JP2010063183A - 印刷用画像データの作成方法、発光インクを用いた印刷方法、色調整プログラム、及び、インクジェットプリンタ - Google Patents

印刷用画像データの作成方法、発光インクを用いた印刷方法、色調整プログラム、及び、インクジェットプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】減法混色を行うようにシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いる印刷プリンタに特殊な改造(色変換処理手段の無効化など)を行わず、発光インクを用いて紫外光励起により原画の色を再現できる印刷方法並びに画像データ作成方法及びこれら方法を用いた印刷物を提供すること。
【解決手段】印刷すべき各画素の画像データに対して、色相データ変更工程と、明度データ変更工程と、を有し、色相データ変更工程では、画像データの各画素の色相データにおいて、各画素色を表現している成分のうち赤色発光成分が、色相データ環において赤色と青色成分の真ん中の色に変換され、画像データの各画素色を表現している成分のうち緑色発光成分が、色相データ環において緑色と赤色成分の真ん中の色に変換され、画像データの各画素色を表現している成分のうち青色発光成分が、色相データ環において青色と緑色成分の真ん中の色に変換される構成を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線発光インク等の発光インクを用いた印刷方法並びに発光インクを用いた印刷に利用される画像データ作成方法及びこの方法を用いた印刷物、色調整プログラムに関する。より詳しくは、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタにより発光インクを用いて印刷を行うことを目的に、原図となるデジタル画像を暗室などの中において紫外光等の照射をおこなうと色再現できる紫外線反応型等の発光インクを用いた印刷方法並びに発光インクを用いた印刷に利用される画像データ作成方法及びこれら方法を用いた印刷物、発光インク出力用色調調整プログラムに関する。
近年のプリンタ技術の発達により、コンピュータ内に取り込まれたカラー画像を精度よく色再現してプリントアウトすることが可能となってきている。このため、カラーイラストのみならずカラー写真についても元となったデジタル画像をインクジェット式プリンタなどのドットプリンタを用いて印刷媒体上に印刷できるようになってきている。
一方、紫外線を当てると赤く光るRインクと、緑に光るGインクと、青く光るBインクの3種類からなる紫外線発光インクを用いて壁紙などの印刷媒体上に印刷を行う技術が存する。この紫外線発光インクは、いずれも通常の光(太陽光など)の元では乳白色であり3色の区別はつかない。紫外線を当てた場合のみ赤、緑、青に発光する。
特許文献1はこのような紫外線発光インクを用いてカラー画像を印刷する技術を開示している。
特開2003−63094号公報
本願発明は、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いて紙等の印刷媒体への色の印刷を行うインクジェットプリンタを使用し、これに紫外線を当てると赤く光るRインクと、緑に光るGインクと、青く光るBインクの3種類からなる紫外線発光インクを用いて壁紙などの印刷媒体上に印刷を行う技術を提供するものである。
通常の減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるインクジェットプリンタでは、これら色の三原色を用いて色を重ねても「黒」にはならないので、いわゆるベタ部分がブラックの成分に置き換えられ(Under Color Removal)、色の三原色、シアン成分、マゼンダ成分、イエロ成分と黒成分の4つのインク(CMYK)を混ぜて、コンピュータのモニタ画面に近い印刷物をプリントするようにしている。この4つのインク(CMYK)は混ぜるとどんどん暗くなり(この混ぜ方は減法混色)最後には黒になる。
一方、紫外線を当てると赤く光るRインクと、緑に光るGインクと、青く光るBインクの3種類からなる紫外線発光インクは混ぜるとどんどん明るくなり(この混ぜ方を加法混色という)最後には白になるものであり、色を作る色式が異なる。4つのインク(CMYK)を用いる通常のインクジェットプリンタは4つのインク(CMYK)で、モニタ画面で現されるRGBの色を精度よく再現できるように色変換がなされている。したがって、4つのインク(CMYK)を用いる通常のインクジェットプリンタに紫外線発光インクを詰めプリントしても、モニタ画面で見る画像とはかけ離れた画像がプリントされる。
この場合、光りの3原色と色の3原色の関係はカメラのネガとポジの関係であるので、紫外線発光インクを詰め原画に近い画をプリントするため、4つのインク(CMYK)を用いる通常のインクジェットプリンタが行う色変換の逆戻しを行うことが想定される。すなわち、諧調の反転と色相環を180度廻すという作業が容易に想定されるが、実際には紫外線発光インクの発色特性等により、モニタ画面で見る画像に近い画像が印刷されないものであった。ディスプレイ等では実際に
