JP3965718B2 - 放電ランプ点灯装置および照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
放電ランプは寿命末期になると、半波の放電となる異常放電を起こす。この異常放電によって電極近傍が異常に加熱される。特にガラスバルブが細い放電ランプにおいては、電極とガラスバルブとの間隔が小さいので、異常放電によってガラスバルブの温度が非常に高くなる。このため、ガラスバルブ、プラスチックス製口金、ソケットなどが溶融するという問題がある。
【0003】
このような問題を回避するために、放電ランプの寿命末期などの異常を検出したときに、高周波発生手段の動作を停止することが一般的に行われている。
【0004】
しかし、これでは高周波発生手段の動作停止により、放電ランプが暗転してしまうので、保安上問題がある。
【0005】
これに対して、特開平1−231295号公報には、複数の放電ランプを並列点灯するときに、放電ランプの異常を検出したら、他の正常な放電ランプが点灯維持できる程度に高周波発生手段の出力を低減させることが開示されている。この従来技術によれば、寿命末期時に残余の放電ランプを高周波発生手段の出力を絞って点灯するので、最低限の照明レベルを確保することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、細管の放電ランプにおいては高周波発生手段の出力を絞ってもガラスバルブの温度が高すぎてしまう。また、異常放電ランプが放電維持できなくなるまで出力を絞ることも開示されているが、この状態では正常放電ランプの点灯を維持することが困難である。特に家庭用の照明器具においては、定格電力の異なる2以上の放電ランプを単一の高周波発生手段で点灯することが多いので、異常時に残余の正常放電ランプを点灯維持させるのは極めて困難である。
【0007】
本発明は、細管の放電ランプであっても複雑な保護回路を用いないで寿命末期時に放電ランプを減光ないし消灯させることができる放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の放電ランプ点灯装置は、放電ランプ、インダクタンスおよびキャパシタンスを含む負荷回路と;放電ランプの全光点灯時には負荷回路の固有共振周波数より十分低い周波数の高周波出力を発生するとともに、調光点灯時には固有共振周波数より高い周波数の高周波を発生して、負荷回路に高周波出力を供給する高周波発生手段と;全光点灯および調光点灯を設定する制御手段と;を具備し、前記負荷回路は、全光点灯時には開放電圧は低いが短絡電流は大きい第1の負荷特性を示し、調光点灯時には開放電圧は高いが短絡電流は小さい第2の負荷特性を示し、かつ正常時の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成するが、寿命末期の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成し得ないか第2の負荷特性に対してのみ動作点を形成するように構成されていることを特徴としている。
【0009】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0010】
まず、放電ランプについて説明する。
【0011】
放電ランプは、特に限定されないが、細管の放電ランプであってもよい。ここでいう細管の放電ランプとは、たとえばコンパクト形蛍光ランプ、電球形蛍光ランプ、高周波点灯専用の環形蛍光ランプ(FHC20、FHC27、FHC34形、いずれも管外径は16.5mmである。いずれも本件出願人の製造による。)などに対して所期の効果を奏する。しかし、一般形の蛍光ランプに対しても有効である。
【0012】
次に、負荷回路について説明する。
【0013】
負荷回路は、放電ランプ、インダクタンスおよびキャパシタンスを含むのであれば、その具体的回路接続は問わないが、固有共振周波数を有する。本発明において、負荷回路は高周波発生手段から見て、放電ランプおよび放電ランプを安定に点灯する限流要素を含んだ回路をいう。放電ランプを始動するために用いられる回路構成は負荷回路に付加されていてもよいが、必須要件ではない。
【0014】
負荷回路は、上記のように具体的回路構成を問わない。しかし、インダクタンスは、一般的には主として放電ランプの限流要素として用いられる。この場合、高周波発生手段とは別に接続されたインダクタまたは高周波発生手段の一部を構成する出力トランスの漏洩インダクタンスの形において負荷回路に接続される。
【0015】
また、キャパシタンスは、一般的には放電ランプの予熱のために用いられ、また他のキャパシタンスは限流要素と直列接続されて限流要素の一部として、あるいは直流カットのために用いられることが多い。
