JP2010061437A - 障害解析システム、障害処理装置、電子機器、プログラム - Google Patents

障害解析システム、障害処理装置、電子機器、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】障害が判明してからの障害対処の時間を短縮することが可能な障害処理装置にする。
【解決手段】障害情報管理サーバ20は、各プリンタ70の障害情報を障害情報データベースDBで管理する。プリンタ70に搭載の障害処理装置80では、起動以降、障害情報更新部210は障害情報データベースDBから障害情報を定期的に取り込み障害情報記憶部160の障害情報テーブルを更新する。処理中に障害が発生すると、障害管理部180は障害発生状況と障害情報テーブル内の障害関連情報を比較し、この比較結果に基づき対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに障害が属するかを障害分類判定部242で判定する。障害情報登録部250は、障害分類判定部242の分類判定結果に応じて、障害および動作履歴を障害情報データベースDBに登録する。障害情報通知部260は、障害情報や対応策を通知する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、障害処理装置、電子機器、プログラムに関する。
近年、各種の電子機器に障害が発生したとき、その原因を解析して障害履歴に登録したり、障害表示を行なう仕組みが採られているものがある。たとえば、印刷装置(プリンタ)や複写機などのオフィス機器においては、高い生産性が要求されるため故障による遅滞が許容されず、故障を速やかに検知して解決することが求められている。また、自動車や航空機、ロボットや半導体設計装置など、他の産業機器においても動作制御などの手段として、信頼性が高く、高速・高精度での動作が可能な部材が数多く搭載されている。
これらの対処として、電子機器から取得される障害解析に必要な情報やサービスエンジニアによって入力される障害情報に基づいて、障害原因を究明し、障害の復旧や発生の防止に関して適切な対策を講じる仕組みが考えられている(特許文献1,2を参照)。
特開平8−25766号公報 特公平8−20978号公報
たとえば、特許文献1では、プリンタ内部に障害発生パターンを記録しておき、表示すべき障害と派生障害を判別する。障害履歴保持部に必要最小限の障害を登録するようにして、サービスマンが余分な調査をする必要をなくし、メンテナンス時間を短縮することができるようにしている。応用例として、障害関連情報を遠隔管理装置に転送することもある。
特許文献2では、過去の障害発生アドレスと各種レジスタ値、障害の復旧や防止のアドバイス情報を含む障害特徴領域を持つ電子計算機システムであり、過去に該当システムで発生した障害に関するアドバイス情報を表示するようにしている。
本発明は、障害が判明してからの障害対処の時間を短縮することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電子機器と、各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して記憶する障害情報記憶部を具備した障害情報管理装置と、前記電子機器に障害が発生したときにその障害に関する処理を行なう障害処理装置を備え、前記障害処理装置は、前記障害情報管理装置の前記障害情報記憶部に記憶されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に対応策があるときには、前記対応済の通知を行なう障害情報通知部と、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に応じて、前記電子機器に発生した障害および当該障害が発生したときの前記電子機器の動作状態の履歴を前記障害情報記憶部に登録する障害情報登録部と、を有する障害解析システムである。
請求項2に記載の発明は、各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して記憶する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、を有する障害処理装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に恒久的な対応策や暫定的な対応策があるときには、前記対応済の通知を行なう障害情報通知部をさらに備えた。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に応じて、前記電子機器に発生した障害および当該障害が発生したときの前記電子機器の動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知して登録させる障害情報登録部をさらに備えた。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記障害情報登録部は、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に暫定的な対応策があるときには、この障害に対して予め設定されている情報取得指示に基づく前記動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知する。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記障害情報登録部は、前記障害分類判定部が判定した障害の分類が、対応策が無く、かつ、対応策の解析が進行していない新規障害であるときは、前記電子機器の各部の動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知して新規障害として登録させる。
