JPH11234662A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH11234662A
JPH11234662A JP10318018A JP31801898A JPH11234662A JP H11234662 A JPH11234662 A JP H11234662A JP 10318018 A JP10318018 A JP 10318018A JP 31801898 A JP31801898 A JP 31801898A JP H11234662 A JPH11234662 A JP H11234662A
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Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Akihiko Mochida
明彦 望田
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Noboru Kusamura
登 草村
Shinji Yamashita
真司 山下
Wataru Ono
渉 大野
Kuniaki Kami
邦彰 上
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハレーションを起こすことなく遠点に渡るま
での体腔内の内視鏡画像を所望の輝度により観察する。 【解決手段】 ダイナミックレンジ拡大ON/OFFス
イッチ34がONされと、CPU35は、スイッチ23
をa側からb側に切り換え、knee&γ回路22から
のRGBのデジタル信号を各々のDレンジ拡大回路25
R、25G、25Bに出力させると共に、タイミングジ
ェネレータ14を制御する。また、CPU35がスイッ
チ31をc側からd側に切り換えることにより、オペア
ンプ33の出力である調光信号が光源装置7内の絞りを
開口状態にするようなレベル信号となり、これにより内
視鏡2のライトガイドの入射端には、最大光量の照明光
が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像信号のダイナ
ミックレンジの拡大をより有効に行えるようにした内視
鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内の観察には、医療用の内視鏡が用
いられているが、体腔内は暗いため、この暗い体腔内に
照明光を供給する照明装置が必要である。一方、電子式
内視鏡や内視鏡外付けカメラを用いた内視鏡装置では、
CCD等の固体撮像素子のダイナミックレンジのため、
照明が明る過ぎるとハレーションを起こし、また、逆に
暗過ぎると観察が困難である。
【0003】一般に、テレビカメラ等の撮像装置では、
その有効撮像輝度域は、撮像装置である例えば固体撮像
素子の光電変換特性により一義的に定まる。つまり、固
体撮像素子の出力レベルの下限は、ノズルレベルで限定
される。一方、前記出力レベルの上限は、飽和レベルで
限定される使用可能な動作レンジが定まる。また、固体
撮像素子は、その出力レベル特性の傾きが一定の値を有
しているので、結果として固体撮像素子の有効撮像輝度
は一義的に定まる。
【0004】そこで、従来、例えば特開昭57−396
73号公報では、2種類の異なる輝度での撮像信号を合
成し、固体撮像素子の撮像信号のダイナミックレンジを
拡大する撮像装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
による撮像においては、観察する体腔内には照明が必要
であって、この体腔内は濡れた状態であり、しかも凹凸
が非常に多い被写体であるため、ダイナミックレンジが
狭いと上述したように近点においては照明が明るすぎて
ハレーションを起こし、また、遠点においては暗すぎて
撮像が不能となる。従って、単に前記従来例のように2
種類の異なる輝度での撮像信号を合成し、固体撮像素子
の撮像信号のダイナミックレンジを拡大するだけの装置
を、前記電子式内視鏡や、内視鏡外付けカメラを用いた
内視鏡装置に用いても、この従来の装置では被写体を照
明する照明装置に関しての考慮がないので、ダイナミッ
クレンジを拡大しても、特に遠点における被写体は光量
が不足して像を撮像することができないといった問題が
ある。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、近点においてはハレーションを起こさず、遠点
においては光量不足を起こすことなく、近点から遠点に
到るまでの体腔内の内視鏡画像を所望の輝度により観察
