JP2010049813A - 近接スイッチ - Google Patents

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Abstract


【課題】 リードスイッチをケースに収容した近接スイッチにおいて、リードスイッチが浮き上がらない構造で、高価な複合金型を用いずに樹脂成形できる汎用性の高いケースを用いた近接スイッチを提供する。
【解決手段】 基板15に、リードスイッチを実装し、基板15の固定孔115に樹脂ケース本体部12のフック部212を挿通させ、基板15の下面を樹脂ケース本体部12の基板固定部512と筒形状柱112に載せ、固定孔115の周縁部にフック部212を係合させて樹脂ケース本体部12に固定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リードスイッチを用いて位置、変位量等を検出する近接スイッチに関する。
従来より近接スイッチとしては、実装面を考慮してケースに収納されたものも多く使用されている。例えば特許文献1にはケース格納型近接スイッチが開示されている。この技術は近接スイッチのケースに関する技術である。図9は、従来の近接スイッチの第1の例の説明図である。従来の第1の例の近接スイッチ51は、ガラス管4の両端から延びたリード端子14にリード線6から延びた芯線16が接続されたリードスイッチがケース52に格納されている。図10は、従来の近接スイッチの第2の例の説明図である。従来の近接スイッチの第1の例の場合よりも、ケース内にリードスイッチを格納しやすいように構造に工夫がなされている。
図9に示した従来の第1の例の近接スイッチ51では、リード線6をケース52のリード線挿入部452へ挿入してから、リード線6から延びた芯線16をリード端子14に接続して、リードスイッチをリードスイッチ格納部152へ格納していた。
従来の第1の例の近接スイッチ51では、リードスイッチ格納部152内には、ガラス管4を保持する手段を具備していなかった。したがってケース52にリードスイッチを格納してもリードスイッチがケース52内で浮き上がってきてしまうという問題があった。
そこで、図9に示したケースをリードスイッチを格納しやすい構造に工夫した例が図10に示したケース62を用いた従来の近接スイッチの第2の例である。図9に示した従来の近接スイッチの第1の例と同様にリードスイッチがケース62に格納される。ここではケース62のみで表し、リードスイッチとリード線は省略した。説明のためにXYZ方向を併記した。
図10に示したように、従来の近接スイッチの第2の例のケース62のリード線挿入部462は、筒状ではなく間隙を設けた2つの押さえ板662から構成されている。リード線を筒に挿入させる構成ではなく、押さえ板662の間隙からリード線をはめ込むことができるのでリード線の保持が容易になっている。次にリードスイッチ格納部162内には、格納するリードスイッチのガラス管の形状にあわせて、YZ方向ホールド部262、X方向ホールド部362、Y方向ホールド部562を備えている。すなわち、リードスイッチ格納部162内にガラス管の長さと同等の間隔をもって設けた2つのX方向ホールド部362の間にガラス管を格納することで、ガラス管がX方向に動く事を防ぎ保持する事ができる。また、ガラス管の幅と同等の間隔をもって設けたYZ方向ホールド部262、Y方向ホールド部562でガラス管の側面をおさえることにより、ガラス管をYZ方向に動く事を防ぎ保持することができる。
特開2001−35328号公報
従来の近接スイッチの第1の例に対して、第2の例でケースの構造を工夫することによりリードスイッチがケース内で浮き上がってきてしまうという問題を解決することができる。ところが、図10に示したようにケース内にX方向ホールド部362、YZ方向ホールド部262、Y方向ホールド部562を設けてガラス管を保持する場合には、ガラス管の形状が異なるリードスイッチを格納する事はできずに、ガラス管の形状に合わせてそれぞれケースを製造する必要が生じ、ケースの汎用性が低いという問題があった。