請求項7に記載の発明は、自身および/または他の電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して管理する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、自身に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、を有する電子機器である。
請求項8に記載の発明は、各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して管理する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み障害情報更新部の記憶内容を更新させる工程と、前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する工程と、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、各電子機器で発生した障害を反映した最新の障害関連情報に基づいて障害判明処理を実施でき、障害が判明してからの障害対処の時間を短縮することができる障害解析システムを提供することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、障害が判明してからの障害対処の時間を短縮する障害処理装置を提供することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、対応策の通知に基づき、障害に対する対処が可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、障害の分類に応じて、動作状態の履歴を障害情報管理装置に通知して登録することができる。
請求項5に記載の発明によれば、暫定的な対応策がある障害のときには、指定されている動作履歴の情報を追加情報として更新登録することができる。
請求項6に記載の発明によれば、対応策もなくその解析もなされていない障害のときには、各部の動作履歴の情報ととともに新規障害として新規登録することができる。
請求項7に記載の発明によれば、障害が判明してからの障害対処の時間を短縮する電子機器を提供することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、障害が判明してからの障害対処の時間を短縮するプログラムを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、電子機器の一例として、プリンタを一例に説明するが、本実施形態の障害解析処理が適用される電子機器はプリンタに限定されず、たとえば、自動車、航空機、ロボット、半導体設計装置などでもよい。
一般的な印刷処理では、利用者が印刷指示情報PJの生成指示を手動で行なう。因みに、印刷指示情報PJとは、紙媒体などに画像形成すべき内容である画像データと印刷設定(出力条件や印刷条件や印刷属性とも称される)とを含んだ印刷処理用の指示情報であり、一般的には、印刷ジョブや出力ジョブと称されているものに対応する。たとえば、文書作成編集装置、印刷制御装置、ページごとに画像を形成する画像形成装置(ページ・プリンタ)の間の画像データの受渡しには、画像形成装置がページ・プリンタであることに対応して、ページ記述言語(PDL:Page Description Language )と称されるプログラム言語を使用する。画像形成装置は、受け取ったPDLデータに基づきページ単位でビットマップ状の画像データ(イメージ)へ変換し、所定の記憶装置に蓄積してから印刷を行なうのが一般的である。また、印刷処理を実行する際には、印刷設定(その内容は後述する)の特定が必要になる。そこで、各ページの画像データ(PDLで記述)に印刷設定を付加して印刷指示情報PJを作成する。
画像出力処理に関わる出力条件の設定(印刷設定)としては、たとえば、大別すると、基本設定、レイアウト設定、ページ装飾設定、仕上げ設定などの各項目がある。基本設定には、たとえば、印刷枚数、印刷部数、白黒かカラーか、用紙サイズ(A4,A3、B4,B5など)、印刷方向(縦/横)、給紙トレイ(自動、トレイ番号)、印刷品質などの項目が含まれる。印刷品質の設定は、たとえば、「きれい〜はやい」の中からスライドバーで設定する、あるいは、予め登録されている一般文書、写真、DTP(Desk Top Publishing )、CAD(Computer Aided Design)などの中から選択する。レイアウト設定には、たとえば、片面か両面か、変倍(拡大/縮小)の有無と変倍率の設定、割付け印刷(集約印刷)の有無と配置態様の設定などの項目が含まれる。ページ装飾設定中には、たとえば、ページ印刷の有無とその詳細設定、スタンプマークの有無とスタンプマークの設定、ヘッダやフッタの有無とその印刷情報の設定などの項目が含まれる。仕上げ設定には、たとえば、ソート、フィニッシャ(終末装置)、綴じ代、開き方向、製本の設定などの項目が含まれる。フィニッシャは、たとえばパンチの有無と孔数の設定、ステイプル(1つの束にして綴じる処理)の有無と綴じ位置の設定などの項目が含まれる。
