JP2010050878A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影レンズの取外し及び取付け作業中に生じる異常音の記録を中止またはその記録音量を調整することにより動画及び周囲環境音の記録を違和感なく継続させることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 光学系2を着脱可能な装着部と、装着部に対する光学系2の取外し作業中か否か、及び取付け作業中か否かを検出する検出部24と、光学系2を介した被写体光を撮像する撮像素子20と、撮像素子20から出力される撮像信号に基づく動画を記録する動画記録部26と、周囲環境の音を記録する音記録部26と、動画記録部26による動画の記録及び音記録部26による音の記録が行われている最中で、且つ検出部24により光学系2の取外し作業中及び取付け作業中であることを検出している間は、音記録部26に対して音を所定の音量以下で記録、または音の記録を中止せしめる所定制御を行う制御部22とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、動画及び周囲環境音を記録可能な撮像装置に関するものである。
例えば一眼レフ式の電子カメラのように撮影レンズが交換可能に構成されている撮像装置において、スルー画像(ライブビュー画像)の表示及びイメージセンサクリーニング(ダストリダクション)を同時に行った場合には、イメージセンサクリーニングを行うことにより生じるノイズや撮像素子の振動等によりスルー画像が見苦しくなるため、スルー画像の表示を固定、またはスルー画像を非表示にしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−53846号公報
ところで、スルー画像の表示中にイメージセンサクリーニングを行う場合だけでなく、動画及び周囲環境音の記録中に撮影レンズの交換を行った場合においても、撮影レンズを取り外した状態では被写体像が撮像素子の撮像面に結像されないため、動画及び周囲環境音の記録を停止する場合があった。しかし、この場合には、動画及び音の記録を停止するため、1つのファイルとして撮影レンズ交換前後の動画を記録することができず、更に撮影レンズ交換中の音を記録することができなかった。一方、撮影レンズの交換中においても動画及び音の記録を継続した場合には、撮影レンズを装置本体から取り外す作業中及び装置本体に取り付ける作業中に発生する音が大音量で記録され、動画再生時に違和感のある異常音として再生されるという問題が生じる。
本発明の目的は、撮影レンズの取外し及び取付け作業中に生じる異常音の記録を中止またはその記録音量を調整することにより動画及び周囲環境音の記録を違和感なく継続させることができる撮像装置を提供することである。
本発明は以下のような解決手段により上記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施の形態に対応する符号を付して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の撮像装置は、光学系(2)を着脱可能な装着部(16)と、前記装着部(16)に対する前記光学系(2)の取外し作業中か否か、及び取付け作業中か否かを検出する検出部(24)と、前記光学系(2)を介した被写体光を撮像する撮像素子(20)と、前記撮像素子(20)から出力される撮像信号に基づく動画を記録する動画記録部(26)と、周囲環境の音を記録する音記録部(26)と、前記動画記録部(26)による前記動画の記録及び前記音記録部(26)による前記音の記録が行われている最中で、且つ前記検出部(24)により前記光学系(2)の取外し作業中及び取付け作業中であることを検出している間は、前記音記録部(26)に対して前記音を所定の音量以下で記録、または前記音の記録を中止せしめる所定制御を行う制御部(22)とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、光学系の取外し及び取付け作業中に生じる異常音の記録を中止またはその記録音量を調整することにより動画及び周囲環境音の記録を違和感なく継続させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る電子カメラについて説明する。図1及び図2は実施の形態に係る電子カメラ1の外観を示す図であり、図1は正面斜視図、図2は背面図である。
図1に示すように、電子カメラ1の正面中央部には、被写体からの光をカメラ内部に導く撮影レンズ2aを備えたレンズユニット2が装着されている。レンズユニット2は、電子カメラ1本体のマウント開口部15(図3参照)の周囲に形成されたレンズマウント16(図3参照)に対して着脱可能に構成されている。また、電子カメラ1の上面には、撮影を行う際に操作されるシャッタボタン3、静止画撮影モードや動画撮影モード等の選択を行うための撮影モードダイアル4が設けられている。また、電子カメラ1の正面には、動画の撮影の際に動画と共に記録される音声等の周囲環境音を集音するマイク5が設けられている。
