JP2010062729A - 時刻同期方法および中継装置 - Google Patents

時刻同期方法および中継装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現すること。
【解決手段】中継装置30は、所定の時間毎に値が加算されるカウンタ310と、入力ポート301aで受信されたパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、パケットにカウンタ310の値を付与するカウンタ値付与部302aと、出力ポート309bから送出されるパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、カウンタ値付与部302aによってパケットに付与された値と、カウンタ310の値との差分を算出し、算出した差分を遅延値としてパケットに付与する遅延値付与部307bとを備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、時刻同期方法および中継装置に関し、特に、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができる時刻同期方法および中継装置に関する。
ネットワーク接続された複数の機器の時刻をマイクロ秒以下の精度で同期させるための技術として、PTP(Precision Time Protocol)が知られている。PTPは、マスタとスレーブの間で時刻情報を含んだパケットをやりとりすることによって時刻同期を実現するためのプロトコルである。ここで、マスタは、基準となる時刻を管理する機器であり、スレーブは、マスタの時刻に自身の時刻を同期させる機器である。
図13を参照しながら、PTPによる時刻同期の一例について説明する。図13に示すように、マスタは、まず、sync/follow_upメッセージを用いて、スレーブにマスタの時刻を通知する。そして、スレーブは、sync/follow_upメッセージを受信すると、以下の式(1)および式(2)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
offset = TSx − TMx − delay ・・・式(1)
Time = Ts − offset ・・・式(2)
ここで、TMxは、sync/follow_upメッセージによって通知されたマスタの時刻である。TSxは、sync/follow_upメッセージを受信した際のスレーブの時刻である。delayは、伝送路遅延であり、初期値として0が設定される。Tsは、スレーブの現在の時刻である。
図13の例では、sync/follow_upメッセージによって通知されたマスタの時刻が「10」であり、通知された際のスレーブの時刻は「110」であるので、この時点でスレーブの時刻は、「10」に設定される。実際には、マスタとスレーブ間には、「20」の伝送路遅延があるため、この段階では、スレーブに設定された時刻はマスタの時刻から「20」だけ遅れている。
続いて、スレーブは、マスタとスレーブ間の伝送路遅延の大きさを取得するために、delay_reqメッセージをマスタに送信する。マスタは、delay_reqメッセージを受信すると、delay_reqメッセージの受信時刻を格納したdelay_respメッセージをスレーブに応答する。そして、スレーブは、delay_respメッセージを受信すると、以下の式(3)によって伝送路遅延delayを設定する。
delay = ((TSx−TMx)+(TMy−TSy))/2 ・・・式(3)
ここで、TSyは、スレーブがdelay_reqメッセージをマスタに送信した時刻である。TMyは、マスタがdelay_reqメッセージを受信した時刻であり、delay_respメッセージから取得される。TSxとTMxは、式(1)と同じものであるが、スレーブの時刻は上記の処理によって変更されているため、TSxは、変更後の時刻を基準とした値となる。
図13の例では、スレーブがdelay_reqメッセージをマスタに送信した時刻が「50」であり、delay_respメッセージに格納されていた時刻が「90」であるので、delayは「20」に設定される。
こうしてdelayの大きさが取得された後、マスタは、sync/follow_upメッセージを用いて、再び、スレーブにマスタの時刻を通知する。そして、スレーブは、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(1)および式(2)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図13の例では、2回目のsync/follow_upメッセージによって通知されたマスタの時刻が「110」であり、通知された際のスレーブの時刻は「110」であり、この時点でのdelayの値は「20」である。したがって、この段階で、スレーブの時刻は、「130」に設定される。そして、この段階以降、マスタとスレーブの時刻は、図13の通り同期した状態となる。
