JP2010049841A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】端子金具の挿入姿勢が傾くのを防止する。
【解決手段】コネクタ10は、電線90の端末に接続された端子金具20と、端子金具20を挿入可能なキャビティ31を有するハウジング30とを備え、ハウジング30におけるキャビティ31の内壁には、キャビティ31内に正規挿入された端子金具20を抜け止め係止するランス34が撓み可能に設けられている。ハウジング30におけるキャビティ31の内壁には、撓み可能な弾性片41がランス34とは別に設けられている。ハウジング30にはリテーナ50が装着され、リテーナ50にはハウジング30への正規装着によって弾性片41を端子金具20側に強制的に押さえ付ける押さえ部55が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】コネクタ10は、電線90の端末に接続された端子金具20と、端子金具20を挿入可能なキャビティ31を有するハウジング30とを備え、ハウジング30におけるキャビティ31の内壁には、キャビティ31内に正規挿入された端子金具20を抜け止め係止するランス34が撓み可能に設けられている。ハウジング30におけるキャビティ31の内壁には、撓み可能な弾性片41がランス34とは別に設けられている。ハウジング30にはリテーナ50が装着され、リテーナ50にはハウジング30への正規装着によって弾性片41を端子金具20側に強制的に押さえ付ける押さえ部55が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、従来のコネクタが開示されている。これは、電線の端末に接続された端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングを備え、ハウジングにおけるキャビティの内壁にはキャビティ内に正規挿入された端子金具を抜け止め係止するランスが撓み可能に設けられている。また、ハウジングには、前方からリテーナが装着されている。リテーナは、ハウジングへの正規装着によってランスの撓み空間に進入する規制部を有し、規制部がランスと当接することでランスの弾性撓みが規制されるようになっている。
特開2008−21608公報
ところで、ハウジングの後面から引き出された電線が端子金具の挿入方向と交差する方向に振られると、その電線に追従するようにして端子金具が正規の挿入姿勢である水平姿勢から傾くことがある。そうすると、端子金具が相手側端子金具と正対し得ず、両端子金具の接続動作に支障を来たすおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の挿入姿勢が傾くのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に接続された端子金具と、前記端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングとを備え、前記ハウジングにおける前記キャビティの内壁には、前記キャビティ内に正規挿入された前記端子金具を抜け止め係止するランスが撓み可能に設けられているコネクタであって、前記ハウジングにおける前記キャビティの内壁には、撓み可能な弾性片が前記ランスとは別に設けられており、かつ、前記ハウジングには係止部材が装着され、前記係止部材には前記ハウジングへの正規装着によって前記弾性片を前記端子金具側に強制的に押さえ付ける押さえ部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記弾性片と前記ランスとは、前記キャビティの内壁において前記端子金具の挿入方向と直交する方向で互いに向かい合って配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記係止部材は、前記ハウジングへの正規装着によって前記ランスの撓み空間に進入することで前記ランスの弾性撓みを規制する規制部を有するリテーナとされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記弾性片は、前記キャビティを形成する壁に略U字形の切り込みを入れることによって形成され、かつその先端部に前記係止部材の前記ハウジングへの装着終盤段階で前記押さえ部と干渉することによって前記弾性片の変位動作を誘導する被押さえ部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
係止部材のハウジングへの正規装着によって押さえ部が弾性片を端子金具側に強制的に押さえ付けるから、端子金具と弾性片との隙間が埋まり、端子金具のがた付きが抑えられる。しかも、端子金具が弾性片とランスの双方で二重に保持されるため、端子金具の抜け止めの信頼性が高められる。
係止部材のハウジングへの正規装着によって押さえ部が弾性片を端子金具側に強制的に押さえ付けるから、端子金具と弾性片との隙間が埋まり、端子金具のがた付きが抑えられる。しかも、端子金具が弾性片とランスの双方で二重に保持されるため、端子金具の抜け止めの信頼性が高められる。
<請求項2の発明>
弾性片とランスとが端子金具の挿入方向と直交する方向で互いに向かい合って配置されているから、弾性片とランスとの間に端子金具が強固に保持されることとなり、端子金具のがた付きが確実に抑えられる。
弾性片とランスとが端子金具の挿入方向と直交する方向で互いに向かい合って配置されているから、弾性片とランスとの間に端子金具が強固に保持されることとなり、端子金具のがた付きが確実に抑えられる。
<請求項3の発明>
