JP2005234720A - エラー処理システム及びエラー処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
エラーのようなにおけるトラブルを迅速、的確、且つ低コストで処理し、ユーザが満足できるサポートを実施する。
【解決手段】
情報端末2とエラー対応情報処理装置1と解決方法データベース15とを具備するエラー処理システムを用いる。情報端末2は、エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として送信する。エラー対応情報処理装置1は、受信したエラー発生情報に基づいて、情報端末から情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得する。解決方法データベース15は、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する。エラー対応情報処理装置1は、エラー発生情報と、端末システム情報と、解決方法データベース15とに基づいて、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末2へ送信する。情報端末2は、解決方法情報を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エラー処理システム及びエラー処理方法に関し、特に、情報処理装置におけるエラー処理システム及びエラー処理方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下「PC」ともいう)は、広く一般家庭に普及している。それに伴い、利用者層もPCに関する知識の少ない低スキル者にまで拡大している。このような低スキルの利用者層には、PC利用中に発生したトラブルを自己解決することは難しい。そのため、トラブル解決までの時間が長くかかる場合が発生する。そうなると、そのような利用者層におけるPCに対する満足度が低下する可能性がある。
PC利用者へのサービスとして、各PCメーカーは、サポートセンターに、トラブルの解決方法を電話で教えてくれるの電話サポート窓口を設けている。近年では上記のような状況により、PCの電話サポート窓口へのコール数、平均コール時間が増大している。そのため、PCメーカーにおけるサポートコストの増大や、PC利用者における電話サポート窓口へのつながり難さに対する不満などが発生する。
PCにおけるトラブルを迅速、的確に処理することが可能な技術が望まれる。PCにおけるトラブルを低コストで処理することが可能な技術が求められる。PC利用者が満足できるサポートを実施することが可能な技術が望まれる。
関連する技術として、特開2003−44487号公報に、質問/回答システム、及び質問/回答システム対応のサーバ装置が開示されている。
この技術の質問/回答システムは、サーバ装置と、質問者が使用する第1の端末装置と、回答者が使用する第2の端末装置とを所定の通信網を介して接続して成る。
サーバ装置は、通信手段と、質問/回答情報作成手段と、リスト情報作成手段とを備えている。第2の端末装置は、回答情報作成手段を備えている。通信手段は、上記第1の端末装置から送信される質問情報を上記サーバ装置にて受信する。質問/回答情報作成手段は、或る質問情報に対応した回答情報が上記第2の端末装置から送信されたことに応じて、上記通信網上でアクセス可能な質問/回答情報を作成する。回答情報作成手段は、上記第2の端末装置側にて、上記質問/回答情報にアクセスするためのアドレス情報を含めて上記回答情報を作成可能とする。リスト情報作成手段は、上記質問/回答情報のリストを提示するものである。上記通信網を介してアクセス可能とされる質問/回答リスト情報を作成するのにあたり、上記サーバ装置にて受信した上記回答情報に含まれる上記アドレス情報の出現率に応じて、当該質問/回答リスト情報におけるリスト順を決定する。
特開2003−108355号公報に、デバイス制御装置及び方法、通信デバイス及びその制御方法、デバイス制御システム、プログラム並びに記憶媒体が開示されている。
この技術のデバイス制御装置は、デバイスとの通信を可能にする通信手段と、インターネットに接続してホームページを表示可能なホームページアクセス手段とを備える。アドレス記憶手段と、状態取得手段と、画面表示手段と、アクセス表示制御手段とを更に備える。アドレス記憶手段は、前記デバイスに関する情報が記録されたホームページのアドレスを記憶する。状態取得手段は、前記通信手段を介して前記デバイスの状態を取得する。画面表示手段は、前記状態取得手段により取得された状態に応じて、情報取得ボタンが含まれる所定画面を画面表示させる。前記画面表示手段により表示された前記所定画面上で前記情報取得ボタンが押下されたことに応じて、アクセス表示制御手段は、前記ホームページアクセス手段に、前記アドレス記憶手段により記憶されたアドレスのうち前記取得された状態に対応するアドレスにアクセスさせて該アドレスのホームページを表示させる。
特開2002−333969号公報に、画像記録装置を管理する情報処理装置、管理サーバ、管理システムおよびそれらの制御方法が開示されている。
この技術の情報処理装置は、画像記録装置を管理する。異常処理画面情報生成手段と、アクセス手段とを有する。異常処理画面情報生成手段は、前記画像記録装置の異常を知らせる警報信号を受信すると、前記警報信号を原因別に表示し、前記原因別に適切な処置を選択させる異常処置画面情報を生成する。アクセス手段は、前記異常処置画面情報での前記適切な処置として、前記画像記録装置に使用する消耗品の購入希望の処理が選択された場合に、前記消耗品の購入案内ホームページへアクセスする。
特開2003−44487号公報 特開2003−108355号公報 特開2002−333969号公報
従って、本発明の目的は、パーソナルコンピュータのような情報端末におけるトラブルを迅速、且つ、的確に処理することが可能なエラー処理システム及びエラー処理方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、パーソナルコンピュータのような情報端末にエラーが発生した場合に画面上に表示されるエラーメッセージに対して、迅速、且つ的確に処理することのできるエラー処理システム及びエラー処理方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、パーソナルコンピュータのような情報端末におけるトラブルを低コストで処理することが可能なエラー処理システム及びエラー処理方法を提供することである。
本発明の別の目的は、パーソナルコンピュータのような情報端末のユーザが満足できるサポートを実施することが可能なエラー処理システム及びエラー処理方法を提供することである。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明のエラー処理システムは、情報端末(2)と、エラー対応情報処理装置(1)と、解決方法データベース(15)とを具備する。情報端末(2)は、エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として送信する。エラー対応情報処理装置(1)は、受信したエラー発生情報に基づいて、情報端末から情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得する。解決方法データベース(15)は、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する。エラー対応情報処理装置(1)は、エラー発生情報と端末システム情報とに基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末(2)へ送信する。情報端末(2)は、解決方法情報を表示する。
本発明により、エラーの発生した情報端末(2)の端末システム情報をエラー対応情報処理装置(1)で取得するので、エラー対応情報処理装置(1)の側においても情報端末(2)の状態を正確に把握することができる。それにより、エラー対応情報処理装置(1)は情報端末(2)へ、的確な解決方法を迅速に提案することが可能となる。すなわち、エラーのようなトラブルを迅速、且つ、的確に処理することができる。そして、トラブルを、人手をかけることなく低コストで処理し、ユーザが満足できるサポートを実施することが可能となる。
上記のエラー処理システムにおいて、エラー対応情報処理装置(1)は、エラー発生情報に基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、必要とする端末システム情報を決定し、情報端末(2)から当該端末システム情報を取得する。
上記のエラー処理システムにおいて、エラー対応情報処理装置(1)は、端末エラーの解決方法として、複数の解決方法を優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に解決方法情報として情報端末へ送信する。
本発明により、複数の端末エラーの解決方法を優先順位の高いものから提案するので、より迅速且つ確実にエラーを解決することが可能となる。優先順位は、エラーを解決する可能性の高いものを高位に配置する。
上記のエラー処理システムにおいて、解決方法情報は、複数の解決方法を含む。エラー対応情報処理装置(1)は、複数の解決方法に優先順位を付して、解決方法情報として情報端末(2)へ送信する。情報端末(2)は、複数の解決方法を優先順位に従って表示する。
本発明により、複数の解決方法を一度に受信するので、通信にかかる時間が短縮され、より迅速且つ確実にエラーを解決することが可能となる。優先順位は、エラーを解決する可能性の高いものを高位に配置する。
上記のエラー処理システムにおいて、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
本発明により、端末システム情報に基づいて複数の解決方法の優先順位を決めているので、エラーを解決する可能性の高いものを適切に高位に配置することができる。それにより、より的確な優先順位付けをすることができる。それにより、より迅速且つ確実にエラーを解決することが可能となる。
上記のエラー処理システムにおいて、情報端末(2)の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベース(17)を更に具備する。優先順位は、端末システム情報と初期端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のエラー処理システムにおいて、情報端末(2)は、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合、ユーザがサポートセンター(3)に問い合わせを行う日時としての予約日時としての予約日時情報をエラー対応情報処理装置(1)へ送信する。エラー対応情報処理装置(2)は、予約日時情報と端末エラーと端末システム情報と解決方法情報とを、サポートセンター(3)へ出力する。
本発明により、サポートセンター(3)へ予約日時情報だけでなく、端末エラーと端末システム情報と解決方法情報(既に実行済み)を送信するので、サポートセンター(3)側では、端末エラーについて事前検討することが可能となる。それにより、ユーザーの問い合わせに対して迅速且つ的確な応対をすることが可能となる。そして、ユーザーの満足度を向上できる。
上記のエラー処理システムにおいて、解決方法データベース(15)は、更に、エラーと質問情報とを関連付けて格納している。質問情報は、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合に、端末エラーを処理するために必要な情報を得るためにユーザに対して行う質問である。予約日時情報は、質問情報を含む。