<障害解析システムの全体構成:基本>
図1は、本実施形態の障害解析システムの基本構成を示す図である。障害解析システム1は、障害情報管理サーバ20、クライアント端末30、プリントサーバ50、オンデマンド端末54、認証サーバ60、1つまたは複数のプリンタ70、が通信網9を介して接続されている。プリンタ70(画像形成装置)は、電子機器の一例である。障害解析システム1は、全体としては、通信網9に、クライアント端末30、プリントサーバ50、オンデマンド端末54、認証サーバ60、プリンタ70、が接続され、1台のプリンタ70を複数のクライアント端末30が共用して、印刷を行なうことが可能な構成になっている。
障害情報管理サーバ20は、障害関連情報をデータベース(障害情報データベースDB)に登録・管理する障害情報管理装置の一例である。障害情報管理サーバ20は、サービスエンジニアから入力される各プリンタ70にて発生した障害の情報や、各プリンタ70から随時提供される障害や障害発生時の動作状況の情報や障害対策の情報を障害情報データベースDBとして登録・保存する。プリンタ70の利用中に障害が発生した場合、サービスエンジニアは、その種別に関係なく全ての障害を障害情報データベースDBに登録する。個々の障害に関しては別の関連部門が解析/対策を行なう。
クライアント端末30(文書作成編集装置)は、利用者が使用するホスト装置である。障害情報管理サーバ20は、電子文書を生成する機能や電子文書を編集する機能を持つものであればよく、たとえば、情報処理装置として身近なパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer )を利用するのが好適である。
プリントサーバ50は、印刷管理装置の一例である。プリントサーバ50は、クライアント端末30における電子文書の生成・編集の状況を監視し、オンデマンド印刷でなければ直ぐに印刷実行をプリンタ70に指示し、オンデマンド(On Demand )印刷であれば、電子文書に基づく印刷指示情報PJを記憶媒体に保存することで、オンデマンド端末54からの出力指示があるまで印刷処理を保留しておく。
オンデマンド端末54は、出力指示装置の一例である。オンデマンド端末54は、プリントサーバ50が保留しておいたオンデマンド印刷用の印刷指示情報PJの出力指示を利用者から受け付けて出力処理の実行を指示する。「オンデマンド」とは、一般的に、「必要な物を、必要な分、必要なときに」という意味と解されている。よって、「オンデマンド印刷」とは、クライアント端末30からプリンタ70に直ちに印刷処理を実行させて印刷出力物を排出するのではなく、印刷指示情報PJが生成されても、印刷処理を一時的に保留しておき、オンデマンド端末54を介した出力指示があったときに出力処理を実行することである。
オンデマンド端末54は、一般的には、プリンタ70の近傍にプリンタ70ごとに用意される各別のものである。たとえば、第1プリンタ70_1は、通信網9に接続されたオンデマンド端末54から出力指示を受け付ける。「プリンタ70ごと」であり、通信網9を介さずに直接にオンデマンド端末54_2が接続される第2プリンタ70_2でもよいし、オンデマンド端末54_3が一体的な第3プリンタ70_3(複合機)でもよい。なお、プリントサーバ50や認証サーバ60がプリンタ70の近傍に備えられるシステム構成の場合には、プリントサーバ50や認証サーバ60がオンデマンド端末54の機能を兼ねるものとしてもよい。
認証サーバ60は、認証管理装置の一例であり、利用者が正規の者であるか否かを特定する処理を行なう。
プリンタ70は、画像形成装置の一例である。プリンタ70は、少なくとも印刷指示情報PJに基づき印刷用紙に画像を形成(印刷)する機能を備えていればよく、その単一機能を持つ印刷装置(プリンタ)や、印刷機能の他に複写機能、FAX機能などの複数の機能を持つ複合機などでもよい。本実施形態のプリンタ70は、障害処理装置80を搭載している。なお、障害処理装置80は、プリンタ70に搭載されることは必須ではなく、プリンタ70と別体であってもよい。
障害処理装置80は、プリンタ70が起動以降、通信網9を介して接続された障害情報管理サーバ20に問い合わせて障害情報データベースDBに登録された障害関連情報を障害情報テーブルTBL に定期的に取り込み、印刷処理中に発生した障害の発生状況と障害情報テーブルTBL 内の障害関連情報を比較し、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに障害が属するかを判定する機能(障害分類判定機能と称する)を有する。また、障害処理装置80は、分類判定された障害に応じて、対応済のサービスエンジニアや利用者へ通知する機能や、障害情報や障害発生時のプリンタ70の動作状況の情報(動作履歴情報)を障害情報データベースDBへ登録する機能を持つ。
障害情報管理サーバ20とプリントサーバ50と認証サーバ60は、一例として表示装置や指示入力装置などを具備した電子計算機システムを利用したものが使用される。これらは各別に設けてもよいし、1台の電子計算機システムが、これら2つや3つの機能を兼ねるものであってもよい。
通信網9は、たとえば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)の、有線通信や無線通信によるものである。
<障害情報管理サーバ:基本構成>
