JP2010068674A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010068674A
JP2010068674A JP2008234463A JP2008234463A JP2010068674A JP 2010068674 A JP2010068674 A JP 2010068674A JP 2008234463 A JP2008234463 A JP 2008234463A JP 2008234463 A JP2008234463 A JP 2008234463A JP 2010068674 A JP2010068674 A JP 2010068674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
inverter
output
relay
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008234463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5109888B2 (ja
Inventor
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Toshihiko Watanabe
敏彦 渡邉
Takao Fushima
隆夫 伏間
Tomoaki Kasuya
智明 粕谷
Daisuke Nagashima
大輔 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2008234463A priority Critical patent/JP5109888B2/ja
Priority to PCT/JP2009/064937 priority patent/WO2010029854A1/ja
Priority to TW98128939A priority patent/TW201012029A/zh
Publication of JP2010068674A publication Critical patent/JP2010068674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5109888B2 publication Critical patent/JP5109888B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • H02J9/04Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
    • H02J9/06Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
    • H02J9/062Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems for AC powered loads

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】負荷に対する電力供給のオン/オフを制御可能であるとともに、故障時においても負荷に対する意図しない出力切替を回避することができる無停電電源装置を提供する。
【解決手段】交流電源1により出力された交流電力に基づき安定化した交流電力を出力するインバータ電源部(AC/DCコンバータ2、コンデンサ3、及びDC/ACインバータ4)と、インバータ電源部による出力の有無に応じて交流電源1の出力とインバータ電源部の出力とのいずれか一方を選択して出力する切替リレー部5と、接続用のセットコイル7a及び切り離し用のリセットコイル7bを有し且つ切替リレー部5により出力された交流電力の負荷に対する供給を制御するラッチングリレー(制御リレー部7)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源等の交流電源出力を直接給電するバイパスルートを備えた無停電電源装置に関する。
従来から、短時間の停電補償を目的とする無停電電源装置は、高い供給信頼性を有する電源供給手段として様々なシステムや機器に利用されている。常時インバータ給電方式の無停電電源装置は、商用電源が正常な場合において、商用電源からの交流電力を直流電力に変換し、得た直流電力を平滑化し、さらに交流電力に変換して安定化した電力を負荷に供給するので、入力電源の電圧変動にかかわらず常に出力電圧が一定であり、周波数の乱れが発生しない。また、商用電源が停電等を生じた場合において、当該無停電電源装置は、蓄電池やコンデンサによる直流電力を交流電力に変換して負荷に供給する。
また、常時インバータ給電方式の無停電電源装置は、インバータの故障に備えて交流電源から直接給電するバイパスルートを有する。図6は、従来の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。この無停電電源装置は、図6に示すように、交流電源1と、AC/DCコンバータ2と、コンデンサ3と、DC/ACインバータ4と、切替リレー部5と、制御回路6とを備えており、交流電源1からDC/ACインバータ4を経由せずに直接負荷に給電するためのバイパスルート(側路)を有する。
