JP4408086B2 - クロック同期方法およびクロック同期回路 - Google Patents

クロック同期方法およびクロック同期回路 Download PDF

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Description

本発明は、非同期通信網を介して同期通信を行う際に必要となる伝送装置間のクロック同期方法およびクロック伝送装置に関する。
図3は、従来のクロック同期回路を含む同期多重伝送装置の構成例を示す(非特許文献1)。図において、同期クロック発振器11をもつ同期多重伝送装置10Mと、従となる装置内クロック発振器12をもつ同期多重伝送装置10Sは、非同期通信網を介して接続される。ここでは、各同期多重伝送装置が物理ポートとして非同期パケットポート13を備え、物理リンクを介して接続される。
同期多重伝送装置10Mでは、非同期パケットポート13に入力したデータパケットがクロックパケット生成部14に入力される。同期クロック発振器11に接続されたクロックパケット生成部14では、クロック同期情報のみをもつクロック同期パケット、または非同期パケットポート13から入力するデータパケットにクロック同期情報を埋め込んだデータパケットを生成し、非同期パケットポート13から非同期通信網の物理リンクに送信する。
同期多重伝送装置10Mから送信されたクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、従となる同期多重伝送装置10Sの非同期パケットポート13に受信される。同期多重伝送装置10Sの非同期パケットポート13に受信したクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、クロック同期回路20のパケット受信バッファ21に書き込まれる。クロック同期回路20は、装置内クロック発振器12から分周器16を介して与えられるタイミング(減算周期)に応じて動作し、その出力値をD/Aコンバータ15を介して装置内クロック発振器12にフィードバックすることにより、同期クロック発振器11に同期させる構成である。パケット受信バッファ21に書き込まれるクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、パケットカウンタ22で減算周期ごとにその数がカウントされた後に、クロック同期パケットは廃棄され、データパケットは非同期パケットポート13に出力される。
パケットカウンタ22は、減算周期ごとに現在のカウンタ値を1減算するとともに、パケット受信バッファ21のパケット数を加算し、そのカウンタ値をD/Aコンバータ15を介して装置内クロック発振器12に出力する。すなわち、クロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットが減算周期ごとに一定数ずつ到着しているときは、パケットカウンタ22のカウンタ値は一定値となって装置内クロック発振器12の発振周波数も一定となる。これが同期クロック発振器11に同期がとれた状態である。
PWE3 Internet-Draft "TDM over IP", Y(J) Stein, R.Shashoua, R.Insler, M.Anavi, www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-pwe3-tdmoip-02.txt
非同期通信網を介して同期通信を行うためには、同期クロック発振器をもつ同期多重伝送装置と、従となる装置内クロック発振器をもつ同期多重伝送装置との間でクロック同期をとる必要がある。従来のクロック同期回路では、クロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットが非同期通信網内で欠落すると、受信するパケット総数が少なくなり、従属同期側のクロック周波数が低下する問題がある。
また、クロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットを転送する経路上で障害が発生し、パケットが到着しない状態が続けば、クロック周波数が低下するだけでなくクロック同期外れが発生する問題がある。また、クロック周波数が徐々に低下することを避けるためにパケットカウンタをリセットする方法をとると、定常的にパケットロスが発生する状況では、クロック周波数の変動が大きくなり通信に支障をきたすことになる。
一方、クロック同期パケット等を冗長に伝送して障害発生時に切り替える方法もあるが、一般的な従来技術では障害が発生してから切り替えが終了するまでに時間がかかり、その間に転送すべきクロック同期パケット等が失われ、従属同期側のクロック同期外れが発生する可能性が高かった。
本発明は、非同期通信網を介して同期通信を行う伝送システムにおいて、冗長なクロック同期パケット等を転送し、高い信頼性とパケットロスによる長時間の周波数変動を抑止することができるクロック同期方法およびクロック伝送回路に関する。
