JP2010065270A - 曲げ加工性に優れた熱交換器用銅合金管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】銅合金管がSn、Pを含有する特定組成を有するとともに、結晶粒径が微細で、かつ粗大な結晶粒が実質的に存在しない組織を有して、0.5mm以下に薄肉化されても、曲げ半径がより小さいような、HFC系フロンや二酸化炭素などを冷媒とした熱交換器用伝熱管への曲げ加工を可能とする。
【選択図】なし
Description
以下に、先ず、本発明のSn−P系銅合金管の銅合金成分組成について説明する。本発明では、銅合金の成分組成を、熱交換器用銅管としての要求特性を満たし、生産性も高いSn−P系銅合金とする。熱交換器用銅管の要求特性としては、熱伝導率が高く、熱交換器製作時の曲げ加工性及びろう付け性が良好であるなどを満たす必要がある。生産性としては、シャフト炉造塊や熱間押出が可能である必要がある。
Snは、銅合金管の引張り強さを向上させ、結晶粒の粗大化を抑制させる効果を有し、りん脱酸銅管に比べて、管の肉厚を薄くすることが可能になる。銅合金管のSn含有量が3.0質量%を超えると、鋳塊における凝固偏析が激しくなり、通常の熱間押出及び/又は加工熱処理により偏析が完全に解消しないことがあり、銅合金管の金属組織、機械的性質、曲げ加工性、ろう付け後の組織及び機械的性質が不均一となる。また、押出圧力が高くなり、Sn含有量が3.0質量%以下の銅合金と同一の押出圧力で押出成形するためには、押出温度を上げることが必要になり、それにより押出材の表面酸化が増加し、生産性の低下及び銅合金管の表面欠陥が増加する。一方、Snが0.1質量%未満であると、Sn−P系銅合金管が0.5mm以下に薄肉化された場合に、十分な引張強さ及び細かい結晶粒径を得ることができなくなる。
Pは、固溶強化によって、銅合金管の引張り強さを向上させ、伝熱管の強度を保証する重要元素である。また、PはSnと同様、結晶粒の粗大化を抑制させる効果を有し、りん脱酸銅管に比べて管の肉厚を薄くすることが可能になる。
Znを含有することにより、銅合金管の熱伝導率を大きく低下させることなく、強度、耐圧破壊強度、耐熱性及び疲れ強さを向上させることができる。また、Znの添加により、冷間圧延、抽伸及び転造等に用いる工具の磨耗を低減させることができ、抽伸プラグ及び溝付プラグ等の寿命を延命させる効果があり、生産コストの低減に寄与する。Znの含有量が1.0質量%を超えると、管の長手方向や管円周方向の引張強さが却って低下し、破壊強度が低下する。また、応力腐食割れ感受性が高くなる。また、Znの含有量が0.01質量%未満であると、上述の効果が十分得られなくなる。従って、選択的に含有させる場合のZnの含有量は0.001乃至1.0質量%とすることが必要である。
Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti、Zr及びAgはいずれも本発明の銅合金の強度、耐圧破壊強度、及び耐熱性を向上させ、結晶粒を微細化して曲げ加工性を改善する。ただ、前記元素の中から選択する1種または2種以上の元素の含有量が0.07質量%を超えると、押出圧力が上昇するため、これらの元素を添加しないものと同一の押出力で押出を行おうとすると、熱間押出温度を上げることが必要になる。これにより、押出材の表面酸化が多くなるため、本発明の銅合金管において表面欠陥が多発し、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の伝熱管としての破壊強度を向上できない。このため、選択的に含有させる場合には、Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti、Zr及びAgからなる群から選択された1種または2種以上の元素を合計で0.07質量%未満とすることが望ましい。前記合計含有量は0.05質量%未満とすることがより望ましく、0.03質量%未満とすることが更に望ましい。
その他の元素は不純物であり、特に薄肉化された銅合金管の曲げ加工性や伝熱管としての破壊強度を向上させるために、含有量は極力少ない方が好ましい。しかし、これら不純物を低減するためのコストとの関係もあり、以下に、代表的な不純物元素の現実的な許容量(上限量)を示す。