また、ケースを効率よく量産する場合には、樹脂成形が好ましいが、格納されるガラス管の形状に合わせてそれぞれケースを製造すると、複数の金型が必要となり設備投資額が高価になるという問題があった。
加えて、リード線挿入部462については、樹脂成形において上金型と下金型のみでは製造できず、スライドコアを用いて、3方向に開閉移動する複合金型を使用する必要があり、構造が複雑になるために一台あたりの金型の費用も高価になるという問題があった。さらに、リード線挿入部462の構造が変更になった場合には、構造が複雑なために金型の改造が困難で、作り替える必要が生じるという問題もあった。
本発明は、リードスイッチをケースに収容した近接スイッチにおいて、リードスイッチが浮き上がらない構造で、高価な複合金型を用いずに樹脂成形できる汎用性の高いケースを用いた近接スイッチを提供することにある。
本発明は、ガラス管と、前記ガラス管内に封入され接点部を有し、前記ガラス管の両端からそれぞれ引き出された2本のリード端子を有するリードとからなるリードスイッチと、外部出力用のリード線と、前記リードスイッチを実装する基板とを樹脂ケースに収容してなる近接スイッチであって、前記リード線とリード端子は、前記基板上に設けられた電極パターンにより接続され、前記樹脂ケースは、開口部を有する樹脂ケース本体部と前記樹脂ケース本体部に嵌合する樹脂ケース蓋部からなり、前記樹脂ケース本体部内の底面に、筒形状柱と前記筒形状柱から延びたフック部を備えたことを特徴とする近接スイッチである。
本発明は、前記基板に複数の固定孔を設け、前記固定孔に前記フック部を挿通させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板を収容し、前記固定孔の周縁部と前記フック部を係合させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板が固定されたことを特徴とする上記の近接スイッチである。
本発明は、前記基板に複数の固定孔を設け、前記樹脂ケース蓋部に複数のフック受け部を設け、前記固定孔に前記フック部を挿通させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板を収容し、前記フック受け部と前記フック部を係合させて、前記樹脂ケース本体部と樹脂ケース蓋部が嵌合されたことを特徴とする上記の近接スイッチである。
本発明によれば、リードスイッチとリード線は基板に実装され、基板の電極パターンによって接続されているので、リード線は樹脂ケース内で引き回すことなくリードスイッチと接続される。基板は、樹脂ケース本体部に設けた筒形状柱と基板の固定孔で位置が規制される。
リードスイッチとリード線は基板に実装されるので、樹脂ケース本体部は基板の形状に合わせて作製すればよい。樹脂ケース本体部に、ガラス管を保持するホールド部やリード線を保持する押さえ板がないので、ガラス管の形状に合わせてそれぞれ製造する必要はなく、基板の寸法で規格化して作製すれば、同じ樹脂ケース本体部が使用できるため汎用性が高い。
樹脂ケース本体部に基板を固定するための部品として、筒形状柱とフック部としたことにより樹脂成形しやすい構造が実現でき、上成形金型及び下成形金型とエジェクターピンの組み合わせだけの簡単な金型構成で樹脂成形が可能である。
スライドコアを用いた複合金型を使わなければ樹脂成形できない押さえ板を含むリード線挿入部が不要なので、金型は設計自由度が増え安価な費用で製造することができる。
樹脂ケース本体部に備えられた筒形状柱とフック部は、フック部を基板に係合させる構造や、フック部を樹脂ケース蓋部に係合させる構造などケースの設計自由度が高く構造の最適化ができる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。以下、本発明の近接スイッチの4例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の近接スイッチの第1の例の分解斜視図である。図2は、本発明の近接スイッチの第1の例の断面図である。図3は、本発明の近接スイッチの第1の例の樹脂ケース本体部の斜視図である。図4は、本発明の近接スイッチの第1の例の樹脂ケース本体部の樹脂成形用金型の断面図である。
