JP2010061055A - 画像形成装置及びその起動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部門管理機能を有する画像形成装置において、電源が入れられてから、複写、プリントなどの基本機能が稼働状態になるまでの時間を短縮する。
【解決手段】画像形成装置1の基本機能が稼働状態となった後に、部門管理機能を実現するのに用いる個別管理データ記憶領域27又は個別管理データ52に関する誤り検出などの起動処理を行う。これにより、画像形成装置1の基本機能の起動を迅速に行うことができ、画像形成装置1の電源が入れられてから、画像形成装置1の基本機能が稼働状態となるまでの時間を短縮することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、複合機などの画像形成装置及びその起動制御方法に関する。
例えば、オフィスで利用されることを想定した複合機などの画像形成装置には、部門管理機能を備えているものがある。部門管理機能によれば、当該画像形成装置による複写、プリントなどで使用される印刷用紙の使用枚数などを、当該画像形成装置の利用者が属する部門ごとに管理することができる。
部門管理機能は、例えば次のように実現される。すなわち、画像形成装置には、利用者の識別情報と共に、その利用者が属する部門が事前に登録されている。登録された利用者により画像形成装置が利用されたとき、画像形成装置は、識別情報に基づいてその利用者を特定すると共に、その利用者が属する部門を特定する。画像形成装置は、部門ごとに印刷用紙の使用枚数をカウントする部門管理カウンタを備えており、利用者が使用した印刷用紙の枚数分、利用者が属する部門に対応する部門管理カウンタの値を増加させる。
ところで、上述したような部門管理機能を備えた画像形成装置においては、利用者が画像形成装置の電源を入れてから、画像形成装置による複写、プリントなどの基本機能を利用者が利用することができる状態(稼働状態)になるまでに時間がかかるという問題がある。
この原因の1つは、画像形成装置の電源が入れられてから、部門管理機能を実現するためのハードウェア資源又はソフトウェア資源が稼働状態になるまでに時間がかかることが考えられる。
具体的には、画像形成装置は、部門管理機能を実現するための資源として、部門管理カウンタを備えている。画像形成装置は、多数の部門を有する組織での利用を想定し、多数の部門管理カウンタを備えている。各部門管理カウンタは、例えば、原稿画像を印刷用紙に印刷する機能を実現する印刷機構を制御するための回路基板上に設けられた揮発性のRAM(Random Access Memory)上に形成されており、画像形成装置の稼働時においては、このRAM上に形成された各部門管理カウンタにより、印刷用紙の使用枚数を部門ごとに記録する。画像形成装置の電源を切るときには、画像形成装置は、電源を切る直前に、上記RAM上に記録された各部門管理カウンタの値を、このRAMと共に回路基板上に設けられたNVRAM(Non Volatile RAM)に記憶する。これにより、各部門における印刷用紙の使用枚数は、画像形成装置の電源が切られた後も保持される。
さて、画像形成装置の電源が入れられたとき、画像形成装置は、NVRAMにおいて各部門管理カウンタの値が記録された領域のチェックサムを計算することにより、誤り検出を行う。このとき、画像形成装置は、NVRAMにおいて、多数の部門管理カウンタの値が記憶された多数のカウンタ値記憶領域について、個々のカウンタ値記憶領域ごとに誤り検出を逐一行うため、NVRAMに何度もアクセスする。この結果、画像形成装置の電源が入れられてから、画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでに時間がかかってしまう。
特に、画像形成装置において、画像形成装置の起動を制御するCPUが設けられた回路基板(メインボード)と、NVRAMが設けられた回路基板(エンジンボード)とが分離している場合には、メインボードに設けられたCPUが、エンジンボードに設けられたNVRAMにアクセスするために、メインボードとエンジンボートとの間で通信を行わなければならない。NVRAMへのアクセス回数が多くなると、メインボードとエンジンボートどの間の通信回数も多くなる。この結果、画像形成装置の電源が入れられてから、画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでに時間が一層長くなってしまう。さらに、誤り検出を行うためのNVRAMへのアクセスと、他の処理を行うためのNVRAMへのアクセスとが競合する場合があり、このような競合が頻発する場合には、画像形成装置の電源が入れられてから、画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでに時間がより一層長くなってしまう。