JP2007329610A - 画像形成装置 - Google Patents

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崇雅 林
Hiroshi Soga
浩史 曽我
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圭一郎 加藤
Kouji Takanuma
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Abstract

【課題】 ユーザの使用環境に応じた省エネ的な使用を促進し、地球環境の保護とユーザ経費の節減ができるようにする。
【解決手段】 制御部17は、印刷部14によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、印刷部14が印刷する毎に印刷時の印刷モード(集約印刷モード、裏紙指定トレイ印刷モード、用紙指定変倍印刷モード、両面印刷モード、特定枚数印刷モード、モノクロ印刷モード、トナーセーブ印刷モード、省電力印刷モードなど)に応じて、省エネカウンタ15に対して予め設定されたカウント値を加算させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機を含む画像形成装置に関する。
従来、印刷枚数や課金をカウントするカウンタを備えた画像形成装置(例えば、特許文献1〜5参照)があった。
特開2004−74530号公報 特開2004−325490号公報 特開2005−84164号公報 特開2005−153226号公報 特開2005−195725号公報
しかしながら、上述のような従来の画像形成装置には、省エネルギー(以下「省エネ」と略称する)動作モードの観点で括られたカウンタを備えたものは無く、他の通常動作時のカウンタと同様に、用紙、トナー、電力等の消費量に応じたものとしてただカウントするだけだった。
また、画像形成装置を省エネ的な動作設定によって使用する際、他の通常動作と区別したかたちで管理を行う場合でも、ある限定された省エネ条件でのカウンタしか行えず、ユーザに対して、省エネ的機器使用環境におけるきめ細かな管理を提供できていなかったという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの使用環境に応じた省エネ的な使用を促進し、地球環境の保護とユーザ経費の節減ができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の画像形成装置を提供する。
(1)コピー機能、プリンタ機能、FAX機能を含む機能において印刷手段が印刷した印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、上記印刷手段によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、上記印刷手段が印刷する毎に印刷時の印刷モードに応じて、上記カウント手段に対して予め設定されたカウント値を加算させるカウント制御手段を設けた画像形成装置。
(2)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、集約印刷モードである画像形成装置。
(3)上記のような画像形成装置において、上記カウント値を集約枚数単位毎に設定し、上記印刷手段が集約印刷する毎に集約印刷時の集約枚数単位に対応するカウント値を加算させる手段を設けた画像形成装置。
(4)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、裏紙指定トレイ印刷モードである画像形成装置。
(5)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、用紙指定変倍印刷モードである画像形成装置。
(6)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、両面印刷モードである画像形成装置。
(7)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、モノクロ印刷モードである画像形成装置。
(8)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、トナーセーブ印刷モードである画像形成装置。
(9)上記のような画像形成装置において、上記印刷モードは、省電力印刷モードである画像形成装置。
(10)コピー機能、プリンタ機能、FAX機能を含む機能において印刷手段が印刷した印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、上記印刷手段によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、上記印刷手段による1回の印刷ジョブにおける印刷枚数量に応じて、上記カウント手段に対して予め設定されたカウント値を加算させるカウント制御手段を設けた画像形成装置。
(11)上記のような画像形成装置において、上記カウント値を複数の印刷枚数量毎に設定し、上記印刷手段が印刷する毎に印刷した印刷枚数量に対応するカウント値を加算させる手段を設けた画像形成装置。
この発明による画像形成装置は、ユーザの使用環境に応じた省エネ的な使用を促進し、地球環境の保護とユーザ経費の節減ができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図1は、この発明の画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像形成装置1は、プリンタ、ファックス、複写機、コピー機能とプリンタ機能とFAX機能を含む複数の機能を備えた複合機を含む機器であり、通信線又はネットワーク3を介してパーソナルコンピュータ(PC)2を接続し、公衆回線を含む通信回線4を介して通話、ファクシミリ送受信、データ通信を行える。なお、同図にはPC2を1台のみ示したが、複数のPC又は画像形成装置を含む装置を接続するようにしても良い。