図2は、障害情報管理サーバ20の一構成例を示した図である。障害情報管理サーバ20は、各プリンタ70で発生した障害の内容や障害発生時の動作状況の情報を受け付ける障害情報受付部22と、障害情報受付部22が受け付けた障害の情報や関連部門による解析・対策を受けた障害に対する対応策などの情報(纏めて障害関連情報と称する)を記憶媒体26に障害情報データベースDBとして記憶する障害情報記憶部24を有する。障害情報管理サーバ20は、プリンタ70とは離れた場所に設置され、図示を割愛した通信モデムを介して、プリンタ70から障害情報を受信して必要な処理を行なう。
<障害処理装置:基本構成>
図2Aは、画像形成装置の一例であるプリンタ70に搭載される障害処理装置80の一構成例を説明する図である。
本実施形態のプリンタ70は、印刷制御部100と画像を用紙などの出力媒体に形成する印刷処理部102を備え、印刷制御部100に障害処理装置80が組み込まれている。
印刷制御部100は、動作制御部110、データ入力部120、印刷画像生成部130、印刷画像転送部140、障害処理装置80を有する。
動作制御部110は、各部を制御する。データ入力部120は、印刷指示情報PJを取り込み、印刷指示情報PJのPDLデータを内部データに変換し印刷画像生成部130に渡す。印刷画像生成部130は、データ入力部120から渡された内部データと印刷指示情報PJ中の印刷設定に従って印刷用の画像データを生成し印刷画像転送部140に渡す、印刷画像転送部140は、印刷画像転送部140で生成された画像データを、印刷処理部102の動作タイミングに合わせて印刷処理部102に送る。
障害処理装置80は、障害情報テーブルTBL を記憶装置に記憶する障害情報記憶部160、プリンタ70の各部の動作状況の履歴(動作履歴)を記憶装置に記憶する動作履歴記憶部170、および障害管理部180を備える。
障害管理部180は、障害情報更新部210、障害解析部240、障害情報通知部260を有する。障害解析部240は、障害分類判定部242、動作情報収集部244、障害情報登録部250を有する。
障害情報登録部250は、プリンタ70に発生した障害および当該障害が発生したときのプリンタ70の動作状態の履歴を障害情報管理サーバ20の障害情報記憶部24に登録するものであり、障害情報更新部252と障害情報追加部254を有する。
障害情報更新部210は、通信網9を介して障害情報管理サーバ20に問い合わせて、障害情報データベースDBに登録された障害関連情報を障害情報更新部160の障害情報テーブルTBL に定期的に取り込むことで、障害発生パターンを更新する。
障害解析部240は、印刷処理中に発生した障害の発生状況と障害情報テーブルTBL 内の障害関連情報を比較する。障害分類判定部242は、この比較結果に基づいて、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに障害が属するかを判定する。たとえば、障害分類判定部242は、障害が検知されると、その障害が、たとえば、既に恒久的な対応済が確定しているもの(対応策確定障害と称する)、暫定的(一時的)な対応策(回避策と称する)が判明しているもの(回避策判明障害と称する)、新らしい障害で現在対応検討中のもの(対応中障害と称する)、新らしい障害で未対応のもの(新規障害と称する)、の4つに分類の何れに属するかを判定する。
対応策確定障害は、恒久対応策が存在するため、障害発生状況や恒久対応策を利用者やサービスエンジニアに通知し、その指示に従った対処をすることで、直ぐに障害解決に導かれる。回避策判明障害は、障害発生状況や回避策を利用者やサービスエンジニアに通知し、その指示に従った対処をすることで、恒久対策にはならないものの、一時的に障害の発生が回避される。対応中障害は、障害発生原因の解析や対応策の検討が進行中であり、恒久対応策や回避策を判明するためには、さらに何れの追加情報が必要かも判明している。追加情報の蓄積により、恒久対応策や回避策の確定が早くなると考えられる。一方、新規障害は、障害の解析、対応策の開発、検証と、利用中の障害が修復するまでには長い時間が掛る。
障害処理装置80は、恒久的な対応策が存在する障害を検知すると、障害情報通知部260が、障害発生状況や適切な対応策の情報を表示手段(液晶表示装置など)や音声通報手段(スピーカなど)を利用して利用者やサービスエンジニアに通知する。障害処理装置80は、回避策が判明している障害を検知すると、障害情報通知部260が障害発生状況や回避策を利用者に通知し、また動作情報収集部244がその障害発生時の動作状況の情報を収集して、障害情報更新部252を介して障害情報管理サーバ20に追加登録することで、障害情報管理サーバ20の障害情報データベースDBを自動的に更新する。
障害処理装置80は、対応策を検討中の対応中障害を検知すると、障害情報通知部260が障害発生状況やその旨を利用者に通知し、動作情報収集部244は予め定められている追加アクションに従ってその障害発生時の動作状況の情報を収集して、障害情報更新部252を介して障害情報管理サーバ20に追加登録することで、障害情報管理サーバ20の障害情報データベースDBを自動的に更新する。
障害処理装置80は、新規障害を検知すると、障害情報通知部260が障害発生状況を利用者に通知し、また、動作情報収集部244はその障害発生時の動作状況の情報を収集して、障害情報追加部254を介して障害情報管理サーバ20に新規障害として登録することで、障害情報管理サーバ20の障害情報データベースDBを自動的に更新する。