また、図2に示すように、電子カメラ1の背面上部には、撮影される被写体を視認する光学ファインダ6が設けられており、その下方には、スルー画像、撮影画像及び撮影に関する種々の情報などを表示する背面モニタ7が設けられている。背面モニタ7の右側には、環状に形成されたマルチセレクタ8が設けられており、その内側には、マルチセレクタ8の操作によって選択された項目の決定等の際に押下する決定ボタン8aが設けられている。また、背面モニタ7の左側には、撮影された画像を背面モニタ7に再生表示させる際に操作される再生ボタン11、デジタルカメラ1の各種設定を行うメニュー画面の表示などの際に操作されるメニューボタン12が設けられている。
図3は、レンズユニット2をレンズマウント16から取り外した状態を示す図である。図3に示すように、レンズマウント16には、レンズユニット2と電気的に接続するための接続端子17、及びレンズマウント16の面に対して出没可能な突起部18が設けられている。レンズユニット2が電子カメラ1本体に取り付けられているとき、接続端子17はレンズユニット2のレンズマウント16との接触面に設けられている図示しない接続端子と電気的に接続されており、電子カメラ1及びレンズユニット2は、有線の通信が可能である。突起部18は、レンズユニット2が電子カメラ1本体に取り付けられているとき、レンズマウント16の面に対して埋没している。
レンズユニット2をレンズマウント16から取り外す際には、まず、レンズマウント16の側部に設けられた図示しないレンズ取外しボタンを押下した状態でレンズユニット2をレンズマウント16の側部に表示される着脱指標(図示せず)まで回動させる。レンズユニット2が回動され始めたとき、即ちレンズユニット2の取外し作業を開始したとき、接続端子17とレンズユニット2の接続端子との接合が外れる。従って、電子カメラ1とレンズユニット2との電気的な接続が解除され、互いに通信できなくなる。レンズユニット2を着脱指標まで回動させた後、レンズユニット2をマウント開口部15から引き抜く。レンズユニット2が引き抜かれたとき、即ちレンズユニット2の取外し作業が終了したとき、突起部18は、レンズマウント16の面に対して突出する。
一方、レンズユニット2をレンズマウント16に取り付ける際には、まず、レンズユニット2に表示される着脱指標(図示せず)とレンズマウント16の側部に表示される着脱指標を一致させた状態でレンズユニット2をマウント開口部15に差し込む。レンズユニット2がマウント開口部15に差し込まれたとき、即ちレンズユニット2の取付け作業を開始したとき、突起部18は、レンズマウント16の面に対して埋没し始める。そして、レンズユニット2をマウント開口部15に差し込んだ後、接続端子17とレンズユニット2の接続端子とが接合し、電子カメラ1及びレンズユニット2が互いに通信可能な状態となるまで、レンズユニット2を回動させる。
図4は、実施の形態に係る電子カメラ1のシステム構成を示すブロック図である。撮像素子20は、CCDまたはCMOS等により構成され、撮影レンズ2aを介した被写体光を撮像して撮像信号を信号処理部21に対して出力する。撮像素子20から出力される撮像信号は、信号処理部21においてアナログ信号からデジタル信号に変換され、制御部22に対して出力される。
制御部22は、マイクロプロセッサ等により構成され、電子カメラ1の各部を統括的に制御する。制御部22は、信号処理部21から出力されるデジタル信号の画像データに対して各種の画像処理(ホワイトバランス調正、色補正、階調補正等)を行い、画像処理された画像データを撮影日時、露出等の撮影に関する情報と共に、Exif(Exchangable image file format)等の所定の形式で、バッファメモリ25に一時的に記憶させる。
操作部23は、電源をオン/オフする電源スイッチ、図1及び図2に示すシャッタボタン3、撮影モードダイアル4、マルチセレクタ8、及び各種ボタン8a,11,12等を含んで構成されている。検出部24は、マウント開口部15に対するレンズユニット2の取外し作業中か否か、及び取付け作業中か否かを検出する。具体的には、レンズユニット2の取外し作業の開始及び終了、取付け作業の開始及び終了を検出する。ここで、取外し作業の開始及び取付け作業の終了は電子カメラ1本体とレンズユニット2とが通信可能であるか否か、取外し作業の終了及び取付け作業の開始は突起部18が完全に突出しているか否かにより判別する。検出部24による検出結果は、制御部22に対して出力される。