係止部材がランスの弾性撓みを規制する規制部を有するリテーナとされているため、押さえ部が弾性片を押さえ付けるだけの専用の係止部材からなる場合と比べて、部品点数が削減されるとともに、構成の簡素化が実現される。また、規制部と押さえ部との間に端子金具が挟み付けられる構成であれば、端子金具のがた付きがよりいっそう確実に抑えられる。
係止部材がランスの弾性撓みを規制する規制部を有するリテーナとされているため、押さえ部が弾性片を押さえ付けるだけの専用の係止部材からなる場合と比べて、部品点数が削減されるとともに、構成の簡素化が実現される。また、規制部と押さえ部との間に端子金具が挟み付けられる構成であれば、端子金具のがた付きがよりいっそう確実に抑えられる。
<請求項4の発明>
弾性片がキャビティを形成する壁に略U字形の切り込みを入れることによって形成されているから、弾性片がキャビティ内に突出する場合と違って、ハウジングの大型化を招くことがない。また、係止部材のハウジングへの装着終盤段階で弾性片の被押さえ部が押さえ部と干渉して弾性片の変位動作を誘導するから、係止部材のハウジングへの装着に伴う組み付け抵抗が格別過大になることもなく、装着作業性に優れる。
弾性片がキャビティを形成する壁に略U字形の切り込みを入れることによって形成されているから、弾性片がキャビティ内に突出する場合と違って、ハウジングの大型化を招くことがない。また、係止部材のハウジングへの装着終盤段階で弾性片の被押さえ部が押さえ部と干渉して弾性片の変位動作を誘導するから、係止部材のハウジングへの装着に伴う組み付け抵抗が格別過大になることもなく、装着作業性に優れる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、端子金具20、ハウジング30及びリテーナ50を備えて構成されている。ハウジング30は図示しない相手側ハウジングと嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手側ハウジングに対する嵌合面側を前方とする。
本発明の実施形態1を図1ないし図3によって説明する。実施形態1に係るコネクタ10は、端子金具20、ハウジング30及びリテーナ50を備えて構成されている。ハウジング30は図示しない相手側ハウジングと嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手側ハウジングに対する嵌合面側を前方とする。
端子金具20は、銅又は銅を多く含む銅合金などの導電性の金属板材を曲げ加工などして一体に形成され、図1に示すように、電線90の端末に接続されている。電線90は、アルミニウム又はアルミニウムを多く含むアルミニウム合金からなる素線を撚り合せた芯線91と、芯線91の周りを覆う絶縁被覆92とによって構成されている。端子金具20は、図示しない相手側端子金具の雄タブを受容する箱型の接続部21と、接続部21の後方に位置し、電線90の端末にて露出する芯線91に圧着されるワイヤバレル22と、ワイヤバレル22の後方に位置し、電線90の端末における絶縁被覆92に嵌着されたゴム栓80に圧着されるインシュレーションバレル23とを備えている。接続部21の後端は後述するランス34によって弾性係止される顎状の係止受部25とされている。
ハウジング30は合成樹脂製であって前後方向に細長い角ブロック状をなし、図2に示すように、その内部に、前後方向に貫通するキャビティ31が設けられている。ハウジング30の前面には、キャビティ31と連通して雄タブを挿入可能なタブ挿入口32を有する前壁33が設けられ、この前壁33に端子金具20が当て止め可能とされている。キャビティ31の内壁における下面には、前方へ向けて突出する片持ち状のランス34が撓み可能に設けられている。自然状態におけるランス34は略水平に配置され、ランス34の下面とキャビティ31の下面との間にはランス34の撓み空間35が保有されている。ランス34が自然状態にあるときに、ランス34の略前半部の下面はランス34の略後半部の下面よりも一段高い位置にあり、ランス34の略前半部の下面とキャビティ31の内壁における下面との間の隙間(前側撓み空間36)は、ランス34の略後半部の下面とキャビティ31の内壁における下面との間の隙間(後側撓み空間37)よりも大きくされ、後述する規制部54の厚さとほぼ同じとされている。ランス34の先端部にはキャビティ31内へ向けて突出する係止突起38が設けられている。ハウジング30の前面には、ランス34の前方を開放する型抜き孔39が形成されている。
キャビティ31の内壁における上面には、ランス34と対向する位置に、弾性片41が設けられている。弾性片41は、図3に示すように、キャビティ31を形成するハウジング30の上壁に略U字形(角U字形を含む概念である)の切り込み42を入れることによって形成されている。詳しくは弾性片41は、ハウジング30の前部を基端としてそこから後方へ向けて片持ち状に突出する形態とされ、前後方向に同じ厚さであって自然状態では略水平に配置される弾性本体部43と、弾性本体部43の上面の略後半部にあって後述する押さえ部55によって押さえ付けられる被押さえ部44とによって構成されている。弾性本体部43の下面はキャビティ31の内壁における上面を延長した仮想面に沿って略水平に配置されている。被押さえ部44は、図2に示すように、後方へ向けてごく僅かではあるが次第に肉盛りされた形態とされ、その上面には上り勾配のテーパ状の被押圧面46が形成されている。被押さえ部44とランス34の係止突起38とは前後方向について互いに重なり合う位置に配置されている。