することのできる内視鏡装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による内視鏡装置は、体腔内に挿入する一方、こ
の体腔内の被写体を撮像する撮像装置を内蔵し、または
外付けで設ける内視鏡と、前記内視鏡に照明光を供給す
る光源装置と、前記内視鏡の撮像装置からの撮像信号を
信号処理するとともに、異なる露光時間で撮像した各々
の画像を合成してダイナミックレンジの拡大を行う信号
処理装置と、前記信号処理装置がダイナミックレンジを
拡大する時において、前記光源装置から撮像装置への入
射光量を、通常時と比較して増加する状態とする調光信
号を生成する調光信号生成装置と、前記調光信号生成装
置からの調光信号によって前記光源装置からの照明光量
を制御する光量制御装置を具備して構成される。
【0008】本発明の内視鏡装置では、前記信号処理装
置の前記調光信号生成手段が、前記ダイナミックレンジ
の拡大時において、前記撮像装置への光量を増大するよ
う調光信号を生成することで、ハレーションを起こすこ
となく遠点に渡るまでの体腔内の内視鏡画像を所望の輝
度により観察することを可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0010】図1ないし図7は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は内視鏡装置の構成を示す構成図、図
2は図1のR用Dレンジ拡大回路の構成を示す構成図、
図3は図2の第1LUT及び第2LUTのマッピングを
示す図、図4は図1の光源装置の構成を示す構成図、図
5は図2のR用Dレンジ拡大回路の各信号のタイミング
を示すタイミングチャート、図6は図2のR用Dレンジ
拡大回路の作用を説明する説明図、図7は図1の内視鏡
装置の変形例の構成を示す構成図である。
【0011】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の内視鏡装置1は、体腔内に挿入し被写体を観察する内
視鏡2と、内視鏡2の接眼部に着脱自在に接続され内視
鏡2により得られた被写体像を撮像する単板カラー撮像
素子であるCCD3を備えた外付けTVカメラ4と、外
付けTVカメラ4のCCD3を駆動制御すると共にCC
D3からの撮像信号を信号処理し図示しないモニタに被
写体像を表示させるカメラコントロールユニット(以
下、CCUと記す)5と、内視鏡2より延出され着脱自
在に接続されるユニバーサルケーブル6を介して内視鏡
2に照明光を供給する光源装置7とを備えて構成され
る。
【0012】CCU5は、基準信号を発生する同期信号
発生回路(以下、SSGと記す)13と、SSG13か
らの基準信号を入力しCCD3の駆動信号等を生成する
タイミングジェネレータ14と、タイミングジェネレー
タ14からの駆動信号によりCCD3を駆動するCCD
ドライバ15と有している。
【0013】また、CCU5は、CCD3からの撮像信
号を増幅するプリアンプ16と、タイミングジェネレー
タ14からのサンプリングパルスに基づき相関二重サン
プリング(以下CDSと略記)するCDS回路17と、
CDS回路17の出力をA/D変換するA/D変換器1
8とを備え、CCD3からの出力の画像信号がプリアン
プ16で増幅された後にCDS回路17によってベース
バンド帯域に落とされ、A/D変換器18によりデジタ
ル信号に変換されるようになっている。
【0014】さらに、CCU5は、A/D変換器18で
A/D変換されたデジタル信号をRGBの3つの色信号
に分離する色分離回路19と、色分離回路19により色
分離されたデジタル信号に対してホワイトバランスの調
整を行うホワイトバランス回路20と、ホワイトバラン
ス回路20によりホワイトバランスの調整がなされたデ
ジタル信号のゲイン調整を行う自動利得制御回路(以
下、AGC回路と記す)21と、AGC回路21により
ゲイン調整されたデジタル信号に対してknee処理及
びγ補正を行うknee&γ回路22と、スイッチ23
を介してknee&γ回路22によりknee処理及び
γ補正されたRGBのデジタル信号に対してエンハンス
処理を行うエンハンス回路26と、エンハンス処理され
たデジタル信号をD/A変換し75Ωドライバ27を介
して図示しないモニタに出力するD/A変換器28とを
備えて構成される。
【0015】また、CCU5は、knee&γ回路22
によりknee処理及びγ補正されたRGBのデジタル
信号を加算平均する加算平均回路29と、この加算平均
回路29の出力をローパスフィルタ(LPF)30を介
して入力しスイッチ31を介して入力される基準電圧V
refとの差分を増幅して内視鏡2に照明光を供給する光