記録媒体26は、電子カメラ1に設けられたカードスロット(図示せず)に着脱可能に装着される可搬性を有する記録媒体であり、例えば、CFカード、SDカード、スマートメディア等が用いられる。記録媒体26には、制御部22によりバッファメモリ25から読み込まれた画像データ及び画像データに付加されている撮影に関する情報等が記録される。また、記録媒体26には、マイク5により集音された音が記録される。バス27は、制御部22から出力される制御信号を電子カメラ1の各部に送信するための送信路である。バス27には、背面モニタ7、検出部24、バッファメモリ25、記録媒体26が接続されている。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、実施の形態に係る電子カメラ1の動画撮影時の処理について説明する。なお、電子カメラ1は、静止画撮影モードと動画撮影モードを有しており、静止画撮影モードは、静止画像の撮影を行うモードであり、動画撮影モードは、動画像の撮影及び周囲環境音(以下、音という)の録音を行うモードである。
まず、制御部22は、レンズユニット2の装着、及び撮影モードダイアル4により動画撮影モードが選択されたことを確認すると(ステップS10)、ユーザーによりシャッタボタン3が押下されたか否かの判別を行う(ステップS11)。制御部22は、シャッタボタン3が押下されると(ステップS11:Yes)、撮像素子20により撮像される被写体像(動画)及びマイク5により集音される音を記録媒体26に記録させる処理を開始する(ステップS12)。
次に、制御部22は、検出部24による検出結果からレンズユニット2との有線の通信が可能か否かの判別を行う(ステップS13)。即ち、接続端子17とレンズユニット2の接続端子とが接合されている場合には、検出部24は、制御部22に対してレンズユニット2との有線の通信が可能であるという検出結果を出力し、接続端子17とレンズユニット2の接続端子とが接合されていない場合には、検出部24は、制御部22に対してレンズユニット2との有線の通信が可能でないという検出結果を出力する。レンズユニット2との有線の通信が可能であると判別した場合(ステップS13:Yes)、制御部22は、接続端子17とレンズユニット2の接続端子が接合されていることから、レンズマウント16に対してレンズユニット2が完全に装着された状態であると判断し、動画及び音の記録を継続する。
一方、レンズユニット2との有線の通信が可能でないと判別した場合(ステップS13:No)、制御部22は、接続端子17とレンズユニット2の接続端子が接合されていないことから、レンズマウント16に対してレンズユニット2が完全に装着されていない状態であると判断する。即ち、制御部22は、レンズユニット2との有線の通信が可能でないことから、レンズマウント16に対するレンズユニット2の取外し作業が開始したと判断し、レンズユニット2の取外し作業中に係る処理を開始する(ステップS14)。取外し作業が開始したときとは、レンズユニット2が取外しのために回動され始めたときのことである。なお、レンズ取外しボタンが押されたことを検出することにより、レンズユニット2の取外し作業の開始を検出することもできる。
図6は、ステップS14におけるレンズユニット2の取外し作業中に係る処理について説明するためのフローチャートである。まず、制御部22は、マイク5により集音される音の記録を中止する(ステップS30)。図7は、電子カメラ1の動画撮影時の処理について説明するためのタイムチャートである。図7に示すように、時間tのとき、シャッタボタン3が押下され(図5のステップS11)、動画及び音の記録が開始される(ステップS12)。動画及び音の記録は継続され、時間tのとき、レンズユニット2との有線の通信が可能でないと判別されると(ステップS13:No)、音の記録は中止(中断)されるが、動画の記録は継続される。このとき、背面モニタ7に表示されている動画(スルー画)上に「レンズ交換中」等の文字を表示することもできる。
次に、制御部22は、検出部24の検出結果から突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出しているか否かを判別する(ステップS31)。突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出している状態とは、レンズユニット2と突起部18の先端とが触れておらず、突起部18の先端がレンズユニット2によりレンズマウント16の面に向けて押されていない状態のことである。突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出していない場合には(ステップS31:No)、制御部22は、レンズユニット2が突起部18の先端をレンズマウント16の面に向けて押している状態であるため、レンズユニット2が電子カメラ1の本体から完全に取り外されていない、即ちレンズユニット2の取外し作業の途中であると判断し、音の記録の中止(中断)を継続し、動画の記録のみを行う。