AC/DCコンバータ2は、交流電源1により出力された交流電力を直流電力に変換する。コンデンサ3は、AC/DCコンバータ2により変換された直流電力を平滑化するとともに、蓄電池としての役割を果たす。また、DC/ACインバータ4は、AC/DCコンバータ2により変換されコンデンサ3により平滑化された直流電力を再び交流電力に変換する。
切替リレー部5は、リレーコイル5aと切替リレー5bとからなり、交流電源1の出力とDC/ACインバータ4の出力とから一方を選択して図示しない負荷に出力する。具体的には、リレーコイル5aは、制御回路6に接続されており、電流が流れた場合に切替リレー5bをa側(DC/ACインバータ4側)に切替制御し、電流が流れていない場合に切替リレー5bをb側(交流電源1側)に切替制御する。また、切替リレー5bは、上述したようにa側(DC/ACインバータ4側)とb側(交流電源1側)とのいずれかが負荷に接続されるように接点を切り替える。切替リレー5bによる負荷に対する出力は、図6に示すようにa側を選択した場合もb側を選択した場合もAC100Vの交流電圧であるが、a側が選択されている場合には、DC/ACインバータ4により、交流電源1の状態にかかわらず定電圧・定周波数の出力が補償される。
制御回路6は、AC/DCコンバータ2、DC/ACインバータ4、及びリレーコイル5aを制御することにより、負荷に対する供給電力の電圧・周波数を制御するとともに、交流電源1出力とDC/ACインバータ4出力とから一方を選択して負荷に対する出力の切り替えを行う。
次に、従来の無停電電源装置の動作について説明する。図6に示す従来の無停電電源装置は、常時インバータ給電方式であるため、通常はDC/ACインバータ4により出力された電力が負荷に供給される。したがって、制御回路6は、リレーコイル5aに電流を流すことにより、切替リレー5bをa側に制御する。また、制御回路6は、AC/DCコンバータ2及びDC/ACインバータ4を制御することにより、所望する定電圧・定周波数の電力が負荷に供給されるように制御する。
交流電源1により出力された交流電力は、AC/DCコンバータ2により直流電力に変換され、コンデンサ3により平滑化されてDC/ACインバータ4に入力される。DC/ACインバータ4は、入力された直流電力を再び交流電力に変換し、切替リレー部5を介して図示されない負荷に対して出力する。
一方、制御回路6は、DC/ACインバータ4が故障した場合や、過負荷時において必要とされる電力がDC/ACインバータ4の供給能力を超えてしまった場合、あるいは負荷に対する電力供給を継続したまま点検・保守作業を行う場合等に、リレーコイル5aに対する電流を止め、切替リレー5bをb側に切替制御する。これによって、交流電源1は、側路及び切替リレー部5を介して負荷に対して直接電力供給を行う。
このように、図6に示す従来の無停電電源装置によれば、DC/ACインバータ4により、交流電源1の状態にかかわらず定電圧・定周波数の電力を安定して負荷に供給することができるとともに、電力供給経路を選択可能な切替リレー部5を備えることにより、DC/ACインバータ4の故障時等においても、バイパスルートを使用して交流電源1による電力を負荷に直接給電することができる。
ここで、図6に示す無停電電源装置は、制御回路6が故障した場合に切替リレー部5の制御を行うことができないという問題点を有する。制御回路6が故障した場合、制御回路6はDC/ACインバータ4の制御を行うことができずDC/ACインバータ4の出力が停止するため、切替リレー5bは、b側(バイパスルート側)に切り替えて交流電源1による直接給電を負荷に対して行うのが理想である。しかしながら、制御回路6の故障によりリレーコイル5aに電流が流れ続ける場合、制御回路6は、切替リレー5bをb側に切替制御することができず、負荷に対する電力供給を停止させてしまう。
そこで、この問題を解決するために、無停電電源装置の構成を図7に示すブロック図のように変更することが考えられる。図7に示す無停電電源装置において、図6に示す無停電電源装置との異なる点は、切替リレー部5がリレーコイル5aの代わりにDC/ACインバータ4の出力側に接続されたリレーコイル5cを備えた点である。
リレーコイル5cは、DC/ACインバータ4の出力に応じてリレー5bの切替制御を行う。具体的には、DC/ACインバータ4が運転を行っている場合にはリレーコイル5cに電流が流れるため、リレーコイル5cは、図7に示すように切替リレー5bをa側(DC/ACインバータ4側)に切替制御する。これにより、交流電源1により出力された電力は、AC/DCコンバータ2、コンデンサ3、及びDC/ACコンバータ4を経て安定化した後、切替リレー部5を介して負荷に出力される。
一方、DC/ACインバータ4が運転を停止している場合にはリレーコイル5cに電流が流れないため、リレーコイル5cは、図8に示すように切替リレー5bをb側(交流電源1側)に切替制御する。これにより、交流電源1により出力された電力は、バイパスルート(側路)及び切替リレー部5を介して、直接負荷に出力される。