このように、本実施形態の障害処理装置80は、障害発生パターンを更新する障害情報更新部210を備えている。また、障害処理装置80は、障害情報を通知する機能だけでなく、恒久対応策や回避策を収集して通知する障害情報通知部260を備えている。
また、障害処理装置80は、追加収集したい動作履歴があるときにその動作履歴を収集する動作情報収集部244や、収集した情報を障害情報データベースDBに追加登録する障害情報更新部252を備えている。つまり、障害処理装置80は、対応策については、恒久対応策の存在する障害は適切な情報の表示し、回避策が判明している場合には、回避策の表示と追加情報の収集を行ない、障害情報データベースDB上の障害関連情報を自動的に更新する機能を有する。
また、障害処理装置80は、障害を新規登録する障害情報追加部254を備えている。つまり、対応策の存在しない障害の場合、収集したログ情報とともに新規障害として障害情報データベースDBに登録する機能を有する。
このような本実施形態の障害処理装置80によれば、発生した障害が対応策確定障害や回避策判明障害であれば、その対応策が障害情報通知部260により通知される。また、発生した障害に対して、既知障害か否かの切り分けを障害分類判定部242で行なっており、新規障害以外に対しては、障害が判明してからの初期障害解析の時間が短縮される。
また、対応中障害に対しては、動作情報収集部244と障害情報更新部252の連携により、追加の動作履歴情報が収集され障害情報データベースDBに登録される。さらに、新規障害の場合にも、その障害情報やその新規障害発生時の動作履歴情報が障害情報データベースDBに登録される。つまり、本実施形態の障害処理装置80には、障害情報の自動新規(または追加)登録、補足ログ情報の収集の機能が含まれている。
[動作手順:基本]
図3は、障害処理装置80の動作手順の一例を説明するフローチャートである。プリンタ70の動作が起動すると、障害情報更新部210は、通信網9を介して障害情報管理サーバ20にアクセスし、障害情報データベースDBの情報を取り込んで障害情報更新部160の障害情報テーブルTBL に書き込む。これにより、障害情報テーブルTBL は更新され(S110)、障害発生パターンは最新の障害情報を反映した状態になる。
障害処理装置80は、プリンタ70が動作中に、障害の発生を監視している(S120)。障害が発生しない場合(S120−NO)、クライアント端末30から投入された印刷指示情報PJがデータ入力部120に取り込まれ、印刷画像生成部130および印刷画像転送部140を経由し、印刷処理部102に送られる。これらの処理の流れは、動作制御部110でコントロールされる。一連の動作状況の情報(動作履歴)は、動作履歴記憶部170に一定期間記憶される。
印刷処理部102、動作制御部110、データ入力部120、印刷画像生成部130、印刷画像転送部140などの何れか(以下、障害発生部と称する)で障害が発生すると(S120−YES)、その障害発生部から障害管理部180に障害が発生したことを通知し、障害管理部180で障害の初期解析を行なう。初期解析時には、障害解析部240は先ず、障害発生部から現在の動作履歴情報を収集する(S122)。障害解析部240は、現在の動作履歴情報内に障害があるか否かを判定する(S124)。この判定は、動作履歴情報を解析することで障害を分類可能な場合であるのか否かを切り分けるものである。
現在の動作履歴情報内に障害がなければ(S124−NO)、障害解析部240は装置状況を収集する(S126)。「装置状況」とは、現在の動作・処理進行状態を意味する。障害解析部240は、収集した装置状況の情報に障害があるか否かを判定する(S128)。収集した装置状況の情報に障害がなければ、障害解析部240は、新規障害と判定する(S128−NO)。この判定結果に基づき、障害管理部180は、新規障害処理を実行する(S400)。
現在の動作履歴情報内に障害がある場合(S124−NO)、および収集した装置状況の情報に障害がある場合には(S128−YES)、障害解析部240は、動作制御部110、データ入力部120、印刷画像生成部130、印刷画像転送部140の過去の動作履歴を記録した動作履歴記憶部170に問い合わせて記憶されている情報を取り込み、現在の動作・処理進行状態および取り込んだ過去の動作履歴を、障害情報更新部160に記憶されている障害情報テーブルTBL と照合する(S130)。
障害分類判定部242は、この照合結果に基づいて、検知した障害を、対応策確定障害、回避策判明障害、対応中障害、新規障害の何れかに分類する。たとえば、対応策確定障害、回避策判明障害、および対応中障害の何れでもない場合、つまり既知の障害でない場合には、障害分類判定部242は、検知した障害を新規障害と判定する(S132−NO)。この判定結果に基づき、障害管理部180は、新規障害処理を実行する(S400)。
既知の障害の場合、障害分類判定部242は、対応が完了している障害つまり対応策確定障害であるのか、回避策判明障害や対応中障害であるのかを切り分ける(S134)。障害分類判定部242が対応策確定障害であると判定すると(S134−YES)、障害管理部180は、対応策確定障害処理を実行する(S200)。障害分類判定部242が回避策判明障害や対応中障害であると判定すると(S134−YES)、障害管理部180は、回避策判明障害処理や対応中障害処理を実行する(S300)。
[動作手順:対応策確定障害処理]