上記課題を解決するために、本発明のエラー対応情報処理装置(1)は、解決方法データベース(15)と、システム情報取得部(11)と、解決方法処理部(12)とを具備する。解決方法データベース(15)は、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する。システム情報取得部(11)は、情報端末(2)から出力されたエラー発生情報に基づいて、情報端末(2)から情報端末(2)のシステム情報としての端末システム情報を取得する。ここで、エラー発生情報は、情報端末(2)で発生したエラーとしての端末エラーの情報と情報端末(2)のアドレス情報とを含む。解決方法処理部(12)は、エラー発生情報と端末システム情報とに基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末(2)へ向けて出力する。
上記のエラー対応情報処理装置において、システム情報取得部(11)は、エラー発生情報に基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、必要とする端末システム情報を決定し、情報端末から当該端末システム情報を取得する。
上記のエラー対応情報処理装置において、解決方法処理部(12)は、端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に解決方法情報として情報端末(2)へ出力する。
上記のエラー対応情報処理装置において、解決方法処理部(12)は、解決方法情報として、複数の解決方法に優先順位を付して情報端末(2)へ出力する。
上記のエラー対応情報処理装置において、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベースにおける端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のエラー対応情報処理装置において、その情報端末の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベース(17)を更に具備する。優先順位は、端末システム情報と初期端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のエラー対応情報処理装置において、優先順位は、端末エラーの発生時期を考慮して決定される。
上記のエラー対応情報処理装置において、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合、予約日時情報と端末エラーと端末システム情報と解決方法情報とを、サポートセンター(3)へ出力する予約処理部(13)を更に具備する。予約日時情報は、情報端末(2)のユーザがサポートセンター(3)に問い合わせを行う日時としての予約日時を含み、情報端末(2)から出力される。
上記のエラー対応情報処理装置において、解決方法データベース(15)は、更に、エラーと質問情報とを関連付けて格納する。質問情報は、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合に、端末エラーを処理するために必要な情報を得るためにユーザに対して行う質問である。予約日時情報は、質問情報を含む。
上記課題を解決するために、本発明の情報端末は、エラー監視部(21)と解決方法管理部(22)とを具備する。エラー監視部(21)は、エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力する。解決方法管理部(22)は、エラー対応情報処理装置(1)から受信した自身のシステム情報としての端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、端末システム情報をエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力する。解決方法管理部(22)は、エラー対応情報処理装置(1)から受信した端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示する。
上記課題を解決するために、本発明の情報端末は、解決方法データベース(26)と、エラー監視部(21)と、解決方法管理部(22)とを具備する。解決方法データベース(26)は、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する。エラー監視部(21)は、エラーとしての端末エラー発生を監視し、端末エラーを示すエラー情報を出力する。解決方法管理部(22)は、エラー情報に基づいて、自身のシステム情報としての端末システム情報を取得する。解決方法管理部(22)は、エラー情報と端末システム情報とに基づいて、解決方法データベース(26)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、表示装置に表示する。
上記の情報端末において、解決方法管理部(22)は、エラー情報に基づいて、解決方法データベースを参照して、必要とする端末システム情報を決定し、当該端末システム情報を取得する。
上記の情報端末において、解決方法管理部(22)は、端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に表示装置に表示する。
上記の情報端末において、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベースにおける端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記の情報端末において、自身の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベース(17)を更に具備する。優先順位は、端末システム情報と初期端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記の情報端末において、エラーの解決方法で端末エラーが解決しない場合、エラー監視部(21)は、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力する。解決方法管理部(22)は、エラー対応情報処理装置(1)から端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、端末システム情報をエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力し、エラー対応情報処理装置(1)から受信した端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示する。
上記課題を解決するために、本発明のエラー処理方法は、(a)情報端末(2)が、エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として送信するステップと、(b)エラー対応情報処理装置(1)が、受信したエラー発生情報に基づいて、情報端末(2)から情報端末(2)のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、(c)エラー対応情報処理装置(1)が、エラー発生情報と端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベース(15)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末(2)へ送信するステップと、(d)情報端末(2)が、解決方法情報を表示するステップとを具備する。
上記のエラー処理方法において、(b)ステップは、(b1)エラー対応情報処理装置(1)が、エラー発生情報に基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、情報端末(2)から当該端末システム情報を取得するステップを備える。
上記のエラー処理方法において、(c)ステップは、(c1)エラー対応情報処理装置(1)が、端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に解決方法情報として情報端末(2)へ送信するステップを備える。
上記のエラー処理方法において、解決方法情報は、複数の解決方法を含む。(c)ステップは、(c2)エラー対応情報処理装置(1)が、複数の解決方法に優先順位を付して、解決方法情報として情報端末(2)へ送信するステップを備える。(d)ステップは、(d1)情報端末(2)が、複数の解決方法を優先順位に従って表示するステップを備える。
上記のエラー処理方法において、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のエラー処理方法において、優先順位は、情報端末(2)の出荷時に設定された初期端末システム情報と端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のエラー処理方法において、(e)情報端末(2)が、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合、ユーザがサポートセンターに問い合わせを行う日時としての予約日時としての予約日時情報をエラー対応情報処理装置(1)へ送信するステップと、(f)エラー対応情報処理装置(1)が、予約日時情報と端末エラーと端末システム情報と解決方法情報とを、サポートセンター(3)へ出力するステップとを更に具備する。
上記のエラー処理方法において、解決方法データベース(15)は、更に、エラーと質問情報とを関連付けて格納している。質問情報は、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合に、端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問である。予約日時情報は、質問情報を含む。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(g)情報端末(2)から出力されたエラー発生情報に基づいて、情報端末(2)から情報端末(2)のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、(h)エラー発生情報と端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベース(15)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末(2)へ向けて出力するステップとを具備する方法をコンピュータに実行させる。ここで、エラー発生情報は、情報端末(2)で発生したエラーとしての端末エラーの情報と情報端末(2)のアドレス情報とを含む。
上記のプログラムにおいて、(g)ステップは、(g1)エラー発生情報に基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、情報端末(2)から当該端末システム情報を取得する。
上記のプログラムにおいて、(h)ステップは、(h1)端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に解決方法情報として情報端末(2)へ出力するステップを備える。
上記のエラー処理方法において、解決方法情報は、複数の解決方法を含む。(h)ステップは、(h2)複数の解決方法に優先順位を付して、解決方法情報として情報端末(2)へ出力するステップを備える。
上記のプログラムにおいて、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のプログラムにおいて、優先順位は、情報端末(2)の出荷時に設定された初期端末システム情報と端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のプログラムにおいて、優先順位は、端末エラーの発生時期を考慮して決定される。
上記のプログラムにおいて、(i)解決方法情報で端末エラーが解決しない場合、予約日時情報と端末エラーと端末システム情報と解決方法情報とを、サポートセンター(3)へ出力するステップを更に具備する。予約日時情報は、情報端末(2)から出力され、情報端末(2)のユーザがサポートセンター(3)に問い合わせを行う日時としての予約日時を含む。