また、制御回路6は、DC/ACインバータ4の出力の有無にかかわらず、リレーコイル5cを制御することができる。したがって、制御回路6は、DC/ACインバータ4が運転中の場合においても、例えば過負荷時等にリレーコイル5cを制御して切替リレー5bを強制的にb側(交流電源1側)に切り替えることができる。
図7,8に示す無停電電源装置によれば、制御回路6が故障してDC/ACインバータ4の出力が停止した場合に、自動的に切替リレー5bをb側(交流電源1側)に切替制御することができるので、負荷に対する電力供給を停止することなく継続することができる。
特許文献1には、2つの無停電電源装置の各々の出力に応じて切り替わるスイッチを備えた無停電電源回路が記載されている。この無停電電源回路によれば、2つの無停電電源装置のいずれかの出力が停止した場合においても、当該出力の状態に応じて、出力を有する無停電電源装置に自動的に負荷が接続されるので、負荷に対する電力供給を停止することなく継続することができる。
実開平3−86751号公報
しかしながら、図7,8に示す無停電電源装置は、切替リレー部5が交流電源1側出力とDC/ACインバータ4側出力とのいずれか一方を必ず選択して負荷に出力するとともに、DC/ACインバータ4が停止してリレーコイル5cに電圧がかからない状態になった場合には自動的に交流電源1側を選択するため、負荷への電力供給を必要に応じて停止させることができないという問題点を有する。
仮に、切替リレー部5の後段に負荷に対する出力のオン/オフ制御を行う制御リレーを設け、制御回路6により当該制御リレーを制御できるような構成とすれば、この無停電電源装置は、負荷への電力供給を必要に応じて停止させることもできる。
しかしながら、このような無停電電源装置は、制御回路6が故障した場合に当該制御リレーに対する制御も不可能となるため、制御リレーの接点の種類によって様々な問題が生ずる。例えば、制御リレーがa接点リレー(コイルに通電した場合に接点が閉じるリレー)であるとすると、制御回路6が故障した際に制御リレーがオフし、無停電電源装置は負荷に対する電力供給を強制的に停止してしまう。
逆に、制御リレーがb接点リレー(コイルに通電した場合に接点が開くリレー)であるとすると、制御回路6が故障した際に制御リレーがオンし、無停電電源装置は負荷に対する電力供給を強制的に開始してしまう。この場合、無停電電源装置は、利用者側から見ると出力を停止しているように見えるにもかかわらず、実際には負荷に対して電力供給を行っているといった事態が生ずるおそれがあり、意図しない出力による負荷の誤動作といった問題や利用者の感電等といった安全面における問題を招来する可能性がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、負荷に対する電力供給のオン/オフを制御可能であるとともに、故障時においても負荷に対する意図しない出力切替を回避することができる無停電電源装置を提供することを課題とする。
本発明に係る無停電電源装置は、上記課題を解決するために、交流電源により出力された交流電力に基づき安定化した交流電力を出力するインバータ電源部と、前記インバータ電源部による出力の有無に応じて前記交流電源の出力と前記インバータ電源部の出力とのいずれか一方を選択して出力する切替リレー部と、接続用のセットコイル及び切り離し用のリセットコイルを有し且つ前記切替リレー部により出力された交流電力の負荷に対する供給を制御するラッチングリレーとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、負荷に対する電力供給のオン/オフを制御可能であるとともに、故障時においても負荷に対する意図しない出力切替を回避することができる無停電電源装置を提供することができる。
以下、本発明の無停電電源装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。この無停電電源装置は、図1に示すように、交流電源1と、AC/DCコンバータ2と、コンデンサ3と、DC/ACインバータ4と、切替リレー部5と、制御回路6と、制御リレー部7とを備えており、交流電源1からDC/ACインバータ4を経由せずに直接負荷に給電するためのバイパスルート(側路)を有する。すなわち、図7,8に示す従来の無停電電源装置と異なる点は、制御リレー部7を備えている点である。
AC/DCコンバータ2、コンデンサ3、及びDC/ACインバータ4は、本発明のインバータ電源部に対応し、交流電源1により出力された交流電力に基づき安定化した交流電力を出力する。
AC/DCコンバータ2は、交流電源1により出力された交流電力を直流電力に変換する。コンデンサ3は、AC/DCコンバータ2により変換された直流電力を平滑化するとともに、蓄電池としての役割を果たす。また、DC/ACインバータ4は、AC/DCコンバータ2により変換されコンデンサ3により平滑化された直流電力を再び交流電力に変換する。