画像形成装置1には、操作表示部10、画像読取部11、通信制御部12、インタフェース(I/F)13、印刷部14、省エネルギーカウンタ(「省エネカウンタ」と略称する)15、メモリ16、制御部17を備えている。
操作表示部10は、ユーザからの画像形成装置1に対する各種の操作情報を入力する操作部と、その操作時の作業画面やユーザに対する各種の情報を表示する表示部とを備えている。
画像読取部11は、コピー機能とファックス(FAX)機能において、原稿に記載された情報の画像を読み取り、その画像データを入力する。
通信制御部12は、通信回線4を介したファクシミリ通信(ファクシミリ送受信)とデータ通信と通話とを制御する。
I/F13は、PC2との間のデータのやり取りを制御する。
印刷部14は、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能を含む機能において、画像データに基づく画像、文字データを含むデータを用紙に印刷する。
省エネカウンタ15は、通常時は印刷部14における印刷枚数をカウントし、印刷時に使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モード(省エネ動作モード)が選択されている場合、制御部17の制御により、印刷部14が印刷する毎に印刷時の印刷モードに応じてカウントアップ値(上記「カウント値」に相当する)を加算する。このように、省力化に寄与する動作モードを選択した場合にのみ、その印刷枚数をカウントするカウンタとして機能する。すなわち、上記カウント手段の機能を果たす。
メモリ16は、読み書き可能な記憶部であり、制御部17が各種の処理を実行する際に使用すると共に、画像読取部11から入力した画像データ、通信制御部12を介してやり取りされるデータ、PC2との間でやり取りされるデータ、印刷部14で印刷する画像データを含むデータを格納し、後述する省エネカウンタ制御フラッグ(「フラグ」ともいう)群及び個別省エネカウンタ制御情報を格納する。
制御部17は、マイクロコンピュータ(CPU)によって実現され、この画像形成装置1の全体の制御を司り、この発明に係るカウント制御手段を含む各手段の機能を果たす。
次に、上記省エネカウンタ制御フラッグ群について説明する。
この省エネカウンタ制御フラッグ群は、上述の処理で制御部17が参照するテーブルであり、印刷部14における複数種類の印刷モードについて、それぞれ印刷部14によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、印刷部14が印刷する毎に省エネカウンタ15に対して予め設定されたカウントアップ値を加算させる省エネカウンタ動作を行う対象とするか否かを示すフラッグを格納する。
図2は、省エネカウンタ制御フラッグ群の初期状態の説明図である。
この省エネカウンタ制御フラッグ群は、画像形成装置1において予め割り当てられた各ファンクションに割り当てられた、例えば、集約印刷モード、裏紙指定トレイ印刷モード、用紙指定変倍印刷モード、両面印刷モード、特定枚数印刷モード、モノクロ印刷モード、トナーセーブ印刷モード、一括出力(動作)印刷モードの各印刷モードに対して、省エネルギー動作モードが選択されている場合、印刷毎に省エネカウンタ15に対して予め設定されたカウントアップ値を加算させる省エネカウンタ動作を行う対象とするか否かを示す省エネカウンタ制御フラッグを格納する。
初期状態では、制御フラッグ位置1の集約印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置2の裏紙指定トレイ印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置3の用紙指定変倍印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置4の両面印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置5の特定枚数印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置6のモノクロ印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置7のトナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御フラッグ、制御フラッグ位置8の一括出力印刷モード省エネカウンタ制御フラッグとして、リセット(RESET)状態を示すフラッグ“0”を格納している。このフラッグ“0”は、省エネカウンタ動作を行う対象としないことを示すフラッグでもある。
ここで、ユーザによって、いずれかのファンクションに対して、用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合に印刷があったとき、省エネカウンタ15に予め設定したカウントアップ値で加算させる省エネカウンタ動作を行う対象にする設定入力をすると、その印刷モードに対応する省エネカウンタ制御フラッグを、“0”からセット(SET)状態を示すフラッグ“1”に書き換える。
したがって、制御部17は、上述の処理において、この省エネカウンタ制御フラッグ群を参照し、一つでもセットを示すフラッグ“1”が格納されていることを確認すると、省エネカウンタ動作を実行する。
次に、上記個別省エネカウンタ制御情報の構造について説明する。
この個別省エネカウンタ制御情報は、同じく上述の処理で制御部17が参照するテーブルであり、省エネカウンタ動作を行う対象とした印刷モードに対して、省エネカウンタ動作時のカウントアップ値を格納する。
