JPH10210324A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10210324A
JPH10210324A JP9007832A JP783297A JPH10210324A JP H10210324 A JPH10210324 A JP H10210324A JP 9007832 A JP9007832 A JP 9007832A JP 783297 A JP783297 A JP 783297A JP H10210324 A JPH10210324 A JP H10210324A
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Hiroshi Takasugi
啓 高杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色つぶれやハレーションの増大、ノイズの強
調などを抑え、動画観察に支障のない自然な強調画像を
得る。 【解決手段】 画像処理装置1は、入力画像に対してコ
ントラスト強調を行うための画像処理装置であって、入
力画像の有効領域の平均輝度値とユーザにより設定され
た強調レベルより画像毎に強調レベルを決定する強調レ
ベル決定回路2と、入力画像の輝度値より画素毎に強調
程度の重み付けをする重み付け係数決定回路3と、強調
レベル決定回路2と重み付け係数決定回路3の出力より
画素毎の強調係数を決定する強調係数決定回路4と、こ
の強調係数決定回路4で決定された強調係数により入力
画像に対して強調処理を行う強調処理回路5とによりな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置、更に
詳しくは画像の強調処理部分に特徴のある画像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCDなどの固体撮像素子を撮像
手段として用いた電子内視鏡が広く普及している。これ
らの電子内視鏡の画像は、デジタル画像として記録が可
能となり、また、診断能の向上の目的で各種画像処理も
盛んに行われている。
【0003】例えば、病変部と正常粘膜との色の違いを
明確にするための色彩強調や、画像のコントラストを向
上させ、粘膜構造などの変化を観察容易にするコントラ
スト強調などがある。
【0004】さらに、特開平6−335451号公報に
開示されているように、内視鏡画像特有の情報であるヘ
モグロビン量に相関するIHb(INDEX OF H
EMOGLOBIN)値を画像間演算により算出し、こ
の情報に基づき原画像に対して強調を行い、病変部と正
常粘膜との血液量の違いによる色調差を強調することで
明瞭にし、診断能の向上を目的とするIHb色彩強調が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り行われている強調処理では、輝度レベルの極端に高い
ハレーション部周辺や輝度レベルの極端に低い暗部周
辺、または出血部などの極端に赤い部分などにおいて、
強調の程度が強く設定すると原画像では存在していた変
化がつぶれてしまったり、ノイズが目立つ、ハレーショ
ン周辺が白飛びを起こすなどの現象が発生するといった
問題がある。
【0006】また、染色剤が散布されている領域を含む
画像などでは、ヘモグロビン色素に基づいた強調処理を
行った場合、染色剤濃度による色変化をヘモグロビン色
素に合わせた強調手法で強調するために色変わりが発生
することがあり、その結果、画像全体より受ける印象が
不自然なものとなり、特に、動画で強調画像を観察した
場合に観察しづらいという欠点がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ダイナミックレンジや境界周辺や出血した領
域、染色剤の散布された領域の強調係数を自動的に低く
設定することで、色つぶれやハレーションの増大、ノイ
ズの強調などを抑え、動画観察に支障のない自然な強調
画像を得ることのできる画像処理装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、入力される画像信号の特徴量を演算する特徴量演算
手段と、前記画像信号の信号レベルを強調するための強
調レベルを設定する強調レベル設定手段と、前記特徴量
