JP2006191421A - 文書処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入対象となる文書データ中に間隙情報を含むものがあっても、その間隙情報についての取り扱いを明確にすることで、挿入処理後における印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避する。
【解決手段】入力手段で入力または蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、その文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段21と、前記挿入手段21での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、挿入処理後に得られる文書構成を特定する属性情報を構築する加工手段22とを備えて、文書処理装置を構成する。そして、その加工手段22は、データ間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行うことなく、前記属性情報の構築を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子的な文書データを取り扱う文書処理装置に関する。
近年、文書のペーパーレス化を実現するために、コンピュータ上にて処理可能な電子的な文書データが広く利用されているが、その文書データを取り扱う文書処理装置の一つとして、スキャン機能、プリント機能、FAX機能、ネットワーク通信機能、ファイルサーバ機能等を統合した複合機が知られている。複合機では、例えば、元となる文書からスキャン機能によって読み取った文書データを、ファイルサーバ機能を利用して記憶蓄積しておき、その記憶蓄積された中から所望する文書データを選択的に取り出して、これをプリント機能によって印刷出力する、といった利用形態を実現できる(例えば、特許文献1参照)。
また、このような利用形態においては、複数の文書データを纏めて印刷出力したいという要望もあり得る。このことから、複合機には、記憶蓄積されている複数の文書データについて、これらを結合し一括して印刷出力することが可能なものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−45031号公報 特開2003−309116号公報
ところで、一般に、文書データ中には、その属性と特定する属性情報が含まれている。すなわち、文書データは、文書を特定するための電子データであるが、その文書の内容(描かれている画像)を特定する画像データと、その属性と特定する属性情報とからなることが一般的である。また、属性情報には、文書の名称(ファイル名)やその作成日時等を特定する情報の他に、その文書の構成を特定する情報が含まれている。文書構成を特定する情報としては、ページ区切りまたはセクション区切り等といった、各データ間の区切りを特定する属性情報である間隙情報が挙げられる。
このような属性情報として間隙情報を含む文書データについては、その結合処理に際して、間隙情報の取り扱いが問題となる。例えば、間隙情報としては、文章の「章」や「節」等を明確化するためのページ区切りまたはセクション区切り等についてのものが考えられる。これに対して、複数の文書データを結合する処理が、ある文書データにおけるユーザ指定箇所に他の文書データを挿入する挿入処理である場合には、その挿入処理後の新たな一つの文書データにおいて、ページ区切りまたはセクション区切り等に関する秩序がその挿入処理によって乱れてしまうことがあり得る。
しかしながら、従来技術においては、例えば上記の特許文献2を参照しても、複数の文書データに対する結合処理については開示されているが、その結合処理が挿入処理である場合における間隙情報の取り扱いについては明らかにされていない。したがって、従来技術では、挿入処理によって得られる新たな一つの文書データについて印刷出力を行うと、その印刷出力結果におけるページ区切りまたはセクション区切り等がユーザ(文書作成者)の意図とは異なったものとなってしまい、その印刷出力結果が不自然なものとなってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、挿入処理の対象となる文書データの中に間隙情報を含むものがあっても、その間隙情報についての取り扱いを明確にすることで、挿入処理後における印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避することのできる文書処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された文書処理装置で、文書データを入力する入力手段と、前記文書データを記憶蓄積する蓄積手段と、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、当該文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段と、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、当該挿入手段での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築する加工手段とを備えるとともに、前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データと当該文書データが挿入される文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行うことなく、前記文書構成を特定するための属性情報を構築するものであることを特徴とする。
上記構成の文書処理装置によれば、加工手段は、挿入手段がある文書データに当該文書データとは別の文書データを挿入し、これにより新たな一つの文書データを得る場合に、これらの文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行うことなく、その新たな一つの文書データの文書構成を特定するための属性情報を構築する。したがって、例えば、各文書データの間の区切りが不要である場合には、その区切りを特定する間隙情報が付加されないので、新たな一つの文書データとしてユーザが所望する通りの文書構成のものを得ることが可能となる。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出された文書処理装置で、文書データを入力する入力手段と、前記文書データを記憶蓄積する蓄積手段と、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、当該文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段と、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、当該挿入手段での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築する加工手段とを備えるとともに、前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データと当該文書データが挿入される文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行って、前記文書構成を特定するための属性情報を構築するものであることを特徴とする。