プリンタが備える色変換処理手段の機能をオフにして印刷を行うことも考えられるが、一般市販のインクジェットプリンタには、そのような色換処理手段に対するオン/オフのスイッチング機能を備えるものはない。
本発明は上記実情を鑑みてなされたものであって、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いて紙等の印刷媒体への色の印刷を行うインクジェットプリンタを使用し、これに紫外線を当てると赤く光るRインクと、緑に光るGインクと、青く光るBインクの3種類からなる紫外線発光インクを用いて壁紙などの印刷媒体上に再現性よく印刷を行う画像データ作成方法及びこれら方法を用いた印刷物、紫外線発光インク出力用色調調整プログラム及び該色調調整プログラムを組み込んだプリンタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の発光インクを用いた印刷のための画像データの作成方法は、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタにより発光インクを用いて印刷を行うための印刷用画像データの作成方法であって、印刷すべき各画素の画像データに対して、画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、を有し、色相データ変更工程では、画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している色成分が色相環において右回りに(時計方向)60度移動した色成分に変換される、構成である。また、上記課題を解決するため、本発明の発光インクを用いた印刷方法では、以上の画像データの作成方法を用いて得た画像データを用いて、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタにより発光インクを用いて印刷を行う。また、このような印刷方法によれば発光インクによる印刷が付された室内装飾印刷物や布製品が得られる。
上記課題を解決するため、本発明の色調整プログラムは、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタにより発光インクを用いて印刷を行うための画像データの作成を演算処理ユニットに実行させるためのプログラムであって、印刷すべき各画素の画像データに対して、画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、を有し、色相データ変更工程では、画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している色成分が色相環において右回りに60度移動した色成分に変換される、構成を備える。なお上記色調整プログラムを組み込んでインクジェットプリンタを構成してもよい。
本発明によれば、紫外線照射下で色表現をする印刷物を、一般的に普及する減法混色を行うインクを用いるインクジェットプリンタを使って加法混色の発光インクによる画像を簡便に作り出すことができる。また、印刷物中の印刷画像がよりモニタ画面や原画などにより近くより自然に感じるような画像が得られる。
(実施の形態1)
本発明の一実施の形態を図1に示す。図1は、本発明の発光インクを用いた印刷方法のフローチャートである。この印刷方法は、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタに紫外線発光インクをセットするインクセット工程と、紫外線発光インクを用いた印刷のための画像データを変換するプログラムを演算処理するユニットまたは装置に画像データを入力、または転送する画像データ準備工程と、印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の色相データを紫外線発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、各画素の色相データの内、特定の色成分を他の色成分より強調するレベル補正工程と、色相データ変更工程および明度データ変更工程によって変更された画像データを出力し、インクジェットプリンタにより印刷を行わせる出力工程と、を備える。
図1に示す例において、インクセット工程は、画像データ準備工程と平行して行われる形態であるが、インクセット工程は出力工程の実行前であれば、いずれの段階で行われてもよい。
また、図1に示す例においては、色相データ変更工程の後に階調工程が行われているが、明度データ変更工程の後に色相データ変更工程が行われてもよいし、また同時に行われてもよい。