PTPは、UDP(User Datagram Protocol)ベースのプロトコルであるが、PTPに関連する技術として、PTPと同様の機能をレイヤ2レベルで実現する技術も知られている(特許文献1参照)。
特開2007−20183号公報
しかしながら、上述したPTPによる時刻同期は、ネットワーク環境によっては適切に機能しないことがあった。具体的に説明すると、PTPによる時刻同期は、マスタからスレーブへパケットが伝送されるのに要する時間と、スレーブからマスタへパケットが伝送されるのに要する時間が同一であることを前提としている。このため、これらの時間が一致しない環境では、PTPを用いても時刻を正確に同期させることができなかった。
PTPのパケットの伝送時間が一致しない典型的な環境の1つは、マスタとスレーブが、スイッチングハブやレイヤ3スイッチ等の中継装置を介して接続されている環境である。これらの中継装置は、一般に、パケットを内部にバッファリングし、所定の優先度に基づいて出力するように構成されているため、通信状況によって、パケットの伝送時間にゆらぎ(ジッタ)が生じることがある。
パケットの伝送時間について具体例を示して説明する。図14は、理想的な通信環境の一例を示す図である。図14に示した環境では、sync/follow_upメッセージのバッファリングによって生じる遅延Aと、delay_reqメッセージのバッファリングによって生じる遅延Bと、delay_respメッセージのバッファリングによって生じる遅延Cとが一致している。このような環境では、PTPによる時刻同期は、適切に機能する。
図15は、パケットの伝送時間が一致しない通信環境の一例を示す図である。図15に示した環境では、遅延Cが、遅延AおよびBに比べて大きくなっている。遅延Cの増大は、例えば、delay_respメッセージの応答時に大量のパケットが他の機器から中継装置へ送信された場合に生じる。この場合、図16に示すように、delay_respメッセージの後にマスタからスレーブへ送信されるsync/follow_upメッセージの遅延も大きくなるため、時刻の同期は失敗してしまう。
開示の技術は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができる時刻同期方法および中継装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示する中継装置は、一つの態様において、パケットの中継を行う中継装置であって、所定の時間毎に値が加算されるカウンタと、パケットを受信する第1のポートと、前記第1のポートで受信されたパケットを送出する第2のポートと、前記第1のポートで受信されたパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、該パケットに前記カウンタの値を付与するカウンタ値付与手段と、前記第2のポートから送出されるパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、前記カウンタ値付与手段によって該パケットに付与された値と、前記カウンタの値との差分を算出し、算出した差分を遅延値として該パケットに付与する遅延値付与手段とを備える。
開示した態様によれば、パケットの伝送中に生じる遅延の大きさをパケットに付与することとしたので、この値を考慮することにより、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができる。
なお、本願の開示する中継装置の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも上述した課題を解決するために有効である。
本願の開示する時刻同期方法および中継装置の一つの態様によれば、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する時刻同期方法および中継装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、時刻同期のためのプロトコルとしてPTPを用いる場合を例にして説明するが、本願の開示する技術は、時刻同期のために他のプロトコルが利用される場合にも有効である。
まず、本実施例に係る時刻同期方法について説明する。図1は、本実施例に係る時刻同期システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施例に係る時刻同期システムは、マスタ10とスレーブ20を、中継装置30を介してネットワーク接続している。
マスタ10は、基準となる時刻を管理する機器であり、スレーブ20は、マスタ10の時刻に自身の時刻を同期させる機器である。中継装置30は、通信を中継する装置であり、例えば、スイッチングハブやレイヤ3スイッチである。中継装置30は、ポートP1によってマスタ10と接続され、ポートP2によってスレーブ20と接続されている。
中継装置30は、図示しないカウンタを有する。このカウンタは、所定の時間毎(例えば、1μ秒毎)に、カウントアップされる。そして、中継装置30は、ポートP1においてPTPのパケットが受信されると、カウンタの値をパケットに付加する。そして、そのパケットのバッファリングが完了し、パケットがポートP2から出力される際に、中継装置30は、カウンタの最新の値と、受信時にパケットに付与した値の差分を算出し、差分を中継装置30における遅延値としてパケットに付加する。
