりに、代替の印刷データをインデックス印刷データに含める。これにより、ユーザは、印刷データが生成されなかったデータファイルの存在を知ることができる。なお、上記した変形例では、代替の印刷データは、予めROM14に記憶させている。しかしながら、制御部12は、データファイルに関する情報(例えば、ファイル名、データファイルの種類等)を含む印刷データを代替の印刷データとして生成してもよい。この構成によれば、ユーザは、印刷データが生成されなかったデータファイルの情報を知ることができる。
また、上記した実施例では、データファイル入力部18bに入力されたデータファイル群に含まれるデータファイルの種類は、イメージデータファイルと複合データファイルである。しかしながら、データファイル群に含まれるデータファイルの種類が、テキスト形式のデータファイル(拡張子が「txt」である。以下ではテキストデータファイルと呼ぶ)と複合データファイルであってもよい。この場合、制御部12は、各モードにおいてイメージデータファイルに対して実行している処理をテキストデータファイルに対して実行することによって、上記した各モードを実現することができる。
また、データファイル群に含まれるデータファイルの種類が、テキストデータファイルとイメージデータファイルであってもよい。この場合、制御部12は、各モードにおいてイメージデータファイルに対して実行している処理をテキストデータファイルに対して実行するとともに、制御部12が複合データファイルに対して実行している処理をイメージデータファイルに対して実行することによって、上記した各モードを実現することができる。
上記した実施例では、プリンタ10は、通常モード、速度優先モード、結果優先モード、ページ数削減モードの4つのモードのいずれかでインデックス印刷を実行する。上記した4つのモードでインデックス印刷データを生成した場合のインデックス印刷結果を示す。図21は、制御部12がユーザによって入力されたデータファイル群を記録したデータファイルリスト160を示す。図22から図25までは、図21のデータファイルリスト160(ファイル数L=10)のデータファイル群を、上記した4つのモードのそれぞれでインデックス印刷データを生成した場合のインデックス印刷結果を示す。1ページのインデックス印刷データは、最大で6個の印刷データを含み得る。図22は通常モード、図23は速度優先モード、図24は結果優先モード、図25はページ数削減モードに対応する。図22から図25では、図の左上の印刷用紙50が1ページ目、図の右上の印刷用紙50が2ページ目、図の左下の印刷用紙50が3ページ目のインデックス印刷された印刷用紙50を示す。図22から図25では、印刷用紙50に印刷データに対応する画像50a(図22から図25では1個の画像のみに符号を付している)が印刷された場合、データファイルのファイル名のうち、拡張子の前までを記載する。即ち、図22の画像50aは、ファイル名が「ファイル00.jpg」の印刷データに対応する画像である。また、複合データファイルの印刷データに対応する画像50aには、ファイル名の右上に「*」を記載している。
図22に示すように、ユーザが通常モードを指定すると、「ファイル00.jpg」からデータファイルリスト160に記録された順で、インデックス印刷データが生成される。通常モードでは、1ページ目の印刷用紙50に、2個の複合データファイル(ファイル01.pdf、ファイル03.xps)から生成された印刷データに対応する画像が含まれている。また、制御部12が「ファイル05.pdf」と「ファイル09.jpg」から印刷データを生成する際にメモリフルのエラーが発生したため、ページが替わっている。
図23に示すように、ユーザが速度優先モードを指定すると、1ページ目の印刷用紙50には、イメージデータファイルから生成された印刷データに対応する画像のみが含まれている。また、制御部12は、「ファイル05.pdf」を用いて印刷データの生成を開始してから基準時間が経過しても印刷データが生成されなかったため、「ファイル05.pdf」を用いた印刷データの生成を中止し、代替の印刷データをインデックス印刷データに含めた。2ページ目の画像50bは、代替の印刷データに対応する画像を示す。画像50bには、印刷データを生成できなかったデータファイルのファイル名が記されている。画像50bは、データファイルのサイズが記されていてもよい。また、画像50bは、予めROM14等に記憶された印刷データに対応する画像であってもよい。ROM14等に記憶された印刷データに対応する画像は、例えば、画像50aと同一の大きさの外周枠のみを表す画像であってもよい。
図24に示すように、ユーザが結果優先モードを指定すると、複合データファイルのうち、サイズの大きいデータファイルから順に印刷データが生成される。データファイル群に含まれる複合データファイルでは、「ファイル05.pdf」が最もサイズが大きく、「ファイル01.pdf」が2番目にサイズが大きく、「ファイル03.xps」が最もサイズが小さい。このことから、3個の複合データファイルのうち、最もサイズの大きいデータファイル「ファイル05.pdf」から「ファイル01.pdf」、「ファイル03.xps」の順で印刷データが生成される。制御部12が「ファイル01.jpg」から印刷データを生成する際に、メモリフルのエラーが発生した。図25に示すように、ユーザがページ数削減モードを指定すると、複合データファイルに対応する印刷データを示す画像が1ページ目と2ページ目に分配される。上記したように、通常モード、速度優先モード、結果優先モード、ページ数削減モードの4つのモードでは、それぞれインデックス印刷の結果が異なる。ユーザは、4つのモードの中から、自身の要求に最も近いモードを指定することができる。
上記の実施例では、制御部12は、1ページ分のインデックス印刷データが完成すると、そのインデックス印刷データを印刷部20に供給する(図6のS36等)。即ち、制御部12は、ページ単位でインデックス印刷データを生成する(ページメモリを利用する)。しかしながら、制御部12は、バンド単位でインデックス印刷データを生成してもよい。即ち、制御部12は、1バンド分のインデックス印刷データが完成すると、そのインデックス印刷データを印刷部20に供給してもよい。
また、上記の実施例では、制御部12は、インデックス印刷データを印刷部20に供給し、そのインデックス印刷データをRAM16から削除すると、次のインデックス印刷データの生成を開始する。しかしながら、制御部12は、インデックス印刷データを印刷部20に供給することと並行して、次のインデックス印刷データの生成を開始してもよい。あるいは、制御部12は、インデックス印刷データを印刷部20に供給すると、当該インデックス印刷データが記憶されているRAM16の領域に上書き可能となるように設定されていてもよい。一般には、制御部12がインデックス印刷データを印刷部20に供給すると、RAM16は、制御部12が最初にインデックス印刷データを生成するときの状態に回復すればよい。
