JP2010068993A - 電子内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に構成しながらも、全体が明るく観察に適した画像を容易に得ることができる電子内視鏡システムを提供する。
【解決手段】電子内視鏡システム11は、CMOS型のイメージセンサ(CMOSセンサ)31、CPU52、エリア輝度算出部66、観察画像合成部67等から構成される。CMOSセンサ31は、被写体内に挿入される挿入部に設けられ、CPU52は、CMOSセンサ31の露光後に、CMOSセンサ31の各画素に信号電荷を保持させたまま、増幅率の異なる撮像信号を複数回読み出す。エリア輝度算出部66は、各画像データを複数のエリアに区分けし、各エリアを代表する輝度値を算出する。観察画像合成部67は、エリア毎の輝度値に基づき、最適な増幅率の画像データを領域毎に判別し、領域単位で各画像データを組み合わせて1枚の観察用画像データを合成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、被写体内を撮像する電子内視鏡システムに関するものであり、さらに詳しくは、CMOS型イメージセンサを用いる電子内視鏡システムに関する。
医療分野においては、細長い挿入部を被検者の体内に挿入して、挿入部の先端付近に搭載された小型の撮像装置によって、被検者の体内を直接的に撮像して診断する電子内視鏡システムが広く普及している。こうした電子内視鏡システムに搭載される微小な撮像装置は、いわゆるイメージセンサが搭載されており、被検者の体内に照明光を照射して、被検者の体内で反射された光を受けて、これを光電変換し、画素毎に信号電荷を蓄積する。そして、イメージセンサから信号電荷に対応する撮像信号を出力させて観察画像を得る。
イメージセンサとしては、CMOS型のイメージセンサやCCD型のイメージセンサが知られている。CMOS型のイメージセンサは安価に生産でき、また低消費電力であるという利点がある反面、通常は1水平ライン毎に順に信号の読み出しが行われるローリングシャッタ方式が採用されているために、動く被写体を撮像すると像が歪んでしまう点や、画素毎に設けられたアンプの個体差によりノイズが大きく高画質の画像を得るのが難しいという点が欠点である。一方、CCD型のイメージセンサは、高価で高消費電力であり、スミアやブルーミング等の構造に起因する固有の問題点があるものの、高感度で高画質の画像が得易く、また、一つの画像内での同時性を確保できることから動く被写体の撮像に向いているという特徴がある。こうしたことから、静止させることが難しい被検者の体内を撮像する電子内視鏡システムでは、撮像装置にCCD型のイメージセンサが多く採用されている。
ところで、CMOSやCCDとった構造の違いによらず、イメージセンサが各画素に蓄積することができる信号電荷の総量には上限がある。このため、識別可能な信号電荷の量(いわゆるダイナミックレンジ)には限りがあり、極端にコントラスト差の大きい被写体を撮像すると、露光量が極端に大きい部分が白く飛んでしまったり、信号が飽和することを防ぐために露光量を減らすと、露光量が不十分な部分が黒くつぶれてしまったりすることがある。こうした不具合を軽減するために、イメージセンサのダイナミックレンジを擬似的に拡大して撮像できるようにする技術が知られている。例えば、特許文献1には、露光しながら複数回にわたって撮像信号を読み出して、複数の画像を取得し、これらの画像を対数的に圧縮して合成することで、ダイナミックレンジが拡大された本画像を得ることが記載されている。
また、同様に、イメージセンサのダイナミックレンジに起因する不具合を軽減するために、ダイナミックレンジを擬似的に拡大させるのではなく、露光しながら撮像信号を複数回に渡って読み出し、ここで得られる画像から、適切な露光量を判別したり、最終的に取得する画像の増幅率を変化させるなどして適切な露光量の画像を得る技術が知られている(特許文献2)。
特開2007−151069号公報 特開2005−143802号公報
上述のように、電子内視鏡システムではCCD型のイメージセンサが多く採用されているが、近年では、CMOS型イメージセンサの改良が進み、CCD型のイメージセンサと同等か、あるいはCCD型イメージセンサに勝る画質の画像が容易に得られるようになってきた。このため、電子内視鏡システムにおいても、安価で量産性に優れ、消費電力の少ないCMOS型のイメージセンサを、撮像装置に搭載することが望まれている。
