JP2010057838A - 生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラム - Google Patents

生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】認証者の生体情報値の変動による偽造判定の誤判定を防止することを課題とする。
【解決手段】被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定し、被検体が生体であると判定された場合には、被検体から入力される生体情報値と生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、生体情報数値範囲を更新する。例えば、被検体から入力される生体情報値が生体情報数値範囲の中心値に一致するように生体情報数値範囲を更新する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、被検体が生体であるか否かを判定する生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラムに関する。
従来より、偽造物を用いて認証者になりすました利用者が正当な認証者であると誤って認証されることを防止するために、生体認証に用いられた被検体が生体であるか否かを判定する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、図19に示すように、認証者登録時に認証者の生体情報値を測定しておき、測定された生体情報値から所定の数値以内を生体であると判定される生体判定数値範囲に設定する。そして、被検体の生体情報値が生体判定数値範囲内にあれば、被検体が生体であると判定する。
特開2007−244712号公報
ところで、上記した従来技術には、認証者の生体情報値が変動した場合に、認証者本人が生体認証を行ったときでも偽造物であるものと判定されることがあるという課題があった。例えば、上記した従来技術では、図20に示すように、認証者の生体情報値が年月の経過にともなって漸増し、生体であると判定される生体判定数値範囲の上限値を上回った結果、認証者本人が生体認証を行ったときでも偽造物であるものと判定されるという問題点があった。
そこで、生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラムは、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、認証者の生体情報値の変動による偽造判定の誤判定を防止することが可能な生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の生体認証装置および生体判定装置は、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定部と、前記生体判定部により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新部とを有することを要する。
また、開示の生体認証方法は、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定ステップと、前記生体判定ステップにより前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新ステップとを含むことを要する。
また、開示の生体認証プログラムは、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定手順と、前記生体判定手順により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新手順とをコンピュータに実行させることを要する。
開示の生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラムによれば、認証者の生体情報値の変動による偽造判定の誤判定を防止することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る生体認証装置、生体判定装置、生体認証方法および生体認証プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、この発明が適用された指紋認証装置を実施例として説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る指紋認証装置の概要、指紋認証装置の構成、指紋認証装置による処理の流れ、実施例1の効果を説明する。
[実施例1に係る指紋認証装置の概要]
まず、図1を用いて、実施例1に係る指紋認証装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係る指紋認証装置の概要を説明するための図である。
実施例1に係る指紋認証装置は、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、被検体が生体であるか否かを判定すること概要とする。そして、実施例1に係る指紋認証装置は、特に、認証者の生体情報値の変動による偽造判定の誤判定を防止する。
具体的には、被検体から入力されるインピーダンス値が生体であると判定される生体判定数値範囲内にあった場合に、指紋認証装置は、被検体から入力されるインピーダンス値と生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、生体情報数値範囲を更新する。例えば、指紋認証装置は、図1に示すように、被検体のインピーダンス値と、生体情報数値範囲の中心値(以下では、基準値と記載する)との差分値が生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値を上回っている場合に、被検体のインピーダンス値が基準値となるように生体情報数値範囲を更新する。
このようなことから、実施例1に係る指紋認証装置は、認証者のインピーダンス値の変動による偽造判定の誤判定を防止することが可能である。
[指紋認証装置の構成]
次に、図2を用いて、図1で説明した指紋認証装置の構成を説明する。図2は、指紋認証装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、指紋認証装置10は、基準値保持部11、登録指紋データ保持部12、指紋情報取得部13、出力部14、インピーダンス値抽出部15、偽造判定部16、入力指紋データ抽出部17、指紋照合部18、本人判定部19、更新必要性判定部20および更新実施部21を有する。なお、偽造判定部16は、生体判定部ともいう。また、更新必要性判定部20および更新実施部21は、生体情報数値範囲更新部ともいう。
