JP2010064362A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体11を収容する媒体収容部(用紙カセット10)と、媒体収容部の着脱を検出する着脱検出部(用紙カセットセンサ13)と、媒体収容部に収容される媒体の有無を検出する媒体検出部(用紙センサ12)と、外部装置(PC60)から受信した印刷データの有無を検出するとともに、印刷可能状態から節電状態、節電状態から印刷可能状態への移行を制御する制御部50と、を備え、制御部は、媒体検出部で媒体収容部に媒体が収容されていないことか検出された場合に、印刷可能状態から節電状態へ移行させる制御を実行し、着脱検出部で媒体収容部が装置本体から取り外されたことが検出され、かつ、外部装置から受信した印刷データがある場合に、節電状態から印刷可能状態へ復帰させる制御を実行する。
【選択図】図4
Description
前記した定着工程において使用される定着器は、例えば、ヒータやハロゲンランプ等の熱源が設けられ、所定の温度に維持されるようになっている。
加熱により前記媒体に前記印刷データに基づくトナー画像を定着させる定着部と、
前記定着部を加熱し、印刷可能状態と節電状態との間の移行を制御する制御部と、を備えたものである。
前記した構成において、制御部は、媒体検出部で媒体収容部に媒体が収容されていないことが検出された場合に、印刷可能状態から節電状態へ移行させる制御を実行し、着脱検出部で媒体収容部が装置本体から取り外されたことが検出され、かつ、外部装置から受信した印刷データがある場合に、前記節電状態を解除させる。また、前記制御部は、前記節電状態の解除の後、前記印刷可能状態へ復帰させる。
前記した構成において、制御部は、印刷の異常停止時、定着部の加熱を停止して節電状態に移行させる制御を実行し、異常停止から復旧のための作業開始が検知されたことを契機に定着器の加熱を開始して節電状態から印刷可能状態に復帰させる制御を実行する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の機構部品を示す概略構成図である。
図1に示されるように、画像形成装置としてのプリンタ1は、用紙カセット10と、用紙搬送部20と、画像形成部30と、定着部40とを備え、更に、これらの機能部を制御する制御部50を含む。
用紙カセット10は、用紙11の繰り出し側に用紙11の有無を検知する用紙センサ12(媒体検出部)が、反対側には、用紙カセット10のプリンタ1(装置本体)への装着の有無を検知する用紙カセットセンサ13(着脱検出部)が設けられている。
用紙センサ12は、繰り出された用紙11がレバー121を傾倒させ、このレバー121がセンサ122をON/OFFさせることにより用紙11の有無を検知する。用紙センサ12は、用紙11が無い場合には、図2中に用紙無し状態として示されるように、レバー121がセンサ122をONさせず、用紙11がある場合には、図2中に用紙有り状態として示されるように、レバー121がセンサ122をONさせる。
画像形成部30は、トナー像を担待する感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を一様に帯電させる帯電ローラ32、帯電した感光体ドラム31の表面に静電潜像を形成する、例えば、LED(Light Emitting Diode)アレイからなるLEDヘッド33、静電潜像にトナー像を摩擦帯電によって形成する現像ローラ34、感光体ドラム31をクリーニングするクリーナ35、トナーを感光体ドラム31に供給するトナー供給部36、及びトナー像を用紙11に転写するように所定の電圧を印加する転写ローラ37を有し、トナー像を用紙11に転写したのち、用紙11を定着部40に送り出す。
制御部50は、LAN(Local Area Network)等のネットワークやUSB(Universal Serial Bus)等により、外部装置であるPC(Personal Computer)60と接続され、PC60により生成され出力される印刷データの受信制御を行うと共に、プリンタ1を構成する画像形成部30、定着部40、用紙搬送部20を含む各部の制御を行う。ここでは、制御部50は、印刷可能状態から節電状態への移行、もしくは節電状態から印刷可能状態への移行を行い、例えば、用紙センサ12で用紙カセット10に用紙11が収容されていないことが検出された場合に、印刷可能状態から節電状態へ移行する制御を行い、用紙カセットセンサ13で用紙カセット10が装置本体(プリンタ1)から取り外されたことが検出され、かつ、PC60から受信した印刷データがある場合に、節電状態から印刷可能状態へ復帰する制御を行う。詳細は後記する。
受信データ検出部53は、受信制御部51で印刷データを受信したか否かを検出し、印刷データを受信した場合には、受信したことをエンジン制御部55、装置状態監視部56に通知する。
エンジン制御部55は、定着部40の温度調整を行い、プリンタ1の電力状態を制御し、用紙搬送部20、画像形成部30、定着部40に含まれる不図示のモータ制御を行うものであり、装置状態監視部56、及び受信データ検出部53から通知される情報にしたがい印刷可能か否かを判別し、印刷制御部54に印刷開始の有無を通知する。内部構成等、詳細は後記する。