一方、突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出している場合には(ステップS31:Yes)、制御部22は、レンズユニット2と突起部18の先端とが触れていないため、レンズユニット2が電子カメラ1の本体から完全に取り外された、即ちレンズユニット2の取外し作業が終了したと判断し(レンズユニット2が電子カメラ1の本体から完全に離脱した状態であると判断し)、音の記録を再開する(ステップS32)。取外し作業が終了したときとは、レンズユニット2がマウント開口部15から完全に引き抜かれたときのことである。図7においては、時間t〜tの間はレンズユニット2の取外し作業中であるため、音の記録の中止(中断)は継続され、時間tのとき、突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出していると判別され(ステップS31:Yes)、音の記録を再開する。
図5に戻り、レンズユニット2の取外し作業が終了した後、制御部22は、検出部24の検出結果から突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出しているか否かを判別する(ステップS15)。突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出していない場合には(ステップS15:No)、制御部22は、レンズマウント16に対するレンズユニット(レンズユニット2、またはレンズユニット2とは異なる他のレンズユニット、以下まとめてレンズユニット2´という)の取付け作業が開始したと判断し、レンズユニット2´の取付け作業中に係る処理を開始する(ステップS16)。取付け作業が開始したときとは、レンズユニット2´がマウント開口部15に差し込まれたときのことである。
図8は、ステップS16におけるレンズユニット2´の取付け作業中に係る処理について説明するためのフローチャートである。まず、制御部22は、マイク5により集音される音の記録を中止する(ステップS40)。図7に示すように、時間tのとき、突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出していないと判別されると(図5のステップS15:No)、音の記録は中止されるが、動画の記録は継続される。
次に、制御部22は、検出部24の検出結果からレンズユニット2´との有線の通信が可能か否かを判別する(ステップS41)。レンズユニット2´との有線の通信が可能でない場合(ステップS41:No)、制御部22は、レンズユニット2´が完全に装着されていない、即ちレンズユニット2´の取付け作業中であると判断し、音の記録の中止(中断)を継続し、動画の記録のみを行う。一方、レンズユニット2´との通信が可能である場合(ステップS41:Yes)、制御部22は、レンズユニット2´が完全に装着された、即ちレンズユニット2´の取付け作業が終了したと判断し、音の記録を再開する(ステップS42)。取付け作業が終了したときとは、レンズユニット2´をマウント開口部15に差し込んだ後、接続端子17とレンズユニット2´の接続端子とが接合し、電子カメラ1及びレンズユニット2´が互いに通信可能な状態となるまで、レンズユニット2´が回動されたときのことである。図7においては、時間t〜tの間は取付けの作業中であるため、音の記録の中止は継続され、時間tのとき、レンズユニット2´との通信が可能であると判別され(ステップS41:Yes)、音の記録を再開する。このとき、背面モニタ7に表示されている動画(スルー画)上に「レンズ交換中」等の文字を表示していた場合には、音の記録を再開すると同時にその文字の表示を停止する。
一方、図5に戻り、突起部18がレンズマウント16の面に対して完全に突出している場合には(ステップS15:Yes)、制御部22は、レンズユニット2が電子カメラ1から完全に取り外され、音の記録が再開されてから(図6のステップS32の処理から)、所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS17)。所定時間は、予め設定され、図示しないメモリ等に記憶されており、変更可能に構成されている。所定時間が経過していない場合には(ステップS17:No)、制御部22は、ユーザーによるレンズユニット2´の取付け作業の開始を待機するため、ステップS15の処理に戻る。一方、所定時間が経過した場合には(ステップS17:Yes)、制御部22は、ユーザーによるレンズユニット2´の取付け作業は行われないと判断し、所定時間経過後に係る処理を開始する(ステップS18)。所定時間は、レンズユニット2の取外し作業が終了した後、レンズユニット2´の取付け作業が開始されるか否かの判断に用いられる時間であることを考慮して設定される。
図9は、ステップS18における所定時間経過後に係る処理について説明するためのフローチャートである。まず、制御部22は、所定時間経過しているため、レンズマウント16に対してレンズユニット2´が取り付けられることはないと判断し、撮像素子20により撮像される動画及びマイク5により集音される音の記録を停止する(ステップS50)。即ち、図10に示すように、時間tのとき、レンズユニット2の取外し作業が終了したと判別されたため、音の記録を再開するが、所定時間(t−t)が経過した時間tのとき、動画及び音の記録を停止する。