上記のプログラムにおいて、解決方法データベー(15)は、更に、エラーと質問情報とを関連付けて格納している。質問情報は、解決方法情報で端末エラーが解決しない場合に、端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問である。予約日時情報は、質問情報を含む。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(j)エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力するステップと、(k)エラー対応情報処理装置(1)から受信した自身のシステム情報としての端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、端末システム情報をエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力するステップと、(l)エラー対応情報処理装置(1)から受信した端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示するステップとを具備する方法をコンピュータに実行させる。
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上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(m)エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーを示すエラー情報を出力するステップと、(n)エラー情報に基づいて、自身のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、(o)エラー情報と端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベース(26)を参照して、端末エラーの解決方法を決定し、表示装置に表示するステップとを具備する方法をコンピュータに実行させる。
上記のプログラムにおいて、(n)ステップは、(n1)エラー情報に基づいて、解決方法データベース(15)を参照して、必要とする端末システム情報を決定し、当該端末システム情報を取得するステップを備える。
上記のプログラムにおいて、(o)ステップは、(o1)端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に表示装置に表示するステップを備える。
上記のプログラムにおいて、優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベース(26)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のプログラムにおいて、
優先順位は、自身の出荷時に設定された初期端末システム情報と端末システム情報との差分システム情報と、解決方法データベース(15)における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。
上記のプログラムにおいて、(p)エラーの解決方法で端末エラーが解決しない場合、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力するステップと、(q)エラー対応情報処理装置(1)から端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、端末システム情報をエラー対応情報処理装置(1)へ向けて出力するステップと、(r)エラー対応情報処理装置から受信した端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示するステップとを更に具備する。
本発明により、エラーメッセージで示されるエラーのような情報端末(例示:パーソナルコンピュータ)におけるトラブルを迅速、且つ、的確に処理することができる。そして、情報端末におけるトラブルを低コストで処理し、情報端末のユーザが満足できるサポートを実施することが可能となる。
以下、本発明のエラー処理システム及びエラー処理方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。本実施の形態では、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」とも記す)におけるエラー処理システム及びエラー処理方法について説明する。ただし、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話、PHS(Personal Handy System)のような他の情報端末に対しても、本発明のエラー処理システム及びエラー処理方法を適用可能である。
(第1の実施の形態)
まず、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の構成について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。エラー処理システムは、エラー処理サーバ1、クライアント端末2−1〜2−m、サポートセンターサーバ3及びネットワーク4を具備する。
クライアント端末2−1〜2−m(以下、「クライアント端末2」とも記す)は、PCに例示される情報処理装置である。例えば、一般のPCユーザに属する。そして、ネットワーク4を介してエラー処理サーバ1に、双方向通信可能に接続されている。エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー処理サーバ1へ送信する。そして、エラー処理サーバ1から受信した端末エラーの解決方法を含む解決方法情報を、ユーザに視認可能に表示する。表示された径決方法を参照することにより、ユーザは容易に端末エラーを解決することができる。
クライアント端末2−1〜2−mは、プログラムとしてのウィンドウ監視部21、解決方法管理部22、表示部24及び通信部25と、プログラム及びデータしてのエラーデータベース25及び解決方法データベース26とを備える。
エラーデータベース25は、ウィンドウ監視部21が監視すべき複数のエラーメッセージウィンドウを特定する情報を格納している。例えば、監視すべきエラーメッセージウィンドウのIDを格納している。
解決方法データベース26は、エラーと、システム情報と、エラーの解決方法とを関連付けて格納している。
ウィンドウ監視部21は、クライアント端末2における端末エラーの発生を監視する。例えば、ウィンドウ監視部21は、常駐プログラムとしてメインメモリ内に存在し、PCの表示画面に表示されるウィンドウを常に監視する。そして、表示画面にウィンドウが表示されると、そのウィンドウがエラーデータベース25に登録されているエラーメッセージウインドウか否かを確認する。確認は、表示されたウィンドウのIDと、登録されているエラーメッセージウインドウのIDとを比較して行う。そして、表示されたウィンドウがエラーメッセージウィンドウの場合、そのエラー(端末エラー)に関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として、エラー処理サーバ1へ向けて出力する。ここで、端末エラーに関する情報は、予め設定されたエラーコードや、エラーID、具体的エラー内容などに例示される。アドレス情報は、IP(Internet Protocol)アドレスやネットワークアドレス、ホストアドレスに例示される。
ウィンドウ監視部21は、更に、クライアント端末2におけるイベント情報を記録するようにしても良い。イベント情報は、PC上で発生するイベントを示す情報である。イベントは、本実施の形態では、プログラム中に設定された所定の条件が満足されるような事象だけでなく、マウスをクリックする、キーボードのキーを押す、のようなユーザの行う個別の操作、及びそれに伴うプログラムの動作結果を全て含む。そして、ウィンドウ監視部21は、例えば、常駐プログラムとしてメインメモリ内に存在し、PCで実行されるイベントをPCの記憶装置(図示されず)内にイベント情報のログファイルとして常に記録する。そのログファイルは、PCの電源をOFFした時点でリセットされるようにしても良い。
解決方法管理部22は、エラー処理サーバ1から受信した自身(クライアント端末2)のシステム情報としての端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、端末システム情報をエラー対応情報処理装置へ向けて出力する。その後、エラー処理サーバ1から受信した端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示部24へ出力する。そして、解決方法の実行結果をエラー処理サーバ1へ出力する。
ここで、システム情報は、クライアント端末2で使用しているハードウエアやソフトウエアに関する情報である。ハードウエアは、CPU(Central Processer Unit)、メモリ、マザーボード、ビデオカード、HD(Hard Disc)、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、プリンタ、表示装置に例示される。ソフトウエアは、OS(Operating System)、文書作成ソフトウエア、表計算ソフトウエア、ブラウザ、メーラー、セキュリティソフトウエア、各ハードウエアのドライバに例示される。それらに関する情報は、製造元、バージョン、使用(動作)状態、接続状態、などに関する情報に例示される。システム情報は、上記のイベント情報(ログファイル)を含んでいても良い。その場合、エラー処理サーバ1側において、クライアント端末2の状況を再現しやすくなる。
通信部23は、クライアント端末2がネットワーク4を介して行うエラー処理サーバ1との通信を媒介する。表示部24は、液晶表示装置のような表示装置(図示されず)に各種データを表示させる。
エラー処理サーバ1は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。例えば、PCメーカやPCサポート会社に属する。そして、ネットワーク4を介してクライアント端末2−1〜2−mに、双方向通信可能に接続されている。クライアント端末2−1〜2−mのいずれかから受信したエラー発生情報に基づいて、当該クライアント端末2へ端末システム情報を要求する要求情報を出力し、当該クライアント端末2から端末システム情報を取得する。そして、エラー発生情報と、端末システム情報と、解決方法データベース15(後述)とに基づいて、端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として情報端末へ送信する。
エラー処理サーバ1は、プログラムとしてのシステム情報取得部11、解決方法処理部12、予約処理部13及び通信部18と、プログラム及びデータとしてのシステム情報データベース14、解決方法データベース15、及び製品データベース17とを備える。
システム情報データベース14は、クライアント端末2と、クライアント端末2から受信した端末システム情報とを関連付けて格納している。
解決方法データベース15は、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納している。エラー処理サーバ1の外部に設けていても良い。
製品データベース17は、製品と製品の初期設定とを関連付けて格納している。エラー処理サーバ1の外部に設けていても良い。
システム情報取得部11は、クライアント端末2から出力されたエラー発生情報に基づいて、当該クライアント端末2へ端末システム情報を要求する要求情報を出力し、当該クライアント端末2から端末システム情報を取得する。要求情報には、端末システム情報を取得するためのプログラムとしてのシステム情報取得ツール(モジュール)が含まれる。システム情報取得ツール(モジュール)は、クライアント端末2内のソフトウェア、ハードウェア、クライアント端末2に接続されたハードウェアに関する情報をクライアント端末2上で取得可能である。
