JP2010060652A - 電動ズームユニットと、これを有するズーム顕微鏡 - Google Patents

電動ズームユニットと、これを有するズーム顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】手動ズーム顕微鏡のズーム操作を電動化する電動ズームユニットと、これを有するズーム顕微鏡を提供すること。
【解決手段】ハウジング内に配置されたモータ65と、前記モータの回転軸に形成された回転伝達手段65bと、顕微鏡に備えられたズーム光学鏡筒10と他の光学部材とに装着する際の装着手段63,68とを有し、前記ズーム光学鏡筒に装着された際、前記回転伝達手段は前記ズーム光学鏡筒のズームレンズ群を移動する移動部材に係合して前記モータの回転を前記移動部材に伝達することを特徴とするズーム電動ユニット60。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動ズームユニットと、これを有するズーム顕微鏡に関する。
従来、ズーム顕微鏡では、ズーム変倍を顕微鏡本体のズームダイヤルを操作することで行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−264075号公報
しかしながら、ズーム顕微鏡において、ズーム変倍を手動で行うものと電動で行うものとは別の光学鏡筒として構成されているため、例えば、手動タイプのズーム顕微鏡を持っているユーザが電動タイプのズーム機能を要求した場合、新たに電動タイプのズーム機能を有する顕微鏡を購入しなければならないと言う問題がある。
上記課題を解決するため、本発明は、ハウジング内に配置されたモータと、前記モータの回転軸に形成された回転伝達手段と、顕微鏡に備えられたズーム光学鏡筒と他の光学部材とに装着する際の装着手段とを有し、前記ズーム光学鏡筒に装着された際、前記回転伝達手段は前記ズーム光学鏡筒のズームレンズ群を移動する移動部材に係合して前記モータの回転を前記移動部材に伝達することを特徴とするズーム電動ユニットを提供する。
また、本発明は、前記電動ズームユニットと、前記電動ズームユニットを装着するズーム光学鏡筒と、を有することを特徴とするズーム顕微鏡を提供する。
本発明によれば、手動ズーム顕微鏡のズーム操作を電動化する電動ズームユニットと、これを有するズーム顕微鏡を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる電動ズームユニットとズーム顕微鏡について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、発明の理解の容易化のためのものに過ぎず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な付加・置換等を施すことを排除することは意図していない。
(第1実施の形態)
図1は、第1実施の形態にかかる電動ズームユニットを装着したズーム顕微鏡の概略構成例を示す側面図である。第1実施の形態では、ズーム顕微鏡は、実体顕微鏡を一例として示す。
図1において、ズーム顕微鏡100は、標本1が載置されるステージ2が架台3に配置されており、この架台3上に支柱4を介してズーム顕微鏡本体5の対物レンズ6がステージ2に対向するように配置されている。支柱4にはズーム顕微鏡本体5を対物レンズ6の光軸方向に昇降移動させてピント合わせを行うための焦準ハンドル7を含む焦準機構8が配置されている。また、ズーム顕微鏡本体5は、ズーム変倍用の後述するズームレンズを含むズーム光学鏡筒10を有し、手動操作によってズームレンズを光軸に沿って移動させるための左右一対のズームハンドル9a、9bが配設されている。
符号11は、ズーム顕微鏡本体5の上部に位置する三眼鏡筒であり、接眼レンズ12が正面斜め上向きに取り付けられていると共に、ズーム顕微鏡本体5による観察画像を撮像して記録するためのデジタルカメラ13を装着する為のカメラポートが設けられている。このデジタルカメラ13は信号ケーブル14によりカメラコントロールユニット(CCU)15に接続され、CCU15はケーブル16により制御用パソコン17に接続され、該制御用パソコン17とともに撮像記録手段を構成している。また、制御用パソコン17にはモニタ18、およびキーボード19が接続されている。
また、ズーム光学鏡筒10と三眼鏡筒11との間には、両者に着脱自在のオプションユニットである電動ズームユニット60が装着され、電動ズームユニット60と制御用パソコン17の間にズームコントローラ80がケーブル20aを介して接続され、ズームコントローラ80は制御用パソコン17にケーブル20bを介して接続されている。
次に、ズーム光学鏡筒10の構成例について説明する。