図3は、個別省エネカウンタ制御情報の説明図である。
この個別省エネカウンタ制御情報は、図2で説明した各印刷モード毎の省エネカウンタ制御情報からなり、例えば、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報、集約枚数2枚についての2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報、集約枚数4枚についての4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報、集約枚数8枚についての8in1印刷モード省エネカウンタ制御情報、裏紙指定トレイ印刷モード省エネカウンタ制御情報、用紙指定変倍印刷モード省エネカウンタ制御情報、両面印刷モード省エネカウンタ制御情報、特定枚数印刷モード省エネカウンタ制御情報、モノクロ印刷モード省エネカウンタ制御情報、トナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御情報、一括出力印刷モード省エネカウンタ制御情報からなる。上記2in1〜8in1の各印刷モード省エネカウンタ制御情報は、集約枚数単位毎の情報である。
各省エネカウンタ制御情報のファンクションIDは、画像形成装置1において予め割り当てられた各ファンクションの固有の数値(又は名称)であり、例えば、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報は“100”、2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“101”、4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“102”、8in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“103”、裏紙指定トレイ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“200”、用紙指定変倍印刷モード省エネカウンタ制御情報は“300”、両面印刷モード省エネカウンタ制御情報は“400”、特定枚数印刷モード省エネカウンタ制御情報は“500”、モノクロ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“600”、トナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“700”、一括出力印刷モード省エネカウンタ制御情報は“800”である。
また、各省エネカウンタ制御情報の制御フラッグ位置は、上記各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象とする設定入力時、上記省エネカウンタ制御フラッグがセットを示すフラッグに書き換えられたときに、その省エネカウンタ制御フラッグの制御フラッグ位置が書き込まれる。
すなわち、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報は“1”、2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“1”、4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“1”、8in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“1”、裏紙指定トレイ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“2”、用紙指定変倍印刷モード省エネカウンタ制御情報は“3”、両面印刷モード省エネカウンタ制御情報は“4”、特定枚数印刷モード省エネカウンタ制御情報は“5”、モノクロ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“6”、トナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御情報は“7”、一括出力印刷モード省エネカウンタ制御情報は“8”が書き込まれる。
さらに、各省エネカウンタ制御情報のカウントアップ値は、省エネカウンタ動作時のカウントアップ値である。初期状態では、それぞれ“0”がセットされている。
また、各省エネカウンタ制御情報の詳細情報次リンクは、次に参照する省エネカウンタ制御情報のファンクションIDを格納する欄であり、例えば、集約印刷モードについては、集約枚数2,4,8枚毎にそれぞれカウントアップ値を設定可能にするために、それぞれの省エネカウンタ制御情報を設けているので、この詳細情報次リンクの値を参照することにより、印刷モードが2枚を1枚に集約印刷する集約印刷モードのときには、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報から2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報へリンクすることができる。
例えば、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報は“101”、2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“102”、4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“103”、8in1印刷モード省エネカウンタ制御情報は“0”が格納される。