図4および図4Aは、対応策確定障害処理の詳細を説明する図である。ここで、図4は、対応策確定障害に該当する場合の障害情報テーブルTBL の中身の一例を示す図である。図4Aは、対応策確定障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。
図4において、エラー条件の項目は、対応策確定障害と判定される条件を規定している。この例では、障害発生時に、条件その1と条件その2のメッセージを含み「起動しない」エラーであると、対応策確定障害に該当し、現在、対応確定済みであることが特定され、「修復済みのソフトウェアIDを示し、該当するソフトウェアをインストールするように指示」することが分かるように示されている。
障害分類判定部242は、この障害情報テーブルTBL 中の対策の項目に基づいて対応策確定障害に該当すると判定する。この分類結果を受けて、障害管理部180は、この障害情報テーブルTBL 中のエラー種別の項目から障害原因の情報を取得し、また、対策の項目から恒久対応策の情報を取得する(S210)。そして、障害情報通知部260は、障害原因や恒久対応策の情報を、表示手段などを利用して通知する(S212)。
[動作手順:回避策判明障害処理、対応中障害処理]
図5〜図5Bは、回避策判明障害処理および対応中障害処理の詳細を説明する図である。ここで、図5は、回避策判明障害に該当する場合の障害情報テーブルTBL の中身の一例を示す図である。図5Aは、対応中障害に該当する場合の障害情報テーブルTBL の中身の一例を示す図である。図5Bは、回避策判明障害処理および対応中障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。
図5において、エラー条件の項目は、対応策確定障害と判定される条件を規定している。この例では、障害発生時に、条件その1および条件その2の時間帯が一致し、かつ、条件その3が発生していると、障害分類判定部242は、この障害情報テーブルTBL 中の対策の項目から回避策判明障害に該当すると判定する。この例では、先ず「既知障害」であることが特定され、その詳細がURL先にて「回避策判明障害」であることが分かるように示されている。
この分類結果を受けて、障害管理部180は、類似障害ID(Identification)を取得し(S302)、追加アクションの有無を確認する(S304)。回避策判明障害の場合は、追加アクションが無い場合になる(S304−NO)。この場合、直ちにステップS332に移行する。
図5Aにおいて、エラー条件の項目は、対応中障害と判定される条件を規定している。この例では、障害発生時に、条件その1の指示情報IDを抽出し、該当の印刷指示情報PJの内、条件その2および条件その3が一致しないと、障害分類判定部242は、この障害情報テーブルTBL 中の対策の項目から対応中障害に該当すると判定する。この分類結果を受けて、障害管理部180は、類似障害IDを取得し(S302)、追加アクションの有無を確認する(S304)。
対応中障害の場合は、追加アクションがある場合になる(S304−YES)。この場合、障害管理部180は、障害情報テーブルTBL 中のエラー種別の項目から障害原因の情報を取得する(S320)。そして、障害情報通知部260は、障害原因や対応中障害であることを、表示手段などを利用して通知する(S322)。
さらに、動作情報収集部244は、その対応中障害が発生時の動作状況の情報を収集する(S330)。回避策がある回避策判明障害の場合は(S332−YES)、障害管理部180は、障害情報テーブルTBL 中のエラー種別の項目から障害内容の情報を取得し、また、URL先の詳細テーブル中から回避策の情報を取得する(S334)。そして、障害情報通知部260は、障害の詳細情報や回避対の情報を、表示手段などを利用して通知する(S336)。
回避策がない場合は(S332−NO)、障害情報通知部260は、障害内容を表示手段などを利用して通知する(S336)。たとえば、回避策や追加収集ログがなくとも、開発部門などではその障害を解析中であることを伝え、ユーザ側の不安を軽減させる。
その後、障害情報更新部252は、障害情報管理サーバ20に追加情報として登録することで、障害情報管理サーバ20の障害情報データベースDBを自動的に更新する(S340)。つまり、「対応中障害」が発生した場合、既知障害(詳しくは対応中障害)に対する追加エントリとして障害情報データベースDBに追加登録を行なう。それと同時に、障害情報テーブルTBL に記載された追加アクションに従って、指定されている追加情報を収集し、追加登録を行なう。
[動作手順:新規障害処理]
図6〜図6Aは、新規障害処理の詳細を説明する図である。ここで、図6は、新規障害に該当する場合の障害情報テーブルTBL の中身の一例を示す図である。図6Aは、新規障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。
新規障害であるので、図6において、エラー条件と対策の項目は、空欄になっている。この例では、障害発生時に、障害の状況がページダブリの場合を示している。障害分類判定部242は、この障害情報テーブルTBL 中の対策の項目から新規障害に該当すると判定する。この分類結果を受けて、障害管理部180は、障害情報テーブルTBL 中のエラー種別の項目から障害原因の情報を取得する(S410)。そして、障害情報通知部260は、障害原因や新規障害であることを、表示手段などを利用して通知する(S412)。さらに、動作情報収集部244は、対策の項に対応付けられている追加情報を収集し、障害情報追加部254を介して、障害情報データベースDBに、発生障害を新規情報として登録するとともに(S430)、収集した追加情報(収集履歴)を追加する(S440)。