上記構成の文書処理装置によれば、加工手段は、挿入手段がある文書データに当該文書データとは別の文書データを挿入し、これにより新たな一つの文書データを得る場合に、これらの文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行って、その新たな一つの文書データの文書構成を特定するための属性情報を構築する。したがって、例えば、各文書データの間の区切りが必要である場合には、それぞれの文書データ間に間隙情報が付加されるので、新たな一つの文書データとしてユーザが所望する通りの文書構成のものを得ることが可能となる。
なお、ある文書データに別の文書データを挿入する場合には、間隙情報の生成の有無を問わず、各データ間の区切り部分についての処理を頁単位で行うことが考えられるが、ここでいう「頁」には、単一の頁のみならず、複数の頁、すなわち頁群またはシート群も含むものとする。
以上のように、本発明に係る文書処理装置によれば、ある文書データに他の文書データを挿入して単一の文書データとすることが可能であり、しかもその挿入処理を行う際の各文書データの間の区切りを特定する間隙情報と取り扱いを規定することによって、ユーザが所望する通りの文書構成の文書データを得ることを可能としている。したがって、複数の文書データについての一括出力を適切に行うことができ、しかもその場合であっても印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避することができるので、ユーザにとっては非常に利便性のよいものとなる。
以下、図面に基づき本発明に係る文書処理装置について説明する。
《第1の実施の形態》
先ず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
〔文書データの説明〕
ここで、本発明の第1の実施の形態における文書処理装置の説明に先立ち、その文書処理装置が取り扱う文書データについて説明する。
「文書データ」とは、文書を特定するための電子データであり、その文書の内容(描かれている画像)を特定する画像データと、その属性と特定する属性情報とからなる。
「属性情報」には、文書の名称(ファイル名)やその作成日時等を特定する情報の他に、その文書の構成を特定する情報を含む。この文書構成を特定する情報としては、ページ区切りまたはセクション区切り等といった、各データ間の区切りを特定する間隙情報が挙げられる。なお、間隙情報には、ページ区切り、セクション区切りに関する情報(コマンド)の他に、文書中における「章」や「節」等の切れ目を容易に区分け可能にする仕切り紙(例えば、色紙、インデックス紙、タブ紙)のような文章間の区切り頁を特定する章紙情報、すなわち文書の章紙部分に関する情報が含まれているものとする。また、ここでいう「区切り頁」には、単一の頁のみならず、複数の頁、すなわち頁群またはシート群も含むものとする。
図1は、文書構成の一具体例を示す説明図である。例えば、図1(a)に示す文書では、その先頭から順に、本文部分1、章紙部分2、本文部分3、本文部分4と続く構成となっている。
このような文書構成を特定する属性情報としては、例えば図1(b)に示すように、文書を構成する頁毎に各頁の属性、すなわち各頁が本文部分1,3,4であるか、章紙部分2であるかを特定するようなものが挙げられる。また、例えば図1(c)に示すように、本文部分3,4といった同一属性が連続する部分は纏めて一つのセクションとし、セクション毎にそれぞれの属性を特定するようなものも挙げられる。また、例えば図1(d)に示すように、頁毎やセクション毎ではなく、文書全体についての属性情報として、その文書の何頁目に章紙部分2が存在するかを特定するようなものも挙げられる。
このように、文書データは、その文書データに関する属性情報を含んで構成されており、その属性情報によってその文書構成が特定されるのである。なお、文書内容を特定する画像データのデータ形式については、特に限定されることはなく、ラスタデータ形式またはベクタデータ形式のいずれであってもよい。
〔文書処理装置の概略構成の説明〕
続いて、以上のような文書データを取り扱う文書処理装置について説明する。ここでは、文書処理装置が、スキャン機能、プリント機能、FAX機能、ネットワーク通信機能、ファイルサーバ機能、用紙後処理機能等を統合した複合機である場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明が適用された複合機の概略構成例を示す説明図である。図例のように、ここで説明する複合機10は、光学的な画像読み取りを利用して文書データを入力する入力手段として機能するスキャナ11と、ハードディスク等の大容量記憶装置を利用して文書データの記憶蓄積を行う蓄積装置12と、電子写真技術を利用して文書データの印刷出力を行う印刷装置13と、その印刷装置13への用紙供給を行う給紙トレイ14および手差しトレイ15と、印刷装置13による印刷出力後の用紙に仕切り紙等を追加するための合紙トレイ16と、印刷装置13による印刷出力後の用紙(合紙トレイ16からの仕切り紙等を含む)に対してステープルやパンチ等の後処理を行うフィニッシャー17と、印刷出力後の用紙が最終的に排出される出力トレイ18と、複合機10のユーザが操作するための操作パネル19と、これらの各部に対する動作制御を行うコントローラ20と、を備えている。
このような構成の複合機10では、ユーザによる操作パネル19からのスキャン蓄積指示で、スキャナ11にセットされた文書原稿をスキャンし、これによって一つの文書についての文書データを生成し、その文書データを蓄積装置12に記憶蓄積することができる。また、その際に、ユーザによる操作パネル19からの指示によって、その文書中に存在する章紙部分のように、その文書構成を特定する間隙情報を指定することも可能である。このとき、ユーザは、任意の箇所で、例えば文書中の章の区切りの度に、セクション区切り指定や章紙挿入指定を行うことが可能である。これにより、蓄積装置12内には、上述した構成の文書データ(図1(b)〜(d)参照)が記憶蓄積されるのである。なお、文書中の章紙部分については、色紙やインデックス紙等といった仕切り紙を使用するのみで画像が不要な場合もあるため、その場合にはスキャナ11からの画像入力を行わなくてもよい。