演算手段で演算された特徴量及び前記強調レベル設定手
段で設定された強調レベルに基づき前記画像信号の信号
レベルを調整する強調処理手段とを備えて構成される。
【0009】本発明の画像処理装置では、前記強調処理
手段が前記特徴量演算手段で演算された特徴量及び前記
強調レベル設定手段で設定された強調レベルに基づき前
記画像信号の信号レベルを調整することで、色つぶれや
ハレーションの増大、ノイズの強調などを抑え、動画観
察に支障のない自然な強調画像を得ることを可能とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0011】図1ないし図7は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は画像処理装置の構成を示す構成図、
図2は図1の強調レベル決定回路の構成を示す構成図、
図3は図2の強調レベル変換部の変換特性の一例を示す
特性図、図4は図1の重み付け係数決定回路の構成を示
す構成図、図5は図4の重み付け係数作成部の係数特性
の一例を示す特性図、図6は図1の強調処理回路の構成
を示す構成図、図7は図1の画像処理装置の作用を示す
フローチャートである。
【0012】図1に示すように、本実施の形態の画像処
理装置1は、入力画像に対してコントラスト強調を行う
ための画像処理装置であって、入力画像の有効領域の平
均輝度値とユーザにより設定された強調レベルより画像
毎に強調レベルを決定する特徴量演算手段としての強調
レベル決定回路2と、入力画像の輝度値より画素毎に強
調程度の重み付けをする重み付け係数決定回路3と、前
記強調レベル決定回路2と前記重み付け係数決定回路3
の出力より画素毎の強調係数を決定する強調レベル設定
手段としての強調係数決定回路4と、この強調係数決定
回路4で決定された強調係数により入力画像に対して強
調処理を行う強調処理手段としての強調処理回路5とに
より構成されている。
【0013】図2に示すように、強調レベル決定回路2
は、入力画像より有効領域を抽出する有効領域判別部6
と、有効領域内の輝度値の平均値を算出する輝度平均値
算出部7と、ユーザより設定された強調レベルと輝度平
均値より画像毎の強調レベルを決定する強調レベル変換
部8とによって構成されている。
【0014】そして、強調レベル決定回路2では、ま
ず、有効領域判別部6で入力画像よりハレーション周辺
や暗部周辺を除いた領域を有効領域として抽出する。有
効領域の抽出は、画素毎の輝度値を参照する。例えば、
入力画像が8ビット精度であれば256階調の内230
以上をハレーション部周辺、50以下を暗部周辺とし
て、これらに当てはまらない領域を有効領域として抽出
する。
【0015】続いて、有効領域と判別された画素の輝度
値の平均値を輝度平均値算出部7によって算出し、強調
レベル変換部8が輝度平均値算出部7で算出した輝度平
均値とユーザにより設定された強調レベルにより画像毎
の強調レベルを決定する。
【0016】図3は、強調レベル変換部8の変換特性の
1例を示す図である。入力される輝度平均値によって、
ユーザが設定した強調レベルを変換する。輝度平均値が
256階調の内100以上150以下であればユーザの
設定した強調レベルをそのまま出力し、その他の輝度平
均値を持つ画像の場合は、ユーザの設定した強調レベル
の100%〜50%の間の値を出力する。
【0017】このように強調レベル決定回路2では、画
像の有効領域の平均輝度を見ることにより、観察してい
る領域が強調に適していないような極度に明るい画像の
有効領域の平均輝度を見ることにより、観察している領
域が強調に適していないような極度に明るい画像や暗い
画像に対しての強調を抑制する動作をするようになって
いる。
【0018】また、図4に示すように、重み付け係数決
定回路3は、入力画像より画素毎に輝度値を算出する輝
度値算出部9と、輝度値を参照して強調係数に対して重
み付けを行う重み付け係数を作成する重み付け係数作成
部10とによって構成されている。
【0019】輝度値算出部9では、入力画像の各画素の
輝度値を算出する。算出された輝度値は重み付け係数作
成部10に入力され、例えば図5に示すような特性で輝
度値を変換して重み付け係数を作成する。つまり、輝度
値が256階調の内50以上200以下であれば1.
