JP2010059804A - 排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタの先端面及び連通路の内壁面へのデポジットの堆積を抑えた排気浄化装置を提供する。
【解決手段】排気通路12のターボチャージャ27よりも下流側に介装される排気浄化用触媒36と、排気浄化用触媒36よりも上流側に配されると共に排気通路12に連通する連通路61内に先端面52が露出した状態で固定され、連通路61を介して排気通路12に添加剤を噴射するインジェクタ50と、一端側が連通路61に連通すると共に他端側がターボチャージャ27とEGR通路30との間の吸気通路22に接続されて吸気通路22から連通路61に空気を供給する供給路80とを有する構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンから排出される排気ガスを浄化する排気浄化装置に関する。
自動車等に搭載されるエンジン、特にディーゼルエンジンから排出される排気ガス中には、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)や、微粒子状物質(PM:Particulate Matter)等が多く含まれている。このため、一般的には、エンジンから排出される排気ガスが通過する排気通路に、例えば、上記汚染物質を分解(還元等)するための三元触媒や、PMを捕捉するためのパティキュレートフィルタ等を設け、排気ガスが浄化された状態で大気中に放出されるようにしている。
このようなパティキュレートフィルタは、使用に伴ってフィルタ内にPMが堆積して通過抵抗が増大するため、必要に応じて再生処理を行う必要がある。このような再生処理としては、パティキュレートフィルタに加熱装置を配設し、加熱によりPMを燃焼さて除去することが行われていたが、パティキュレートフィルタの上流に設けられた酸化触媒に燃料(軽油)などの炭化水素系液体を流入させて発熱反応を生じさせ、この熱によりパティキュレートフィルタの再生処理を行う方法も提案されている。
また、ディーゼルエンジンにおいては、窒素酸化物(NOx)が特に多く発生し易い。このため、ディーゼルエンジンには、排気ガス中のNOxを効率的に分解するために、例えば、NOxの吸着と還元とを繰り返し行ってNOxを分解(還元)する、いわゆるNOxトラップ触媒が多く採用されている。
このようなNOxトラップ触媒は、吸着したNOxを分解(還元)するため、NOxトラップ触媒に外部から還元剤(添加剤)を適宜供給する必要がある。このため、一般的には、燃料(軽油)等を還元剤として排気通路内に噴射することでNOxトラップ触媒に供給するようにしている。例えば、排気管に設けられたインジェクタによって燃料を排気通路内に噴射し、燃料が混合された排気ガスをNOxトラップ触媒に供給するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
またNOxトラップ触媒にはNOxと共に硫黄酸化物(SOx)も吸着されるため、NOxトラップ触媒に燃料(還元剤)を供給してNOxトラップ触媒を高温にすることで、SOxを分解(還元)することも行われている。
特開2005−214100号公報 特開2004−044483号公報
このようなインジェクタの先端面及びその周囲には、いわゆるデポジットが徐々に堆積してしまい、ノズルの目詰まり等の問題が生じる虞がある。具体的には、排気通路内に燃料等の還元剤を噴射するインジェクタのノズルが開口する先端面は、排気通路内に露出されており高温の排気ガスに晒されるため、この先端面の温度は比較的高温になる。このため、インジェクタから噴射した還元剤(例えば、燃料)がインジェクタの先端面に付着すると、付着した還元剤の揮発成分が蒸発して残った成分が変質してデポジットとして徐々に堆積してしまう。また付着した還元剤がバインダとなって排ガス中の煤が付着してデポジットとして徐々に堆積してしまう。このようにインジェクタのノズルにデポジットが堆積すると、目詰まりが生じて排気通路に還元剤を良好に供給できなくなる虞がある。
また、例えば、排気通路に連通する噴射空間(連通路)を設け、この噴射空間を介して排気通路内に還元剤が噴射されるように構成されたものがある(例えば、特許文献2参照)。このように連通路が設けられている場合には、インジェクタの先端面だけでなく、インジェクタの周囲、つまり連通路の内壁にもデポジットが堆積してしまう虞がある。連通路の内壁にデポジットが堆積すると還元剤の通路が狭まってしまい、排気通路に還元剤を良好に供給できなくなる虞がある。
