JP2010049866A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】冶具を用いることなく、コンタクトを効率よく取り外すことのできる電気コネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】相手側コンタクトと電気的に接続されるコンタクト100と、コンタクト100を収容するキャビティ11が形成されるハウジング10と、キャビティ11内に設けられ、コンタクト100を係止してキャビティ11から抜け止めするランス片31と、ハウジング10に進退可能に取り付けられ、後方から前方に向けて移動させると、コンタクト100の係止を解除する向きにランス片31を変位させる係止解除部材70と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、別途用意される冶具を用いることなくコンタクトの係止状態を解除することのできる電気コネクタに関する。
電気コネクタは、一般に、ハウジングのキャビティ内部にはコンタクトを係止して抜け止めするランスを有している。電気コネクタを組み立てた後に、例えば電気コネクタのメンテナンスのためにコンタクトを取り外すことがある。
コンタクトを取り外すには、電気コネクタとは別体の取り外し用の冶具によってランスを係止解除方向に変位させてコンタクトとの係止状態を解除し、その後、コンタクトを後方へ引き抜くことが行なわれている(例えば特許文献1)。
電気コネクタとは別体の治具の管理が煩わしいことに基づいて、特許文献2は冶具を用いることなく、コンタクトを取り外すことのできる電気コネクタを提案している。この電気コネクタはハウジングが所定の保持位置で保持されるフレームを有し、フレームにはランスをコンタクトとの係止を解除する向きに変位させる解除部が一体に設けられている。
特許文献2には、ハウジングをフレームの保持位置で保持させるために、フレーム側の当て止め部に当て止めされる当て受け部がハウジングに設けられている。当て止め部と当て受け部とが接触することにより、ハウジングがフレームの保持位置を越えて挿入されることを阻止している。しかるに、ランスを係止解除方向に変位させるには、フレームに対してハウジングを保持位置より前方へ相対的に移動させる必要がある。そこで特許文献2の電気コネクタは、ハウジングをフレームから一旦取り外し、当て受け部を折り曲げて、フレームに対してハウジング保持位置よりも前方への相対移動を可能にする。その後、ハウジングをフレームに挿入すると、保持位置で停止することなく、ハウジングは保持位置より前方へ相対移動する。このハウジングの超過移動により、解除部はランスと当接してランスを係止解除方向に変位させる。
特開2004−247227号公報(図6) 特開2008−123776号公報(図8)
以上説明したように、特許文献2は、冶具を用いることなくコンタクトを取り外すことができるが、ハウジングをフレームから一旦取り出し、当て受け部を折り曲げる必要があるため、作業効率が悪い。
そこで本発明は、冶具を用いることなく、コンタクトを効率よく取り外すことのできる電気コネクタを提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明の電気コネクタは、相手側コンタクトと電気的に接続されるコンタクトと、コンタクトを収容するキャビティが形成されるハウジングと、キャビティ内に設けられ、コンタクトを係止してキャビティから抜け止めするランスと、ハウジングに進退可能に取り付けられ、後方から前方に向けて移動させると、コンタクトとの係止を解除する向きにランスを変位させる係止解除部材と、を備えることを特徴とする。なお、本発明における前後方向については、相手側コネクタと接続される嵌合面側を前方、電線が導出される側を後方と定義されるものとする。後述する実施の形態も同様とする。
本発明の電気コネクタは、ハウジングの後端からランスの位置にかけて貫通する経路がキャビティ内に形成され、経路内を係止解除部材が進退することが好ましい。
本発明は、複数のコンタクトと、複数のコンタクトを係止してキャビティから抜け止めする複数のランスと、を備えた電気コネクタに適用でき、その場合、一体化された複数の係止解除部材を備えることにより、一度の係止解除の操作により、複数のコンタクトについて同時に係止解除を行うことができる。
また、本発明は、ハウジングに取り付けられ、係止解除部材を覆うカバーをさらに備えることができる。カバーにより係止解除部材を覆うことにより、係止解除部材が不用意に移動して係止を解除するのを防止できる。
本発明によれば、ハウジングに取り付けられている係止解除部材を操作することにより、コンタクトの係止状態を解除できるので、取り外し用の冶具を用いる必要がない。
しかも、本発明の電気コネクタによれば、コンタクトが係止されている状態で、係止解除部材を後方から前方に向けて移動させるのみでコンタクトとランスとの係止状態を解除できるので、コンタクトの取り外しの作業効率がよい。さらに本発明の電気コネクタは、電線の導出側のみでコンタクトの取り外し作業が行なえるので、コンタクトの取り外しの作業性が優れる。
以下、図1〜図7に示される電気コネクタ1に基づいて本発明を詳細に説明する。