源装置7に調光信号として出力するオペアンプ33と、
装置前面に設けられたダイナミックレンジの拡大を指示
するダイナミックレンジ拡大ON/OFFスイッチ34
からの入力を受けスイッチ23及びスイッチ31の切換
とタイミングジェネレータ14が生成する駆動信号等の
タイミングを制御するCPU35とを備えている。
【0016】ここで、ダイナミックレンジ拡大ON/O
FFスイッチ34がONされると、スイッチ23の各ス
イッチがa側からb側に切り換えられ、knee&γ回
路22によりknee処理及びγ補正されたRGBのデ
ジタル信号は、スイッチ23を介してそれぞれのダイナ
ミックレンジを拡大処理するR用Dレンジ拡大回路25
R、G用Dレンジ拡大回路25G及びB用Dレンジ拡大
回路25Bに入力されるようになっている。この場合、
エンハンス回路26は、R用Dレンジ拡大回路15R、
G用Dレンジ拡大回路15G及びB用Dレンジ拡大回路
15Bによりダイナミックレンジが拡大されたRGBの
デジタル信号に対してエンハンス処理を行うことにな
る。
【0017】R用Dレンジ拡大回路25Rは、図2に示
すように、knee&γ回路22によりknee処理及
びγ補正されたR信号の1フィールド分のデジタル信号
を記憶するフィールドメモリ41と、フィールドメモリ
41に記憶されたR信号と現在のフィールドのR信号と
をタイミングジェネレータ14からのフィールド判別信
号により切り換えて出力する第1セレクタ42及び第2
セレクタ43とを備えており、第2セレクタ43はイン
バータ回路44を介することで第1セレクタ42が出力
する現在のフィールドのR信号と異なるフィールドのR
信号を出力するようになっている。
【0018】また、R用Dレンジ拡大回路25Rは、第
2セレクタ43が出力するR信号に対して画素レートで
の出力レベルに対して後述する所定の関数値を出力する
第1ルックアップテーブル(以下、第1LUT)45及
び第2ルックアップテーブル(以下、第2LUT)46
と、前記第1セレクタ42が出力するR信号に対して画
素レートでの出力と第1LUT45の出力とを乗算する
第1乗算器47と、第2セレクタ43が出力するR信号
に対して画素レートでの出力と第2LUT45の出力と
を乗算する第2乗算器48と、第1乗算器47の出力及
び第2乗算器48の出力を加算して前記エンハンス回路
26に出力する加算器49とを備えて構成されている。
【0019】なお、G用Dレンジ拡大回路25G及びB
用Dレンジ拡大回路25Bは、R用Dレンジ拡大回路2
5Rと同じ回路構成であるので、説明は省略する。
【0020】上述した第1LUT45及び第2LUT4
6は、図3に示すようなマッピングをしており、R信号
の画素レートでの出力レベルをxとしたとき、第1LU
T45はcos2(px)を出力し、第2LUT46は
sin2(px)を出力するようになっている。なお、
pは補正係数であり、例えばp=(2π/4×4)であ
る。
【0021】光源装置7は、図4に示すように、照明光
を発生するランプ51と、ランプ51を駆動するランプ
駆動回路52と、ランプ51からの照明光を絞り53を
介してユニバーサルケーブル6に内挿され内視鏡2の先
端に照明光を伝送するライトガイド54の入射端に集光
させるレンズ55と、絞り53を駆動するモータ56
と、オペアンプ33からの調光信号を入力しモータ56
により絞り53を制御する調光回路57とを備えて構成
される。
【0022】(作用)次に、このように構成された本実
施の形態の内視鏡装置1の作用について説明する。
【0023】CCU5において、SSG13からの基準
信号に基づきタイミングジェネレータ14で生成された
駆動信号でCCDドライバ15が外付けTVカメラ4の
CCD3を駆動する。そして、CCD3で撮像された被
写体の光電変換信号はプリアンプ16で増幅された後に
CDS回路17によってベースバンド帯域に落とされ、
A/D変換器18によりデジタル信号に変換される。
【0024】その後、色分離回路19によりA/D変換
されたデジタル信号をRGBの3つの色信号に分離さ
れ、ホワイトバランス回路20、AGC回路21及びk
nee&γ回路22によりホワイトバランス調整、ゲイ
ン調整及びknee処理及びγ補正がなされた後、スイ
ッチ23を介してエンハンス回路26でエンハンス処理
され、D/A変換器28によりD/A変換され75Ωド
ライバ27を介して図示しないモニタに出力される。
【0025】knee&γ回路22によりknee処理
及びγ補正されたRGBのデジタル信号は加算平均回路
29で加算平均され、LPF30を介してオペアンプ3
3に入力される。そして、オペアンプ33でスイッチ3