図2は、インクセット工程を示す。図2(a)は、一般的に市販されている減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェット式プリンタに用いられるインクカートリッジを示し、図2(b)は、本発明に用いられるインクカートリッジを示す。
一般的に市販される反射色用のインクジェットプリンタは、シアン色(図2中、「C」の記号で表される)、マゼンダ色(図2中、「M」の記号で表される)及びイエロ色(図2中、「Y」の記号で表される)のインクを収容したインクカートリッジ(100)が用いられ、これらインクはインクカートリッジ(100)内で区画され、互いに混合しないようにされている。
また、一般に市販されるインクジェットプリンタのうち、廉価なものの中には、シアン色、マゼンダ色及びイエロ色のインクを塗出するタイプのものがあり、高価なプリンタの多くは、シアン色、マゼンダ色、イエロ色に加えてブラック色(図2中、「K」の記号で表される)のインクを塗出する。
インクセット工程において、使用するプリンタに用いられるインクカートリッジ(100)と同形・同大のインクカートリッジ(101)を用意する。インクカートリッジ(101)には、青色に発光する青色紫外線発光インク(図2中、「B」の記号で表される)、赤色に発光する赤色紫外線発光インク(図2中、「R」の記号で表される)及び緑色に発光する緑色紫外線発光インク(図2中、「G」の記号で表される)が収容される。
図2に示す例においては、インクカートリッジ(100)において、シアン色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、青色紫外線発光インクが収容され、インクカートリッジ(100)において、マゼンダ色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、赤色紫外線発光インクが収容され、インクカートリッジ(100)において、イエロ色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、緑色紫外線発光インクが収容されている。なお、黒色のインクが収納されていたインクカートリッジ(101)の区画のには、三原色のインクを混合等した白色インクを収納することも可能である。
本発明の実施の形態におけるシステム例を図3に示す。図3は、紫外線発光インク印刷システムの模式図である。図3に示す紫外線発光インク印刷システム(900)は、撮像装置(200)、コンピュータ(300)及びプリンタ(103)を備える。
撮像装置(200)は、デジタルカメラや撮像機能付携帯電話などの撮像された画像をデジタル化して保存するとともに送信する機能を備える装置を意味する。この撮像装置(200)により得られたデジタル画像データがコンピュータ(300)へ送信され、コンピュータ(300)のメモリに保存される。本明細書において、撮像装置(200)により得られたデジタル画像データを後述する画像処理の対象とするが、本発明はこれに限られるものではなく、インターネットを介して入手されたデジタル画像データや他のデジタル化された画像データも本発明に好適に利用可能である。
図1に示す画像データ準備工程は、撮像装置(200)を用いて、所望の画像を撮影し、この撮影された画像データをコンピュータ(300)に送信或いは入力し、コンピュータ(300)内のメモリに保存する工程、インターネットを介して所望の画像を入手し、入手された画像をコンピュータ(300)のメモリに保存する工程や画像データを保存したデジタルメディア(CD−ROMなど)をコンピュータ(300)内にインストールする工程など、コンピュータ(300)内で対象デジタル画像データに対して画像処理を行うことができる状態におくことを意味する。
コンピュータ(300)は、上述の画像データ準備工程において得られた画像データを格納するメモリ(記憶装置)と、メモリ内に格納された画像データに対して後述する画像処理を実行する色調整プログラムを備える。
色調整プログラムは、図1に示す色相データ変更工程、明度データ変更工程及びレベル補正工程を実行し、これら工程を経て色調整されたデジタル画像データの出力指令をプリンタ(103)に送信する。
尚、図3に示す例において、色調整手段として色調整プログラムがコンピュータ(300)にインストールされている形態を示しているが、プリンタ(103)が有するメモリユニットに色調整プログラムが組み込まれてもよい。
プリンタ(103)には、図2に関連して説明したインクカートリッジ(101)が搭載されている。
プリンタ(103)は、一般に市場で入手可能なインクジェット式プリンタである。一般的に普及しているプリンタには、コンピュータ・モニタ中において光の三原色で表される色を、色の三原色で現わすための色変換を行うための色変換処理手段が組み込まれている。