【0016】
また、負荷回路は、後述する高周波発生手段の高周波出力の周波数との関係において、以下に示す負荷特性を有している。すなわち、負荷回路の負荷特性は、第1および第2の負荷特性を含んでいる。第1の負荷特性は、開放電圧が低くて短絡電流が大きい。そして、全光点灯時には、第1の負荷特性が機能する。これに対して、第2の負荷特性は、開放電圧が高くて短絡電流が小さい。そして、調光点灯時には第2の負荷特性が機能する。
【0017】
負荷回路の数は、1または複数用いることを許容する。複数の場合は、それらを高周波発生手段に対して並列接続することができる。また、1つの負荷回路に複数の放電ランプを直列接続することができる。
【0018】
高周波発生手段について説明する。
【0019】
高周波発生手段は、高周波出力の周波数が負荷回路の固有共振周波数より十分に低い周波数と、固有共振周波数より高い周波数との少なくとも2段階に可変であるものとする。もちろん、上記の周波数範囲内で連続的に周波数が可変であってもよい。
【0020】
また、高周波発生手段は、後述する制御手段による制御により少なくとも全光点灯時と調光点灯時の高周波出力の周波数を変化するように構成されている。全光点灯時の周波数は、負荷回路の固有共振周波数より十分に低い周波数である。このときの周波数は、前記負荷回路の第1の負荷特性を決定する。また、調光点灯時の周波数は、固有共振周波数より高い周波数である。このときの周波数は、負荷回路の第2の負荷特性を決定する。
【0021】
また、高周波発生手段は、既知の高周波発生のためのあらゆる回路方式を採用することができる。たとえばブロッキング発振形、マルチバイブレータ形、ハーフブリッジ形、フルブリッジ形およびこれらの変形形などのインバータを用いることができる。
【0022】
さらに、電圧共振形および電流共振形のいずれでもよいが、電流共振形の場合、耐圧の相対的に低いスイッチング手段を用いることができるとともに、負荷回路のインダクタンスおよびキャパシタンスに関係なく周波数を設定することが可能なため、周波数可変範囲を広くすることができるさらにまた、放電ランプを調光するために、高周波発生手段はオンデューティを変化するなどの常套手段を用いることができるものとする。
【0023】
高周波発生手段の電源は、適当なものを用いることができるが、一般的には商用交流電源を整流し、さらに平滑化してなる直流電源を用いることができる。平滑化を行うためには、平滑コンデンサを用いることができるが、力率が悪くなるので、これを回避するとともに、所望の電源電圧を得るとともに、高調波の少ないチョッパなどのDC−DCコンバータを用いることもできる。
【0024】
制御手段について説明する。
【0025】
制御手段は、放電ランプの点灯状態を少なくとも全光点灯と調光点灯とのいずれかに設定することができるものとする。制御手段は、高周波発生手段を制御して、全光モードおよび調光モードのいずれかの動作モードに設定する。調光モードは、段調光、連続調光のいずれでもよい。
【0026】
制御手段による高周波発生手段の制御は、全光モードおよび調光モードのそれぞれに応じて高周波出力の周波数を所定に変化させるように行われる。
【0027】
また、必要に応じて消灯などの制御モードの切り換えも付加してこれを行うことができるように構成することができる。
【0028】
制御手段を操作する手法としては、壁スイッチ、赤外線などを用いるリモートコントロールなどの手法を採用することができる。
【0029】
最後に、作用について説明する。
【0030】
本発明においては、全光点灯時に高周波発生手段の発生する高周波が負荷回路の固有共振周波数に対して十分低い周波数であるから、負荷回路は実質的に共振しない。
【0031】
しかし、この開放電圧は放電ランプのランプ電圧より高いものとする。さらに、放電ランプの寿命末期には正常時に比較してランプ電圧が著しく高くなるが、開放電圧は寿命末期時のランプ電圧より明らかに低いものとする。したがって、正常点灯時のランプ電圧の2〜2.7倍程度に設定するとよい。
【0032】
負荷特性は、開放電圧が上記のように低いが、短絡電流は相対的に大きい。この負荷特性は負荷回路のインダクタンス、キャパシタンスおよび高周波発生手段の周波数を適切に設定することにより、容易に得ることができる。たとえば放電ランプと並列にキャパシタンスが接続されている場合に、そのキャパシタンスの容量を全光点灯時に実質的に共振が発生しないように小さく設定することで容易に実現することができる。
【0033】