1を介して入力される基準電圧Vrefとの差分が増幅さ
れ光源装置7の調光回路57に調光信号として出力され
る。
【0026】ここで、装置前面に設けられたダイナミッ
クレンジの拡大を指示するダイナミックレンジ拡大ON
/OFFスイッチ34がONされ、ダイナミックレンジ
の拡大指示がCPU35になされると、CPU35は、
スイッチ23内の各スイッチをa側からb側に切り換
え、knee&γ回路22によりknee処理及びγ補
正されたRGBのデジタル信号をR用Dレンジ拡大回路
25R、G用Dレンジ拡大回路25G及びB用Dレンジ
拡大回路25Bに出力させると共に、タイミングジェネ
レータ14を制御し、スイッチ31をc側からd側に切
り換える。
【0027】スイッチ31のc側からd側への切り換え
により、オペアンプ33の+側入力がグランドレベルと
なり、オペアンプ33の出力である調光信号は、光源装
置7内の絞り53を開口状態にするようなレベル信号と
なり、この調光信号を光源装置7内の調光回路57が入
力することにより、調光回路57はモータ56を駆動制
御し絞り53を開口状態にする。これにより内視鏡2の
ライトガイド54の入射端には、最大光量のランプ51
からの照明光がレンズ55を介して供給されることとな
る。
【0028】また、タイミングジェネレータ14ではC
PU35の制御に基づき駆動信号を生成し、タイミング
ジェネレータ14で生成された駆動信号によりCCDド
ライバ15は、フィールド単位で異なる時間のシャッタ
時間、例えば第1のシャッタ時間を1/60secとし
て被写体を撮像すると共に、第2のシャッタ時間を例え
ば第1のシャッタ時間の1/4(1/240sec)と
して高速シャッタで被写体を撮像するようにCCD3を
駆動する。すなわち、Aフィールドの被写体像は上記の
第1のシャッタ時間で撮像され、Bフィールドの被写体
像は上記の第2のシャッタ時間で撮像される。そして、
後述するように、R用Dレンジ拡大回路25R、G用D
レンジ拡大回路25G及びB用Dレンジ拡大回路25B
で、この異なるシャッタ時間での被写体の撮像信号によ
りダイナミックレンジを拡大する。
【0029】次に、R用Dレンジ拡大回路25R、G用
Dレンジ拡大回路25G及びB用Dレンジ拡大回路25
Bにおけるダイナミックレンジの拡大処理の詳細につい
て、図5のタイミングチャートを参照し、R用Dレンジ
拡大回路25Rを例に説明する。
【0030】ダイナミックレンジ拡大ON/OFFスイ
ッチ34がONされ、絞り53が開口状態となって内視
鏡2のライトガイド54の入射端に最大光量の照明光が
供給された状態でknee&γ回路22によりknee
処理及びγ補正されたRGBのデジタル信号がスイッチ
23を介してR用Dレンジ拡大回路25Rに出力され
る。
【0031】R用Dレンジ拡大回路25Rでは、タイミ
ングジェネレータ14から映像信号VD(図5(a))
に同期したフィールド判別信号(図5(b))がR用D
レンジ拡大回路25Rの第1セレクタ42及びインバー
タ回路44を介して第2セレクタ43に出力される。
【0032】また、knee&γ回路42のR出力は、
R用Dレンジ拡大回路25Rのフィードメモリ41(図
5(c))と第1セレクタ42及び第2セレクタ43の
一方の入力端に入力され、フィードメモリ41の出力
(図5(d))が第1セレクタ42及び第2セレクタ4
3の他方の入力端に入力される。
【0033】これにより、フィールド判別信号に基づ
き、第1セレクタ42からは第1のシャッタ時間(1/
60sec)で撮像されたAフィールドの画像のデジタ
ル信号が出力され、第2セレクタ43からは第2のシャ
ッタ時間(1/240sec)で撮像されたBフィール
ドの画像のデジタル信号が出力されることになる。
【0034】そして、第1セレクタ42からのAフィー
ルドの画像のデジタル信号が第1乗算器47を経て加算
器49に出力される。一方、第2セレクタ43からのB
フィールドの画像のデジタル信号が第1LUT(図5
(e))、第2LUT46(図5(f))及び第2乗算
器48に出力される。
【0035】このとき、第1LUT45からは、Bフィ
ールドの画像のデジタル信号の画素レートでの出力値x
に対してcos2(px)が第1乗算器47に出力さ
れ、第1乗算器47で画素レートでAフィールドの画像
のデジタル信号と前記cos2(px)が乗算される
(図5(g))。また、前記第2LUT46からは、B
フィールドの画像のデジタル信号の画素レートでの出力
値xに対してsin2(px)が第2乗算器48に出力
される。この第2乗算器48では、Bフィールドの画像
のデジタル信号と前記sin2(px)が乗算される
(図5(h))。そして、前記加算器49にて、第1乗