図2は、第1実施の形態にかかるズーム顕微鏡100のズーム光学鏡筒10と対物レンズ6の断面図を示し、図3のA−A線に沿った断面図である。図3はズーム光学鏡筒10の断面図であり、図2のB−B線に沿った断面図である、図4は、図2においてC方向からのズーム光学鏡筒10の矢視図である。
図2〜図4において、ズーム光学鏡筒10は、全体的に筒状に形成され、光軸I上に光学的にパワーを有するズームレンズ30,31を含む光学部材により、ズーム光学鏡筒10が構成されている。ここで、本実施の形態では、左右2本の観察光路が設定されており、ズームレンズ30,31は左右の観察光路にそれぞれ設けられている。
また、それぞれのズームレンズ30、31は、不図示のレンズ枠を介してレンズ保持部材34、34により保持されている。このレンズ保持部材34、34は、光軸に対して平行に配置された3本のガイド軸35a、35b、35cに摺動可能に嵌合しており、ガイド軸35a〜35cに沿って光軸I方向に移動自在とされている。
また、ズーム光学鏡筒10は、ガイド軸35a〜35cと平行に配設されて回転可能に支持されたカム軸36を内部に備えると共に、このカム軸36に対して水平方向に直交するように配設されたズームノブ軸37を備えている。また、これらのズームノブ軸37とカム軸36との間を連結してズームノブ軸37の回転をカム軸36に伝達するための動力伝達手段38を備えている。
動力伝達手段38は、ズームノブ軸37の略中央部に固設された第1のかさ歯車39と、第1のかさ歯車39に歯合する第2のかさ歯車40と、第2のかさ歯車の上部側面外周部に形成された歯40aと歯合するカム軸36の上端部に固設された歯車41とから構成されている。ズームノブ軸37を回転すると、第1のかさ歯車39が回転し、この回転は第2のかさ歯車40に伝達され、さらに歯40aを介して歯車41に伝達され、歯車41の回転と共にカム軸36が回転する。
カム軸36は、ズーム光学鏡筒10の下部支持部材42と上部支持部材43に回転可能に支持されている。また、ガイド軸35a、35b、35cは、下部支持部材42と上部支持部材43とにネジ止めなどで固定されている。これにより、レンズ保持部材34、34は光軸Iに沿った方向にのみ移動可能に支持される。
レンズ保持部材34、34は、カム軸36の外周面に螺旋状に形成された不図示のカム溝に係合するカムフォロア44a、不図示の44bを備え、カム軸36が回転した際、レンズ保持部材34、34はカム溝とカムフォロア44a(44b)との係合により、回転することなく光軸Iに沿ってのみ移動する構成である。
ズームノブ軸37の左右両端は、ビス等により固定されたズームハンドル9a、9bを備え、ズームハンドル9a、9bを回転操作すると、ズームノブ軸37の回転が動力伝達手段38を介してカム軸36の回転として伝達され、カム軸36の回転にともないカム溝に係合しているカムフォロア44a(44b)を介してレンズ保持部材34、34が光軸Iに沿って直線運動に変換されて移動する。このレンズ保持部材34、34の移動によりズームレンズ30、31も移動し、ズーム倍率が連続的に変化する。これらズームレンズ30、31の移動に関わる部材の少なくとも1つをズームレンズ移動手段と称する。
下部保持部材42と上部保持部材43とは、略円筒状の下部ハウジング50と上部ハウジング51とでカバーされ、レンズ保持部材34、カム軸36、ズームノブ軸37、動力伝達部38、ズームハンドル9a、9bおよびカムフォロア44等によりズーム光学鏡筒10が構成されている。
下部ハウジング50の対物レンズ6側には、内側向きに形成された円筒状の凸部が下部保持部材42の下部に嵌合すると共に、対物レンズ6が螺合して固定されるネジ部53を有している。また上部ハウジング51に外周をカバーされた上部保持部材43の上部円筒状部分の内周部は、後述する電動ズームユニット60のオスアリ部や、三眼鏡筒11のオスアリ部と係合するメスアリ部45が形成され、かつ装着されたオスアリ部を固定するための固定ネジ46が配置されている。
また、上部支持部材43のカム軸36が係合する部分には貫通穴が形成され、カム軸36が回転可能に嵌合し、かつカム軸36の頭部が露出している。そして、カム軸36の頭部には溝部36aが形成されている。このようにして、ズーム顕微鏡100のズーム光学鏡筒10が構成されている。なお、カム軸36の頭部の溝部36aは、一本溝に限らず十字溝、星型溝等、各種形状を用いることができる。
次に、第1実施の形態にかかる電動ズームユニット60について図面を参照しつつ説明する。
図5(a)は、第1実施の形態にかかる電動ズームユニット60の断面図((b)のD−D線に沿った断面図)であり、(b)は(a)のE方向からの矢視図である。
図5において、電動ズームユニット60は、円筒状部材61をベースに構成されている。円筒状部材61は、円筒の略中間部に楕円状の開口61aを有する仕切り部62を有し、これにより、紙面上方の上部と紙面下方の下部とに分けられる。