電気コネクタ1は、ケーブル105の電線110の先端に接続されたコンタクト100を保持するハウジング10と、コンタクト100を係止して抜け止めするロックリング30と、ロックリング30をハウジング10に固定する押さえブロック50と、コンタクト100との係止を解除する向きにロックリング30を動作させるコンタクト係止解除部材70と、ハウジング10と接続されその後端を覆うカバー90とを備える。電気コネクタ1は、図示しない相手側の電気コネクタと接続、離脱が可能とされる。
ハウジング10は、合成樹脂を射出成形して作製されたものであり、前後方向に貫通する円筒状のキャビティ11を備える。キャビティ11は、上下方向に2列、幅方向に2列形成されている。各キャビティ11には後方からコンタクト100が挿入される。
キャビティ11は、前後方向の中央部にロックリング収容部12を、また、後方に押さえブロック収容部13を有している。ロックリング収容部12は、前方に行くに従って徐々に径が縮小される部分と、径の等しい部分とからなる。また、押さえブロック収容部13は、ロックリング収容部12よりも開口径が大きく、かつ前後方向に径が等しくされている。
また、ハウジング10は、前端に軸方向に向けて突出するリング状のコンタクト規制突起14を有している。コンタクト規制突起14にコンタクト100の前端を突き当てることにより、コンタクト100は正規位置に位置決めされる。
ロックリング収容部12に収容されるロックリング30は、スリット32を挟んで円錐面上に配置される4枚のランス片31を有している。ハウジング10内でランスとして機能するランス片31は、後端が円筒状の基部33に連なり、また、前端面がコンタクト100の係止突起104と対向する係止面34を有する。ロックリング30はステンレス鋼等の金属板を打ち抜き及び曲げ加工により一体的に作製されたものであり、ランス片31が前方の径が縮小された部分に、基部33が後方の径が等しい部分に配置されるようにロックリング収容部12に収容される。ロックリング30は、後述する押さえブロック50によって基部33をキャビティ11の内壁に押し付けられることにより、キャビティ11内に保持される。またランス片31が配置されるロックリング収容部12は、ランス片31が撓んで径方向に変位するのを許容する十分なスペースを有している。したがって、ランス片31は、ロックリング収容部12内において、基部33を固定端として径方向に撓み変形が可能である。
押さえブロック50は、合成樹脂を射出成形して作製されたものであり、連結部51により繋がる4つの本体52を有している。各本体52には、前後方向に貫通する円筒状の貫通孔54が形成されている。この貫通孔54内に、係止解除部材70の駆動部72が前後方向に相対移動可能に配置される。また、各本体52の前端には、貫通孔54と同軸上にリング状のランス押さえ部53が前方に向けて形成されている。
押さえブロック50は、本体52がハウジング10の押さえブロック収容部13に挿入、固定される。このとき、ランス押さえ部53は、ロックリング30の基部33の内径側に挿入され、かつ基部33を内径側からロックリング収容部12の内壁に向けて押し付ける。これにより、ロックリング30は、ハウジング10内に保持される。
係止解除部材70は、合成樹脂を射出成形して作製されたものであり、連結部71で後端が繋がる4つの駆動部72を有している。
駆動部72は、前後方向に貫通する貫通孔74を有する中空円筒状の部材であり、前端部外周には径方向外側に向けて突出する4つの係止突起73が等間隔で形成されている。係止突起73は、前端側の面が前方から後方に向けて緩やかな上り勾配の傾斜面とされ、後端側の面は径方向に垂下する垂直面とされている。
駆動部72の外径は、押さえブロック50のランス押さえ部53の内側に挿入可能なようにその内径よりも僅かに小さく設定されている。また、係止突起73の頂部の外径は、ランス押さえ部53の内径よりも大きく設定されている。したがって、駆動部72が押さえブロック50の貫通孔54内に挿入されると、係止突起73とランス押さえ部53とが干渉する関係にある。
カバー90は、前後方向に貫通するキャビティ91を有している。キャビティ91の前方側には、
ロックリング30、押さえブロック50及び係止解除部材70が取り付けられたハウジング10の後方側を収容する。また、キャビティ91の後方側から電線110が挿入される。電線110の先端に設けられているコンタクト100は、カバー90のキャビティ91内において、ハウジング10に保持される。
例えば圧着により電線110に接続されるコンタクト100は、銅合金等の導電性材料からなる板材を円筒状に曲げ加工して形成されたものであり、その前端に図示しない相手側のコンタクトが挿入される開口101を有している。
コンタクト100の内部には、前記相手側のコンタクトと電気的に接続されるソケット状の接点部材102が配置されている。接点部材102は、その前後に形成されたコンタクト100の内側に向けて突出する位置決め突起103により、前後方向の位置が規制される。位置決め突起103は、例えば板材の状態でプレス加工することにより形成される。
コンタクト100の外周面には、コンタクト100の外側に向けて突出する係止突起104が形成されている。係止突起104とランス片31先端の係止面34とが係止されることにより、コンタクト100は抜け止めされる。係止突起104も、例えば板材の状態でプレス加工することにより形成される。係止突起104は、コンタクト100の外周面に等間隔で3箇所に形成されている。そうすることにより、ランス片31とコンタクト100の互いの軸方向周りの位置にかかわらず、4つのランス片31のいずれかの係止面34と3つの係止突起104のいずれかが対向して配置されるので、コンタクト100は確実に係止される。
