JP2010052001A - 曲げ加工装置及び曲げ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に長尺状のワークの端部を円を描くよう折り曲げて丸状部位を形成できる、曲げ加工装置を提供する。
【解決手段】金属棒又は金属板で成る直線状の素材の一端部を挟持するクランプ手段30と、素材の一端部を挟持したクランプ手段30を回転する駆動手段20と、を備え、クランプ手段30が、回転台31と、この回転台31の表面から突出したピン32と、ピン32との距離を可変に移動可能でピン32との協働で素材の一端部を挟持する可動部33と、を備え、駆動手段20が回転台31を回転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属棒又は金属板で成る直線状の素材を曲げる装置及び方法に関するものである。
例えば、自動車などの車両には図9に示すチェーンテンショナー100が設けられている。この種のチェーンテンショナー100は、長尺又は棒状の鋼材を、即ち素材を長手方向のほぼ全体を或いはその一部を曲げ装置によって湾曲させて構成される。
従来の曲げ装置では、例えば、上型と下型とで素材をプレスして所望の曲がり具合のチェーンテンショナーを作製している。特に、図9に示すチェーンテンショナー100における丸状に屈曲した先端部(以下、丸状部と言う場合がある)105の形成は、複数回、例えば3度のプレスを行いプレス毎に異なる金型を使用することで、長尺又は棒状の素材の先端部を丸状に曲げ加工している。
この種の線条の素材を曲げる装置が特許文献1に開示されている。特許文献1では、サッシやモールディング等を製造するにあたり、所定断面形状に折曲されたモールディング素材の軸線を複次元方向に曲げ加工するための装置を提案している。具体的には、特許文献1の図3に示すように、保持装置Bから送込まれるモールディング素材を挿通する少なくとも左右一対の曲げロールを揃え、これらの曲げロールの何れか一方をモールディング素材の送り込み方向に対して右又は左に揺動することによりモールディング素材を正確に曲げることができる。
特開昭60−158921号公報
しかし、特許文献1に示す装置では、単に左右一対のローラの何れか一方をモールディング素材の送り込み方向に対して右又は左に揺動させてそのローラの回転位置を変えるだけであるので、これらのローラの径よりも小さい曲率半径でモールディング素材を曲げることはできない。この場合、素材の曲がり具合をより大きくしようとローラの径を短くすると、サッシのようなアルミ合金等のモールディング材であれば剛性が足りなくても曲げることはできるが、鋼や予め焼き入れした線材、即ちプレハードン材は硬いため容易に丸状部を形成することができない。
また、図9に示すチェーンテンショナー100における丸状の先端部105を形成する際に、素材に対し複数回のプレスを行い、さらにプレス毎に異なる金型を使用するのでは、作業が煩雑であるばかりか、複数の金型を要するため金型費用が嵩んでしまう。また、このように複数の金型を使用する場合であっても、プレハードン材は容易に曲げることはできない。なお、長尺又は棒状の鋼材で成る素材をプレスして製造したワークに焼入処理を行うと、ワークに歪みが発生して形状が崩れてしまう。この場合、予め熱処理での変形を見込んだプレス、或いは熱処理後の形状の矯正が必要となり却って作業が煩雑となってしまう。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、簡単に長尺状のワークの端部を円を描くよう折り曲げて丸状部位を形成できる、曲げ加工装置を提供することを一目的とし、さらに、曲げ加工方法を提供することを他の目的とする。
上記一目的を達成するため、本発明の曲げ加工装置は、金属棒又は金属板で成る直線状の素材の一端部を挟持するクランプ手段と、素材の一端部を挟持したクランプ手段を回転する駆動手段と、を備えることを特徴としている。
クランプ手段は、回転台と、この回転台の表面から突出したピンと、このピンとの距離を可変に移動可能でピンとの協働で素材の一端部を挟持する可動部と、を備え、駆動手段で回転台を回転するようにしている。