また、中継装置30は、ポートP2においてPTPのパケットが受信されると、カウンタの値をパケットに付加する。そして、そのパケットのバッファリングが完了し、パケットがポートP1から出力される際に、中継装置30は、カウンタの最新の値と、受信時にパケットに付与した値の差分を算出し、差分を中継装置30における遅延値としてパケットに付加する。
このように、中継装置30は、PTPのパケットが受信されると、そのパケットを中継装置30が受信してから出力するまでの時間の長さを示す値をパケットに付与する。そして、マスタ10とスレーブ20は、中継装置30によってパケットに付与された値に基づいて、中継装置30における遅延が0であったように時刻情報を補正して、時刻同期のための処理を実行する。
図2は、本実施例に係る時刻同期システムの動作を示す概念図である。図2に示すように、中継装置30における遅延が0であったように時刻情報を補正して、時刻同期のための処理を実行することにより、各パケットの伝送時間が同一である場合と同様に、時刻同期を適切に機能させることができる。
次に、図1に示した各機器の構成について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、本実施例に係る時刻同期方法と関連する部位についてのみ説明することとする。
図3は、図1に示した中継装置30の構成を示すブロック図である。なお、図3においては、中継装置30がポートP1とポートP2のみを有するものとしているが、中継装置30は、3個以上のポートを有していてもよい。
図3に示すように、中継装置30は、入力ポート301aおよび301bと、カウンタ値付与部302aおよび302bと、パケット種別判定部303aおよび303bと、入力バッファ304aおよび304bと、スイッチ部305と、出力バッファ306aおよび306bと、遅延値付与部307aおよび307bと、パケット種別判定部308aおよび308bと、出力ポート309aおよび309bと、カウンタ310とを有する。
入力ポート301aおよび301bは、外部からパケットを受信する処理部であり、出力ポート309aおよび309bは、外部へパケットを送信する処理部である。入力ポート301aと出力ポート309aの組合せが、図1に示したポートP1に相当し、入力ポート301bと出力ポート309bの組合せが、図1に示したポートP2に相当する。
カウンタ値付与部302aは、入力ポート301aで受信されたパケットが時刻同期のためのものであるか否かをパケット種別判定部303aに判定させる。そして、パケットが時刻同期のためのものであると判定された場合は、カウンタ値付与部302aは、カウンタ310の値をカウンタ値としてパケットに付与し、付与後のパケットを入力バッファ304aへ出力する。なお、カウンタ値の付与は、パケットの末尾等に新たな項目を追加することによって行ってもよいし、パケット中の未使用の項目を利用して行ってもよい。一方、パケットが時刻同期のためのものでないと判定された場合は、カウンタ値付与部302aは、カウンタ値を付与することなく、パケットを入力バッファ304aへ出力する。
パケット種別判定部303aは、パケットのヘッダの項目の値等に基づいて、パケットが時刻同期のためのものであるか否かを判定する。入力バッファ304aは、パケットをバッファリングし、所定のタイミングでスイッチ部305へ出力する。スイッチ部305は、経路制御情報等に基づいて、パケットを出力バッファ306a〜306bのいずれかへ出力する。出力バッファ306aは、パケットをバッファリングし、所定のタイミングで遅延値付与部307aへ出力する。
遅延値付与部307aは、出力バッファ306aから出力されたパケットが時刻同期のためのものであるか否かをパケット種別判定部308aに判定させる。そして、パケットが時刻同期のためのものであると判定された場合は、遅延値付与部307aは、カウンタ310の値と、パケットに付与されているカウンタ値の差分を算出する。そして、遅延値付与部307aは、パケットに付与されているカウンタ値を除去し、算出した差分を遅延値としてパケットに付与する。なお、遅延値の付与は、パケットの末尾等に新たな項目を追加することによって行ってもよいし、パケット中の未使用の項目を利用して行ってもよい。
さらに、遅延値付与部307aは、伝送中にデータが化けたと判断されることがないように、パケットのチェックサムを更新して出力ポート309aへ出力する。なお、チェックサムの更新は、パケット全体について演算して行うこととしてもよいし、演算時間と演算のための処理負荷を抑制するために、遅延値の付与部分についてのみ演算を行って差分更新することとしてもよい。下流の機器においてパケットのチェックサムの検査が実行されないことが予め分かっている場合には、チェックサムの更新を省略してもよい。一方、パケットが時刻同期のためのものでないと判定された場合は、遅延値付与部307aは、遅延値を付与することなく、パケットを出力ポート309aへ出力する。