基準値保持部11は、生体判定数値範囲を特定するための基準値を記憶する。具体的には、基準値保持部11は、認証者に一意に付与されている認証者IDに対応付けて、基準値としてのインピーダンス値を記憶する。なお、基準値保持部11に最初に記憶されている基準値は、認証者が指紋登録を行った際に測定された認証者の指のインピーダンス値である。また、生体判定数値範囲は、基準値を中心値として設定される数値範囲である。
登録指紋データ保持部12は、照合用の指紋画像を記憶する。具体的には、登録指紋データ保持部12は、認証者IDと、認証者の指紋画像とを対応付けて記憶する。
指紋情報取得部13は、指紋認証に係る各種情報を取得する。具体的には、指紋情報取得部13は、指紋センサに相当し、認証者IDおよび指紋画像の入力操作を受け付けると、被検体を撮像して被検体の指紋画像を取得するとともに、被検体のインピーダンス値を測定する。
出力部14は、指紋認証に係る各種情報を出力する。例えば、出力部14は、指紋認証の認証結果を出力表示することや、指紋認証の認証結果に応じて処理(例えば、施錠の開閉)を行う機能部に対して認証結果を出力する。
インピーダンス値抽出部15は、指紋情報取得部13によって取得された各種情報の中から、認証者IDおよび被検体のインピーダンス値の測定結果を抽出し、入力データとして偽造判定部16に対して送信する。
偽造判定部16は、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、被検体が生体であるか否かを判定する。具体的には、偽造判定部16は、インピーダンス値抽出部15から入力データを受け付けると、入力データに含まれている認証者IDに対応する基準値を基準値保持部11から登録データとして読み出す。続いて、偽造判定部16は、被検体のインピーダンス値と基準値とを比較する。
ここで、偽造判定部16は、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値が、被検体が生体であるか否かの判定条件として設定されている真偽判定閾値以下である場合には、被検体が生体であるものと判定する。そして、偽造判定部16は、被検体が生体であることを示す判定結果を本人判定部19に対して送信する。一方では、偽造判定部16は、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値が真偽判定閾値を上回っている場合には、被検体が偽造物であるものと判定する。そして、偽造判定部16は、被検体が偽造物であることを示す判定結果を本人判定部19に対して送信する。
入力指紋データ抽出部17は、偽造判定部16によって被検体が生体であることを示す判定結果が得られた場合に、指紋情報取得部13によって取得された各種情報の中から、認証者IDおよび被検体の指紋画像を抽出して、入力データとして偽造判定部16に対して送信する。
指紋照合部18は、被検体の個人識別情報と、予め記憶部に記憶されている照合用の個人識別情報とを照合した照合結果に基づいて、被検体が認証者本人であるか否かを判定する。具体的には、指紋照合部18は、入力指紋データ抽出部17から入力データを受け付けると、入力データに含まれている認証者IDに対応する認証者の指紋画像を登録指紋データ保持部12から登録データとして読み出す。続いて、指紋照合部18は、被検体の指紋画像と、認証者の指紋画像とを照合する。
ここで、指紋照合部18は、被検体の指紋画像と、認証者の指紋画像との一致度合いを示す照合スコアが指紋認証の成否の判定条件として設定されている成否判定閾値を上回っている場合には、指紋認証が成功したものと判定する。そして、指紋照合部18は、被検体が認証者本人であることを示す判定結果を本人判定部19に対して送信する。一方では、指紋照合部18は、照合スコアが成否判定閾値以下である場合には、指紋認証が失敗したものと判定する。そして、指紋照合部18は、被検体が認証者とは別の人物(つまり、他人)であることを示す判定結果を本人判定部19に対して送信する。
本人判定部19は、被検体が生体であることを示す判定結果を偽造判定部16から受け付け、さらに、被検体が認証者本人であることを示す判定結果を指紋照合部18から受け付けた場合には、認証成功を示す認証結果を出力部14を介して出力する。また、本人判定部19は、被検体が生体であることを示す判定結果を偽造判定部16から受け付け、さらに、被検体が認証者とは別の人物であることを示す判定結果を指紋照合部18から受け付けた場合には、認証失敗を示す認証結果を出力部14を介して出力する。また、本人判定部19は、被検体が偽造物であることを示す判定結果を偽造判定部16から受け付けた場合には、認証失敗を示す認証結果を出力部14を介して出力する。
更新必要性判定部20は、生体情報数値範囲を更新させるべきか否かを判定する。具体的には、更新必要性判定部20は、本人判定部19によって認証成功を示す認証結果が得られた場合に、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値を算出し、基準値の更新条件として設定されている更新閾値と差分値とを比較する。
ここで、更新必要性判定部20は、差分値が更新閾値を上回っている場合には、基準値を更新すべきであると判定する。一方では、更新必要性判定部20は、差分値が更新閾値以下である場合には、基準値を更新すべきでないと判定する。
更新実施部21は、被検体から入力される生体情報値と生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、生体情報数値範囲を更新する。具体的には、更新実施部21は、更新必要性判定部20によって、基準値を更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には、被検体のインピーダンス値に一致するように基準値保持部11に記憶されている基準値を更新する。つまり、更新実施部21は、基準値を被検体のインピーダンス値に一致するように更新して、被検体のインピーダンス値が生体情報数値範囲の中心値と一致するように生体情報数値範囲を更新する。一方では、更新実施部21は、更新必要性判定部20によって、基準値を更新すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には、そのまま処理を終了する。
[指紋認証装置による処理]
次に、図3および図4を用いて、指紋認証装置10による処理を説明する。図3は、指紋認証装置による処理の流れを示すフローチャート図である。図4は、指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。
まず、図3を用いて、指紋認証装置10による処理の流れを説明する。図3に示すように、指紋情報取得部13が指紋画像の入力操作を受け付けると(ステップS101肯定)、インピーダンス値抽出部15は、取得された各種情報の中から認証者IDおよび被検体のインピーダンス値の測定結果を抽出する(ステップS102)。