リテーナ50は、ハウジング30の前面に被着されるフロントタイプのリテーナであって、型抜き孔39内に前方から進入するとともにハウジング30の前壁33と合体してハウジング30の前面部分を構成する前面壁部51と、前面壁部51の周縁から後方へ突出する周面壁部52とを備え、全体としてキャップ状をなしている。周面壁部52の下壁には、リテーナ50の正規装着時にランス34よりも前方に位置して端子金具20の接続部21を下支えする支持部53が肉盛りして設けられている。支持部53の後端下部には、リテーナ50の正規装着時に撓み空間35に進入してランス34の撓み動作を規制する規制部54が後方へ突出して設けられている。
また、周面壁部52の上壁には、弾性片41の上面と摺動可能に当接するとともに被押さえ部44を端子金具20の配置側であるキャビティ31内へ向けて強制的に押さえ付ける押さえ部55が設けられている。押さえ部55は後方へ向けて略水平に突出する形態であって、被押さえ部44を押さえ付ける位置と対応する先端側の上面に、肉盛り状に突出する摘み部56が設けられている。押さえ部55の下面は、全長に亘って略水平なフラット面とされ、その先端が押圧面59とされている。また、押さえ部55の先端(後端)は、規制部54の先端(後端)よりも前面壁部51側へ引っ込んだ位置に設定されている。
次に、本実施形態に係るコネクタ10の作用効果を説明する。
まず、ハウジング30のキャビティ31内に後方から端子金具20を挿入する。端子金具20の挿入過程では、接続部21がランス34に当接することでランス34が撓み空間35側へ撓み変形される。図2に示すように、端子金具20が正規挿入されると、ランス34が弾性的に復帰するとともに、ランス34の係止突起38が端子金具20の係止受部25を弾性的に係止して端子金具20の後方への抜け止めがなされる。この間、接続部21の上面は弾性片41の下面と摺接可能とされている。
まず、ハウジング30のキャビティ31内に後方から端子金具20を挿入する。端子金具20の挿入過程では、接続部21がランス34に当接することでランス34が撓み空間35側へ撓み変形される。図2に示すように、端子金具20が正規挿入されると、ランス34が弾性的に復帰するとともに、ランス34の係止突起38が端子金具20の係止受部25を弾性的に係止して端子金具20の後方への抜け止めがなされる。この間、接続部21の上面は弾性片41の下面と摺接可能とされている。
続いて、ハウジング30の前面に装着されたリテーナ50を後方へ押し込み、ハウジング30に対してリテーナ50を装着する。リテーナ50の装着過程では規制部54がランス34の前側撓み空間36に前方から進入してランス34の弾性撓みを規制する。その後、リテーナ50が装着終盤段階に至ると、押さえ部55の押圧面59が被押さえ部44の被押圧面46と対応する位置に至り、さらにリテーナ50の装着動作が進むにしたがって、押さえ部55の押圧面59と被押さえ部44の被押圧面46とが互いに摺動するとともに、被押さえ部44が端子金具20の配置側となるキャビティ31内へ次第に傾倒変位(弾性変位)する。図1に示すように、リテーナ50が正規装着されると、押さえ部55が被押さえ部44を外側から正規の押圧力で押さえ付けて被押圧面46が略水平に配置され、もって被押圧面46と反対面側で対向する被押さえ部44の先端下面がキャビティ31内に突き出て接続部21におけるフラットな上面と線当たり状に緊密に当接する。これにより、端子金具20の接続部21は、リテーナ50の規制部54と押さえ部55との間に、ハウジング30の弾性片41とランス34とを介して高さ方向(端子金具20の挿入方向と直交する方向)に強固に挟持されることとなる。
したがって、本実施形態によれば、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる芯線91を有することに起因して電線90の線癖がつき易く、電線90の変形方向に端子金具20が追従して傾き易いという事情があるものの、端子金具20の接続部21が押さえ部55及び弾性片41による押さえ作用によってキャビティ31内に遊動規制状態で保持されるから、端子金具20のがた付きが確実に抑えられる。しかも、端子金具20が弾性片41とランス34の双方で二重に保持されるため、端子金具20の抜け止めの信頼性も高められる。
また、弾性片41とランス34とが高さ方向(端子金具20の挿入方向と直交する方向)で互いに向かい合って配置されているから、弾性片41とランス34との間に端子金具20が強固に保持されることとなり、端子金具20のがた付きがより確実に抑えられる。
さらに、リテーナ50に押さえ部55が設けられているから、押さえ部55を有する専用の係止部材を用意するのと比べ、部品点数が削減されるとともに、コネクタ10全体として構成の簡素化が実現される。そして、リテーナ50の規制部54と押さえ部55との間に端子金具20が緊密に挟み付けられることにより、端子金具20のがた付きがよりいっそう確実に抑えられる。
さらにまた、弾性片41がキャビティ31を形成する上壁に略U字形の切り込み42を入れることによって形成されているから、弾性片41がキャビティ31内に突出する場合と違って、ハウジング30の大型化を招くことがない。また、リテーナ50のハウジング30への装着終盤段階で弾性片41の被押さえ部44が押さえ部55と干渉して弾性片41の変位動作を誘導するから、リテーナ50のハウジング30への装着に伴う組み付け抵抗が格別過大になることもなく、リテーナ50の装着作業性に優れる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)リテーナの代わりに、押さえ部を有する専用の係止部材を用意してもよい。また、リテーナの代わりに、押さえ部を有するが規制部を有さないハウジングの前面部を構成するフロントホルダを用意しても構わない。さらに、リテーナの代わりに、押さえ部を有するとともに両ハウジングの嵌合動作を助勢するレバー又はスライダを用意しても構わない。