上記他の目的を達成するために、本発明の曲げ加工方法は、金属棒又は金属板で成る直線状の素材を折り曲げてワークを製造する方法であって、素材の一端部をクランプ手段で挟持する第1工程と、一端部を挟持したクランプ手段を駆動手段によって回転させる第2工程と、を有し、素材の端部に丸状部を形成することを特徴とする。例えば、素材がプレハードン材であり、ワークがチェーンテンショナーである。
本発明によれば、クランプ手段によって素材の一端部を挟持する。そして、例えば制御装置によって駆動手段を駆動して回転台をまわす。このとき、ピンがその軸芯まわりに回転、具体的には、素材をピン表面に巻回させる方向へ回転する。これにより、素材の先端側がピンまわりに押し付けられて、図9に示すような丸状部が形成される。そして、素材を所定の長さにカットすることで、ワークが完成する。
ここで、特許文献1の装置と本発明とを比較すると、特許文献1の装置では、単に左右一対のローラの何れか一方をモールディング素材の送り込み方向に対して右又は左に揺動させてそのローラの回転位置を変えることで曲げ加工しており、その曲げ具合としてはローラの径よりも小さい曲率半径でモールディング素材を曲げることはできないが、本発明では、特許文献1の装置と基本的構成が異なり、ピンに素材を巻回させることを基調として素材を曲げ加工するため、大きな曲率の丸状部を形成することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。各図において同一又は対応する部材には同一符号を用いる。
本実施形態では二つの曲げ加工装置を用いて、金属棒又は金属板の直線状の素材で図9に示すチェーンテンショナー100を製造するようにしている。具体的には、第1の曲げ加工装置を用いてチェーンテンショナー100の先端部の丸状部105を形成し、第2の曲げ加工装置を用いてチェーンテンショナー100の屈曲部101,102,103と湾曲部104とを形成する。
以下、第1の曲げ加工装置と第2の曲げ加工装置について、それぞれ説明する。
〔第1の曲げ加工装置について〕
図1は本発明の実施形態に係る第1の曲げ加工装置1(以下、単に曲げ加工装置1と言う)の正面図であり、図2は図1の曲げ加工装置1の平面図である。
曲げ加工装置1は、テーブル10上に載置された駆動手段20と、この駆動手段20の上側に配設されるクランプ手段30と、を備えている。
駆動手段20は、クランプ手段30を回転させるものであり、例えばモーターから成り、その回転軸21は図1に一点鎖線で示す仮想鉛直線Zに沿って上下方向に延出している。
クランプ手段30は、図2に示すように、金属板で成る直線状の素材Wの一端部を挟持するものである。例えば、本実施形態において、クランプ手段30は、回転台31と、この回転台31の表面から突出したピン32と、ピン32との距離を可変に移動可能でピン32との協働で素材Wの一端部を挟持する可動部33と、を備えている。
図示例では、回転台31は、平面視において輪郭が長方形型に形成されているが、この形状に限定されるものではない。この回転台31は駆動手段20の回転軸21に連結されている。
ピン32は円柱状に形成されており、その軸芯方向が前述の仮想鉛直線Zと一致するように回転台31上に固定されている。
可動部33にはシャフト35の一端が連結されており、このシャフト35の他端部には操作ノブ36が連結されている。このシャフト35は、回転台31の端部から立設した壁部37に形成された貫通孔(図示省略)を挿通するように配設されている。そして、壁部37に対して操作ノブ36を押したり引いたりすることで、可動部33が動き、これによりピン32と可動部33との間隔を調整することができる。
この可動部33の先端部には切欠部38が形成されており、この切欠部38で素材Wの一端部を受容する。具体的には、切欠部38は、図3に示すように素材端面受部38Aと素材側面受部38Bとからなり、これらの素材端面受部38Aと素材側面受部38Bとで入隅を構成する。この入隅に素材のエッジが合わされて、素材Wの位置決めがなされる。このように一端部を切欠部38に受容された素材Wは、可動部33がピン32側へ移動することで、ピン32と可動部33とで素材Wの一端部が挟持される。