円筒状部材61の上部側の内周には、三眼鏡筒11等のオスアリ部を有する光学装置を装着するためのメスアリ部63が形成され、かつ装着されたオスアリ部を固定するためのネジ64が配置されている。
円筒状部材61の下部側には、前述のズーム光学鏡筒10の上部保持部材43に形成されたメスアリ部45に装着して固定されるオスアリ部68が形成されている。
また、円筒状部材61には、モータ65(例えば、電動モータ、パルスモータなど)が仕切り部材62の下部側に固定されている。モータ65の回転軸65aには、図2、図4に示す、カム軸36の溝部36aと係合する係合部である例えば突起部65bが形成されている。なお、突起部65bの形状は、溝部36aに係合する形状であれば良い。また、モータ65は、モータ65の回転を検出する回転検出装置65d(例えば、ロータリエンコーダ等)が配置されている。モータ65の回転制御は、後述する基板を介してズームコントローラ80に接続されたケーブル20aを介して行われる。
また、仕切り部材62の楕円状の開口部61aを挟んでモータ65に対向する位置には回転検出装置65dからの信号がケーブル65cにより入力され、所定の処理を行いズーム光学鏡筒10の倍率を外部にケーブル20aで出力する電子回路を搭載した基板66が配置されている。ケーブル20aは基板66と図1に示すズームコントローラ80と接続され、ズームコントローラ80はケーブル20bを介して制御パソコン17と接続している。このようにして、電動ズームユニット60が構成されている。
図1に示す、第1実施の形態にかかる電動ズームユニット60を搭載するズーム顕微鏡100では、電動ズームユニット60をズーム光学鏡筒10に装着したとき、モータ65の突起部65bが、ズーム光学鏡筒10のカム軸36の頭部の溝部36aに係合するように構成されている。
第1実施の形態では、ズームコントローラ80のズームアップスイッチ81、ズームダウンスイッチ82を操作すると、ケーブル20aを介してパワーが供給されてモータ65が回転し、この回転が突起部65bに係合している溝部36aを介してカム軸36の回転として伝達され、カム軸36の回転にともない不図示のカム溝に係合しているカムフォロア44a(44b)を介してレンズ保持部材34、34が光軸Iに沿って直線運動に変換されて移動する。このレンズ保持部材34、34の移動によりズームレンズ30、31も移動し、ズーム倍率が連続的に変化する。なお、ズームレンズ30、31は少なくとも一方が移動することで倍率を変更できるように構成することも可能である。
また、この際、モータ65に配置されている回転検出装置65dでモータ65の回転(すなわちカム軸36の回転)変位を検出する。検出された回転変位である回転角度が、ケーブル65cで基板66に送られ基板66の電子回路で装着されたズーム光学鏡筒10に応じた所定の処理が行われ、ズーム光学鏡筒10の倍率に変換されてズームコントローラ80、あるいは制御用パソコン17に出力される。なお、倍率の変換には、基板66上に配置されたメモリーに回転角度とズーム光学鏡筒10の機種に応じた倍率の関係を記したテーブルを設け、このテーブルを参照して回転角度を倍率に換算して出力する構成も可能である。
以上述べたように、第1実施の形態にかかる電動ズームユニット60は、顕微鏡本体5のズーム光学鏡筒10と三眼鏡筒11との間の光路に装着することで、手動ズーム光学鏡筒10を電動ズーム光学鏡筒に変更することができる。これにより、新たに電動ズーム光学鏡筒を購入する必要が無くなる。
(第2実施の形態)
次に、第2実施の形態にかかる電動ズームユニットについて図を参照しつつ説明する。なお第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し説明を省略する。
図6は、第2実施の形態にかかる電動ズームユニットを装着したズーム顕微鏡の概略構成例を示す側面図である。第2実施の形態では、第1実施の形態と同様にズーム顕微鏡は、実体顕微鏡を一例として示す。第2実施の形態では、取り付けられるズーム光学鏡筒の機能を自動認識できる構成となっている。
図6において、ズーム顕微鏡200は、第1実施の形態に対してズーム顕微鏡本体205、ズーム光学鏡筒210、電動ズームユニット260の一部の構成が異なり、他の構成は同様であるので詳細な説明は省略する。
ズーム光学鏡筒210の構成例について第1実施の形態と異なる構成についてのみ以下に説明する。
図7は、第2実施の形態にかかるズーム顕微鏡200のズーム光学鏡筒210と対物レンズ6の断面図を示す。図8は、図7においてC方向からのズーム光学鏡筒210の矢視図である。
