JP2010058855A - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理装置の用紙排出口の位置が高くなることにより、後処理装置の占有スペースが大きくなるという問題や、複数の後処理装置を備えた画像形成システムにおける後段の後処理装置における搬送安定性が低下するという問題を解決する。
【解決手段】搬送方向に傾斜した用紙支持台により形成される第1搬送路に対して、前記用紙支持台の中間位置において、前記第1搬送路交叉する第2搬送路を設け、切換ゲートにより前記第1搬送路又は前記第2搬送路を選択する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像が形成された用紙に対して処理を施す後処理装置及び後処理装置を有する画像形成システムに関する。
高速の処理能力を有する画像形成装置に後処理装置を連結し、画像形成された用紙に対して様々な後処理と行うことにより、多様な形態でプリントを出力することができる画像形成システムが普及している。
このような画像形成システムに用いられる後処理装置としては、複数枚の用紙を集積した後に処理を行うために、傾斜した用紙支持台を備えたものが多い。
特許文献1では、画像形成装置から送り込まれた用紙を傾斜したスタッカユニット上で集積し、綴じ処理を行っている。
特許文献1の後処理装置では、スタッカユニット上の用紙に対する綴じ処理の他に、スタッカユニットの下方に配置された中折りユニットにおいて中折りを行い、また、スタッカユニットの上方をスルーして用紙を排出している。
特許文献1では、更に、後処理装置の上面に設けられた排紙トレイに用紙を排出している。
特許文献2では、後処理装置内に3系統の用紙搬送路を設け、最も上方の搬送路を用いて後処理装置の上面に設けられた排紙トレイに処理が施されない用紙を排出し、
中間の搬送路からは、傾斜したコンパイルトレイ7に用紙を排出、集積しステープら13により綴じ処理を行った後に、中間の排紙トレイ14に排出している。
最も下の搬送路からは、中綴じトレイNTSに用紙を搬送し、中綴じ処理後に下方の排紙トレイに用紙を排出している。
特許文献3には、傾斜した用紙集積部に用紙を集積して用紙束を作成し、用紙束に対して製本処理する後処理装置が開示されている。
特許文献3の後処理装置では、処理を施さない用紙を後処理装置上面の排紙トレイに排出し、製本処理した用紙を下部の排紙口から排出している。
特開2002−160864号公報 特開2006−111405号公報 特開2008−55671号公報
多くの後処理装置は、2個の排紙トレイを備えている。
一つは、処理を施さない用紙が排出されるものであり、他は処理が施された用紙が排出されるものである。
処理が施された用紙が排出される排紙トレイはメイントレイとして用いられ、綴じ処理や折り処理が施された用紙が排出される他に、処理が施されない用紙でも大量の用紙が排出される場合は、メイントレイが用いられる。
メイントレイは昇降機能を有し、排出される用紙の量に応じて排紙トレイが後処理装置の側壁に沿って下降する構成となっている場合が多い。
傾斜した用紙支持台を有する後処理装置において、処理が施されない大量の用紙を前記の昇降機能を有するメイントレイに排出する場合には、用紙は用紙支持台を通過するのみであり、用紙支持台の上方を通過して排紙トレイに排出される。
特許文献1では、このような用紙排出経路の構成が採られている。
特許文献2、3は処理が施されない大量の用紙を排出する機能を有していない。
即ち、特許文献2では、処理が施されない用紙は、傾斜した用紙支持台とは別に設けられた搬送路を経て後処理装置の上面に設けられた排紙トレイに排出される。この排紙トレイは固定であり、用紙の量に応じて昇降する機能を有していないために、大量の用紙を収容することができない。
このような理由から、後処理装置において、大量の用紙を処理無しで排出するには、特許文献1の搬送経路の構成、即ち、傾斜した用紙支持台の上方を通過させて用紙を排出する搬送経路の構成が好ましい。
しかるに、このような搬送経路においては、傾斜した用紙支持台の上方に搬送路が設けられるために、排出口の位置が高くなるという問題がある。