したがって、集約印刷モードのように所定条件毎に複数種類のカウントアップ値を設定できないもの、又は所定条件毎に複数種類のカウントアップ値を設定するようにしないものについては、例えば、集約印刷モード以外の裏紙指定トレイ印刷モード省エネカウンタ制御情報、用紙指定変倍印刷モード省エネカウンタ制御情報、両面印刷モード省エネカウンタ制御情報、特定枚数印刷モード省エネカウンタ制御情報、モノクロ印刷モード省エネカウンタ制御情報、トナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御情報には“0”を格納している。
さらに、各省エネカウンタ制御情報の詳細情報ステータスは、詳細設定の有無を示す情報を格納する欄であり、例えば、集約印刷モードについては、2in1〜8in1までの3つについてそれぞれカウントアップ値を設定する詳細設定が可能であるから、ここで、2in1印刷モードについてカウントアップ値を設定したら、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報には、詳細設定有りを示す“1”を格納することにより、制御部17が参照したときに、詳細情報次リンクによって2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報を参照して、そのカウントアップ値を有効にする。
次に、画像形成装置1の各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の処理について説明する。
図4は、画像形成装置1の各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の処理を示すフローチャート図である。
この処理は、制御部17が、ステップ(図中「S」で示す)1で、画像形成装置の各ファンクションについて一つずつ調べ、参照したある一つのファンクションに対して省エネカウンタ動作を行う対象にする設定入力が有ったか否かを判断し、無ければステップ8へ進み、有れば、ステップ2で省エネカウンタ制御フラッグ群の上記ファンクションの印刷モードに対応する省エネカウンタ制御フラッグを省エネカウンタ動作を行う対象にするフラッグ“1”に書き換え、その印刷モードに対応する個別省エネカウンタ制御情報にフラッグ位置を登録する。
ステップ3で、上記印刷モードに対応する個別省エネカウンタ制御情報にカウントアップ値の入力が無ければそのまま、有ればそのカウントアップ値を上記印刷モードに対応する個別省エネカウンタ制御情報に格納し、ステップ4で上記印刷モード対応する個別省エネカウンタ制御情報の詳細情報次リンクにファンクションIDが無ければステップ8へ進み、有れば、ステップ5で詳細設定の入力が有ったか否かを判断し、無ければステップ8へ進み、有れば、ステップ6で上記印刷モード対応する個別省エネカウンタ制御情報の詳細情報ステータスを詳細設定有りを示す“1”に変更し、ステップ7で詳細情報次リンクのファンクションIDで参照されるリンク先の省エネカウンタ制御情報の内容を操作表示部に表示し、ステップ3へ戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ8では、全てのファンクションについて省エネカウンタ動作を行う対象にするか否かをユーザに確認について調べたか否かを判断し、全て調べてなければ、ステップ1へ戻って次のファンクションの印刷モードについて上述の処理を繰り返し、全て調べたら、この処理を終了する。
次に、上記各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の処理についてさらに説明する。
図5乃至図13は、各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の省エネカウンタ制御フラッグ群と個別省エネカウンタ制御情報の設定状況を示す説明図である。
ここでは、実際に省エネカウンタ15に、以下のカウントをするように設定した時の省エネカウンタ制御フラッグ群と個別省エネカウンタ制御情報の設定について説明する。
・2枚集約(2in1印刷モード)時、1カウント
・4枚集約(4in1印刷モード)時、2カウント
・8枚集約(8in1印刷モード)時、3カウント
・両面印刷モード時、1カウント
・トナーセーブ印刷モード時、4カウント
まず、最初の状態として、省エネカウンタ制御フラッグ群は、図2に示したように、各省エネカウンタ制御フラッグがRESET状態の“0”にある。また、個別省エネカウンタ制御情報は、図3に示したような状態にある。
まず、制御部17は、集約印刷モードのファンクションについての確認を行い、ユーザが操作表示部10から集約印刷モードについて省エネカウンタ動作の対象とする設定入力をすると、制御部17は、図5に示すように、集約印刷モード省エネカウンタ制御フラッグを“0”から省エネカウンタ動作の対象とすることを示すフラッグ“1”に書き換える。次に、集約印刷モードについては集約枚数毎に詳細設定するものとすると、ユーザは集約印刷モードに対するカウントアップ値に“0”を入力、又は入力しないようにすると、制御部17は集約印刷モードのカウントアップ値を初期値の“0”のままにしておく。
また、制御部17は、詳細情報次リンクに次のファンクションID“101”があるので、ユーザに詳細設定の有無を確認する。
ユーザは、設定をする必要があるので、操作表示部10から詳細設定有りを入力すると、制御部17は、図6に示すように、集約印刷モード省エネカウンタ制御情報の詳細情報ステータスに詳細設定有りを示すフラッグ“1”をセットし、詳細情報が有効であることを記憶する。
そして、次のファンクションID“101”の2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報に関する設定に移行する。
ここで、ユーザが操作表示部10から、例えば、カウントアップ値“1”を入力し、更に、詳細情報次リンクに次のファンクションID“102”があるので、ユーザに詳細設定の有無を確認する。