なおこのようにデポジットが堆積してしまった場合には、インジェクタを取り外して堆積したデポジットを除去するメンテナンス作業を行う必要があった。インジェクタを取り外すには、インジェクタが取り付けられている装着部材や、インジェクタに取り付けられている還元剤(燃料)の配管や、その周囲に配されている冷却水の配管等を取り外す必要があり、メンテナンス作業にはかなりの労力を必要とする。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、インジェクタの先端面及び連通路の内壁面へのデポジットの堆積を抑えた排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ターボチャージャを備えると共に吸気通路に連通するEGR通路を具備するエンジンの排気浄化装置であって、排気通路の前記ターボチャージャよりも下流側に介装される排気浄化用触媒と、該排気浄化用触媒よりも上流側に配されると共に前記排気通路に連通する連通路内に先端面が露出した状態で固定され、前記連通路を介して前記排気通路に添加剤を噴射するインジェクタと、一端側が前記連通路に連通すると共に他端側が前記ターボチャージャと前記EGR通路との間の吸気通路に接続されて前記吸気通路から前記連通路に空気を供給する供給路と、を有することを特徴とする排気浄化装置にある。
かかる第1の態様では、供給路を介して連通路内に空気(吸気)が供給されることで、デポジットが堆積する際のバインダ(接着剤)となる添加剤が排気通路まで押し出される。また供給路を介して連通路に供給される空気によってインジェクタが冷却される。したがって、連通路内に排気ガスが流入しても排気ガス中の煤が連通路の内壁面或いはインジェクタの先端面に付着してデポジットとして堆積するのを防止することができる。
本発明の第2の態様は、前記供給路が、前記ターボチャージャとスロットルバルブとの間の吸気通路に接続されていることを特徴とする第1の態様の排気浄化装置にある。
かかる第2の態様では、供給路が接続された部分の吸気通路の圧力は、排気通路の圧力よりも高いため、排気ガスが逆流することなく供給路から連通路に空気を良好に供給することができる。
好ましくは、前記供給路が、インタークーラと前記スロットルバルブとの間の吸気通路に接続されている。
この構成では、連通路に供給される空気がインタークーラによって冷却されているため、ターボチャージャで過給されて吸気が昇温した状態で直接制御弁に流入することを抑制できる。
本発明の第3の態様は、前記供給路には、当該供給路における空気の流れを制御する制御弁が設けられていることを特徴とする第1又は2の態様の排気浄化装置にある。
かかる第3の態様では、排気ガスの逆流を抑えつつ、所望の量及びタイミングで空気を供給路を介して連通路に供給することができる。
好ましくは、前記制御弁が、前記供給路の前記吸気通路側の端部近傍に設けられている。
この構成では、排気ガスが多少逆流した場合でも、制御弁の排気ガスの熱による損傷を抑制することができる。
本発明の第4の態様では、前記供給路には、前記制御弁の前記連通路側に前記吸気通路側への逆流を防止する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の排気浄化装置にある。
かかる第4の態様では、排気ガスが制御弁に流入することを抑制するため、デポジットにより制御弁の作動が阻害されることを抑制する。制御弁の排気ガスの熱による損傷をも抑制することができる。
本発明の第5の態様は、前記インジェクタが装着される装着孔を有する装着部材を具備し、前記供給路の一端側が前記装着孔に接続されていることを特徴とする第1〜4の何れか一つの態様の排気浄化装置にある。
かかる第5の態様では、インジェクタの先端面近傍にデポジットが堆積した場合でも、装着孔から連通路に空気を供給することで、堆積しているデポジットを除去することもできる。また、供給された空気によりインジェクタを効果的に冷却することもできる。
本発明に係る排気浄化装置では、供給路を介して連通路に空気を供給することで、連通路内に残っている添加剤を含む排気ガスや堆積したデポジットを排気通路に排出できる。したがって、連通路の内壁面やインジェクタの先端面等にデポジットが堆積するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る排気浄化装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、排気浄化装置10は、複数の排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとを有し、これら複数の排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとは、車両に搭載される多気筒ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)11の排気管(排気通路)12に介装されている。