ハウジング10にロックリング30、押さえブロック50及び係止解除部材70を取り付ける手順は以下の通りである。
押さえブロック50の貫通孔54の後端から係止解除部材70の駆動部72を挿入する。駆動部72先端の係止突起73の頂部の外径は押さえブロック50のランス押さえ部53の内径よりも大きいので係止突起73とランス押さえ部53とが干渉するが、さらに係止解除部材70を押し込むと、弾性変形により駆動部72の前端部分の径が縮小して、係止突起73がランス押さえ部53を通過する。ランス押さえ部53を通過すると、駆動部72の前端部分は弾性復帰する。係止解除部材70は、押さえブロック50に対して、係止突起73とランス押さえ部53とが突き当たる位置(最後端)と、連結部71と本体52とが突き当たる位置(最前端)との間で前後方向に進退が可能である。なお、係止突起73の前方側が傾斜面となっているので、後方から前方の向きには、係止突起73はランス押さえ部53を通過しやすい。しかし、係止突起73の後方側は垂直な面となっているので、前方から後方の向きには、係止突起73はランス押さえ部53に突き当たり、通過しにくい。このように、ランス押さえ部53は、ロックリング30の基部33をハウジング10に押し付ける機能と、係止解除部材70の移動範囲を規制する機能とを併せ持つ。
次に、ロックリング30の基部33をランス押さえ部53の外側に嵌め込むことにより、ロックリング30を押さえブロック50に装着する。これにより、係止解除部材70の係止突起73は、ロックリング30の内側に配置される。
ロックリング30、押さえブロック50及び係止解除部材70からなる組立体は、ロックリング30が装着された側から、ハウジング10のキャビティ11に挿入される。押さえブロック50の本体52の前端面がキャビティ11の内壁面に突き当たる正規位置まで前記組立体を押し込むと、ロックリング30等のハウジング10への取り付けが完了する(図6)。
図6に示されるように、ハウジング10のキャビティ11に押さえブロック50が固定される。押さえブロック50の貫通孔54内には、係止解除部材70の駆動部72が配置される。駆動部72の係止突起73を含む前方部分は押さえブロック50よりも前方に突出し、係止突起73はランス片31の内側に配置される。また、駆動部72の連結部71を含む後方部分はキャビティ11を貫通して押さえブロック50よりも後方に突出している。つまり、ハウジング10の後端からランス片31の位置にかけて、ハウジング10のキャビティ11(押さえブロック50の貫通孔54)の内壁とコンタクト100との間に進退経路が形成され、駆動部72はこの経路に進退可能に配置されている。そして、ランス片31まで係止突起73が到達する駆動部72をその経路に配設したので、連結部71を前方に移動させるだけで、係止を解除する向きにランス片31を変位させることができる。
次に、電線110(コンタクト100)の接続は、以下のようにして行われる。なお、カバー90のキャビティ91を貫通して、コンタクト100がカバー90の外部に露出している状態で、電線110の接続が行われる。
電線110の端末に接続した各コンタクト100を係止解除部材70の貫通孔74の後端から挿入する。コンタクト100は、その前端がハウジング10のコンタクト規制突起14に突き当たるまで所定深さまで挿入される。その過程で、コンタクト100の外周に形成されている係止突起104が、ロックリング30のランス片31を外側に押し広げてランス片31を通過する。そうして、係止突起104とランス片31の前端にある係止面34とが対向して配置されることにより、コンタクト100を引き抜こうとしても、係止突起104がランス片31の係止面34に係止され、コンタクト100は抜け止めされる。
電線110を接続した後、ハウジング10の後側をカバー90のキャビティ91の正規位置に挿入する。そうすると、ハウジング10の側面に設けられた抜け止め突起15がカバー90の係止溝92に係止され、ハウジング10とカバー90とがロック状態とされる。
電気コネクタ1の使用状態、つまりコンタクト100が抜け止めされた状態では、図6に示されるように、係止解除部材70を最後端まで移動させる。
電線110をハウジング10に接続した後に、例えばメンテナンスのためにハウジング10からコンタクト100を取り外すことがある。その場合は、係止解除部材70の操作ができるように、ハウジング10とカバー90とのロック状態を解除し、カバー90を取り外す。次に、最後端に引き出されていた係止解除部材70の連結部71を前方に向けて押し込む。この過程で、ロックリング30のランス片31が前方に移動してきた係止突起73によりキャビティ11の内壁に向けて押され、ランス片31は径方向外側に向けて、つまり係止を解除する向きに撓んで変位する。係止解除部材70を、連結部71が押さえブロック50の本体52に突き当たるまで、つまり最前端まで押し込むと、ランス片31の変位が最大となり、ランス片31の前端で囲まれる略円形領域の径が、コンタクト100の係止突起104の頂部の径よりも大きくなる。これにより、抜け止めが解除される(図7)。最前端に係止解除部材70を位置させたままで、電線110を後方へ引っ張ることで、コンタクト100をハウジング10から取り出すことができる。コンタクト100を取り外した後も最前端に係止解除部材70を位置させたままにしておけば、次にコンタクト100をハウジング10に挿入する作業が容易である。係止解除部材70は、係止突起73とランス片31の摩擦係合により、最前端に留まろうとする。なお、最初にコンタクト100をハウジング10に挿入する際に、係止解除部材70を最前端に位置させて係止状態を解除しておいてもよい。