そうして、放電ランプの正常時すなわち寿命中において、放電ランプは、その動作特性が第1および第2の負荷特性のいずれに対しても動作点を形成し得るので、正常に点灯し、したがって全光点灯および調光点灯のいずれも問題のない点灯動作を行う。
【0034】
ところが、全光点灯時に放電ランプが寿命末期になると、放電ランプは、ランプ電圧が高くなってその動作特性が第1の負荷特性に対して動作点を形成し得なくなるので、点灯を維持することができなくなって消灯する。また、調光点灯時に放電ランプが寿命になると、上記と同様な理由でその動作特性が第2の負荷特性に対して動作点を形成し得なくなって消灯するか、第2の負荷特性においてより大きく調光点灯する領域で動作点を形成するので、調光点灯状態が一層暗くなる。放電ランプ負荷回路が複数並列接続されている場合には、寿命末期の放電ランプは上記のように消灯するが、正常な放電ランプは引き続き点灯を継続する。
【0035】
なお、本発明において、固有共振周波数より十分低いとは、当該周波数では実質的に共振しない程度の周波数をいう。換言すれば、前述のように開放電圧が正常な放電ランプのランプ電圧に対して2〜2.7倍程度を出力するような周波数をいう。
【0036】
一方、調光時には高周波発生手段の発生する高周波が負荷回路の固有共振周波数より高いので、負荷回路は共振して高周波発生手段の開放電圧は高くなる。このときの負荷特性は開放電圧が高いが、短絡電流は小さい。
【0037】
そうして、開放電圧が高いので、調光度を大きく、すなわち深く調光することができる。
【0038】
請求項2の発明の放電ランプ点灯装置は、請求項1記載の放電ランプ点灯装置において、負荷回路は、放電ランプ、放電ランプと直列接続されたインダクタンスおよび放電ランプと並列接続された小容量のキャパシタンスを含むことによって、全光時の動作周波数に対して固有共振周波数が十分に高く設定されていることを特徴としている。
【0039】
本発明は、さらに負荷回路を最も一般的で簡単な回路構成にするとともに、放電ランプと並列接続されるキャパシタンスの容量を小さくすることによって、請求項1の周波数の要件を満足するものである。
【0040】
したがって、構成が簡単でありながら、特別な保護回路を設けることなく、寿命末期時の保護動作が確実にできる。
【0041】
請求項3の発明の放電ランプ点灯装置は、請求項1または2記載の放電ランプ点灯装置において、高周波発生手段は、全光点灯時の動作周波数fが負荷回路の固有共振周波数をf0としたとき、下式を満足していることを特徴している。
【0042】
f0/3≦f≦f0/2
本発明は、全光点灯時の高周波発生手段の周波数を上記のように規定することにより、高周波発生手段のスイッチング手段が進相動作をしないようにしたものである。なお、高周波発生手段の動作周波数がf0/2〜f0であると、進相モードになる。
【0043】
進相スイッチングが生じると、高周波発生手段が一時的に短絡状態になるために、スイッチング手段の破壊の要因になり、信頼性が著しく低下するので、回避しなければならない。
【0044】
請求項4の発明の放電ランプ点灯装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置において、負荷回路は、その複数が高周波発生手段の出力端に並列接続されており;寿命末期になった放電ランプは減光ないし消灯するが、正常な放電ランプは点灯し続けるように構成されている;ことを特徴としている。
【0045】
本発明において、負荷回路中の放電ランプはその複数が直列接続されたものであってもよい。
【0046】
そうして、本発明においてはいずれかの放電ランプが寿命末期になっても残余の放電ランプが点灯を継続しているので、暗転がなく、安全である。
【0047】
請求項5の発明の放電ランプ点灯装置は、請求項1ないし4のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置において、負荷回路と並列に接続されたインダクタンスを具備していることを特徴としている。
【0048】
インダクタンスは、単一機能のインダクタンスだけでなく、他の機能および目的を備えたインダクタンスであってもよく、たとえばフィラメント加熱トランスの1次巻線、負荷回路の全光時の開放電圧を調整するための昇圧または降圧用のトランスであってもよい。また、インダクタンスと直列にコンデンサを接続することにより、インダクタに流れようとする直流をカットして不所望な磁気飽和を回避することができる。
【0049】
本発明においては、負荷回路と並列にインダクタンスを接続したことにより、たとえ負荷回路に進相電流が流れても、上記インダクタンスに流れる遅相電流によって進相電流を相殺することができ、したがって本発明によれば、設計の裕度が高くなり、高周波発生手段のスイッチング手段が進相スイッチングするのを効果的に防止することができる。