排紙トレイは、排出方向下流側が高く、上流側が低い傾斜した排紙面を有するが、排紙口が高い場合、排紙トレイが装置の上方に突き出る場合が生じ、装置の占有スペースが増大して望ましくない。
また、傾斜した用紙支持台を有する後処理装置を第1後処理装置とし、該第1後処理装置の下流に第2後処理装置が連結される場合があるが、この場合、第1後処理装置の排紙口の位置が高いと、第2後処理装置において、用紙を下方に搬送することが必要になる。
そして、用紙を下方に搬送するために、急角度で下方に向く搬送経路が形成されることになり、第2後処理装置内での搬送安定性が低下するという問題がある。
本発明はこのような従来の後処理装置における問題を解決することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.搬送方向に傾斜した用紙支持台、
該用紙支持台の上向き面に用紙を供給する給紙手段及び、
前記用紙支持台により形成される第1搬送路の搬送方向下流に配置された用紙処理部を有する後処理装置において、
前記用紙支持台は上部支持台及び下部支持台からなるとともに、
前記上部支持台と前記下部支持台との間において前記第1搬送路と交叉し、前記用紙支持台を中心として、前記給紙手段が配置された給紙側と反対の側に設けられた第2搬送路及び、
用紙を前記第1搬送路から前記用紙処理部に搬送するか、用紙を前記第2搬送路に搬送するかを選択する切換ゲートを有することを特徴とする後処理装置。
2.前記用紙支持台上に複数枚の用紙を集積するストッパを有することを特徴とする前記1に記載の後処理装置。
3.前記ストッパに突き当たって停止した用紙を整合する整合部材を有し、該整合部材は、前記切換ゲートが前記第2搬送路を選択したときに、前記切換ゲートを支持する位置に移動することを特徴とする前記2に記載の後処理装置。
4.前記用紙処理部は、製本装置を有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
5.前記1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置からなる第1後処理装置、用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置に用紙を送り込む画像形成装置及び前記第1後処理装置から用紙を受け取り、用紙に対する処理を行う第2後処理装置を備え、
前記画像形成装置において用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置の前記第1搬送路を選択して、前記第1後処理装置において用紙処理を行い、前記第1後処理装置から用紙を排出する第1モード及び、
前記画像形成装置において用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置の前記第2搬送路を選択して、前記第1後処理装置において用紙処理を行うことなく用紙を前記第1後処理装置から前記第2後処理装置に搬送し、前記第2後処理装置から用紙を排出する第2モードを有することを特徴とする画像形成システム。
本発明においては、処理を施さない用紙を排出するための搬送路が、傾斜した用紙支持台の中間部に設けられているので、後処理装置の用紙排紙口の高さが低くなる。
したがって、後処理装置の占有スペースの増大を避けることができるとともに、複数の後処理装置を備えた画像形成システムにおいて、第1後処理装置の下流に連結された第2後処理装置内における用紙の搬送安定性が向上する。
〔画像形成システムの構成〕
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体を示す図である。
画像形成システムは、電子写真方式により用紙に画像を形成する画像形成装置A、画像形成装置Aから用紙を受け取って、折り処理をするか又は折り処理せずに排出する後処理装置B、後処理装置Bからの用紙を受け取って製本処理するか又は製本処理をせずに排出する第1後処理装置としての後処理装置C、後処理装置Cから排出された用紙を排出するか、又は後処理装置Cから排出された冊子を集積する中継・集積部D及び中継・集積部Dからの用紙を受け取って綴じ処理するか又は綴じ処理しないで排出する第2後処理装置としての後処理装置Eからなる。