また、複合機10では、ユーザによる操作パネル19からの印刷出力指示で、蓄積装置12内に記憶蓄積されている文書データについて、印刷装置13で印刷出力を行い、さらにその印刷出力結果に必要に応じて合紙トレイ16からの仕切り紙等を加え、フィニッシャー17で後処理を行って文書を作成して、これを出力トレイ18へ排出することができる。これにより、出力トレイ18内には、上述した構成の文書(図1(a)参照)が排出されるのである。このとき、文書データ中に間隙情報が含まれていると、例えば両面印刷時であれば、各セクション内の先頭頁を強制的に用紙の表面に出力する、といったことが行われる。また、間隙情報として章紙情報が含まれていると、その章紙情報によって特定される章紙部分の頁については、その頁での画像の有無により、画像ありの場合であれば手差しトレイ15から、また画像なしの場合であれば合紙トレイ16から、それぞれ給紙して印刷出力するといったように、印刷出力結果におけるの章区切りの視認性を高めることが可能である。
〔文書処理装置の機能構成の説明〕
続いて、以上のような複合機10における特徴的な構成について説明する。ここで説明する複合機10は、コントローラ20における機能構成に大きな特徴がある。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるコントローラの機能構成例を示すブロック図である。図例のように、コントローラ20は、挿入手段21と、加工手段22と、画像判断手段23と、選択手段24とを備えている。これらの各手段21〜24は、コントローラ20にインストールされている動作プログラムが、そのコントローラ20のハードウエア資源を動作させることによって実現されるものである。
挿入手段21は、ユーザによる操作パネル19からの挿入指示に従い、スキャナ11で入力または蓄積装置12に記憶蓄積された文書データに対して、当該文書データとは別の文書データで、スキャナ11で入力または蓄積装置12に記憶蓄積されたものを挿入する編集処理を行うものである。この挿入手段21によって、複数の文書データが結合されて一つに纏められるのである。なお、この挿入手段21が挿入する文書データ(以下、「挿入データ」という)は、必ずしも単一文書についてのものである必要はなく、複数文書についてのものであっても構わない。つまり、挿入手段21では、一度に複数の挿入データについて処理することが可能である。一方、挿入データが挿入される側の文書データ(以下「被挿入データ」という)は、単一文書についてのものとなる。
加工手段22は、挿入手段21での処理対象となる挿入データおよび被挿入データについて、それぞれに関する属性情報に対する加工処理を行って、挿入手段21での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築するものである。この加工手段22による加工処理の態様については、その詳細を後述する。ただし、その加工処理の際の情報生成や情報変換等については、公知技術を利用して行えばよいため、ここではその説明を省略する。
画像判断手段23は、挿入手段21での処理対象となる文書データ、特に挿入データについて、文章間の区切り頁を特定する章紙情報が含まれている場合に、その章紙情報に係る文書部分が画像ありのものであるか否かを判断するものである。この判断は、章紙部分と判断された頁に対応する画像データが存在するか、または画像データのデータ量が所定量以上であるか否かに基づいて行えばよい。
選択手段24は、加工手段22が行う加工処理の態様として、複数種類の態様に対応可能である場合に、その複数種類の中から加工手段22に適用させる態様を選択するものである。この選択はユーザによる操作パネル19からの指示に従って行えばよい。
〔処理動作の概要の説明〕
次に、以上のように構成された複合機10における処理動作例について説明する。ここでは、複合機10における特徴的な処理動作例、具体的には被挿入データに挿入データを挿入する場合の処理動作例を説明する。
図4は、本発明が適用された複合機における処理動作の一例を示すフローチャートである。
ここで説明する複合機10では、挿入手段21を備えていることから、ユーザが操作パネル19で文書挿入指示することが可能である。文書挿入指示は、例えば、蓄積装置12に文書データが蓄積済みの一文書を選択し、次いで文書挿入ボタンを押下し、さらに挿入箇所となる文書中の頁数を入力し、その後挿入したい文書を選択するというステップで指示する。
このような文書挿入指示があると、コントローラ20の挿入手段21としての機能が、以下に述べるような処理動作を行う。すなわち、挿入手段21は、蓄積装置12から一文書についての被挿入データを読み出し(ステップ101、以下ステップを「S」と略す)、さらにその被挿入データの一つ目の頁を読み込む(S102)。そして、挿入手段21は、その頁についての画像データおよび属性情報を、挿入処理後の新たな一つの文書データの作成のために確保したワークエリア(記憶領域)内に書き込む(S103)。
その後、挿入箇所となる頁まで蓄積装置12からの読み出しおよびワークエリア内への書き込みが終了すると(S104)、そこで蓄積装置12からの読み出しを一旦中断し、その箇所に挿入したい文書についての挿入データを蓄積装置12から読み出して挟みこむ処理を実施することにより一つの文書に結合し、その一つの文書についての文書データをワークエリア内へ書き込む、という挿入処理を行うことになる(S105)。このとき、被挿入データまたは挿入データのうちの一つは、スキャナ11で入力されたものであってもよい。そして、挿入処理後は、読み出しを中断していた被挿入データについて、蓄積装置12からの読み出しおよびワークエリア内への書き込みを再開し、これを被挿入データの最終頁について終了するまで繰り返す(S106)。このような処理によって得られる一つの文書データは、他の文書データと同様に、印刷装置13での印刷出力を行うことが可能となる。
〔処理動作の具体例の説明〕
ところで、このような挿入処理を行う際には、被挿入データまたは挿入データに存在し得る間隙情報の取り扱いが問題となる。
図5は、間隙情報の取り扱いが問題となる場合の一具体例を示す説明図である。図5(a)に示すように、本文部分1章,2章からなる被挿入文書Aについての被挿入データに対し、その被挿入文書Aにおける1章の最終頁の後ろに、挿入文書Bについての挿入データを挿入する場合を考える。この場合、挿入文書Bの内容によって挿入処理後における文書構成は、異なったものとなる。例えば、図5(b)に示すように、挿入文書Bが被挿入文書Aの1章の内容に節を追記することを目的として挿入するものであれば、被挿入文書と挿入文書Bとの境目に章区切りを付与すると、挿入処理後に得られる一つの挿入後文書C内に不自然な区切りが生じてしまう。したがって、このような場合には、新たな章区切りを付与することなく、挿入処理を行うことが望まれる。
このことから、ここで説明する複合機10では、挿入データの被挿入データへの挿入処理(図4におけるS105の処理)にあたり、コントローラ20における加工手段22が以下に述べるような態様の処理動作を行うようになっている。すなわち、当該挿入処理にあたり、加工手段22は、予め設定されている規則に従いつつ、挿入データまたは被挿入データの属性情報に対する加工処理を行うが、その加工処理の具体例としては、以下に述べるようなものが挙げられる。
図6〜7は、本発明の第1の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図である。