次に、制御部22は、例えば図11に示すようなメニューを背面モニタ7において表示する(ステップS51)。そして、制御部22は、ユーザーによる選択を取得し(ステップS52)、ステップS52において取得したユーザーによる選択に従い、所定時間(t−t)中、即ちレンズユニット2の取外し作業の終了時から所定時間経過後までの間に記録された動画及び音の処理を行う(ステップS53)。ユーザーが「動画及び音を保存」を選択した場合には、制御部22は、所定時間(t−t)中に記録媒体26に記録された動画及び音をそのままの状態で保存する。このとき、時間t〜tの間の動画及び音が1つのファイルとして記録媒体26に記録される。また、ユーザーが「音を保存」を選択した場合には、制御部22は、所定時間(t−t)中に記録媒体26に記録された動画を例えば黒画像等に置き換え、所定時間(t−t)中に記録媒体26に記録された音をそのままの状態で保存する。このとき、時間t〜tの間の動画(時間t〜tの間は黒画像等)及び音が1つのファイルとして記録媒体26に記録される。また、ユーザーが「動画及び音を削除」を選択した場合には、制御部22は、所定時間(t−t)中に記録媒体26に記録された動画及び音を削除する。このとき、時間t〜tの間の動画及び音が1つのファイルとして記録媒体26に記録される。
なお、レンズユニット2の取外し作業が終了してから所定時間が経過する前に、レンズユニット2´が取り付けられることなく電源スイッチがオフされた場合にもステップS50〜S53と同様の処理を行う。この場合には、次に電源スイッチがオンされたときに図11に示すようなメニューを表示し、ユーザーによる選択を取得する。また、所定時間経過後、ユーザーがメニュー画面において選択を行わずに電源スイッチがオフされた場合にも同様の処理を行う。
図5に戻り、レンズユニット2´の取付け作業が終了した後、制御部22は、ユーザーによりシャッタボタン3が押下されたか否かの判別を行う(ステップS19)。シャッタボタン3が押下されていない場合には(ステップS19:No)、制御部22は、ステップS13に戻り、ステップS13〜ステップS19の処理を繰り返す。一方、シャッタボタン3が押下されると(図7に示す時間t)、制御部22は、撮像素子20により撮像される被写体像(動画)及びマイク5により集音される音を記録媒体26に記録させる処理を終了する(ステップS20)。
なお、動画撮影時の何れのタイミングにおいても、ユーザーによりシャッタボタン3が押下された場合には、動画及び音の記録を終了する。レンズユニット2が取り外されてから所定時間が経過する前に、レンズユニット2´が取り付けられることなくシャッタボタン3が押下された場合には、ステップS50〜S53の処理を行う。
この実施の形態に係る電子カメラによれば、レンズユニットの取外し及び取付け作業中に生じる異常音の記録を中止することにより、レンズユニットの取外し作業中及び取付け作業中に発生する音が大音量で記録されるのを防止することができ、動画及び音の記録を違和感なく継続させることができる。したがって、1つのファイルとしてレンズユニットの交換前後の動画を記録することもでき、更にレンズユニットの取外し作業の終了から取付け作業の開始までの間の音を記録することもできる。また、レンズユニット2が取り外されてから、レンズユニット2´が取り付けられることがなく所定時間が経過した場合、所定時間中に記録された動画及び音の保存または削除を選択することができる。したがって、レンズユニット2を取り外したときに動画記録を終了させる予定だった場合には所定時間中に記録された動画及び音を削除することにより記録媒体の容量を有効に使用することができ、レンズユニット2を取り外したときに動画記録を終了させない予定だった場合には所定時間中に記録された動画及び音、または音を保存することができる。
なお、この実施の形態においては、レンズユニット2の取外し作業の開始から終了まで、及びレンズユニット2´の取付け作業の開始から終了までの間、音の記録を中止しているが、音を所定の音量以下で記録することもできる。所定の音量は、予め設定され、図示しないメモリ等に記憶されており、変更可能に構成されている。音を小さい音量で記録することにより、レンズユニットの取外し作業中や取付け作業中に発生する音も小さい音で記録される。また、周囲の音声等も小さい音量ではあるが記録されるため、再生時に音が突然途切れることもなく、違和感なく動画及び音を再生することができる。