また、電子内視鏡システムでは、被検者の体内という形状が複雑で奥行きのある暗所に照明光を照射して撮像するので、撮像する部分の全体を均一に照明することは難しく、場所によって明暗が大きく異なることも多い。このため、前述のように、露光時間によっては、ダイナミックレンジが有限であることに起因する白飛びや黒つぶれが生じ易いという問題がある。
そこで、前述のように、露光の最中に撮像信号を複数回読み出して得られる複数の画像を合成したり、これらの撮像信号から適切な露光量や増幅率を算出すれば、露光量自体は適切な観察画像を得ることができるようになる。しかし、1回の露光の最中に、撮像信号を複数回読み出すためには、通常よりも高速に撮像信号を読み出すことができるようにする必要があるが、こうした高速読み出しには、特殊で複雑な制御回路が必要となってしまうという問題がある。
また、電子内視鏡システムで撮像対象となる被検者の体内は、静止させることが難しいものであるばかりか、その形状が僅かな時間でも大きく変化してしまうこともある。そのうえ、イメージセンサから撮像対象までの距離が通常の撮像装置に比べて極めて近く、撮像対象の動きによる影響が大きい。
こうしたことから、1回の露光の最中に撮像信号を複数回読み出して得られる画像では、これらの画像を単純に合成しても、各画像間での像の動きや形状変化によって、合成後の画像では撮像対象がぼやけてしまうなどして、撮像対象が観察し易い合成画像を得ることが難しいという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、安価に構成しながらも、全体が明るく観察に適した画像を容易に得ることができる電子内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の電子内視鏡システムは、被写体内に挿入される挿入部に設けられ、前記被写体内を撮像するCMOS型のイメージセンサと、前記イメージセンサの露光後、前記イメージセンサの各画素に信号電荷を保持させたまま、各画素から撮像信号を複数回読み出すとともに、各々の信号電荷の読み出し毎に前記撮像信号の増幅率を変更することで、増幅率の異なる画像データを複数枚取得する画像データ取得手段と、各々前記画像データを複数の領域に区分けし、各々の前記領域を代表する輝度値を算出する輝度値算出手段と、前記領域毎の前記輝度値に基づき、最適な増幅率の前記画像データを前記領域毎に判別し、前記領域の単位で前記画像データを組み合わせて1枚の観察用画像データを合成する画像合成手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記画像合成手段は、前記輝度値算出手段によって算出された前記輝度値を、予め設けられた基準輝度値と比較し、前記輝度値が前記基準輝度値に最も近い前記画像データを前記領域毎に組み合わせて、前記観察用画像データを合成することを特徴とする。
また、前記画像合成手段は、複数枚の前記画像データのうちひとつの画像データを基準画像データとし、前記基準画像データについて前記領域毎に算出された前記輝度値を予め設けられた基準輝度値と比較し、前記輝度値が前記基準輝度値よりも小さい前記領域には前記基準画像データを用い、かつ、前記輝度値が前記基準値以上の前記領域には、前記基準画像データよりも増幅率の小さい前記画像データの前記領域を用いて、前記観察用画像データを合成することを特徴とする。
また、前記画像データ取得手段は、増幅率が異なる2種類の画像データを取得することを特徴とする。
また、前記画像データ取得手段によって前記画像データが取得されるときに、前記被写体内への照明が消灯されるように、照明光を制御する照明制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、安価に構成しながらも、全体が明るく観察に適した画像を容易に得ることができる。
図1に示すように、電子内視鏡システム11は、電子内視鏡12、プロセッサ装置13、光源装置14等から構成される。また、電子内視鏡12は、挿入部16、手元操作部17、ユニバーサルコード18等から構成される。
挿入部16は、被検者の体内に挿入されるため、被検者の体内の形状に応じて自在に湾曲するように設けられている。また、挿入部16の先端部分16aには、CMOS型のイメージセンサ(以下、CMOSセンサという)を内蔵した撮像装置が内蔵されている。さらに、先端部分16aの端面には、前方に照明光を照射する照明窓や、被検者の体内からの光をCMOSセンサに導く観察窓、各種処置具が露出される鉗子出口、洗浄水や空気等が噴射される送気送水ノズル等が設けられている。