また、上記の実施例では、プリンタ10は、通常モード、速度優先モード(速度優先モードの変形例)、結果優先モード、ページ数削減モードの4つのモードのいずれかでインデックス印刷を実行することが可能である。しかしながら、プリンタ10が実行可能なモードは、上記した4つのモードのうち2つのモードであってもよく、3つのモードであってもよい。例えば、プリンタ10は、通常モード、速度優先モード、結果優先モードの3つのモードのいずれかでインデックス印刷を実行することが可能であってもよい。
また、上記の実施例では、プリンタ10が本発明における制御装置(制御部12)を備えている。しかしながら、制御部12に代えて、あるいは、制御部12とともに、プリンタ10と通信可能な外部装置(PDA(Paesonal Digital Assistant)等の携帯端末等)が本発明における制御装置として利用されてもよい。
上記した実施例の「制御部12」と「ROM14」は、本発明の「制御装置」の一例である。制御部12は、ROM14に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。制御部12は、表示部22にモードを表示させ、ユーザがモードを指定すること許容する、本発明の「モード指定許容部」の一例である。また、制御部12は、ユーザによって指定されたモードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを選択する、本発明の「データファイル選択部」の一例である。また、制御部12は、印刷データを順次生成することによって、インデックス印刷データを生成する、本発明の「インデックス印刷データ生成部」の一例である。制御部12は、データファイルから印刷データを生成するのを開始してからの経過時間を計測する、本発明の「計測部」の一例である。制御部12は、データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定する、本発明の「ページ数特定部」の一例である。
本発明の「第n種類のデータファイル」とは、第n種類のデータ形式でデータが記述されているデータファイルを意味する(nは、1以上の整数)。例えば、第1、第2種類のデータファイルを、それぞれ、第1、第2種類のデータ形式でデータが記述されているデータファイルと言い換えると、以下のような言い換えができる。即ち、「第1種類のデータファイルのサイズと第2種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第1種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間が、インデックス印刷データ生成部が第2種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなる」を、「第1種類のデータ形式で記述された所定サイズのデータから印刷データを生成するために要する時間が、第2種類のデータ形式で記述された前記所定サイズのデータから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなる」と言い換えることができる。
同様に、第3、第4種類のデータファイルを、それぞれ、第3、第4種類のデータ形式でデータが記述されているデータファイルと言い換えると、以下のような言い換えができる。「第3種類のデータファイルのサイズと第4種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、インデックス印刷データ生成部が第3種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、インデックス印刷データ生成部が第4種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなる」を、「第3種類のデータ形式で記述された所定サイズのデータから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、第4種類のデータ形式で記述された前記所定サイズのデータから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなる」と言い換えることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
プリンタの構成を示す。 データファイルリストの一例を示す。 複合データファイルリストの一例を示す。 インデックス印刷の結果の一例を示す。 インデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートを示す。 通常モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 速度優先モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 速度優先モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 速度優先モードにおけるデータファイルリストの変化を示す。 速度優先モードにおけるデータファイルリストの変化を示す。 速度優先モードにおけるデータファイルリストの変化を示す。 結果優先モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 結果優先モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 結果優先モードにおけるデータファイルリストと複合データファイルリストの変化を示す。 結果優先モードにおけるデータファイルリストと複合データファイルリストの変化を示す。 速度優先モードにおけるデータファイルリストと複合データファイルリストの変化を示す。 ページ数削減モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 ページ数削減モードでインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 速度優先モードの変形例でインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 速度優先モードの変形例でインデックス印刷データを生成する場合のプリンタの制御部が実行する処理を示すフローチャートを示す。 データファイルリストの一例を示す。 通常モードでインデックス印刷された場合の印刷用紙を示す。 速度優先モードの変形例でインデックス印刷された場合の印刷用紙を示す。 結果優先モードでインデックス印刷された場合の印刷用紙を示す。 ページ数削減モードでインデックス印刷された場合の印刷用紙を示す。
符号の説明
10:プリンタ
12:制御部
14:ROM
16:RAM
18:データファイル入力部
20:印刷部
22:表示部
24:操作部
160:データファイルリスト
162:複合データファイルリスト

Claims (17)

  1. 印刷装置のための制御装置であって、
    データファイル群からデータファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードの中から1つの選択モードを指定することをユーザに許容するモード指定許容部と、