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、電源が入れられてから基本機能が稼働状態になるまでの時間を短縮することができる画像形成装置及びその起動制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、複写、プリント又はファクシミリ通信を行う基本機能と、画像形成装置の利用状況を部門ごとに管理する部門管理機能とを有する画像形成装置であって、前記部門管理機能に関する部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要なデータである第1の管理データが記憶された第1の記憶領域と、前記部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要ではないデータである第2の管理データが記憶された第2の記憶領域とを有する記憶部と、前記第1の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第1の管理データを前記第1の記憶領域から読み取る第1の起動処理を行う第1の起動処理手段と、前記第2の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第2の管理データを前記第2の記憶領域から読み取る第2の起動処理を行う第2の起動処理手段とを備え、前記第1の起動処理手段は、前記画像形成装置の電源が入れられた直後に前記第1の起動処理を実行し、前記第2の起動処理手段は、前記画像形成装置の電源が入れられてから前記基本機能が稼働状態になった後に前記第2の起動処理を実行する。
上述した本発明の画像形成装置において、前記第1の管理データは部門全体の管理に関する全体管理データであり、前記第2の管理データは個々の部門ごとの管理に関する個別管理データであることが望ましい。
また、上述した本発明の画像形成装置において、前記第2の管理データには、一部門における印刷用紙の使用枚数を示す部門管理カウンタデータが含まれ、前記第2の記憶領域には、前記部門管理カウンタデータを記憶する部門管理カウンタデータ記憶領域が含まれていることが望ましい。
上記課題を解決するために、本発明の起動制御方法は、複写、プリント又はファクシミリ通信を行う基本機能と、画像形成装置の利用状況を部門ごとに管理する部門管理機能とを有し、前記部門管理機能に関する部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要なデータである第1の管理データが記憶された第1の記憶領域と、前記部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要ではないデータである第2の管理データが記憶された第2の記憶領域とを有する記憶部を備えた画像形成装置の起動を制御する起動制御方法であって、前記第1の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第1の管理データを前記第1の記憶領域から読み取る第1の起動処理工程と、前記第2の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第2の管理データを前記第2の記憶領域から読み取る第2の起動処理工程とを備え、前記画像形成装置の電源が入れられた直後に前記第1の起動処理工程を実行し、前記画像形成装置の電源が入れられてから前記基本機能が稼働状態になった後に前記第2の起動処理工程を実行する。
上述した発明によれば、画像形成装置の電源が入れられてから、画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでにかかる時間を短縮することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態である画像形成装置を含む画像形成システムを示している。図1中の画像形成システム100は、画像形成装置1及び複数の端末装置2、2、…を備えている。画像形成装置1は例えば複合機である。画像形成装置1は、その基本機能として、例えば複写機能、プリント機能及びファクシミリ通信機能を有する。各端末装置2は例えばパーソナルコンピュータである。画像形成装置1と各端末装置2とは例えばローカルエリアネットワーク(LAN)などのコンピュータネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。利用者は、端末装置2を操作し、端末装置2から画像形成装置1に原稿画像データを送り、この原稿画像データに係る画像を画像形成装置1により印刷用紙に印刷したり、ファクシミリ送信することができる。
また、画像形成装置1は、上述した基本機能に加え、部門管理機能を有する。部門管理機能とは、画像形成装置1による複写、プリントなどで使用される印刷用紙の使用枚数などを、画像形成装置1の利用者が属する部門ごとに管理する機能である。
本実施形態において、画像形成システム100の利用者は、例えば3つの部門A、B、C(例えば総務部、経理部、営業部)に分かれており、これに応じて、各利用者が利用する端末装置2も部門ごとに3つのグループに分かれている。画像形成装置1には、各利用者の識別情報(又は各端末装置2の識別情報)及び各利用者が属する部門(又は各端末装置2が属するグループ)が事前に登録されている。
登録された利用者により画像形成装置1が利用されたとき、画像形成装置1は、識別情報に基づいてその利用者を特定すると共に、その利用者が属する部門を特定する。画像形成装置1は、部門ごとに印刷用紙の使用枚数をカウントする部門管理カウンタ25、25、…(図2参照)を備えており、利用者が使用した印刷用紙の枚数分、利用者が属する部門に対応する部門管理カウンタ25の値を増加させる。これにより、例えば、先月における印刷用紙の使用枚数は、部門Aが5600枚であり、部門Bが1200枚であり、部門Cが800枚であったといった情報を得ることができ、この情報に基づいてランニングコスト削減のために、部門Aの来月の印刷用紙の使用許可枚数を5000枚に制限するといった管理を行うことができる。