また、先端部分16aの後方には、湾曲部19が設けられている。この湾曲部19は、複数の湾曲駒を連結されたものであり、挿入部16に挿通されたワイヤによって、手元操作部17に設けられたアングルノブ21と連結されている。したがって、湾曲部19は、手元操作部17に設けられたアングルノブ21の回動操作によって挿入部16に挿通されたワイヤが押し引きされることにより、上下左右の所望の方向に自在に湾曲する。
手元操作部17は、前述のように湾曲部19を操作するアングルノブ21の他に、鉗子口22や、送気送水ボタン23等の各種操作ボタンが設けられている。鉗子口22には、注射針や高周波メスなどがワイヤの先端に設けられた処置具が挿通される。また、送気送水ボタン23は、図示しない送気送水装置から供給される空気や洗浄水の送気,送水を制御する。
ユニバーサルコード18は、その基端部分に設けられたコネクタ24を介して、電子内視鏡12をプロセッサ装置13に電気的に接続するとともに、電子内視鏡12を光源装置14に光学的に接続する。
プロセッサ装置13は、電子内視鏡12,光源装置14,モニタ26等に接続されており、電子内視鏡システム11の動作を統括的に制御する。また、光源装置14は、ユニバーサルコード18や挿入部16に挿通されたライトガイド(図3参照)を通じて、観察部位に向けて照明光を照射する。
前述のように、電子内視鏡システム11には、イメージセンサとしてCMOSセンサ31が用いられている。CMOSセンサ31は、図2に示すように、撮像領域32、垂直走査回路33、相関二重サンプリング(CDS)回路34、列選択トランジスタ36、出力回路37、水平走査回路38等から構成される。
撮像領域32は、画素41がマトリクス状に配列されたものであり、図示しない結像光学系により観察部位の像が結像される。画素41は、フォトダイオードD1、増幅用トランジスタM1、画素選択用トランジスタM2、リセット用トランジスタM3等から構成される。フォトダイオードD1は、光電変換によって、入射光量に応じた信号電荷を生成するとともに、これを蓄積する。フォトダイオードD1に蓄積された信号電荷は、増幅用トランジスタM1によって撮像信号として増幅され、画素選択用トランジスタM2によって、所定のタイミングで画素41外に出力される。また、フォトダイオードD1に蓄積された信号電荷は、所定のタイミングでリセット用トランジスタM3によって破棄される。
また、撮像領域32には、垂直走査回路33から水平方向(X方向)に行選択線L1及び行リセット線L2が配線されているとともに、CDS回路34から垂直方向(Y方向)に列信号線L3が配線されている。
行選択線L1は、画素選択用トランジスタM2のゲートに接続されており、行リセット線L2は、リセット用トランジスタM3のゲートに接続されている。また、列信号線L3は、画素選択用トランジスタM2のソースに接続されているとともに、CDS回路34を介して、対応する列の列選択トランジスタ36に接続されている。
垂直走査回路33は、タイミングジェネレータ(TG)42から入力されるタイミング信号に基づいて、垂直走査信号を発生し、行選択線L1を1行ずつ選択して、撮像信号を列信号線L3に出力させる画素41の行(以下、水平ラインという)を変更する。また、垂直走査回路33は、水平ラインの行リセット線L2を1行ずつ選択して、信号電荷の破棄を行う水平ラインを変更する。さらに、垂直走査回路33は、行選択線L1及び行リセット線L2の選択行が撮像領域32の端に位置する水平ラインに達した場合には、先頭の水平ラインを再び選択し、上述の動作を繰り返す。
CDS回路34は、垂直走査回路33によって選択された行選択線L1に接続された画素41の撮像信号を、TG42から入力されるタイミング信号に基づいて保持し、ノイズ除去を行う。
水平走査回路38は、TG42から入力されるタイミング信号に基づいて水平走査信号を発生し、列選択トランジスタ36のオン,オフ制御を行う。
列選択トランジスタ36は、出力回路37に接続された出力バスライン43とCDS回路との間に設けられており、水平走査信号に応じて、出力バスライン43に撮像信号を転送させる画素を選択する。出力回路37は、CDS回路34から出力バスライン43に順に転送される撮像信号を増幅し、A/D変換して出力する。出力回路37による撮像信号の増幅率は、出力回路37にゲイン調節信号を入力することにより調節される。
図3に示すように、電子内視鏡12には、上述のCMOSセンサ31と、対物レンズ51、CPU52、タイミングジェネレータ(TG)42、ライトガイド53等が設けられている。