エンジン11は、シリンダヘッド13とシリンダブロック14とを有し、シリンダブロック14の各シリンダボア15内には、ピストン16が往復移動自在に収容されている。そして、このピストン16とシリンダボア15とシリンダヘッド13とで燃焼室17が形成されている。なお、ピストン16は、コンロッド18を介してクランクシャフト19に接続されており、ピストン16の往復運動によってクランクシャフト19が回転するようになっている。
またシリンダヘッド13には吸気ポート20が形成され、この吸気ポート20には吸気マニホールド21を含む吸気管(吸気通路)22が接続されている。また、吸気ポート20には、吸気弁23が設けられておりこの吸気弁23によって吸気ポート20が開閉されるようになっている。
また、シリンダヘッド13には、排気ポート24が形成され、この排気ポート24には、排気マニホールド25を含む排気管(排気通路)12が接続されている。なお、排気ポート24には排気弁26が設けられており、吸気ポート20と同様に、排気ポート24はこの排気弁26によって開閉されるようになっている。
これら吸気管22及び排気管12の途中には、ターボチャージャ27が設けられている。ターボチャージャ27は、図示しないタービンと、このタービンに連結されたコンプレッサとを有し、エンジン11からターボチャージャ27内に排気ガスが流れ込むと、排気ガスの流れによってタービンが回転し、このタービンの回転に伴ってコンプレッサが回転して吸気管22からターボチャージャ27内に空気を吸い込んで加圧するようになっている。またターボチャージャ27の下流側の吸気管22には、インタークーラ28が配されている。そして、ターボチャージャ27で加圧された空気は、インタークーラ28によって冷却されてエンジン11の各吸気ポート20に供給される。
インタークーラ28の下流側の吸気管22には、電動アクチュエータの駆動により吸気管(吸気通路)を開閉するスロットルバルブ29が設けられている。さらに、スロットルバルブ29の下流側の排気管12には、ターボチャージャ27の上流側の排気管12に連通するEGR管(EGR通路)30が接続されている。またこのEGR管30にはEGRクーラ31が設けられ、EGR管30の吸気管22との接続部分にはEGR弁32が設けられている。そしてこのEGR弁32が開弁することで、排気管12を流れる排気ガスの一部がEGRクーラ31によって冷却された後、吸気管22に供給されるようになっている。
なおシリンダヘッド13には、各気筒の燃焼室17内に燃料を直噴射する電子制御式の燃料噴射弁33が設けられている。燃料噴射弁33にはコモンレール34から燃料が供給される。コモンレール34にはサプライポンプ35により燃料タンク(図示なし)の燃料が供給され、エンジン11の回転速度に応じてサプライポンプ35から所定圧で燃料がコモンレール34に供給される。コモンレール34では燃料が所定の燃圧に調整され、コモンレール34から所定の燃圧に制御された高圧燃料が燃料噴射弁33に供給される。
ここで、ターボチャージャ27の下流側の排気管12には、排気浄化用触媒であるディーゼル酸化触媒(以下、単に酸化触媒と称する)36及びNOxトラップ触媒37と、排気浄化用フィルタであるディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter:以下、DPFと称する)38とが上流側から順に配されている。また、詳しくは後述するが、ターボチャージャ27と酸化触媒36との間の排気管12には、還元剤(添加剤)である燃料(軽油)を排気管(排気通路)12内に噴射するインジェクタ50が設けられている。
酸化触媒36は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造の担体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属が担持されてなる。酸化触媒36では、排気ガスが流入すると、排気ガス中の一酸化窒素(NO)が酸化されて二酸化窒素(NO)が生成される。また、酸化触媒36における酸化反応が起こるには、酸化触媒36が所定温度以上に加熱されている必要があるため、酸化触媒36は可及的にエンジン11に近い位置に配されていることが好ましい。酸化触媒36がエンジン11の熱によって加熱され、エンジン始動時等であっても、比較的短時間で酸化触媒36を所定温度以上に加熱することができるからである。
NOxトラップ触媒37は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造の担体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属が担持されると共に、吸蔵剤としてバリウム(Ba)等のアルカリ金属、あるいはアルカリ土類金属が担持されてなる。そして、NOxトラップ触媒37では、酸化雰囲気においてNOx、すなわち、酸化触媒36で生成されたNO、また酸化触媒36で酸化されずに排気ガス中に残存するNOを一旦吸蔵し、例えば、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を含む還元雰囲気中において、NOxを放出して窒素(N)等に還元する。