例えば、図6(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ハ,ニからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分イと本文部分ロとの間、すなわち本文部分イの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合を例に挙げる。なお、挿入文書Bについての挿入データでは、本文部分ハ,ニ間に間隙情報が存在しているものとする。
この場合において、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図6(b)に示すように、被挿入文書Aと挿入文書Bとの間、すなわち本文部分イと本文部分ハとの間および本文部分ニと本文部分ロとの間のそれぞれに、その区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行うことなく、挿入後文書Cの文書構成を特定するための属性情報を構築するというものが考えられる。このような態様による加工処理を行えば、その処理後に得られる文書データについては、例えば挿入文書Bが被挿入文書Aの1章の内容に節を追記することを目的として挿入されるものであっても、被挿入文書Aおよび挿入文書Bが本来持つ意味とは異なる箇所に間隙情報が位置してしまうことがなく、その文書データについての印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避することができる。
また、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図6(c)に示すように、新たな間隙情報の生成および付加を行わないだけではなく、被挿入文書Aおよび挿入文書Bについての各文書データに間隙情報が含まれている場合に、その間隙情報の全てを削除して、挿入後文書Cの文書構成についての属性情報を構築するというものが考えられる。このような態様の加工処理を行えば、例えば月報を年報に追加するなど、挿入文書Bで章にあたる文章構成が、被挿入文書Aに挿入された後は節に格下げとなる場合に有用となる。
ところで、間隙情報には、既に説明したように、ページ区切りまたはセクション区切り等についてのものの他に、文章間の区切り頁を特定する章紙情報、すなわち文書の章紙部分に関する情報がある。このような章紙部分を含む文書については、以下に述べるような態様の加工処理を行う。
例えば、図7(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データに、本文部分ハ、章紙部分ニおよび本文部分ホからなる挿入文書Bについての挿入データを挿入する場合に、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図7(b)に示すように、全ての章紙部分ニを一律に削除して、挿入後文書Cの文書構成についての属性情報を構築するというものが考えられる。この場合に、加工手段22は、全ての章紙部分ニについての属性情報に加えて、それぞれについての画像データをも削除することになる。このような合成態様の処理を行った場合にも、図6(b)に示した合成態様の場合と同様、印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避することができる。
また、図7(c)に示すように、加工手段22は、全ての章紙部分ニについての属性情報を、文章の本文部分に関する属性情報に変換して、挿入後文書Cの文書構成についての属性情報を構築するというものが考えられる。このような態様の加工処理を行えば、章紙部分であってものが本文部分として取り扱われるので、例えば図6(b)を用いて説明した場合と同様の理由で非常に有効なものとなる。
なお、ここで説明する複合機10では、コントローラ20が画像判断手段23としての機能を備えているので、その画像判断手段23による判断結果を加工手段22での加工処理の態様に反映させることも考えられる。一般に、章紙部分には画像を伴う場合と伴わない場合とがあるが、画像を伴わない場合にはその章紙部分を削除しても差し障りがないことが多いからである。つまり、画像有無の違いにより挿入処理後の取り扱いを相違させるのである。
具体的には、画像判断手段23での判断結果に基づき、画像ありと判断された章紙情報については文章の本文部分に関する属性情報に変換し、画像なしと判断された章紙情報については削除して、挿入後文書Cの文書構成についての属性情報を構築するというものが考えられる。このような態様の加工処理を行えば、その処理後において、文書中に画像を伴わない無駄な本文部分が生じてしまうのを回避することができる。
以上に説明した処理動作例では、加工手段22が加工処理を行う際の態様の例、すなわち加工手段22が従う規則の例を各種挙げたが、これらの態様(規則)は少なくとも一つが予め設定されていればよい。つまり、加工手段22では、少なくとも一つの態様(規則)による処理を実行可能であればよい。しかしながら、間隙情報については、文書毎にその意味づけが異なったり、あるいは合成処理をさせたい目的も都度変わったりするのが通常である。
このことから、複合機10においては、加工手段22が加工処理を行う際の態様(規則)を予め複数種類設定しておき、これら複数種類の中から加工手段22に行わせる態様(規則)を、選択手段24によって選択可能にすることが望ましい。その場合に、態様(規則)の種類の選択は、操作パネル19からの文書挿入指示と同時に行うようにすればよい。このように、態様(規則)の種類を選択可能にすれば、間隙情報についての処理内容を適宜選べるようになるので、ユーザにとっての使い勝手が非常に向上することとなる。
《第2の実施の形態》
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
第1の実施の形態では、コントローラ20における加工手段22としての機能が、合成手段21による合成処理に際して、間隙情報の生成および付加を行うことなく、その合成処理後の文書データについての属性情報を構築する場合を例に挙げたが、第2の実施の形態では、加工手段22が間隙情報を生成して付加する点で第1の実施の形態の場合とは異なる。
〔処理動作の具体例の説明〕
ここで、第2の実施の形態における複合機での処理動作の具体例を説明する。ここで説明する処理動作においても、加工手段22は、挿入手段21による挿入処理に際して、それぞれの文書データの属性情報に対する加工処理を行う。
ただし、このような処理を行う際には、被挿入データまたは挿入データに存在し得る間隙情報の取り扱いが問題となる。
図8は、間隙情報の取り扱いが問題となる場合の一具体例を示す説明図である。図8(a)に示すように、本文部分1章,2章からなる被挿入文書Aについての被挿入データに対し、挿入文書Bについての挿入データを挿入する場合を考える。この場合、図8(b)に示すように、挿入文書Bが被挿入文書Aの1章の次に新たな章を追加することを目的として挿入するものであれば、被挿入文書Aと挿入文書Bとの境目に章区切りを付与しなければ、挿入処理後に得られる一つの挿入後文書C内に不自然な区切りが生じてしまう。したがって、このような場合には、新たな章区切りを付与しつつ、挿入処理を行うことが望まれる。