【0050】
請求項6の発明の放電ランプ点灯装置は、請求項1ないし5のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置において、放電ランプの始動時において、動作周波数の高次の高調波の共振電圧を放電ランプに印加することを特徴としている。
【0051】
本発明においては、始動時のように無負荷のときに高周波発生手段の動作周波数に対して高次たとえば3次の共振電圧を発生させるので、スイッチング手段は共振電圧の3半サイクル目の時にオフ動作をする。
【0052】
なお、高次の高調波としては3次以外の奇数次の高調波であってもよい。
【0053】
請求項7の発明の照明装置は、照明装置本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし6のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と;を具備していることを特徴としている。
【0054】
本発明は、照明器具などの照明装置において、請求項1ないし6の特徴および作用を有している。照明器具の場合、家庭用、施設用など任意所望の照明器具に適応する。また、屋内用、屋外用のいずれでもよい。
【0055】
本発明において、照明装置とは、放電ランプの発光を利用するあらゆる装置を含む。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0057】
図1は、本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態を示す回路図である。
【0058】
図において、1は直流電源、2は高周波発生手段、3は負荷回路、4は制御手段である。
【0059】
直流電源1は、商用交流電源を全波整流回路にて整流し、チョッパで平滑化する構成である。
【0060】
高周波発生手段2は、入力端に直流電源1が接続され、交互にスイッチング動作を行う一対のスイッチング手段2a、2bおよびスイッチング手段2a、2bのスイッチングを制御する駆動回路2cを主体に構成されている。そして、動作周波数は全光点灯時の周波数f1が50KHz、調光点灯時の周波数f2が105KHzに設定されている。
【0061】
また、高周波発生手段2は、スイッチング手段2a、2bが直流電源1に対して直列接続されたハーフブリッジ形インバータであり、このインバータは電流共振形に属する。
【0062】
負荷回路3は、高周波発生手段2の出力端に接続され、放電ランプ3a、インダクタンス3b、キャパシタンス3c、3dからなる。インダクタンス3bおよびキャパシタンス3dは放電ランプ3aと直列に接続され、キャパシタンス3cは放電ランプと並列に接続されている。インダクタンスは1.15mH、キャパシタンス3cは2200pFである。一方、キャパシタンス3dは0.1μFであり、直流カット用として作用する。負荷回路3の固有共振周波数f0は100KHzである。
【0063】
上記とは別の設計例を次に示す。
【0064】
【0065】
制御手段4は、放電ランプ3bを全光点灯と調光点灯とに変更するための手段で、本実施形態においては高周波発生手段2の出力周波数を変更することにより、これを行うように構成されている。
【0066】
図2は、図1に示す本発明の第1の実施形態における負荷回路の周波数特性曲線を示すグラフである。
【0067】
図において、横軸は周波数を、縦軸は出力電圧を、それぞれ示す。
【0068】
f0は固有共振周波数、f1は全光点灯時の周波数、f2は調光点灯時の周波数である。すなわち、全光点灯時の周波数f1は固有共振周波数f0に比較して十分に低く、そのときの出力電圧も低い。これに対して、調光点灯時の周波数f2は固有共振周波数f0より高く、その出力電圧は全光点灯時の電圧より高いことを示している。
【0069】
図3は、図1に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態における負荷回路の負荷特性を示すグラフである。
【0070】
図において、横軸は出力電流を、縦軸は出力電圧を、それぞれ示す。
【0071】
曲線Aは全光点灯時の負荷特性曲線であり、曲線Bは調光点灯時の負荷特性曲線である。
【0072】
全光点灯時においては開放電圧は低いが、短絡電流は大きい。
【0073】
これに対して、調光点灯時においては反対に開放電圧は大きいが、短絡電流は小さい。
【0074】
以上、図1ないし図3を参照して本発明の第1の実施形態を説明したが、要するに本実施形態は、全光時の周波数が固有共振周波数より十分に低いので、インダクタンスのみが限流要素として作用するから、開放電圧は低くなる。