続いて、偽造判定部16は、生体判定数値範囲内に被検体のインピーダンス値があるか否かを検証して、被検体が生体であるか否かを判定する(ステップS103)。ここで、被検体が偽造物であることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS103否定)、本人判定部19は、認証失敗を示す認証結果を出力して(ステップS104)、指紋認証装置10は、処理を終了する。一方では、被検体が生体であることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS103肯定)、入力指紋データ抽出部17は、取得された各種情報の中から、認証者IDおよび被検体の指紋画像を抽出する(ステップS105)。
続いて、指紋照合部18は、照合用の指紋画像と、被検体の指紋画像とを照合した照合結果に基づいて、被検体が認証者本人であるか否かを判定する(ステップS106)。ここで、被検体が認証者とは別の人物であることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS106否定)、本人判定部19は、認証失敗を示す認証結果を出力して(ステップS104)、指紋認証装置10は、処理を終了する。
一方では、被検体が認証者本人であることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS106肯定)、本人判定部19は、認証成功を示す認証結果を出力する(ステップS107)。続いて、更新必要性判定部20および更新実施部21は、基準値を更新する基準値更新処理を行い(ステップS108)、指紋認証装置10は、処理を終了する。
次に、図4を用いて、指紋認証装置10による基準値更新処理(ステップS108)の流れを説明する。図4に示すように、認証成功を示す認証結果が得られると、更新必要性判定部20は、基準値と、被検体のインピーダンス値との差分値の大きさに応じて基準値を更新するべきか否かを判定する(ステップS201)。
ここで、更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS201肯定)、更新実施部21は、被検体のインピーダンス値に一致するように基準値を更新して(ステップS202)、指紋認証装置10は、基準値更新処理を終了する。一方では、更新すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には(ステップS201否定)、指紋認証装置10は、そのまま基準値更新処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、認証者の生体情報値の変動による偽造判定の誤判定を防止することが可能である。例えば、実施例1によれば、認証が成功するごとに、認証成功時の認証者の指のインピーダンス値に一致するように基準値を更新することで、被検体のインピーダンス値が生体情報数値範囲の境界から離れるように生体情報数値範囲を変更して、認証者のインピーダンス値の変動による偽造判定の誤判定を防止することが可能である。
なお、実施例1では、被検体が生体であるか否かを判定した後に、被検体が認証者本人であるか否かを判定する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図5に示すように、被検体が認証者本人であるか否かを判定した後に、被検体が生体であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、実施例1では、認証者IDによって特定された基準値および認証者の指紋画像を用いて生体認証を行う、いわゆる1:1認証を行う場合を説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、全ての認証者IDに対応する基準値および認証者の指紋画像を用いて生体認証を行ういわゆる1:N認証を行う場合であっても適用することができる。
具体的には、図6に示すように、指紋照合部18は、認証者IDごとに被検体の指紋画像と、認証者の指紋画像とを照合する(ステップS405)。ここで、認証者本人であることを示す判定結果が得られた認証者IDがある場合に、偽造判定部16は、認証者本人であることを示す判定結果が得られた認証者IDに対応する基準値を読み出すとともに、被検体のインピーダンス値の測定結果を抽出する(ステップS407)。そして、偽造判定部16は、生体情報数値範囲内に被検体のインピーダンス値があるか否かを検証して、被検体が生体であるか否かを判定する(ステップS408)。
ところで、上記の実施例1では、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値が、更新閾値を上回っている場合に、基準値を更新するケースを説明した。しかしながら、基準値を更新させるケースは、実施例1で説明したケースに限られるものではない。そこで、実施例2として、被検体が生体であることを示す判定結果が得られるごとに記憶部に格納された差分値の平均値が更新閾値を上回っている場合に、基準値を更新させるケースを説明する。なお、以下では、実施例2に係る指紋認証装置の構成、指紋認証装置による処理の流れ、実施例2の効果を説明する。
[指紋認証装置の構成]
実施例2に係る指紋認証装置の構成は、図7に示すように、差分値記憶部22をさらに有する他は、実施例1に係る指紋認証装置の構成と、以下に説明する点が異なる。図7は、実施例2に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。
差分値記憶部22は、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値を記憶する。具体的には、差分値記憶部22は、認証者IDと、偽造判定が行われた日付と、差分値とを対応付けて記憶する。なお、差分値記憶部22に記憶されている情報は、情報が格納されてからの経過日数が予め設定されている設定日数に到達した場合に、自動的に削除されるものとする。
偽造判定部16は、被検体が生体であるものと判定するごとに、認証者IDと、偽造判定が行われた日付と、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値を差分値記憶部22に格納する。
更新必要性判定部20は、被検体から入力される生体情報値と生体情報数値範囲の中心値との差分値の平均値を算出し、平均値が生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値を上回っている場合に、生体情報数値範囲を更新させる。
具体的には、更新必要性判定部20は、本人判定部19によって認証成功を示す認証結果が得られた場合に、入力データに含まれている認証者IDに対応する全ての差分値を差分値記憶部22から読み出して、各差分値の平均値を算出する。続いて、更新必要性判定部20は、平均値と更新閾値とを比較して、基準値を更新するべきか否かを判定する。ここで、更新必要性判定部20は、平均値が更新閾値を上回っている場合には、基準値を更新すべきであると判定する。一方では、更新必要性判定部20は、平均値が更新閾値以下である場合には、基準値を更新すべきでないと判定する。