0、その他の輝度値を持つ場合は、0〜1.0の間の値
を出力する。
【0020】従って、この重み付け係数決定回路3で
は、画像内のハレーション周辺部や暗部周辺部などの強
調に適していないような領域の強調を抑制する動作をす
るようになっている。
【0021】そして、強調係数決定回路4は、強調レベ
ル決定回路2より出力された強調レベルと重み付け係数
決定回路3より出力された重み付け係数を乗算して、各
画素毎に強調係数を決定する。このブロックでは、画像
全体の条件より設定された強調レベルと画素毎の条件よ
り設定された重み付け係数により強調係数を決定するよ
うになっている。
【0022】図6に示すように、強調処理回路5は、入
力信号の平均値を算出する入力信号平均値算出部11
と、入力信号と前記入力信号平均値との減算を行う減算
器12と、強調係数と前記減算された値を乗算する乗算
器13と、前記入力信号平均値と前記乗算器13の出力
を加算する加算器14とによって構成されている。
【0023】入力信号平均値算出部11では、強調の中
心となる入力画像信号の平均値を算出し、減算器12に
よって、入力画像信号から前記平均値を減算する。減算
された値は、乗算器13によって、強調係数決定回路4
より出力された強調係数と乗算され、前記平均値からの
差が強調される。強調された入力画像信号と前記平均値
の差は、加算器14によって前記平均値と加算される。
すなわち、強調処理回路5では、以下の(1)式を計算
することとなる。
【0024】 I0 =(Ii −Ia )×α+Ia …(1) 但し Ii :入力画像信号 IO :出力画像信号 Ia :入力画像信号平均値 α :強調係数 このように構成された本実施の形態の画像処理装置1で
は、まず、強調レベル決定回路2で入力画像より画像全
体の強調レベルを決定する。強調レベルの決定は、ユー
ザにより設定された強調レベルと、画像の有効領域の平
均輝度値または輝度値のヒストグラム、入力画像より求
めた特徴量などを参照して行う。
【0025】例えば、画像の平均輝度値が著しく高く、
ユーザにより設定された強調レベルが大きい場合にその
まま強調を行うと、明るい領域が多いために白飛びを起
こす領域が目立ち、観察しづらい画像となる可能性があ
る。そこで、図7に示すように、ステップS1で強調レ
ベル決定回路2によりユーザにより設定された強調レベ
ルより低めの強調レベルに自動的に再設定を行う。
【0026】また、重み付け係数決定回路3で入力画像
より画素毎の強調係数の重み付けを行うために重み付け
係数を決定する。これは、画像内でハレーション周辺や
暗部周辺など、強調程度を強く設定した場合に原画像で
の変化がつぶれてしまうことは避けるために行う。ここ
でもステップS1と同様に、ステップS2で各画素の輝
度値などを参照し、ハレーション部周辺や暗部周辺の領
域を抽出して重み付けを行う。
【0027】次に、ステップS1、S2で設定された強
調レベル並びに重み付け係数より、ステップS3で強調
係数決定回路4が画素毎に強調係数を決定する。例え
ば、画素毎の強調係数をステップS1で決定された強調
レベルにステップS2で決定された重み付け係数を乗算
することで画素毎の強調係数を決定する。
【0028】この後、ステップS4で強調処理回路5に
より画素毎に決定された強調係数により入力画像に対し
て強調が行われる。
【0029】以上のフローにより画像毎に強調の程度が
異なる強調処理が実現され、強調に適さない著しく明る
い画像もしくは暗い画像や、ハレーション部周辺、暗部
周辺などでも強調レベルを再設定することなく観察に耐
え得る強調画像を得ることが可能である。
【0030】つまり、本実施の形態の画像処理装置1で
は、強調することによって色つぶれを起こしやすいハレ
ーション周辺部や暗部周辺部の強調係数が自動的に低く
設定されるため、主に観察している領域は強調レベルを
下げることなく強調することができる。
【0031】また、ハレーション周辺と暗部周辺を除い
た有効領域の平均輝度値が著しく高い、もしくは著しく
低い場合でも、画像全体の強調レベルが自動的に低く設
定されるため、強調レベルの再設定をせずに観察に耐え
得る強調画像を得ることができる。
【0032】図8ないし図10は本発明の第2の実施の
形態に係わり、図8は画像処理装置の構成を示す構成
図、図9は図8の強調レベル決定回路の構成を示す構成
図、図10は図8の強調処理回路の構成を示す構成図で
ある。
【0033】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0034】本実施の形態では、重み付け係数決定回路
3、強調係数決定回路4は第1の実施の形態と同様の内