ユーザは、設定をする必要があるので、操作表示部10から詳細設定有りを入力すると、制御部17は、図7に示すように、2in1印刷モード省エネカウンタ制御情報のカウントアップ値には“1”を格納し、詳細情報ステータスに詳細設定有りを示すフラッグ“1”をセットし、詳細情報が有効であることを記憶する。
そして、次のファンクションID“102”の4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報に関する設定に移行する。
ここで、ユーザが操作表示部10から、例えば、カウントアップ値“2”を入力し、更に、詳細情報次リンクに次のファンクションID“103”があるので、ユーザに詳細設定の有無を確認する。
ユーザは、設定をする必要があるので、操作表示部10から詳細設定有りを入力すると、制御部17は、図8に示すように、4in1印刷モード省エネカウンタ制御情報のカウントアップ値には“2”を格納し、詳細情報ステータスに詳細設定有りを示すフラッグ“1”をセットし、詳細情報が有効であることを記憶する。
そして、次のファンクションID“103”の8in1印刷モード省エネカウンタ制御情報に関する設定に移行する。
ここで、ユーザが操作表示部10から、例えば、カウントアップ値“3”を入力すると、制御部17は、図9に示すように、カウントアップ値“3”を格納し、詳細情報次リンクに“0”が設定されているため、次リンクがないと判断し、裏紙指定トレイ印刷モードについての確認に移行する。
裏紙指定トレイ印刷モードについては、省エネカウンタ動作の対象としないので、設定を行わない。すると、制御部17は、次のファンクションIDから参照した用紙指定変倍印刷モードの確認に移行するが、この用紙指定変倍印刷モードについても省エネカウンタ動作の対象としないので、設定を行わない。
さらに、次のファンクションIDから参照した両面印刷モードについての確認に移行する。
制御部17は、両面印刷モードのファンクションについての確認を行い、ユーザが操作表示部10から両面印刷モードについて省エネカウンタ動作の対象とする設定入力をすると、制御部17は、図10に示すように、両面印刷モード省エネカウンタ制御フラッグを“0”から省エネカウンタ動作の対象とすることを示すフラッグ“1”に書き換える。
次に、ユーザが操作表示部10から、例えば、カウントアップ値“1”を入力すると、制御部17は、図11に示すように、カウントアップ値“1”を格納し、詳細情報次リンクに“0”が設定されているため、次リンクがないと判断し、特定枚数印刷モードについての確認に移行する。
特定枚数印刷モードについては、省エネカウンタ動作の対象としないので、設定を行わない。この特定枚数印刷モードは、印刷部14による1回の印刷ジョブにおける印刷枚数量に応じて、省エネカウンタ15に対して予め設定されたカウントアップ値を加算させることができる。また、カウントアップ値を複数の印刷枚数量毎に設定し、印刷部14が印刷する毎に印刷した印刷枚数量に対応するカウント値を加算させることができる。
そして、制御部17は、次のファンクションIDから参照したモノクロ印刷モードの確認に移行するが、このモノクロ印刷モードについても省エネカウンタ動作の対象としないので、設定を行わない。
さらに、次のファンクションIDから参照したトナーセーブ印刷モードについての確認に移行する。
制御部17は、トナーセーブ印刷モードのファンクションについての確認を行い、ユーザが操作表示部10からトナーセーブ印刷モードについて省エネカウンタ動作の対象とする設定入力をすると、制御部17は、図12に示すように、トナーセーブ印刷モード省エネカウンタ制御フラッグを“0”から省エネカウンタ動作の対象とすることを示すフラッグ“1”に書き換える。
ここで、ユーザが操作表示部10から、例えば、カウントアップ値“4”を入力すると、制御部17は、図13に示すように、カウントアップ値“4”を格納し、詳細情報次リンクに“0”が設定されているため、次リンクがないと判断し、一括出力印刷モードについての確認に移行する。
一括出力印刷モードについては、省エネカウンタ動作の対象としないので、設定を行わない。この一括出力印刷モードは、複数の印刷ジョブを画像形成装置内に一時蓄積した後に、一括して印刷を行うモードであり、省電力印刷モードの一例である。
そして、制御部17は、全ての印刷モードについて調べたことを確認し、この処理を終了する。
このようにして、上記の設定が全て終了した状態の省エネカウンタ制御フラッグ群と、個別省エネカウンタ制御情報を保持することにより、省エネルギー動作モードが選択されている場合の印刷毎に、上記設定した印刷モードについては、省エネカウンタ動作の制御が行われる。
図14は、図1に示す画像形成装置における省エネ動作モードが選択されている場合の印刷処理を示すフローチャート図である。
この処理は、予めユーザによって操作表示部10により、印刷部14によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、制御部17が、ステップ(図中「S」で示す)11で、ユーザによる操作表示部からの印刷実行要求、I/Fを介してPCからの印刷実行要求、及び通信制御部を介してファクシミリ受信時の印刷実行要求を含む各種の印刷実行要求が有ったか否かを判断する。
ステップ11の判断で印刷実行要求が無ければ、処理を終了し、印刷実行要求が有れば、ステップ12で印刷部に印刷処理を実行させ、ステップ13でメモリの省エネカウンタ制御フラッグ群にセットを示すフラッグがあるか否かを判断する。
ステップ13の判断で省エネカウンタ制御フラッグ群にセットを示すフラッグがなければ、ステップ11の処理へ戻り、省エネカウンタ制御フラッグ群にセットを示すフラッグがあれば、ステップ14で現在の印刷モード(上記印刷処理で印刷したときの印刷モード)を取得し、ステップ15で現在の印刷モードと一致する印刷モードの省エネカウンタ制御フラッグがセットを示すフラッグになっているか否かを判断する。