切替リレー部5は、リレーコイル5cと切替リレー5bとからなり、インバータ電源部による出力の有無に応じて交流電源1の出力とインバータ電源部の出力とのいずれか一方を選択して出力する。リレーコイル5cは、DC/ACインバータ4の出力側に接続され、DC/ACインバータ4の出力に応じて切替リレー5bの切替制御を行う。具体的なリレーコイル5cの動作は、図7,8において説明した従来の無停電電源装置のリレーコイル5cと同様であり、重複した説明を省略する。また、切替リレー5bは、従来と同様にa側(DC/ACインバータ4側)とb側(交流電源1側)とのいずれかが負荷に接続されるように接点を切り替えるc接点リレー(リレーコイル5cに対する通電状態に応じて複数の接点を切り替えるリレー)である。
制御リレー部7は、本発明のラッチングリレーに対応し、接続用のセットコイル7a及びリセットコイル7bを有し、切替リレー部5により出力された交流電力の負荷に対する供給を制御する。具体的には、制御リレー部7は、ラッチングリレーであるため、セットコイル7aに電圧が印加されて所定の電流が流れた場合にオンするとともに、リセットコイル7bに電圧が印加されて所定の電流が流れた場合にオフする。逆に言えば、制御リレー部7は、セットコイル7aに通電してオンした後において、リセットコイル7bに電圧が印加されない限りオン状態を継続する。
制御回路6は、インバータ電源部(AC/DCコンバータ2及びDC/ACインバータ4)の動作を制御することにより、負荷に対する供給電力の電圧・周波数を制御する。また、制御回路6は、リレーコイル5cを制御することにより、インバータ電源部(DC/ACインバータ4)の出力の有無にかかわらず強制的に切替リレー部5の切替制御を行うことができ、これによりバイパスルート(側路)による交流電源1出力とDC/ACインバータ4出力とから一方を選択して負荷に対する出力の切り替えを行う。すなわち、リレーコイル5cは、通常の状態において上述したようにDC/ACインバータ4の出力に応じて切替リレー5bの切替制御を行うが、過負荷時のようにDC/ACインバータ4の運転状況にかかわらずバイパスルート(側路)を介した交流電源1出力を必要とする場合等において、制御回路6による強制的な制御に応じて切替リレー5bの切替制御を行う。
さらに、制御回路6は、セットコイル7a及びリセットコイル7bに流れる電流を制御することにより、制御リレー部7(ラッチングリレー)のオン/オフを制御する。これにより、制御リレー部7のオン/オフのタイミングは、例えば利用者が外部のスイッチを押すこと等により決定される。その場合、制御回路6は、当該外部のスイッチの状態に応じてセットコイル7aあるいはリセットコイル7bに電流を流し、制御リレー部7のオン/オフを制御する。これにより制御回路6は、負荷に対する電力供給のオン/オフを制御することができる。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。まず、図1に示す無停電電源装置は、常時インバータ給電方式であるため、通常はDC/ACインバータ4により出力された電力が負荷に供給される。制御回路6は、AC/DCコンバータ2及びDC/ACインバータ4を制御することにより、所望する定電圧・定周波数の電力が負荷に供給されるように制御する。
図2は、本発明の実施例1の無停電電源装置のDC/ACインバータ4が正常運転中の場合における動作を示す図である。この場合において、交流電源1により出力された交流電力は、AC/DCコンバータ2により直流電力に変換され、コンデンサ3により平滑化されてDC/ACインバータ4に入力される。DC/ACインバータ4は、入力された直流電力を再び交流電力に変換して出力する。すなわちDC/ACインバータ4は、図2に示すように、制御回路6の制御にしたがって定電圧・定周波数の電力(正常なインバータ電圧)を出力する。
DC/ACインバータ4により生成されたインバータ電圧が印加することでリレーコイル5cに電流が流れるため、リレーコイル5cは、切替リレー5bをa側(DC/ACインバータ4側)に切替制御する。また、制御回路6は、セットコイル7aに電流を流すことにより、制御リレー部7をオン制御する。
これにより、交流電源1により出力された電力は、AC/DCコンバータ2、コンデンサ3、及びDC/ACコンバータ4を経て安定化した後、切替リレー部5及び制御リレー部7を介して負荷に供給される。
なお、制御リレー部7は、ラッチングリレーであるため、一度セットコイル7aに通電することによりオンした後は継続して電流を流す必要はなく、その後リセットコイル7bに電流が流れるまでオン状態を維持する。
また、制御回路6は、過負荷時において必要とされる電力がDC/ACインバータ4の供給能力を超えてしまった場合等に、DC/ACインバータ4の出力の有無にかかわらずリレーコイル5cを制御して切替リレー5bをb側に強制的に切替制御することができる。この場合、交流電源1は、側路、切替リレー部5、及び制御リレー部7を介して負荷に対して直接電力供給を行う。