部構成であり、その他の強調レベル決定回路、強調処理
回路は第1の実施の形態と異なる構成になっている。つ
まり、第1の実施の形態において重み付けの指標として
いた輝度の平均値の代わりに、輝度のヒストグラムより
求めた最多頻度値を用いて重み付け係数を決定するよう
になっている。
【0035】詳細には、図8に示すように、本実施の形
態の画像処理装置21の強調レベル決定回路22は、輝
度ヒストグラム算出部23と強調レベル変換部24及び
強調レベル平滑部25とから構成される。
【0036】そして、強調レベル決定回路22では、輝
度ヒストグラム算出部23にて入力画像の輝度ヒストグ
ラムが算出される。算出されたヒストグラムより頻度の
最も高い輝度値を検出し、後段の強調レベル変換部24
へ出力する。
【0037】強調レベル変換部24では、ユーザにより
設定された強調レベルと前記輝度ヒストグラム算出部2
3にて算出された最多頻度輝度値に基づいて強調レベル
の変換を行う。第1の実施の形態と同様に、例えば図9
に示すように、入力画像が8ビットの場合、256階調
の内50〜200までの最多頻度輝度値を検出すると、
ユーザの設定した強調レベルをそのまま出力する。その
他の最多頻度輝度値を検出した場合は、ユーザの設定し
た強調レベルの50%〜100%の値を出力する。な
お、本実施の形態においては、50以下、200以上の
最多頻度輝度値を検出した場合は二次関数を持つ特性に
て変換を行うものとする。
【0038】強調レベル変換部24より出力された強調
レベルは、強調レベル平滑部25に入力される。強調レ
ベル平滑部25は、リカーシブフィルタ等を用いて、画
像毎に変化する強調レベルを時間的に平滑化し、被写体
の動きが激しい場合などに発生する急激な強調レベルの
変化を抑制する。
【0039】強調処理回路26は、図10に示すよう
に、第1の実施の形態の入力信号平均値算出部11の代
わりに入力信号ヒストグラム算出部27によって強調の
中心を算出する構成になっている。入力信号ヒストグラ
ム算出部27では、入力信号のヒストグラムを計算し、
最も頻度の高い入力信号値を検出する。検出した最多頻
度入力信号値は後段の減算器12に入力され、入力信号
との差分が計算される。以降の処理は第1の実施の形態
と同様の構成、動作をし、入力信号の最多頻度値を中心
としたコントラスト強調が行われる。
【0040】従って、本実施の形態においても、第1の
実施の形態と同様の効果を得る画像処理装置を実現する
ことが可能となる。
【0041】また、第2の実施の形態では、強調レベル
の決定にリカーシブフィルタを用い、時間方向に強調レ
ベルを平滑化し、被写体の動きが激しい場合などに発生
する急激な強調レベルの変化を抑制するため、動画での
コントラスト強調処理を行う場合に適している。
【0042】なお、本実施の形態においては、強調レベ
ルを時間方向に平滑化したが、空間フィルタを用い、周
囲画素の強調レベルを参照して平滑化を行っても良い。
【0043】図11ないし図17は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図11は画像処理装置の構成を示す構
成図、図12は図11のIHb値算出回路の構成を示す
構成図、図13は図11のIHb平均値算出回路の構成
を示す構成図、図14は図11の重み付け係数決定回路
の重み付け係数を決定する第1の変換特性の一例を示す
特性図、図15は図11の重み付け係数決定回路の重み
付け係数を決定する第2の変換特性の一例を示す特性
図、図16は図11の強調レベル決定回路の強調レベル
を決定するための変換特性の一例を示す特性図、図17
は図11の強調IHb算出回路の構成を示す構成図であ
る。
【0044】本実施の形態の画像処理装置は、内視鏡画
像の色調に大きな影響を与えているヘモグロビン色素に
相関する値(以下、IHb値と記す。)を入力される内
視鏡画像より算出し、前記IHb値を強調して原画像に
反映させる(強調されたIHb値を持つ画像に変換す
る)ことによって、病変部と正常粘膜とのヘモグロビン
量の違い、すなわち色調の違いを強調することで診断能
を向上させる画像処理装置である。
【0045】つまり、図11に示すように、本実施の形
態の画像処理装置31は、A/D変換部32、逆ガンマ
補正部33、IHb値算出回路34、IHb平均値算出
回路35、重み付け係数決定回路36、強調レベル決定
回路37、強調係数決定回路38、強調IHb算出回路
39、強調画像変換回路40、ガンマ補正部41、D/
A変換部42により構成されている。
【0046】A/D変換部31は、入力画像をアナログ
信号よりディジタル信号に変換し、逆ガンマ補正部32
は、表示装置に出力したときの画像データをリニアにす