[指紋認証装置による処理]
次に、図8を用いて、実施例2に係る指紋認証装置10による基準値更新処理の流れを説明する。図8は、実施例2に係る指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。
図8に示すように、認証成功を示す認証結果が得られると、更新必要性判定部20は、入力データに含まれている認証者IDに対応する各差分値の平均値を算出し(ステップ501)、平均値と更新閾値とを比較して、基準値を更新するべきか否かを判定する(ステップ502)。ここで、更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS502肯定)、更新実施部21は、被検体のインピーダンス値に一致するように基準値を更新して(ステップS503)、指紋認証装置10は、基準値更新処理を終了する。一方では、更新すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には(ステップS502否定)、指紋認証装置10は、そのまま基準値更新処理を終了する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、生体情報数値範囲を被検体から入力される生体情報値の平均値の大きさに応じて変更することで、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である。例えば、実施例2によれば、認証者のインピーダンスが変動した可能性が高い場合に限って基準値を更新して、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である(図9参照)。
なお、被検体が生体であると判定された日付に対応付けて記憶部に格納された被検体から入力される生体情報値と生体情報数値範囲の中心値との差分値が、日付の経過とともに漸増している場合に、生体情報数値範囲を更新するようにしてもよい。
具体的には、更新必要性判定部20は、図10に示すように、入力データに含まれている認証者IDに対応する全ての差分値を差分値記憶部22から読み出す。ここで、更新必要性判定部20は、全ての差分値が前回格納された差分値よりも大きくなっていれば、基準値を更新すべきであると判定する。一方では、更新必要性判定部20は、前回格納された差分値に比べて小さい差分値がある場合には、基準値を更新すべきでないと判定する。
また、被検体から入力される生体情報値と生体情報数値範囲の中心値との差分値の標準偏差値を算出し、生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値未満である場合に、生体情報数値範囲を更新するようにしてもよい。具体的には、更新必要性判定部20は、被検体が生体であることを示す判定結果が得られるごとに記憶部に格納された差分値の標準偏差値を算出し、標準偏差値が更新閾値未満である場合(差分値の大きさのばらつきが小さい場合)に、基準値を更新する。なお、ここで用いられる更新閾値は、上記の実施例1および2で用いた更新閾値とは異なる値である。
また、更新前の生体情報数値範囲境界と、更新後の生体情報数値範囲境界との差分が生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新許容閾値以下である場合に、生体情報数値範囲を更新するようにしてもよい。具体的には、更新必要性判定部20は、更新前の基準値と、更新後の基準値との差分値が基準値の更新条件として設定されている更新許容閾値以下である場合に、基準値を更新する。
ところで、上記の実施例1および2では、被検体が認証者本人であることを示す判定結果が得られた場合に基準値を更新するケースを説明した。しかしながら、被検体の指紋画像と、認証者の指紋画像との照合結果に応じて基準値を更新するべきか否かを判定してもよい。そこで、実施例3として、認証者の指紋画像との照合結果に応じて基準値を更新するべきか否かを判定する場合を説明する。なお、以下では、実施例3に係る指紋認証装置の構成、指紋認証装置による処理の流れ、実施例3の効果を説明する。
[指紋認証装置の構成]
実施例3に係る指紋認証装置の構成は、図11に示すように、更新可否判定部23を更に有する他は、実施例1に係る指紋認証装置の構成と、以下に説明する点が異なる。図11は、実施例3に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。
更新可否判定部23は、指紋照合部18による判定結果に応じて生体情報数値範囲を更新させる。具体的には、更新可否判定部23は、更新必要性判定部20によって基準値を更新するべきであることを示す判定結果が得られた場合に、被検体の指紋画像と、照合用の指紋画像との一致度合いを示した照合スコアを指紋照合部18から取得する。続いて、更新可否判定部23は、基準値を更新するべきか否かの判定条件として設定されている更新許容スコアと照合スコアとを比較して、基準値の更新を許可するべきか否かを判定する。
ここで、更新可否判定部23は、照合スコアが更新許容スコアを上回っている場合には、基準値の更新を許可するべきであると判定する。一方では、更新可否判定部23は、照合スコアが更新許容スコア以下である場合には、基準値の更新を許可するべきでないと判定する。なお、更新許容スコアは、上記の成否判定閾値以上の所定の値である。
更新実施部21は、更新可否判定部23による判定結果に応じて、生体情報数値範囲を更新する。具体的には、更新実施部21は、更新可否判定部23によって、基準値の更新を許可するべきであることを示す判定結果が得られた場合には、被検体のインピーダンス値の測定値に一致するように基準値保持部11に記憶されている基準値を更新する。一方では、更新実施部21は、更新可否判定部23によって、基準値の更新を許可すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には、そのまま処理を終了する。
[指紋認証装置による処理]
次に、図12を用いて、実施例3に係る指紋認証装置10による基準値更新処理の流れを説明する。図12は、指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。
図12に示すように、認証成功を示す認証結果が得られると、更新必要性判定部20は、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値と更新閾値とを比較して、基準値を更新するべきか否かを判定する(ステップS601)。ここで、更新すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には(ステップS601否定)、指紋認証装置10は、そのまま基準値更新処理を終了する。一方では、更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS601肯定)、更新可否判定部23は、更新許容スコアと照合スコアとを比較して、基準値の更新を許可するべきか否かを判定する(ステップS602)。