カウンタ310は、保持する値を所定の時間毎にカウントアップする。なお、本実施例では、カウンタ310が保持する値をカウントアップさせる時間の単位と、時刻同期のためのパケットに時刻情報として設定される時間の単位が共通であるものとする。
カウンタ値付与部302bと、パケット種別判定部303bと、入力バッファ304bと、出力バッファ306bと、遅延値付与部307bと、パケット種別判定部308bは、それぞれ、カウンタ値付与部302aと、パケット種別判定部303aと、入力バッファ304aと、出力バッファ306aと、遅延値付与部307aと、パケット種別判定部308aと同様の部位であるので説明を省略する。
図4は、図1に示したマスタ10の構成を示すブロック図である。図4に示すように、マスタ10は、入力ポート101と、出力ポート102と、時刻同期制御部103と、計時部104と、遅延補正部105とを有する。入力ポート101は、外部からパケットを受信する処理部であり、出力ポート102は、外部へパケットを送信する処理部である。
時刻同期制御部103は、時刻同期のための各種処理を制御する。具体的には、時刻同期制御部103は、PTPに基づいて、時刻同期用のパケットの生成や解析等を行う。計時部104は、時刻同期の基準となる時刻を計時する。遅延補正部105は、中継装置30によって付与された遅延値に基づいて、中継装置30における遅延が0であったように時刻情報を補正する。
図5は、図1に示したスレーブ20の構成を示すブロック図である。図5に示すように、スレーブ20は、入力ポート201と、出力ポート202と、時刻同期制御部203と、計時部204と、遅延補正部205とを有する。入力ポート201は、外部からパケットを受信する処理部であり、出力ポート202は、外部へパケットを送信する処理部である。
時刻同期制御部203は、時刻同期のための各種処理を制御する。具体的には、時刻同期制御部203は、PTPに基づいて、時刻同期用のパケットの生成や解析等を行う。また、時刻同期制御部203は、時刻同期用のパケットに設定されていた時刻情報に基づいて計時部204の時刻を更新する。計時部204は、時刻を計時する。遅延補正部205は、中継装置30によって付与された遅延値に基づいて、中継装置30における遅延が0であったように時刻情報を補正する。
次に、図3に示した中継装置30の処理手順について説明する。図6は、カウンタ値付与部302aの処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、カウンタ値付与部302aは、受信されたパケットの種別をパケット種別判定部303aに判定させる(ステップS101)。
ここで、パケットの種別がPTPに関するもの、すなわち、時刻同期に関するものであれば(ステップS102肯定)、カウンタ値付与部302aは、カウンタ310の値を取得し(ステップS103)、取得した値をカウンタ値としてパケットに付与する(ステップS104)。一方、パケットの種別がPTPに関するもの、すなわち、時刻同期に関するものでなければ(ステップS102否定)、カウンタ値付与部302aは、パケットへのカウンタ値の付与を行わない。
図7は、遅延値付与部307aの処理手順を示すフローチャートである。図7に示すように、遅延値付与部307aは、出力バッファ306aから出力されたパケットの種別をパケット種別判定部308aに判定させる(ステップS201)。
ここで、パケットの種別がPTPに関するもの、すなわち、時刻同期に関するものであれば(ステップS202肯定)、遅延値付与部307aは、カウンタ310の値を取得する(ステップS203)。そして、遅延値付与部307aは、パケットに付与されているカウンタ値と、カウンタから取得した値の差分を算出する(ステップS204)。続いて、遅延値付与部307aは、パケットからカウンタ値を除去し(ステップS205)、ステップS204で算出した値を遅延値としてパケットに付与し(ステップS206)、パケットのチェックサムを更新する(ステップS207)。一方、パケットの種別がPTPに関するもの、すなわち、時刻同期に関するものでなければ(ステップS202否定)、遅延値付与部307aは、パケットへの遅延値の付与を行わない。
次に、本実施例に係る時刻同期システムにおける時刻同期の具体例について説明する。なお、以下の説明においては、既に図13等を用いて説明済みの部分については、説明を省略する。
図8は、本実施例に係る時刻同期システムにおける時刻同期の一例を示す図である。図8に示すように、マスタ10は、まず、sync/follow_upメッセージを用いて、スレーブ20にマスタ10の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「0」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、以下の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
offset = TSx − (TMx+syncdelay)