るためかけられているガンマ補正を解除してリニアな画
像データへ変換する。
【0047】IHb値算出回路34では、逆ガンマ補正
部33を介した入力内視鏡画像より画素毎のIHb値を
算出し、IHb平均値算出回路35、重み付け係数決定
回路3へ出力する。IHb値は、以下の(2)式に示さ
れるように入力画像のR信号とG信号との画像間演算に
よって求めることが可能である。
【0048】 IHb=32×Log10(R/G) …(2) なお、IHb値算出回路34は、図12に示すように、
除算器51、ROM52、乗算器53にて構成されてお
り、逆ガンマ補正部33にてリニアなデータに変換され
た画像データのうち、R信号とG信号が除算器51に入
力され、R/Gが算出される。この出力は、ROM52
に入力され、対数変換が行われる。対数変換された信号
は、乗算器53にて所定の係数との乗算が行われ、前記
(2)式の計算が行われ、画素毎のIHb値が算出され
ることになる。
【0049】図13に示すように、IHb平均値算出回
路35は、有効領域判定部61、ゲート62、累積加算
器63、カウンタ64、除算器65、平均値出力部66
から構成されており、1フレーム分のIHb値の平均値
を算出するようになっている。
【0050】つまり、IHb平均値算出回路35では、
画素毎に算出されたIHb値は、有効領域判定部61に
入力され、出血部位や染色剤の散布されている領域など
をIHb値をもとにして検出する。
【0051】出血している領域では、算出されるIHb
値が極端に高い値を示し、メチレンブルーのようなヘモ
グロビン色素と補色関係にある染色剤が散布されいる領
域では、算出されるIHb値が負の値もしくは極端に低
い値を示すため、これを検出すれば出血部位や染色剤の
散布された領域を判定することが可能である。また、ハ
レーションを起こしている部分はR、G信号が白で飽和
しているためIHb≒0となる。よって、ハレーション
部も検出することが可能である。
【0052】有効領域判定部61では、前記方法にて検
出した領域判別信号を画素毎にゲート62とカウンタ6
4に出力する。ゲート62では、前記領域判別信号をも
とにして有効領域と判定された画素のIHb値のみを累
積加算器63へ出力する。また、カウンタ64は、有効
領域と判別された画素数をカウントし、カウント数を除
算器65へ出力する。累積加算器63は、入力される有
効領域のIHb値を加算し、加算結果を除算器65へ出
力する。また、1フレーム毎にその演算結果はリセット
される。
【0053】除算器65は、累積結果されたIHb値を
有効領域の画素数にて除算を行う。この結果は、平均値
出力部66へ出力され、平均値出力部66では、1フレ
ーム毎に次段の強調レベル決定回路37及び強調IHb
値算出回路39へ、算出されたIHb平均値を出力す
る。以上により、1フレーム毎の有効領域内のIHb平
均値が算出される。
【0054】重み付け係数決定回路36は、画素毎に算
出されたIHb値を参照して強調の重み付けを決定する
重み付け係数を算出する。重み付け係数は、例えば、R
OM、RAM等の所定の変換特性を持つデータを記憶し
ておき、入力されるIHb値に従って0〜1の間の値に
決定される。図14は、重み付け係数を決定する変換特
性の一例であり、出血部位やハレーション部、染色領域
を示すIHb値が入力されると0を出力するような二次
関数を用いた変換特性になっている。
【0055】なお、この他、1フレーム中の最多頻度値
であるIHb値が入力されると1を出力するような二次
関数や1フレーム中のIHb平均値が入力されると1を
出力するような二次関数、第1の実施の形態の図6に示
すような特性、図15に示すような特性を用いても良
く、本実施の形態で述べる以外の種々の特性を用いるこ
とが可能である。
【0056】重み付け係数決定回路36が上記方法によ
って、画素毎にIHb値を参照して重み付け係数を算出
するため、出血部や染色剤が散布されている領域などの
強調に適さない領域の強度程度を自動的に抑制すること
が可能である。
【0057】なお、この重み付け係数を用いて、画素毎
の強調係数が後に述べる強調係数決定回路38で決定さ
れる。
【0058】強調レベル決定回路37は、ユーザが設定
した強調レベルと入力画像のIHb平均値をもとにして
画像毎の強調レベルを決定する。強調レベルの決定は、
前記重み付け係数決定回路36と同様に所定の変換特性
を記憶しておいたROMなどを用いて行い、入力される
IHb平均値に従ってユーザの設定した強調レベルの1
00%〜30%の値に決定される。
【0059】図16は、強調レベルを決定するための変
換特性の一例であり、IHb平均値が理論上取り得る値