着脱検出部57は、用紙カセットセンサ13の状態を監視し、用紙カセット10の着脱状態を検出するものである。また、用紙検出部58は、用紙センサ12の状態を監視し、用紙カセット10への用紙11の収容の有無を検出するものである。
また、用紙カセット有無判別部562は、着脱検出部57で検出された検出結果にしたがい、用紙カセット10がプリンタ1に装着されているか否かを判別して判別結果を電力モード判別部565へ通知するものである。
節電開始時間計測部564は、PC60により生成され出力される印刷データの受信が無い場合、あるいは、用紙カセット10に収容される用紙11が無くなった場合に、節電状態を開始するまでの時間を計測して電力モード判別部565へ計測時間を通知するものである。
印刷可能温度格納部552は、印刷可能状態での定着部40の設定温度(印刷可能温度)を格納し、節電温度格納部553は、節電状態での定着部400の設定温度(節電状態温度)を格納するものである。
エンジン状態判別部555は、定着温度制御部551で定着部40が印刷可能温度に制御され、モータ制御部554で各モータの駆動が開始され印刷できる状態になった場合に、印刷制御部54に印刷開始を通知するものである。
用紙有無判別部561が、用紙11が有ると判別した場合(ステップS76“Yes”)、電力モード判別部565は、印刷可能状態へ移行することをエンジン制御部55へ通知し、これを受けたエンジン制御部55の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能温度を目標値として定着部40の温度を制御する。
電力モード判別部565は、節電開始時間計測部564による時間計測状態を監視し(ステップS79)、節電状態開始時間の計測が完了した場合は(ステップS79“Yes”)、節電状態へ移行することをエンジン制御部55に通知する。これを受けたエンジン制御部55の定着温度制御部551は、節電温度格納部553に格納された節電状態の温度になるように定着部40の温度を調整し、プリンタ1を節電状態に移行処理する(ステップS80)。
ここで、用紙11の補給があったと判別された場合(ステップS81“Yes”)、電力モード判別部565は、節電開始時間計測部564による計測値をクリアし(ステップS82)、ステップS76の用紙有無判別処理に戻る。ステップS81の用紙補給有無判別処理において、用紙カセット有無判別部562で用紙11の補給がないと判別された場合は(ステップS81“No”)、ステップS78の節電開始時間計測処理に戻る。
装置状態監視部56の用紙有無判別部561は、用紙11が有るか否かを示す用紙検出部58の信号を割込監視し(ステップS83)、用紙11があると判別された場合(ステップS83“Yes”)、受信データ有無判別部563は、受信データ検出部53によるPC60から受信した印刷データが有るか否かを監視する(ステップS84)。
これを受けたエンジン制御部55の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能温度になるように定着部40の温度を制御し、プリンタ1を印刷可能状態に設定するとともに(ステップS85)、図7に示した節電状態への移行時のステップS76の用紙有無判別処理に進む。
ここで、印刷データ受信の検出が無い場合(ステップS87“No”)、ステップS83の用紙有無判別処理に戻り、印刷データがある場合(ステップS87“Yes”)、電力モード判別部565は、印刷可能状態へ移行することをエンジン制御部55に通知する。これを受けたエンジン制御部55の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能状態の温度になるように定着部40の温度を制御し、プリンタ1を印刷可能状態に復帰させる復帰処理を行う(ステップS88)。
ここで、用紙カセット10の装着が無いと判別された場合(ステップS89“No”)、用紙カセット有無判別部562は、用紙カセット10の装着有り状態を待ち、用紙カセット10の装着有りと判別された場合(ステップS89“Yes”)、用紙有無判別部561による図7の節電状態移行時におけるステップS76の用紙有無判別処理に進む。
図9は、(1)印刷動作の有無、(2)定着部40における電力モード(印刷可能状態/節電状態)、(3)用紙カセット10に収容される用紙11の有無、(4)用紙カセット10のプリンタ1への装着状態のそれぞれが示され、実線が従来例を示し、破線が本実施形態を示している。
前記した印刷可能な状態で所定の時間cd経過しても印刷が行われなかった場合、定着部40は、時刻dにおいて節電状態に移行する。このとき、ユーザは、時刻eにおいて用紙カセット10をプリンタ1から引き出し、時刻eから時刻fにかけて新たな用紙11を用紙カセット10にセットし、更に、時刻fにおいてこの用紙カセット10をプリンタ1に再装着したとする。前記した復旧操作により、プリンタ1は、時刻fにおいて定着部40(ハロゲンランプ42)を加熱し、時刻gにおいて定着部40が印刷可能状態になって印刷が開始される。このため、ユーザは、用紙カセット10に用紙11を補給してから印刷結果を取得できるまでに、時刻g−時刻fの間だけ待たされることになる。