図2は画像形成装置Aの概略構成を示す図である。
画像形成装置Aは、画像形成部A1、自動原稿搬送装置A2、画像読取部A3及び用紙供給部A4等を備えている。
画像形成部A1は回転する感光体1、帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B及びクリーニング手段6及び定着装置8を有する。帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B及び、クリーニング手段6は図示のように感光体1の周囲に配置されている。
自動原稿搬送装置A2は、積載された原稿を1枚ずつ画像読取位置に搬送する。
画像読取部A3は、自動原稿搬送装置A2により搬送される原稿又は原稿台9に載置原稿を読み取って画像信号を生成する。
用紙供給部A4は、給紙トレイ7A、7B及び給紙搬送路7Cを有する。
給紙トレイ7Aは画像記録用の用紙Sを収納し、給紙トレイ7Bは表紙用の用紙Sを収納する。
画像形成装置Aは、裏面画像形成用の搬送路9B及び排紙部9Cを有する。
感光体1上には、帯電手段2、像露光手段3及び現像手段4によりトナー像が形成されるとともに、給紙トレイ7Aからは、用紙Sが送り出されて、転写手段5Aにより、用紙Sにトナー像が転写される。
トナー像が転写された用紙Sは定着装置8を通過して定着処理された後に排紙部9Cから排出される。
両面画像形成においては、第1面にトナー像が形成された用紙Sが搬送路9Bに搬送され再給紙されて裏面にトナー像が形成される。
裏面にトナー像が形成されて用紙Sは定着装置8を通過して定着処理された後に排紙部9Cから排出される。
図3は後処理装置B、C、E及び中継・集積部Dの概略構成を示す。
後処理装置Bは、画像形成装置Aから排出された用紙Sに対して折り処理を行った後、又は処理を行うことなく後処理装置Cに用紙Sを送り込む。
後処理装置Bは、用紙Sを水平に搬送する水平搬送路101、用紙Sを下方にほぼ垂直搬送する下方搬送路102及び用紙Sを上方に搬送し、搬送の過程で用紙Sに対して、二つ折り、三つ折り、Z折り等各種の折り処理を行う折り部103を有する。
画像形成装置Aから後処理装置Bに搬入された用紙Sは、水平搬送路101を搬送されて後処理装置Cに送り込まれるか又は、下方搬送路102及び折り部103に搬送されて、折り処理された後に、後処理装置Cに送り込まれる。
後処理装置Cは、用紙Sを左斜め上方に搬送する記録紙搬送路201及び用紙Sを下方に搬送する表紙搬送路202を有する。
後処理装置Bは用紙処理部として製本装置を有する。
前記製本装置は、用紙集積部213、糊付部215、表紙接合部216、表紙収納部217、表紙給紙部218等を有する。
後処理装置Bから搬入された記録紙としての用紙Sは記録紙搬送路201を搬送され、用紙反転部211において、走行方向が反転し、用紙集積部213に集積される。
冊子を形成する枚数の用紙Sが用紙集積部213に集積された段階で、用紙集積部213が回転して垂直状態になり、垂直状態の用紙束の下面に、糊付部215において、糊付けされ、表紙接合部216において、表紙が用紙束に接合される。
表紙用の用紙Sは表紙収納部217から表紙給紙部218を経て表紙接合部216に供給されるか又は画像形成装置Aから下方搬送路202を経て表紙接合部216に供給される。
画像形成装置Aの給紙トレイ7Bには表紙用の用紙Sが収納されており、画像形成装置Aにおいて、給紙トレイ7Bかた供給された用紙にトナー像が形成された場合には、画像形成装置Aから排出された用紙Sは下方搬送路202に搬送される。
中継・集積部Dは、冊子集積部301及び搬送路303を有する。
中継・集積部D内には、冊子が積載される台車302が収納されている。後処理装置Cから排出され冊子は冊子集積部301に集積されるが、所定量の冊子が集積されると自動的に台車302に冊子が搬送される。