− delay ・・・式(4)
Time = Ts − offset ・・・式(5)
ここで、syncdelayは、sync/follow_upメッセージを中継する際に、中継装置30においてバッファリングのために生じた遅延時間であり、遅延値としてパケットに付与されている。
図8の例では、sync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「10」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「110」であり、バッファリングのために生じた遅延時間は「0」である。したがって、この時点でスレーブ20の時刻は、「10」に設定される。
続いて、スレーブ20は、マスタ10とスレーブ20の間の伝送路遅延の大きさを取得するために、delay_reqメッセージをマスタ10に送信する。ここで、delay_reqメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「0」であったものとする。マスタ10は、delay_reqメッセージを受信すると、delay_reqメッセージの受信時刻を、以下の式(6)のように、パケットに設定されていた遅延値で補正した時刻Time_rを格納したdelay_respメッセージをスレーブ20に応答する。
Time_r = TMr − reqdelay ・・・式(6)
ここで、TMrは、delay_reqメッセージの受信時刻である。reqdelayは、delay_reqメッセージを中継する際に、中継装置30においてバッファリングのために生じた遅延時間であり、遅延値としてパケットに付与されている。
図8の例では、delay_reqメッセージの受信時刻が「90」であり、reqdelayは「0」である。したがって、delay_respメッセージには、時刻情報として「90」が設定される。
そして、スレーブ20は、delay_respメッセージを受信すると、以下の式(7)によって伝送路遅延delayを設定する。
delay = ((TSx−(TMx+syncdelay))
+(TMy−TSy))/2 ・・・式(7)
図8の例では、スレーブ20がdelay_reqメッセージをマスタ10に送信した時刻が「50」であり、delay_respメッセージに格納されていた時刻が「90」であり、syncdelayは、この時点では「0」である。したがって、delayは「20」に設定される。
こうしてdelayの大きさが取得された後、マスタ10は、sync/follow_upメッセージを用いて、再び、スレーブ20にマスタ10の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「110」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図8の例では、2回目のsync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「110」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「220」である。また、中継装置30によって付加された遅延値は「110」であり、この時点でのdelayの値は「20」である。したがって、この段階で、スレーブ20の時刻は、「240」に設定される。そして、この段階以降、マスタ10とスレーブ20の時刻は、図8の通り同期した状態となる。
図9は、本実施例に係る時刻同期システムにおける時刻同期の他の一例を示す図である。図9に示すように、マスタ10は、まず、sync/follow_upメッセージを用いて、スレーブ20にマスタ10の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「0」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図9の例では、sync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「10」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「110」であり、バッファリングのために生じた遅延時間は「0」である。したがって、この時点でスレーブ20の時刻は、「10」に設定される。
続いて、スレーブ20は、マスタ10とスレーブ20の間の伝送路遅延の大きさを取得するために、delay_reqメッセージをマスタ10に送信する。ここで、delay_reqメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「40」であったものとする。マスタ10は、delay_reqメッセージを受信すると、delay_reqメッセージの受信時刻を、上記の式(6)のように、パケットに設定されていた遅延値で補正した時刻Time_rを格納したdelay_respメッセージをスレーブ20に応答する。
図9の例では、delay_reqメッセージの受信時刻が「130」であり、reqdelayは「40」である。したがって、delay_respメッセージには、時刻情報として「90」が設定される。