    ユーザによって指定された前記1つの選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択するデータファイル選択部と、
    順次選択されたデータファイルを用いて印刷データを順次生成することによって、複数のデータファイルに対応する複数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成するインデックス印刷データ生成部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記データファイル群は、複数種類のデータファイルを含み、
    前記規則は、データファイルの種類に基づいて、前記データファイル群からデータファイルを順次選択するための順序を規定しており、
    前記データファイル選択部は、前記データファイル群に含まれる各データファイルの種類を特定して、前記データファイル群からデータファイルを順次選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容し、
    前記第1選択モードに対応する規則は、第1種類のデータファイルを先に選択し、前記第1種類と異なる第2種類のデータファイルを後に選択することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第1選択モードが指定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第1選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択し、
    前記第1種類のデータファイルと前記第2種類のデータファイルとは、前記第1種類のデータファイルのサイズと前記第2種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、前記インデックス印刷データ生成部が前記第1種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間が、前記インデックス印刷データ生成部が前記第2種類のデータファイルから印刷データを生成するために要する時間よりも短くなるようなデータファイルである
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記データファイル群のそれぞれのデータファイルについて、当該データファイルから印刷データを生成するのを開始してからの経過時間を計測する計測部をさらに備えており、
    前記インデックス印刷データ生成部は、前記計測部によって計測された経過時間が基準時間を超えても印刷データの生成が終了していないデータファイルが存在する場合、当該データファイルからの印刷データの生成を中止し、当該印刷データを含まないインデックス印刷データを生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記インデックス印刷データ生成部は、印刷データの生成が中止された前記データファイルが存在する場合、代替の印刷データを含むインデックス印刷データを生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記モード指定許容部は、さらに、第2選択モードを指定することを許容し、
    前記第2選択モードに対応する規則は、前記第2種類のデータファイルを先に選択し、前記第1種類のデータファイルを後に選択することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第2選択モードが指定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第2選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記データファイル選択部は、前記データファイル群に前記第2種類の複数のデータファイルが含まれている場合、前記第2種類の複数のデータファイルのうち、サイズが大きいデータファイルから順次選択する
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えており、
    前記モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容し、
    前記第3選択モードに対応する規則は、前記第2種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、前記第2種類のデータファイルを選択し、前記第1種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第3選択モードが指定され、前記ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、前記データファイル選択部で前記第2種類の複数のデータファイルが特定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第3選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択し、
    前記インデックス印刷データ生成部は、前記第2種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成する
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記モード指定許容部は、第2選択モードを指定することを許容し、
    前記第2選択モードに対応する規則は、第3種類のデータファイルを先に選択し、前記第3種類と異なる第4種類のデータファイルを後に選択することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第2選択モードが指定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第2選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択し、
    前記第3種類のデータファイルと前記第4種類のデータファイルとは、前記第3種類のデータファイルのサイズと前記第4種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、前記インデックス印刷データ生成部が前記第3種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、前記インデックス印刷データ生成部が前記第4種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなるようなデータファイルである
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  10. 前記データファイル選択部は、前記データファイル群に前記第3種類の複数のデータファイルが含まれている場合、前記第3種類の複数のデータファイルのうち、サイズが大きいデータファイルから順次選択する