【0075】
さて、図3に示すように放電ランプは、正常時における初期点灯時の動作特性は曲線aであるが、寿命の進展に伴って動作特性が図において徐々に上方へ移動していき、寿命末期時には曲線bになっている。すなわち、放電ランプの寿命末期時には、動作特性により定まるランプ電圧が負荷特性曲線Aにより定まる開放電圧より高くなっているから、動作点を形成することができないので、点灯を維持できないで、消灯する。
【0076】
このため、電極近傍のガラスバルブや口金、ソケットなどが溶融するようなことを回避できる。
【0077】
また、キャパシタンス3cの容量を小さくして固有共振周波数を全光点灯時の周波数より十分に高く設定することができるので、回路構成がすこぶる簡単である。
【0078】
図4は、本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0079】
図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0080】
本実施形態は、複数たとえば2個の負荷回路3、3’を高周波発生手段2の出力端に並列接続したものである。放電ランプ3a、3a’は始動電圧が大差なければ、異なる消費電力の放電ランプを用いることができる。
【0081】
そうして、本実施形態においては、一方の放電ランプたとえば3aが寿命末期になると、後述する理由により、放電ランプ3aは、大幅な減光点灯に移行する。しかし、残余の放電ランプ3a’は高周波発生手段の出力電圧よりランプ電圧が低いので、正常な点灯を継続する。
【0082】
図5は、図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における負荷特性を示すグラフである。
【0083】
図において、横軸は出力電流を、縦軸は出力電圧を、それぞれ示す。
【0084】
図中、曲線Cは負荷回路の負荷特性曲線、曲線aは放電ランプの正常時の全光点灯における動作特性曲線、曲線bは同じく寿命末期時の動作特性曲線である。すなわち、負荷特性は、出力電流が大きい領域では出力電圧が低く、出力電流が小さい領域では急激に出力電圧が高くなるように設定されている。
【0085】
したがって、放電ランプは全光点灯時には負荷特性曲線Cと動作特性曲線aの交点Xが動作点となって正常に作動する。しかし、放電ランプは寿命の進展に伴って徐々にその動作特性が図において上方向に転移していき、寿命末期時には曲線bになっている。このため、放電ランプが寿命末期になると、負荷特性曲線Cはその出力電流が小さい領域において動作特性曲線bと交叉するので、放電ランプは交点Yにおいてのみ作動し得るから、点灯していても大幅な減光状態となり、放電ランプの電極近傍の異常高温化を未然に防止できる。また、容易に寿命末期に至ったことを認識することができる。
【0086】
図6は、従来技術における負荷特性を示すグラフである。
【0087】
図において、図5と同一部分については説明を省略する。
【0088】
従来技術においては、負荷特性がほぼ円弧状の曲線C’となる。このため、放電ランプの寿命末期時の動作特性曲線bと負荷特性曲線C’との交点Y’の位置においては、出力電流が正常時の交点X’における出力電流に対して大きな差がなく、このため寿命末期になると、半波放電によって電極近傍が異常高温になりやすい。
【0089】
図7は、図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における負荷回路の周波数特性を示すグラフである。
【0090】
図において、横軸は周波数を、縦軸は出力電圧を、それぞれ示す。
【0091】
本実施形態にあっては、始動時(無負荷時)において、負荷回路の固有共振周波数f0に対してf0/3の周波数のときに相対的に小さな低次の共振が現れる。このf0/3の近傍に始動時の出力周波数を設定すると、第3次高調波の共振が発生し、しかも遅れ位相のスイッチングを実現できることが分かった。
【0092】
図8は、図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態において始動時にスイッチング手段を通流する電流波形を示すグラフである。
【0093】
図において、横軸は時間を、縦軸は電流を、それぞれ示す。
【0094】
時間t0はスイッチング手段のオン時、時間t1はオフ時をそれぞれ示す。すなわち、始動時(無負荷時)において、スイッチング手段がオンすると、高周波発生手段の動作周波数に対して第3次の高調波の共振が起こり、その共振電流がスイッチング手段を通流する。