CMOSセンサ31は、前述のように挿入部16の先端部分16aに設けられており、その前方には対物レンズ51が配置されている。挿入部16の先端部分16aの端面には観察窓54が設けられており、この観察窓54から入射する被写体からの光は、対物レンズ51によってCMOSセンサ31の撮像領域32に結像される。CMOSセンサ31は、撮像領域32に結像された被写体像を画素41毎に光電変換し、各画素41に露光量に応じた信号電荷を蓄積させ、所定のタイミングでアナログの撮像信号として出力する。CMOSセンサ31の駆動タイミングは、TG42から入力されるタイミング信号によって制御される。
CPU52(画像データ取得手段)は、プロセッサ装置13のCPU61と通信を行い、電子内視鏡12の各部を統括的に制御する。例えば、CPU52は、プロセッサ装置13のCPU61からの信号に基づき、TG42に所定のタイミング信号を生じさせることによって、CMOSセンサ31の動作を制御する。また、CPU52は、TG42によって発生させるタイミング信号を調節することにより、各画素41に蓄積された信号電荷を保持させたままの状態で、撮像信号を複数回にわたって出力させる。さらに、CPU52は、出力回路37にゲイン調節信号を入力することにより、CMOSセンサ31から増幅率を調節して撮像信号を出力させる。したがって、CPU52は、CMOSセンサ31に、露光期間が全く同じで、信号の増幅率だけが互いに異なる撮像信号(例えば、増幅率の小さい低ゲイン撮像信号と、増幅率の大きい高ゲイン撮像信号の2種類の撮像信号)を出力させる。
ライトガイド53は、ユニバーサルコード18や挿入部16の内部に挿通されており、一端が挿入部16の先端部分16aの端面に設けられた照明窓56に接続され、他端は光源装置14に接続されている。光源装置14からの照明光は、ライトガイド53を通じて、照明窓56から観察部位へと照射される。
また、図3に示すように、プロセッサ装置13は、CPU61、DSP62、D/A変換回路63、RAM64、エリア輝度算出部66、観察画像合成部67等から構成される。
CPU61は、プロセッサ装置13の各部の動作を制御するとともに、電子内視鏡12のCPU52や光源装置14のCPU71と通信して、電子内視鏡12や光源装置14の動作を制御することにより、電子内視鏡システム11を統括的に制御する。
DSP62は、CMOSセンサ31から出力された撮像信号に対して、色補間、ホワイトバランス調整、ガンマ補正等の各種信号処理を施す。CMOSセンサ31から出力された撮像信号は、DSP62によって各種画像処理が施されると、画像データとしてRAM64に保持される。DSP62による各種画像処理は、CMOSセンサ31から出力される全ての撮像信号について施されるので、前述のように、CMOSセンサ31から、低ゲイン撮像信号と高ゲイン撮像信号が出力された場合には、低ゲイン撮像信号に各種信号処理を施した低ゲイン画像データと、高ゲイン撮像信号に各種信号処理を施した高ゲイン画像データが各々RAM64に保持される。また、DSP62は、RAM64から必要な画像データを読み出して、NTSC信号等の映像信号に変換し、D/A変換回路63によってD/A変換することにより、画像データをモニタ26上に表示させる。
エリア輝度算出部66(輝度算出手段)は、RAM64に保持された画像データを読み出して、画像データを複数のエリア(領域)に区分けし、各エリアを代表する輝度値68を算出する。各エリアを代表する輝度値68は、エリア内の各画素の輝度値の平均で求められる。ここで算出された各エリアの輝度値68は、RAM64に一時的に記録され、観察画像合成部67によって使用される。
観察画像合成部67(画像合成手段)は、RAM64に保持された画像データを複数読み出す。同時に、観察画像合成部67は、読み出した各画像データについて、エリア輝度算出部66によって区分けされたエリア毎の輝度値をそれぞれ読み出す。そして、観察画像合成部67は、読み出した複数の画像データについて、エリア輝度算出部66によって算出された輝度値を、RAM64に予め記憶された基準輝度値69と比較し、輝度値が基準輝度値69に最も近い画像データを判別する。観察画像合成部67は、こうした判別を画像データの全てのエリアについて行う。そして、観察画像合成部67は、RAM64から読み出した複数の画像データから、エリア輝度算出部66によって算出される輝度値が基準輝度値69に最も近い画像データが使用されるように、複数の画像データをエリア毎に組み合わせて1枚の観察画像データ(合成観察画像)を合成する。こうして観察画像合成部67によって合成された観察画像データがモニタ26上に診断に利用される観察画像として表示される。なお、基準輝度値69は、診断に適した画像データの明るさの目安として、観察部位や照明光の波長帯等に応じて予め定められた輝度値である。