第1の発明は、同期クロック発振器をもつ第1の伝送装置と、同期クロック発振器に従属する装置内クロック発振器をもつ第2の伝送装置が非同期通信網を介して接続され、第1の伝送装置は、同期クロック発振器に基づく一定間隔でクロック同期用のパケットを送信し、第2の伝送装置は、非同期通信網を介して転送されたクロック同期用のパケットを受信し、装置内クロック発振器に基づく周期でその受信パケット数をカウントし、その受信パケット数が一定になるように装置内クロック発振器の発振周波数を調整し、同期クロック発振器と装置内クロック発振器を同期させるクロック同期方法において、第1の伝送装置は、クロック同期用のパケットを複製して2つの経路に送信し、第2の伝送装置は、2つの経路で冗長に転送されたクロック同期用のパケットを受信し、装置内クロック発振器に基づく周期でそれぞれの受信パケット数をカウントし、各経路の受信パケット数の加算値を用いて装置内クロック発振器の発振周波数を調整するとともに、該周期ごとに各経路の受信パケット数を1減算しながらそれぞれ積算し、一方の経路に対応する受信パケット数のみが0になってから受信パケット数の積算値が0〜1のときに他方の経路の受信パケット数による補完処理を行い、補完後の各経路の受信パケット数の加算値を用いて装置内クロック発振器の発振周波数を調整する。
第2の発明は、同期クロック発振器をもつ第1の伝送装置と、同期クロック発振器に従属する装置内クロック発振器をもつ第2の伝送装置が非同期通信網を介して接続され、第1の伝送装置から第2の伝送装置に、同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送されたクロック同期用のパケットを受信し、装置内クロック発振器に基づく周期でその受信パケット数をカウントし、その受信パケット数が一定になるように装置内クロック発振器の発振周波数を調整し、同期クロック発振器と装置内クロック発振器を同期させるクロック同期回路において、非同期通信網の2つの経路を介して冗長に転送されたクロック同期用のパケットを受信し、装置内クロック発振器に基づく周期でそれぞれの受信パケット数をカウントする2つのパケットカウンタと、装置内クロック発振器に基づく周期ごとに、2つのパケットカウンタのカウンタ値を1減算しながらそれぞれ積算する2つのバーストパケットカウンタと、周期ごとに2つのパケットカウンタのカウンタ値の加算処理を行い、その加算値を装置内クロック発振器の発振周波数の制御情報として出力するとともに、一方の経路のパケットカウンタのカウンタ値のみが0でバーストパケットカウンタの積算値が0になったときに、他方の経路のパケットカウンタのカウンタ値を一方の経路のパケットカウンタの仮想的なカウンタ値として加算処理を行い、かつ一方の経路のバーストパケットカウンタに入力して積算する補完処理を行い、このバーストパケットカウンタのカウンタ値が2以上になったときに補完処理を停止するパケット演算部とを備える。
本発明では、クロック同期用のパケットを2つの経路で冗長に転送し、一方の経路上で失われたパケットを他方の経路のパケットをもとに補完する処理を行うことにより、パケットロスにより生ずるクロック周波数の低下やクロック同期外れを解消することができる。これにより、従属同期側の伝送装置のクロック周波数を安定化することができ、非同期通信網を介して接続される伝送システムの信頼性を高めることができる。
図1は、本発明のクロック同期回路を含む同期多重伝送装置の構成例を示す。図において、同期クロック発振器11をもつ同期多重伝送装置10Mと、従となる装置内クロック発振器12をもつ同期多重伝送装置10Sは、非同期通信網を介して接続される。ここでは、各同期多重伝送装置が物理ポートとして非同期パケットポート13A,13Bを備え、経路Aおよび経路Bの物理リンクを介して接続される。なお、装置間を接続する物理ポートが1つで、その物理リンク内に論理ポートを2つ設定し、1つの物理リンク内の2つの経路(回線)を介して接続されるものとしてもよい。
同期多重伝送装置10Mでは、非同期パケットポート13A,13Bに入力したデータパケットがデータパケット振り分け部17を介してクロックパケット生成部14に入力される。同期クロック発振器11に接続されたクロックパケット生成部14では、クロック同期情報のみをもつクロック同期パケット、またはデータパケット振り分け部17から入力するデータパケットにクロック同期情報を埋め込んだデータパケットを生成し、非同期パケットポート13A,13Bから非同期通信網の経路Aおよび経路Bの各物理リンクに送信する。
同期多重伝送装置10Mから冗長に2経路で送信されたクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、従となる同期多重伝送装置10Sの非同期パケットポート13A,13Bに受信される。なお、同期多重伝送装置10Sでは、異なる2つの物理ポートまたは論理ポートに受信するパケットについて、経路Aまたは経路Bのいずれから到着したものであるかを識別することができる。
