JP2010058367A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド長手方向両端部を固定すると熱膨張による破損のおそれがあり、一端部を自由端にすると付勢手段などが必要になって構成が複雑になる。
【解決手段】複数のヘッド101は、液滴を吐出する複数のノズル102を有し、各ヘッド101には、長手方向(ノズル102の配列方向)の中央部に短手方向(ノズル102の配列方向と直交する方向)に固定部105が一体に設けられ、この固定部105がベース部材52にUV樹脂接着剤などで接合固定されることで、ヘッド101は長手方向中央部のみでベース部材52に固定されている。
【選択図】図14

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出する複数のヘッドからなるヘッドモジュールを記録ヘッドに備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体にインクを着弾させて画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。また、「用紙」とは、材質を紙に限定するものではなく、上述したOHPシート、布なども含み、インク滴が付着されるものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含むものの総称として用いる。
ライン型画像形成装置で使用する用紙幅相当分のノズル列長さを有するフルライン型ヘッドや用紙幅の半分相当分のノズル列長さを有する長尺ヘッド(両者を併せて単に「長尺ヘッド」という。)としては、複数の短尺ヘッドを用紙幅方向に複数個並べて配列したヘッドユニット(ヘッドモジュール、ヘッドアレイ、マルチアレイヘッドなどとも称する)ものが知られている。
このようなヘッドユニットにおいてヘッドをベース部材に固定する構造としては、特許文献1に記載されているようにヘッド長手方向両端をネジ固定するものが知られている。
また、特許文献2に記載されているように、ヘッド長手方向の一端が固定され他端が自由支持されるものが知られている。
特開2007−223196号公報 特許第3937443号公報
上述したように、ヘッドの長手方向(ノズル配列方向)端部の2箇所をネジ固定すると、固定スペースは少なく、固定のための部品点数も少なくて済むが、ヘッドとベース部材が異種材料の場合、温度変化による熱膨張収縮を吸収できずに画像品質が低下したりヘッドを破損するという課題がある。
また、ヘッドの長手方向(ノズル配列方向)の一端部をネジ又は接着により固定し、対向する他端部はバネ等の付勢としスライド可能に取り付ける構造もあるが、ヘッドの傾きを規制する基準部材と基準部材にヘッド付勢部材及び上下方向でベース部材にヘッドを付勢する部材が必要となり、固定スペースが大きくなりまた、固定のための部品点数が多くなり、更に付勢力だけではヘッドの保持がワイピング等の外力に対して不確実となるという課題がある。
また、ヘッドの長手方向の一端部を固定し、対向する他端部を自由端部とする構造にあっては、短手方向とベース部材に対する上下方向とから自由端部を付勢する必要があり、構造が複雑になるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、熱膨張による影響を抑えつつ、省スペースでヘッドを固定することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する複数のヘッドをベース部材上に千鳥状に配列したヘッドユニットを備え、
前記ヘッドユニットの前記複数のヘッドは、長手方向中央部のみで前記ベース部材に固定されている
構成とした。
ここで、前記ヘッドには、長手方向中央部に短手方向に突出した固定部が設けられている構成とできる。
また、一方の列のヘッドの固定部は他方の列の2つのヘッド間に配置されている構成とできる。
また、前記ヘッドの長手方向端部に位置決め基準部が設けられている構成とできる。
また、前記ヘッドは、前記位置決め基準部が前記ベース部材又はベース部材に設けられた部材に突き当てられることなく固定されている構成とできる。
本発明に係る画像形成装置によれば、液滴を吐出する複数のヘッドをベース部材上に千鳥状に配列したヘッドユニットを備え、ヘッドユニットの複数のヘッドは、長手方向中央部のみでベース部材に固定されている構成としたので、ヘッドとベース部材との熱膨張差による影響を抑え、簡単な構成で、省スペースでヘッドを固定することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する概略構成図、図2は同装置の平面説明図である。
この画像形成装置はライン型画像形成装置であり、装置本体1と、用紙Pを積載し給紙する給紙トレイ2と、印刷された用紙Pを排紙積載する排紙トレイ3と、用紙Pを給紙トレイ2から排紙トレイ3まで搬送する搬送ユニット4と、搬送ユニット4によって搬送される用紙Pに液滴を吐出し印字する画像形成ユニット5と、印刷終了後又は所要のタイミングで画像形成ユニット5の各ヘッドの維持回復を行う維持回復機構であるクリーニング装置6とを備えている。