    ことを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えており、
    前記モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容し、
    前記第3選択モードに対応する規則は、前記第3種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、前記第3種類のデータファイルを選択し、前記第4種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第3選択モードが指定され、前記ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、前記データファイル選択部で前記第3種類の複数のデータファイルが特定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第3選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択し、
    前記インデックス印刷データ生成部は、前記第3種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成する
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の制御装置。
  12. 前記モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容し、
    前記第1選択モードに対応する規則は、前記第4種類のデータファイルを先に選択し、前記第3種類のデータファイルを後に選択することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第1選択モードが指定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第1選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択する
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 前記データファイル群をインデックス印刷するのに必要なページ数を特定するページ数特定部をさらに備えており、
    前記モード指定許容部は、さらに、第3選択モードを指定することを許容し、
    前記第3選択モードに対応する規則は、第5種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されるように、前記第5種類のデータファイルを選択し、前記第5種類とは異なる第6種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが複数ページ分のインデックス印刷データに分配されないことを許容することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第3選択モードが指定され、前記ページ数特定部で2以上のページ数が特定され、かつ、前記データファイル選択部で前記第5種類の複数のデータファイルが特定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第3選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択し、
    前記インデックス印刷データ生成部は、前記第5種類の複数のデータファイルから生成される複数の印刷データが分配されている複数ページ分のインデックス印刷データを生成し、
    前記第5種類のデータファイルと前記第6種類のデータファイルとは、前記第5種類のデータファイルのサイズと前記第6種類のデータファイルのサイズとが同じ場合に、前記インデックス印刷データ生成部が前記第5種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量が、前記インデックス印刷データ生成部が前記第6種類のデータファイルから印刷データを生成するために必要なメモリの容量よりも大きくなるようなデータファイルである
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  14. 前記モード指定許容部は、第1選択モードを指定することを許容し、
    前記第1選択モードに対応する規則は、前記第6種類のデータファイルを先に選択し、前記第5種類のデータファイルを後に選択することを規定しており、
    前記モード指定許容部において前記第1選択モードが指定されると、
    前記データファイル選択部は、前記第1選択モードに対応する規則に従って、前記データファイル群からデータファイルを順次選択する
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記制御装置で生成された前記インデックス印刷データに基づいて印刷を実行する印刷実行部と、
    を備える印刷装置。
  16. 印刷装置のための制御方法であって、
    データファイル群からデータファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードの中から1つの選択モードを指定することをユーザに許容するモード指定許容工程と、
    前記ユーザによって指定された前記1つの選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択するデータファイル選択工程と、
    前記順次選択されたデータファイルを用いて印刷データを順次生成することによって、複数のデータファイルに対応する複数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成するインデックス印刷データ生成工程と、
    を備える制御方法。
  17. コンピュータに印刷装置を制御させるためのコンピュータプログラムであって、
    データファイル群からデータファイルを順次選択するための規則が互いに異なる複数の選択モードの中から1つの選択モードを指定することをユーザに許容するモード指定許処理と、
    前記ユーザによって指定された前記1つの選択モードに対応する規則に従って、データファイル群からデータファイルを順次選択するデータファイル選択処理と、
    前記順次選択されたデータファイルを用いて印刷データを順次生成することによって、複数のデータファイルに対応する複数の印刷データを含むインデックス印刷データを生成するインデックス印刷データ生成処理と、
    を前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