同期多重伝送装置10Sの各非同期パケットポート13A,13Bに受信したクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、本発明のクロック同期回路20のそれぞれ対応するパケット受信バッファ21A,21Bに書き込まれる。クロック同期回路20は、装置内クロック発振器12から分周器16を介して与えられるタイミング(減算周期)に応じて動作し、その出力値をD/Aコンバータ15を介して装置内クロック発振器12にフィードバックすることにより、同期クロック発振器11に同期させる構成である。パケット受信バッファ21A,21Bに書き込まれるクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットは、パケットカウンタ23A,23Bで減算周期ごとにその数がカウントされた後に、クロック同期パケットは廃棄され、データパケットはデータパケット振り分け部17に出力される。
パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値は、減算周期ごとにバーストパケットカウンタ24A,24Bおよびパケット演算部25に出力されるとともに、0にリセットされる。バーストパケットカウンタ24A,24Bは、減算周期ごとに現在のカウンタ値を1減算するとともに、パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値出力(減算周期内に入力したパケット数)を加算し、そのカウンタ値をパケット演算部25に出力する。ただし、バーストパケットカウンタ24A,24Bの最小値は0で、マイナス値にはならない。
パケット演算部25は、減算周期ごとに入力するパケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値を加算し、その加算値から1減算した値をパケットカウンタ22に出力する。パケットカウンタ22は、減算周期ごとに現在のカウンタ値を1減算するとともに、パケット演算部25の出力値を加算し、そのカウンタ値をD/Aコンバータ15を介して装置内クロック発振器12に出力する。すなわち、経路Aおよび経路Bを介して、クロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットが減算周期ごとに1つずつ到着しているときは、パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値はともに1となり、パケット演算部25の出力値も1となり、パケットカウンタ22のカウンタ値は一定値となって装置内クロック発振器12の発振周波数も一定となる。これが同期クロック発振器11に同期がとれた状態である。
次に、経路Aまたは経路Bから入力するクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットが途切れたときの動作について説明する。クロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットの入力が途切れると、パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値は0のままで、バーストパケットカウンタ24A,24Bのカウンタ値も0のままとなる。ここで、一方の経路からのパケットの入力が途切れ、減算周期の終わりで一方のバーストパケットカウンタのカウンタ値のみが0になった場合に、パケット演算部25は次の減算周期から補完動作を開始する。補完動作では、パケットの入力が途切れた方、例えばパケットカウンタ23Bのカウンタ値として、1つ前の減算周期のパケットカウンタ23Aのカウンタ値を与え、かつバーストパケットカウンタ24Bでそのカウンタ値を加算する。また、パケット演算部25は、補完動作開始後にバーストパケットカウンタ24A,24Bのカウンタ値が2以上になった場合には、次の減算周期で補完動作を停止する。
このように、パケット演算部25は、パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値と、バーストパケットカウンタ24A,24Bのカウンタ値から補完動作開始/補完動作停止を判断し、補完動作開始後はパケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値に応じて補完動作を行い、補完後の各カウンタ値の加算値をパケットカウンタ22に出力する。これにより、一方の経路からのクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットが途切れても、補完動作によってパケットの受信タイミングを検出し、装置内クロック発振器12の発振周波数の調整を行うことができる。
また、データパケット振り分け部17は、クロック同期情報をもつデータパケットに対しては経路Aまたは経路Bのいずれかの経路を選択して連続的に転送処理を行っている。ここで、いずれかの経路で障害が発生し、パケット演算部25において一方の経路から他方の経路への補完動作を所定回数継続したことを検出した場合には、データパケット振り分け部17に対して補完する側の経路のデータパケットを選択して転送するように制御する。