この色変換処理手段は、例えば、コンピュータ(300)のモニタ上で、赤色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、図2(a)に示すインクカートリッジ(100)のイエロ色のインクが収容された区画とマゼンダ色のインクが収容された区画からインクを塗出するようにプリンタ(103)に指令を与える。同様に、コンピュータ(300)のモニタ上で、緑色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、図2(a)に示すインクカートリッジ(100)のイエロ色のインクが収容された区画とシアン色のインクが収容された区画からインクを塗出するようにプリンタ(103)に指令を与え、コンピュータ(300)のモニタ上で、青色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、図2(a)に示すインクカートリッジ(100)のマゼンダ色のインクが収容された区画とシアン色のインクが収容された区画からインクを塗出するようにプリンタ(103)に指令を与える。
したがって、図2に示す例においては、インクカートリッジ(100)をインクカートリッジ(101)に入れ換えられたプリンタ(103)を用いると、コンピュータ(300)のモニタ上で、赤色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、赤色紫外線発光インクと緑色紫外線発光インクが塗出されることになる。同様に、コンピュータ(300)のモニタ上で、緑色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、青色紫外線発光インクと緑色紫外線発光インクが塗出され、コンピュータ(300)のモニタ上で、青色に表現されている画素の部分を印刷する場合には、青色紫外線発光インクと赤色紫外線発光インクが塗出されることとなる。
この結果、コンピュータ(300)のモニタ上の画像と、紙などの印刷媒体上の印刷像の色合いが一致しなくなる。
コンピュータ(300)にインストールされた色調整プログラムは、図1に示す色相データ変更工程、明度データ変更工程、レベル補正工程をコンピュータ(300)に実行させることで、このプリンタ(103)が備える色変換処理プログラムの作動に起因するモニタ画像と印刷像の色合いの不整合を解消する。
図4は、画像データ準備工程で準備されるデジタル画像データの一例を示す。
デジタル画像データ(D)は、デジタルカメラやスキャナなどの撮像装置から得られるものの他、インターネットを介して得られる画像データであってもよく、デジタル式に構築されたあらゆる画像データが本発明に適用可能である。本実施例においては、画像データ準備工程を経て、デジタル画像データ(D)はコンピュータ(300)内に記憶されている。
図4に示すデジタル画像データ(D)は、ビットマップ形式で現されているが、ベクトル形式で現されるものを使用してもよい。
デジタル画像データ(D)を構成する複数の画素のそれぞれの色は、コンピュータ(300)のモニタ上において、赤色発光色(R)、緑色発光色(G)及び青色発光色(B)を組み合わせて表現されている。また、各画素のそれぞれの色を構成する赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)それぞれは、複数種の光強度(画素値)で表現され、本実施例においては、光強度は8ビット(0から255)で表現される。
図5は、図4に示すコンピュータ(300)のモニタ上のデジタル画像データ(D)に対する光強度のヒストグラムである。図5(a)は、R(赤色成分)のヒストグラムであり、図3(b)はG(緑色成分)のヒストグラムであり、図5(c)はB(青色成分)のヒストグラムである。
図5に示すデジタル画像データ(D)について、横軸に光強度をとり、縦軸に画素数をとり、これをR(赤)、G(緑)及びB(青)それぞれについてグラフ化すると、図5に
示すようなヒストグラムが得られる。
図6は、色相環を示す。図6に示す色相環は単純化して現わすために12分割して示されるが、実際には本実施例においては16,777,216色(2563色)分割された色相環が用いられる。
図6に示すように、色相環において、赤色から緑色の間に存する領域は、赤色成分と緑色成分で表現される色領域である。イエロ色は、同量の赤色成分と緑色成分が混合されて表現される。赤色からイエロ色の間に存する領域においては、赤色成分が緑色成分よりも多く、イエロ色から緑色の間に存する領域においては、緑色成分が赤色成分よりも多い。
色相環において、緑色から青色の間に存する領域は、緑色成分と青色成分で表現される色領域である。シアン色は、同量の緑色成分と青色成分が混合されて表現される。緑色からシアン色の間に存する領域においては、緑色成分が青色成分よりも多く、シアン色から青色の間に存する領域においては、青色成分が緑色成分よりも多い。
色相環において、青色から赤色の間に存する領域は、青色成分と赤色成分で表現される色領域である。マゼンダ色は、同量の青色成分と赤色成分が混合されて表現される。青色からマゼンダ色の間に存する領域においては、青色成分が赤色成分よりも多く、マゼンダ色から赤色の間に存する領域においては、赤色成分が青色成分よりも多い。