そして、スレーブ20は、delay_respメッセージを受信すると、上記の式(7)によって伝送路遅延delayを設定する。
図9の例では、スレーブ20がdelay_reqメッセージをマスタ10に送信した時刻が「50」であり、delay_respメッセージに格納されていた時刻が「90」であり、syncdelayは、この時点では「0」である。したがって、delayは「20」に設定される。
こうしてdelayの大きさが取得された後、マスタ10は、sync/follow_upメッセージを用いて、再び、スレーブ20にマスタ10の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「10」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図9の例では、2回目のsync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「150」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「160」である。また、中継装置30によって付加された遅延値は「10」であり、この時点のdelayの値は「20」である。したがって、この時段階で、スレーブ20の時刻は、「180」に設定される。そして、この段階以降、マスタ10とスレーブ20の時刻は、図9の通り同期した状態となる。
図10は、本実施例に係る時刻同期システムにおける時刻同期の他の一例を示す図である。図10に示すように、マスタ10は、まず、sync/follow_upメッセージを用いて、スレーブ20にマスタ10の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「30」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図10の例では、sync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「10」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「140」であり、バッファリングのために生じた遅延時間は、「30」である。したがって、この時点でスレーブ20の時刻は、「40」に設定される。
続いて、スレーブ20は、マスタ10とスレーブ20の間の伝送路遅延の大きさを取得するために、delay_reqメッセージをマスタ10に送信する。ここで、delay_reqメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「40」であったものとする。マスタ10は、delay_reqメッセージを受信すると、delay_reqメッセージの受信時刻を、上記の式(6)のように、パケットに設定されていた遅延値で補正した時刻Time_rを格納したdelay_respメッセージをスレーブ20に応答する。
図10の例では、delay_reqメッセージの受信時刻が「130」であり、reqdelayは「40」である。したがって、delay_respメッセージには、時刻情報として「90」が設定される。
そして、スレーブ20は、delay_respメッセージを受信すると、上記の式(7)によって伝送路遅延delayを設定する。
図10の例では、スレーブ20がdelay_reqメッセージをマスタ10に送信した時刻が「50」であり、delay_respメッセージに格納されていた時刻が「90」であり、syncdelayは、この時点では「30」である。したがって、delayは「20」に設定される。
こうしてdelayの大きさが取得された後、マスタ10は、sync/follow_upメッセージを用いて、再び、スレーブ20に自身の時刻を通知する。ここで、これらのメッセージを中継する際の中継装置30における遅延時間は「10」であったものとする。スレーブ20は、sync/follow_upメッセージを受信すると、上記の式(4)および式(5)によって算出されるTimeを自身の時刻として設定する。
図10の例では、2回目のsync/follow_upメッセージによって通知されたマスタ10の時刻が「150」であり、通知された際のスレーブ20の時刻は「160」である。また、中継装置30によって付加された遅延値は「10」であり、この時点でのdelayの値は「20」である。したがって、この段階で、スレーブ20の時刻は、「180」に設定される。そして、この段階以降、マスタ10とスレーブ20の時刻は、図10の通り同期した状態となる。
上述してきたように、本実施例1では、中継装置をパケットが経由する際に生じる遅延の大きさをパケットに付与することとしたので、この値を考慮することにより、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができる。