また酸化触媒36で生成されたNOの多くはNOxトラップ触媒37によって吸着・分解(還元)され、吸着・分解されなかった残りのNOはDPF38での反応により浄化されるようになっている。
通常、エンジン11から排出される排気ガスは通常リーンであるため、NOxトラップ触媒37内が酸化雰囲気となり、NOxトラップ触媒37ではNOxが吸着されるのみで吸着されたNOxが分解(還元)されることはない。このため、NOxトラップ触媒37に所定量のNOxが吸着されると、ターボチャージャ27と酸化触媒36との間の排気管12に固定されたインジェクタ50から添加剤である燃料(軽油)が噴射されるようになっている。これにより、燃料が混合された排気ガスが酸化触媒36を通過してNOxトラップ触媒37に供給され、NOxトラップ触媒37内が還元雰囲気となり、吸着されたNOxが分解(還元)される。なおNOxトラップ触媒37は、窒素酸化物(NOx)と同様に硫黄酸化物(SOx)も吸蔵すると共に分解(還元)している。
DPF38は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造のフィルタであり、DPF38内には、例えば、上流側端部が開放され下流側端部が閉塞された排気ガス通路38aと下流側端部が開放され上流側端部が閉塞された排気ガス通路38bとが交互に配列されている。そして、排気ガスは、まず上流側端部が開放された排気ガス通路38aに流入し、隣接する排気ガス通路38bとの間に設けられた多孔質の壁面から下流側端部が開放された排気ガス通路38bに流入して下流側に流出し、この過程において排気ガス中の微粒子状物質(PM)が、壁面に衝突したり吸着されたりして捕捉される。
捕捉されたPMは、排気ガス中のNOによって酸化(燃焼)されCOとして排出され、またDPF38内に残存するNOはNに分解されて排出されるようになっている。すなわち、DPF38では、排気ガスを浄化して、PM及びNOxの排出量を大幅に低減できるようになっている。また、PMが燃焼されることで、DPF38の性能がある程度再生される。
ここで、通常は、上述したようにNOxはNOxトラップ触媒37で吸着されるため、DPF38に供給される排気ガス中のNOの量は少なく、DPF38にはPMが徐々に堆積されていく。そして、DPF38に所定量のPMが堆積すると、排気管12に固定されているインジェクタ50から所定量の燃料が噴射されるようになっている。上述したように排気ガスに燃料が混合されると、NOxトラップ触媒37では吸着されたNOxが還元されるため、排気ガスに含まれているNOx(NO)はNOxトラップ触媒37で吸着されずにDPF38に供給される。これにより、DPF38におけるPMの燃焼が促進されるようになっている。
なおこれら酸化触媒36、NOxトラップ触媒37及びDPF38の上流側近傍及びDPF38の下流側近傍には、それぞれ排気温センサ39が設けられており、これら複数の排気温センサ39によって、酸化触媒36、NOxトラップ触媒37及びDPF38に流入する排気ガスの温度と、酸化触媒36、NOxトラップ触媒37及びDPF38から排出される排気ガスの温度を検出している。さらに、酸化触媒36及びDPF38の上流側近傍には、排気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサ40が設けられている。また、車両には、図示しないが電子制御ユニット(ECU)が設けられており、このECUには、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が備えられている。そして、このECUが、上記各センサからの情報に基づいて、排気浄化装置10が搭載されたエンジン11の総合的な制御を行っている。
ここで、図2は、本実施形態に係る排気浄化装置の要部を示す拡大断面図である。図2に示すように、還元剤としての燃料を噴射するインジェクタ50は、本実施形態では、排気管(排気通路)12に対して略直交する方向に配されている。すなわち、インジェクタ50は、その軸方向(図2中上下方向)と排気ガスの流れる方向(図2中左右方向)とが略直交するように配されている。そしてインジェクタ50は、排気管12に固定された装着部材60に装着されて固定部材70によって固定されている。
装着部材60の中央部には、一端が排気管(排気通路)12に連通する連通路61が形成されており、この連通路61の他端側に、インジェクタ50が装着される装着孔62が形成されている。さらに装着孔62の周囲には冷却水の流路である冷却水路63が形成されている。