図2は、画像形成装置1の内部構造を示している。図2に示すように、画像形成装置1は、メインボード10及びエンジンボード20を備えている。メインボード10には、主に画像形成装置1の基本的な制御、総合的な制御及び画像処理を行うための要素を構成する電気・電子部品(第1の制御ユニット)が搭載された回路基板である。エンジンボード20は、主に画像形成装置1における印刷機構(例えば現像、転写、定着などの印刷の根幹的な処理を行う機構)及び印刷用紙搬送機構の制御、並びに部門管理カウンタ25による印刷用紙の使用枚数のカウントを行うための要素を構成する電気・電子部品(第2の制御ユニット)が搭載された回路基板である。メインボード10とエンジンボード20とは互いに分離している。例えば、エンジンボード20は印刷機構の近傍に配置されているのに対し、メインボード10は印刷機構と離れた位置に配置されている。そして、メインボード10とエンジンボード20とはバス30を介して相互に通信可能に接続されている。
メインボード10には、総合制御用CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12及びRAM13が搭載されており、これらは、メインボード10上で相互に通信可能に接続されている。なお、メインボード10には、画像形成装置1の種々の機能を実現するためのその他の要素(電気・電子部品)が搭載されているが、図2ではこれらを省略している。
ROM12には、第1の起動処理部14、第2の起動処理部15、及び総合制御部16として総合制御用CPU11を機能させるためのプログラムが記憶されている。総合制御用CPU11は、このプログラムをROM12から読み出し、これを実行することにより、第1の起動処理部14、第2の起動処理部15及び総合制御部16として機能する。第1の起動処理部14及び第2の起動処理部15については後に図4を参照しながら説明する。総合制御部16は、主に画像形成装置1の基本的な制御、総合的な制御、画像処理及び画像形成装置1の基本機能の起動処理を行う。RAM13は、総合制御用CPU11が上記プログラムを実行するときの作業メモリとして用いられる。
エンジンボード20には、印刷機構制御用CPU21、ROM22、RAM23及び記憶部24が搭載されており、これらは、エンジンボード20上で相互に通信可能に接続されている。なお、エンジンボード20には、画像形成装置1における印刷処理などを実現するためのその他の要素(電気・電子部品)が搭載されているが、図2ではこれらを省略している。
ROM22には、主に画像形成装置1における印刷機構及び印刷用紙搬送機構の制御、並びに部門管理カウンタ25による印刷用紙の使用枚数のカウントを行うためのプログラムが記憶されている。印刷機構制御用CPU21は、このプログラムをROM22から読み出し、これを実行する。
RAM23は、揮発性の記憶装置又は記憶素子であり、印刷機構制御用CPU21が上記プログラムを実行するときの作業領域として用いられる。また、RAM23中には、部門管理カウンタ25、25、…が形成される。部門管理カウンタ25の個数は、画像形成装置1に登録可能な部門数の上限値(例えば100)にそれぞれ等しい。
記憶部24は、不揮発性の記憶装置又は記憶素子であり、具体的には、NVRAM又はEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM))であり、例えばフラッシュメモリである。記憶部24に記憶されたデータは、画像形成装置1の電源が切れた後も保持される。
記憶部24には後述の部門管理データ50(図3参照)が記憶される。部門管理データ50は全体管理データ51及び個別管理データ52を有する。記憶部24には、全体管理データ51を記憶するための全体管理データ記憶領域26、及び個別管理データ52を記憶するための個別管理データ記憶領域27が形成されている。さらに、個別管理データ52は複数の部門別管理データ53、53、…及び複数の部門管理カウンタデータ54、54、…を有する。記憶部24の個別管理データ記憶領域27には、複数の部門別管理データ53を記憶するための複数の部門別管理データ記憶領域28、28、…、及び複数の部門管理カウンタデータ54を記憶するための複数の部門管理カウンタデータ記憶領域29、29、…が形成されている。部門別管理データ記憶領域28の個数及び部門管理カウンタデータ記憶領域29の個数は、画像形成装置1に登録可能な部門数の上限値にそれぞれ等しい。
なお、画像形成装置1は、複写機能、プリント機能及びファクシミリ機能といった基本機能を実現するための周知の構成要素(印刷機構、印刷用紙搬送機構、原稿読み取り機構、通信インターフェースなど)を備えているが、これらについては説明及び図示を省略する。
図3は、エンジンボード20上の記憶部24に記憶された部門管理データ50を示している。部門管理データ50は、部門管理機能を実現するのに用いられるデータである。部門管理データ50は全体管理データ51及び個別管理データ52を有する。さらに、個別管理データ52は複数の部門別管理データ53及び複数の部門管理カウンタデータ54を有する。部門別管理データ53の個数及び部門管理カウンタデータ54の個数は、画像形成装置1に登録可能な部門数の上限値にそれぞれ等しい。