算器47の出力と第2乗算器48の出力が加算される
(図5(i))。
【0036】図5においては、簡単なためにAnフィー
ルドの各画素の出力をAnで、また、Bnフィールドの各
画素の出力をBnで代表させて図示しているが、本実施
の形態でのダイナミックレンジの拡大処理では、上述し
たように、画素レートで処理を行っているため、正確に
は、Aフィールドの画像のデジタル信号の画素レートで
の各出力値をx、Bフィールドの画像のデジタル信号の
画素レートでの各出力値をuとすると、加算器49によ
りM=xcos2(px)+usin2(px)が得られ
ることになる。
【0037】なお、G用Dレンジ拡大回路25G及びB
用Dレンジ拡大回路25Bは、R用Dレンジ拡大回路2
5Rと同様に作用するので、説明は省略する。
【0038】(効果)従って、本実施の形態によれば、
体腔内の観察部位の通常観察から詳細観察に移行におい
て、ダイナミックレンジ拡大ON/OFFスイッチ34
をONすると、絞り53が開口状態となって内視鏡2の
ライトガイド54の入射端に最大光量の照明光が供給さ
れた状態でknee&γ回路22によりknee処理及
びγ補正されたRGBのデジタル信号がスイッチ23を
介してR用Dレンジ拡大回路25Rに出力され、図6に
示すように、第1のシャッタ時間(1/60sec)で
撮像されたAフィールドの画像のデジタル信号y1及び
第2のシャッタ時間(1/240sec)で撮像された
Bフィールドの画像のデジタル信号y2に対して、R用
Dレンジ拡大回路15Rより出力される上記出力Mは、
低輝度域では、cos2(px)による重み付けによっ
て主に第1のシャッタ時間(1/60sec)で撮像さ
れたAフィールドの画像のデジタル信号となり、高輝度
域では逆にsin2(px)による重み付けによって主
に第2のシャッタ時間(1/240sec)で撮像され
たBフィールドの画像のデジタル信号となるため、S/
Nを低輝度域で劣化させることなくダイナミックレンジ
を拡大することができ、かつ、最大光量の照明光の供給
及び上記ダイナミックレンジの拡大により、ハレーショ
ンを起こすことなく遠点に渡るまでの体腔内の内視鏡画
像を所望の輝度により観察することができる。
【0039】また、出力Mはxに対してpを適切に設定
することにより、第2のシャッタ時間で撮像した信号が
飽和するまでの明るさの範囲で、連続した単調増加関数
にしているので、得られる画像は一様となり、違和感の
ない画像を得ることができる。
【0040】ここで、補正係数pをp=(2π/4×
4)としたが、これに限らず、補正係数pはCCDの特
性に応じて少なくとも上記出力Mがxに対して単調増加
関数となるように選択することが可能である。また、出
力Mは上記関数、すなわち、 xcos2(px)+usin2(px) に限らず、少なくとも、低輝度領域では低速シャッタ時
間で撮像した信号を主とし、高輝度領域では高速シャッ
タ時間で撮像した信号を主とする関数であればよい。
【0041】なお、本実施の形態では、色分離回路9に
よりRGBに色分離してそれぞれのR信号、G信号、B
信号に対してR用Dレンジ拡大回路25R、G用Dレン
ジ拡大回路25G及びB用Dレンジ拡大回路25Bによ
りダイナミックレンジを拡大するとしたが、これに限ら
ず、色分離回路で輝度信号と色差信号に分離し、輝度信
号と色差信号の両方あるいは輝度信号のみに対してダイ
ナミックレンジを拡大するように構成してもよい。
【0042】なお、図7に示すように、CCD3の撮像
面の前段に入射光量を制御するアイリス装置61が設け
られた外付けTVカメラ4aにおいては、ダイナミック
レンジ拡大ON/OFFスイッチ34がONされた際
に、CPU35がアイリス装置61を開口状態に制御す
ることで、本実施の形態と同等の作用・効果を得ること
ができる。
【0043】また、本実施の形態では、内視鏡2の接眼
部に着脱自在に接続される外付けTVカメラ4により被
写体を撮像するとしたが、これに限らず、例えば挿入部
の先端部内にCCDを備えた電子内視鏡により被写体を
撮像する場合にも本実施例を適用することができること
は言うまでもない。
【0044】図8ないし図10は本発明の第2の実施の
形態に係わり、図8は内視鏡装置の構成を示す構成図、
図9は図8の検波回路の構成を示す構成図、図10は図
9の検波回路の作用を説明する説明図である。
【0045】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0046】(構成)図8に示すように、本実施の形態
では、加算平均回路29の出力が検波回路80に出力さ
れる。検波回路80は、図9に示すように、加算平均回