インジェクタ50は、この装着部材60の装着孔62に装着され、ノズル51が開口する先端面52が連通路61内に露出された状態で、固定部材70によって装着部材60に固定されている。なおインジェクタ50は、燃料噴射弁33と共通するサプライポンプ35により燃料タンク(図示なし)の燃料が供給されるようになっている。固定部材70は、例えば、ボルト等の締結部材によって装着部材60に対して取り外し可能に固定されている。
また装着部材60には、装着孔62の連通路61側の端部近傍と外部とを連通する空気通路64が設けられている。すなわち装着孔62にインジェクタ50が装着された状態で、装着孔62の内周面とインジェクタ50の外周面との間には若干の隙間が形成されており、この隙間と外部とが空気通路64によって連通されている。この空気通路64と吸気管(吸気通路)11とが、供給管(供給路)80によって連通している。例えば、本実施形態では、供給管(供給路)80の一端側が空気通路64に接続され、他端側がターボチャージャ27とスロットルバルブ29との間、本実施形態では、インタークーラ28とスロットルバルブ29との間の吸気管22に接続されている。
このような構成では、吸気管22を流れる空気(吸気)の一部が、吸気管22と排気管12との内圧差によって、供給管80、空気通路64及び装着孔62を介して連通路61内に供給される。そして、装着孔62を通過して連通路61に供給される空気によってインジェクタ50の先端部が冷却される。したがって連通路61内に排気ガスが侵入してもインジェクタ50の温度上昇が抑えられ、インジェクタ50の先端面52及びその周辺部へのデポジットの堆積を抑制することができる。
特に本実施形態では、供給管80が、インタークーラ28の下流側の吸気管22に接続されているため、供給管80にはインタークーラ28で冷却された比較的冷たい空気が供給される。したがって、インジェクタ50をさらに効果的に冷却することができる。勿論、供給管80は、ターボチャージャ27とインタークーラ28との間の吸気管22に接続されていてもよい。この場合でも、空気(吸気)の温度は排気ガスの温度よりも低いため、インジェクタ50の先端部は確実に冷却される。
さらに、装着孔62の開口近傍、つまりインジェクタ50の先端面52近傍にデポジットが堆積した場合でも、装着孔62から連通路61に空気を供給することでデポジットを吹き飛ばして除去することができるという効果もある。
ここで、空気通路64は、装着孔62の径方向の何れの位置に設けられていてもよいが、図3に示すように、装着孔62の中心部からオフセットした位置(中心線から外れた位置)に接続されていることが好ましい。これにより空気通路64から供給された空気が装着孔62内を循環させて、インジェクタ50がさらに効果的に冷却することができる。
また本実施形態では、供給管80に、供給管80における空気の流れを制御する制御弁が設けられている。具体的には、吸気管22に向かう空気の流れを規制する逆止弁であるチェックバルブ81と、供給管(供給路)の開閉を行う、例えば、ソレノイドバルブ等からなる開閉弁82とが、供給管80に設けられている。
なお本実施形態では、排気ガスの逆流を確実に防止するためにチェックバルブ81を設けているが、排気ガスが逆流することは稀であるため、チェックバルブ81は設けられていなくてもよい。
またこれら制御弁としてのチェックバルブ81及び開閉弁82は、供給管80の何れの位置に設けられていてもよいが、供給管80の吸気管22側の端部近傍に設けられていることが好ましい。排気管12内の排気ガスの温度は比較的高いため、排気管12側に近い位置に設けられていると、これらチェックバルブ81及び開閉弁82が排気ガスの熱の影響を受けるのを防止することができる。特に、チェックバルブ81を設けずに開閉弁82のみを設ける場合には有効である。つまり、開閉弁82が供給管80の吸気管22側の端部近傍に設けられていることで、排気ガスが多少逆流したとしても開閉弁82に達して開閉弁82が損傷してしまうのを抑制することができる。さらに、チェックバルブ81を開閉弁82より排気管12側に設けた場合には、排気ガスが開閉弁82に達することが防止されるため、開閉弁82にデポジットが付着することや熱害による作動不良等を防止でき、後述する制御を確実に行うことができる。
そして、このように供給管80に設けた制御弁としての開閉弁82を制御して、所定のタイミングで連通路61に空気を供給する。以下に詳述するように、例えば、インジェクタ50から燃料を供給した後、つまり燃料を噴射していないタイミングで連通路61に空気を供給して連通路61内に空気を充満させる。これにより、インジェクタ50の先端面52及び連通路61の内壁面へのデポジットの堆積をさらに抑制することができる。