台車302を中継・集積部Dから引き出すことにより、冊子が取り出される。
後処理装置Cから排出され、中継・集積部Dに搬入された用紙Sは、搬送路303を左下方に搬送される。
後処理装置Eは、用紙Sに対して綴じ処理を行うステイプラ403を有する。
後処理装置Eにおいては、用紙Sを上方の搬送路401を経て処理を行うことなく固定排紙トレイ405に排出するか、用紙Sを下方の搬送路402を経て昇降排紙トレイ406に排出するか又は用紙Sを、搬送路402を経て中間スタッカ404に搬送して集積し、ステイプラ403により綴じ処理を行った後に、昇降排紙トレイ406に排出するかが行われる。
固定排紙トレイ405に排出するモードは、ハガキや厚紙等の特殊紙の場合に選択される。
通常の用紙Sの場合は、綴じ処理のない場合でも、昇降排紙トレイ406への排出モードが選択される。
〔搬送路の切換〕
後処理装置Cは用紙反転部211を有する。図4〜6を参照して用紙反転部211を説明する。図4は用紙反転部211を示し、図5は、図4における矢印W方向から見た切換ゲート227の平面図、図6は切換ゲート227及び整合部材229の側面図である。
用紙反転部211には、図4において右下がり、即ち、搬送方向前方に向かって下がる傾斜した板状の用紙支持台221A、221Bが配置され、用紙支持台221Aと用紙支持台221Bのとの間の空間に切換ゲート227が配置される。
用紙支持台221Aは、切換ゲート227が配置された空間の上方に位置して上部支持台を構成し、用紙支持台221Bは、切換ゲート227が配置された空間の下方に位置して下部支持台を構成する。
220は図3における搬送路201の最下流部に配置された搬送ローラ対であり、用紙反転部211に用紙を搬入する給紙手段を構成する。
用紙支持台221A、221Bにより形成される第1搬送路RAは、用紙Sが図の右下方に走行する搬送路である。
第1搬送路RAを経て用紙集積部213(図3参照)に用紙が搬送される。第1搬送路RAにおいては、ローラ222とローラ225及び搬送ローラ対226により用紙Sが搬送される。
ローラ222はローラ225に接触・離間し、ベルト224を介してローラ223により駆動される。
用紙反転部211には、用紙Sの用紙反転部211への進入側と反対側に形成され、用紙支持台221A、221Bにより形成される第1搬送路RAに交叉する第2搬送路RBがガイド230により形成される。
229は、用紙搬送方向に直交する搬送幅方向に往復移動して用紙Sを搬送幅方向に整合する整合部材、231は、用紙Sを停止させて、用紙支持台221A、221B上に複数枚集積するストッパである。
整合部材229は図6に示すように、その用紙を整合する部分が切換ゲート227の上方に位置し、切換ゲート227が搬送路RAを選択する状態では、切換ゲート227に衝突することなく搬送幅方向Xに移動できるように構成されている。
第2搬送路RBの延長である中継・集積部Dには搬送ローラ対228が配置される。
切換ゲート227は搬送ローラ対220により搬送路201(図3参照)から排出された用紙Sを第1搬送路RA又は第2搬送路RBにガイドする。
次に、図7〜図9を参照して、第1搬送路RA又は第2搬送路RBを選択して用紙Sを搬送する搬送路の切換について説明する。
第1搬送路RAは、用紙を製本処理するモードにおいて選択され、第2搬送路RBは第2後処理装置Cにおいて処理を行うことなく、後段の後処理装置へと用紙Sを搬送するモードにおいて選択される。
図7は用紙Sを第1搬送路RAへとガイドする用紙反転部211の状態を示す。
切換ゲート227は図示のように、用紙支持台221A、221Bのガイド面に沿ったガイド面を形成する回転位置に設定されている。なお、切換ゲート227は図示しないモータにより駆動されて軸227Aを中心に回転する。
搬送路201(図3参照)から排出された用紙Sは、用紙支持台221Aに沿って左上方に移動し、搬送ローラ220(図4参照)を後端が離れると、用紙Sは自重で用紙支持台221A、221B上を落下する。
センサSE(図4参照)により用紙Sの後端が検知され、センサSEの用紙後端検知信号に基づいて、搬送ローラ222が点線で示す位置に移動してローラ225に接触する。