装置本体1は、図示しない前後側板及びステーなどで構成されており、給紙トレイ2上に積載されている用紙Pは、分離ローラ21及び給紙ローラ22によって1枚ずつ搬送ユニット4に給紙される。
搬送ユニット4は、搬送駆動ローラ41Aと搬送従動ローラ41Bと、これらのローラ41A、41B間に掛け回された無端状の搬送ベルト43とを備えている。この搬送ベルト43の表面には複数の図示しない穴が形成されており、搬送ベルト43の下部には用紙Pを吸引する吸引ファン44が配置されている。また、搬送駆動ローラ41A、搬送従動ローラ41B上部には、それぞれ搬送ガイドローラ42A、42Bが図示しないガイドに保持されて、自重にてベルト43に当接している。
搬送駆動ローラ41Aは図示しないモータにより回転されることで搬送ベルト43が周回移動し、用紙Pは搬送ベルト43上に吸引ファン44により吸い付けられ、搬送ベルト43の周回移動によって搬送される。なお、搬送従動ローラ41B、搬送ガイドローラ42A、42Bは搬送ベルト43に従動して回転する。
搬送ユニット4の上部には用紙Pに印字する液滴を吐出する複数のヘッドユニットで構成される記録ヘッドとしてのヘッドアレイユニット5が矢示A方向に移動可能に配置されている。また、このヘッドアレイユニット5は、維持回復動作時(クリーニング時)にはクリーニング装置6の上方まで移動する。
画像形成ユニット5は、1列当たり液滴を吐出する5個のヘッド101からなるヘッド列51A、51B、51C、51D(以下、区別しないときは「ヘッド列51」という。他も同様とする。)をベース部材52上に、用紙搬送方向(ヘッド長手方向と直交する方向)に千鳥状に配置したヘッドユニット50と、ヘッドユニット50の各ヘッド列51A〜51Dの各ヘッド101にインクを分岐して供給する分岐部材54A〜54Dとを備え、各分岐部材54から各ノズル列51の各ヘッド101にチューブ55を介してインクを供給するようにしている。
ここでは、ヘッド101は液滴を吐出する複数のノズルを配列したノズル列を2列有し、ヘッド列51A及びヘッド列51Bの一方のノズル列でイエロー(Y)、他方のノズル列でマゼンタ(M)の各色の液滴を吐出させ、ヘッド列51C及びヘッド列51Dの一方のノズル列でシアン(C)、他方のノズル列でブラック(K)の各色の液滴を吐出させるようにして、千鳥配置とすることで1ライン分の画像を形成できるようにしている。
なお、ヘッド部の構成は、これらの例に限るものではなく、例えば上記の隣り合う2つのノズル列51を1つのベース部材に千鳥状に配置固定したものを1つのヘッドユニットとして構成し、これを用紙搬送方向に沿って複数個並べて共通のベース部材に配置した構成とすることもできる。
また、各分岐部材54にはサブタンク56からチューブ57を介して各色のインクが供給され、サブタンク56には図示しないメインタンクから同様にチューブを介してインクが補給される。
搬送ユニット4の下流側には用紙Pを排紙トレイ3に排紙する搬送ガイド部7が設けられている。搬送ガイド部7にて案内されて搬送される用紙Pは排紙トレイ3に排紙される。排紙トレイ3は、用紙Pの幅方向を規制する対のサイドフェンス31と用紙Pの先端を規制するエンドフェンス32を備えている。
維持回復機構(クリーニング装置)6は、ヘッドユニット50の各ノズル列51A〜51Dに対応し、各ヘッド101のノズル面を封止するキャップ部材62及び図示しないノズル面を払拭するワイパ部材などを含むクリーニング手段列61A〜61Dと、各クリーニング手段列61A〜61Dに対応してヘッド101からインクを吸引するための吸引ポンプで構成される吸引ポンプ列63A〜63Dを有している。
また、この画像形成装置においては、印刷終了後、液滴を吐出するヘッドユニット50のヘッド101をクリーニング装置6でキャッピングした状態でノズルからインクを吸引する場合、あるいは、ノズル面を払拭清掃する場合など、ヘッドの維持回復動作を行うときには、印刷停止後、搬送ユニット4全体が搬送従動ローラ41Bを支点に図1で矢印B方向に回動し、画像形成ユニット5との間の空間を画像形成時よりも大きくすることで、画像形成ユニット5の移動スペースを確保するようにしている。このとき、クリーニング装置6上部に配置されている搬送ガイド部7のガイド板71も支点72にて矢印C方向上方に回動され、クリーニング装置6の上方が開放される。
そして、搬送ユニット4と搬送ガイド部7がそれぞれ解放(解除)された後に、画像形成ユニット5が用紙通紙方向(矢示A方向)に移動し、クリーニング装置6上方で停止され、クリーニング手段列61が上昇してヘッドユニット50のヘッド101のクリーニング動作(維持回復動作)に移行する。
次に、ヘッドユニット50について図3及び図5を参照して説明する。なお、図3はヘッドユニットの要部平面説明図、図4はヘッドユニットの側断面説明図、図5はヘッドユニットの正断面説明図である。ここでは、図示を簡略化するためベース部材52上の3個のヘッド101が千鳥状に配置されているヘッド列の例で説明する。