図4は、本実施形態に係る排気浄化装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、まずステップS11でインジェクタ50による排気管12への燃料添加が実施されているか否かを判定する。ここで、燃料添加が実施されていない場合には(ステップS11:No)、ステップS12で開閉弁82を開く。これにより、吸気管22を流れる空気(吸気)の一部が、供給管80、空気通路64及び装着孔62を介して連通路61内に供給され始める。一方、インジェクタ50から燃料が噴射されている場合には(ステップS11:Yes)、連通路61内への空気の供給は行われることなく処理が終了する。
ステップS12で開閉弁82を開いて連通路61内への空気の供給が開始されると、次に連通路61内に空気が充満したか否かを判定する。連通路61内に空気が充満したか否かの判定方法は、特に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、連通路61内に空気が充満するまでの所定時間T1を予め調べておき、開閉弁82を開いている時間Tと所定時間T1との関係で連通路61内に空気が充満したか否かを判定している。
すなわち、ステップS13で開閉弁82を開いている時間Tが所定時間T1を超えたか否かを判定する。そして、開閉弁82を開いている時間Tが所定時間T1を超えると(ステップS13:Yes)、ステップS14で開閉弁82を閉じて処理を終了する。
このように連通路61内に空気を充満させることで、インジェクタ50から噴射された燃料を含む排気ガスが連通路61内から排気管(排気通路)12に押し出される。すなわち、デポジットが堆積する際のバインダ(接着剤)となる燃料を含む排気ガスを連通路61から排出させることができる。したがって、塵を含む排気ガスが連通路61内に侵入したとしてもインジェクタ50の先端面52或いは連通路61の内壁面にデポジットが堆積するのを抑制することができる。勿論、連通路61内に空気が充満しているため、塵を含む排気ガスが連通路61内に侵入すること自体を抑制することもできる。
なお本実施形態では、供給管80をスロットルバルブ29の上流側の吸気管22に接続するようにしたが、供給管80はスロットルバルブ29の下流側、具体的には、スロットルバルブ29とEGR管30との間の吸気管22に接続されていてもよい。EGR管30よりも下流側の吸気管22に供給管80が接続されていると、EGR管30から吸気管22に流入した塵を含む排気ガスが、空気(吸気)と共に供給管80を介して連通路61に供給されることになる。このため、供給管80は、EGR管30よりも上流側の吸気管22に接続されている必要がある。
また、供給管80をスロットルバルブ29よりも下流側の吸気管22に接続する場合、運転状態(例えば、スロットルバルブ29の開度等)によっては吸気管22内の圧力が排気管12内の圧力よりも低くなることがある。このため、スロットルバルブ29の下流側の吸気管22に供給管80が接続されている場合、以下に詳述するように、排気ガスの逆流を考慮して開閉弁82を適宜制御する必要がある。
図5は、本実施形態に係る排気浄化装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、まずステップS21でインジェクタ50による排気管12への燃料添加が実施されているか否かを判定する。ここで、燃料添加が実施されている場合には(ステップS21:Yes)、連通路61内への空気の供給が行われることなく処理が終了する。燃料添加が実施されていない場合には(ステップS21:No)、次にスロットルバルブ29の下流側の吸気管22、具体的には吸気マニホールド21内の圧力Pが所定圧力P1よりも大きいか否かを判定する。すなわち、ステップS22では、排気ガスが供給管80を逆流しない条件を満たしているか否かを判定している。したがって、判定する条件は、必ずしも吸気マニホールド21内の圧力の大きさである必要はない。例えば、所定のマップを参照して運転状態に基づいて、逆流しない条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。
そして、ステップS22で吸気マニホールド21の圧力Pが所定圧力P1よりも大きい場合には(ステップS22:Yes)、ステップS23で開閉弁82を開く。これにより、吸気管22を流れる空気(吸気)の一部が、供給管80、空気通路64及び装着孔62を介して連通路61内に供給され始める。なおステップS22で吸気マニホールド21の圧力Pが所定圧力P1よりも小さい場合には(ステップS22:No)、連通路61内への空気の供給が行われることなく処理が終了する。すなわち、ステップS25で開閉弁82を閉じた状態を維持したまま処理を終了する。
ステップS23で開閉弁82が開いて連通路61内への空気の供給が開始されると、次にステップS24で開閉弁82を開いている時間Tが所定時間T1を超えたか否かを判定する。そして開閉弁82を開いている時間Tが所定時間T1を超えている場合には(ステップS24:Yes)、ステップS25で開閉弁82を閉じて処理を終了する。