ここで、更新を許可するべきであることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS602肯定)、更新実施部21は、被検体のインピーダンス値に一致するように基準値を更新して(ステップS603)、指紋認証装置10は、基準値更新処理を終了する。一方では、更新を許可するべきでないことを示す判定結果が得られた場合には(ステップS602否定)、更新実施部21は、指紋認証装置10は、そのまま基準値更新処理を終了する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、生体情報数値範囲を、被検体の個人識別情報の照合結果に応じて変更することで、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である。例えば、実施例3によれば、被検体の指紋画像と、照合用の指紋画像との一致度合いが高い場合に限って基準値を更新して、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である。
なお、厳密な生体認証を行うために、一般的な成否判定閾値よりも高い値に成否判定閾値を設定する場合があるが、この場合には、被検体とは別の人物であることを示す判定結果が得られた場合であっても生体情報数値範囲を更新してもよい。すなわち、被検体の真偽が判定できればよいので、被検体の個人識別情報と、照合用の個人識別情報との一致度合いが高ければ生体情報数値範囲を変更してもよい。
具体的には、図13に示すように、被検体が認証者とは別の人物であることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS706否定)、本人判定部19は、認証失敗を示す認証結果を出力する(ステップS709)。続いて、更新必要性判定部20、更新実施部21および更新可否判定部23は、基準値を更新する基準値更新処理を行い(ステップS710)、指紋認証装置10は、処理を終了する。なお、この場合に更新可否判定部23によって用いられる更新許容スコアは、成否判定閾値未満の所定の値である。
また、被検体の個人識別情報と、照合用の個人識別情報との一致度合いを示した照合スコアが所定の閾値を上回っている場合に、生体情報数値範囲を更新するようにしてもよい。具体的には、更新可否判定部23は、生体認証が成功したことを示す判定結果が得られるごとに記憶部に格納された被検体の指紋画像と、照合用の指紋画像との一致度合いを示した照合スコアの平均値を算出し、平均値が所定の閾値を上回っている場合に、基準値を更新する。
ところで、上記の実施例1〜3では、被検体の生体情報値に一致するように基準値を変更するケースを更新する場合を説明した。しかしながら、更新後の基準値は、被検体の生体情報値に限られるものではない。そこで、実施例4として、被検体の生体情報値の平均値に一致するように基準値を更新する場合を説明する。なお、以下では、実施例4に係る指紋認証装置の構成、指紋認証装置による処理の流れ、実施例4の効果を説明する。
[指紋認証装置の構成]
実施例4に係る指紋認証装置の構成は、図14に示すように、測定結果記憶部24を更に有する他は、実施例1に係る指紋認証装置の構成と、以下に説明する点が異なる。図14は、実施例4に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。
測定結果記憶部24は、被検体のインピーダンス値の測定結果を記憶する。具体的には、測定結果記憶部24は、認証者IDと、被検体のインピーダンス値の測定結果とを対応付けて記憶する。
偽造判定部16は、インピーダンス値抽出部15から入力データを受け付けるごとに、入力データに含まれている認証者IDと、被検体のインピーダンス値の測定結果とを対応付けて測定結果記憶部24に格納する。
更新実施部21は、被検体が生体であると判定されるごとに記憶部に格納された生体情報値の平均値を算出し、算出された平均値が生体情報数値範囲の中心値に一致するように生体情報数値範囲を更新する。具体的には、更新実施部21は、更新必要性判定部20によって、基準値を更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には、入力データに含まれている認証者IDに対応する全ての測定結果を測定結果記憶部24から読み出して、各測定結果の平均値を算出する。続いて、更新実施部21は、各測定結果の平均値に一致するように基準値保持部11に記憶されている基準値を更新する。
[指紋認証装置による処理]
次に、図15を用いて、実施例4に係る指紋認証装置10による基準値更新処理の流れを説明する。図15は、実施例4に係る指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。
図15に示すように、認証成功を示す認証結果が得られると、更新必要性判定部20は、被検体のインピーダンス値と基準値との差分値と、更新閾値とを比較して、基準値を更新するべきか否かを判定する(ステップS801)。ここで、更新すべきであることを示す判定結果が得られた場合には(ステップS801肯定)、更新実施部21は、測定結果の平均値に一致するように基準値を更新して(ステップS802)、指紋認証装置10は、基準値更新処理を終了する。一方では、更新すべきでないことを示す判定結果が得られた場合には(ステップS801否定)、指紋認証装置10は、そのまま基準値更新処理を終了する。
[実施例4の効果]
上記したように、実施例4によれば、被検体から入力される生体情報値の平均値が中心値に一致するように生体判定数値範囲を更新することで、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である。例えば、実施例4によれば、認証成功を示す認証結果が得られたときの認証者の指のインピーダンス値の平均値に一致するように基準値を変更して、偽造判定の誤判定をさらに防止することが可能である。
さて、これまで実施例1〜4について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例5として、他の実施例を説明する。
(1)生体情報値
例えば、上記した実施例1〜4では、インピーダンス値を用いて被検体が生体であるか否かを判定する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、印加信号に対する反射波のレベル値、肌の色の濃淡、静電容量などの時間の経過にともないレベル値が変動する生体情報値を用いて被検体が生体であるか否かを判定する場合であれば適用することができる。