【0095】
【0096】
図9は、従来技術における始動時にスイッチング手段を通流する電流波形を示すグラフである。
【0097】
図において、図8と同一部分は説明を省略する。
【0098】
図から理解できるように、高次の共振は発生しないから、スイッチング手段は1半サイクル目でオフする。したがって、開放電圧を共振によって高めることはできない。
【0099】
図10は、本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施形態を示す回路図である。
【0100】
図において、図4と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0101】
本実施形態は、負荷回路3、3’と並列にインダクタンス5を接続しているとともに、駆動回路2cの具体回路を示している点において異なる。
【0102】
すなわち、インダクタンス5は、キャパシタンス6と直列接続されたうえで、負荷回路3、3’と並列接続されている。
【0103】
なお、キャパシタンス6は直流カット用である。
【0104】
駆動回路2cは、発振器2c1、基準電位源2c2、比較器2c3およびインバータ2c4からなる。
【0105】
そうして、負荷回路3、3’と並列接続されたインダクタンス5には遅れ電流が流れるので、たとえば負荷回路に多少の進相電流が流れたとしても、相殺されて高周波発生手段2には確実に遅れ電流を流すことができる。
【0106】
また、駆動回路2cは、発振器2c1の出力と基準電位源2c2とを比較器2c3で比較して第1の駆動信号を形成し、スイッチング手段2bの制御極に供給する。さらに、インバータ2c4で第1の駆動信号を反転させて第2の駆動信号を形成し、スイッチング手段2aの制御極に供給する。
【0107】
図11は、図10に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施形態における無負荷時に各部に流れる電流の波形図である。
【0108】
図において、イは負荷回路3、3’に流れる電流iLを、ロはインダクタンス5に流れる電流iIを、ハはスイッチング手段2a、2bに流れる電流iSを、それぞれ示している。
【0109】
図は、負荷回路に流れる電流iLをタイミングの基準にしているが、電流iLは進相電流である。
【0110】
これに対して、電流iIは遅相電流である。
【0111】
スイッチング手段2a、2bに流れる電流iSは、電流iLとiIの合成電流であるから、両者を適当に設定することにより、図示のように遅相電流になる。
【0112】
図12は、本発明の放電ランプ点灯装置の第4の実施形態を示す回路図である。
【0113】
図において、図10と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0114】
本実施形態は、インダクタンス5’が昇圧トランスを兼ねている点において異なる。
【0115】
すなわち、インダクタンス5’は、1次巻線5a’をキャパシタンス6’を介して高周波発生手段2の出力端に接続し、2次巻線5b’を1次巻線5a’と直列接続して負荷回路3、3’と並列接続している。したがって、インダクタンス5’は単巻トランス形の昇圧トランスを構成している。
【0116】
そうして、本実施形態においては、昇圧トランスによって負荷回路3、3’の要求する電圧に整合させることができるとともに、昇圧トランスの1次巻線5a’を流れる遅れの励磁電流をスイッチング手段に通流させることができる。
【0117】
図13は、本発明の放電ランプ点灯装置の第5の実施形態を示す回路図である。
【0118】
図において、図10と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0119】
本実施形態は、インダクタンス5”がフィラメント加熱トランスを兼ねている点において異なる。
【0120】
すなわち、インダクタンス5”は、1次巻線5a”をキャパシタンス6を介して高周波発生手段2の出力端に接続し、放電ランプ3、3’のフィラメント電極の数に等しい数の2次巻線a、b、c、dを放電ランプ3、3’のフィラメント電極a、b、c、dに接続している。
【0121】
そうして、本実施形態においては、放電ランプ3、3’のフィラメント電極a、b、c、dをインダクタんすであるフィラメント加熱トランスにより加熱してラピッドスタート形に構成できるとともに、フィラメント加熱トランスの1次巻線5a”に流れる遅れの励磁電流をスイッチング手段2a、2bに通流させることができる。
【0122】
図14は、本発明の照明装置の一実施形態を示す概念図である。
【0123】