また、図3に示すように、光源装置14は、CPU71(照明制御手段)、光源72、波長選択フィルタ73等から構成される。CPU71は、プロセッサ装置13のCPU61と通信し、CMOSセンサ31の駆動タイミング等に応じて、光源72や波長選択フィルタ73を駆動することにより、光源装置14を制御する。
光源72は、キセノンランプやハロゲンランプ等の広い波長帯にわたって高輝度の光を発する高輝度光源であり、CPU71によって点灯消灯の切り替えが制御される。また、光源72から発せられた光は、集光レンズ74によってライトガイド53に効率良く導かれる。
波長選択フィルタ73は、光源72から発せられた光を、特定の波長帯の光に制限するフィルタであり、CPU71からの指示に基づいて、光源72と集光レンズ74の間に挿入,または退避される。これにより、光源装置14は、設定や医師の操作等、必要に応じて照明光の波長帯を自在に切り替えられるようになっている。例えば、光源装置14は、単に白色の可視光を出力するだけでなく、赤外光等の可視光以外の光や、可視光のRGB成分の比率を調節した特殊光を出力することができるようになっている。
上述のように構成される電子内視鏡システム11によって診断を行うと、図4に示すようにして、照明光の波長帯や露光時間等の露光条件が等しく、CMOSセンサ31から出力される撮像信号の増幅率だけが異なる2種類の画像データが取得され、これらを合成して観察画像がモニタ26上に表示される。
まず、設定等に応じた波長帯の照明光が観察部位に照射された状態で、CMOSセンサ31は所定の時間だけ露光され、露光量に応じた信号電荷が各画素41に蓄積された状態となる。この間、CMOSセンサ31から撮像信号は出力されず、また、どの画素41の蓄積電荷も破棄されない。
そして、所定時間の露光が完了すると、照明光は消灯される。同時に、出力回路37のゲインが低く設定され、低ゲイン撮像信号がCMOSセンサ31から出力される。このとき、各画素41の信号電荷は破棄されずに、蓄積状態が維持される。また、低ゲイン撮像信号には、各種画像処理が施されて、低ゲイン画像データが取得される。
低ゲイン撮像信号が出力されると、出力回路37のゲインが高く設定しなおされ、高ゲイン撮像信号がCMOSセンサ31から出力される。ここで出力された高ゲイン撮像信号には各種画像処理が施されて、高ゲイン画像データが取得される。
こうして、低ゲイン画像データと高ゲイン画像データとが取得されると、各画素41に蓄積されていた信号電荷は全て破棄されるとともに、再び照明光が点灯される。そして、CMOSセンサ31は、再び露光期間となり、上述の動作が繰り返される。
一方、上述のようにして取得された低ゲイン画像データと高ゲイン画像データは、1枚の観察画像データに合成されてモニタ26上に表示される。このとき、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82は、図5に示すようにして合成され、観察用画像データ83とされる。
まず、取得された低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82は、各々に、いくつかのエリアに区分けされる。図5では、説明のため、3行3列の合計9個のエリア84に区分けし、最上列の左側からエリア84a、エリア84b、エリア84cとし、中段の左側からエリア84d、エリア84e、エリア84f、下段の左側からエリア84g、エリア84h、エリア84iとする。
このとき、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82では、区分けされた各エリア84が相互に対応するように、エリア84の個数,大きさ,位置が等しくなるようにして区分けされる。
そして、区分けされた個々のエリア84について、エリア内の輝度の平均値が算出され、各エリア84を代表する輝度値としてその値が保持される。なお、この各エリアの輝度値は、RAM64に一時的に保持されるのみで、実際に画像データ内に表示されることはないが、図5では便宜上、各エリア84を代表する輝度値を数字として各エリア84内に例示する。