次に、無停電電源装置を停止して負荷に対する電力供給を停止する場合について述べる。図3は、本発明の実施例1の無停電電源装置のDC/ACインバータ4が停止中の場合における動作を示す図である。この場合において、リレーコイル5cにはDC/ACインバータ4により生成されたインバータ電圧が印加されず電流が流れないため、リレーコイル5cは、切替リレー5bをb側(交流電源1側)に切替制御する。このため、交流電源1により出力された交流電力は、インバータ電源部を通らずに直接バイパスルート(側路)を介して切替リレー部5に供給される。
しかしながら、無停電電源装置が停止中の場合において、制御回路6は、リセットコイル7bに電流を流すことにより、制御リレー部7をオフ制御する。そのため、交流電源1により出力された電力は、負荷に対して供給されることはない。
次に無停電電源装置を正常運転中(すなわち図2の状態)に制御回路6が故障した場合の動作について述べる。図4は、本発明の実施例1の無停電電源装置の正常運転中に制御回路6が故障した場合における動作を示す図である。この場合において、DC/ACインバータ4は、制御回路6による制御が失われるため、運転を停止する。そのため、DC/ACインバータ4によるインバータ電圧がリレーコイル5cに印加されず、リレーコイル5cは、切替リレー5bをb側(交流電源1側)に切替制御する。これにより、交流電源1により出力された交流電力は、インバータ電源部を通らずに直接バイパスルート(側路)を介して切替リレー部5に供給される。
一方、制御回路6は、故障後において、セットコイル7a及びセットコイル7bに対して電流を流すことはできない。正常運転時においてオン制御されていた制御リレー部7は、制御回路6が故障してセットコイル7aに対する電流が失われた後においても、オン状態を維持する。したがって、交流電源1により出力された電力は、バイパスルート(側路)、切替リレー部5、及び制御リレー部7を介して負荷に供給される。すなわち、本発明の無停電電源装置は、正常運転中に制御回路6が故障した場合においても負荷に対する電力供給を停止せずに継続して電力供給を行うので、意図せずに負荷に対する電力供給が突然停止するといった事態を回避することができる。
次に無停電電源装置を停止中(すなわち図3の状態)に制御回路6が故障した場合の動作について述べる。図5は、本発明の実施例1の無停電電源装置の停止中に制御回路6が故障した場合における動作を示す図である。この場合において、DC/ACインバータ4は、制御回路6の故障の前後を通して運転を停止したままである。したがって、リレーコイル5cは、切替リレー5bをb側(交流電源1側)に維持するように制御する。交流電源1により出力された交流電力は、図3に示す場合と同様に、インバータ電源部を通らずに直接バイパスルート(側路)を介して切替リレー部5に供給される。
また、制御回路6は、故障後において、セットコイル7a及びセットコイル7bに対して電流を流すことはできない。無停電電源装置を停止中(すなわち図3の状態)においてオフ制御されていた制御リレー部7は、制御回路6が故障してリセットコイル7bに対する電流が失われた後においても、オフ状態を維持する。したがって、交流電源1により出力された電力は、制御回路6の故障後においても、負荷に対して供給されることはない。すなわち、本発明の無停電電源装置は、運転停止中に制御回路6が故障した場合において、意図せずに負荷に対する電力供給が突然再開されるといった事態を回避し、負荷の誤動作や利用者の感電等を防止することができる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係る無停電電源装置によれば、負荷に対する電力供給のオン/オフを制御可能であるとともに、故障時においても負荷に対する意図しない出力切替を回避することができる。
すなわち、本実施例の無停電電源装置は、ラッチングリレーである制御リレー部7を備えているので、制御回路6が制御リレー部7を制御することにより負荷に対する電力供給のオン/オフを制御することができるとともに、正常運転中あるいは運転停止中に制御回路6が故障したとしても、制御リレー部7が故障直前の電源供給状態に合わせて出力状態を継続するので、意図しない電力供給の停止や負荷の誤動作、利用者の感電等を防止することができる。
また、制御回路6は、DC/ACインバータ4の出力の有無にかかわらずリレーコイル5cを制御して切替リレー5bの切替制御を行うことができるので、過負荷時において必要とされる電力がDC/ACインバータ4の供給能力を超えてしまった場合等に負荷に対して交流電源1から直接電力供給を行うことができる。
さらに、制御回路6は、ラッチングリレーである制御リレー部7のセットコイル7a及びリセットコイル7bに対する電流制御(セット信号及びリセット信号の制御)を行うので、自身が故障した場合に制御を停止して制御リレー部7のオン/オフ状態を維持させることができる。
また、切替リレー部5は、インバータ電源部を通るルートとバイパスルートのいずれか一方のルートを選択するc接点リレーであるが、例えば各ルートに対する接点をa接点リレー及びb接点リレーとする構成も考えられる。その場合には、両接点リレーに対する通電の有無により、切替リレー部5は、ルートの接続切替が可能である。しかしながら、2つの接点リレーによる構成とした切替リレー部5は、いずれかの接点リレーが故障することにより両接点リレーがオフとなって電力供給が停止する可能性がある。その点、本実施例のようなc接点リレーを利用する切替リレー部5は、必ずいずれか一方の接点が接続されているため、意図せずに負荷に対する電力供給が停止する可能性が低いという利点がある。