素材Wの一端部を挟持したクランプ手段30は、回転台31と共に駆動手段20によって回転させられる。このような駆動手段20の動作は、制御装置40によって制御されている。この制御装置40はコンピューターによって実現され、この種のコンピューターは、前もってインストールされたソフトウェアを実行することで、上記の駆動手段の駆動制御を行う。コンピューターは従来公知の構成のものを使用することができ、RAM,ROM,ハードディスクなどの記憶装置と、キーボード,ポインティング・デバイスなどの操作装置と、操作装置等からの指示により記憶装置に格納されたデータやソフトウェアを処理する中央処理装置(CPU)と,処理結果等を表示するディスプレイなどを備えている。
このように構成された曲げ加工装置によれば、先ずクランプ手段30によって素材Wの一端部を挟持する。そして、制御装置40によって駆動手段20を駆動して回転台31をまわす。このとき、ピン32がその軸芯、仮想鉛直線Zまわりに回転、具体的には、素材Wをピン表面に巻回させる方向へ回転する。これにより、素材Wの先端側がピンまわりに押し付けられて、図9に示すような、丸状部105が形成される。そして、素材Wを所定の長さにカットすることで、ワークが完成する。
この場合、素材Wとして高周波加熱を施したものを使用すれば、ワーク完成後に高周波加熱を施す手間を省ける。
このように本実施形態の曲げ加工装置1は、特許文献1の装置に比して有利な効果を有する。即ち、前述の特許文献1の装置が単に左右一対のローラの何れか一方をモールディング素材の送込み方向に対して右又は左に揺動させてそのローラの回転位置を変えることで曲げ加工しており、その曲げ具合としてはローラの径よりも小さい曲率半径でモールディング素材を曲げることはできないが、本実施形態における曲げ加工装置1では、特許文献1記載の装置と基本的な機構が異なり、ピンに素材Wを巻回させることで素材Wを曲げ加工するため、大きな曲率で例えば円を描くように360度近く曲げることができる。
さらに、本実施形態によれば、クランプ手段30によって素材Wの一端部を挟持した状態で、駆動手段20がクランプ手段30を回転するので、素材Wが鋼やプレハードン材等でも問題なく素材端部に丸状部105を形成することができる。
〔第1の曲げ加工装置の変形例について〕
図4は本発明の第1の曲げ加工装置の変形例に係る曲げ加工装置2を示す斜視図である。
この曲げ加工装置2は、駆動手段20と、クランプ手段30Aとを備えている。クランプ手段30Aは、円盤状の回転台31Aと、この回転台31Aの表面から突出したピン32Aと、この回転台31Aの表面から突出していてピン32Aへ向けて直線状に延出したガイド部33Aと、このガイド部33Aを摺動する可動部34Aと、を備えている。
ピン32Aは、第1実施形態のピン32と同様に円柱状に形成されており、その軸芯方向が前述の仮想鉛直線Zと一致するように、回転台31A上に固定されている。
さらに、本実施形態に係る曲げ加工装置2は、2本のレール51と、これらのレール51に沿って移動するスライドプレート52と、を備え、さらに駆動手段20はスライドプレート52上に配設されている。
このように構成された曲げ加工装置2によれば、先ず、クランプ手段30Aによって素材Wの一端部を挟持する。そして、制御装置40によって駆動手段20を駆動して回転台31Aをまわす。このとき、ピン32Aがその軸芯、仮想鉛直線Zまわりに回転、具体的には、素材Wをピン表面に巻回させる方向へ回転する。これにより、素材Wの先端側がピンまわりに押し付けられて、図9に示すような、丸状部105が形成される。次に、スライドプレート52をレール51に沿って移動させる。これにより、素材Wを所定距離移動させることができる。この場合、図4に示すように、素材供給側に素材カット手段70があれば、スライドプレート52を所定距離移動させて、素材Wを所定の長さにカットすることが容易に行える。
〔第2の曲げ加工装置について〕
図5は本発明の実施形態に係る第2の曲げ加工装置3(以下、単に曲げ加工装置3と言う)の正面図であり、図6は図5の曲げ加工装置3の平面図である。
第2の曲げ加工装置3は、テーブル110上に載置されたスライド手段120と、このスライド手段120上に配設される駆動手段130と、この駆動手段130上に配置される2本の回転ピン140と2本の固定ピン150と、を備えている。
スライド手段120は、テーブル上面に固定した2本の第1レール121と、これらの第1レール121に沿って移動する第1スライドプレート122と、この第1スライドプレート122上に配設され上記第1レール121の延出方向とは異なる方向へ延びた2本の第2レール123と、これらの第2レール123に沿って移動する第2スライドプレート124と、を備えている。