本発明の第1の例の近接スイッチ11は、図1、図2に示すようにリードスイッチが実装された基板15が樹脂ケース本体部12に固定された形態である。リード線挿入部412は、樹脂ケース本体部12の長手方向に垂直な一方の面に設けられ、リードスイッチの長手方向に平行にリード線6が接続されている。
図1に示すように、基板15には、ガラス管4の両端からリード端子14が延びたリードスイッチが半田付け等により実装されている。基板15にはリードスイッチが実装しやすいように、ガラス管4の大きさに合わせて窪みや穴を有していることが望ましい。さらに、樹脂ケース本体部12のリード線挿入部412の位置に合わせて、基板15の一方の短辺側にリード線接続用電極215を配置した電極パターン(斜線部)が設けられている。
本発明の第1の例の近接スイッチ11は、基板15の2つの固定孔115の周縁部が樹脂ケース本体部12の2つのフック部212と係合され樹脂ケース本体部12に固定される。リード線6はリード線挿入部412から挿入され、リード線接続用電極215に半田付け等により接続される。さらに樹脂ケース本体部12に樹脂ケース蓋部13を被せて本発明の近接スイッチ11が構成される。ここで、樹脂ケース本体部12の筒形状柱112とフック部212は2組で、基板15の固定孔115も2組で示したが、基板15が固定できればよいので、2組に限定されるものではない。
次に、図2を用いて、本発明の第1の例の近接スイッチ11の基板15が樹脂ケース本体部12に固定された形態について説明する。図2は、図1において左側面からみたA−A面での断面図である。樹脂モールドケース本体部12の底面には2組の筒形状柱112とフック部212を備え、貫通孔312を有している。また、樹脂ケース本体部12の対向する内壁には基板固定部512を備えている。筒形状柱112と基板固定部512の底面からの高さ寸法は等しくされている。基板15は、固定孔115にフック部212が挿入され、下面を筒形状柱112と基板固定部512に載せ、固定孔115の周縁部がフック部212と係合されて樹脂ケース本体部12に固定されている。ここで、フック部212の形状であるが、固定孔115の周縁部に係合できる形状であればよいので、図2に示した形状に限定されるものではない。また、使用されるリードスイッチの大きさが異なっても、基板の大きさが一定形状のものを使用すれば、基板15を樹脂ケース本体部12に固定できるので樹脂ケースの汎用性を高めることができる。
図3を用いて樹脂ケース本体部12について説明する。基板を固定する2組の筒形状柱112とフック部212は、樹脂ケース本体部12内の底部に植設されている。リード線挿入部412は、長手方向に垂直な面の一方に設けられ、リードスイッチの長手方向と平行にリード線が接続されるように配置されている。長手方向に垂直な面の両側の内壁には基板固定部512を備えている。
図4を用いて樹脂ケース本体部12を成形する樹脂成形用金型について説明する。樹脂成形金型は上金型7と下金型8から構成され、図4は上金型7と下金型8を組み合わせた形態の断面図である。上金型7には、樹脂ケース本体部成形部17を有している。樹脂ケース本体部成形部17に樹脂が充填されることによって樹脂ケース本体部が成形される。下金型には、エジェクターピン18がエジェクターピン固定プレート38とバネ28によって固定されている。
樹脂ケース本体部の樹脂成形について説明する。上金型7の樹脂ケース本体部成形部17には、フック部成形部27が含まれている。樹脂ケース本体部は、上金型7と下金型8を組み合わせて、エジェクターピン18が樹脂ケース本体部成形部17のフック部成形部27に挿入されてから、樹脂ケース本体部成形部17に樹脂を充填し、上金型7から取り出すと樹脂成形される。エジェクターピン18の部分には樹脂が充填されずに筒形状となり、図3に示した筒形状柱112とフック部212が成形される。図2に示した貫通孔312がエジェクターピン18が挿入された部分となる。筒形状とすることによりフック部の樹脂成形が容易となる。すなわち、樹脂ケース本体部を本発明のような構造とすることで、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂製成形が可能である。また、図4ではエジェクターピンを用いた金型構造を示したが、フック部の樹脂成形は、エジェクターピンを用いずに、下金型にブロックを固定した構造の金型でも良い。