の最小値と最大値を示すときにはユーザの設定した強調
レベルの30%を出力するような二次関数を用いた変換
特性である。重み付け係数決定回路36と同様に、強調
レベル決定部31に用いる特性は前記変換特性に限られ
たものではなく種々の特性を特性を用いることが可能で
ある。また、強調レベルの抑制量も上記100%〜30
%に限られたものではない。出血している領域が多い画
像は算出されるIHb平均値が高い値を示し、染色剤が
多く散布されている画像は算出されるIHb平均値が低
い値を示す傾向にある。そのため、本方法によってIH
b平均値を参照して強調レベルを決定することで、出血
している領域が多い画像や染色剤が散布されている領域
が多い画像に対して強調レベルを自動的に抑制すること
が可能である。
【0060】強調係数決定回路38は、前記強調レベル
決定回路37で決定された画像毎の強調レベルと前記重
み付け係数決定回路36で決定された画素毎の重み付け
係数に基づいて画素毎に強調係数を決定する。強調係数
決定回路38は、主に乗算器などによって構成され、強
調レベルと重み付け係数を乗算することで画素毎の強調
係数を決定する。
【0061】強調IHb算出回路39は、算出された画
素毎のIHb値に対して1フレーム内のIHb平均値を
中心として強調を行う。図17は、強調IHb算出回路
39を具体的に実現した回路の一例であり、減算器7
1、乗算器72、加算器73によって構成されている。
【0062】強調IHb算出回路39では、以下の
(3)式によって計算される強調IHb値が出力され
る。
【0063】 強調IHb=(IHb−AVG)×強調係数+AVG …(3) AVG:IHb平均値 つまり、強調IHb算出回路39では、減算器71によ
って画素毎のIHb値のIHb平均値からの差を算出す
る。算出されたIHb平均値からの差は、乗算器72に
よって前記強調係数決定回路38にて決定された強調係
数によってその差を強調される。強調されたIHb平均
値からの差は、加算器73でIHb平均値との加算が行
われる。以上の手順によって(3)式に記される計算が
行われる。これによって正常粘膜とは微妙に異なる色調
を持つ病変部のIHb値が強調されることになる。
【0064】なお、本実施の形態では、(3)式に基づ
いてIHb値の強調を行ったが、ヒストグラムのフラッ
トニングや周波数強調などを行うことも可能である。
【0065】強調画像変換回路40は、前記強調IHb
算出回路39にて算出された画素毎の強調IHb値に基
づいて入力原画像に対して変換を行う。画像変換は、以
下の式に基づいて行う。
【0066】 R’=R×10^(εr ×(IHb−強調IHb)/(εg −εr )) …(4) G’=G×10^(εg ×(IHb−強調IHb)/(εg −εr )) …(5) B’=B×10^(εb ×(IHb−強調IHb)/(εg −εr )) …(6) R:入力画像(R) G:入力画像(G) B:入力画像(B) R’:出力画像(R) G’:出力画像(G) B’:出力画像(B) εr :R領域でのヘモグロビン色素の吸光係数 εg :G領域でのヘモグロビン色素の吸光係数 εb :B領域でのヘモグロビン色素の吸光係数 なお、記号「^」はべき乗を示す。また、上記(4),
(5),(6)式による変換は、例えば、ROM,RA
Mなどを用いて行う。
【0067】以上の変換によれば、IHb値が平均値で
ある領域(正常粘膜)は、入力画像信号がそのまま出力
され、平均値より差がある領域(病変部など)は、強調
されたIHb値を持つ画像信号に変換される。すなわ
ち、平均値より多いIHb値を示した領域は赤く強調さ
れ、平均値より少ないIHb値を示した領域は白く強調
される。変換された画像は、血液の多い領域はより血液
が多いように、血液の少ない領域はより血液の少ないよ
うに強調されるため、自然な色調の強調画像を得ること
が可能である。
【0068】以上の構成にて作成された強調画像は、ガ
ンマ補正部41によって画像データに対してモニタに表
示した際にリニアな特性になるよう補正がかけられ、D
/A変換部42でディジタル信号からアナログ信号に変
換されてモニタなどに表示される。
【0069】従って、本実施の形態によれば、出血して
いる領域や染色剤が散布されている領域などが広く存在
している画像など、強調程度の強い処理を行うと色つぶ
れが発生する領域が多いため観察しづらい画像となって
しまったり、染色されている領域などの色調が本来の色
調と異なってしまうような画像でも、強調レベル決定部
31によってIHb平均値を参照して強調レベルを抑制
するため、色つぶれの発生や色変わりなどを抑制するこ
とができる。
【0070】また、重み付け係数決定部30によって