このことから、第2の実施の形態で説明する複合機では、挿入データの被挿入データへの挿入処理(図4におけるS105の処理)にあたり、コントローラ20における加工手段22が以下に述べるような態様の処理動作を行うようになっている。すなわち、当該挿入処理にあたり、加工手段22は、予め設定されている規則に従いつつ、挿入データまたは被挿入データの属性情報に対する加工処理を行うが、その加工処理の具体例としては、以下に述べるようなものが挙げられる。
図9〜12は、本発明の第2の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図である。
例えば、図9(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ハからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分イと本文部分ロとの間、すなわち本文部分イの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合を例に挙げる。
この場合において、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図9(b)に示すように、挿入手段21が行う合成態様としては、図8(b)に示すように、被挿入文書Aと挿入文書Bとの間、すなわち本文部分イと本文部分ハとの間および本文部分ハと本文部分ロとの間のそれぞれに、その区切りを特定する間隙情報を生成して付加するというものが考えられる。このような態様による加工処理を行えば、その処理後に得られる文書データについては、例えば挿入文書Bが被挿入文書Aの1章の次に新たな章を追加することを目的として挿入されるものであっても、被挿入文書Aおよび挿入文書Bが本来持つ意味とは異なる箇所に間隙情報が位置してしまうことがなく、その文書データについての印刷出力結果が不自然なものとなってしまうのを回避することができる。また、挿入文書Bが被挿入文書Aの章のレベルに相当する場合に有効である他に、例えば両面印刷時のシート切り替えやNアップ出力時の面切り替え等に利用しても有効であり、1章の最終頁の裏面に2章の先頭頁を印刷させることを抑止して、2章を表面に印刷するといったことが実現可能となる。
また、図10(a)に示すように、本文部分イ,ロ,ハ,ニからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ホ,ヘ,トからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分ロと本文部分ニとの間、すなわち本文部分ロの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合に、その加工手段22が行う加工処理の態様としては、図10(b)に示すように、各文書データ間に生成して付加する間隙情報として、文章間の区切り頁を特定する章紙情報を生成して付加するというものが考えられる。間隙情報には、既に説明したように、ページ区切りまたはセクション区切り等についてのものの他に、文章間の区切り頁を特定する章紙情報、すなわち文書の章紙部分に関する情報があることによる。このような章紙情報を生成して付加すれば、被挿入文書Aと挿入文書Bとの間、すなわち本文部分ロと本文部分ホとの間および本文部分トと本文部分ハとの間のそれぞれが、章紙部分によって区切られるので、単にページ区切りまたはセクション区切り等で区切る場合に比べて、その区切り位置のより一層の明確化が図れるようになる。
さらには、図10(c)に示すように、章紙情報の生成および付加に加えて、章紙情報によって特定される区切り頁についての画像データを付加することも考えられる。図例では、章紙部分にチ,リという画像を描く場合を示している。このように、章紙部分としての画像を付加すれば、手差しトレイ15または合紙トレイ16から供給される用紙ではなく、給紙トレイ14から供給される用紙であっても、章紙部分であることをユーザが明確に認識し得るようになる。
また、加工手段22が行う加工処理の態様として、各文書データ間に間隙情報を生成して付加する場合に、その間隙情報には、当該間隙情報に関する序列を特定するインデックス情報が含まれていてもよい。
ここで、例えば、図11(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ハ,ニからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分イと本文部分ロとの間、すなわち本文部分イの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合を例に挙げる。
この場合において、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図11(b)に示すように、各文書データ間の区切りを特定する間隙情報を生成して付加するというものを行うが、その間隙情報にインデックス情報を含ませておく。インデックス情報としては、図例のように、挿入処理を行う度にその数値が変わるインデックス番号が挙げられる。インデックス番号を間隙情報に含ませる場合には、ページ区切りまたはセクション区切り等の間隙情報にインデックス番号に関する属性を付加したり、章紙情報にインデックス番号に関する画像を付加したりすることによって行えばよい。このようなインデックス情報を含む間隙情報を生成して付加すれば、挿入後に行う処理での文書データに対する使い勝手を向上させることが可能となる。具体的には、そのインデックス情報を参照することで、区切りの生成履歴が明確化するため、最も若い区切りで文書を分断することにより、可逆挿入(元文書に戻せる挿入)となり、ユーザがより気軽に挿入を試みることが可能となり、ユーザのとって利便性が向上することになる。
インデックス情報としては、数値で表されるインデックス番号の他に、図11(c)に示すように、挿入手段21による挿入処理時を特定する時系列情報であってもよい。時系列情報としては、図例のような年月日を特定する情報の他に、時刻情報を含むものであってもよい。このような時系列情報をインデックス情報として付加すれば、挿入処理の履歴と時系列との相関が明確となり、ユーザにとって挿入処理の履歴の認識が容易化することになる。なお、時系列情報の付加は、上述したインデックス番号の場合と同様にして行えばよく、またその特定は時計機能等の公知技術を利用すればよい。
一方、インデックス情報としてインデックス番号を用いる場合に、挿入手段21による挿入処理が複数回あると、その挿入順によってインデックス番号がインクリメントまたはデクリメントされて付加されることになる。
例えば、図12(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ハ,ニ,ホ,ヘからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分イと本文部分ロとの間、すなわち本文部分イの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合を例に挙げる。挿入文書Bには、既にインデックス番号(例えば「1」〜「3」)が付されている。