本実施形態は、細管形の放電ランプ3a1、3a2を用いた家庭用の天井直付形照明器具である。
【0124】
図において、7はシャーシ、8は反射板、9は点灯装置、10は透光カバーである。
【0125】
シャーシ7は、円形の浅皿状をなし、天井に取り付ける手段を備えているとともに、透光カバー10を装着するための機構を有している。
【0126】
反射板8は、極力浅く形成されるとともに、放電ランプ3a1、3a2の発光をなるべく透光カバー10の面の輝度が均一になるように反射する形状に成形されている。
【0127】
点灯装置9は、放電ランプを除いた負荷回路、高周波発生手段および直流電源からなり、シャーシ7および反射板8の間に形成される空間内に配設されている。
【0128】
透光カバー10は、シャーシ7の下面に配設されて放電ランプ3a1、3a2および反射板8などを包囲している。
【0129】
ところで、放電ランプ3a1、3a2は、管外径が16.5mmの細管で、かつ環形の蛍光ランプを用いている。この蛍光ランプは形名がFHC27およびFHC34で、それぞれを全光点灯において38W、48Wの高出力点灯するように点灯装置9が構成されている。
【0130】
そうして、本実施形態の照明器具は、従来の一般形の蛍光ランプが管外径29mmであるのに対して、上記のように管外径が16.5mmなので、器具高さを平均40%小さくでき、すこぶる薄形にできるので、マンションに見られるように比較的低い天井高さの室内に設置しても圧迫感がない。また、定格寿命は一般形の蛍光ランプが6000時間であるのに対して、9000時間なので、1.5倍になる。さらに、従来細管の放電ランプにおいて深刻な問題を提起しやすい寿命末期の異常温度上昇による溶融の心配がないことは既述のとおりである。
【0131】
【発明の効果】
請求項1ないし6の各発明によれば、高周波発生手段が、放電ランプの全光点灯時には負荷回路の固有共振周波数より十分低い周波数の高周波出力を発生するとともに、調光点灯時には固有共振周波数より高い周波数の高周波を発生し、負荷回路が、全光点灯時には開放電圧は低いが短絡電流は大きい第1の負荷特性を示し、調光点灯時には開放電圧は高いが短絡電流は小さい第2の負荷特性を示し、かつ正常時の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成するが寿命末期の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成し得ないか、または第2の負荷特性に対してのみ動作点を形成するように構成されていることにより、たとえ細管の放電ランプであっても複雑な保護回路を用いることなく、寿命末期時に放電ランプを減光ないし消灯させることができるので、ガラスバルブ、口金、ソケットなどが溶融するのを未然に防止する放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0132】
請求項2の発明によれば、加えて放電ランプと並列接続されたキャパシタンスの容量を小さくすることにより、構成が簡単でありながら、特別な保護回路を設けることなく、寿命末期時の保護動作が確実な放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0133】
請求項3の発明によれば、加えて全光点灯時における高周波発生手段の動作周波数を負荷回路の固有共振周波数f0の1/3ないし1/2にしたことにより、スイッチング手段が進相動作をしないようにした放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0134】
請求項4の発明によれば、加えて複数の負荷回路を高周波発生手段の出力端に並列接続したことにより、寿命末期になった放電ランプは減光ないし消灯するが、正常な放電ランプは引き続き点灯するので、暗転することがない放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0135】
請求項5の発明によれば、加えて負荷回路と並列にインダクタンスを接続したことにより、遅れの電流をスイッチング手段に通流させるので、スイッチング手段が進相動作になりにくくて、設計の裕度の高い放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0136】
請求項6の発明によれば、加えて放電ランプの始動時に高次の高調波の共振電圧を発生させることにより、始動を容易にした放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0137】
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態を示す回路図