も、出血している領域や染色剤が散布されている領域の
強調係数が抑制されるため、前述した領域が多くない場
合で画像全体の強調レベルがあまり抑制されなくても、
領域毎に強調レベルが抑制され、色つぶれ、色変わりな
どの発生を抑制することができる。
【0071】なお、本発明の各実施の形態では、コント
ラスト強調、内視鏡画像特有のヘモグロビン色素に基づ
いた強調について述べたが、HSI、HSV空間など各
種色空間を用いた色彩強調や色相の変換などにも適用す
ることが可能である。
【0072】また、強調レベルを決定するまたは重み付
け係数を決定するために参照する入力画像の特徴は、上
記各実施の形態に述べたものに限らず、入力画像より得
られる特徴量であればどんなものでも良い。
【0073】さらに、本発明の各実施の形態では信号の
タイミングを調整するためのメモリなどについて説明を
省略したが、各部において信号のタイミングを調整する
ことは当然なされるものである。
【0074】[付記] (付記項1) 入力される画像信号の特徴量を演算する
特徴量演算手段(例えば図1の強調レベル決定回路2)
と、前記画像信号の信号レベルを強調するための強調レ
ベルを設定する強調レベル設定手段(例えば図1の強調
係数決定回路4)と、前記特徴量演算手段で演算された
特徴量及び前記強調レベル設定手段で設定された強調レ
ベルに基づき前記画像信号の信号レベルを調整する強調
処理手段(例えば図1の強調処理回路5)とを備えたこ
とを特徴とする画像処理装置。
【0075】(付記項2) 入力される画像信号の信号
レベルの平均値を演算する演算手段(例えば図2の輝度
平均値算出部7)と、前記画像信号の信号レベルを強調
するための強調レベルを設定する強調レベル設定手段
と、前記演算手段で演算された平均値及び前記強調レベ
ル設定手段で設定された強調レベルに基づき前記画像信
号の信号レベルを調整する強調処理手段とを備えたこと
を特徴とする画像処理装置。
【0076】(付記項3) 入力される画像信号におけ
る画素毎の特徴量を演算する演算手段(例えば図1の重
み付け係数決定回路3)と、前記画像信号の信号レベル
を強調するための強調レベルを設定する強調レベル設定
手段と、前記演算手段で演算された画素毎の特徴量及び
前記強調レベル設定手段で設定された強調レベルに基づ
き前記画像信号における画素毎の信号レベルを調整する
強調処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
置。
【0077】(付記項4) 入力される画像信号の信号
レベルの平均値を演算する平均値演算手段と、前記画像
信号における画素毎の特徴量を演算する画素特徴量演算
手段と、前記画像信号の信号レベルを強調するための強
調レベルを設定する強調レベル設定手段と、前記平均値
演算手段で演算された平均値、前記画素特徴量演算手段
で演算された画素毎の特徴量及び前記強調レベル設定手
段で設定された強調レベルに基づき前記画像信号の信号
レベルを調整する強調処理手段とを備えたことを特徴と
する画像処理装置。
【0078】(付記項5) 前記強調処理手段は、前記
強調レベルを任意に可変設定可能な強調レベル可変手段
を有することを特徴とする付記項1、2、3または4の
いずれか1つに記載の画像処理装置。
【0079】(付記項6) 入力画像により求められる
特徴量に基づいて、予め決定された強調レベルを可変さ
せる強調レベル可変手段と、前記強調レベル可変手段に
より可変された強調レベルに基づいて、前記入力画像に
対して強調処理を行う強調処理手段とを備えたことを特
徴とする画像処理装置。
【0080】(付記項7) 前記強調レベル可変手段
は、画素毎に強調レベルを可変することを特徴とする付
記項6に記載の画像処理装置。
【0081】(付記項8) 前記入力画像により求めら
れる特徴量は、輝度信号であることを特徴とする付記項
6に記載の画像処理装置。
【0082】(付記項9) 前記入力画像により求めら
れる特徴量は、ヘモグロビン色素に関する特徴量である
ことを特徴とする付記項6に記載の画像処理装置。
【0083】(付記項10) 前記入力画像により求め
られる特徴量は、メチレンブルーに関する特徴量である
ことを特徴とする付記項6に記載の画像処理装置。
【0084】(付記項11) 入力画像により求められ
る特徴量に基づいて、予め決定された強調レベルを画素
毎に可変させる画素毎強調レベル可変手段と、前記入力
画像により求められる特徴量に基づいて、画素毎の強調
係数を決定するための重み付け係数を算出する重み付け
係数決定手段と、前記画素毎強調レベル可変手段によっ
て決定された画素毎強調レベルと前記重み付け係数決定
手段によって算出された重み付け係数に基づいて、画素