この場合において、加工手段22が行う加工処理の態様としては、図12(b)に示すように、その挿入後文書C内で一意に特定されるもので、既に付されているものとは重複しないもの(例えば「4」)を、新たなインデックス番号として付加する。ただし、インデックス番号は、合成処理が行われた順ではなく、文書中における区切りの優先度によってインクリメントまたはデクリメントされるものであってもよい。具体的には、文章中の「章」に相当するか、あるいは「節」に相当するかで、インデックス番号を相違させるといった具合である。この場合、区切りの優先順は、その優先順に関する情報が予め設定されており、その中から所望する優先順を合成処理指示の際にユーザが操作パネル19から指定することになる。つまり、インデックス番号は、合成処理の順または区切りの優先順を特定するレベル情報として機能することになる。
インデックス番号がレベル情報として機能する場合には、そのレベル情報の段階数(最低レベルと最高レベルとの間の段階数)に必然的に上限が生ずる。したがって、合成順または優先順を無制限に特定し得るわけではない。このことから、合成順または優先順が予め設定された上限であるN(Nは自然数)段階を超える場合には、図12(c)に示すように、加工手段22では、挿入処理の対象となる各文書データについて、既に付与されている最低レベルのレベル情報(例えば「1」)を削除した後に、新たなレベル情報(例えば「4」)を生成して付加するようにすればよい。このとき、レベル情報の数値は、自動的にインクリメントされても、あるいはそうでなくともよい。このように、レベル情報の段階数をN段階に制限すれば、加工手段22としての機能を実現するソフトウエアの処理負荷を軽減しつつ、実用上十分な可逆性をもたせることが可能となる。
以上に説明した処理動作例においても、第1の実施の形態の場合と同様、加工手段22が加工処理を行う際の態様の例、すなわち加工手段22が従う規則の例を各種挙げたが、これらの態様(規則)は少なくとも一つが予め設定されていればよい。つまり、加工手段22では、少なくとも一つの態様(規則)による加工処理を実行可能であればよい。しかしながら、間隙情報は、文書毎にその意味づけが異なったり、あるいは挿入処理をさせたい目的も都度変わったりするのが通常であることから、本実施形態で説明した場合においても、加工手段21での加工処理の態様(規則)については、予め複数種類設定しておき、これら複数種類の中から選択手段24によって選択可能にすることが望ましい。その場合に、態様(規則)の種類の選択は、操作パネル19からの文書挿入指示と同時に行うようにすればよい。このように、態様(規則)の種類を選択可能にすれば、間隙情報についての処理内容を適宜選べるようになるので、ユーザにとっての使い勝手が非常に向上することとなる。
《第3の実施の形態》
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。ただし、ここでも、上述した第1または第2の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
第3の実施の形態では、加工手段21での加工処理の態様(規則)が、上述した第1または第2の実施の形態の場合とは異なる。
〔処理動作の具体例の説明〕
続いて、第3の実施の形態における複合機での処理動作例を説明する。
第3の実施の形態で説明する複合機では、コントローラ20における挿入手段21が挿入処理を行うのにあたり、その処理対象となる各文書データに対して、加工手段22が以下に述べるような態様の加工処理を行う。
図13は、本発明の第3の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図である。ここでも、例えば、図13(a)に示すように、本文部分イ,ロからなる被挿入文書Aについての被挿入データと、本文部分ハ,ニ,ホ,ヘからなる挿入文書Bについての挿入データとについて、被挿入文書Aの本文部分イと本文部分ロとの間、すなわち本文部分イの次頁に、挿入文書Bを挿入する場合を例に挙げる。
この場合において、加工手段22が行う加工処理の態様としては、挿入手段21での処理によって挿入する挿入文書Bについて挿入データの属性情報、または、当該文書データが挿入される被挿入文書Aについての被挿入データの属性情報のうち、挿入処理によって生じる各文書データ間の区切り位置に隣接する頁についての属性情報を、文章間の区切り頁を特定する章紙情報に変換する処理を行う。具体的には、例えば、図13(b)に示すように、挿入文書Bについての挿入データにおける先頭頁および末尾頁についての属性情報、すなわち挿入文書Bの本文部分ホおよびトについての属性情報を、文章間の区切り頁を特定する章紙部分についてのものに強制的に変換する。このような章紙情報への変換処理を加工手段22での加工処理として行えば、必ず被挿入文書Aと挿入文書Bとの区切り位置に隣接する少なくとも一頁部分ホ,トは章紙部分に変換されることになるため、被挿入文書Aおよび挿入文書Bの間の区切り位置が明確化することになる。
また、加工手段22が行う加工処理の態様としては、挿入手段21での処理によって挿入データが挿入される側の被挿入文書Aについての被挿入データのうち、その被挿入データの挿入箇所を挟んで隣接する両頁部分についての属性情報を、文章間の区切り頁を特定する章紙情報に変換するものであってもよい。具体的には、例えば、図13(c)に示すように、被挿入データのうち、挿入文書Bの挿入データの挿入箇所を挟んで隣接する両頁部分についての属性情報、すなわち被挿入文書Aの本文部分ロおよびハについての属性情報を、文章間の区切り頁を特定する章紙部分についてのものに強制的に変換する。このような章紙情報への変換処理を加工手段22での加工処理として行った場合にも、必ず被挿入文書Aと挿入文書Bとの区切り位置に隣接する少なくとも一頁部分ロ,ハは章紙部分に変換されることになるため、被挿入文書Aおよび挿入文書Bの間の区切り位置が明確化することになる。
さらには、図13(b)に示した態様と図13(c)に示した態様とを選択的に組み合わせ、図13(d)に示すように、挿入文書Bの本文部分ホについての属性情報と、被挿入文書Aの本文部分ハについての属性情報とを、文章間の区切り頁を特定する章紙部分についてのものに強制的に変換することも考えられる。このような章紙情報への変換処理を加工手段22での加工処理として行った場合にも、必ず被挿入文書Aと挿入文書Bとの区切り位置に隣接する少なくとも一頁部分ホ,ハは章紙部分に変換されることになるため、被挿入文書Aおよび挿入文書Bの間の区切り位置が明確化することになる。これは、被挿入文書Aの本文部分ロと挿入文書Bの本文部分トに対して変換を行った場合にも全く同様である。