【図2】 図1に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態における負荷回路の周波数特性を示すグラフ
【図3】 図1に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態における負荷特性を示すグラフ
【図4】本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態を示す回路図
【図5】図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における負荷特性を示すグラフ
【図6】 従来技術における負荷特性を示すグラフ
【図7】 図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における負荷回路の周波数特性を示すグラフ
【図8】 図4に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態において始動時にスイッチング手段を通流する電流波形を示すグラフ
【図9】 従来技術における始動時にスイッチング手段を通流する電流波形を示すグラフ
【図10】 本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施形態を示す回路図
【図11】 図10に示す本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施形態における無負荷時に各部に流れる電流の波形図
【図12】 本発明の放電ランプ点灯装置の第4の実施形態を示す回路図
【図13】 本発明の放電ランプ点灯装置の第5の実施形態を示す回路図
【図14】 本発明の照明装置の一実施形態を示す概念図
【符号の説明】
1…直流電源
2…高周波発生手段
2a…スイッチング手段
2b…スイッチング手段
2c…駆動回路
3…負荷回路
3a…放電ランプ
3b…インダクタンス
3c…キャパシタンス
3d…キャパシタンス
4…制御手段
Claims (7)
- 放電ランプ、インダクタンスおよびキャパシタンスを含む負荷回路と;
放電ランプの全光点灯時には負荷回路の固有共振周波数より十分低い周波数の高周波出力を発生するとともに、調光点灯時には固有共振周波数より高い周波数の高周波を発生して、負荷回路に高周波出力を供給する高周波発生手段と;
全光点灯および調光点灯を設定する制御手段と;
を具備し、前記負荷回路は、全光点灯時には開放電圧は低いが短絡電流は大きい第1の負荷特性を示し、調光点灯時には開放電圧は高いが短絡電流は小さい第2の負荷特性を示し、かつ正常時の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成するが、寿命末期の放電ランプの動作特性が第1および第2の負荷特性に対して動作点を形成し得ないか第2の負荷特性に対してのみ動作点を形成するように構成されていることを特徴とする放電ランプ点灯装置。 - 負荷回路は、放電ランプ、放電ランプと直列接続されたインダクタンスおよび放電ランプと並列接続された小容量のキャパシタンスを含むことによって、全光時の動作周波数に対して固有共振周波数が十分に高く設定されていることを特徴とする請求項1記載の放電ランプ点灯装置。
- 高周波発生手段は、全光点灯時の動作周波数fが負荷回路の固有共振周波数をf0としたとき、下式を満足していることを特徴とする請求項1または2記載の放電ランプ点灯装置。
f0/3≦f≦f0/2 - 負荷回路は、その複数が高周波発生手段の出力端に並列接続されており;
寿命末期になった放電ランプは減光ないし消灯するが、正常な放電ランプは点灯し続けるように構成されている;
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。 - 負荷回路と並列に接続されたインダクタンスを具備していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
- 放電ランプの始動時において、動作周波数の高次の共振電圧を放電ランプに印加することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
- 照明装置本体と;
照明装置本体に支持された請求項1ないし6のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と;
を具備していることを特徴とする照明装置。
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