解決方法処理部12は、エラー発生情報と、端末システム情報と、解決方法データベース15とに基づいて、端末エラーの解決方法を決定する。そして、その解決方法を解決方法情報としてクライアント端末2へ向けて出力する。ここで、端末エラーの解決方法は、複数あっても良い。その場合、解決方法処理部12は、優先順位付けを行う。優先順位は、端末システム情報と、解決方法データベース15における端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される。加えて、各解決方法に予め設定された優先度を付しておき、それを参考にすることも可能である。
端末システム情報を遠隔操作で取得するので、エラー処理サーバ1の側においてもクライアント端末2の状態を正確に把握することができる。それにより、解決方法データベース15から解決方法を検索する際、的確な解決方法を迅速に検索することが可能となる。
予約処理部13は、解決方法情報で端末エラーが解決しない旨の情報をクライアント端末2から受信した場合、クライアント端末2へサポートセンターによる電話サポートの予約を勧める。すなわち、クライアント端末2へ、予約申込のフォーマットとしての予約依頼情報をクライアント端末2へ送信する。予約処理部13は、そのフォーマットへの予約日時を含む必要記載事項の情報としての予約申込情報をクライアント端末2から受信する。そして、予約申込情報に加えて、端末エラーと端末システム情報と試行済みの解決方法情報とを、サポートセンターサーバ3へ出力する。予約日時は、クライアント端末2のユーザがサポートセンターに問い合わせを行う日時である。
予約依頼情報には、ユーザに対する質問を示す質問情報を含んでいても良い。質問情報は、端末エラーIDに対応して解決方法データベース15に格納されているもの(後述)を用いる。その場合、クライアント端末2からの予約依頼情報には、質問情報に対する回答情報が含まれる。
単に日時の予約だけでなく、端末エラーの内容、端末エラーの発生したときの端末システム情報及び既に試行済みの解決方法情報がサポートセンターに予め送信されるので、ユーザがサポートセンターにアクセスする際、サポートセンター側は、事前に問題点の推定及び解決方法の準備を行うことができる。それにより、ユーザは、サポートセンターとの接続で、迅速にエラーを解決することができる。更に、端末システム情報がイベント情報を含んでいれば、サポートセンター側はユーザのクライアント端末2で発生したエラーを容易に再現することができ、より的確に問題点の把握及び解決方法の準備を行うことができる。加えて、質問情報に対する回答情報が予約申込情報に含まれていれば、サポートセンター側はユーザのクライアント端末2で発生したエラーの原因となる問題点の推定及び解決方法の準備をより容易に行うことができる。
通信部18は、エラー処理サーバ1がネットワーク4を介して行うクライアント端末2との通信を媒介する
サポートセンターサーバ3は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。ネットワーク4でエラー処理サーバ1と双方向通信可能に接続されている。PCのような製品を使用するユーザーを補助するサポートセンターに属する。サポートセンターは、トラブルの解決方法を電話で教えてくれるの電話サポート窓口を有する。
サポートセンターサーバ3は、予約データベース16を有する。予約データベース16は、端末システム情報を含むクライアント端末2と、予約日時に関する情報と、クライアント端末2で発生したエラーに関する情報とを関連付けて格納している。
ネットワーク4は、インターネットやLAN(Local Area Network)に例示される通信網である。
システム情報データベース14について更に説明する。図2は、システム情報データベース14を示す表である。クライアント端末2を特定するクライアントID14−1と、クライアント端末2から受信した端末システム情報(14−2〜14−10)とを関連付けて格納している。
クライアントID14−1は、クライアント端末のアドレス情報(IPアドレスやネットワークアドレス、ホストアドレス)に例示される。端末システム情報は、クライアント端末2のシステム情報である。システム情報(14−2〜14−9)は、上述のようにクライアント端末2で使用しているハードウエアやソフトウエアに関する情報である。名称14−2、製造元14−3、型式14−4、バージョン14−5、製造日14−6は、ハードウエアやソフトウエアの製品名、製造メーカ、型式、バージョン、製造年月日に例示される。接続状態14−7は、ハードウェアでは、例えば、PC本体とプリンタとの接続状態を示し、接続ポートの種類などである。ソフトウェアでは、例えば、ブラウザとネットワークとの接続、通信方法などを示す。格納状態14−8は、ハードウェアでは、例えば、ビデオカードの挿入スロット位置などである。ソフトウェアでは、例えば、プログラムの記憶された場所などである。使用状態14−9は、例えば、ハードウェアでは、その電源のON/OFFなどである。ソフトウェアでは、例えば、プログラムの起動、停止などである。イベント情報14−10は、上述のイベントを示す情報である。なお、システム情報はこれらに限定されるものではない。
解決方法処理部12の生成する要求情報又は解決方法管理部22に含まれるシステム情報取得ツールにより取得された端末システム情報は、解決方法処理部12により、このようなシステム情報データベース14へ格納される。
解決方法データベース15について更に説明する。図3は、解決方法データベース15を示す表である。エラー(15−1)とシステム情報(15−2〜15−3)とエラー解決方法(15−4〜15−7)とを関連付けて格納している。
エラーID15−1は、エラーを特定する番号や記号に例示される。対象15−2は、エラーを発生した対象であり、ソフトウェアやハードウェアの名称、IDなどに例示される。1つのエラーID15−1について複数の対象15−2が対応する場合もある。条件15−3は、システム情報(ハードウェア、ソフトウェア、イベント)の組み合わせであり、1つの条件15−3における各条件(条件1、条件2、…、条件n)には、システム情報のうちの1つの内容が入る。例えば、条件1=PCの型式、条件2=プリンタの型式、条件3=プリンタドライバのバージョン、…、条件n=起動しているソフトウェアなどである。1つの対象15−2について複数の条件15−3が対応する場合もある。解決方法15−4は、エラーID15−1で示されるエラーの解決方法を説明するテキストデータ、文書データ、画像データ、ウィザード又はそれらのデータが格納された領域へのリンクに例示される。1つの条件15−3について1つの解決方法15−4が対応する。優先度15−5は、解決方法15−4に関する優先度を示す。1つの解決方法15−4について1つの優先度15−5が対応する。解決頻度15−6は、エラーID15−1で示されるエラーが解決方法15−4で解決した回数を示す。1つの解決方法15−4について1つの解決頻度15−6が対応する。質問票15−7は、エラーID15−1に対応する複数の解決方法15−4を全て行ってもエラーが解決しない場合、エラーの原因を特定するためにユーザに回答してもらう質問を示す。エラーID15−1ごとに設定されている。
解決方法データベース15のデータとして、条件15−3の無い解決方法15−4を含んでいても良い。また、技術的に明確なエラー原因に基づく条件15−3と解決方法15−4との組だけでなく、単にソフトウェア同士、ハードウェア同士、及びソフトウェアとハードウェアとの間の相性に基づく条件15−3と解決方法15−4との組を含んでいても良い。
例えば、エラーID15−1:XYZ5678(プリンタが正しく印字しない)に対して、
対象15−2:プリンタ
条件15−3:
ケース1a:条件1=プリンタの型式:PT601、
条件2=プリンタドライバの種類:PDX
条件3=使用ソフトウェア:ワープロWPZZ
ケース2a:条件1=プリンタの型式:PT601
条件2=プリンタドライバのバージョン:PDX V2.51以下
条件3=PCの型式:PC101
ケース3a:…
解決方法15−4:
ケース1a:プリンタドライバの種類をPDZに変更する>プリンタドライバ取得先URL…
ケース2a:プリンタドライバのバージョンを3.01以上にする>プリンタドライバ取得先URL…
ケース3a:…
のようになる。
優先度15−5は、例えば、ワープロWPZZが発売された直後はケース1の優先度を高くし、型式PT601のプリンタが発売された直後は、ケース2の優先度を高くするように設定する。
例えば、エラーID15−1:ABC1234(モデムが応答しない)に対して、
対象15−2:モデム
条件15−3:
ケース1b:条件1=モデムの動作テストデータ:正常な応答なし
ケース2b:条件1=モデムの型式:MOD201
条件2=モデムドのA設定:XXXXX
条件3=PCの型式:PC101
ケース3b:…
解決方法15−4:
ケース1b:モデムの故障につき製造元又は購入先へ連絡する
ケース2b:モデムのA設定をYYYYYに変更する>変更方法は…
ケース3b:…
のようになる。
優先度15−5は、例えば、型式PC101のPCが発売された直後は、ケース2の優先度を高くするように設定する。
解決方法データベース15は、以下のように利用される。例えば、あるクライアント端末2において、プリンタが正しく印字しないというエラーが発生した場合を考える。この場合、解決方法処理部22は、エラーID15−1:プリンタが正しく印字しない、対象15−2:プリンタ、に対応する欄における条件15−3と、クライアント端末2の端末システム情報とを比較する。そして、クライアント端末2の端末システム情報に、例えばケース1aの条件15−3が全て含まれる場合、ケース1aに対応する解決方法15−4がリストアップされる。リストアップされる解決方法15−4は、クライアント端末2の端末システム情報に条件15−3が全て含まれるもの全てであるので、複数リストアップされる場合がある。
解決方法データベース26も図3に示す解決方法データベース15と同じであるので、その説明を省略する。
エラー、対象及び端末システム情報に基づいて、解決方法データベース15から解決方法を検索するので、的確な解決方法を迅速に検索することが可能となる。
次に、製品データベース17について更に説明する。図5は、製品データベース17を示す表である。製品データベース17は、製品(17−1)と製品の製造元から出荷したときの初期設定(17−2〜17−10)とを関連付けて格納している。
製品ID17−1は、クライアント端末2(PC)の機種を特定する。内蔵品ID17−2は、PCの出荷時に内蔵されていた内蔵品(機器)を特定する。名称17−3は、内蔵品の名称を示す。製造元17−4は、内蔵品の製造元を示す。型式17−5は、内臓品の型式を示す。バージョン17−6は、内臓品のバージョンを示す。製造日17−7は、内臓品のバージョンを示す。接続状態17−8は、内臓品のPC内の接続状態(例示:接続ポート)を示す。格納状態17−9は、内臓品のPC内の格納状態(例示:接続スロット)を示す。設定17−10は、内臓品に関わるソフトウェア及びハードウェア上の設定を示す。なお、初期設定の情報はこれらに限定されるものではない。
予約データベース16について更に説明する。図4は、予約データベース16を示す表である。端末システム情報を含むクライアント端末2(16−1、16−4)と、予約日時に関する情報(16−2〜16−3)と、クライアント端末2で発生したエラーに関する情報(16−5〜16−6)とを関連付けて格納している。クライアントID16−1は、クライアント端末2を特定する。システム情報16−4は、クライアント端末2の端末システム情報である。予約日時16−2は、クライアント端末2のユーザが指定したサポートセンターに連絡する日時である。予約番号16−3は、予約を特定する。エラーID16−5は、クライアント端末2で発生したエラーを示す。実行済み解決方法16−6は、クライアント端末2で既に実行した解決方法である。