上述の画像データ準備工程において、コンピュータ(300)に格納されたデジタル画像データを構成する各画素の色は、赤色成分、緑色成分及び青色成分を組み合わせることにより表現される。
次に、色相データ変更工程について説明する。
光りの3原色と色の3原色の関係はカメラのネガとポジの関係から諧調の反転と色相環を180度廻すというのは容易に想像できるが、インクジェットプリンタで紫外線発光インクを出力する際は上記処理を画像にほどこしても再現性よく印刷されない。しかし発明者の鋭意研究により、色相データ変更工程と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程、すなわち元画に諧調(明度)の反転、色相環で右方向に60度廻すと通常インクジェットプリンタで原画に近い色の再現が可能となることが判明した。
本来ネガとポジの関係から諧調(明度)の反転と色相の反転が必要となるが、色相は通常インクジェットプリンタのドライバーでモニタ画面通りの色を再現するようにプログラムされているため、180度の逆の反転が必要と考えられる。ネガとポジは色と光の反転作業になりRGBインクとCMYKインクの色の関係は互いに補色関係にあり、また加法混色と減法混色の反対関係でもあるからである。
しかし、モニタなどの光の3原色(RGB)を印刷物などの色の3原色(CMY)に置き換える時に諧調の反転と色相環の反転(ネガポジ反転)が必用になるが、本発明の紫外線発光インクの場合には、印刷された画像は自ら光を放ち光の3原色(RGB)ではあるが、モニタなどの発光原理とは異なり、紫外線発光インクの画像を作製するときの方法は色の3原色(CMY)で作製する単なる光(モニタ画像等)と色(印刷物)との反転作業では原画がうまく再現できないことが解った。
すなわち、モニタなどの光の3原色を印刷物などの色の3原色に置き換えることは常識であるが、色の3原色をまた光の3原色に戻す場合には、液晶ディスプレイなどのモニタで発光させる場合と、本発明の紫外線発光インクによる印刷された画像では同じ発色原理が異なるものであり、同じ様には考えられないものである。通常、光の3原色(モニター)を色の3原色(印刷物)にプリンタで変える際にCMYKの減法混色で作画を始めますが、紫外線発光インクによる印刷では使用するインクRGBは加法混色であり、従って減法混色プログラムで作画しても加法混色インクで原画を再現させる色の置き換えが必用になる。
したがって、本実施の形態1における色相データ変更工程では、各画素の色を表現している色成分が色相環において右回りに60度移動した色成分に変換される。各画素の色を表現している成分のうち赤色成分は、色相環において右回りに60度移動した色成分に変換されて、緑色成分が青色成分よりも多い領域、即ち、緑色とシアン色の間に存する色のうち1つに変換される。各画素の色を表現している成分のうち緑色成分は、色相データ変更工程の実行により、青色成分が赤色成分よりも多い領域、即ち、青色とマゼンダ色の間に存する色のうち1つに変換される。各画素の色を表現している成分のうち青色成分は、色相データ変更工程の実行により、赤色成分が緑色成分よりも多い領域、即ち、赤色とイエロ色の間に存する色のうち1つに変換される。
尚、色相データ変更工程の処理の簡便化の下、赤色成分から赤色成分に対して色相変更処理を施した後の色までの色相環における角変位量、緑色成分から緑色成分に対して色相変更処理を施した後の色までの色相環における角変位量及び青色成分から青色成分に対して色相変更処理を施した後の色までの色相環における角変位量が互いに等しくされる。このような色相データ変更工程の処理の後、減法混色を行うインクと紫外線発光インクとで明度が180度異なるため、明度データ変更工程が必要となる。
図7は、色相データ変更工程後のデジタル画像データ(D1)を示す。上記の色相データ変更工程の操作により、デジタル画像データ(D1)の色相は、元のデジタル画像データ(D)の色相に対して色相変更された後の色となっている。
一般のインクジェットプリンタの出力を行う場合、印刷物など反射光によって表現するものに用いられる減法混色のため、色を表現するのに、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の混合によって色彩を表現する方法であり、これら3色は色を重ねるごとに暗くなり、3色を等量で混ぜ合わせると黒色になる。一方、紫外線発光インクを用いた紫外線照射環境下での画像においては、これに対して、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)から成る光の3原色の混合による色の表現法となる。これは加法混色と呼ばれるものである。加法混色では色を重ねるごとに明るくなり、発光体の発色方式として用いられる。したがって、色相データ変更された後の色をそのまま紫外線発光インクで印刷し、紫外線照射環境下で画像をみると、図7に示すように明度がまったく反転し黒が白、白が黒となる。従って明度データ変更工程が必要となる。