路29の出力をD/A変換器81でD/A変換し、CP
U35により制御されるスイッチ82を介して平均化回
路83で平均化されオペアンプ84により基準電圧Vre
fとの差分が増幅されて、光源装置7の調光回路57に
調光信号として出力される。
【0047】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0048】(作用)本実施の形態においては、スイッ
チ82は、ダイナミックレンジ拡大ON/OFFスイッ
チ34がOFFの場合はCPU35の制御により常にO
N状態となっており、ダイナミックレンジ拡大ON/O
FFスイッチ34がONされると、CPU35はタイミ
ングジェネレータ14から映像信号VD(図10
(a))に同期したフィールド判別信号(図10
(b))に基づき、第2のシャッタ時間(1/240s
ec)で撮像されたBフィールド(図10(c))の画
像信号(図10(d))のみを平均化回路83で平均化
して調光信号を生成する(図10(e))ため、フィー
ルド判別信号に同期させてスイッチ82をON/OFF
する。
【0049】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0050】(効果)このように本実施の形態では、第
1の実施の効果に加え、ダイナミックレンジ拡大ON/
OFFスイッチ34がONされた場合、高速の例えば第
2のシャッタ時間(1/240sec)で撮像されたB
フィールドの画像信号を平均化し、この平均化信号によ
り光源装置7の調光回路57に対する調光信号を生成し
ているので、飽和する可能性のある低速の例えば第1の
シャッタ時間(1/60sec)で撮像された画像信号
により調光することがなく、ハレーションを起こすこと
なく遠点に渡るまでの体腔内の内視鏡画像を精度の高い
調光により得ることができる。
【0051】図11は本発明の第3の実施の形態に係る
内視鏡装置の構成を示す構成図である。
【0052】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0053】(構成)第1の実施の形態では、ダイナミ
ックレンジ拡大ON/OFFスイッチ34のON信号に
よるダイナミックレンジの拡大と加算平均回路29の出
力による調光信号の生成を行うとしたが、図11に示す
ように、本実施の形態では、加算平均回路29の出力状
態に基づきダイナミックレンジの拡大を行うように構成
されている。そこで、ダイナミックレンジ拡大ON/O
FFスイッチ34及びCPU35は省略されている。
【0054】詳細には、加算平均回路29の出力をサン
プルホールド回路(S/H回路)101によりサンプル
ホールドし、サンプルホールドした信号を比較器10
2、103で所定の閾値と比較する。すなわち、比較器
102では所定の第1の閾値より大きいかどうか比較
し、比較器102では所定の第2の閾値より小さいかど
うか比較し、比較器102の比較結果が高輝度画素数カ
ウンタ104に、また比較器103の比較結果が低輝度
画素数カウンタ105にそれぞれ比較され、差分回路1
06により高輝度画素数カウンタ104と低輝度画素数
カウンタ105とカウント値の差分がとられる。そし
て、差分回路106の結果に基づきDレンジ切換判定回
路107が、第1の実施の形態のCPU35と同様に、
スイッチ23を切り換えると共に、タイミングジェネレ
ータ14を制御するようになっている。
【0055】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0056】(作用)Dレンジ切換判定回路107で
は、高輝度画素数カウンタ104と低輝度画素数カウン
タ105とカウント値の差分が0に近い所定の値と比較
しこの所定の値より差分の絶対値が小さいかどうかによ
りスイッチ23を切り換える。すなわち、高輝度画素数
カウンタ104と低輝度画素数カウンタ105とカウン
ト値の差分の絶対値が所定の値より小さい0に近い値の
場合は、明暗のある画像となっているので、ダイナミッ
クレンジを拡大する必要があるため、スイッチ23をa
側からb側に切り換え、knee&γ回路22によりk
nee処理及びγ補正されたRGBのデジタル信号をR
用Dレンジ拡大回路25R、G用Dレンジ拡大回路25
G及びB用Dレンジ拡大回路25Bに出力させると共
に、タイミングジェネレータ14を制御する。
【0057】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0058】(効果)このように本実施の形態では、D
レンジ切換判定回路107により明暗のある画像の場
合、自動的にRGBのデジタル信号をR用Dレンジ拡大