各エリア84で輝度値68が算出されると、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82とで、エリア84毎に、輝度値68と基準輝度値69(例えば100という値)が比較される。このとき、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82の対応するエリア84のうち、どちらの輝度値68がより基準輝度値69に近いかを判別される。そして、エリア84毎に輝度値がより基準輝度値69に近い方の画像データが用いられるようにして低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82とが合成され観察用画像データ83がつくられる。
例えば、図5では、エリア84a〜84d,84f〜84iの輝度値68は、低ゲイン画像データ81のエリア84の方が高ゲイン画像データ82の同エリア84よりも輝度値68が基準輝度値69に近い。このため、エリア84a〜84d,84f〜84iについては、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82とから観察用画像データ83がつくられるときには、低ゲイン画像データ81のエリア84a〜84d,84f〜84iのデータが使用される。
一方、エリア84eについては、低ゲイン画像データ81のエリア84よりも、高ゲイン画像データ82の同エリア84のほうが、輝度値68が基準輝度値69に近い。このため、エリア84eについては、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82とから観察用画像データ83がつくられるときには、高ゲイン画像データ82のエリア84eのデータが使用される。
こうして、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82をエリア84毎に組み合わせて合成された観察用画像データ83では、低ゲイン画像データ81で信号電荷の量が少なすぎて、黒くつぶれて構造の識別が難しいような部分には、これに対応する高ゲイン画像データ82のエリア84が用いられることになり、また、高ゲイン画像データ82で露光量が多すぎて、蓄積された信号電荷の量が各画素41の容量に迫り、殆ど白く飛んで構造の識別が難しいような部分には、低ゲイン画像データ81が用いられることになる。このため、観察用画像データ83は、全エリア84で、構造の観察がし易い、適切な明るさの画像データとなる。
以上のように、電子内視鏡システム11では、CMOSセンサ31を用いることによって、画素41に信号電荷を蓄積させたままの状態で、ゲインを変えて複数の画像データを取得する。また、これらのゲインの異なる画像データをいくつかのエリアに区分けし、エリア毎に構造の観察に最適な明るさの画像データが選択されるようにして、観察用画像データ83を合成する。このため、電子内視鏡システム11によれば、複雑で高価な回路を用いずに、観察画像の全体で構造を観察し易い画像を安価に得ることができる。
また、電子内視鏡システム11では、露光の途中で撮像信号を読み出すのではなく、一定時間の露光後に、信号電荷を各画素41に蓄積させたままの状態で、ゲインの異なる画像データを複数取得するので、これらの画像データでは、明るさだけが異なり、撮像された被写体の構造等は全く同じ状態となっている。このため、これらの画像データを合成した観察用画像データ83は、撮像対象がぼやけてしまったりすることなく、観察し易い画像となっている。
また、電子内視鏡システム11では、CMOSセンサ31が露光期間のときにだけ照明光を点灯し、CMOSセンサ31から撮像信号を読み出す期間には、照明光を消灯するようにしたから、CMOSセンサ31から同時に複数読み出す画像データは、全く同じ状態の撮像対象を同じ露光時間で撮像したものとなっており、これらの画像データの同時性が厳密に保たれる。このように同時性が厳密に保たれた画像データから観察用画像データ83を合成するようにしたことで、動きのある被写体を撮像し、かつ、複数の画像データを合成しているにもかかわらず、合成後の観察用画像データ83は、像が不鮮明になったりすることなく、観察し易いものとなっている。
また、電子内視鏡システム11では、CMOSセンサ31が露光期間のときにだけ照明光を点灯し、CMOSセンサ31からの撮像信号を読み出す期間には、照明光を消灯するようにしたから、機械的なシャッタ機構を用いなくても、容易に上述のような観察用画像データ83を得ることができるから、電子内視鏡システム11の構成を簡素に、安価に構成することができる。