(2)生体判定装置および生体認証装置
また、上記した実施例1〜4では、照合用の指紋画像と、被検体の指紋画像とを照合した照合結果に基づいて、被検体が認証者本人であるか否かを判定する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、被検体が生体であるか否かを判定する機能のみを有する生体判定装置としても適用することができるし、虹彩、静脈、顔などの生体情報を用いて個人認証を行う生体認証装置であっても適用することができる。
(3)フォーマットバージョン
また、上記した実施例1〜4において、被検体から入力される生体情報値のフォーマットバージョンと、生体情報数値範囲を特定するための基準値のフォーマットバージョンとが異なる場合に、基準値のフォーマットバージョンを更新するようにしてもよい。具体的には、図16に示すように、指紋認証装置10は、指紋画像の入力操作を受け付けると(ステップS901肯定)、基準値保持部11に記憶されている基準値のフォーマットバージョンと、被検体の生体情報値の測定値のフォーマットバージョンとを比較する(ステップS902)。
ここで、フォーマットバージョンが一致した場合には(ステップS902肯定)、指紋認証装置10は、取得された各種情報の中から認証者IDおよび被検体のインピーダンス値の測定結果を抽出する(ステップS903)。一方では、フォーマットバージョンが異なる場合には(ステップS902否定)、指紋認証装置10は、取得された各種情報の中から、認証者IDおよび被検体の指紋画像を抽出する(ステップS905)。
(4)新規登録
また、上記した実施例1〜4において、生体判定数値範囲が登録されているか否かを判定し、生体判定数値範囲が登録されていない時には、生体情報値が生体情報数値範囲の中心値に一致するように生体情報数値範囲を登録するようにしてもよい。具体的には、図17に示すように、指紋認証装置10は、指紋画像の入力操作を受け付けると(ステップS1001肯定)、入力された認証者IDに対応付けて基準値保持部11に基準値が記憶されているか否かを判定する(ステップS1002)。
ここで、基準値が記憶されている場合には(ステップS1002肯定)、指紋認証装置10は、取得された各種情報の中から認証者IDおよび被検体のインピーダンス値の測定結果を抽出する(ステップS1003)。続いて、指紋認証装置10は、入力された認証者IDに対応する基準値と被検体のインピーダンス値とを比較した比較結果に基づいて、被検体が生体であるか否かを判定する(ステップS1004)。一方では、基準値が記憶されていない場合には(ステップS1002否定)、指紋認証装置10は、取得された各種情報の中から、認証者IDおよび被検体の指紋画像を抽出する(ステップS1005)。
(5)更新前の生体情報数値範囲をバックアップ
また、上記した実施例1〜4において、生体情報数値範囲が更新されるごとに、更新される前の生体情報数値範囲(もしくは、基準値)を更新履歴として記憶するようにしてもよい。
(6)生体情報数値範囲を更新した旨を管理者に通知
また、上記した実施例1〜4において、生体情報数値範囲が更新された場合に、生体認証装置を管理する管理者に対して、生体情報数値範囲(もしくは、基準値)が更新されたことを通知するようにしてもよい。
(7)装置構成等
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、基準値)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図2、図7、図11および図14に示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した更新必要性判定部20と、更新実施部21とを統合して構成することができる。
(8)生体認証プログラム
また、実施例1〜4で説明した指紋認証装置10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。そこで、以下では、図18を用いて、上記の実施例に示した指紋認証装置10と同様の機能を有する生体認証プログラムを実行するコンピュータを一例として説明する。図18は、生体認証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図18に示すように、指紋認証装置10としてのコンピュータ110は、入力部120、ROM130、CPU140、HDD150、RAM160および出力部170をバス180などで接続して構成される。なお、入力部120は、図2に示した、指紋情報取得部13に対応し、出力部170は、図2に示した、出力部14に対応する。
ROM130には、上記の実施例1に示した指紋認証装置10と同様の機能を発揮する生体認証プログラム、つまり、図18に示すように偽造判定プログラム130aと、指紋照合プログラム130bと、本人判定プログラム130cと、基準値更新プログラム130dとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム130a〜プログラム130dについては、図2に示した指紋認証装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム130a〜プログラム130dをROM130から読み出して実行することで、図18に示すように、プログラム130a〜プログラム130dは、偽造判定プロセス140aと、指紋照合プロセス140bと、本人判定プロセス140cと、基準値更新プロセス140dとして機能するようになる。
なお、偽造判定プロセス140aは、図2に示した、インピーダンス値抽出部15および偽造判定部16に対応する。また、指紋照合プロセス140bは、図2に示した、入力指紋データ抽出部17および指紋照合部18に対応する。また、本人判定プロセス140cは、図2に示した、本人判定部19に対応する。また、基準値更新プロセス140dは、図2に示した、更新必要性判定部20および更新実施部21に対応する。
また、HDD150には、図18に示すように、基準値データテーブル150aと、登録指紋データベース150bとが設けられる。そして、CPU140は、基準値データテーブル150aおよび登録指紋データベース150bから、基準値160aおよび認証者の指紋画像160bを読み出してRAM160に格納し、RAM160に格納された基準値160aおよび認証者の指紋画像160bに基づいて処理を実行する。なお、基準値データテーブル150aおよび登録指紋データベース150bは、図2に示した基準値保持部11および登録指紋データ保持部12にそれぞれ対応する。
なお、上記した各プログラム130a〜プログラム130dについては、必ずしも最初からROM130に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(9)生体認証方法