デジタル画像を構成する各画素(ピクセル)における、R(赤)、G(緑)、B(青)の光強度をI、I、Iとし、デジタル画像を構成する各画素PをP(I、I、I)として表現する。明度データ変更工程においては、光強度の反転処理が行われる。光強度の反転には、以下の式が用いられる。
式中のrevI、revI、revIは反転後のRGBの光強度をそれぞれ意味する。
上述した本発明の色調整プログラムは、コンピュータ・デバイス、プリンタ、CDROM等のデジタルメディア或いは撮像装置に組み込まれる形態で使用可能である。そして、色調整プログラムは、コンピュータ・デバイスやプリンタ或いはその他装置の演算処理ユニット(例えば、CPU)に上記の算出工程を実行させる。明度データ変更工程の後にレベル補正工程が実行される。
レベル補正工程において、特定の色成分の補正が実行される。この特定の色成分の補正は紫外線発光インクの各色間の発光特性の差異を補正するもので、紫外線光下環境において、赤色成分、緑色成分及び青色成分の露光レベルの相違に起因して必要とされるものである。
補正を行う色の選択は、使用する紫外線光照射源、紙や布などの印刷媒体の性質や紫外線発光インクの種類に応じて適宜変更可能である。
上述の如くして、デジタル画像データに対する色調調整が行われた後、出力工程が行われる。印刷像が作られる媒体は、本発明において限定されるものではなく、任意の画像表示材料を用いることができる。画像表示材料を用いた印刷の例として、普通紙に印刷して印刷物を作り出すこと、壁紙などの室内装飾用シート材料に印刷して室内装飾印刷物を作り出すことやテーブルクロス用のシート材料に印刷してテーブルクロスを作り出すことが例示できる。即ち、印刷対象物は、使用されるプリンタ(103)が出力可能な媒体全てである。
更には、プリンタ(103)が紫外線発光インク(赤色紫外線発光インク、緑色紫外線発光インク、青色紫外線発光インク及び/又は白色紫外線発光インク)と反射色ベースのインク(シアン色インク、マゼンダ色インク、イエロ色インク及び/又は黒色インク)を同時に搭載可能なものであってもよい。このように2種のインクを同時に搭載可能なプリンタを用いることにより、通常光(太陽光や蛍光灯からの光など)からの光を反射させることにより色を表現する印刷像と、紫外線光(紫外線発光LEDなどの光)を受けて自ら発光することにより色を表現する印刷像を同時に1つの印刷媒体に作り出すことができる。
なお、本実施の形態では発行インクとして紫外線発光インクを用いているが、自発光インク赤外線発光インクなども使用可能である。
(実施の形態2)
本発明の他の実施の形態を以下に説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同じ構成については、説明を略する。図8は、実施の形態2の紫外線発光インクを用いた印刷方法のフローチャートである。実施の形態2の紫外線発光インクを用いた印刷方法は、減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を使用するインクジェットプリンタに紫外線発光インクをセットするインクセット工程301と、印刷すべき各画素の画像データを色調整デバイスに取り込む画像データ準備工程302と、色調整デバイスに取り込まれた前記画像データに対して、画像データを構成する各画素の色相データを紫外線発光インクを用いて印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程303と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程304と、各画素の色相データの内、特定の色成分を他の色成分より強調するレベル補正工程305と、色調整デバイスにおいて色相データ変更工程および明度データに変更する明度データ変更工程により変更されたから画像印刷用データを用いてインクジェットプリンタなどによる印刷を行う印刷工程306とからなる。
色相データ変更工程303では、実施の形態1と同様に、デジタル画像を構成する各画素(ピクセル)における、R(赤)、G(緑)、B(青)の各点Pの色相は色相環において右回り(時計方向)へ60度の色相変換が行われることになる。
このように、反射色ベースのインクのために構成されている元の画像データの各画素の色相データを、色相データ変更工程303によって、紫外線発光インクを用いて印刷を行うために色相データに変更することで、インクジェットプリンタから紫外線発光インクが吐出されても、紫外光照射としてのブラックライトを照射したときに元のソースとなった原画に極めて近い映像が現出される。元のソースとなった原画は、デジタルカメラやスキャナなどの撮像装置から得られるものの他、インターネットを介して得られる画像データで、これらが液晶表示装置上で現出されるのと極めて近い画像を、ブラックライトを照射した環境下あっても原画に近いイメージで再現可能である。本実施の形態の印刷方法では、インクセット工程301は、画像データ準備工程302と平行して行われてもよく、色相データ変更工程303と、画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程304とは、上述の順でなくても、各画素の色相データの内の特定の色成分を他の色成分より強調するレベル補正工程305および印刷工程の実行前であれば、任意の組み合わせの工程順で実施可能である。