なお、上述の実施形態では、画像データを複数のエリア84に区分けする例として、3行3列で合計9個のエリア84に区分けする例を示したが、これに限らず、低ゲイン画像データと高ゲイン画像データのように同時に取得した画像データ間で等しい区分けの仕方ならば、各エリア84の大きさや個数等は任意に決めることができる。例えば、3行3列よりもさらに細かいエリアに区分けするようにしても良く、1画素の領域を1エリアとしても良い。また、上述の実施形態では、画像データを区分けした各エリア84は、いずれも同じ大きさ、形状となっている例を示したが、これに限らず、全エリア84で画像データの全体をカバーしていれば良く、区分けするエリアの大きさを画像データに対する位置に応じて異なる大きさにしても良い。例えば、主な観察対象が映る画像データの中央付近ではエリア84の大きさを小さく区分けし、画像データの外周部分では中央付近よりも大きなエリアで区分けするようにしても良い。
なお、上述の実施形態では、増幅率が異なる画像データとして、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82の2種類の画像データを取得するが、これに限らず、2種類以上であれば、さらに多数の増幅率の異なる画像データを取得し、これらの画像データから観察用画像データ83を合成するようにしても良い。このように、増幅率の異なる画像データとして多数の画像データを取得して、これらを上述の実施形態のように合成することで、観察用画像データは、全体が明るく観察し易いものになるばかりでなく、合成後のエリア間の境界が目立ちにくくなり、より高精細な観察用画像データを得ることができるようになる。
また、上述の実施形態では、画像データを複数のエリア84に区分けするときに、3行3列の長方形のエリア84に区分けするが、これに限らず、任意の形状で画像データを区分けするようにしても良い。例えば、画像処理により、画像データに写された撮像対象の形状や色、明暗等を識別し、撮像対象の形状に沿ってエリア84に区分けするなど、撮像対象に合わせたエリア84を区分けしても良い。
なお、上述の実施形態では、出力回路37でCMOSセンサ31から出力される撮像信号の増幅率を自在に調節する例を説明したが、これに限らず、画素41にアンプが設けられ、かつ、これを画素毎に調節可能なCMOSセンサ31の場合には、画素毎に撮像信号の増幅率を調節するようにしても良い。また、CDS回路34にアンプ機能がある場合には、CDS回路34で増幅率を調節するようにしても良い。
なお、上述の実施形態では、画像データを区分けした各エリア84で、各エリア84を代表する輝度値68を算出し、これを予め定められた基準輝度値69と比較して、基準輝度値69に最も近い輝度値68の画像データをエリア84毎に組み合わせて観察用画像データ83を合成するが、基準輝度値69の値は観察対象や状況等に応じて、ユーザが自在に設定できるように設けられていることが好ましい。また、電子内視鏡システム11で観察を行っている最中にも、これを変更可能としてあることが好ましい。
なお、上述の実施形態では、増幅率の異なる画像データを取得するときに、低ゲイン画像データ81を取得してから高ゲイン画像データ82を取得するといったように、画像データを単位とした撮像信号の読み出しを行うが、これに限らず、画素毎に、あるいは水平ライン毎に増幅率の異なる画像データを複数読み出すようにしても良い。例えば、CMOSセンサ31から撮像信号を読み出すときに、ある一つの水平ラインについて、低ゲイン撮像信号と高ゲイン撮像信号とを読み出す。そして、他の水平ラインについても同様に、水平ライン毎に、増幅率の異なる撮像信号を順に出力させるようにし、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82を同時に取得するようにしても良い。
なお、上述の実施形態では、観察画像合成部67は、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82の両方の画像データについて、エリア毎の輝度値が基準輝度値69に近いエリアを用いて観察用画像データ83を合成するが、これに限らず、観察画像合成部67は、低ゲイン画像データ81と高ゲイン画像データ82のうち一方の画像データを基準画像データとし、基準画像データについてのみエリア毎の輝度値を基準輝度値69との比較することにより、観察用画像データ83を合成するときに使用する最適な増幅率の画像データをエリア毎に選別するようにしても良い。