この第2スライドプレートの上面に駆動手段130が固定されている。
駆動手段130は、例えばモーターから成り、その回転軸131は図5に一点鎖線で示す仮想鉛直線Z’に沿って上下方向に延出している。この駆動手段130の回転軸131には、円盤状の回転台132が取り付けられている。図示例では、回転台132は、平面視において輪郭が円形型に形成されているが、この形状に限定されるものではない。
この回転台132の上面から突出するように2本の回転ピン140が配設されている。2本の回転ピン140は円柱状に形成されており、両者の中間位置が上記仮想鉛直線Z上に位置するように回転台132に取り付けられている。したがって、2本の回転ピン140は上記仮想鉛直線Z’を中心として上記仮想鉛直線Z’まわりに回転する。これらの回転ピン140の高さH1は、図5に示すように、素材Wの高さH2よりも高く設定されている。これらの2本の回転ピン140の間を金属板で成る直線状の素材Wが挿通する。
なお、図示を省略するが、曲げ加工装置3には、2本の回転ピン140の間に金属板で成る直線状の素材Wを送込む手段が設けられている。
さらに、本実施形態では、これらの2本の回転ピン140のそばに、円柱状の2本の固定ピン150が設けられている。具体的には、2本の回転ピン140の間を通過した素材Wの延出先に2本の固定ピン150が、回転ピン140と同じ高さ位置に設けられている。これらの2本の固定ピン150は、駆動手段130のケース135に固定したブラケット136の上面から上方へ突出するように設けられている。これらの固定ピン150の高さH3は、図5に示すように、素材Wの高さH2よりも高く設定されている。また、2本の固定ピン150は、図6に示すように、固定ピン同士を結んだ仮想線Xが素材の延出方向Yと直交するように、ブラケット136に取り付けられている。
このように、2本の回転ピン140の間に素材Wの一部が挿入された状態で、駆動手段130が回転台132を回すことで、素材Wが部分的に曲げられる。このような駆動手段130の駆動は、制御装置40によって制御される。
このように構成された曲げ加工装置3によれば、先ず図7(A)に示すように、ピン同士を結んだ仮想ラインX1、X2が互いに平行になるように回転ピン140の向きを調整した状態で、2本の回転ピン140と2本の固定ピン150との間にそれぞれ真っ直ぐに延びた素材Wを通す。そして、制御装置40によって駆動手段130を駆動して回転台132をまわす。このとき、素材Wは2本の回転ピン140による回転によって素材全体が回転しようとするが、固定ピン150が素材全体の回転を規制する。そして、2本の回転ピン140によって挟まれた部位に回転ピン140による応力が加わることで、図7(B)に示すように当該部位を境に素材Wが曲げられる。このとき、駆動手段130が回転台132を所望の回転角度に回転させることで、素材Wを所望の湾曲率で曲げることができる。
この場合、素材Wとして高周波加熱を施したものを使用すれば、ワーク完成後に高周波加熱を施す手間を省ける。
このように、本発明の実施形態に係る曲げ加工装置3によれば、素材Wに対して2本の回転ピン140の回転角度を調整することで、複数の湾曲率の異なる曲げを実現できる。よって、本実施形態の曲げ加工装置3によれば、少量多品種のワーク製造を安価に実現できる。
また、本実施形態では、スライド手段120を備え、回転ピン140及び固定ピン150が、第1レール121及び第2レール123の延出方向に移動できるため、図示を省略するが、素材Wの両端が他の治具に固定されている場合に、素材Wに対する回転ピン140及び固定ピン150の位置を調節できることからも、多品種のワークの製造に好適である。
〔チェーンテンショナー100の製造について〕
先ず、前述の第1の曲げ加工装置1又は2によって素材Wの先端部を加工して、素材の先端部に丸状部105を形成する。そして、曲げ加工装置におけるスライドプレート52をレール51に沿って移動させ、素材Wを送出元から引き出し所望の長さにカットする。