このようなデータを格納しているので、サポートセンター側は、ユーザがサポートセンターにアクセスする前に、問題点の推定及び解決方法の準備を行うことができる。それにより、ユーザは、サポートセンターとの接続を短期間で済ますことができる。
次に、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作(本発明のエラー処理方法)について、添付図面を参照して説明する。図6及び図7は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS01:クライアント端末2において、ウィンドウ監視部21が、クライアント端末2における端末エラーの発生を監視している。
(2)ステップS02:クライアント端末2の表示装置に新たなウインドウが表示されたとき、そのウィンドウのIDがエラーデータベース25に登録されているエラーメッセージウインドウのIDか否かを確認する。ウィンドウのIDがエラーメッセージウインドウのIDと一致した場合、エラーが発生したと判定し、ステップS03へ進む。一致しない場合、ステップS01へ戻る。
(3)ステップS03:ウィンドウ監視部21は、そのエラー(端末エラー)に関する情報としてのエラーメッセージウインドウのIDと、自身のアドレス情報としてのIPアドレス等を含むエラー発生情報を生成する。
(4)ステップS04:ウィンドウ監視部21は、エラー発生情報をエラー処理サーバ1へ向けて送信する。
(5)ステップS05:エラー処理サーバ1において、システム情報取得部11は、クライアント端末2から出力されたエラー発生情報に基づいて、そのクライアント端末2へ端末システム情報を要求する要求情報を用意する。要求情報には、端末システム情報を取得するためのプログラムとしてのシステム情報取得ツール(モジュール)が含まれる。
(6)ステップS06:システム情報取得部11は、システム情報取得ツールを含む要求情報をクライアント端末2へ送信する。
(7)ステップS07:解決方法管理部22は、エラー処理サーバ1からシステム情報取得ツールを受信する。そして、システム情報取得ツールは、クライアント端末2の端末システム情報を取得する。
(8)ステップS08:解決方法管理部22又はシステム情報取得ツールは、取得した端末システム情報をエラー処理サーバ1へ出力する。
なお、システム情報取得ツールは、解決方法管理部22に含まれていても良い。その場合、システム情報取得ツールは、要求情報に基づいて、クライアント端末2内で起動する。
(9)ステップS09:解決方法処理部12は、解決方法データベース15において、エラーメッセージウインドウのIDに対応するエラーID15−1について、端末システム情報の内容と一致する条件15−3の数が多い解決方法15−4を、その順にリストアップ(優先順位付け)する。
(10)ステップS10:解決方法処理部12は、リストアップした複数の解決方法15−4のうちの最初の解決方法を示す解決方法情報を生成する。
(11)ステップS11:解決方法処理部12は、解決方法情報をクライアント端末2へ送信する。
(12)ステップS12:クライアント端末2の解決方法管理部22は、解決方法情報を表示装置に表示する。ユーザは、その表示に基づいて、エラーの解決を試みる。
(13)ステップS13:エラーが解決した場合、ステップS14へ進む。エラーが解決しない場合、ステップS16へ進む。
(14)ステップS14:解決方法管理部22は、エラーが解決し、正常な状態に復帰したことを示す正常復帰情報を生成する。
(15)ステップS15:解決方法管理部22は、正常復帰情報をエラー処理サーバ1へ送信する。
(16)ステップS16:解決方法管理部22は、エラーが解決せず、エラーの状態が継続していることを示すエラー継続情報を生成する。
(17)ステップS17:解決方法管理部22は、エラー継続情報をエラー処理サーバ1へ送信する。
(18)ステップS18:エラー処理サーバ1の解決方法処理部12は、正常復帰情報又はエラー継続情報を受信する。そして、エラーが解決している場合、ステップS19へ進む。エラーが解決していない場合、ステップS20へ進む。
(19)ステップS19:解決方法処理部12は、ステップS11で送信した解決方法情報で、エラーが解決したことから、解決方法データベース15の対応する解決方法15−5について、その解決頻度15−6を+1増やす。そして、そのプロセスを終了する。
(20)ステップS20:解決方法処理部12は、ステップS09でリストアップした複数の解決方法15−5のうち未だ実行していない解決方法があるか否かを判断する。ある場合、ステップS10へ戻る。ない場合、ステップS21へ進む。
(21)ステップS21:予約処理部13は、サポートセンターによる電話サポートの予約を行うための予約申込のフォーマットとしての予約依頼情報を生成する。
(22)ステップS22:予約処理部13は、予約依頼情報をクライアント端末2へ送信する。
(23)ステップS23:クライアント端末2の解決方法管理部22は、予約依頼情報を表示装置に表示する。予約依頼情報に対するユーザの入力に基づいて、予約申込情報を生成する。
(24)ステップS24:解決方法管理部22は、予約申込情報をエラー処理サーバ1へ送信する。
(25)ステップS25:予約処理部13は、予約申込情報に基づいて、予約処理を実行する。すなわち、予約申込情報に加えて、端末エラーと端末システム情報と試行済みの解決方法情報とをサポートセンターサーバ3へ送信する。
ステップS10においては、リストアップした複数の解決方法15−4のうちの最初の解決方法を示す解決方法情報を生成しているが、リストアップした複数の解決方法15−4のうちの全部又は一部を解決方法情報として生成しても良い。その場合、ステップS12において、解決方法情報内の複数の解決方法を優先順位の順番で一つ一つ実行する。それで端末エラーが解決すればステップS13でYesとなる。全て実行しても端末エラーが解決しなければ、ステップS13でNoとなる。
ここで、エラー処理システムの実施の形態の動作におけるステップS09について更に説明する。
図8は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS41:解決方法処理部12は、解決方法データベースにおいて、エラーメッセージウインドウのIDに対応するエラーID15−1に関する複数の解決方法15−4を全て取得する。
図3の説明で示した上述の例では、エラーID15−1:XYZ5678(プリンタが正しく印字しない)に対応する解決方法15−4(ケース1a、ケース2a、ケース3a…)を全てリストアップする。
(2)ステップS42:各解決方法15−4に対応する条件15−3と端末システム情報の内容とを比較する。
上述の例では、解決方法15−4(ケース1a、ケース2a、ケース3a…)に対応する条件15−3(ケース1a:プリンタの型式…使用ソフトウェア、ケース2a:プリンタの型式…プリンタドライバのバージョン、ケース3a:…)と、端末システム情報の内容とを比較する。
(3)ステップS43:端末システム情報の内容と一致する条件15−3の数が多い解決方法15−4を、その多い順にランク付けする。その際、各解決方法15−4の優先度15−5を考慮しても良い。
上述の例では、例えば、解決方法15−4の(1)ケース2a、(2)ケース1a、(3)ケース3a…とランク付けする。このとき、ケース1aの優先度15−5がケース2aのそれよりも高い場合、ランク付けを(1)ケース1a、(2)ケース2a、(3)ケース3a…としても良い。
(4)ステップS44:ランク付けされた解決方法15−4を、その順にリストアップする。その場合、所定の数以内の解決方法15−5のみをリストアップしても良い。
優先度15−5を考慮したランク付けは、例えば、端末エラーの発生日時を考慮して決定しても良い。
例えば、ネットワーク関連におけるエラーでは、クライアント端末2自体がエラーを発生している場合だけでなく、ネットワーク4がメインテナンス中で使用できないことにより擬似的にエラーの状態になるような場合が考えられる。また、新製品やバージョンアップ品の発売時に集中して発生するようなエラーが考えられる。それらのような場合、時期により発生する頻度が高くなるエラー及びその解決方法に対して、解析方法データベース15における解析方法15−4の優先度15−5を予め高く設定して対応する。
すなわち、まず優先度15−5の高い順にランク付けする。その後、同じ優先度の場合には、端末システム情報の内容と一致する条件15−3の数が多い解決方法15−4の順番にランク付けする。
このように、優先度を用いてランク付け(優先順位付け)を機動的に行うことができるので、解決方法データベース15から解決方法を検索する際、より的確な解決方法を迅速に検索することが可能となる。
なお、ランク付けに、解決頻度15−6を参照するようにしても良い。例えば、上記のランク付けで同じランクになる場合、解決頻度15−6の多いものを上位にランクするようにする。これにより、より的確な解決方法を提示できる。
本発明により、エラーの発生したクライアント端末2の端末システム情報を遠隔操作で取得するので、エラー処理サーバ1の側においてもクライアント端末2の状態を正確に把握することができる。それにより、エラー処理サーバ1はクライアント端末2に対して、的確な解決方法を迅速に提案することが可能となる。すなわち、エラーメッセージで示されるエラーのようなPCにおけるトラブルを迅速、且つ、的確に処理することができる。そして、PCにおけるトラブルを、人手をかけることなく低コストで処理し、ユーザが満足できるサポートを実施することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の構成について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。エラー処理システムは、エラー処理サーバ1、クライアント端末2−1〜2−m及びネットワーク4を具備する。これらは、第1の実施の形態で説明したとおりであるのでその説明を省略する。
本実施の形態では、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作において、クライアント端末2で発生したエラーに関わる端末システム情報のみ、クライアント端末2から取得する点で第1の実施の形態と異なる。
次に、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作(本発明のエラー処理方法)について説明する。本実施の形態では、基本的に図6及び図7の場合と同様であるが、ステップS05及びステップS09について異なる。以下、ステップS05及びステップS09について説明する。
図9は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作におけるステップS05の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS71:エラー処理サーバ1において、システム情報取得部11は、クライアント端末2から出力されたエラー発生情報に基づいて、エラーメッセージウインドウのIDに対応するエラーID15−1に関する複数の解決方法15−4を解決方法データベース15から全て取り出す。
(2)ステップS72:取り出された複数の解決方法15−4の各々に対応する条件15−3に基づいて、それら条件15−3に対応するシステム情報を抽出する。
(3)ステップS73:抽出されたシステム情報がクライアント端末2においてどのようになっているかを確認するために、その端末システム情報を要求する要求情報を用意する。要求情報には、必要とする端末システム情報を取得するためのプログラムとしてのシステム情報取得ツール(モジュール)が含まれる。
このようにして、取得する必要のある端末システム情報を絞り込むことで、システム情報の取得速度を向上させることができ、より迅速にエラー処理を行うことができる。