本実施の形態においても、図2に示すように、インクカートリッジ(100)において、シアン色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、青色紫外線発光インクが収容され、インクカートリッジ(100)において、マゼンダ色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、赤色紫外線発光インクが収容され、インクカートリッジ(100)において、イエロ色のインクが収容されていた区画に対応するインクカートリッジ(101)の区画には、緑色紫外線発光インクが収容されている。
色相データ変更工程で色相変更されたデータで、そのまま紫外線発光インクで印刷し、紫外線照射環境下で画像をみると、図7に示すように明度がまったく反転し黒が白、白が黒となるので、実施の形態1と同様に、明度データ変更工程が必要となる。
画像データを構成する各画素の明度データを反転させ紫外線発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程304では、画像データの各画素の明度である光強度I、I、Iに対して、光強度の反転処理が行われる。光強度の反転には、実施の形態1と同じ式が用いられる。
印刷工程306は、色相データ変更工程および明度データに変更する明度データ変更工程により変更されたから画像印刷用のデータを用いて、一般に市販されている減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いる印刷機(色変換処理手段を備えたインクジェットプリンタ)を使用し、印刷を行う。この場合には、このインクジェットプリンタには、紫外線発光インク(赤色紫外線発光インク、緑色紫外線発光インク、青色紫外線発光インク及び/又は白色紫外線発光インク)が所定の位置にセットされているので、紫外線発光インクを用いた印刷物が得られる。
前記紫外線発光インクに、青色紫外線発光インク(B)、赤色紫外線発光インク(R)および緑色紫外線発光インク(G)を用いることで上記の方法を用いて紫外線発光インクを用いた印刷が付された室内装飾印刷物や、紫外線発光インクを用いた印刷が付されたテーブルクロス、などが得られる。
本発明は、紫外光下で用いられる印刷物、室内装飾印刷物、テーブルクロス、衣類等の製造に好適に使用可能である。
本発明の実施の形態1に係る印刷方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る印刷方法のインクセット工程を示す図である。 本発明の実施の形態1の印刷システムを示す図である。 本発明の実施の形態1で用いられるデジタル画像データの一例を示す図である。 図4に示すデジタル画像データの赤色成分、緑色成分、青色成分のヒストグラムを示す図である。 本発明の実施の形態1で用いられるデジタル画像データの説明で用いられる色相環を示す図である。 本発明で用いられるデジタル画像データの明度データ変更前のデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る印刷方法のフローチャートである。
100 インクカートリッジ
101 インクカートリッジ
103 インクジェットプリンタ
200 撮像装置
300 コンピュータ(演算処理ユニット)
301 インクセット工程
302 画像データ準備工程
303 色相データ変更工程
304 明度データ変更工程
305 レベル補正工程
306 印刷工程
900 印刷システム
D デジタル画像データ

Claims (6)

  1. 減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理を行う減法混色インク用インクジェットプリンタを用いて、前記シアン色のインクの代わりに青色発光インク、前記マゼンダ色のインクの代わりに赤色発光インク、前記イエロ色のインクの代わりに緑色発光インクを使用して印刷を行うための印刷用画像データの作成方法であり、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の明度データを反転させ発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、
    を有し、
    前記色相データ変更工程では、前記画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している色成分が色相環において右回りに赤から緑方向に60度移動した色成分に対応する各色成分にそれぞれ置換える、ことを特徴とする発光インクを用いた印刷のための印刷用画像データの作成方法。