JP2008241068A 2008-09-19 2008-09-19 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及びコンピュータプログラム Active JP5040874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241068A JP5040874B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241068A JP5040874B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010069775A true JP2010069775A (ja) 2010-04-02
JP5040874B2 JP5040874B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=42202008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008241068A Active JP5040874B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040874B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351629A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Canon Inc プリントシステム及び情報処理装置
JP2005313327A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力制御装置、画像出力制御方法及び画像出力制御プログラム並びにプリンタ装置
JP2006350945A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法
JP2010064299A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Brother Ind Ltd 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及び印刷装置の制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351629A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Canon Inc プリントシステム及び情報処理装置
JP2005313327A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力制御装置、画像出力制御方法及び画像出力制御プログラム並びにプリンタ装置
JP2006350945A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法
JP2010064299A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Brother Ind Ltd 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及び印刷装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5040874B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321572B2 (ja) 画像形成装置
US10691387B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
US8842329B2 (en) Image forming apparatus equipped with real-size preview function, image display method, and storage medium
JP2010061652A (ja) 画像形成装置とその画像形成方法並びに周辺装置とその印刷オプションを代替する方法
JP4769556B2 (ja) 情報処理装置、画像処理機能設定方法、画像処理機能設定プログラム及び記録媒体
JP2007080247A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体
US8500381B2 (en) Dividing print data for processing for bookbinding
JP2011118212A (ja) 画像形成装置、表示制御方法およびプログラム
JP5064943B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US8494289B2 (en) Information processing apparatus, image compression method, and storage medium
JP4446447B2 (ja) 画像形成装置
US20130057884A1 (en) Information processing apparatus, computer program, and control method
JP2007299325A (ja) ユーザインターフェイス制御方法、ユーザインターフェイス制御装置及びプログラム
JP5040874B2 (ja) 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及びコンピュータプログラム
US20150242734A1 (en) Image processing apparatus capable of ascertaining printing reduction effect, control method therefor, storage medium, and image processing system
JP4557070B2 (ja) 印刷装置のための制御装置、印刷装置、及び印刷装置の制御方法
JP4952689B2 (ja) 印刷装置のための制御装置、印刷装置、印刷装置のための制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2006191421A (ja) 文書処理装置
JP2007299324A (ja) ユーザインターフェイス制御方法、ユーザインターフェイス制御装置及びプログラム
JP2006255956A (ja) 画像形成装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラム及び記録媒体
CN101102385B (zh) 图像形成装置以及图像形成方法
JP2008173886A (ja) 画像形成装置、印刷順序入替方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006191420A (ja) 文書処理装置
JP4470624B2 (ja) プリンタおよび印刷システム、印刷方法ならびに印刷プログラム
KR100360026B1 (ko) 프린터 및 그 작업제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5040874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3