回路25R、G用Dレンジ拡大回路25G及びB用Dレ
ンジ拡大回路25Bに出力させダイナミックレンジ拡大
処理を行うので、ハレーションを起こすことなく遠点に
渡るまでの体腔内の内視鏡画像を精度の高い調光により
得ることができる。
【0059】[付記] (付記項1) 体腔内に挿入する一方、この体腔内の被
写体を撮像する撮像装置を内蔵しまたは外付けで設ける
内視鏡と、前記内視鏡に照明光を供給する光源装置と、
前記内視鏡の撮像装置からの撮像信号を信号処理すると
ともに、異なる露光時間で撮像した各々の画像を合成し
てダイナミックレンジの拡大を行う信号処理装置と、前
記信号処理装置がダイナミックレンジを拡大する時にお
いて、前記光源装置から撮像装置への入射光量と、通常
時と比較して増加する状態とする調光信号を生成する調
光信号生成装置と、前記調光信号生成装置からの調光信
号によって前記光源装置からの照明光量を制御する光量
制御装置と、を備えることを特徴とする内視鏡装置。
【0060】(付記項2) 体腔内に挿入する一方、こ
の体腔内の被写体を撮像する撮像装置を内蔵しまたは外
付けで設ける内視鏡と、前記内視鏡に照明光を供給する
とともに調光信号によって前記内視鏡に供給する照明光
量が制御される光源装置と、前記内視鏡の撮像装置から
の撮像信号を信号処理するとともに、異なる露光時間で
撮像した各々の画像を合成してダイナミックレンジの拡
大を行う信号処理装置と、前記信号処理装置がダイナミ
ックレンジを拡大する時において、前記光源装置の撮像
装置への入射光量を、通常時と比較して増加する状態と
する調光信号を生成する調光信号生成装置と、を備える
ことを特徴とする内視鏡装置。
【0061】(付記項3) 体腔内に挿入する一方、こ
の体腔内の被写体を撮像する撮像装置を内蔵しまたは外
付けで設ける内視鏡と、前記内視鏡に照明光を供給する
光源装置と、前記内視鏡の撮像装置からの撮像信号を信
号処理するとともに、前記被写体を第1の露光時間で撮
像した第1の撮像信号と、前記被写体を前記第1の露光
時間より短い第2の露光時間で、前記第1の撮像信号が
飽和する光量レベルより高い値で飽和する第2の撮像信
号とを得て、前記第1及び第2の撮像信号に対して夫々
飽和するまでの光量レベルの増加に関して単調減少の第
1の重み付けと単調増加の第2の重み付けを、前記第1
及び第2の重み付けの和が1となる条件の下で行う第1
及び第2の重み付け処理回路と、前記第1及び第2の重
み付け処理回路により前記第1及び第2の撮像信号に対
して夫々前記第1及び第2の重み付けがされた第1及び
第2の画像信号とを加算する加算回路とを有して、前記
第1及び第2の画像信号を加算してダイナミックレンジ
の拡大を行う信号処理装置と、前記信号処理装置がダイ
ナミックレンジを拡大する時において、前記光源装置か
ら撮像装置への入射光量を、通常時と比較して増加する
状態とする調光信号を生成する調光信号生成装置と、前
記調光信号生成装置からの調光信号によって前記光源装
置からの照明光量を制御する光量制御装置と、を備える
ことを特徴とする内視鏡装置。
【0062】(付記項4) 請求項1または3の内視鏡
装置であって、前記光量制御装置は、絞りである。
【0063】(付記項5) 請求項2の内視鏡装置であ
って、前記光源装置から撮像装置へに入射光量を制御す
る装置は絞りであり、前記調光信号生成装置からの調光
信号によって制御される。
【0064】(付記項6) 請求項1または2の内視鏡
装置であって、前記信号処理装置における異なる露光時
間で撮像した各々の画像のうち一方は、高速の露光時間
により撮像されて画像であり、他方は低速の露光時間に
より撮像された画像である。
【0065】(付記項7) 請求項1または2の内視鏡
装置であって、前記調光信号生成装置は、ダイナミック
レンジの拡大時において、前記異なる露光時間のうち高
速の露光時間により撮像された画像に基づき、前記調光
信号を生成する。
【0066】(付記項8) 体腔内に挿入し被写体を撮
像する撮像素子を有する内視鏡と、前記内視鏡に照明光
を供給する光源装置と、前記内視鏡からの撮像信号を信
号処理すると共に2つの異なる露光時間で撮像した各々
の画像を合成しダイナミックレンジの拡大を行う信号処
理装置とを備えた内視鏡装置において、前記信号処理装
置は、前記ダイナミックレンジの拡大時において、前記
撮像素子への光量を制御する絞りを開口状態とする調光
信号を生成する調光信号生成手段を具備することを特徴
とする内視鏡装置。
【0067】(付記項9) 前記絞りは前記光源装置内
に設けられていることを特徴とする付記項1に記載の内
視鏡装置。
【0068】(付記項10) 前記内視鏡は接眼部に着