(2)リテーナは、ハウジングの側面に対して側方から装着されるサイドタイプのリテーナであってもよい。
(3)弾性片はランスと対向する位置になくてもよい。例えば、弾性片はキャビティの内壁における側面に形成されていてもよい。
(4)端子金具のインシュレーションバレルがゴム栓を介することなく電線の絶縁被覆に直接かしめ付けられる構成であってもよい。
(5)本発明は、雄端子金具を収容可能なハウジングを備えた雄型コネクタにも適用可能である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)リテーナの代わりに、押さえ部を有する専用の係止部材を用意してもよい。また、リテーナの代わりに、押さえ部を有するが規制部を有さないハウジングの前面部を構成するフロントホルダを用意しても構わない。さらに、リテーナの代わりに、押さえ部を有するとともに両ハウジングの嵌合動作を助勢するレバー又はスライダを用意しても構わない。
(2)リテーナは、ハウジングの側面に対して側方から装着されるサイドタイプのリテーナであってもよい。
(3)弾性片はランスと対向する位置になくてもよい。例えば、弾性片はキャビティの内壁における側面に形成されていてもよい。
(4)端子金具のインシュレーションバレルがゴム栓を介することなく電線の絶縁被覆に直接かしめ付けられる構成であってもよい。
(5)本発明は、雄端子金具を収容可能なハウジングを備えた雄型コネクタにも適用可能である。
10…コネクタ
20…端子金具
30…ハウジング
31…キャビティ
34…ランス
41…弾性片
44…被押さえ部
50…リテーナ
54…規制部
55…押さえ部
20…端子金具
30…ハウジング
31…キャビティ
34…ランス
41…弾性片
44…被押さえ部
50…リテーナ
54…規制部
55…押さえ部
Claims (4)
- 電線の端末に接続された端子金具と、前記端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングとを備え、前記ハウジングにおける前記キャビティの内壁には、前記キャビティ内に正規挿入された前記端子金具を抜け止め係止するランスが撓み可能に設けられているコネクタであって、
前記ハウジングにおける前記キャビティの内壁には、撓み可能な弾性片が前記ランスとは別に設けられており、かつ、
前記ハウジングには係止部材が装着され、前記係止部材には前記ハウジングへの正規装着によって前記弾性片を前記端子金具側に強制的に押さえ付ける押さえ部が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記弾性片と前記ランスとは、前記キャビティの内壁において前記端子金具の挿入方向と直交する方向で互いに向かい合って配置されている請求項1記載のコネクタ。
- 前記係止部材は、前記ハウジングへの正規装着によって前記ランスの撓み空間に進入することで前記ランスの弾性撓みを規制する規制部を有するリテーナとされている請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記弾性片は、前記キャビティを形成する壁に略U字形の切り込みを入れることによって形成され、かつその先端部に前記係止部材の前記ハウジングへの装着終盤段階で前記押さえ部と干渉することによって前記弾性片の変位動作を誘導する被押さえ部が設けられている請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
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JP2008211187A JP2010049841A (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | コネクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102292880A (zh) * | 2008-11-25 | 2011-12-21 | Adc有限公司 | 具有可调串扰补偿的电信插孔 |
US8747156B2 (en) | 2011-05-19 | 2014-06-10 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Terminal fitting |
-
2008
- 2008-08-19 JP JP2008211187A patent/JP2010049841A/ja active Pending
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CN102292880A (zh) * | 2008-11-25 | 2011-12-21 | Adc有限公司 | 具有可调串扰补偿的电信插孔 |
CN102292880B (zh) * | 2008-11-25 | 2015-09-16 | Adc有限公司 | 具有可调串扰补偿的电信插孔 |
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US8376778B2 (en) | 2010-04-22 | 2013-02-19 | Japan Aviation Electronics Industry, Ltd. | Connector with resilient retainer for contact |
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