<電子計算機による構成>
図7は、障害処理装置80の他の構成例を示すブロック図である。ここでは、パーソナルコンピュータなどの電子計算機を利用して、障害処理装置80を、ソフトウェアを実行するマイクロプロセッサなどから構築されるより現実的なハードウェア構成を示している。
すなわち、本実施形態において、障害処理に関わる処理を行なう障害処理装置80の仕組みは、ハードウェア処理回路により構成することに限らず、その機能を実現するプログラムコードに基づき電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェア的に実現される。よって、本実施形態に係る仕組みを、電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェアで実現するために好適なプログラムあるいはこのプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体が発明として抽出される。ソフトウェアにより実行させる仕組みとすることで、ハードウェアの変更を伴うことなく、処理手順などが容易に変更されることとなる。
障害の分類や対応策の通知や追加情報の収集および登録などの一連の障害処理はハードウェアまたはソフトウェアの単独に限らずその両者の複合構成によっても実現され得る。ソフトウェアによる処理を実行する場合、処理手順を示したプログラムを、ハードウェアに組み込まれたコンピュータ内の記憶媒体に組み込んで(インストールして)実行させたり、各種処理が実行可能な汎用の電子計算機にプログラムを組み込んで実行させる。
障害処理機能をコンピュータに実行させるプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体を通じて配布される。あるいは、このプログラムは、CD−ROMではなくFDに格納されてもよい。また、MOドライブを設け、MOに前記プログラムを格納してもよく、またフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリカードなど、その他の記録媒体にプログラムを格納してもよい。さらに、ソフトウェアを構成するプログラムは、記録媒体を介して提供されることに限らず、有線あるいは無線などの通信網を介して提供されてもよい。たとえば、他のサーバなどからインターネットなどのネットワークを経由してプログラムをダウンロードして取得したり、あるいは更新したりしてもよい。さらに、障害処理を行なう機能を実現するプログラムコードを記述したファイルとしてプログラムが提供されるが、この場合、一括のプログラムファイルとして提供されることに限らず、コンピュータで構成されるシステムのハードウェア構成に応じて、個別のプログラムモジュールとして提供されてもよい。
たとえば、コンピュータシステム900は、CPU(Central Processing Unit )やマイクロプロセッサ(microprocessor)で構成された中央制御部910と、読出専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)、あるいは随時読出し・書込みが可能なメモリであるRAM(Random Access Memory)などを具備する記憶部912と、操作部914と、図示を割愛したその他の周辺部材を有している。
中央制御部910は、コンピュータが行なう演算と制御の機能を超小型の集積回路に集約させたCPUを代表例とする電子計算機の中枢をなすものと同様のものである。ROMには障害処理機能用の制御プログラムなどが格納される。記憶部612のROMがその機能を備えるものとしてもよい。操作部914は、利用者による操作を受け付けるためのユーザインタフェースである。
なお、コンピュータシステム900の制御系としては、メモリカードなどの図示を割愛した外部記録媒体を挿脱可能に構成し、またインターネットなどの通信網との接続が可能に構成するとよい。このためには、制御系は、中央制御部910や記憶部912の他に、可搬型の記録媒体の情報を読み込むメモリ読出部920や外部との通信インタフェース手段としての通信I/F922を備えるようにするとよい。メモリ読出部920を備えることで外部記録媒体からプログラムのインストールや更新ができる。通信I/F922を備えることで、通信網を介しプログラムのインストールや更新ができる。基本的な障害処理の仕組みは前記実施形態と同様である。
なお、ここでは、障害処理装置80をコンピュータにてソフトウェア上で実現する構成例で説明しているが、本実施形態の障害処理を実現するための障害処理装置80の各部(機能ブロックを含む)の具体的手段は、ハードウェア、ソフトウェア、通信手段、これらの組み合わせ、その他の手段を用いることができ、このこと自体は当業者において自明である。また、機能ブロック同士が複合して1つの機能ブロックに集約されてもよい。また、コンピュータにプログラム処理を実行させるソフトウェアは、組合せの態様に応じて分散してインストールされる。