毎に強調係数を決定する強調係数決定手段と、前記強調
係数決定手段によって決定された強調係数に基づいて、
前記入力画像に対して強調処理を行う強調処理手段とを
備えたことを特徴とする画像処理装置。
【0085】(付記項12) 前記画素毎強調レベル可
変手段は、前記入力画像により求められる輝度信号に基
づいて強調レベルを可変させることを特徴とする付記項
11に記載の画像処理装置。
【0086】(付記項13) 前記画素毎強調レベル可
変手段は、前記入力画像により求められる色素に関する
情報に基づいて強調レベルを可変させることを特徴とす
る付記項11に記載の画像処理装置。
【0087】(付記項14) 前記入力画像により求め
られる色素に関する情報は、ヘモグロビン色素に関する
情報であることを特徴とする付記項13に記載の画像処
理装置。
【0088】(付記項15) 前記入力画像により求め
られる色素に関する情報は、メチレンブルーに関する情
報であることを特徴とする付記項13に記載の画像処理
装置。
【0089】(付記項16) 前記重み付け係数決定手
段は、記入力画像により求められる輝度信号に基づいて
重み付け係数を決定することを特徴とする付記項11に
記載の画像処理装置。
【0090】(付記項17) 前記重み付け係数決定手
段は、前記入力画像により求められる色素に関する情報
に基づいて重み付け係数を決定することを特徴とする付
記項11に記載の画像処理装置。
【0091】(付記項18) 前記入力画像により求め
られる色素に関する情報は、ヘモグロビン色素に関する
情報であることを特徴とする付記項17に記載の画像処
理装置。
【0092】(付記項19) 前記入力画像により求め
られる色素に関する情報は、メチレンブルーに関する情
報であることを特徴とする付記項17に記載の画像処理
装置。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像処理装
置によれば、強調処理手段が特徴量演算手段で演算され
た特徴量及び強調レベル設定手段で設定された強調レベ
ルに基づき画像信号の信号レベルを調整するので、色つ
ぶれやハレーションの増大、ノイズの強調などを抑え、
動画観察に支障のない自然な強調画像を得ることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す構成図
【図2】図1の強調レベル決定回路の構成を示す構成図
【図3】図2の強調レベル変換部の変換特性の一例を示
す特性図
【図4】図1の重み付け係数決定回路の構成を示す構成
【図5】図4の重み付け係数作成部の係数特性の一例を
示す特性図
【図6】図1の強調処理回路の構成を示す構成図
【図7】図1の画像処理装置の作用を示すフローチャー
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す構成図
【図9】図8の強調レベル決定回路の構成を示す構成図
【図10】図8の強調処理回路の構成を示す構成図
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装
置の構成を示す構成図
【図12】図11のIHb値算出回路の構成を示す構成
【図13】図11のIHb平均値算出回路の構成を示す
構成図
【図14】図11の重み付け係数決定回路の重み付け係
数を決定する第1の変換特性の一例を示す特性図
【図15】図11の重み付け係数決定回路の重み付け係
数を決定する第2の変換特性の一例を示す特性図
【図16】図11の強調レベル決定回路の強調レベルを
決定するための変換特性の一例を示す特性図
【図17】図11の強調IHb算出回路の構成を示す構
成図
【符号の説明】
1…画像処理装置 2…強調レベル決定回路 3…重み付け係数決定回路 4…強調係数決定回路 5…強調処理回路 6…有効領域判別部 7…輝度平均値算出部 8…強調レベル変換部 9…輝度値算出部 10…重み付け係数作成部 11…入力信号平均値算出部 12…減算器 13…乗算器 14…加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号の特徴量を演算する
    特徴量演算手段と、 前記画像信号の信号レベルを強調するための強調レベル
    を設定する強調レベル設定手段と、 前記特徴量演算手段で演算された特徴量及び前記強調レ
    ベル設定手段で設定された強調レベルに基づき前記画像
    信号の信号レベルを調整する強調処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
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