全体管理データ51は、部門全体の管理に関するデータであり、例えば、部門数、部門全体の印刷用紙の使用枚数(部門管理カウンタ25の値の合計値)などを示すデータを含む。
個別管理データ52は、個々の部門ごとの管理に関するデータである。このうち、各部門別管理データ53は、一部門についての、部門の識別情報、部門に属する利用者の識別情報、部門に属する利用者の人数、各部門管理カウンタデータ54の履歴などを示すデータを含む。各部門管理カウンタデータ54は、一部門についての、部門管理カウンタデータ54の最終更新時における部門管理カウンタ25の値を示すデータを含む。
全体管理データ51に含まれる部門数を示すデータ、及び部門別管理データ53は、部門の新規登録、変更又は削除が行われたときに追加、変更又は消去される。また、全体管理データ51に含まれる部門全体の印刷用紙の使用枚数を示すデータは、例えば部門管理カウンタデータ54が更新されるときに、同時に更新される。各部門管理カウンタデータ54は、所定の時間間隔(例えば1日)おきに、又は画像形成装置1の電源が切られる直前に更新される。
各部門管理カウンタデータ54の更新は、RAM23上の各部門管理カウンタ25の値を、各部門管理カウンタデータ54として、記憶部24の部門管理カウンタデータ記憶領域29に記憶することにより行われる。
また、RAM23は揮発性の記憶装置又は記憶素子であるため、画像形成装置1の電源が切れると、RAM23上に形成された各部門管理カウンタ25の値は消える。このため、画像形成装置1の電源が切れ、その後、画像形成装置1の電源が入ったときには、後述の起動制御処理(図4参照)において、記憶部24に記憶された各部門管理カウンタデータ54が、RAM23上に展開され、これにより各部門管理カウンタ25が再形成される。
図4は、画像形成装置1による起動制御処理を示している。利用者が画像形成装置1の電源を入れたとき、画像形成装置1は以下に示す起動制御処理を行う。すなわち、図4に示すように、まず、第1の起動処理部14が、全体管理データ記憶領域26についてチェックサムを計算し、このチェックサムを用いて全体管理データ記憶領域26の誤り検出を行う(ステップS1)。
第1の起動処理部14は、メインボード10に搭載された総合制御用CPU11により具現化されているので、エンジンボード20に搭載された記憶部24の全体管理データ記憶領域26の誤り検出を行うときには、第1の起動処理部14は、バス30を介するメインボード10とエンジンボード20との間の通信を利用して、記憶部24にアクセスする。すなわち、第1の起動処理部14は、全体管理データ記憶領域26のチェックサムを計算するために、バス30を介して記憶部24にアクセスし、記憶部24の全体管理データ記憶領域26に記憶されたデータを読み取る。なお、チェックサムを用いた誤り検出の方法には周知の方法が用いられる。
続いて、第1の起動処理部14は、部門数を示すデータ及び部門全体の印刷用紙の使用枚数を示すデータを全体管理データ記憶領域26から読み取る(ステップS2)。この読み取り処理において、第1の起動処理部14は、バス30を介するメインボード10とエンジンボード20との間の通信を利用して、記憶部24にアクセスする。読み取った部門数を示すデータ及び部門全体の印刷用紙の使用枚数を示すデータは、画像形成装置1のフロントパネルに配置されたディスプレイに表示する初期画面の形成や、基本機能を稼働状態にするために利用される。
続いて、総合制御部16は、画像形成装置1の基本機能(複写機能、プリント機能及びファクシミリ通信機能)を稼働状態(利用者が利用することができる状態)にするのに必要な起動処理を行う(ステップS3)。
続いて、第2の起動処理部15が、画像形成装置1の基本機能が稼働状態になったか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、画像形成装置1の基本機能についての起動処理が完了し、基本機能が稼働状態になると、その旨を示す情報が総合制御部16により提供される。第2の起動処理部15はこの情報に基づいて、画像形成装置1の基本機能が稼働状態になったことを判断する。例えば、総合制御部16が、RAM13上に記憶された基本機能起動処理完了フラグをオンにする。第2の起動処理部15はこのフラグを参照することにより、画像形成装置1の基本機能が稼働状態になったことを判断する。
画像形成装置1の基本機能が稼働状態になったとき(ステップS4:YES)、第2の起動処理部15は、個別管理データ記憶領域27の誤り検出を行う(ステップS5、S6)。具体的には、第2の起動処理部15は、各部門別管理データ記憶領域28についてチェックサムを計算し、このチェックサムを用いて各部門別管理データ記憶領域28の誤り検出を行う(ステップS5)。続いて、第2の起動処理部15は、各部門管理カウンタデータ記憶領域29についてチェックサムを計算し、このチェックサムを用いて各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出を行う(ステップS6)。
ステップS5及びS6の処理において、第2の起動処理部15は、バス30を介するメインボード10とエンジンボード20との間の通信を利用して、記憶部24にアクセスする。ステップS5及びS6の処理は、個々の部門別管理データ記憶領域28ごとに、及び個々の部門管理カウンタデータ記憶領域29ごとに行われるため、ステップS5及びS6の処理における第2の起動処理部15のバス30を介した記憶部24へのアクセスは複数回行われる。