脱自在に接続される前記撮像素子を有する外付けTVカ
メラを備えた内視鏡であって、前記絞りは外付けTVカ
メラ内に設けられていることを特徴とする付記項1に記
載の内視鏡装置。
【0069】(付記項11) 前記ダイナミックレンジ
の拡大時において、前記調光信号生成手段は、前記2つ
の異なる露光時間のうち高速の露光時間により撮像され
た画像に基づき、前記調光信号を生成することを特徴と
する付記項1に記載の内視鏡装置。
【0070】(付記項12) 体腔内に挿入し被写体を
撮像する撮像素子を有する内視鏡と、前記内視鏡に照明
光を供給する光源装置と、前記内視鏡からの撮像信号を
信号処理すると共に2つの異なる露光時間で撮像した各
々の画像を合成しダイナミックレンジの拡大を行う信号
処理装置とを備えた内視鏡装置において、前記内視鏡か
らの撮像信号より高輝度部と低輝度部の画素数を差分を
算出する高輝度部/低輝度部差分算出手段と、前記高輝
度部/低輝度部差分算出手段の算出結果に基づき、前記
ダイナミックレンジの拡大処理を制御するダイナミック
レンジ拡大制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡
装置。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡装置
によれば、近点においてはハレーションを起こさず、遠
点においては光量不足を起こすことなく、近点から遠点
に到るまでの体腔内の内視鏡画像を所望の輝度により観
察することのできるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図
【図2】図1のR用Dレンジ拡大回路の構成を示す構成
【図3】図2の第1LUT及び第2LUTのマッピング
を示す図
【図4】図1の光源装置の構成を示す構成図
【図5】図2のR用Dレンジ拡大回路の各信号のタイミ
ングを示すタイミングチャート
【図6】図2のR用Dレンジ拡大回路の作用を説明する
説明図
【図7】図1の内視鏡装置の変形例の構成を示す構成図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡装置の
構成を示す構成図
【図9】図8の検波回路の構成を示す構成図
【図10】図9の検波回路の作用を説明する説明図
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡装置
の構成を示す構成図
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…CCD 4…外付けTVカメラ 5…CCU 6…ユニバーサルケーブル 7…光源装置 13…SSG 14…タイミングジェネレータ 15…CCDドライバ 16…プリアンプ 17…CDS回路 18…A/D変換器 19…色分離回路 20…ホワイトバランス回路 21…AGC回路 22…knee&γ回路 23、31…スイッチ 25R…R用Dレンジ拡大回路 25G…G用Dレンジ拡大回路 25B…B用Dレンジ拡大回路 26…エンハンス回路 27…75Ωドライバ 28…D/A変換器 29…加算平均回路 30…LPF 33…オペアンプ 34…ダイナミックレンジ拡大ON/OFFスイッチ 35…CPU 41…フィールドメモリ 42…第1セレクタ 43…第2セレクタ 44…インバータ回路 45…第1LUT 46…第2LUT 47…第1乗算器 48…第2乗算器 49…加算器 51…ランプ 52…ランプ駆動回路 53…絞り 54…ライトガイド 55…レンズ 56…モータ 57…調光回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 綱川 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入する一方、この体腔内の被
    写体を撮像する撮像装置を内蔵しまたは外付けで設ける
    内視鏡と、 前記内視鏡に照明光を供給する光源装置と、 前記内視鏡の撮像装置からの撮像信号を信号処理すると
    ともに、異なる露光時間で撮像した各々の画像を合成し
    てダイナミックレンジの拡大を行う信号処理装置と、 前記信号処理装置がダイナミックレンジを拡大する時に
    おいて、前記光源装置から撮像装置への入射光量を、通
    常時と比較して増加する状態とする調光信号を生成する
    調光信号生成装置と、 前記調光信号生成装置からの調光信号によって前記光源
    装置からの照明光量を制御する光量制御装置と、 を備えることを特徴とする内視鏡装置。
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