図7、図8において、ズーム光学鏡筒210は、上部支持部材43の上端部43aのズームノブ軸37側に、3つの位置201a、201b、201cに磁石を配置し、磁石の有無でズーム光学鏡筒210の機種情報を与えるように構成されている。また、3つの位置から略90度の位置に、回転方向位置決めピン203が上端部43aから突出して配設されている。なお、磁石の数は、3つに限定されず判別したい機種数により適宜増減可能である。
次に、第2実施の形態にかかる電動ズームユニット260について図面を参照しつつ、第1実施の形態と異なる構成についてのみ以下に説明する。
図9は、第2実施の形態にかかる電動ズームユニット260の断面図であり、(a)は(b)のD−D線に沿った断面図であり、(b)は(a)のE方向からの矢視図である。
図9において、電動ズームユニット260は、円筒状部材261をベースに構成されている。オスアリ部68の外側に延在する円筒状部材261の底部261aには3つの磁気検出素子(例えば、ホール素子等)202a、202b、202cを搭載した基板202dが固着されている。また、楕円状の開口部261aを挟んで対向する位置の円筒状部材261の底部261bと基板202dの表面の位置はほぼ同じ面にあるように構成されている。これにより、電動ズームユニット260をズーム光学鏡筒210に装着した際、ズーム光学鏡筒210の上部支持部材43の上端43aに配置された磁石201a〜201cと電動ズームユニット260のホール素子202a〜202cとを接近して配置することが可能になる。
また、電動ズームユニット260の底部261a上の基板202dから略90度の位置には、ズーム光学鏡筒210の上部支持部材43に形成されている、回転方向位置決めピン203が係合する位置決め溝204が形成されている。
また、基板266と基板202dとは、ケーブル202eで接続され、ホール素子202a、202b、202cからの信号が基板266に送られる。基板266は、基板202dからの信号と、後述するモータ65に配置された回転検出装置65dからの信号に基づき所定の処理を行い、装着されているズーム光学鏡筒210の機種を判別すると共に対応する倍率をケーブル20aを介してズームコントローラ80、あるいは制御用パソコン17に出力する。
図6に示す、第2実施の形態にかかる電動ズームユニット260を搭載するズーム顕微鏡200では、電動ズームユニット260をズーム光学鏡筒210装着したとき、電動ズームユニット260のモータ65の突起部65bが、ズーム光学系210のカム軸36の溝部36aに係合するように構成されている。また、ホール素子202a、202b、202cが、位置201a、201b、201c磁石の存在を検出するように構成されている。ここでは、3つのホール素子が配置されているので8種類(2=8ビット)のズーム光学系210を判別することができる。
第2実施の形態では、ズームコントローラ80のズームアップスイッチ81、ズームダウンスイッチ82を操作すると、モータ65が回転し、この回転が突起部65bに係合している溝部36aを介してカム軸36の回転として伝達され、カム軸36の回転にともない不図示のカム溝に係合しているカムフォロア44a(44b)を介してレンズ保持部材34、34が光軸Iに沿って直線運動に変換されて移動する。このレンズ保持部材34、34の移動によりズームレンズ30、31も移動し、ズーム倍率が連続的に変化する。なお、ズームレンズ30、31は少なくとも一方が移動することで倍率を変更できるように構成することも可能である。
また、この際、モータ65に配置されている回転検出装置65dでモータ65の回転(すなわちカム軸36の回転)変位を検出する。また、ホール素子202a、202b、202cが位置201a、201b、201c磁石の有無を検出する。基板202dからの信号と、検出された回転変位である回転角度から、基板266の電子回路で所定の処理が行われズーム光学鏡筒210の機種判別と共に倍率変換されて、外部のズームコントローラ80や制御用パソコン17に出力される。なお、倍率の変換には、基板266上に配置されたメモリーに回転角度とズーム光学系210の機種に応じた倍率の関係を記したテーブルを設け、このテーブルを参照して回転角度を倍率に換算して出力してもよい。
以上述べたように、第2実施の形態にかかる電動ズームユニット260は、顕微鏡本体205のズーム光学鏡筒210と三眼鏡筒11との間の光路に装着することで、手動ズーム光学鏡筒10を電動ズーム光学鏡筒に変更することができる。これにより、新たに電動ズーム光学鏡筒を購入する必要が無くなる。また、ホール素子により装着したズーム光学鏡筒210の機種を判別することができ、機種に応じた倍率を簡単容易に出力、表示することができる。
なお、上記全ての実施の形態では、電動ズームユニットをズーム光学鏡筒と三眼鏡筒の間に装着した場合について述べたが、ズーム光学鏡筒と対物レンズとの間の光路中に挿脱可能に構成することも可能である。