また、この実施の形態においては、レンズユニット2の取外し作業の終了を、突起部18が突出しているか否かを判別することにより検出しているが、図12に示すように、突起部18に代えてレンズマウント16上にレンズユニット2と電気的に接続するための検出用接続端子30を設け、この検出用接続端子30を用いて検出することもできる。即ち、レンズユニット2を着脱指標まで回動させた後にレンズユニット2の接続端子と接合する位置に検出用接続端子30を設ける。レンズユニット2が電子カメラ1本体に完全に取り付けられているとき、検出用接続端子30は、レンズユニット2の接続端子と接合しておらず、電子カメラ1及びレンズユニット2は、検出用接続端子30を介した有線の通信を行うことができない。レンズユニット2を着脱指標まで回動させた後、検出用接続端子30は、レンズユニット2の接続端子と接合し、電子カメラ1及びレンズユニット2は、検出用接続端子30を介した有線の通信を行うことができる。そして、レンズユニット2が電子カメラ1本体から引き抜かれたとき、検出用接続端子30とレンズユニット2の接続端子との接合が外れ、電子カメラ1及びレンズユニット2は、再び検出用接続端子30を介した有線の通信を行うことができなくなる。したがって、制御部22は、検出部24を介して、検出用接続端子30を介した有線の通信が可能であることを検出した後、再び検出用接続端子30を介した有線の通信を行うことができなくなったことを検出することにより、レンズユニット2の取外し作業が終了したと判断する。
また、レンズユニット2の取外し作業の終了及びレンズユニット2´の取付け作業の開始を、記録中の動画の状態より検出することもできる。即ち、記録中の動画の画像輪郭(エッジ)を検出し、検出した動画の画像輪郭が所定値以下であるか否かを判別することにより、レンズユニット2の取外し作業の終了及びレンズユニット2´の取付け作業の開始を検出する。所定値は、予め設定され、図示しないメモリ等に記憶されており、変更可能に構成されている。画像輪郭が所定値以下である画像とは、画像輪郭がはっきりしない画像のことである。画像輪郭が所定値以下となったとき、制御部22は、撮影レンズを介していない被写体光を撮像素子20が撮像しているため画像輪郭がはっきりしない動画を記録していると判断し、レンズユニット2の取外し作業が終了したと判断する。一方、レンズユニット2の取外し作業の終了後、画像輪郭が所定値より大きくなったとき、制御部22は、レンズユニット2´の取付け作業を開始したため撮影レンズを介した被写体光を撮像素子20が撮像し始めたと判断し、レンズユニット2´の取付け作業が開始したと判断する。
また、レンズユニット2,2´に無線通信用の送信部、電子カメラ1本体に無線通信用の受信部を設け、この無線通信用の送信部及び受信部を用いてレンズユニット2の取外し作業の終了及びレンズユニット2´の取付け作業の開始を検出することもできる。即ち、レンズユニット2が電子カメラ1本体に取り付けられているとき、受信部は、送信部から送信される信号を受信でき、レンズユニット2が電子カメラ1本体から引き抜かれたとき、受信部は、送信部から送信される信号を受信することができなくなるように設定する。具体的には、受信部が送信部から送信される信号を受信できる距離を数mm〜1cmに設定する。そして、制御部22は、検出部24を介して、受信部による送信部からの信号の受信ができなくなったことを検出することにより、レンズユニット2の取外し作業が終了したと判断する。また、制御部22は、検出部24を介して、受信部による送信部からの信号の受信が可能であることを検出することにより、レンズユニット2´の取付け作業が開始したと判断する。
また、この実施の形態においては、所定時間経過後に背面モニタ7にメニューを表示し、ユーザーによる選択を取得しているが、所定時間中に記録された動画及び音を保存、音を保存、または動画及び音を削除するかを予め設定しておいてもよい。この場合には、所定時間経過後に背面モニタ7にメニューを表示することなく、予め設定されているユーザーによる選択に従い、所定時間中に記録された動画及び音の処理を行う。
また、外付けマイクを電子カメラ1の音入力端子を介して接続し、マイク5からでなく、接続された外付けマイクから音を集音して記録する場合、外付けマイクの配置位置を調整することにより、レンズユニットの取外し作業中及び取付け作業中に発生する音が大音量で記録されるのを防止することができる。したがって、制御部22は、外付けマイクからの音を記録している場合には、レンズユニットの取外し作業中及び取付け作業中に音の記録を中止することなく、動画及び音の記録を継続する。
実施の形態に係る電子カメラの外観を示す正面斜視図である。 実施の形態に係る電子カメラの外観を示す背面図である。 レンズユニットを取り外した状態を示す図である。 実施の形態に係る電子カメラのシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る電子カメラの動画撮影時の処理について説明するためのフローチャートである。 レンズユニットの取外し作業中に係る処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る電子カメラの動画撮影時の処理について説明するためのタイムチャートである。 レンズユニットの取付け作業中に係る処理について説明するためのフローチャートである。 所定時間経過後に係る処理について説明するためのフローチャートである。 実施の形態に係る電子カメラの動画撮影時の処理について説明するためのタイムチャートである。 メニューが背面モニタに表示されている状態を示す図である。 他の電子カメラの外観を示す図である。
符号の説明
1…電子カメラ、2…レンズユニット、2a…撮影レンズ、3…シャッタボタン、4…撮影モードダイアル、5…マイク、6…光学ファインダ、7…背面モニタ、8…マルチセレクタ、15…マウント開口部、16…レンズマウント、17…接続端子、18…突起部、20…撮像素子、21…信号処理部、22…制御部、23…操作部、24…検出部、25…バッファメモリ、26…記録媒体、27…バス。

Claims (11)

  1. 光学系を着脱可能な装着部と、
    前記装着部に対する前記光学系の取外し作業中か否か、及び取付け作業中か否かを検出する検出部と、
    前記光学系を介した被写体光を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力される撮像信号に基づく動画を記録する動画記録部と、
    周囲環境の音を記録する音記録部と、
    前記動画記録部による前記動画の記録及び前記音記録部による前記音の記録が行われている最中で、且つ前記検出部により前記光学系の取外し作業中及び取付け作業中であることを検出している間は、前記音記録部に対して前記音を所定の音量以下で記録、または前記音の記録を中止せしめる所定制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出部は、前記光学系の取外し作業の開始及び終了を検出し、
    前記制御部は、前記光学系の取外し作業の開始から終了までの間、前記音記録部に前記所定制御を実行せしめることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記検出部は、前記光学系の取付け作業の開始及び終了を検出し、
    前記制御部は、前記光学系の取付け作業の開始から終了までの間、前記音記録部に前記所定制御を実行せしめることを特徴とする請求項1または請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記検出部は、前記光学系との有線の通信が可能か否かを判別することにより、前記光学系の取外し作業の開始及び前記光学系の取付け作業の終了を検出することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記装着部に出没可能な突起部を備え、
    前記検出部は、前記突起部が突出しているか否かを判別することにより、前記光学系の取外し作業の終了及び前記光学系の取付け作業の開始を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記動画が所定状態の画像であるか否かを判定する判定部を備え、
    前記検出部は、前記判定部による判定結果に基づいて、前記光学系の取外し作業の終了及び前記光学系の取付け作業の開始を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記所定状態の画像は、所定値以下の画像輪郭を有する画像であることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 前記光学系の取外しの終了及び前記光学系の取付けの開始を検出するための有線または無線の検出用通信部を更に備え、
    前記検出部は、前記検出用通信部による通信が可能か否かを判別することにより、前記光学系の取外し作業の終了及び前記光学系の取付け作業の開始を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御部は、前記検出部が前記光学系の取外し作業の終了を検出すると、前記音記録部に対して音記録を再開せしめ、前記検出部による前記光学系の取外し作業の終了の検出から前記光学系の取付け作業の開始の検出までの時間が所定時間を超えたときには、前記動画記録部による前記動画の記録及び前記音記録部による前記音の記録を停止することを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記制御部は、前記所定時間中に前記動画記録部により記録された前記動画及び前記音記録部により記憶された前記音の少なくとも一方の削除の指示がなされているとき、前記削除を実行することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 前記削除の指示は、前記動画記録部による前記動画の記録前または記録後になされた指示であることを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014175714A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Panasonic Corp 撮像装置及び映像データ切替方法

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