銅合金管のSは、Cuと化合物を形成して母相中に存在する。原料として用いる低品位銅地金、スクラップ等の配合割合が増加すると、Sの含有量が増える。Sは鋳塊時の鋳塊割れや熱間押出割れを助長する。また、押出材を冷間圧延したり、抽伸加工すると、Cu−S化合物が管の軸方向に伸張し、銅合金母相とCu−S化合物の界面で割れが発生しやすくなる。このため、加工中の半製品及び加工後の製品において、表面疵や割れ等になりやすく、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の伝熱管としての破壊強度を低下させる。また、管の曲げ加工を行う際、割れ発生の起点となり、曲げ部で割れが発生する頻度が高くなる。したがって、S含有量は0.005質量%以下、望ましくは0.003質量%以下、更に望ましくは0.0015質量%以下にする。S含有量を減らすためには、低品位のCu地金及びスクラップの使用量を少なくし、溶解雰囲気のSOxガスを低減し、適正な炉材を選定し、Mg及びCa等のSと親和性が強い元素を溶湯に微量添加する等の対策が有効である。
S以外の不純物元素As、Bi、Sb、Pb、Se、Te等についても同様に、鋳塊、熱間押出材、及び冷間加工材の健全性を低下させ、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の曲げ加工性や伝熱管としての破壊強度を低下させる。したがって、これらの元素の合計含有量(総量)は極力少なく、0.0015質量%以下、望ましくは0.0010質量%以下、更に望ましくは0.0005質量%以下とすることが好ましい。
銅合金管において、Oの含有量が0.005質量%を超えると、Cu又はSnの酸化物が鋳塊に巻き込まれ、鋳塊の健全性が低下し、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の曲げ加工性や伝熱管としての破壊強度を低下させる。このため、Oの含有量は好ましくは0.005質量%以下とすることが好ましい。曲げ加工性をより改善するには、Oの含有量を0.003質量%以下とすることが望ましく、0.0015%以下とすることが更に望ましい。
溶解鋳造時に溶湯に取り込まれる水素(H)が多くなると、凝固時に固溶量が減少した水素が鋳塊の粒界に析出し、多数のピンホールを形成し、熱間押出時に割れを発生させる。また、押出後も圧延及び抽伸加工した銅合金管を焼鈍すると、焼鈍時にHが粒界に濃縮し、これに起因して膨れが発生しやすくなり、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の曲げ加工性や伝熱管としての破壊強度を低下させる。このため、Hの含有量を0.0002質量%以下とすることが好ましい。製品歩留りも含めて、破壊強度をより向上させるには、Hの含有量を0.0001質量%以下とすることが望ましい。なお、Hの含有量を低減するには、溶解鋳造時の原料の乾燥、溶湯被覆木炭の赤熱、溶湯と接触する雰囲気の露点の低下、りん添加前の溶湯を酸化気味にする等の対策が有効である。
本発明銅合金管では平均結晶粒径が30μm以下であることとする。銅合金管(伝熱管)の厚みが比較的厚い場合には、結晶粒径は、銅合金管の熱交換器伝熱管への曲げ加工性や伝熱管の破壊強度にあまり大きくは影響しない。しかし、軽量化、薄肉化の要求により、Sn−P系銅合金管が0.5mm以下に薄肉化された場合には、結晶粒径は、曲げ加工の際の割れ発生への影響が著しく大きくなる。また、伝熱管の破壊強度への影響も大きくなる。
本発明では、上記平均結晶粒径の微細化に加えて、曲げ加工における管の外周において、上記破壊の起点となる粗大な結晶粒界を無くし、Sn−P系銅合金管が0.5mm以下に薄肉化された際の、熱交換器伝熱管への曲げ加工の際の割れを抑制する。このために、上記粗大な結晶粒界の主因となる、粗大な結晶粒自体を規制する。即ち、上記平均結晶粒径の測定視野内における、前記平均結晶粒径値の2倍以上の結晶粒径を有する結晶粒の平均個数を4個以下とする。
結晶粒径の平均結晶粒径は、銅合金管の軸方向に平行の断面で測定される。この際、製造された銅合金管の組織は管の周方向で概ね均一ではあるが、平均結晶粒径や粗大な結晶粒の前記した曲げ加工に対する影響を考慮すると、特に、曲げ加工における銅合金管の外周に相当する位置から試料が採取されることが好ましい。