本発明に係る無停電電源装置は、商用電源又は交流発電機等の他の交流電源を使用した無停電電源装置に利用可能である。
本発明の実施例1の形態の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の無停電電源装置のDC/ACインバータが正常運転中の場合における動作を示す図である。 本発明の実施例1の形態の無停電電源装置のDC/ACインバータが停止中の場合における動作を示す図である。 本発明の実施例1の形態の無停電電源装置の正常運転中に制御回路が故障した場合における動作を示す図である。 本発明の実施例1の形態の無停電電源装置の停止中に制御回路が故障した場合における動作を示す図である。 従来の無停電電源装置の構成を示すブロック図である。 従来の無停電電源装置の動作を示す図である。 従来の無停電電源装置の動作を示す図である。
符号の説明
1 交流電源
2 AC/DCコンバータ
3 コンデンサ
4 DC/ACインバータ
5 切替リレー部
5a リレーコイル
5b 切替リレー
5c リレーコイル
6 制御回路
7 制御リレー部
7a セットコイル
7b リセットコイル

Claims (4)

  1. 交流電源により出力された交流電力に基づき安定化した交流電力を出力するインバータ電源部と、
    前記インバータ電源部による出力の有無に応じて前記交流電源の出力と前記インバータ電源部の出力とのいずれか一方を選択して出力する切替リレー部と、
    接続用のセットコイル及び切り離し用のリセットコイルを有し且つ前記切替リレー部により出力された交流電力の負荷に対する供給を制御するラッチングリレーと、
    を備えることを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記インバータ電源部の動作を制御するとともに、前記インバータ電源部の出力の有無にかかわらず前記切替リレー部の切替制御を行う制御回路を備えることを特徴とする請求項1記載の無停電電源装置。
  3. 前記制御回路は、前記セットコイル及び前記リセットコイルに流れる電流を制御することにより前記ラッチングリレーのオン/オフを制御することを特徴とする請求項2記載の無停電電源装置。
  4. 前記インバータ電源部は、
    前記交流電源により出力された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、
    前記AC/DCコンバータにより出力された直流電力を交流電力に変換するDC/ACインバータと、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の無停電電源装置。
JP2008234463A 2008-09-12 2008-09-12 無停電電源装置 Expired - Fee Related JP5109888B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234463A JP5109888B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 無停電電源装置
PCT/JP2009/064937 WO2010029854A1 (ja) 2008-09-12 2009-08-27 無停電電源装置
TW98128939A TW201012029A (en) 2008-09-12 2009-08-28 Uninterruptible power supply device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234463A JP5109888B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 無停電電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010068674A true JP2010068674A (ja) 2010-03-25
JP5109888B2 JP5109888B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42005113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008234463A Expired - Fee Related JP5109888B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 無停電電源装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5109888B2 (ja)
TW (1) TW201012029A (ja)