これに対し、第1実施形態に係るプリンタ1によれば、用紙カセット10を取り外した時点eを、定着部40を加熱制御させるタイミングとしたため、破線で示す定着部40を温度特性(時刻e−時刻k)に沿って加熱制御させ、時刻kにおいて定着部40が印刷可能状態になるため、ユーザが用紙11を補給してから印刷結果を取得できるまでの待ち時間を短縮することができる。このように、印刷が停止して待ち状態にある印刷データを再度印刷開始する時刻を従来例に比して早めに設定したため、ユーザの印刷結果待ち時間を短縮することができる。
図10は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における制御部50の装置状態監視部56の内部構成の一例を示すブロック図である。
前記した第1実施形態では、制御部50は、図9の時刻eにおいて定着部40を加熱制御させ、時刻kにおいて定着部40を印刷可能状態としたが、用紙カセット10をプリンタ1から取り外した時刻eから、用紙が補充され再装着されていない所定時間内に、印刷可能状態になっている定着部40を再度節電状態に移行できれば電力を不要に消費させることがなくなるはずである。
このため、以下に説明する第2実施形態では、装置状態監視部56(56b)に、用紙カセット無し時間計測部566を付加した。用紙カセット無し時間計測部566は、着脱検出部57で用紙カセット10がプリンタ1から外されたことを検出した場合に、用紙カセット10が外されている間の時間を計測するものである。他の構成561〜565は、図5に示す第1実施形態と同じであるため、重複を回避する意味で説明を省略する。
以下、図11に示すフローチャートを参照しながら、図8に示す第1実施形態のフローチャートとの差異にのみ着目して第2実施形態に係る画像形成装置の動作について詳細に説明する。
ステップS107の用紙カセット有無判定処理で、用紙カセット10が無いと判別された場合(ステップS107“No”)、装置状態監視部56の用紙カセット有無判別部562は、用紙カセット10がプリンタ1から取り外されたことを電力モード判別部565に通知し、これを受けた電力モード判別部565は、用紙カセット無し時間計測部566に、用紙カセットが取り外されている間の時間を計測させる(ステップS108)。
これを受けたエンジン制御部55の定着温度制御部551は、節電温度格納部553に格納された節電温度を目標値として定着部40の温度を制御し、プリンタ1を節電状態に設定する(ステップS110)。一方、時間計測が完了していないと判定された場合(ステップS109“No”)、ステップS107の用紙カセット有無判定処理に戻る。
ここで、用紙カセット10がプリンタ1に未だ装着されていないと判別された場合(ステップS111“No”)、用紙カセット10が装着されるのを待つ。一方、用紙カセット10がプリンタ1に装着されたと判別された場合(ステップS111“Yes”)、用紙カセット有無判別部562は、用紙カセット10がプリンタ1に装着されたことを電力モード判別部565に通知する。これを受け、電力モード判別部565は、印刷可能状態へ移行することをエンジン制御部55に通知する。そして、エンジン制御部55の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能状態の温度になるように定着部40の温度を調整し、プリンタ1を印刷可能状態へ復帰させて(ステップS112)、図7に示すステップS76の用紙有無判定処理に戻る。
図12は、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置における制御部50のエンジン制御部55(55b)の内部構成の一例を示すブロック図である。
しかしながら、この時刻kは、fを中心にfに近い場所にあった方がよい。理由は、例えば、kがfの左方向に遠い場所にあると、用紙が補給される時刻はfであるため、時刻fより遥かに早く定着部40を印刷可能状態にしてあっても用紙が補給される時刻fにならない限り印刷が不可能であり、時刻fを待つまでの長い間印刷可能な状態になっていることから無駄な電力が浪費されるためである。
このように、第3実施形態では、定着部40を、節電状態から印刷可能状態へ移行させるときに、どの温度特性曲線に沿って加熱制御するかを推測するために、図12に示されるように、エンジン制御部55(55b)の定着温度制御部551に、加温時間制御部5510を付加している。加温時間制御部5510は、定着部40が節電状態の温度から印刷可能状態の温度に達するまでの時間を調整するものである。他の構成551〜554は、図6に示す第1実施形態と同じであるため、重複を回避する意味で説明を省略する。
以下、図13のグラフを参照しながら第3実施形態に係る画像形成装置の動作について詳細に説明する。