図2は、本発明のクロック同期回路の動作例を示す。ここでは、減算周期ごとにパケット受信バッファ21A,21Bに受信するクロック同期パケットまたはクロック同期情報をもつデータパケットをA,Bと表記する。例えば、AAは減算周期内に経路Aから2つのパケットが受信したことを示し、空欄はパケットが受信しないことを示す。パケットカウンタ23A,23Bの値は、減算周期ごとに受信したパケット数を示す。バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は、減算周期の始めと終わりを示し、減算周期の始めの値は1つの前の減算周期の終わりの値から1減算した値となる。ただし、最小値は0である。パケット演算部25の出力は、パケットカウンタ23Aのカウンタ値とパケットカウンタ23Bのカウンタ値を加算し、その加算値から1減算した値となる。ただし、パケットカウンタ23A,23Bのカウンタ値は、補完動作開始後は補完された値(図中かっこ書きで示す)を用いて加算処理が行われる。
減算周期t1では、経路Aおよび経路Bからパケットが到着せず、パケットカウンタ23A,23Bの値はともに0、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値はともに0のままであり、パケット演算部25の出力は−1となる。減算周期t2では、経路Aおよび経路Bからパケットが1つずつ到着し、パケットカウンタ23A,23Bの値はともに1、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値はともに1になり、パケット演算部25の出力は+1となる。
減算周期t3では、経路Aからパケットが1つ到着し、経路Bからパケットが到着せず、パケットカウンタ23A,23Bの値は1,0、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は1,0になり、パケット演算部25の出力は0となる。ここで、バーストパケットカウンタ24Bの値が0で、パケットカウンタ23A,23Bの値が1,0であるので、次の減算周期t4ではパケットカウンタ23Bへの補完動作を開始する。
減算周期t4では、パケットカウンタ23Aの値は1となり、パケットカウンタ23Bの値はパケットカウンタ23Aからの補完動作により(1)となり、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は1,1になり、パケット演算部25の出力は+1となる。なお、バーストパケットカウンタ24Bの値は1であるので、補完動作は継続する。減算周期t5も同様である。
減算周期t6では、パケットカウンタ23Aの値は0となり、パケットカウンタ23Bの値は補完動作により(1)となり、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は0,1になり、パケット演算部25の出力は0となる。なお、バーストパケットカウンタ24Bの値は1であるので補完動作は継続するが、パケットカウンタ23Aの値が0であるので実質的な補完はない。減算周期t7では、パケットカウンタ23Aの値は1となり、パケットカウンタ23Bの値は(0)となり、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は1,0になり、パケット演算部25の出力は0となる。なお、バーストパケットカウンタ24Bの値は0であるので、補完動作は開始(継続)する。
減算周期t8では、パケットカウンタ23Aの値は2となり、パケットカウンタ23Bの値は(1)となり、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は2,1になり、パケット演算部25の出力は+2となる。減算周期t9では、パケットカウンタ23Aの値は1となり、パケットカウンタ23Bの値は補完された(2)と到着したパケットが1つあるので(3)となり、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は2,3になり、パケット演算部25の出力は+3となる。ここで、バーストパケットカウンタ24Bの値が2以上となるので、次の減算周期では補完動作を停止する。
減算周期t10では、経路Aおよび経路Bからパケットが1つずつ到着し、パケットカウンタ23A,23Bの値はともに1、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は2,3になり、パケット演算部25の出力は+1となる。減算周期t11では、経路Aからパケットが1つ到着し、経路Bからパケットが到着せず、パケットカウンタ23A,23Bの値は1,0、バーストパケットカウンタ24A,24Bの値は2,2になり、パケット演算部25の出力は0となる。ここで、パケットカウンタ23Bの値が0であるが、バーストパケットカウンタ24Bの値が2であるので、補完動作は開始せず通常の動作を継続する。以下同様である。
なお、本実施形態では、同期クロック発振器11と装置内クロック発振器12の周波数差が2倍より小さい場合を想定している。
本発明のクロック同期回路を含む同期多重伝送装置の構成例を示す図。 本発明のクロック同期回路の動作例を示す図。 従来のクロック同期回路を含む同期多重伝送装置の構成例を示す図。
符号の説明
10M,10S 同期多重伝送装置
11 同期クロック発振器
12 装置内クロック発振器
13 非同期パケットポート
14 クロックパケット生成部
15 D/Aコンバータ
16 分周器
17 データパケット振り分け部
20 クロック同期回路
21 パケット受信バッファ
22 パケットカウンタ
23 パケットカウンタ