以上説明したように電気コネクタ1によれば、ハウジング10に取り付けられている係止解除部材70を操作することにより、ランス片31の係止状態を解除できるので、取り外し用の冶具を用いることなくコンタクト100の取り外しができる。しかも、電気コネクタ1によれば、係止解除部材70を最後端から最前端へ移動させるのみでランス片31の係止状態を解除できるので、コンタクト100の取り外しの作業効率がよい。
また電気コネクタ1の係止解除の作業は、電気コネクタ1の後方、つまり電線110の導出側で連結部71を前方に向けて押し込むものである。したがって、引続き行なわれる電線110の引き抜きとともに一連の作業が電線110の導出側だけで行なえるので、コンタクト100の取り外しの作業性が優れる。
さらに電気コネクタ1は、係止解除部材70がカバー90の内部に収容されているので、係止解除部材70の不用意な動作を防ぎ、ランス片31の係止状態が使用時に解除されることがない。
電気コネクタ1は、4つの駆動部72が連結部71を介して一体化されているので、係止解除部材70を操作することにより、4つのランス片31の係止状態を一度に解除できる。ただし、本発明は、複数の駆動部72を独立して設けることにより、ランス片31を一つずつその係止状態を解除できるようにしてもよい。もちろん、電線110が一本だけ接続される電気コネクタ1について適用することもできる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択し、他の構成に適宜変更することが可能である。例えば、ランスとして機能するロックリング30(ランス片31)は、この形態に限るものでなく、ハウジング10に一体的に形成されるランスについて本発明を適用することもできる。また例えば、コンタクト100についても、雄型コンタクト等の他の形態であっても本発明を適用できる。
本実施の形態に係る電気コネクタを示す斜視図である。 カバーを取り外した状態の本実施の形態に係る電気コネクタを示す分解斜視図である。 本実施の形態に係る電気コネクタの要部を示す分解斜視図である。 本実施の形態に係るハウジングに電線が接続された状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係るハウジングから電線が取り外された状態を示す分解斜視図である。 コンタクトが係止されている状態の本実施の形態に係る電気コネクタを示す要部断面図である。 コンタクトの係止が解除された状態の本実施の形態に係る電気コネクタを示す要部断面図である。
符号の説明
1…電気コネクタ、
10…ハウジング、11…キャビティ、12…ロックリング収容部、13…押さえブロック収容部、14…コンタクト規制突起、15…抜け止め突起
30…ロックリング、31…ランス片、32…スリット、33…基部、34…係止面、
50…押さえブロック、51…連結部、52…本体、53…ランス押さえ部、54…貫通孔、
70…係止解除部材、71…連結部、72…駆動部、73…係止突起、74…貫通孔、
90…カバー、91…キャビティ、92…係止溝、
100…コンタクト、101…開口、102…接点部材、103…位置決め突起、104…係止突起、
105…ケーブル、110…電線

Claims (4)

  1. 相手側コンタクトと電気的に接続されるコンタクトと、
    前記コンタクトを収容するキャビティが形成されるハウジングと、
    前記キャビティ内に設けられ、前記コンタクトを係止して前記キャビティから抜け止めするランスと、
    前記ハウジングに進退可能に取り付けられ、後方から前方に向けて移動させると、前記コンタクトの係止を解除する向きに前記ランスを変位させる係止解除部材と、
    を備えることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングの後端から前記ランスの位置にかけて貫通する経路が前記キャビティ内に形成され、前記経路内を前記係止解除部材が進退することを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記電気コネクタは、複数の前記コンタクトと、
    複数の前記コンタクトを係止して前記キャビティから抜け止めする複数のランスと、
    一体化された複数の前記係止解除部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記ハウジングに取り付けられる、前記係止解除部材を覆うカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタ。
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