ステップ15の判断で、セットを示すフラッグになっていなければ、ステップ18へ進み、セットを示すフラッグになっていれば、ステップ16で現在の印刷モードと一致する印刷モードの個別省エネカウンタ制御情報からカウントアップ値を取得し、ステップ17で省エネカウンタに対して、現在の印刷モードと一致する印刷モードの個別省エネカウンタ制御情報から取得したカウントアップ値を現在の印刷モードのカウント値に加算させ、ステップ18へ進む。
ステップ18で、上記取得した現在の印刷モードの全てについて調べたか否かを判断し、全て調べてなければ、ステップ15へ戻って上述の処理を繰り返し、全て調べたら、この処理を終了する。
このようにして、印刷が実行される毎に、省エネカウンタ制御フラッグ群を確認し、その省エネカウンタ制御フラッグ群のどれかにフラッグがたっていた場合、現在の印刷モードを確認し、その印刷モードに対応する個別省エネカウンタ制御情報に基づいて省エネカウンタのカウントを指定数だけUPする。
この画像形成装置は、ユーザに対して省エネ的な使用を促進し、省ペーパ化と、省トナー化と、省電力化が計れ、地球環境の保護とユーザ経費の節減ができる。
この発明による画像形成装置は、用紙、トナー、又は電力を消費する装置全般に適用することができる。
この発明の画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 省エネカウンタ制御フラッグ群の初期状態の説明図である。 個別省エネカウンタ制御情報の説明図である。 図1に示す画像形成装置の各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の処理を示すフローチャート図である。
図1に示す画像形成装置の各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の省エネカウンタ制御フラッグ群の設定状況を示す説明図である。 図1に示す画像形成装置の各ファンクションの印刷モードに対する省エネカウンタ動作を行う対象の設定とカウントアップ値の設定時の個別省エネカウンタ制御情報の設定状況を示す説明図である。 図6の続きを示す説明図である。 図7の続きを示す説明図である。
図8の続きを示す説明図である。 図5の続きを示す説明図である。 図9の続きを示す説明図である。 図10の続きを示す説明図である。 図11の続きを示す説明図である。 図1に示す画像形成装置における省エネ動作モードが選択されている場合の印刷処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
1:画像形成装置 2:PC 3:通信線又はネットワーク 4:通信回線 10:操作表示部 11:画像読取部 12:通信制御部 13:I/F 14:印刷部 15:省エネカウンタ 16:メモリ 17:制御部

Claims (11)

  1. コピー機能、プリンタ機能、FAX機能を含む機能において印刷手段が印刷した印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、
    前記印刷手段によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、前記印刷手段が印刷する毎に印刷時の印刷モードに応じて、前記カウント手段に対して予め設定されたカウント値を加算させるカウント制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷モードは、集約印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記カウント値を集約枚数単位毎に設定し、前記印刷手段が集約印刷する毎に集約印刷時の集約枚数単位に対応するカウント値を加算させる手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷モードは、裏紙指定トレイ印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷モードは、用紙指定変倍印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷モードは、両面印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷モードは、モノクロ印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記印刷モードは、トナーセーブ印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記印刷モードは、省電力印刷モードであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. コピー機能、プリンタ機能、FAX機能を含む機能において印刷手段が印刷した印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、
    前記印刷手段によって使用される用紙、トナー、又は電力の消費量の省力化に寄与する省エネルギー動作モードが選択されている場合、前記印刷手段による1回の印刷ジョブにおける印刷枚数量に応じて、前記カウント手段に対して予め設定されたカウント値を加算させるカウント制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記カウント値を複数の印刷枚数量毎に設定し、前記印刷手段が印刷する毎に印刷した印刷枚数量に対応するカウント値を加算させる手段を設けたことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101813909A (zh) * 2009-02-19 2010-08-25 夏普株式会社 图像形成系统以及图像形成装置

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