図10は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS81:解決方法処理部12は、クライアント端末2から必要な端末システム情報を取得する。
(2)ステップS82:ステップS05で取得した各解決方法15−4に対応する条件15−3と端末システム情報の内容とを比較する。
(3)ステップS83:端末システム情報の内容と一致する条件15−3の数が多い解決方法15−4を、その多い順にランク付けする。その際、各解決方法15−4の優先度15−5を考慮しても良い。
(4)ステップS84:ランク付けされた解決方法15−4を、その順にリストアップする。その場合、所定の数以内の解決方法15−5のみをリストアップしても良い。
本発明により、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、クライアント端末2のシステム情報を取得する際、必要最小限のシステム情報しか取得しないので、システム情報の処理にかかる時間を短縮することができる。加えて、不必要な情報を取得しないので、システム情報データベース14の記憶容量を節約することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明のエラー処理システムの第3の実施の形態の構成について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。エラー処理システムは、エラー処理サーバ1、クライアント端末2−1〜2−m及びネットワーク4を具備する。これらは、第1の実施の形態で説明したとおりであるのでその説明を省略する。
本実施の形態では、本発明のエラー処理システムの第3の実施の形態の動作において、クライアント端末2の現在の端末システム情報とクライアント端末2の出荷時のシステム情報とを比較しタ上で解決方法を提示する点で第1の実施の形態と異なる。
次に、本発明のエラー処理システムの第3の実施の形態の動作(本発明のエラー処理方法)について説明する。本実施の形態では、基本的に図6及び図7の場合と同様であるが、ステップS09について異なる。以下、ステップS09について説明する。
図11は、本発明のエラー処理システムの第3の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS91:解決方法処理部12は、解決方法データベースにおいて、エラーメッセージウインドウのIDに対応するエラーID15−1に関する複数の解決方法15−4を全て取得する。
(2)ステップS92:製品データベース17に格納されたクライアント端末2に対応する製品の製品出荷時のシステム情報と、取得した端末システム情報とを比較し、その差分を抽出する。
(3)ステップS93:取得した各解決方法15−4に対応する条件15−3とステップS92で抽出したシステム情報の差分とを比較する。
(4)ステップS94:システム情報の差分と一致する条件15−3の数が多い解決方法15−4を、その多い順にランク付けする。その際、各解決方法15−4の優先度15−5を考慮しても良い。
(5)ステップS95:ランク付けされた解決方法15−4を、その順にリストアップする。その場合、所定の数以内の解決方法15−5のみをリストアップしても良い。
本発明により、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。加えて、解決方法をランク付けする際、クライアント端末2に対応する製品の製品出荷時のシステム情報と取得した現在の端末システム情報との差分を用いている。差分の無いシステム情報(条件15−3)は、製品出荷時の設定を維持しているということから、エラーの原因の可能性が低い。本実施の形態では、そのような条件15−3に対応する解決方法15−4を低ランクにすることができる。それにより、より的確な解決方法のランク付けを行うことが可能となる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明のエラー処理システムの第4の実施の形態の構成について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。エラー処理システムは、エラー処理サーバ1、クライアント端末2−1〜2−m及びネットワーク4を具備する。
本実施の形態では、エラー処理サーバ1に解決方法を問い合わせる前に、まず、クライアント端末2自身が、エラー処理を試みる点で、第1の実施の形態と異なる。
クライアント端末2は、解決方法管理部22が、端末システム情報を取得し、端末エラーと、端末システム情報と、解決方法データベース26とに基づいて、端末エラーの解決方法を決定する機能を更に有している以外は、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
エラー処理サーバ1及びネットワーク4は、第1の実施の形態と同様であるのでその説明を省略する。
次に、本発明のエラー処理システムの第4の実施の形態の動作(本発明のエラー処理方法)について、添付図面を参照して説明する。
図12は、本発明のエラー処理システムの第4の実施の形態の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS51:クライアント端末2において、ウィンドウ監視部21が、クライアント端末2における端末エラーの発生を監視している。
(2)ステップS52:ウィンドウ監視部21は、クライアント端末2の表示装置に新たなウインドウが表示されたとき、そのウィンドウのIDがエラーデータベース25に登録されているエラーメッセージウインドウのIDか否かを確認する。ウィンドウのIDがエラーメッセージウインドウのIDと一致した場合、エラーが発生したと判定し、ステップS53へ進む。一致しない場合、ステップS51へ戻る。
(3)ステップS53:解決方法管理部22は、そのエラーメッセージウインドウのIDに対応するえらーIDが解決方法データベース26のエラーID26−1にあるかどうかを検索する。ある場合、ステップS54に進む。ない場合、ステップS62に進む。
(4)ステップS54:解決方法管理部22は、クライアント端末2の端末システム情報を取得する。
(5)ステップS55:解決方法管理部22は、解決方法データベース26において、エラーメッセージウインドウのIDに対応するエラーID26−1について、端末システム情報の内容と一致する条件26−3の数が多い解決方法26−4を、その順にリストアップする。
このとき、第1の実施の形態におけるステップS09(図8)、第2の実施の形態におけるステップS09(図10)、第3の実施の形態のステップS09(図11)のプロセスを用いることができる。ただし、第2の実施の形態におけるステップS09(図10)を用いる場合、ステップS54に第2の実施の形態におけるステップS05(図9)を用いることとする。
(6)ステップS56:解決方法管理部22は、リストアップした複数の解決方法26−4のうちの最初の解決方法を示す解決方法情報を表示装置に表示する。ユーザは、その表示に基づいて、エラーの解決を試みる。
(7)ステップS57:エラーが解決した場合、ステップS63へ進む。エラーが解決しない場合、ステップS58へ進む。
(8)ステップS58:解決方法管理部22は、ステップS55でリストアップした複数の解決方法26−4のうち未だ実行していない解決方法があるか否かを判断する。ある場合、ステップS56へ戻る。ない場合、ステップS59へ進む。
(9)ステップS59:解決方法管理部22は、クライアント端末2に有する解決方法を全て実行したことを表示し、ユーザが独自に解決したか否かを問い合わせる表示を表示装置に示す。解決した場合、ステップS60に進む。解決しない場合、ステップS62に進む。
(10)ステップS60:解決方法管理部22は、所定のフォーマットを示し、ユーザに解決方法を入力させる。そして、そのデータとエラーID26−1と端末システム情報とを解決方法データベース26に格納する。
(11)ステップS61:解決方法管理部22は、ステップS60において解決方法データベース26に格納した情報をエラー処理サーバ1へ送信する。そして、プロセスを終了する。エラー処理サーバ1は、受信した情報を解決方法データベース15に格納する。その際、クライアント端末2の端末システム情報とクライアント端末2の出荷時のシステム情報との差分を条件15−3とする。
(12)ステップS62:解決方法管理部22は、ユーザにエラー処理サーバ1にアクセスするか否かを問う。アクセスしない場合、プロセスを終了する。アクセスする場合、図5におけるステップS03へ進む。この場合、エラー発生情報には、既に実行した解決方法26−4を含んでいても良い。
(13)ステップS63:ステップS57においてエラーが解決したことから、解決方法データベース26の対応する解決方法26−5について、その解決頻度26−6を+1増やす。そして、そのプロセスを終了する。
ステップS61以降のプロセスにおいて、エラー発生情報には、既に実行した解決方法26−4を含んでいても良い。その場合、ステップS09におけるリストアップされる解決方法を少なくすることが出来、重複する解決方法をクライアント端末2へ提示することを避けることができる。
ステップS61以降のプロセスにおいて、クライアント端末2からエラー処理サーバ1へ、エラー発生情報に加えて端末システム情報を送信しても良い。その場合、ステップS05〜ステップS08を省略することができる。
解決方法データベース26は、クライアント端末2がエラー処理サーバ1にアクセスし、ダウンロードすることで、適宜更新することが可能である。それにより、最新の解決方法を保有することができる。
なお、ステップS55において第3の実施の形態のステップS09(図11)のプロセスを用いる場合、製品データベース17に対応するデータをクライアント端末2の記憶部(図示されず)に格納している。
その場合、製品データベース17に対応するデータとして、出荷時の端末システム情報だけでなく、クライアント端末2でエラーが発生した場合の端末システム情報と端末エラーとそれを解決した解決方法とを順次追加して格納しても良い。そして、ステップS92において、出荷時の端末システム情報との差分を検出しても上手く行かない場合、その次のエラー解決時の端末システム情報との差分を検出するようにする。これは、状況により出荷時の端末システム情報と比較するよりも、その後の端末システム情報との差分をとる方が、問題を抽出しやすい場合があるからである。比較する端末システム情報は、最新のものから順に古くするようにすることも可能である。これは、出荷時(購入時)から相当の年月が経過している場合に好ましい。
本発明により、エラーの発生したクライアント端末2内で、端末システム情報を用いて解決方法を検索できるので、より迅速に解決方法をユーザに提示することが可能となる。すなわち、エラーメッセージで示されるエラーのようなPCにおけるトラブルを迅速、且つ、的確に処理することができる。そして、PCにおけるトラブルを、人手をかけることなく低コストで処理し、ユーザが満足できるサポートを実施することが可能となる。
加えて、エラー処理サーバ1と通信が出来ないようなエラーについても対応することが可能となる。
図1は、本発明のエラー処理システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、システム情報データベースを示す表である。 図3は、解決方法データベースを示す表である。 図4は、予約データベースを示す表である。 図5は、製品データベースを示す表である。 図6は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作を示すフロー図(前半)である。 図7は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作を示すフロー図(後半)である。 図8は、本発明のエラー処理システムの第1の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作におけるステップS05の動作を示すフロー図である。 図10は、本発明のエラー処理システムの第2の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。 図11は、本発明のエラー処理システムの第3の実施の形態の動作におけるステップS09の動作を示すフロー図である。 図12は、本発明のエラー処理システムの第4の実施の形態の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1 エラー処理サーバ