複数のヘッド101は、液滴を吐出する複数のノズル102を有し、前述したように、複数のノズル102を配列したノズル列を2列有している。そして、各ヘッド101には、長手方向(ノズル102の配列方向)の中央部に短手方向(ノズル102の配列方向と直交する方向)に固定部105が一体に設けられ、この固定部105がベース部材52にUV樹脂接着剤などで接合固定されて、ヘッド101は長手方向中央部のみでベース部材52に固定されている。なお、ヘッド101の固定部105のベース部材52に固定方法としては接着剤に限らず、例えば仮想線で示すネジ穴108を設けてネジなどの締結具で固定することもできる。
また、各ヘッド101には、長手方向の一端部に位置決め基準部としての位置決め基準穴106が形成され、他端部には長穴107が形成されている。そして、各ヘッド101は、位置決め基準部がベース部材52(又はベース部材に設けられた部材)に突き当てられることなく、つまり、位置決め穴106に挿入される位置決めピンなどの部材が設けられることなく固定されている(この点の詳細は後述する。)。
さらに、一方のヘッド列51a(例えば前述したヘッド列51A)のヘッド101と他方のヘッド列51b(例えば前述したヘッド列51B)とは千鳥状に配置され、一方のヘッド列51aのヘッド101の固定部105は他方のヘッド列51bの2つのヘッド101、101間に配置されている。なお、ここでは、一方のヘッド列51aは1つのヘッド101のみで構成されるが、このような場合も他のヘッド列との関係において「ヘッド列」と称している、つまり、ヘッドが複数個の場合に限らず、1つであってもヘッド列と称する。
このように構成したので、ヘッド101は長手方向中央部のみでベース部材52に固定されているので、ヘッド101が長手方向に熱膨張する場合でも長手方向両端部が移動することができて、熱膨張によるヘッド101の破損などは生じない。しかも、ここでは、ヘッド101の両端部はベース部材52やその他の部材に突き当てられていないので、ヘッド101は長手方向両端部が規制されることもなく、より熱膨張に対応して伸縮し易くなっている。また、ヘッド101は長手方向中央部のみでベース部材52に固定することで、ヘッドの固定を簡単な構造で行うことができる。
また、一方のヘッド列51aのヘッド101の固定部105は他方のヘッド列51bの2つのヘッド101、101間に配置することで、ヘッド列相互間を近づけることができ、短手方向の固定部105を設けることによる固定スペースの増大を招くことなく、省スペース化を図れる。
このように、液滴を吐出する複数のヘッドをベース部材上に千鳥状に配列したヘッドユニットを備え、ヘッドユニットの複数のヘッドは、長手方向中央部のみでベース部材に固定されている構成とすることで、ヘッドとベース部材との熱膨張差による影響を抑え、簡単な構成で、省スペースでヘッドを固定することができる。
次に、ヘッド101をベース部材52への固定方法について図6ないし図14を参照して説明する。なお、ここでの説明では、一方のヘッド列のヘッド101の固定部105が他方のヘッド列のヘッド101間に配置していない例で説明する。
まず、ベース部材52について図6ないし図8を参照して説明する。なお、図6は同ベース部材の平面説明図、図7は同じく図6のX1−X線に沿う断面説明図、図8は同じく要部拡大平面説明図である。
このベース部材52は、ヘッド101が嵌め込まれる貫通した嵌め込み穴111が配置個数分形成されている。そして、各嵌め込み穴111のヘッド配列方向の一方側にはヘッド101の位置決め基準穴105に対応して基準穴105よりも大きな開口部112が形成され、また他方側にはヘッド101の長穴(従基準穴)106に対応して開口部113が形成されている。
また、各嵌め込み穴111のヘッド配列方向と直交する方向(用紙搬送方向になる。)の両側には、締結具110を螺着するネジ穴114、114が形成されている。さらに、ベース部材52のヘッド配列方向両端側には後述する治具を位置決めするための配列主基準穴121及び従基準穴122が形成され、配列主基準穴121を基準として各開口部112は配置されている。
このように、液滴を吐出する複数のヘッドが、複数個並べてベース部材に配列されて固定され、ヘッドには位置決め基準穴が設けられ、ベース部材にはヘッドの位置決め基準穴に対応して基準穴よりも大きな開口部が形成されているので、ベース部材の開口部を介して治具に設けられた基準ピンとヘッドの位置決め基準穴とを嵌合させてヘッドをベース部材に位置決め固定することができるようになり、ベース部材に基準ピンを設ける必要がなくなり、簡単な構成で複数のヘッドをベース部材に対して精度良く位置決め固定できるようになる。
そして、このようなヘッドユニットを備えることで、各ヘッドが高精度に位置決めされているので、高画質画像を高速で形成することができる。
次に、ヘッドユニットの製造に用いる治具について図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は同治具の平面説明図、図10は図9のX2−X2線に沿う断面説明図である。