続いて、第2の起動処理部15は、記憶部24の各部門管理カウンタデータ記憶領域29に記憶された各部門管理カウンタデータ54をRAM23上に展開する(ステップS7)。具体的には、第2の起動処理部15は、各部門管理カウンタデータ記憶領域29から各部門管理カウンタデータ54を読み取り、これらをRAM23に書き込み、RAM23上に各部門管理カウンタ25を形成する。なお、この処理は、第2の起動処理部15の制御の下で、印刷機構制御用CPU21が行う構成としてもよい。
ステップS7の処理が完了すると、画像形成装置1の部門管理機能が稼働状態となる。
以上説明した通り、画像形成装置1では、画像形成装置1の基本機能が稼働状態となった後、すなわち、画像形成装置1の基本機能の起動が完了した後に、個別管理データ記憶領域27又は個別管理データ52に関する起動処理(ステップS5ないしS7)を行う。これにより、画像形成装置1の基本機能の起動を迅速に行うことができ、画像形成装置1の電源が入れられてから、画像形成装置1の基本機能が稼働状態となるまでの時間を短縮することができる。
特に、画像形成装置1では、各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出などの起動処理を、画像形成装置1の基本機能が稼働状態となった後に行うため、画像形成装置1における基本機能の起動の迅速化を効率よく実現することができる。すなわち、印刷機構制御用CPU21は、印刷機構を効率よく制御するなどの事情により、メインボード10とは離れ、印刷機構近傍に配置されたエンジンボード20に搭載されている。印刷用紙の使用枚数のカウントは、印刷機構制御用CPU21の制御の下、RAM23上に形成された各部門管理カウンタ25により行われるため、各部門管理カウンタ25の値を記憶する記憶部24(部門管理カウンタデータ記憶領域29)も、制御及び製造の効率などを考慮して、エンジンボード20に搭載されている。一方、画像形成装置1の基本機能及び部門管理機能の起動処理は、画像形成装置1の基本的な動作に関する処理であるため、メインボード10に搭載された総合制御用CPU11が担当する。このため、画像形成装置1の部門管理機能の起動処理を行うために、メインボード10に搭載された総合制御用CPU11からエンジンボード20に搭載された記憶部24にバス30を介してアクセスしなければならない。しかも、部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出は、個々の部門管理カウンタデータ記憶領域29ごとに行う必要があるため、各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出を行うには、記憶部24へのアクセスを複数回繰り返さなければならない。この結果、各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出などの起動処理には長い時間がかかる場合がある。しかし、本発明の実施形態である画像形成装置1によれば、各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出などの起動処理を、画像形成装置1の基本機能が稼働状態となった後に行うため、たとえ各部門管理カウンタデータ記憶領域29の誤り検出などの起動処理に長い時間がかかったとしても、画像形成装置1の基本機能の起動の迅速化を効率よく実現することができる。
なお、上述した画像形成装置1では、メインボード10とエンジンボード20とが分離しており、起動制御処理を主導的に行う総合制御用CPU11がメインボード10に搭載され、部門管理データ50を記憶する記憶部24がエンジンボード20に搭載されている場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。起動制御処理を主導的に行うCPUと部門管理データを記憶する記憶部とが同一のボードに搭載されていてもよい。例えば、メインボード10に搭載された部品を集約したメインICチップと、エンジンボード20に搭載された部品を集約したエンジンICチップとが単一の基板に搭載されている場合でもよいし、メインボード10に搭載された部品とエンジンボード20に搭載された部品とが単に単一の基板上に配置されている場合でもよい。このような場合でも、画像形成装置の基本機能が稼働状態になった後に各部門管理カウンタデータ記憶領域の誤り検出などを行うことにより、画像形成装置の電源が入れられてから画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでにかかる時間を短くすることができる。もっとも、本発明を適用することによる、画像形成装置の電源が入れられてから画像形成装置の基本機能が稼働状態になるまでにかかる時間の短縮効果は、起動制御処理を主導的に行うCPUと部門管理データを記憶する記憶部とが相互に別々のボードに搭載されている方が大きい。
また、上述した画像形成装置1では、全体管理データ記憶領域26、部門別管理データ記憶領域28及び部門管理カウンタデータ記憶領域29を記憶部24に形成する場合を例にあげたが、これらの記憶領域は、単一の記憶装置または記憶素子上に集約して形成してもよいし、複数の記憶装置または記憶素子上に分離して形成してもよい。
また、上述した画像形成装置1では、各部門に複数の利用者が属している場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。各部門に属する利用者が一人の場合であってもよい。