実施例1では、スイッチングハブ等が、内部遅延の大きさを示す遅延値をパケットに付与する例を示したが、既に運用中のネットワークにおいては、このような機能をスイッチングハブ等に追加することができない場合がある。そこで、本実施例では、遅延値をパケットに付与する機能をスイッチングハブ等に追加できない場合でも、時間同期を実現することができる技術について説明する。
なお、以下の説明では、既に説明した部位と同一の部位については、既に説明した部位と同一の符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図11は、本実施例に係る時刻同期システムの構成を示す図である。図11に示すように、本実施例に係る時刻同期システムは、マスタ10とスレーブ20を、中継装置31とスイッチ40を介してネットワーク接続している。
スイッチ40は、遅延値をパケットに付与する機能をもたない従来のスイッチングハブである。なお、スイッチ40は、パケットの伝送時間にゆらぎを生じさせる可能性のある機器であればどのようなものであってもよい。
中継装置31は、ポートP1aによってマスタ10と接続され、ポートP1bによってスイッチ40のポートの1つと接続され、ポートP2bによってスイッチ40の他のポートと接続され、ポートP2aによってスレーブ20と接続されている。そして、ポートP1aとポートP1bは、中継装置31の内部で接続され、ポートP2aとポートP2bは、中継装置31の内部で接続されている。したがって、マスタ10、スレーブ20、中継装置31およびスイッチ40は、マスタ10〜中継装置31のポートP1a〜中継装置31のポートP1b〜スイッチ40〜中継装置31のポートP2b〜中継装置31のポートP2a〜スレーブ20という経路で接続されている。
中継装置31は、図示しないカウンタを有する。このカウンタは、所定の時間毎(例えば、1μ秒毎)に、カウントアップされる。そして、中継装置31は、ポートP1aにおいてPTPのパケットが受信されると、カウンタの値をパケットに付加する。そして、そのパケットがスイッチ40を経由してポートP2aから出力される際に、中継装置31は、カウンタの最新の値と、ポートP1aでの受信時にパケットに付与した値の差分を算出し、差分を遅延値としてパケットに付加する。
また、中継装置31は、ポートP2aにおいてPTPのパケットが受信されると、カウンタの値をパケットに付加する。そして、そのパケットがスイッチ40を経由してポートP1aから出力される際に、中継装置31は、カウンタの最新の値と、ポートP2aでの受信時にパケットに付与した値の差分を算出し、遅延値としてパケットに付加する。
すなわち、中継装置31は、PTPのパケットが受信されると、そのパケットがスイッチ40を経由して中継装置31から出力するまでの時間の長さを示す値をパケットに付与する。そして、マスタ10とスレーブ20は、中継装置31によってパケットに付与された値に基づいて、中継装置31とスイッチ40における遅延が0であったように時刻情報を補正して、時刻同期のための処理を実行する。このような構成とすることにより、スイッチ40における伝送時間のゆらぎの影響を排除して時刻同期を実行することが可能になる。
次に、図11に示した中継装置31の構成について説明する。図12は、中継装置31の構成を示すブロック図である。図12に示すように、中継装置31は、入力ポート501aおよび501bと、カウンタ値付与部302aおよび302bと、パケット種別判定部303aおよび303bと、出力ポート502aおよび502bと、入力ポート503aおよび503bと、遅延値付与部307aおよび307bと、パケット種別判定部308aおよび308bと、出力ポート504aおよび504bと、カウンタ310とを有する。
入力ポート501aは、マスタ10から送信されたパケットを受信し、カウンタ値付与部302aへ出力する。出力ポート502aは、カウンタ値付与部302aから出力されたパケットをスイッチ40へ送信する。入力ポート503aは、スイッチ40から送信されたパケットを受信し、遅延値付与部307aへ出力する。出力ポート504aは、遅延値付与部307aから出力されたパケットをマスタ10へ送信する。入力ポート501aと出力ポート504aの組合せが、図11に示したポートP1aに相当し、入力ポート503aと出力ポート502aの組合せが、図11に示したポートP1bに相当する。
また、入力ポート501bは、スレーブ20から送信されたパケットを受信し、カウンタ値付与部302bへ出力する。出力ポート502bは、カウンタ値付与部302bから出力されたパケットをスイッチ40へ送信する。入力ポート503bは、スイッチ40から送信されたパケットを受信し、遅延値付与部307bへ出力する。出力ポート504bは、遅延値付与部307bから出力されたパケットをマスタ10へ送信する。入力ポート501bと出力ポート504bの組合せが、図11に示したポートP2aに相当し、入力ポート503bと出力ポート502bの組合せが、図11に示したポートP2bに相当する。