例えば、観察画像合成部67が高ゲイン画像データ82を基準画像データとして観察用画像データ83に使用する最適な増幅率の画像データを選別するときには、観察画像合成部67は、上述の実施形態と同様に高ゲイン画像データ82の各エリアの輝度値を基準輝度値69とそれぞれ比較する。そして、基準輝度値69よりも輝度値が小さいエリアでは、観察用画像データ83に高ゲイン画像データ82を使用する。一方、輝度値が基準輝度値69以上のエリアには、観察用画像データ83に低ゲイン画像データ81を使用する。
このように観察画像合成部67が複数の画像データのうちひとつを基準画像データとして、この基準画像データについて輝度値を基準輝度値と比較し、エリア毎に最適な増幅率の画像データを選別することで、最適な増幅率の画像データの選別と観察用画像データ83の合成をより容易に行うことができる。なお、低ゲイン画像データ81を基準とする場合も同様である。
電子内視鏡システムの構成を示す説明図である。 CMOSセンサの構成を示す説明図である。 電子内視鏡システムの電気的な構成を示すブロック図である。 電子内視鏡システムの作用を示すフローチャートである。 観察用画像データを合成する様子を示す説明図である。
符号の説明
11 電子内視鏡システム
12 電子内視鏡
13 プロセッサ装置
14 光源装置
16 挿入部
17 手元操作部
18 ユニバーサルコード
19 湾曲部
21 アングルノブ
22 鉗子口
23 送気送水ボタン
24 コネクタ
26 モニタ
31 CMOSセンサ
32 撮像領域
33 垂直走査回路
34 CDS回路
36 列選択トランジスタ
37 出力回路
38 水平走査回路
41 画素
42 タイミングジェネレータ
43 出力バスライン
51 対物レンズ
52 CPU
53 ライトガイド
54 観察窓
56 照明窓
61 CPU
62 DSP
63 D/A変換回路
64 RAM
66 エリア輝度算出部
67 観察画像合成部
68 エリア毎の輝度値
69 基準輝度値
71 CPU
72 光源
73 波長選択フィルタ
74 集光レンズ
81 低ゲイン画像データ
82 高ゲイン画像データ
83 観察用画像データ
84,84a〜i エリア

Claims (5)

  1. 被写体内に挿入される挿入部に設けられ、前記被写体内を撮像するCMOS型のイメージセンサと、
    前記イメージセンサの露光後、前記イメージセンサの各画素に信号電荷を保持させたまま、各画素から撮像信号を複数回読み出すとともに、各々の信号電荷の読み出し毎に前記撮像信号の増幅率を変更することで、増幅率の異なる画像データを複数枚取得する画像データ取得手段と、
    各々前記画像データを複数の領域に区分けし、各々の前記領域を代表する輝度値を算出する輝度値算出手段と、
    前記領域毎の前記輝度値に基づき、最適な増幅率の前記画像データを前記領域毎に判別し、前記領域の単位で前記画像データを組み合わせて1枚の観察用画像データを合成する画像合成手段と、
    を備えることを特徴とする電子内視鏡システム。
  2. 前記画像合成手段は、前記輝度値算出手段によって算出された前記輝度値を、予め設けられた基準輝度値と比較し、前記輝度値が前記基準輝度値に最も近い前記画像データを前記領域毎に組み合わせて、前記観察用画像データを合成することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  3. 前記画像合成手段は、複数枚の前記画像データのうちひとつの画像データを基準画像データとし、前記基準画像データについて前記領域毎に算出された前記輝度値を予め設けられた基準輝度値と比較し、前記輝度値が前記基準輝度値よりも小さい前記領域には前記基準画像データを用い、かつ、前記輝度値が前記基準値以上の前記領域には、前記基準画像データよりも増幅率の小さい前記画像データの前記領域を用いて、前記観察用画像データを合成することを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡システム。
  4. 前記画像データ取得手段は、増幅率が異なる2種類の画像データを取得することを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の電子内視鏡システム。
  5. 前記画像データ取得手段によって前記画像データが取得されるときに、前記被写体内への照明が消灯されるように、照明光を制御する照明制御手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の電子内視鏡システム。
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