2、2−1〜2−m クライアント端末
3 サポートセンターサーバ
4 ネットワーク
11 システム情報取得部
12 解決方法処理部
13 予約処理部
14 システム情報データベース
14−1 クライアントID
14−2 名称
14−3 製造元
14−4 型式
14−5 バージョン
14−6 製造日
14−7 接続状態
14−8 格納状態
14−9 使用状態
15 解決方法データベース
15−1、26−1 エラーID
15−2、26−2 対象
15−3、26−3 条件
15−4、26−4 解決方法
15−5、26−5 優先度
15−6、26−6 解決頻度
15−7、26−7 質問票
16 予約データベース
16−1 クライアントID
16−2 予約日時
16−3 予約番号
16−4 システム情報
16−5 エラーID
16−6 実行済み解決方法
17 製品データベース
17−1 製品ID
17−2 内蔵品ID
17−3 名称
17−4 製造元
17−5 型式
17−6 バージョン
17−7 製造日
17−8 接続状態
17−9 格納状態
17−10 設定
18 通信部
21 ウィンドウ監視部
22 解決方法管理部
23 通信部
24 表示部
25 エラーデータベース
26 解決方法データベース

Claims (48)

  1. エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として送信する情報端末と、
    受信した前記エラー発生情報に基づいて、前記情報端末から前記情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得するエラー対応情報処理装置と、
    エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースと
    を具備し、
    前記エラー対応情報処理装置は、前記エラー発生情報と前記端末システム情報とに基づいて、前記解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として前記情報端末へ送信し、
    前記情報端末は、前記解決方法情報を表示する
    エラー処理システム。
  2. 請求項1に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記エラー対応情報処理装置は、前記エラー発生情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、前記情報端末から当該端末システム情報を取得する
    エラー処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記エラー対応情報処理装置は、前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記解決方法情報として前記情報端末へ送信する
    エラー処理システム。
  4. 請求項1又は2に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記解決方法情報は、複数の前記解決方法を含み、
    前記エラー対応情報処理装置は、前記複数の解決方法に優先順位を付して、前記解決方法情報として前記情報端末へ送信し、
    前記情報端末は、前記複数の解決方法を前記優先順位に従って表示する
    エラー処理システム。
  5. 請求項3又は4に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー処理システム。
  6. 請求項3又は4に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記情報端末の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベースを更に具備し、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と前記初期端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー処理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記情報端末は、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合、ユーザが前記サポートセンターに問い合わせを行う日時としての予約日時としての予約日時情報を前記エラー対応情報処理装置へ送信し、
    前記エラー対応情報処理装置は、前記予約日時情報と前記端末エラーと前記端末システム情報と前記解決方法情報とを、サポートセンターへ出力する
    エラー処理システム。
  8. 請求項7に記載のエラー処理システムにおいて、
    前記解決方法データベースは、更に、前記エラーと質問情報とを関連付けて格納し、
    前記質問情報は、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合に、前記端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問であり、
    前記予約日時情報は、前記質問情報を含む
    エラー処理システム。
  9. エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースと、
    情報端末から出力されたエラー発生情報に基づいて、前記情報端末から前記情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得するシステム情報取得部と、
    ここで、前記エラー発生情報は、前記情報端末で発生したエラーとしての端末エラーの情報と前記情報端末のアドレス情報とを含み、
    前記エラー発生情報と前記端末システム情報とに基づいて、前記解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として前記情報端末へ向けて出力する解決方法処理部と
    を具備する
    エラー対応情報処理装置。
  10. 請求項9に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記システム情報取得部は、前記エラー発生情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、前記情報端末から当該端末システム情報を取得する
    エラー対応情報処理装置。
  11. 請求項9又は10に記載のエラー対応情報処理装置において、
    解決方法処理部は、前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記解決方法情報として前記情報端末へ出力する
    エラー対応情報処理装置。
  12. 請求項9又は10に記載のエラー対応情報処理装置において、
    解決方法処理部は、前記解決方法情報として、複数の前記解決方法に優先順位を付して前記情報端末へ出力する
    エラー対応情報処理装置。
  13. 請求項11又は12に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー対応情報処理装置。
  14. 請求項11又は12に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記情報端末の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベースを更に具備し、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と前記初期端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー対応情報処理装置。
  15. 請求項11乃至14のいずれか一項に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記優先順位は、前記端末エラーの発生時期を考慮して決定される
    エラー対応情報処理装置。
  16. 請求項9乃至15のいずれか一項に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合、予約日時情報と前記端末エラーと前記端末システム情報と前記解決方法情報とを、サポートセンターへ出力する予約処理部を更に具備し、
    前記予約日時情報は、前記情報端末から出力され、前記情報端末のユーザが前記サポートセンターに問い合わせを行う日時としての予約日時を含む
    エラー対応情報処理装置。
  17. 請求項16に記載のエラー対応情報処理装置において、
    前記解決方法データベースは、更に、前記エラーと質問情報とを関連付けて格納し、
    前記質問情報は、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合に、前記端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問であり、
    前記予約日時情報は、前記質問情報を含む
    エラー対応情報処理装置。
  18. エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置へ向けて出力するエラー監視部と、
    前記エラー対応情報処理装置から受信した自身のシステム情報としての端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、前記端末システム情報をエラー対応情報処理装置へ向けて出力する解決方法管理部と
    を具備し、
    前記解決方法管理部は、前記エラー対応情報処理装置から受信した前記端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示する
    情報端末。
  19. エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースと、
    エラーとしての端末エラー発生を監視し、前記端末エラーを示すエラー情報を出力するエラー監視部と、
    前記エラー情報に基づいて、自身のシステム情報としての端末システム情報を取得する解決方法管理部と
    を具備し、
    前記解決方法管理部は、前記エラー情報と前記端末システム情報とに基づいて、前記解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、表示装置に表示する
    情報端末。
  20. 請求項19に記載の情報端末において、
    前記解決方法管理部は、前記エラー情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、前記情報端末から当該端末システム情報を取得する
    情報端末。
  21. 請求項19又は20に記載の情報端末において、
    解決方法管理部は、前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記表示装置に表示する
    情報端末。
  22. 請求項21に記載の情報端末において、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    情報端末。
  23. 請求項21に記載の情報端末において、