また、照明光学系を装着する場合、ズーム光学鏡筒と照明光学系との間の光路に装着することも可能である。この場合、標本側から順に、対物レンズ、ズーム光学鏡筒、電動ズームユニット、照明光学系、三眼鏡筒が装着されたズーム顕微鏡を構成することができる。
なお、ズーム光学鏡筒の機種判別に用いられる手段は、上述の磁石とホール素子に限らず、ホトインタラプター等の別の手段を適宜用いることもことも可能である。
第1実施の形態にかかる電動ズームユニットを装着したズーム顕微鏡の概略構成例を示す側面図である。 第1実施の形態にかかるズーム顕微鏡のズーム光学鏡筒と対物レンズの断面図を示し、図3のA−A線に沿った断面図である。 ズーム光学鏡筒の断面図であり、図2のB−B線に沿った断面図である。 図2においてC方向からのズーム光学鏡筒の矢視図である。 第1実施の形態にかかる電動ズームユニットの断面図であり、(a)は(b)のD−D線に沿った断面図であり、(b)は(a)のE方向からの矢視図である。 第2実施の形態にかかる電動ズームユニットを装着したズーム顕微鏡の概略構成例を示す側面図である。 第2実施の形態にかかるズーム顕微鏡のズーム光学鏡筒と対物レンズの断面図を示し、図8のA−A線に沿った断面図である。 図7においてC方向からのズーム光学鏡筒の矢視図である。 第2実施の形態にかかる電動ズームユニットの断面図であり、(a)は(b)のD−D線に沿った断面図であり、(b)は(a)のE方向からの矢視図である。
符号の説明
100、200 ズーム顕微鏡
1 標本
2 ステージ
3 架台
4 支柱
5、205 ズーム顕微鏡本体
6 対物レンズ
7 焦準ハンドル
8 焦準機構
9 ズームハンドル
10、210 ズーム光学鏡筒
11 三眼鏡筒
12 接眼レンズ
13 デジタルカメラ
14、16 ケーブル
15 CCU
17 制御用パソコン
18 モニタ
19 キーボード
60、260 ズーム電動ユニット
61、261 円筒状部材
26、262 仕切り部材
63 メスアリ部
64 ネジ
65 モータ
65b 突起部
65d 回転検出装置
66、266 基板
68 オスアリ部
30、31 ズームレンズ
34 レンズ保持枠
35 ガイド軸
36 カム軸
37 ズームノブ軸
38 動力伝達手段
39 第1のかさ歯車
40 第2のかさ歯車
41 歯車
42 下部支持部材
43 上部支持部材
44 カムフォロア
80 ズームコントローラ
81 ズームアップスイッチ
82 ズームダウンスイッチ
83 ズーム倍率表示部
201 磁石
202 ホール素子
203 位置決めピン
204 位置決め溝

Claims (6)

  1. ハウジング内に配置されたモータと、
    前記モータの回転軸に形成された回転伝達手段と、
    顕微鏡に備えられたズーム光学鏡筒と他の光学部材とに装着する際の装着手段とを有し、前記ズーム光学鏡筒に装着された際、前記回転伝達手段は前記ズーム光学鏡筒のズームレンズ群を移動する移動部材に係合して前記モータの回転を前記移動部材に伝達することを特徴とする電動ズームユニット。
  2. 前記モータは、前記モータの回転変位を検出する回転検出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電動ズームユニット。
  3. 前記モータの回転を制御するコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記回転検出手段からの信号に基づき、前記ズーム光学鏡筒のズーム倍率を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電動ズームユニット。
  4. 前記装着手段の近傍の前記ズーム光学鏡筒側に前記ズーム光学系の機種を判別するための少なくとも1つの磁気検出手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電動ズームユニット。
  5. 前記コントローラは、前記磁気検出手段からの信号に基づき前記ズーム光学鏡筒の機種を判別し、前記回転検出手段からの信号を前記機種に対応するテーブルを参照してズーム倍率に換算し、前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電動ズームユニット。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電動ズームユニットと、
    前記電動ズームユニットを装着するズーム光学鏡筒と、
    を有することを特徴とするズーム顕微鏡。
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