一方、ステップS24で開閉弁を開いている時間Tが所定時間T1を超えていない場合には(ステップS24:No)、ステップS22に戻って吸気マニホールド21内の圧力Pが所定圧力P1よりも大きいまま維持されているか否かを判定する。吸気マニホールド21内の圧力Pが所定圧力P1よりも大きいまま維持されていれば(ステップS22:Yes)、開閉弁82を開いたまま保持し(ステップS23)、開閉弁82が開いている時間Tが所定時間T1を超えた時点で(ステップS24:Yes)、開閉弁を閉じて(ステップS25)、処理を終了する。
ステップS24からステップS22に戻った際に吸気マニホールド21内の圧力Pが所定圧力P1よりも大きいまま維持されていなかった場合には(ステップS22:No)、連通路61内に空気が充満していない状態であっても開閉弁82を閉じて(ステップS25)、処理を終了する。これにより、排気ガスが供給管80内を逆流するのを防止している。
以上のように開閉弁82を制御することで、供給管80がスロットルバルブ29とEGR管30との間の吸気管22に接続されていても連通路61に良好に空気(吸気)が供給される。したがって、インジェクタ50の先端面52や連通路61の内壁面等へのデポジットの堆積を効果的に抑制することができる。
なお本実施形態では、連通路61内に空気が充満した時点で、空気の供給を止めるよう開閉弁82を制御しているが、例えば、燃料噴射が実施されていないときは、常に空気を連通路61に供給するようにしてもよい。これにより、燃料噴射が実施されていない期間は、連通路61内には常に空気が充満しているため、排気ガスが連通路61内に流入するのをより確実に抑えることができる。したがって、インジェクタ50の先端面52や連通路61の内壁面等へのデポジットの堆積をさらに効果的に抑制することができる。ただしこの場合、空燃比のフィードバック制御への影響を考慮して、連通路61内に供給する空気の流量を適宜決定する必要がある。つまり空気の流量は可及的に少なくすることが好ましい。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る排気浄化装置の要部を示す断面図である。
本実施形態は、装着部材の変形例であり、それ以外の構成は実施形態1と同様である。また同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
具体的には、図6に示すように、本実施形態に係る装着部材60Aには、装着孔62の連通路61側の端部近傍の周囲に、リング状の空気通路64Aが形成され、さらにこの空気通路64Aと連通路61とを連通する噴射口65が設けられている。また、噴射口65は、空気通路64Aと同様に装着孔62の周囲に亘って連続的に設けられている。
このような本実施形態の構成では、連通路61と空気通路64Aとを繋ぐ噴射口65を比較的大きく確保することができる。したがって、供給管80等を介して連通路61に空気をさらに良好に供給することができ、インジェクタ50の先端面52や連通路61の内壁面等へのデポジットの堆積を効果的に抑制することができる。
ここで、本実施形態に係る噴射口65は、インジェクタ50の軸方向(図中上下方向)を基準として連通路61の中心側に傾斜する方向に形成されている。特に、図中点線で示すように噴射口65の中心線の延長線同士が連通路61内で交差するように形成されていることが好ましい。このような構成では、噴射口65から連通路61に空気を連続的に供給することで、インジェクタ50の先端面52近傍をエアーカーテンによって塞いでインジェクタ50と排気管12を流れる排気ガスとを遮断することができる。これにより、インジェクタ50と排気ガスとの接触が抑えられるため、インジェクタ50の先端面52及びその周囲へのデポジットの堆積をさらに確実に抑制することができる。
なお本実施形態では、噴射口65を装着孔62の周囲に亘って連続的に設けているが、勿論、噴射口65は装着孔62の周囲に亘って連続的に設けられていなくてもよい。噴射口65は、装着孔62の周囲に少なくとも一つ設けられていればよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、供給管80に制御弁としてのチェックバルブ81及び開閉弁82を設けるようにしたが、チェックバルブ81のみを設けるようにしてもよい。また供給管80をスロットルバルブ29の上流側の吸気管22に接続する場合には、制御弁は設けられていなくてもよい。さらに供給管80がスロットルバルブ29の下流側の吸気管22に接続されている場合でも、排気ガスの逆流が問題にならなければ、制御弁は設けられていなくてもよい。
なお上述の実施形態では、排気浄化装置として、排気管(排気通路)に、排気浄化用触媒である酸化触媒及びNOxトラップ触媒と、排気浄化用フィルタであるDPFとを、上流側から酸化触媒、NOxトラップ触媒、DPFの順で配置した例を挙げたが、これら排気浄化用触媒及び排気浄化用フィルタの配置及び種類は特に限定されるものではない。