本実施形態の障害解析システムの基本構成を示す図である。 障害情報管理サーバの一構成例を示した図である。 プリンタに搭載される障害処理装置の一構成例を説明する図である。 障害処理装置の動作手順の一例を説明するフローチャートである。 対応策確定障害に該当する場合の障害情報テーブルの中身の一例を示す図である。 対応策確定障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。 回避策判明障害に該当する場合の障害情報テーブルの中身の一例を示す図である。 対応中障害に該当する場合の障害情報テーブルの中身の一例を示す図である。 回避策判明障害処理および対応中障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。 新規障害に該当する場合の障害情報テーブルの中身の一例を示す図である。 新規障害処理の動作手順の一例を説明するフローチャートである。 障害処理装置を、電子計算機を利用して構成するときの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1…障害解析システム、100…印刷制御部、102…印刷処理部、110…動作制御部、120…データ入力部、130…印刷画像生成部、140…印刷画像転送部、160…障害情報記憶部、170…動作履歴記憶部、180…障害管理部、20…障害情報管理サーバ、210…障害情報更新部、22…障害情報受付部、24…障害情報記憶部、240…障害解析部、242…障害分類判定部、244…動作情報収集部、250…障害情報登録部、252…障害情報更新部、254…障害情報追加部、260…障害情報通知部、30…クライアント端末、50…プリントサーバ、54…オンデマンド端末、60…認証サーバ、70…プリンタ、80…障害処理装置、9…通信網

Claims (8)

  1. 電子機器と、各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して記憶する障害情報記憶部を具備した障害情報管理装置と、前記電子機器に障害が発生したときにその障害に関する処理を行なう障害処理装置を備え、
    前記障害処理装置は、
    前記障害情報管理装置の前記障害情報記憶部に記憶されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、
    前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、
    前記障害分類判定部が判定した障害の分類に恒久的な対応策や暫定的な対応策があるときには、前記対応済の通知を行なう障害情報通知部と、
    前記障害分類判定部が判定した障害の分類に応じて、前記電子機器に発生した障害および当該障害が発生したときの前記電子機器の動作状態の履歴を前記障害情報記憶部に登録する障害情報登録部と、
    を有する障害解析システム。
  2. 各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して記憶する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、
    前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、
    を有する障害処理装置。
  3. 前記障害分類判定部が判定した障害の分類に恒久的な対応策や暫定的な対応策があるときには、前記対応済の通知を行なう障害情報通知部
    をさらに備えた請求項2に記載の障害処理装置。
  4. 前記障害分類判定部が判定した障害の分類に応じて、前記電子機器に発生した障害および当該障害が発生したときの前記電子機器の動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知して登録させる障害情報登録部
    をさらに備えた請求項2または3に記載の障害処理装置。
  5. 前記障害情報登録部は、前記障害分類判定部が判定した障害の分類に暫定的な対応策があるときには、この障害に対して予め設定されている情報取得指示に基づく前記動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知する
    請求項4に記載の障害処理装置。
  6. 前記障害情報登録部は、前記障害分類判定部が判定した障害の分類が、対応策が無く、かつ、対応策の解析が進行していない新規障害であるときは、前記電子機器の各部の動作状態の履歴を前記障害情報管理装置に通知して新規障害として登録させる
    請求項4に記載の障害処理装置。
  7. 自身および/または他の電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して管理する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み記憶内容を更新する障害情報更新部と、
    自身に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する障害分類判定部と、
    を有する電子機器。
  8. 各電子機器に発生した障害に関する障害関連情報をデータベース化して管理する障害情報管理装置により管理されている前記障害関連情報を読み込み障害情報更新部の記憶内容を更新させる工程と、
    前記電子機器に障害が発生したとき、その障害の発生状況と前記障害情報更新部に記憶した前記障害関連情報を比較して、対応策の有無や対応策の解析の進行状況に応じた分類の何れに前記障害が属するかを判定する工程と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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