また、上記した生体認証装置により、以下のような生体認証方法が実現される。すなわち、被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定ステップ(例えば、図3のステップS103)と、前記生体判定ステップにより前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新ステップ(例えば、図3のステップS108)とを含んだ生体認証方法が実現される。
以上の実施例1〜5を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定部と、
前記生体判定部により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新部と、
を有する生体認証装置。
(付記2)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体から入力される生体情報値と、前記生体情報数値範囲の中心値との差分値が前記生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値を上回っている場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記1に記載の生体認証装置。
(付記3)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲の中心値との差分値の平均値を算出し、当該平均値が前記生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値を上回っている場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記1に記載の生体認証装置。
(付記4)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体が生体であると判定された日付に対応付けて記憶部に格納された前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲の中心値との差分値が、日付の経過とともに漸増している場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記1に記載の生体認証装置。
(付記5)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲の中心値との差分値の標準偏差値を算出し、前記生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値未満である場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記1に記載の生体認証装置。
(付記6)前記生体情報数値範囲更新部は、更新前の前記生体情報数値範囲境界と、更新後の前記生体情報数値範囲境界との差分が前記生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新許容閾値以下である場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記1に記載の生体認証装置。
(付記7)被検体の個人識別情報と、予め記憶部に記憶されている照合用の個人識別情報とを照合した照合結果に基づいて、被検体が認証者本人であるか否かを判定する認証成否判定部をさらに有し、
前記基準値更新部は、前記認証成否判定部による判定結果に応じて、前記生体情報数値範囲を更新する付記1〜6のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記8)前記生体情報数値範囲更新部は、前記認証成否判断部によって生体認証が成功したことを示す判定結果が得られた場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記7に記載の生体認証装置。
(付記9)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体の個人識別情報と、前記照合用の個人識別情報との一致度合いを示した照合スコアが所定の閾値を上回っている場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記7に記載の生体認証装置。
(付記10)前記生体情報数値範囲更新部は、前記生体認証が成功したことを示す判定結果が得られるごとに記憶部に格納された前記被検体の個人識別情報と、前記照合用の個人識別情報との一致度合いを示した照合スコアの平均値を算出し、当該平均値が所定の閾値を上回っている場合に、前記生体情報数値範囲を更新する付記7に記載の生体認証装置。
(付記11)前記生体情報数値範囲更新部は、前記生体情報値が前記生体情報数値範囲の中心値に一致するように前記生体情報数値範囲を更新する前記所定の基準値を更新する付記1〜10のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記12)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体が生体であると判定されるごとに記憶部に格納された生体情報値の平均値を算出し、算出された平均値が前記生体情報数値範囲の中心値に一致するように前記生体情報数値範囲を更新する付記1〜10のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記13)前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体から入力される生体情報値のフォーマットバージョンと、前記生体情報数値範囲を特定するための基準値のフォーマットバージョンとが異なる場合に、フォーマットバージョンが一致するように前記基準値のフォーマットバージョンを更新する付記1〜12のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記14)前記生体判定部によって前記被検体が生体であると判定された場合に、前記生体判定数値範囲が登録されているか否かを判定し、前記生体判定数値範囲が登録されていない時には、前記生体情報値が前記生体情報数値範囲の中心値に一致するように前記生体情報数値範囲を登録する生体情報数値範囲登録部をさらに有する付記1〜13のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記15)前記生体情報数値範囲更新部によって前記生体情報数値範囲が更新されるごとに、更新される前の前記生体情報数値範囲を更新履歴として記憶する更新履歴記憶部をさらに有する付記1〜14のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記16)前記生体情報数値範囲更新部によって前記生体情報数値範囲が更新された場合に、生体認証装置を管理する管理者に対して、前記生体情報数値範囲が更新されたことを通知する更新通知部をさらに有する付記1〜15のいずれか1つに記載の生体認証装置。