例えば、図7(a)に示すように、ターボチャージャ27の下流側の排気管12に、NOxトラップ触媒37、酸化触媒36、DPF38の順で配置するようにしてもよい。また、例えば、図7(b)に示すように、ターボチャージャ27の下流側の排気管12に、酸化触媒を設けずに、NOxトラップ触媒37とDPF38とを順に配置するようにしてもよい。また、例えば、図7(c)に示すように、排気浄化用触媒を設けずに、触媒機能を有するDPF38Aのみを設けた構成としてもよい。すなわち、排気浄化用触媒を兼ねる排気浄化用フィルタであるDPF38Aのみを設けた構成としてもよい。何れにしても、排気浄化用触媒や排気浄化フィルタの上流側に燃料等の添加剤を噴射するインジェクタを有する構成であれば、本発明を採用することで上述したような効果を奏する。
また、上述した実施形態では、NOxを分解(還元)する排気浄化用触媒として、燃料(軽油)を還元剤としてNOxを分解(還元)するNOxトラップ触媒を例示したが、これに限定されず、例えば、排気ガス中のNOxを選択的に触媒に吸着させ、還元剤としてアンモニアあるいは尿素をインジェクタから噴射してNOxを分解(還元)する、いわゆるSCR(Selective Catalytic Reduction)等であってもよい。
また、上述した実施形態では、添加剤として還元剤を添加した例を説明したが、添加剤は還元作用を目的としたものに限らず、排気系に添加するものであれば、例えば、燃焼による昇温を目的とした燃料等であってもよい。
実施形態1に係る排気浄化装置の概略構成を示す図である。 実施形態1に係る排気浄化装置の要部を示す断面図である。 実施形態1に係る排気浄化装置の要部を示す拡大断面図である。 実施形態1に係る排気浄化装置の制御方法を示すフローチャートである。 実施形態1に係る排気浄化装置の制御方法を示すフローチャートである。 実施形態2に係る排気浄化装置の要部を示す断面図である。 排気浄化装置の変形例を示す概略構成図である。
符号の説明
10 排気浄化装置
11 エンジン
12 排気管(排気通路)
13 シリンダヘッド
14 シリンダブロック
15 シリンダボア
16 ピストン
17 燃焼室
18 コンロッド
19 クランクシャフト
20 吸気ポート
21 吸気マニホールド
22 吸気管(吸気通路)
23 吸気弁
24 排気ポート
25 排気マニホールド
26 排気弁
27 ターボチャージャ
28 インタークーラ
29 スロットルバルブ
30 EGR管(EGR通路)
31 EGRクーラ
32 EGR弁
33 燃料噴射弁
34 コモンレール
35 サプライポンプ
36 酸化触媒
37 NOxトラップ触媒
38 DPF
39 排気温センサ
40 酸素濃度センサ
50 インジェクタ
60 装着部材
61 連通路
62 装着孔
63 冷却水路
64 空気通路
65 噴射口
70 固定部材
80 供給管(供給路)
81 チェックバルブ
82 開閉弁

Claims (5)

  1. ターボチャージャを備えると共に吸気通路に連通するEGR通路を具備するエンジンの排気浄化装置であって、
    排気通路の前記ターボチャージャよりも下流側に介装される排気浄化用触媒と、
    該排気浄化用触媒よりも上流側に配されると共に前記排気通路に連通する連通路内に先端面が露出した状態で固定され、前記連通路を介して前記排気通路に添加剤を噴射するインジェクタと、
    一端側が前記連通路に連通すると共に他端側が前記ターボチャージャと前記EGR通路との間の吸気通路に接続されて前記吸気通路から前記連通路に空気を供給する供給路と、
    を有することを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記供給路が、前記ターボチャージャとスロットルバルブとの間の吸気通路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記供給路には、当該供給路における空気の流れを制御する制御弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記供給路には、前記制御弁の前記連通路側に前記吸気通路側への逆流を防止する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の排気浄化装置。
  5. 前記インジェクタが装着される装着孔を有する装着部材を具備し、前記供給路の一端側が前記装着孔に接続されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の排気浄化装置。
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