また、この測定された平均結晶粒径値の2倍以上の結晶粒径を有する、粗大な結晶粒の平均個数は、この平均結晶粒径と同じ測定視野内から求める。即ち、上記引かれた直線上に位置する個々の結晶粒の切片長さ(個々の結晶粒径)の内、測定された平均結晶粒径値の2倍以上の切片長さを有する結晶粒の個数を測定し、これを1 測定ライン当たりの粗大な結晶粒の個数とする。そして、測定ライン毎に順次測定したこの粗大な結晶粒の個数を、1 視野当たり(測定ライン3本)、5視野当たり/1測定箇所、10測定箇所当たりで順次平均化して、本発明で言う、粗大な結晶粒の平均個数とする。
本発明銅合金管では管長手方向(管軸方向)の引張強さσLを250MPa以上の高強度とする。銅合金管の厚みが肉厚0.5mm以下に薄肉化された際に、前記新冷媒使用時の破壊強度(耐圧強度)を得るためには、前提として、250MPa以上の高強度化が必要である。また、銅合金管の強度が低いと、エアコン等の熱交換器に組み込んだときのろう付け後に低下する強度も十分に保証できない。
次に、本発明銅合金管の製造方法について、平滑管の場合を例として以下に説明する。本発明の銅合金管は、工程自体は常法により製造可能であるが、銅合金管の組織を前記した本発明規定内とするために必要な特別な条件もある。
その後、需要家において管に曲げ加工を行う場合及び抽伸管を使用して内面溝付管を製造する場合等には、抽伸管に最終の焼鈍処理を行い、調質種別でO材とする。この最終焼鈍処理が、銅合金管の平均結晶粒径を30μm以下とし、この平均結晶粒径値の2倍以上の結晶粒径を有する粗大結晶粒の平均個数を4個以下として、本発明で規定する微細組織とするために、極めて重要となる。
銅合金管の結晶粒を粗大化させず、また、粗大結晶粒を実質的に無くすためには、炉や加熱のタイプにかかわらず、室温から所定焼鈍温度までの、特に350〜450℃までの温度領域における平均昇温速度H1を大きくする。具体的には、この温度領域における銅合金管の滞在時間を5秒以内とするために、昇温速度H1は20℃/s以上とする。この350〜450℃までの温度領域は、銅合金管の再結晶挙動における核生成頻度が高まる温度領域であり、この温度領域の昇温速度H1が20℃/s未満と小さくなると、銅合金管内部の金属組織にて核生成開始のタイミングが異なる再結晶粒が分布する。その結果、結晶粒径のばらつきが大きくなり、結晶粒径の粗大化や粗大な結晶粒生成の要因となる。
再現性よく本発明で規定する上記微細組織とするためには、最終焼鈍時の保持温度は450〜700℃、保持時間は1〜120分とすることが好ましい。抽伸管の焼鈍温度が450℃より低いと、完全な再結晶組織にならず(繊維状の加工組織が残存)し、需要家における曲げ加工及び内面溝付管の加工が困難になる。また、700℃を超える温度では、結晶粒が粗大化し、管の曲げ加工性が却って低下し、また内面溝付加工においては管の引張り強さが低下してしまう。このため、管長手方向の伸びが大きく、管内面のフィンを正しい形状に形成することが難しくなる。また、この温度範囲における加熱保持時間が1分より短いと、完全な再結晶組織にならないため、前述の問題が発生する。また、120分を超えて焼鈍を行っても、結晶粒径に変化がなく、焼鈍の効果は飽和してしまうため、前記温度範囲における加熱時間は1分乃至120分が適当である。
ここで、T:焼鈍温度(℃)、H2:室温からの焼鈍温度までの平均昇温速度(℃/分)、t:焼鈍温度保持時間(分)、C(実験で求めた定数)=1である。この式1において、2000未満では前記再結晶が十分に完了せず、また、2500を超えると、結晶粒径が粗大化して、平均結晶粒径を30μm以下とできず、前記粗大結晶粒の平均個数も4個以下ともできなくなる。
更に、これらの最終焼鈍後の冷却速度が小さいと、炉や加熱のタイプにかかわらず、結晶粒径が粗大化する。この結果、再現性よく、銅合金管の平均結晶粒径を30μm以下とできず、前記粗大結晶粒の平均個数も4個以下とできなくなる可能性が高い。このため、最終焼鈍後の冷却速度は1.0℃/分以上、好ましくは5.0℃/分以上、より好ましくは20.0℃/分以上と、できるだけ速くする。
(a)電気銅を原料として、溶湯中に所定のSnを添加し、更に必要に応じて、Znを添加した後、Cu−P母合金を添加することにより、所定組成の溶湯を作製した。これら溶製した銅合金の成分組成を、銅合金管の成分組成として、表1に示す。