ローラ222は用紙Sを搬送する駆動ローラであり、ローラ225はウレタン樹脂からなり、用紙Sに軽圧接する。
ローラ222は、用紙Sを用紙反転部211に搬入する段階では、実線の位置に設定されており、用紙Sはローラ222の下方を通過する。
搬入後、用紙Sが用紙支持台221A上を落下する段階、即ち、用紙Sの後端(右端)が搬送ローラ対220を離れた段階では、ローラ222は点線で示す位置に変位し、ローラ225に接触し、用紙Sを搬送する。
このように、ローラ222は1枚の用紙Sが搬入される毎に、実線位置と点線位置とに変位する。
用紙支持台221A上を落下する用紙Sはローラ222、225により形成された搬送ローラ対及び搬送ローラ対226により搬送される。
この用紙搬送において、ストッパ231は用紙Sが突き当たる実線で示す位置と点線で示す退避位置とに変位する。
図3の用紙集積部213は、図示のように傾斜した用紙集積位置と、垂直な糊付け置とに回転する。用紙集積部213が図示の用紙集積位置にあるときは、用紙の集積が可能であるので、用紙反転部211では、搬入された用紙Sを止めることなく搬送して用紙集積部213に送り込む。
この場合、ストッパ231は点線の位置に退避しており、用紙Sは第1搬送路RAを経て用紙集積部213に送り込まれる。
用紙集積部213が糊付位置にあるときは、用紙集積部213に用紙Sを送ることができない。
この場合、ストッパ231は実線の位置に設定され、用紙反転部211に搬入される用紙Sを集積する。
図8は折り処理された用紙Sを搬送する場合の用紙反転部211を示す。
折り処理された用紙を搬送するモードにおいては、切換ゲート227は、図7の状態から反時計方向に僅かに回転し、その用紙ガイド面が用紙支持台221Bの用紙ガイド面よりも上となる位置に設定される。
これにより折り処理された用紙Sが用紙支持台221Bの先端に引っかかるのが防止される。
図9は第2搬送路RBが選択された用紙反転部211の状態を示す。
切換ゲート227は図7、8に示す状態から反時計方向回転して、用紙支持台221Bとの間を大きく開ける。
搬送ローラ対220(図4参照)により搬送された用紙Sは切換ゲート227の下面によりガイドされて第2搬送路RBへと搬送される。
図9では、ローラ222がローラ225に接触しており、用紙Sを第2搬送路RBへと搬送する。
図9に示す状態に設定された用紙反転部211により、用紙Sは第2後処理装置Cから、中継・集積部Dに送り込まれる。
整合部材229は、ストッパ231が図7の実線位置に設定されて用紙Sを集積する場合に、1枚の用紙Sが用紙反転部211に搬入される毎に、搬送幅方向に1往復動作して用紙Sを整合する。
また、整合部材229は図7、8、9に示す状態での用紙搬送において、それぞれ異なった作動をする。
整合部材229の動作について、図7〜9を参照して説明する。
用紙Sを第1搬送路RAに搬送する場合であって、ストッパ231により用紙Sを停止させ集積する場合には、図7(b)に示すように整合部材229が作動して用紙Sを整合する。
即ち、用紙Sが用紙反転部211に搬入され、センサSEが用紙の後端を検知した所定時間後に整合部材229は図7(b)のホームポジション2291から搬送幅方向Xに整合位置2292まで移動して用紙Sの側縁を押して用紙Sを整合する。
CLはセンターラインであり、搬送幅方向Xの両端位置に整合部材229が設けられており、前記の動作を行う。
前記の整合動作は用紙反転部211に用紙Sが搬入される毎に実行される。
図8においては、整合部材229は図8(b)のホームポジション2291にあり移動しない。
即ち、折り処理された用紙S対しては、整合処理が実行されない。
図9においては、整合部材229は図9(b)のホームポジション2291から位置2293に移動する。図9(a)に示すように、切換ゲート227の先端は、整合部材229の上方にまで回転する。
したがって、図9(b)に示すように整合部材229は切換ゲート227の下側に潜り込む。
これによって、切換ゲート227は整合部材229により支持される結果となり、切換ゲート227の誤動作が防止される。