また、上述した実施形態では、部門管理機能に関する部門管理データ50のうち、基本機能の起動に必要なデータとして全体管理データ51を例にあげ、部門管理データ50のうち基本機能の起動に必要ではないデータとして個別管理データ52を例にあげた。しかし、基本機能の起動に必要なデータが全体管理データ51の一部であり、基本機能の起動に必要でないデータが全体管理データ51の残部と個別管理データ52の全部である場合、あるいは、基本機能の起動に必要なデータが全体管理データ51の全部と個別管理データ52の一部であり、基本機能の起動に必要でないデータが個別管理データ52の残部である場合にも、本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、画像形成装置1が複合機である場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。本発明は、複写専用機(コピー機)、プリント専用機(プリンタ)、ファクシミリ通信専用機(ファクシミリ装置)にも適用することができる。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置及び起動制御方法もまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の実施形態である画像形成装置を含む画像形成システムを示す説明図である。 本発明の実施形態である画像形成装置の内部構造を示すブロック図である。 エンジンボードの記憶部に記憶された部門管理データを示す説明図である。 本発明の実施形態である画像形成装置による起動制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
14 第1の起動処理部
15 第2の起動処理部
16 総合制御部
24 記憶部
26 全体管理データ記憶領域
27 個別管理データ記憶領域
29 部門管理カウンタデータ記憶領域

Claims (4)

  1. 複写、プリント又はファクシミリ通信を行う基本機能と、画像形成装置の利用状況を部門ごとに管理する部門管理機能とを有する画像形成装置であって、
    前記部門管理機能に関する部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要なデータである第1の管理データが記憶された第1の記憶領域と、前記部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要ではないデータである第2の管理データが記憶された第2の記憶領域とを有する記憶部と、
    前記第1の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第1の管理データを前記第1の記憶領域から読み取る第1の起動処理を行う第1の起動処理手段と、
    前記第2の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第2の管理データを前記第2の記憶領域から読み取る第2の起動処理を行う第2の起動処理手段とを備え、
    前記第1の起動処理手段は、前記画像形成装置の電源が入れられた直後に前記第1の起動処理を実行し、前記第2の起動処理手段は、前記画像形成装置の電源が入れられてから前記基本機能が稼働状態になった後に前記第2の起動処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の管理データは部門全体の管理に関する全体管理データであり、前記第2の管理データは個々の部門ごとの管理に関する個別管理データであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の管理データには、一部門における印刷用紙の使用枚数を示す部門管理カウンタデータが含まれ、前記第2の記憶領域には、前記部門管理カウンタデータを記憶する部門管理カウンタデータ記憶領域が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 複写、プリント又はファクシミリ通信を行う基本機能と、画像形成装置の利用状況を部門ごとに管理する部門管理機能とを有し、前記部門管理機能に関する部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要なデータである第1の管理データが記憶された第1の記憶領域と、前記部門管理データのうち前記基本機能の起動に必要ではないデータである第2の管理データが記憶された第2の記憶領域とを有する記憶部を備えた画像形成装置の起動を制御する起動制御方法であって、
    前記第1の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第1の管理データを前記第1の記憶領域から読み取る第1の起動処理工程と、
    前記第2の記憶領域の誤り検出を行い又は前記第2の管理データを前記第2の記憶領域から読み取る第2の起動処理工程とを備え、
    前記画像形成装置の電源が入れられた直後に前記第1の起動処理工程を実行し、前記画像形成装置の電源が入れられてから前記基本機能が稼働状態になった後に前記第2の起動処理工程を実行することを特徴とする起動制御方法。
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