カウンタ値付与部302aおよび302bと、パケット種別判定部303aおよび303bと、出力ポート502aおよび502bと、遅延値付与部307aおよび307bと、パケット種別判定部308aおよび308bと、カウンタ310の機能と処理内容については、実施例1と同様である。なお、カウンタ値付与部302aおよび302bについては、カウンタ値を付与した後のパケットがスイッチ40を経由することになるため、スイッチがパケットのチェックサムを検証する機能を有している場合には、チェックサムの更新を行う。
上述してきたように、本実施例2では、スイッチングハブ等をパケットが経由する際に生じる遅延の大きさを中継装置がパケットに付与することとしたので、この値を考慮することにより、パケットの伝送時間が変動する場合でも、時刻同期を実現することができる。
実施例1に係る時刻同期システムの構成を示す図である。 実施例1に係る時刻同期システムの動作を示す概念図である。 実施例1に係る中継装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るマスタの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るスレーブの構成を示す機能ブロック図である。 カウンタ値付与部の処理手順を示すフローチャートである。 遅延値付与部の処理手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る時刻同期システムにおける時刻同期の一例を示す図である。 実施例1に係る時刻同期システムにおける時刻同期の他の一例を示す図である。 実施例1に係る時刻同期システムにおける時刻同期の他の一例を示す図である。 実施例2に係る時刻同期システムの構成を示す図である。 実施例2に係る中継装置の構成を示すブロック図である。 従来の時刻同期方法による時刻同期の一例を示す図である。 理想的な通信環境の一例を示す図である。 パケットの伝送時間が一致しない通信環境の一例を示す図である。 時刻同期の失敗の一例を示す図である。
符号の説明
10 マスタ
101 入力ポート
102 出力ポート
103 時刻同期制御部
104 計時部
105 遅延補正部
20 スレーブ
201 入力ポート
202 出力ポート
203 時刻同期制御部
204 計時部
205 遅延補正部
30、31 中継装置
301a、301b、501a、501b、503a、503b 入力ポート
302a、302b カウンタ値付与部
303a、303b パケット種別判定部
304a、304b 入力バッファ
305 スイッチ部
306a、306b 出力バッファ
307a、307b 遅延値付与部
308a、308b パケット種別判定部
309a、309b、502a、502b、504a、504b 出力ポート
310 カウンタ
40 スイッチ

Claims (5)

  1. 第1の装置と第2の装置の時刻を同期させる時刻同期方法であって、
    前記第1の装置の装置が、前記第2の装置へ、前記第1の装置の時刻を含んだパケットを送信する送信工程と、
    前記パケットを中継する中継装置が、前記パケットの受信時に受信時刻を示す値を前記パケットに付与する受信時刻付与工程と、
    前記中継装置が、前記パケットの送信時に、前記受信時刻付与において前記パケットに付与した値と現時刻の差分を、遅延値として前記パケットに付与する遅延値付与工程と、
    前記第2の装置が、前記パケットに含まれる前記第1の装置の時刻と、前記パケットに付与された前記遅延値とに基づいて時刻同期のための制御を実行する制御工程と
    を含むことを特徴とする時刻同期方法。
  2. パケットの中継を行う中継装置であって、
    所定の時間毎に値が加算されるカウンタと、
    パケットを受信する第1のポートと、
    前記第1のポートで受信されたパケットを送出する第2のポートと、
    前記第1のポートで受信されたパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、該パケットに前記カウンタの値を付与するカウンタ値付与手段と、
    前記第2のポートから送出されるパケットが時刻同期のためのパケットである場合に、前記カウンタ値付与手段によって該パケットに付与された値と、前記カウンタの値との差分を算出し、算出した差分を遅延値として該パケットに付与する遅延値付与手段と
    を備えたことを特徴とする中継装置。
  3. 前記第1のポートで受信されたパケットを他の装置へ送出する第3のポートと、
    前記他の装置から送信されたパケットを受信する第4のポートとをさらに備え、
    前記第2のポートは、前記第1のポートで受信され、前記第3のポートと前記第4のポートを経由したパケットを送出することを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記遅延値付与手段は、前記遅延値を付与した後のパケットのチェックサムを更新することを特徴とする請求項2または3に記載の中継装置。
  5. 前記カウンタ値付与手段は、前記カウンタの値を付与した後のパケットのチェックサムを更新することを特徴とする請求項3に記載の中継装置。
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