図4に示すように、下流の処理装置に用紙を搬送する第2搬送路RBは、傾斜した第1搬送路RAに対して、搬送220が配置された搬入側と反対側で、且つ、第1搬送路RAの中間において第1搬送路RAに交叉するように配置されている。
このような搬送路の構成により、第2後処理装置において処理を行うことなく、下流の後処理装置に用紙を搬送する場合、傾斜した搬送路RAの最上部まで用紙を上昇させることなく、用紙搬送が可能となる。
これによって、下流の後処理装置、例えば、中継・集積部Dにおいて、強い屈曲部を持った搬送路を形成することなく、用紙搬送が可能となる。
したがって、後処理装置Cの下流の搬送における用紙搬送が安定する。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体を示す図である。 画像形成装置Aの概略構成を示す図である。 後処理装置B、C、E及び中継・集積部Dの概略構成を示す図である。 用紙反転部211を示す図である。 図4における矢印W方向から見た切換ゲート227の平面図である。 切換ゲート227及び整合部材229の側面図である。 用紙を第1搬送路RAに搬送する場合の、用紙反転部211の状態を示す図である。 折り処理された用紙を第1搬送路RAに搬送する場合の、用紙反転部211の状態を示す図である。 用紙を第2搬送路RBに搬送する場合の、用紙反転部211の状態を示す図である。
符号の説明
211 用紙反転部
221A、221B 用紙支持台
227 切換ゲート
231 ストッパ
229 整合部材
A 画像形成装置
B、C、E 後処理装置
D 中継・集積部

Claims (5)

  1. 搬送方向に傾斜した用紙支持台、
    該用紙支持台の上向き面に用紙を供給する給紙手段及び、
    前記用紙支持台により形成される第1搬送路の搬送方向下流に配置された用紙処理部を有する後処理装置において、
    前記用紙支持台は上部支持台及び下部支持台からなるとともに、
    前記上部支持台と前記下部支持台との間において前記第1搬送路と交叉し、前記用紙支持台を中心として、前記給紙手段が配置された給紙側と反対の側に設けられた第2搬送路及び、
    用紙を前記第1搬送路から前記用紙処理部に搬送するか、用紙を前記第2搬送路に搬送するかを選択する切換ゲートを有することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記用紙支持台上に複数枚の用紙を集積するストッパを有することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記ストッパに突き当たって停止した用紙を整合する整合部材を有し、該整合部材は、前記切換ゲートが前記第2搬送路を選択したときに、前記切換ゲートを支持する位置に移動することを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記用紙処理部は、製本装置を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置からなる第1後処理装置、用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置に用紙を送り込む画像形成装置及び前記第1後処理装置から用紙を受け取り、用紙に対する処理を行う第2後処理装置を備え、
    前記画像形成装置において用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置の前記第1搬送路を選択して、前記第1後処理装置において用紙処理を行い、前記第1後処理装置から用紙を排出する第1モード及び、
    前記画像形成装置において用紙に画像を形成し、前記第1後処理装置の前記第2搬送路を選択して、前記第1後処理装置において用紙処理を行うことなく用紙を前記第1後処理装置から前記第2後処理装置に搬送し、前記第2後処理装置から用紙を排出する第2モードを有することを特徴とする画像形成システム。
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