24 バーストパケットカウンタ
25 パケット演算部

Claims (7)

  1. 同期クロック発振器をもつ第1の伝送装置と、前記同期クロック発振器に従属する装置内クロック発振器をもつ第2の伝送装置が非同期通信網を介して接続され、
    前記第1の伝送装置は、前記同期クロック発振器に基づく一定間隔でクロック同期用のパケットを送信し、
    前記第2の伝送装置は、前記非同期通信網を介して転送された前記クロック同期用のパケットを受信し、前記装置内クロック発振器に基づく周期でその受信パケット数をカウントし、その受信パケット数が一定になるように前記装置内クロック発振器の発振周波数を調整し、前記同期クロック発振器と前記装置内クロック発振器を同期させるクロック同期方法において、
    前記第1の伝送装置は、前記クロック同期用のパケットを複製して2つの経路に送信し、
    前記第2の伝送装置は、前記2つの経路で冗長に転送された前記クロック同期用のパケットを受信し、前記装置内クロック発振器に基づく周期でそれぞれの受信パケット数をカウントし、各経路の受信パケット数の加算値を用いて前記装置内クロック発振器の発振周波数を調整するとともに、該周期ごとに各経路の受信パケット数を1減算しながらそれぞれ積算し、前記一方の経路に対応する前記受信パケット数のみが0になってから前記受信パケット数の積算値が0〜1のときに他方の経路の受信パケット数による補完処理を行い、補完後の各経路の受信パケット数の加算値を用いて前記装置内クロック発振器の発振周波数を調整する
    ことを特徴とするクロック同期方法。
  2. 請求項1に記載のクロック同期方法において、
    前記クロック同期用のパケットは、2つの物理インタフェースを介して前記同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送される
    ことを特徴とするクロック同期方法。
  3. 請求項1に記載のクロック同期方法において、
    前記クロック同期用のパケットは、1つの物理インタフェース内に論理的に分けた2つの回線を介して前記同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送される
    ことを特徴とするクロック同期方法。
  4. 同期クロック発振器をもつ第1の伝送装置と、前記同期クロック発振器に従属する装置内クロック発振器をもつ第2の伝送装置が非同期通信網を介して接続され、
    前記第1の伝送装置から前記第2の伝送装置に、前記同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送されたクロック同期用のパケットを受信し、前記装置内クロック発振器に基づく周期でその受信パケット数をカウントし、その受信パケット数が一定になるように前記装置内クロック発振器の発振周波数を調整し、前記同期クロック発振器と前記装置内クロック発振器を同期させるクロック同期回路において、
    前記非同期通信網の2つの経路を介して冗長に転送された前記クロック同期用のパケットを受信し、前記装置内クロック発振器に基づく周期でそれぞれの受信パケット数をカウントする2つのパケットカウンタと、
    前記装置内クロック発振器に基づく周期ごとに、前記2つのパケットカウンタのカウンタ値を1減算しながらそれぞれ積算する2つのバーストパケットカウンタと、
    前記周期ごとに前記2つのパケットカウンタのカウンタ値の加算処理を行い、その加算値を前記装置内クロック発振器の発振周波数の制御情報として出力するとともに、一方の経路のパケットカウンタのカウンタ値のみが0でバーストパケットカウンタの積算値が0になったときに、他方の経路のパケットカウンタのカウンタ値を一方の経路のパケットカウンタの仮想的なカウンタ値として前記加算処理を行い、かつ前記一方の経路のバーストパケットカウンタに入力して積算する補完処理を行い、このバーストパケットカウンタのカウンタ値が2以上になったときに前記補完処理を停止するパケット演算部と
    を備えたことを特徴とするクロック同期装置。
  5. 請求項4に記載のクロック同期装置において、
    2つの物理インタフェースを介して前記同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送された前記クロック同期用のパケットを受信する構成である
    ことを特徴とするクロック同期装置。
  6. 請求項4に記載のクロック同期装置において、
    1つの物理インタフェース内に論理的に分けた2つの回線を介して前記同期クロック発振器に基づく一定間隔で転送された前記クロック同期用のパケットを受信する構成である ことを特徴とするクロック同期装置。
  7. 請求項4に記載のクロック同期装置において、
    前記パケット演算部は、一方の経路から他方の経路への前記補完処理が所定回数継続したことを検出したときに、2つの経路で転送されたデータパケットの一方を選択出力する手段に対して補完する側の経路のデータパケットを選択するように制御する構成である
    ことを特徴とするクロック同期装置。
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