ここで、復帰する要因が、用紙11がある状態からのものであると判別された場合、装置状態監視部56は、エンジン制御部55に、通常復帰であることを通知して用紙カセット10をプリンタ1から取り外す。一方、用紙カセット10をプリンタ1から取り外して印刷データがある状態からのものであると判別された場合、装置状態監視部56は、エンジン制御部55に、省電力復帰であることを通知する。
一方、装置状態監視部56から通知された印刷可能状態への復帰が、省電力復帰である場合、エンジン制御部55の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能状態の温度を読み出し、加温時間制御部5510によって、図13の時間t2で印刷可能状態の温度に到達するように、定着部40の温度を上昇させる制御を実行する。
図14は、第4実施形態に係る画像形成装置における制御部50のエンジン制御部55の内部構成の一例を示すブロック図である。
待機温度格納部556には、節電状態の温度と印刷可能状態の温度の間にある温度情報(節電状態における温度より高く、印刷可能状態における温度より低い)が格納されている。他の構成551〜554は、図6に示す第1実施形態と同じであるため、重複を回避する意味で説明を省略する。
図15に示されるように、定着温度制御部551は、節電状態のときは、節電温度格納部553に格納された節電状態温度になるように定着部40の温度を調整し、印刷可能状態のときは、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能状態温度になるように定着部40の温度を調整する。また、待機状態のときは、節電状態温度と印刷可能状態温度との間にある温度になるように定着部40の温度を調整する。ここで、「待機温度」とは、印刷可能状態温度よりも低い温度であるが、用紙カセット10がプリンタ1に装着された後に時間をかけずに印刷可能状態温度に復帰できる温度であり、例えば、厚紙や薄紙等、用紙11の種類によって復帰のために最適とする温度である。
以下、図16に示すフローチャートを参照しながら、図8、図11に示す第1実施形態、及び第2実施形態のフローチャートとの差異にのみ着目して第4実施形態に係る画像成装置の動作について詳細に説明する。
ここで、用紙カセット10があると判別された場合(ステップS154“No”)、用紙カセット10無し状態になる(プリンタ1から取り外された状態)のを待ち、用紙カセット10無し状態になった場合(ステップS154“Yes”)、受信データ有無判別部563は、受信データ検出部53が、PC60(図4)から受信した印刷データが有るか否かを監視する(ステップS155)。
これを受けたエンジン制御部55(55c)の定着温度制御部551は、待機温度格納部556に格納された待機状態の温度になるように定着部40を加熱して温度調整を行い、プリンタ1を待機状態に設定する(ステップS156)。
これを受けた電力モード判別部565は、印刷可能状態へ移行することをエンジン制御部55(55c)に通知し、エンジン制御部55(55c)の定着温度制御部551は、印刷可能温度格納部552に格納された印刷可能状態の温度になるように定着部40の温度調整を行い、プリンタ1を印刷可能状態へ復帰させ(ステップS158)、図7に示した節電状態への移行時におけるステップS76の用紙有無判定処理に戻る。
また、用紙カセット10に用紙がセットされていない場合の印刷処理に要する時間短縮についてのみ説明したが、ジャム発生等による印刷の異常停止時、ジャム発生箇所近傍に実装されたカバーを開き、詰まった用紙を取り除く復旧作業開始時、先に開いたカバーを閉じた場合にも同様の手順を実行することによって同じ効果が得られる。但し、この場合、ジャム発生時に開閉されるカバーの近傍にはカバーの開閉動作を検出するセンサの実装を必要とし、制御部50は、用紙を取り除く復旧作業を開始するためにカバーが開けられ、これをカバー近傍に実装されたセンサで検出したことを契機に節電状態から印刷可能状態に移行させる制御を実行する。なお、定着部40が有するハロゲンランプ42(図1)は高熱部品であるため、定着部40周辺に実装されたカバーについては火傷防止のために適用されない。
例えば、外部装置(PC60(図4))から受信した印刷データの有無を検出するとともに、印刷可能状態から節電状態、もしくは節電状態から印刷可能状態への移行を制御し、媒体検出部(用紙センサ12)で媒体収容部(用紙カセット10)に媒体が収容されていないことか検出された場合に、印刷可能状態から節電状態へ移行させる制御を実行し、着脱検出部(用紙カセットセンサ13)で媒体収容部が装置本体から取り外されたことが検出され、かつ、外部装置から受信した印刷データがある場合に、節電状態から印刷可能状態へ復帰させる制御を実行する制御部50のデータ処理は、1又は複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
10 用紙カセット(媒体収容部)
11 用紙(媒体)
12 用紙センサ(媒体検出部)
13 用紙カセットセンサ(着脱検出部)
20 用紙搬送部
30 画像形成部
40 定着部
50 制御部
51 受信制御部
52 データ格納部
53 受信データ検出部
54 印刷制御部
55 エンジン制御部