  2. 減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理を行う減法混色インク用インクジェットプリンタを用いて、前記インクの代わりに発光インクを使用して印刷を行うための印刷方法であり、
    減法混色インク用インクジェットプリンタのインクカートリッジのシアン色のインクが収容される区画に青色発光インクを収容し、前記インクカートリッジのマゼンダ色のインクが収容される区画に赤色発光インクを収容し、前記インクカートリッジのイエロ色のインクが収容される区画に緑色発光インクを収容するインクセット工程と、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の明度データを反転させ発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、
    前記色相データ変更工程及び前記明度データ変更工程を実行して得た画像データを用いて、前記減法混色インク用インクジェットプリンタにより、前記インクカートリッジに収納された前記青色発光インク、前記赤色発光インクおよび前記緑色発光インクのうち少なくとも一色を使用し印刷を行う印刷工程と、
    を有し、
    前記色相データ変更工程では、前記画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している各色成分を色相環において右回りに赤から緑方向に60度移動した色成分に対応する各色成分にそれぞれ置換える、発光インクを用いた印刷方法。
  3. 請求項2に記載の印刷方法を用いて発光インクを用いた印刷が付された室内装飾印刷物。
  4. 請求項2に記載の印刷方法を用いて発光インクを用いた印刷が付された布製品。
  5. 減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理手段を有したインクジェットプリンタを用いて、前記シアン色のインクの代わりに青色発光インク、前記マゼンダ色のインクの代わりに赤色発光インク、前記イエロ色のインクの代わりに緑色発光インクを使用して印刷を行うための画像データの作成を演算処理ユニットに実行させるための色調整プログラムであり、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の明度データを反転させ発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、
    を有し、
    前記色相データ変更工程では、前記画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している色成分が色相環において右回りに赤から緑方向に60度移動した色成分に対応する各色成分にそれぞれ置換える、ことを特徴とする発光インクを用いた印刷のための色調整プログラム。
  6. 減法混色を行うシアン色、マゼンダ色、イエロ色のインクを用いるための色変換処理を行う色変換処理プログラムを有し、シアン色、マゼンダ色、イエロ色の前記インクをそれぞれ収容可能な区画を備えたインクカートリッジを含む減法混色用インクジェットプリンタであって、
    前記インクカートリッジにおいては、前記シアン色のインクが収容される区画に青色発光インクが収容され、マゼンダ色のインクが収容される区画に赤色発光インクが収容され、イエロ色のインクが収容される区画に緑色発光インクが収容されており、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の色相データを発光インクによる印刷を行うための色相データに変更する色相データ変更工程と、
    印刷すべき各画素の画像データに対して、前記画像データを構成する各画素の明度データを反転させ発光インク用の明度データに変更する明度データ変更工程と、
    前記色相データ変更工程及び前記明度データ変更工程を実行して得た画像データを前記色変換処理プログラムによって色変換処理する色変換処理工程と、
    前記色変換処理工程を実行して得た画像データを用いて、前記インクカートリッジに収納された前記青色発光インク、前記赤色発光インクおよび前記緑色発光インクのうち少なくとも一色を使用し印刷を行う印刷工程と、
    を有し、
    前記色相データ変更工程では、前記画像データの各画素の色相データにおいて、各画素の色を表現している各色成分を色相環において右回りに赤から緑方向に60度移動した色成分に対応する各色成分にそれぞれ置換える、
    前記各工程を実行するプログラムを備えていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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