次に、カットした素材を前述の第2の曲げ加工装置3にセットして、長尺で真っ直ぐに延びた細幅の金属板の長手方向の所望の中間部分を加工して、所望の曲がり具合の屈曲部や湾曲部を形成する。例えば図9に示すチェーンテンショナー100の屈曲部101,102,103は、素材の延出方向Y(図6)に対して、駆動手段130が回転ピン140を図6における平面視で左側或いは右側へ所望角度回転することで形成される。
また、屈曲部101より先端側の緩やかな湾曲部104は、先端部から屈曲部101までの部分を複数カ所で回転ピン140を小さい回転角度で回転させて折り曲げポイント毎に緩やかに折り曲げることで形成できる。
このように、第1の曲げ加工装置1,2と第2の曲げ加工装置3とにおける曲げ加工を経て、図9に示すワーク、例えばチェーンテンショナー100を製造することができる。
この場合、素材として鋼やプレハードン材を用いても、本実施形態の第2の曲げ加工装置3によれば、スプリングバックを考慮して回転ピン140を単に所定角度回転させるだけで所望の曲率の湾曲を形成することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨を逸脱しない範囲内での種々の設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
例えば、素材は図示例のように細幅の板状のものに限らず、断面が円形の棒材であってもよい。この場合、クランプ手段によって、素材をクランプする部位、即ち、ピン32,32Aと可動部33,34Aとは、図5に示すように、素材が当たる面が湾曲面を成すよう高さ方向の中間部位が括れて形成されている。
本発明の実施形態に係る第1の曲げ加工装置の正面図である。 図1の曲げ加工装置の平面図である。 図1の曲げ加工装置における可動部を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る第1の曲げ加工装置の変形例の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第2の曲げ加工装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る第2の曲げ加工装置の平面図である。 図5の第2の曲げ加工装置の動作を説明するための図である。 本発明に他の実施形態に係るピンと可動部を示す斜視図である。 従来のチェーンテンショナーを示す図である。
符号の説明
1,2 加工装置
10 テーブル
20 駆動手段
21 回転軸
30,30A クランプ手段
31,31A 回転台
32,32A ピン
33,34A 可動部
33A ガイド部
35 シャフト
36 操作ノブ
37 壁部
38 切欠部
38A 素材端面受部
38B 素材側面受部
40 制御装置
51 レール
52 スライドプレート
70 素材カット手段
100 チェーンテンショナー
105 丸状部
W 素材
Z 仮想鉛直線

Claims (5)

  1. 金属棒又は金属板で成る直線状の素材の一端部を挟持するクランプ手段と、上記素材の一端部を挟持した上記クランプ手段を回転する駆動手段と、を備える、曲げ加工装置。
  2. 前記クランプ手段が、回転台と、この回転台の表面から突出したピンと、このピンとの距離を可変に移動可能で該ピンとの協働で前記素材の一端部を挟持する可動部と、を備え、
    前記駆動手段が上記回転台を回転する、請求項1に記載の曲げ加工装置。
  3. レールと、このレールに沿って移動するスライド部材と、を備え、
    前記駆動手段が上記スライド部材上に配設されている、請求項1又は2に記載の曲げ加工装置。
  4. 金属棒又は金属板で成る直線状の素材を折り曲げてワークを製造する方法であって、
    上記素材の一端部をクランプ手段で挟持する第1工程と、
    上記一端部を挟持したクランプ手段を駆動手段によって回転させる第2工程と、を有し、
    上記素材の端部に丸状部を形成する、曲げ加工方法。
  5. 2本の回転ピンと当該回転ピンのそばに設けた2本の固定ピンとの間に素材を挿入する第3工程と、
    2本の回転ピンの間と2本の固定ピンの間に素材が挿入した状態で、上記回転ピンを駆動手段によって回転する第4工程と、をさらに有し、
    前記素材に湾曲部或いは屈曲部を形成する、請求項4に記載の曲げ加工方法。
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