(付記17)被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定部と、
前記生体判定部により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新部と、
を有する生体判定装置。
(付記18)被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定ステップと、
前記生体判定ステップにより前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新ステップと、
を含む生体認証方法。
(付記19)被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定手順と、
前記生体判定手順により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新手順と、
をコンピュータに実行させる生体認証プログラム。
実施例1に係る指紋認証装置の概要を説明するための図である。 指紋認証装置の構成を示すブロック図である。 指紋認証装置による処理の流れを示すフローチャート図である。 指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例1に係る指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 実施例1に係る指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 実施例2に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。 実施例2に係る指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例2の効果を説明するための図である。 実施例2に係る指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 実施例3に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。 実施例3に係る指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例3に係る指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 実施例4に係る指紋認証装置の構成を示すブロック図である。 実施例4に係る指紋認証装置による基準値更新処理の流れを示すフローチャート図である。 指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 指紋認証装置の他の実施形態を説明するための図である。 生体認証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 指紋認証装置
11 基準値保持部
12 登録指紋データ保持部
13 指紋情報取得部
14 出力部
15 インピーダンス値抽出部
16 偽造判定部
17 入力指紋データ抽出部
18 指紋照合部
19 本人判定部
20 更新必要性判定部
21 更新実施部
22 差分値記憶部
23 更新可否判定部
24 測定結果記憶部
110 コンピュータ
120 入力部
130 ROM(Read Only Memory)
130a 偽造判定プログラム
130b 指紋照合プログラム
130c 本人判定プログラム
130d 基準値更新プログラム
140 CPU(Central Processing Unit)
140a 偽造判定プロセス
140b 指紋照合プロセス
140c 本人判定プロセス
140d 基準値更新プロセス
150 HDD(Hard disk drive)
150a 基準値データテーブル
150b 登録指紋データベース
160 RAM(Random Access Memory)
160a 基準値
160b 認証者の指紋画像
170 出力部
180 バス

Claims (7)

  1. 被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定部と、
    前記生体判定部により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新部と、
    を有する生体認証装置。
  2. 前記生体情報数値範囲更新部は、前記被検体から入力される生体情報値と、前記生体情報数値範囲の中心値との差分値が前記生体情報数値範囲の更新条件として設定されている更新閾値を上回っている場合に、前記生体情報数値範囲を更新する請求項1に記載の生体認証装置。
  3. 被検体の個人識別情報と、予め記憶部に記憶されている照合用の個人識別情報とを照合した照合結果に基づいて、被検体が認証者本人であるか否かを判定する認証成否判定部をさらに有し、
    前記生体情報数値範囲更新部は、前記認証成否判定部による判定結果に応じて、前記生体情報数値範囲を更新する請求項1または2に記載の生体認証装置。
  4. 前記生体情報数値範囲更新部は、前記生体情報値が前記生体情報数値範囲の中心値に一致するように前記生体情報数値範囲を更新する請求項1〜3のいずれか1つに記載の生体認証装置。
  5. 被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定部と、
    前記生体判定部により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新部と、
    を有する生体判定装置。
  6. 被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定ステップと、
    前記生体判定ステップにより前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新ステップと、
    を含む生体認証方法。
  7. 被検体から入力される生体情報値が、予め登録される生体判定数値範囲内にあるか否かを検証することにより、当該被検体が生体であるか否かを判定する生体判定手順と、
    前記生体判定手順により前記被検体が生体であると判定された場合には、前記被検体から入力される生体情報値と前記生体情報数値範囲境界との差分が大きくなるように、当該生体情報数値範囲を更新する生体情報数値範囲更新手順と、
    をコンピュータに実行させる生体認証プログラム。
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