56 装置状態監視部
57 着脱検出部
58 用紙検出部
60 PC(外部装置)
551 定着温度制御部
552 印刷可能温度格納部
553 節電温度格納部
554 モータ制御部
555 エンジン状態判別部
556 待機温度格納部
561 用紙有無判別部
562 用紙カセット有無判別部
563 受信データ有無判別部
564 節電開始時間計測部
565 電力モード判別部
566 用紙カセット無し状態計測部
5510 加温時間制御部
Claims (11)
- 外部装置から印刷データを受信して媒体に印刷を行う画像形成装置であって、
前記媒体を収容する媒体収容部と、
前記媒体収容部の装置本体への着脱を検出する着脱検出部と、
前記媒体収容部に収容される媒体の有無を検出する媒体検出部と、
前記外部装置から受信した印刷データの有無を検出するとともに、印刷可能状態と節電状態との間の移行を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記媒体検出部で前記媒体収容部に媒体が収容されていない非収納状態が検出された場合に前記印刷可能状態から前記節電状態へ、移行させる制御を実行し、前記着脱検出部で前記媒体収容部が装置本体から取り外されたことが検出され、前記外部装置から受信した印刷データがある場合に前記節電状態を解除させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記節電状態の解除の後、前記印刷可能状態に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、
前記媒体収容部が前記装置本体から取り外されている取り外し時間が所定時間を超えた場合に、前記印刷可能状態から前記節電状態へ移行させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記媒体収容部に媒体が収容されている状態で節電状態になった場合と、媒体が収容されていない状態で節電状態になった場合とで、前記節電状態から前記印刷可能状態へ達するまでの復帰に要する復帰時間を調整する制御を実行することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。 - 熱を印加し、前記媒体に前記印刷データに基づくトナー画像を定着させる定着部を備え、
前記制御部は、
前記定着部の加熱時間を制御することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。 - 加熱により前記媒体に印刷データに基づくトナー画像を定着させる定着部をさらに備え、
前記制御部は、
前記節電状態の解除の後、前記印刷可能状態の温度よりは低く前記節電状態の温度よりは高い待機状態の温度を目標値として前記定着部を加熱制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記待機状態を解除し、前記印刷可能状態に復帰させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記媒体検出部で前記媒体収容部に前記媒体が収容されていないことが検出された場合に、前記印刷可能状態から前記節電状態へ移行させる制御を実行し、
前記着脱検出部で前記媒体収容部が装置本体から取り外されたことが検出され、かつ、前記外部装置から受信した印刷データがある場合に、前記節電状態から前記待機状態へ移行させる制御を実行し、前記待機状態にある間に前記着脱検出部で前記媒体収容部が装置本体に装着されたことが検出された場合に、前記待機状態から前記印刷可能状態へ移行させる制御を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 外部装置から印刷データを受信して媒体に印刷を行う画像形成装置であって、
加熱により前記媒体に前記印刷データに基づくトナー画像を定着させる定着部と、
前記定着部を加熱し、印刷可能状態と節電状態との間の移行を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記印刷の異常停止時、前記定着部の加熱を停止して節電状態に移行させる制御を実行し、前記異常停止から復旧作業開始が検知されたことを契機に前記定着部の加熱を開始して節電状態を解除させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記節電状態の解除の後、前記印刷可能状態に復帰させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 加熱により前記媒体に印刷データに基づくトナー画像を定着させる定着部をさらに備え、
前記制御部は、
前記節電状態の解除の後、前記印刷可能状態の温度よりは低く前記節電状態の温度よりは高い待機状態の温度を目標値として前記定着部を加熱制御すること特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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