WO (1) WO2010029854A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102970807A (zh) * 2012-11-15 2013-03-13 上海航空电器有限公司 一种飞机泛光灯应急供电转换电路
JP2015180136A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107852023B (zh) * 2015-07-07 2021-08-03 东芝三菱电机产业系统株式会社 不间断电源装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02174527A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Toshiba Lighting & Technol Corp 無停電電源装置
JPH03205728A (ja) * 1990-01-08 1991-09-09 Hitachi Ltd ラツチリレー駆動回路
JP2000102196A (ja) * 1998-09-29 2000-04-07 Toshiba Corp 無停電電源装置
JP2002034178A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 出力切換装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02174527A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Toshiba Lighting & Technol Corp 無停電電源装置
JPH03205728A (ja) * 1990-01-08 1991-09-09 Hitachi Ltd ラツチリレー駆動回路
JP2000102196A (ja) * 1998-09-29 2000-04-07 Toshiba Corp 無停電電源装置
JP2002034178A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 出力切換装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102970807A (zh) * 2012-11-15 2013-03-13 上海航空电器有限公司 一种飞机泛光灯应急供电转换电路
CN102970807B (zh) * 2012-11-15 2017-04-26 上海航空电器有限公司 一种飞机泛光灯应急供电转换电路
JP2015180136A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
TW201012029A (en) 2010-03-16
WO2010029854A1 (ja) 2010-03-18
JP5109888B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110381B2 (ja) 電源システム
JP6184391B2 (ja) 空気調和機
JP5043680B2 (ja) エレベータの救助動作制御システム
JP2010158098A (ja) 電源ユニットおよび電子装置
JP2006271097A (ja) 電力供給制御装置
JP5882884B2 (ja) 無停電電源装置
JP5109888B2 (ja) 無停電電源装置
JP6037884B2 (ja) 空気調和機
WO2019021397A1 (ja) 空気調和機
JP2012247169A (ja) 空気調和機
US9537316B2 (en) Power management circuit for a multi-phase power supply
JP3906864B2 (ja) 無停電電源システム
JP5098620B2 (ja) 電源スイッチ回路
JP2010220339A (ja) 無停電電源システム
JP2006296080A (ja) 瞬時電圧低下補償装置の制御方法。
WO2017126047A1 (ja) パワーコンディショナ
KR20100001744U (ko) 자동 부하절체 시스템
JP2017041919A (ja) 電力変換システム
JP2014182686A (ja) 制御装置
JP6083870B2 (ja) 給電システム
JP2020141511A (ja) 電力供給システム
JP5582007B2 (ja) 直流電力スイッチ装置
JPH0417520A (ja) 並列運転電源制御装置
JP4315066B2 (ja) 電源制御システム
JP5884286B2 (ja) 電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120911

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5109888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees