JP2010050049A - 放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
全灯モードでは不要な常時予熱電流を遮断することにより光出力に寄与しない電力損失を低減して放電灯点灯装置の効率を向上させ、かつ、光出力を低減させた調光モードでは常時予熱電流を確保して点灯中のフィラメント温度を適切な温度に保ち、フィラメントの早期断線など、放電灯の短寿命トラブルを防止する。
【解決手段】
放電灯13を高周波点灯させ、少なくとも二つの異なる光出力の点灯モードに切り替えることが可能な放電灯点灯装置において、放電灯13のランプ電流が流れる主要な共振回路(L2,C3)と並列に接続された巻線部品(T2)を構成要素として持つ予熱回路(T2,C7〜C9)を具備しており、放電灯13の点灯中にフィラメントの常時予熱電流を前記巻線部品T2の二次巻線により供給し、点灯モードにより巻線部品T2の一次巻線側に流れる電流経路をスイッチQ4により切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は少なくとも二つの光出力の異なる点灯モードを持つ放電灯点灯装置及びこれを用いた照明器具に関するものである。
蛍光ランプのような熱陰極型の放電ランプは、点灯時にフィラメントの温度を適正な温度に保つことで、点灯維持性能およびランプ寿命を確保することができる。図9はIECに規定された調光データシートの一例である。
横軸にはランプ電流Idを基準電流Itestで除した数値、縦軸にはリード線電流の大電流側ILHと小電流側ILLの2乗和を基準電流Itestの2乗により除した数値をとっており、最大調光曲線A、目標調光曲線B、最小調光曲線Cが規定されている。すなわち、各調光時のランプ電流Idにおいてフィラメントに流れる電流の上限目標値、推奨目標値、下限目標値が示されている。
本明細書では以降、点灯中のリード線電流のうち、ランプ電流が含まれる側の電流(大電流側)をリード線電流、フィラメントを通じて流れる電流(小電流側)を常時予熱電流として記載する。
図9の縦軸に採用されている指数は、リード線電流と常時予熱電流の二乗和をランプ電流の二乗で除したものであり、各ランプ電流ごとに必要となる常時予熱電流の条件を示していると言える。
図9中の曲線Dは、常時予熱電流が一切流れておらず、リード線電流=ランプ電流、常時予熱電流=0[A]と仮定したときの数値をプロットしたものである。放電灯の定格に略等しいランプ電流を流した場合(横軸が1.0付近の領域)においては、ほぼ目標調光曲線と重なっているが、点灯出力が下がっていくにつれて指数が減少し、やがて下限目標値を下回るようになる(横軸が0.7未満の領域)。
すなわち、放電灯の定格点灯付近であれば、ランプ電流によるフィラメントの常時予熱によりフィラメントは放電に適した温度に保つことができるが、一方、調光した場合においては、点灯出力を下げるほどフィラメントを適正温度に保つためには大きな常時予熱電流が必要となると言える。
このように、放電灯の調光時には常時予熱電流の必要量が大きくなるということは周知の事実である。
従来の少なくとも二つの光出力の異なる点灯モードを持つ放電灯点灯装置において、点灯中の常時予熱電流を点灯出力に応じて適正に流すための発明について、特許文献1(特開2002−231483)を従来例1として、放電灯点灯装置の動作を図10及び図11を用いて説明する。
図10は従来例1の放電灯点灯装置の回路構成、図11は予熱、始動、定格点灯、及び調光点灯の各制御状態におけるインダクタL2及びコンデンサC3からなる共振回路の特性およびその際にフィラメントに流れる常時予熱電流と、インバータ部12の駆動周波数との関係を示すグラフである。
商用電源10からの低周波の交流電源は昇圧チョッパ部11のダイオードD1〜D4で構成されるダイオードブリッジで整流され、チョークコイルL1、トランジスタQ1、ダイオードD5で構成される昇圧チョッパ回路により昇圧される。電解コンデンサC2の両端には、例えば約300Vの直流電圧が得られる。この直流電圧は、続くインバータ部12で高周波電流に変換され、放電灯13の点灯電流となる。
インバータ部12は、一対のトランジスタQ2及びQ3で構成されるハーフブリッジインバータ回路を有し、インバータ制御部14がトランジスタQ2及びQ3を交互にオンにするオン・オフ駆動を行うことにより、高周波電力を出力する。高周波電力は、直流カット用のコンデンサC4を通り、インダクタL2を通って放電灯13にフィラメントを通じて供給される。
制御電源生成部15は、降圧チョッパ回路等で構成され、直流低電圧(例えば12V)を生成してインバータ制御部14とチョッパ制御部16に供給する。チョッパ制御部16は、コントロールIC(例えばモトローラ社製MC33262)で構成され、昇圧チョッパ部11のトランジスタQ1のゲート制御信号を生成する。インバータ制御部14は、汎用コントロールIC(例えばNEC社製μPC494)を用いて発振した信号をドライバ回路(例えばIR社製IR2111)を介してインバータ部12のトランジスタQ2及びQ3のゲートに与える。
電源が投入されると、チョッパ制御部16及びインバータ制御部14が発振を開始し、昇圧チョッパ部11の出力電圧Vdcは約300Vとなり、インバータ部12の発振周波数はfp=95kHzとなる。このとき、放電灯13のフィラメント間の電圧は放電開始電圧より低いので、放電灯13は放電を開始しない。
また、インバータ部12から出力される高周波電力はコンデンサC9を通ってトランスT2にも流れる。トランスT2の二次側に誘起される電力により、コンデンサC7又はC8を通って放電灯13のフィラメントに電流が流れる。放電灯13が放電を開始する前のこの電流は先行予熱電流であり、例えば700mA程度である。
2〜3秒程度の先行予熱の後、インバータ部12の発振周波数をfs=80kHzまで下げる。この結果、放電灯13のフィラメント間の電圧が放電開始電圧まで上昇し、放電が開始する。この後、インバータ部12の発振周波数をfr=55kHzまで下げることにより、放電灯13は定格点灯状態になる。
放電灯13を定格点灯の輝度より低い輝度で点灯させる調光点灯を行う場合は、調光信号をインバータ制御部14に与える。これにより、インバータ部12の発振周波数はfd=75kHzとなり、放電灯13は調光点灯状態になる。
図11において、イ〜ハは放電灯13に印加される電圧Vlaの周波数特性であり、イは放電灯13が消灯している無負荷時の共振特性、ロは調光点灯時の共振特性、ハは定格点灯時の共振特性である。点灯時には放電灯13のインピーダンスが共振回路に加わるために共振回路のQが低下し、共振周波数、共振電圧は無負荷時よりも低下する。また、ニはフィラメント電流の周波数特性である。
調光が深くなり、インバータ部12の発振周波数が高くなると、図11の曲線ニからも分かるように、フィラメント電流が増える。これは、コンデンサC9とトランスT2の1次巻線のインダクタンスからなる共振回路の共振作用によるものであり、この共振周波数は予熱、始動、定格点灯、及び調光点灯の各制御状態におけるインバータの発振周波数よりも高いために、インバータの動作周波数が高いほど、すなわち放電開始前であればランプ電圧が低いほど、また点灯中であれば点灯出力が低いほど、フィラメントに流れる電流が多くなる。
これにより放電開始前の先行予熱電流と、調光時の常時予熱電流を適正に確保することができている。
また、先行予熱期間中は予熱電流を確保し、安定点灯後は常時予熱電流を流さないように動作させ、電力消費を抑える発明について、特許文献2(特開2005−19142)を従来例2として、放電灯点灯装置の動作を図12及び図13を用いて説明する。
図12は従来例2の放電灯点灯装置の構成を示し、交流電源10と、交流電源10の出力を整流する整流器DBと、整流器DBの出力を平滑する直流電源回路部11aと、直流電源回路部11aから出力される直流電圧を高周波電力に変換するインバータ部12と、インバータ部12の出力端間に接続されたコンデンサC9と予熱用トランスT2の1次巻線N1と予熱用スイッチ要素たる予熱用スイッチ素子SW1との直列回路からなる予熱回路5と、予熱用スイッチ素子SW1のオン・オフ制御及びインバータ部12の制御を行う制御回路4と、インバータ部12の出力端間に接続された直流カット用コンデンサC4と共振用インダクタL2と熱陰極形の放電灯13との直列回路、及びこの放電灯13に並列に接続された共振用コンデンサC3からなる負荷回路6とからなり、予熱用トランスT2に設けた2つの予熱用巻線N21,N22をコンデンサC7,C8を各々介して放電灯13のフィラメントF1、F2に各々接続してある。
インバータ部12、及び予熱回路5を制御する制御回路4は、交流電源10を投入してインバータ部12が動作を開始した後、放電灯13の先行予熱、始動、点灯の各制御を行うもので、インバータ部12の動作を先行予熱状態から始動状態、始動状態から点灯状態に切り替える各切替時間、及び予熱回路5の動作を予熱電流供給状態から予熱電流停止状態に切り替える切替時間を各々設定し、各切替時間に応じた制御信号を出力するタイマ回路41と、タイマ回路41から出力される各制御信号に応じて先行予熱状態、始動状態、点灯状態でのインバータ部12の各動作周波数を設定する周波数設定回路42と、周波数設定回路42で設定された周波数に基づいてインバータ部12を構成するスイッチング素子のオン・オフ時間を決定する駆動信号を出力するドライブ回路43と、タイマ回路41から出力される予熱用スイッチ素子SW1のオン・オフを制御する制御信号γを反転した制御信号δを出力する反転素子44とから構成されている。
以下、図13のタイミングチャートを用いて制御回路4の動作を説明する。まず、制御回路4の起動開始時点t0後、放電灯13は先行予熱状態(予熱モード)になる。先行予熱状態を維持する時間t1はタイマ回路41が出力する制御信号αによって設定されており、この間、インバータ部12は先行予熱状態として設定された周波数fpでスイッチング動作をする。
次に、時間t1経過後、制御信号αが“L”→“H”と切り替わり、始動に必要な電圧を放電灯13の両端に印加する始動状態(始動モード)へ切り替わる。始動状態を維持する時間t2はタイマ回路41が出力する制御信号βによって設定されており、この間、インバータ部12は始動状態として設定された周波数fs(fs<fp)でスイッチング動作をする。
次に、時間t2経過後、制御信号βが“L”→“H”と切り替わり、放電灯13を定格点灯するために必要な電力を供給する点灯状態(点灯モード)へ切り替わる。時間t2以降は、制御信号α=“H”、制御信号β=“H”とし、このときインバータ部12は点灯状態として設定された周波数fr(fr<fs<fp)でスイッチング動作をし、放電灯13を所定の出力で点灯させる。
本従来例では、t1<t3<t2と設定される時間t3に“L”→“H”となる制御信号γを反転した制御信号δにより予熱用スイッチ素子SW1を時間t3までオンして予熱電流供給を行い、時間t3以降は予熱用スイッチ素子SW1をオフして予熱電流Ifの供給を停止している。
すなわち、先行予熱期間にはフィラメントへ予熱電流を流し、安定点灯後はフィラメントへの常時予熱電流の供給を停止させている。これにより、通常点灯時の不要な常時予熱電流による電力消費とランプ寿命への悪影響を防いでいる。
特開2002−231483号公報 特開2005−19142号公報
従来例1に挙げた放電灯点灯装置においては、点灯電力を供給する主共振回路と、フィラメントの予熱電力を供給する予熱共振回路との二つの独立した共振回路の組み合わせにより、点灯出力と常時予熱電流を前述のように適正に供給しているが、これらの相互関係には共振回路を構成する部品の特性のばらつきが大きく影響するため、設計が困難となる。
部品のばらつきに比較的影響されないように予熱共振回路を設計すると、点灯中のインバータ動作範囲において周波数特性によってフィラメントの予熱電力の変動が少なく、予熱電力が点灯電力の変動に対してややフラットな出力曲線となるように設計する必要がある。こうした場合には常時予熱電流が不要となる全灯モードにおいても調光状態と大差ない電流がフィラメントに流れてしまい、光出力に寄与しない電力損失の増加と、ランプ寿命への悪影響が懸念される。
一方、従来例2に挙げた放電灯点灯装置においては、安定点灯後は常時予熱電流を停止させているため、従来例1における課題とした光出力に寄与しない電力損失とランプ寿命への悪影響という懸念は解消されているものの、この構成であれば調光した場合にも常時予熱電流は供給されず、予熱電流不足となり、フィラメントの早期断線などの悪影響が懸念される。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全灯モードにおいて不要な常時予熱電流を遮断することにより光出力に寄与しない電力損失を低減して放電灯点灯装置の効率を向上させ、かつ、光出力を低減させた調光モードにおいては常時予熱電流を確保して点灯中のフィラメント温度を適切な温度に保ち、フィラメントの早期断線など、放電灯の短寿命トラブルを防止することにある。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、放電灯13を高周波点灯させ、少なくとも二つの異なる光出力の点灯モードに切り替えることが可能な放電灯点灯装置において、放電灯13のランプ電流が流れる主要な共振回路(L2,C3)と並列に接続された巻線部品(T2)を構成要素として持つ予熱回路(T2,C7〜C9)を具備しており、放電灯13の点灯中にフィラメントの常時予熱電流を前記巻線部品T2の二次巻線により供給し、点灯モードにより巻線部品T2の一次巻線側に流れる電流経路をスイッチQ4により切り替えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の放電灯点灯装置において、予熱回路は巻線部品T2の一次巻線と、直列に接続されたキャパシタンスC9からなるLC共振回路を構成しており、点灯中の放電灯点灯装置の発振周波数はランプ電流が流れる第1の共振回路(L2,C3)の共振周波数より高く、かつ、予熱共振回路(T2,C9)の共振周波数より低く動作させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の放電灯点灯装置において、図5、図6に示すように、光出力の大きい第一の点灯モード(全灯モード)と、第一の点灯モードより小さい光出力で複数段階に操作可能である第二の点灯モード(調光モード)を持ち、第一の点灯モード(全灯モード)では前記電流経路に配置したスイッチQ4をオフすることにより点灯中にフィラメントの常時予熱電流を停止もしくは抑制し、第二の点灯モード(調光モード)では前記電流経路に配置したスイッチQ4をオンすることにより点灯中にフィラメントの常時予熱電流を供給していることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置のうち、光出力を複数段階に制御でき、視覚的に連続した調光に操作可能であるものにおいて、図7に示すように、調光信号または調光信号から二次的に生成される信号に応じてスイッチQ4の動作を変化させ、予熱電流の供給量を点灯モードに応じて制御していることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備したことを特徴とする照明器具である(図8)。
請求項1、2の発明によれば、ランプ電流によりフィラメントの適正温度の維持が可能な、光出力の大きい点灯モードにおいては、フィラメントを電流経路とする常時予熱電流による光出力に寄与しない電力損失を削減することができ、かつ、ランプ電流のみではフィラメントの適正温度の維持が不可能な、光出力の小さい点灯モードにおいては、フィラメントを電流経路とする常時予熱電流の確保により、フィラメントを適正温度に維持し、フィラメントの早期断線(ランプ短寿命)などのトラブルを予防することが可能である。
請求項3の発明によれば、明るさを求める第一の点灯モードにおいては、消費電力を効率よく光出力に変換することが可能となり、かつフィラメントの過熱も防ぐことができるため、ランプバルブの早期黒化、フィラメントの早期断線、エミッタの早期枯渇を予防できる。一方、ランプにおける消費電力を抑えることにより省電力や雰囲気演出の効果を求める第二の点灯モードにおいては、それらの効果を、ランプバルブの早期黒化、フィラメントの早期断線、エミッタの早期枯渇を予防しながら得ることができる。
請求項4の発明によれば、ランプの調光度に応じてフィラメント電流の供給量を任意に設定可能であり、共振効果による常時予熱電流の操作が不要になり、予熱電力を供給する回路の設計がより容易になる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る放電灯点灯装置の回路構成を図1に示し、その構成および動作を説明する。
商用電源10から供給される100V、50/60Hzの交流電圧は、ダイオードD1〜D4で構成されるダイオードブリッジによりピーク値が約141Vの直流電圧に整流され、チョークコイルL1、トランジスタQ1、ダイオードD5で構成される昇圧チョッパ回路により昇圧される。昇圧チョッパ回路の出力端に接続された電解コンデンサC2の両端には、例えば約300Vの直流電圧が得られる。この直流電圧は、続くインバータ部12で高周波電力に変換され、放電灯13の点灯電力となる。
インバータ部12は、トランジスタQ2及びQ3の直列接続で構成されるハーフブリッジインバータ回路を有し、制御回路部17がトランジスタQ2及びQ3を交互にオンさせるスイッチング動作を高周波で行うことにより、トランジスタQ2及びQ3の接続点に高周波の矩形波電圧を得る。前記高周波電圧は、インダクタL2とコンデンサC3の共振作用により略正弦波の点灯電力に変換され、この点灯電力が昇圧トランスT及び直流成分カット用のコンデンサC4を介して放電灯13に供給される。放電灯13は熱陰極蛍光ランプであり、ランプソケットを介して点灯装置に接続されている。
制御回路部17は、制御用の集積回路等で構成され、リモコン信号受信装置のような調光出力部18からの点灯/消灯、調光などの信号を受け、昇圧チョッパ部11のトランジスタQ1およびインバータ部12のトランジスタQ2およびQ3を駆動し、放電灯13の点灯出力を所定の出力に制御している。
また、インバータ部12から出力される高周波電力はコンデンサC9を通ってトランスT2にも流れ、トランスT2の二次側に誘起される電力により、コンデンサC7又はC8を通って放電灯13のフィラメントに電流が流れる。また、前記コンデンサC9およびトランスT2と直列にトランジスタQ4が接続されており、このスイッチング動作にてフィラメントに供給される電流量を切り替える。トランジスタQ1〜Q4はMOSFETに限らず、任意の半導体スイッチング素子を用いることができる。
トランジスタQ4の駆動信号はコンパレータ19の出力端子から供給されており、コンパレータ19の+入力端子には一定電圧Vrefが入力されており、−入力端子には調光出力部18から制御回路部17へ入力される調光レベル信号Vdimが入力されている。
調光レベル信号Vdimは光出力を高く制御する場合ほど高く、調光して光出力を低減させる場合ほど低くなる平滑された直流電圧であり、光出力最大のときの調光レベル信号をVdim1、光出力最小のときの調光レベル信号をVdim2とすると、一定電圧Vrefとの関係はVdim2<Vref<Vdim1となっている。
すなわち、調光レベルがある一定以上の明るさの点灯モードである場合にはトランジスタQ4がオフして常時予熱電流の供給を停止する。ここで、トランジスタQ4と並列にコンデンサ等のインピーダンス要素が接続されている場合には、トランジスタQ4がオフすることにより常時予熱電流の供給を抑制できる。逆に、調光レベルがある一定以下の明るさの点灯モードである場合にはトランジスタQ4がオンして常時予熱電流の供給を行う。
なお、電源投入またはリモコン送信機による点灯信号の入力により放電灯13が消灯から点灯へと移行する際には、放電開始前の先行予熱期間においては調光レベル信号Vdimは“L”レベルに固定されており、トランジスタQ4はオンしており、先行予熱電流の供給を行う。
図2に点灯中の調光動作における放電灯の点灯電力およびフィラメントの予熱電力の推移を示す。また、図3にはこのときのランプ電流Id、リード線電流ILH、常時予熱電流ILLの変化を前出の調光データシート上にプロットして示す。▲はトランジスタQ4がオンのとき、◆はトランジスタQ4がオフのときの特性を示す。
図3において、光出力が最大となる点灯状態aにおいては常時予熱電流が略0[A]で、目標調光曲線Bに近いポイントで動作している。
光出力を低下させるに伴い、点灯状態bのように予熱電流は不足する方向に推移するが、光出力が一定以下(横軸が0.7未満)となったところでトランジスタQ4がオフからオンに切り替わることで常時予熱電流の供給が始まり、これ以後は光出力が低下するほど常時予熱電流が増加し、調光データシート上の目標調光曲線Bに沿うポイントで動作する。すなわち、点灯中のフィラメントの温度は適正な温度に保たれることになる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る放電灯点灯装置について説明する。回路構成は実施形態1と基本的には同じ(図1で示した回路)であり、図示はしないが、前述の制御回路部17にLEDが常夜灯として付加されている点のみが異なる。ここでも放電灯13は熱陰極蛍光ランプである。
蛍光ランプの点灯モードは光出力の大きい第一の点灯モード(全灯モード)と、第一の点灯モードより小さい光出力で複数段階に操作可能である第二の点灯モード(調光モード)を持つ。
本実施形態の放電灯点灯装置の操作に用いる赤外線リモートコントロール信号送信機の外観を図4に示す。送信機20には、第一の点灯モード(全灯モード)に制御する全灯ボタン21と、第二の点灯モード(調光モード)に切り替えるお好みボタン22と、蛍光ランプを消灯しLEDを点灯させるLEDボタン23と、第二の点灯モード(調光モード)またはLED点灯モードにおいてそれぞれの点灯出力を複数段階に操作する明ボタン24及び暗ボタン25と、蛍光ランプとLEDの両方を消灯して照明器具を待機モードにする消灯ボタン26が配置されている。
送信機20において、全灯ボタン21を押して第一の点灯モード(全灯モード)とすると、予熱共振回路に配置したトランジスタQ4はオフし、常時予熱電流は略0[A]となる。
送信機20において、お好みボタン22を押して第二の点灯モード(調光モード)とすると、予熱共振回路に配置したトランジスタQ4はオンし、常時予熱電流を供給する。
図5に点灯中の調光動作における放電灯の点灯電力およびフィラメントの予熱電力の推移を示す。また、図6にはこのときのランプ電流Id、リード線電流ILH、常時予熱電流ILLの変化を前出の調光データシート上にプロットして示す。
図6において、第一の点灯モード(全灯モード)での点灯状態では常時予熱電流が略0[A]で、目標調光曲線Bの近傍にある。
第二の点灯モード(調光モード)においては、常時予熱電流が供給されることにより、これ以後は光出力が低下するほど常時予熱電流が増加し、調光データシート上の目標調光曲線Bに沿うポイントで動作する。
すなわち、点灯中のフィラメントの温度は適正な温度に保たれることになる。
また、ランプ光出力をインバータにて消費される電力にてフィードバック制御している場合、常時予熱にかかる電力も合算してフィードバックするため、実施形態1のように連続的に光出力を落としていく途中で常時予熱電流の切り替えがあると、その部分のみ不連続な変化となる恐れがある(図3参照)が、図6に示すように、第一の点灯モード(全灯モード)と第二の点灯モード(調光モード)とで光出力に十分な差を持たせることでこのような視覚的な不連続性を予防することができる。
また、実施形態1では、トランジスタQ4がオフからオンに切り替わる前後では、図2から分かるように、放電灯点灯電力の低下により光出力がやや落ちるものの、フィラメント予熱電力の増加により点灯装置全体としての消費電力は殆ど変化がないというようなユーザーの節電操作に対して期待外の動作が起こり得るが、本実施形態では、第一の点灯モード(全灯モード)と第二の点灯モード(調光モード)とで光出力に十分な差を持たせていることで、フィラメント予熱電力の増加よりも放電灯点灯電力の低下が顕著であり、第二の点灯モード(調光モード)を選択した場合には確実な省電力効果を得ることができるから、ユーザーの節電操作に対して期待外の動作となることを防止できる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3に係る放電灯点灯装置について説明する。本実施形態の回路構成については図7に示す。基本的な回路動作は実施形態1で挙げたものと共通であるため、ここでは説明は省略する。
予熱共振回路は実施形態1及び2で示したような、光出力が下がるほど常時予熱電流が増えるというような共振効果を有しておらず、コンデンサC9のキャパシタンスが十分に大きいため、予熱共振回路の計算上の共振周波数はインバータの動作周波数に比ベてはるかに低く、トランジスタQ4がオンしている場合の常時予熱電流は光出力すなわち発振周波数の変化に対して略フラットな特性を持つ。
一方、リモコン信号受信回路部のような調光出力部18から制御回路部17へは調光レベルを決定するDIM信号が入力されている。DIM信号は周波数1kHzのデューティ信号であり、ここでは光出力が小さいほど、ONデューティが大きくなる。この信号に応じた調光レベルとなるように制御回路部17により光出力を制御している。さらに、トランジスタQ4のON/OFF駆動をDIM信号により行っている。
これにより、上記のように本来フラットな特性を持つ常時予熱電流の供給時間を調光信号に応じて増減操作してやることで、各ランプ出力のモードに合わせてフィラメントの温度を適正に保つことが可能となる。
また、ランプの光出力をインバータにて消費される電力にてフィードバック制御している場合、常時予熱にかかる電力も合算してフィードバックするため、連続的に光出力を落としていく途中で常時予熱電流の切り替えがあると、その部分のみ不連続な変化となる恐れがあるが、光出力と同じく段階的に常時予熱電流の実効値を変化させることでこうした視覚的な違和感を無くすことができる。
なお、本実施形態では、調光用のデューティ信号(1kHz)をそのまま用いてトランジスタQ4のオン・オフを制御しているが、これに代えて、図1の平滑された直流電圧よりなる調光レベル信号VdimをON時間可変のデューティ信号に変換するPWM制御回路を設けて、そのPWM制御回路の出力によりトランジスタQ4のオン・オフを制御しても構わない。例えば、図1の回路構成において、コンパレータ19の+入力端子に入力されている一定電圧Vrefを、上述のVdim2〜Vdim1を含む振幅で発振する三角波発振器や任意波形の発振器に置き換えれば、光出力が大きいときはトランジスタQ4のON時間が短く、光出力が小さいときはトランジスタQ4のON時間が長くなるように制御できる。トランジスタQ4のスイッチング周期は、フィラメントの熱時定数等を考慮して設定すれば良い。
(実施形態4)
上述の実施形態1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置を用いた照明器具の外観図を図8に示す。図8に示す照明器具は天井直付けのシーリングライトであり、放電灯点灯装置を内蔵した照明器具本体31と、光源となる環形の蛍光ランプ13と、蛍光ランプ13の光を反射する反射板32と、照明器具本体31に蛍光ランプ13を固定するとともに、放電灯点灯装置から蛍光ランプ13へ点灯電力を供給するランプソケット33と、照明器具本体31に蛍光ランプ13を固定するランプ支持ばね34と、天井面に照明器具本体31を固定するとともに、商用電源を放電灯点灯装置に供給する給電機構35と、照明器具本体31に取り付けられ蛍光ランプの光を拡散する光透過性のグローブ36と、器具外からリモートコントロール送信機の赤外線信号を受信し、放電灯点灯装置を制御する受信装置37と、前記受信装置37上に配置され、常夜灯の目的で使用されるLED38とから構成される。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の点灯電力と予熱電力の推移を示す動作説明図である。 本発明の実施形態1の放電灯点灯装置による点灯状態をプロットした調光データシートである。 本発明の実施形態2に用いるリモートコントロール送信機の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態2の点灯電力と予熱電力の推移を示す動作説明図である。 本発明の実施形態2の放電灯点灯装置による点灯状態をプロットした調光データシートである。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態4の照明器具の概略構成を示す分解斜視図である。 一般的な調光データシートの一例を示す特性図である。 従来例1の放電灯点灯装置の回路図である。 従来例1の放電灯点灯装置の点灯出力/予熱出力の推移を示す特性図である。 従来例2の放電灯点灯装置の回路図である。 従来例2の放電灯点灯装置の始動時の制御を示すタイミングチャートである。
符号の説明
12 インバータ部
13 放電灯
Q4 トランジスタ
T2 予熱トランス
L2 共振用インダクタ
C3 共振用コンデンサ

Claims (5)

  1. 放電灯を高周波点灯させ、少なくとも二つの異なる光出力の点灯モードに切り替えることが可能な放電灯点灯装置において、放電灯のランプ電流が流れる主要な共振回路と並列に接続された巻線部品を構成要素として持つ予熱回路を具備しており、放電灯の点灯中にフィラメントの常時予熱電流を前記巻線部品の二次巻線により供給し、点灯モードにより巻線部品の一次巻線側に流れる電流経路をスイッチにより切り替えることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 請求項1記載の放電灯点灯装置において、予熱回路は巻線部品の一次巻線と、直列に接続されたキャパシタンスからなるLC共振回路を構成しており、点灯中の放電灯点灯装置の発振周波数はランプ電流が流れる第1の共振回路の共振周波数より高く、かつ、予熱共振回路の共振周波数より低く動作させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 請求項1または2記載の放電灯点灯装置において、光出力の大きい第一の点灯モードと、第一の点灯モードより小さい光出力で複数段階に操作可能である第二の点灯モードを持ち、第一の点灯モードでは前記電流経路に配置したスイッチをオフすることにより点灯中にフィラメントの常時予熱電流を停止もしくは抑制し、第二の点灯モードでは前記電流経路に配置したスイッチをオンすることにより点灯中にフィラメントの常時予熱電流を供給していることを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯点灯装置のうち、光出力を複数段階に制御でき、視覚的に連続した調光に操作可能であるものにおいて、調光信号または調光信号から二次的に生成される信号に応じてスイッチ動作を変化させ、予熱電流の供給量を点灯モードに応じて制御していることを特徴とする放電灯点灯装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備したことを特徴とする照明器具。
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