治具200は、ヘッド101に形成された基準穴105及び長穴106を嵌合させる基準ピン201、201の対が配置するヘッド数分設けられている。この基準ピン201はベース部材52の開口部112、113を貫通してヘッド101の基準穴105及び長穴106に嵌り込む長さ(治具200の表面からの突出量)としている。なお、基準ピン201、201間に、ヘッド101を逃げるための凹部202が形成されている。
また、治具200にはベース部材52の主基準穴121に嵌合する配列主基準ピン211、従基準穴122に対応する配列従基準ピン212が設けられて、ベース部材52と治具200との位置決めをも行えるようにしている。なお、治具200には脚部230が備えられている。
次に、この治具200を用いたヘッドユニット50の製造工程について図11ないし図14をも参照して説明する。なお、図11は治具上の配列部材を装着して1つのヘッドを実装するときの平面説明図、図12は図11のX3−X3線に沿う断面説明図、図13は治具と配列部材との嵌合部分の要部拡大断面説明図、図14はヘッド装着部分の要部拡大断面説明図である。
まず、図11及び図12に示すように、治具200上にベース部材52を配置する。このとき、治具200の主基準ピン211にベース部材52の主基準穴121を嵌合し(図13)、治具200の従基準ピン212にベース部材52の従基準穴122を嵌め込むことによって、治具200に対してベース部材52が位置決めされる。これにより、治具200の基準ピン201がベース部材52の開口部112及び開口部113との位置合わせが行われ、確実に、基準ピン201が開口部112、113内に挿通されてベース部材52の表面上に突出する(図14)。
次に、ヘッド101の基準穴105及び長穴106をベース部材52表面に突出している治具200の基準ピン201、201に嵌め込んだ後、この状態で、ヘッド101とベース部材52とを、締結具110をヘッド101の貫通穴108からベース部材52のネジ穴114に螺着して締結固定する(なお、前述したようにUV樹脂接着剤などで接着接合固定してもよい。)。この工程を配列するヘッド数分繰り返して、ベース部材52上に所要数のヘッド101を配置して固定する。
その後、ベース部材52を治具200から取り外すことによって、所要数のヘッド101がベース部材52上に配置されたヘッドユニット50が得られる。
このようにして、ヘッド101の位置決め基準部となる長手方向端部はベース部材52やベース部材52に設けられる部材(例えば位置決め基準ピン部材など)に突き当てられることなく、ベース部材52に高精度に位置決めされて固定される。
なお、ここではヘッド101をベース部52に直接固定しているが、ヘッド101を中間部材に位置決め固定した後、中間部材を配列部材としてのベース部材に上述したと同様に治具を用いて固定することもできる。
本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を説明する概略構成図である。 同装置の平面説明図である。 ヘッドユニットの説明に供する要部平面説明図である。 同じく側断面説明図である。 同じく正断面説明図である。 ベース部材の平面説明図である。 図6のX1−X1線に沿う断面説明図である。 同ベース部材の要部拡大平面説明図である。 ヘッドユニットの製造に用いる治具の平面説明図である。 図9のX2−X2線に沿う断面説明図である。 同治具を用いたヘッドユニットの製造工程の説明に供する治具上にベース部材を装着して1つのヘッドを実装するときの平面説明図である。 図11のX3−X3線に沿う断面説明図である。 治具とベース部材との嵌合部分の要部拡大断面説明図である。 ヘッド装着部分の要部拡大断面説明図である。
符号の説明
1…装置本体
4…搬送ユニット(搬送部)
5…画像形成ユニット
6…クリーニング装置(維持回復機構)
50…ヘッドユニット
51A〜51D…ヘッド列
52…ベース部材
61A〜61D…クリーニング手段列
101…ヘッド
105…固定部
106…基準穴(基準部)

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する複数のヘッドをベース部材上に千鳥状に配列したヘッドユニットを備え、
    前記ヘッドユニットの前記複数のヘッドは、長手方向中央部のみで前記ベース部材に固定されている
    ことを特徴する画像形成装置。
  2. 前記ヘッドには、長手方向中央部に短手方向に突出した固定部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 一方の列のヘッドの固定部は他方の列の2つのヘッド間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記ヘッドの長手方向端部に位置決め基準部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ヘッドは、前記位置決め基準部が前記ベース部材又はベース部材に設けられた部材に突き当てられることなく固定されていることを特徴とする請求項1ないし4記載の画像形成装置。
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