(b)鋳造温度1200℃で、直径300mm×長さ6500mmの鋳塊を半連続鋳造する際の、鋳造ビレットの冷却速度を変え、得られた鋳造ビレットから、長さ450mmの短尺ビレットを切り出した。各例とも、鋳造ビレットの冷却速度は、共通して15℃ /分と一定にした。
(c)この短尺ビレットをビレットヒーターで650℃に加熱した後、加熱炉(インダクションヒーター)で900℃に加熱し、900℃に到達した後2分経過後、加熱炉から取り出し、熱間押出機で、ビレット中心に直径80mmのピアシング加工を施した。その後、直ちに(遅滞なく)、同じ熱間押出機で、外径96mm、肉厚9.5mmの押出素管を作製した(断面減少率:96.6%)。この熱間押出後の押出素管の300℃までの平均冷却速度は40℃/秒とした。
(d)この際、各例は、共通して、熱間押出後の押出素管を、できるだけ加工組織が少ない再結晶組織とするために、加熱炉取り出しから熱間押出完了(水冷等の冷却後)までの所要時間を、共通して5分以下の短時間で行った。
(e)各例とも共通して、この押出素管を圧延して、断面減少率92%以下で、外径35mm、肉厚2.3mmの圧延素管を作製した。また、引き続き、この圧延素管を、抽伸工程におけるパス1回当たりの断面減少率が35%以下になるように、引き抜き抽伸加工を繰り返した。更に、押出素管から抽伸素管までの肉厚減少率は、圧延加工と抽伸加工との合計で96%以上とした。
(f)この抽伸管を最終焼鈍処理して、外径9.52mm、肉厚0.3mmの薄肉化された銅合金管−O材を得た。
管の長手方向と円周方向の引張強さは、前記製造した銅合金管を管長手方向に切れ目を入れて切り開き平らにした後に、長手方向から試験片を切り出し、長さ290mm、幅10mmの引張試験片を作成して、その試験片をインストロン社製5566型精密万能試験機にて管長手方向の引張強さσLと伸びとを測定した。なお、引張試験片は管を切り開いて平らにして引張強さを測定したが、円管と管を切り開いて平らにした材料の断面部分の硬度測定を行ったが同じ値を示し、管を切り開くことによる引張強さへの影響はないものと判断した。
前記した切断法による測定方法と条件により、前記製造した銅合金管の曲げ加工における管の外周に当たる位置から試料を採取し、平均結晶粒径(μm)、この平均結晶粒径測定視野内における、前記平均結晶粒径値の2倍以上の結晶粒径を有する結晶粒の平均個数(個)を測定した。
熱交換器の伝熱部を模擬して、前記製造した銅合金管を、各例について10本づつ、ピッチが40mmのU字形に曲げおよびピッチが30mmのU字曲げに加工した。この際、銅合金管の曲げ部における割れ、亀裂の発生を目視にて調査し、10本とも割れ、亀裂が全くなく曲げ加工できたものを、曲げ加工性が良好な○として評価した。また、10本とも割れ、亀裂は無いが、しわが発生しており、曲げ半径がより小さく、曲げ加工条件を厳しくした場合には、割れ、亀裂が発生する可能性があるものを、曲げ加工性が劣る△として評価した。更に、曲げ加工した10本の中に、割れ、亀裂が1本でも発生したものを曲げ加工性が不良な×として評価した。
Claims (4)
- Sn:0.1〜3.0質量%、P:0.005〜0.1質量%以下を含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなる組成を有し、倍率400倍の光学顕微鏡にて測定された平均結晶粒径が30μm以下であり、更に、この平均結晶粒径測定視野内における、前記平均結晶粒径値の2倍以上の結晶粒径を有する粗大結晶粒の平均個数が4個以下である組織を有することを特徴とする曲げ加工性に優れた熱交換器用銅合金管。
- 前記銅合金管が、更に、Zn:0.01〜1.0質量%を含有する請求項1に記載の曲げ加工性に優れた熱交換器用銅合金管。
- 前記銅合金管が、更に、Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti及びAgからなる群から選択された1種または2種以上の元素を合計で0.07質量%未満含有する請求項1または2に記載の曲げ加工性に優れた熱交換器用銅合金管。
- 前記銅合金管の肉厚が0.5mm以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の曲げ加工性に優れた熱交換器用銅合金管。
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