なお、ここでは、各文書データ間の区切り位置に隣接する1頁分について、属性情報を章紙情報に変換する場合を例に挙げたが、その変換対象は必ずしも1頁分に限定されることはない。すなわち、区切り頁が単一の頁のみならず複数の頁(頁群またはシート群)を含むのと同様に、属性情報から章紙情報への変換は、少なくとも1頁分について行えばよく、その隣接する1頁分を含んでいれば、複数頁に対して行うようにしてもよい。例えば、両面印刷を行う場合には、1頁分(用紙の表面)のみならず、その次頁(用紙の裏面)についても変換が必要となるからである。
以上に説明した加工処理の態様は、これらのうちの少なくとも一つに加工手段22が対応し得るようになっていればよい。つまり、加工手段22では、少なくとも一つの態様による加工処理を実行可能であればよい。しかしながら、章紙部分については、文書毎にその意味づけが異なっていたりすることから、複合機においては、加工手段22が加工処理を行う際の態様を予め複数種類設定しておき、これら複数種類の中から加工手段22に行わせる加工処理の態様を、選択手段24によって選択可能にすることが望ましい。その場合に、加工処理の態様の選択は、操作パネル19からの合成指示と同時に行うようにすればよい。このように、合成態様の種類を選択可能にすれば、文書中における章紙部分の配置を適宜選べるようになるので、ユーザにとっての使い勝手が非常に向上することとなる。
図14は、本発明の第3の実施形態における加工処理を含む場合の処理動作例を示すフローチャートであり、図4におけるS105の処理の詳細を示すものである。
図例のように、挿入処理を行う場合に、挿入手段21は、先ず、一つ目の挿入データを蓄積装置12から読み込み(S201)、さらにその挿入データの一つ目の頁を読み込む(S202)。
挿入手段21が挿入データの一つ目の頁を読み込むと、加工手段22は、その加工手段22に予め設定された態様の種類、または操作パネル19から指示された態様の種類と、その頁についての属性情報とに基づいて、その頁についての章紙情報への変換が必要か否かを判断する(S203)。
この判断の結果、章紙情報への変換が不要であれば、加工手段22は、その旨を挿入手段21に通知する。この通知を受けて、挿入手段21は、その頁についての画像データおよび属性情報を、合成後の新たな一つの文書データの作成のために確保したワークエリア(記憶領域)内に書き込む(S204)。
一方、章紙情報への変換が必要と判断した場合には、加工手段22が、その頁についての属性情報に対する変換処理を行う。そして、その加工処理後の章紙情報と、その頁についての画像データとを、挿入手段21が、合成後の新たな一つの文書データの作成のために確保したワークエリア(記憶領域)内に書き込む(S205)。
そして、これを、一つ目の文書データの全頁ついて終了するまで繰り返す(S206)。また、全頁ついて終了したら、その後は、操作パネル19から指示された他の挿入データがあれば、次の挿入データについて上述した一連の処理を行い、これを挿入データの全てについて終了するまで繰り返す(S207)。
以上の手順を経ることで、図13(b)〜(d)に示したような合成後文書が得られるのである。
このような一連の処理を行う第3の実施の形態では、コントローラ20が画像判断手段23としての機能を備えていれば、その画像判断手段23による判断結果を加工手段22での加工処理の態様に反映させることも考えられる。つまり、加工処理の要否を判断するステップにおいて(S203)、処理対象頁の画像有無の違いにより情報変換の取り扱いを相違させるのである。例えば、画像があれば章紙情報への変換を行い、画像がなければ何もしない、といった具合である。
なお、上述した第1〜第3の実施の形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本実施形態では、文書処理装置が複合機10である場合を例に挙げたが、文書データを記憶蓄積するファイルサーバとしての機能および複数の文書データを結合して一つに纏める機能を備えたものであれば、他のものであっても全く同様に本発明を適用することが可能である。さらに、文書データ、属性情報、画像データのデータ形式やフォーマット等についても特に限定されるものではなく、どのようなものであっても、各実施形態で説明した処理を適用させることは可能である。
また、上述した第2の実施の形態では間隙情報として章紙情報を生成して付加する場合を例に挙げて説明し、上述した第3の実施の形態では通常の本文部分についての属性情報を章紙情報に変換する場合を例に挙げて説明したが、その章紙情報には、章紙部分の画像を特定する画像データを含んでいてもよい。その場合に、画像データは、予め登録されているものであっても、あるいは合成処理の際にスキャナ11で読み取ったものであっても構わない。さらに、各文書の区切りが明確になればよいので、章紙情報の付加または変更によらず、単に画像を追加するのみであってもよい。この場合に追加する画像としては、予め設定された種類の記号やウォーターマーク等が挙げられる。
文書構成の一具体例を示す説明図である。 本発明が適用された複合機の概略構成例を示す説明図である。 本発明が適用された複合機におけるコントローラの機能構成例を示すブロック図である。 本発明が適用された複合機における処理動作の一例を示すフローチャートである。 間隙情報の取り扱いが問題となる場合の一具体例を示す説明図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その2である。 間隙情報の取り扱いが問題となる場合の一具体例を示す説明図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図(その4)である。 本発明の第3の実施の形態における加工処理態様の具体例を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態における加工処理を含む場合の処理動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…本文部分、2…章紙部分、3,4…本文部分、10…複合機、11…スキャナ、12…蓄積装置、13…印刷装置、14…給紙トレイ、15…手差しトレイ、16…合紙トレイ、17…フィニッシャー、18…出力トレイ、19…操作パネル、20…コントローラ、21…挿入手段、21…加工手段、23…画像判断手段、24…選択手段、A…被挿入文書、B…挿入文書、C…挿入後文書、イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ,ト…本文部分、チ,リ…章紙部分

Claims (18)

  1. 文書データを入力する入力手段と、
    前記文書データを記憶蓄積する蓄積手段と、
    前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、当該文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、当該挿入手段での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築する加工手段とを備えるとともに、
    前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データと当該文書データが挿入される文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行うことなく、前記文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に前記間隙情報が含まれている場合に、当該間隙情報を削除して、前記挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  3. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に文章間の区切り頁を特定する章紙情報が含まれている場合に、当該章紙情報を削除して、前記挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  4. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に文章間の区切り頁を特定する章紙情報が含まれている場合に、当該章紙情報を文章の本文部分に関する属性情報に変換して、前記挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  5. 文章間の区切り頁を特定する章紙情報に係る文書部分が画像ありのものであるか否かを判断する画像判断手段を備えるとともに、
    前記加工手段は、前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に前記章紙情報が含まれている場合に、前記画像判断手段での判断結果に基づき、画像ありと判断された章紙情報については文章の本文部分に関する属性情報に変換し、画像なしと判断された章紙情報については削除して、前記挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  6. 文書データを入力する入力手段と、
    前記文書データを記憶蓄積する蓄積手段と、
    前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、当該文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、当該挿入手段での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築する加工手段とを備えるとともに、
    前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データと当該文書データが挿入される文書データとの間の区切りを特定する間隙情報の生成および付加を行って、前記文書構成を特定するための属性情報を構築するものである
    ことを特徴とする文書処理装置。
  7. 前記加工手段は、前記間隙情報として、文章間の区切り頁を特定する章紙情報を生成して付加するものである
    ことを特徴とする請求項6記載の文書処理装置。
  8. 前記加工手段は、前記章紙情報の付加に加えて、当該章紙情報によって特定される区切り頁についての画像データを付加するものである
    ことを特徴とする請求項7記載の文書処理装置。
  9. 前記加工手段が生成する間隙情報には、当該間隙情報に関する序列を特定するインデックス情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項6記載の文書処理装置。
  10. 前記インデックス情報は、前記挿入手段による挿入処理時を特定する時系列情報である
    ことを特徴とする請求項9記載の文書処理装置。
  11. 前記インデックス情報は、前記挿入手段による挿入処理が複数回あった場合の処理順または前記挿入手段での処理対象となる各文書データについて予め設定された優先順を特定するレベル情報である
    ことを特徴とする請求項9記載の文書処理装置。
  12. 前記加工手段は、前記処理順または前記優先順が予め設定された上限であるN(Nは自然数)段階を超える場合に、既に付与されている最低レベルのレベル情報を削除した後に、新たなレベル情報を生成して付加するものである
    ことを特徴とする請求項11記載の文書処理装置。
  13. 前記加工手段が前記加工処理を行う際に従う規則が複数種類設定されている場合に、前記複数種類の中から前記加工手段に適用させる規則を選択するための選択手段
    を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の文書処理装置。
  14. 文書データを入力する入力手段と、
    前記文書データを記憶蓄積する蓄積手段と、
    前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データに、当該文書データとは別の、前記入力手段で入力または前記蓄積手段に記憶蓄積された文書データを挿入する挿入手段と、
    前記挿入手段での処理対象となる文書データの属性情報に対する加工処理を行って、当該挿入手段での挿入処理後に得られる文書構成を特定するための属性情報を構築する加工手段とを備えるとともに、
    前記加工手段は、前記加工処理として、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データの属性情報または当該文書データが挿入される文書データの属性情報のうち、前記挿入手段での処理によって生じる前記文書データ間の区切り位置に隣接する頁についての属性情報を、文章間の区切り頁を特定する章紙情報に変換する処理を行うものである
    ことを特徴とする文書処理装置。
  15. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データの先頭頁および末尾頁を、前記区切り位置に隣接する頁とするものである
    ことを特徴とする請求項14記載の文書処理装置。
  16. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって文書データが挿入される側の文書データの、前記文書データの挿入箇所を挟んで隣接する両頁部分を、前記区切り位置に隣接する頁とするものである
    ことを特徴とする請求項14記載の文書処理装置。
  17. 前記加工手段は、前記挿入手段での処理によって挿入する文書データの先頭頁または末尾頁のいずれか一方と、前記挿入手段での処理によって文書データが挿入される側の文書データの、前記文書データの挿入箇所を挟んで隣接する両頁部分のうちのいずれか一方とを、前記区切り位置に隣接する頁とするものである
    ことを特徴とする請求項14記載の文書処理装置。
  18. 前記加工手段が前記属性情報を前記章紙情報へ変換する際の変換態様を当該加工手段に対して指示するための操作手段
    を備えることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の文書処理装置。
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