    前記情報端末の出荷時に設定された初期端末システム情報を格納する製品データベースを更に具備し、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と前記初期端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    情報端末。
  24. 請求項18乃至23のいずれか一項に記載の情報端末において、
    前記エラーの解決方法で前記端末エラーが解決しない場合、
    前記エラー監視部は、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置へ向けて出力し、
    前記解決方法管理部は、前記エラー対応情報処理装置から前記端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、前記端末システム情報をエラー対応情報処理装置へ向けて出力し、前記エラー対応情報処理装置から受信した前記端末エラーの解決方法としての解決方法情報を前記表示装置に表示する
    情報端末。
  25. (a)情報端末が、エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報として送信するステップと、
    (b)エラー対応情報処理装置が、受信した前記エラー発生情報に基づいて、前記情報端末から前記情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、
    (c)前記エラー対応情報処理装置が、前記エラー発生情報と前記端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として前記情報端末へ送信するステップと、
    (d)前記情報端末が、前記解決方法情報を表示するステップと
    を具備する
    エラー処理方法。
  26. 請求項25に記載のエラー処理方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b1)前記エラー対応情報処理装置が、前記エラー発生情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、前記情報端末から当該端末システム情報を取得するステップを備える
    エラー処理方法。
  27. 請求項25又は26に記載のエラー処理方法において、
    前記(c)ステップは、
    (c1)前記エラー対応情報処理装置が、前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記解決方法情報として前記情報端末へ送信するステップを備える
    エラー処理方法。
  28. 請求項25又は26に記載のエラー処理方法において、
    前記解決方法情報は、複数の前記解決方法を含み、
    前記(c)ステップは、
    (c2)前記エラー対応情報処理装置が、前記複数の解決方法に優先順位を付して、前記解決方法情報として前記情報端末へ送信するステップを備え、
    前記(d)ステップは、
    (d1)前記情報端末が、前記複数の解決方法を前記優先順位に従って表示するステップを備える
    エラー処理方法。
  29. 請求項27又は28に記載のエラー処理方法において、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー処理方法。
  30. 請求項27又は28に記載のエラー処理方法において、
    前記優先順位は、前記情報端末の出荷時に設定された初期端末システム情報と前記端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    エラー処理方法。
  31. 請求項25乃至30のいずれか一項に記載のエラー処理方法において、
    (e)前記情報端末が、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合、ユーザが前記サポートセンターに問い合わせを行う日時としての予約日時としての予約日時情報を前記エラー対応情報処理装置へ送信するステップと、
    (f)前記エラー対応情報処理装置が、前記予約日時情報と前記端末エラーと前記端末システム情報と前記解決方法情報とを、サポートセンターへ出力するステップと
    を更に具備する
    エラー処理方法。
  32. 請求項31に記載のエラー処理方法において、
    前記解決方法データベースは、更に、前記エラーと質問情報とを関連付けて格納し、
    前記質問情報は、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合に、前記端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問であり、
    前記予約日時情報は、前記質問情報を含む
    エラー処理方法。
  33. (g)情報端末から出力されたエラー発生情報に基づいて、前記情報端末から前記情報端末のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、
    ここで、前記エラー発生情報は、前記情報端末で発生したエラーとしての端末エラーの情報と前記情報端末のアドレス情報とを含み、
    (h)前記エラー発生情報と前記端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、解決方法情報として前記情報端末へ向けて出力するステップと
    を具備する
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  34. 請求項33に記載のプログラムにおいて、
    前記(g)ステップは、
    (g1)前記エラー発生情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、前記情報端末から当該端末システム情報を取得する
    プログラム。
  35. 請求項33又は34に記載のプログラムにおいて、
    前記(h)ステップは、
    (h1)前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記解決方法情報として前記情報端末へ出力するステップを備える
    プログラム。
  36. 請求項33又は34に記載のプログラムにおいて、
    前記解決方法情報は、複数の前記解決方法を含み、
    前記(h)ステップは、
    (h2)前記複数の解決方法に優先順位を付して、前記解決方法情報として前記情報端末へ出力するステップを備える
    プログラム。
  37. 請求項35又は36に記載のプログラムにおいて、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    プログラム。
  38. 請求項35又は36に記載のプログラムにおいて、
    前記優先順位は、前記情報端末の出荷時に設定された前記初期端末システム情報と前記端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    プログラム。
  39. 請求項35乃至38のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記優先順位は、前記端末エラーの発生時期を考慮して決定される
    プログラム。
  40. 請求項33乃至39のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    (i)前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合、予約日時情報と前記端末エラーと前記端末システム情報と前記解決方法情報とを、サポートセンターへ出力するステップを更に具備し、
    前記予約日時情報は、前記情報端末から出力され、前記情報端末のユーザが前記サポートセンターに問い合わせを行う日時としての予約日時を含む
    プログラム。
  41. 請求項40に記載のプログラムにおいて、
    前記解決方法データベースは、更に、前記エラーと質問情報とを関連付けて格納し、
    前記質問情報は、前記解決方法情報で前記端末エラーが解決しない場合に、前記端末エラーを処理するために必要な情報を得るために前記ユーザに対して行う質問であり、
    前記予約日時情報は、前記質問情報を含む
    プログラム。
  42. (j)エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置へ向けて出力するステップと、
    (k)前記エラー対応情報処理装置から受信した自身のシステム情報としての端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、前記端末システム情報をエラー対応情報処理装置へ向けて出力するステップと、
    (l)前記エラー対応情報処理装置から受信した前記端末エラーの解決方法としての解決方法情報を表示装置に表示するステップと
    を具備する方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  43. (m)エラーとしての端末エラーの発生に基づいて、前記端末エラーを示すエラー情報を出力するステップと、
    (n)前記エラー情報に基づいて、自身のシステム情報としての端末システム情報を取得するステップと、
    (o)前記エラー情報と前記端末システム情報とに基づいて、エラーとシステム情報とエラー解決方法とを関連付けて格納する解決方法データベースを参照して、前記端末エラーの解決方法を決定し、表示装置に表示するステップと
    を具備する方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  44. 請求項43に記載のプログラムにおいて、
    前記(n)ステップは、
    (n1)前記エラー情報に基づいて、前記解決方法データベースを参照して、必要とする前記端末システム情報を決定し、当該端末システム情報を取得するステップを備える
    プログラム。
  45. 請求項43又は44に記載のプログラムにおいて、
    前記(o)ステップは、
    (o1)前記端末エラーの解決方法として、複数の解決方法について優先順位を付して決定し、優先順位の高いものから順に前記表示装置に表示するステップを備える
    プログラム。
  46. 請求項45に記載のプログラムにおいて、
    前記優先順位は、前記端末システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    プログラム。
  47. 請求項45に記載のプログラムにおいて、
    前記優先順位は、自身の出荷時に設定された初期端末システム情報と前記端末システム情報との差分システム情報と、前記解決方法データベースにおける前記端末エラーと同じエラーに対応するシステム情報との一致点の多い順に決定される
    プログラム。
  48. 請求項42乃至47のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    (p)前記エラーの解決方法で前記端末エラーが解決しない場合、前記端末エラーに関する情報と自身のアドレス情報とをエラー発生情報としてエラー対応情報処理装置へ向けて出力するステップと、
    (q)前記エラー対応情報処理装置から前記端末システム情報を要求する要求情報に基づいて、前記端末システム情報をエラー対応情報処理装置へ向けて出力するステップと、
    (r)前記エラー対応情報処理装置から受信した前記端末エラーの解決方法としての解決方法情報を前記表示装置に表示するステップと
    を更に具備する
    プログラム。
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