次に、本発明の近接スイッチの第2の例について説明する。図5は、本発明の近接スイッチの第2の例の分解斜視図である。本発明の第2の例の近接スイッチ21は、本発明の第1の例の近接スイッチ11と同様に基板25が樹脂ケース本体部22に固定されている。ところが、樹脂ケース本体部22は、リード線挿入部422をリードスイッチの長手方向に対して垂直な面に設けている。すなわち、本発明の第1の例の近接スイッチ11に対して、樹脂ケースから延びているリード線6の方向が90度異なっている。
基板25には、図5に示すように、本発明の第1の例の近接スイッチ11で示した図1と同様に、ガラス管4の両端からリード端子14が延びたリードスイッチが半田付け等により実装されている。リードスイッチが実装しやすいように、ガラス管4の大きさに合わせて窪みや穴を有することが望ましい。基板25には、樹脂ケース本体部22のリード線挿入部422の位置に合わせて、ガラス管4と対向した位置にリード線接続用電極225を配置した電極パターン(斜線部)が設けられ、リード端子14が実装された電極と接続されている。基板25には2組の固定孔125を有している。
本発明の第2の例の近接スイッチ21は、基板25の固定孔125の周縁部を樹脂ケース本体部22の2組のフック部222と係合させて樹脂ケース本体部22に固定されている。リード線6は、リード線挿入部422から挿入され、リード線接続用電極225に半田付け等により接続される。ここで、固定孔125とフック部222を2組で示したが、基板25が固定できればよいので、2組に限定されるものではない。またフック部222及び筒形状柱の形状は、本発明の第1の例の近接スイッチ11と同様である。
樹脂ケース本体部22は、本発明の第1の例の近接スイッチ11とリード線挿入部412の位置が異なるだけなので、図4に示した樹脂成形用金型と同様に、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂製成形が可能である。
本発明の第2の例の近接スイッチ21で、リード線がリードスイッチの長手方向に対して垂直方向に配置されている。本発明の第1の例の近接スイッチ11とでは、リード線がリードスイッチの長手方向と平行に配置されている。近接スイッチから延びたリード線の方向として2種類を提供することにより、ユーザーは装置に接続するときに使用しやすい形態を選択できるようになる。
次に、本発明の近接スイッチの第3の例について説明する。図6は、本発明の近接スイッチの第3の例の斜視図である。図7は、本発明の近接スイッチの第3の例の断面図である。本発明の第3の例の近接スイッチ31は、図7に示すように、樹脂ケース本体部32に備えた筒形状柱132とフック部232の形状が異なり、フック部232が樹脂ケース蓋部33と係合されて、樹脂ケース本体部32に、樹脂ケース蓋部23が固定されている。リード線挿入部432は、リードスイッチの長手方向に垂直な面の一方に設けられ、樹脂ケース本体部32の長手方向に対して平行にリード線6が接続されている。
本発明の第3の例の近接スイッチ31の構造について図7を用いて説明する。図7は、図6におけるB−B面での断面図である。樹脂ケース本体部32の底面には2組の筒形状柱132とフック部232を備え、貫通孔332を有している。筒形状柱132の樹脂ケース本体部32の底面からの高さは、樹脂ケース本体部32の内壁の高さと等しくなっている、筒形状柱132から延びたフック部232の長さは、樹脂ケース蓋部33の厚みと等しくなっている。樹脂ケース本体部32の対向する内壁には基板固定部532を備えている。樹脂ケース蓋部33には、フック部が挿入されて係合されるフック掛け穴部133を備えている。基板15は、図1に示した本発明の第1の例の近接スイッチの構造と同様である。ここで、図5に示した本発明の第2の例の近接スイッチの基板25と樹脂ケース本体部22を用いて、リードスイッチの長手方向に対して垂直にリード線6が接続される構成としてもよい。
本発明の第3の例の近接スイッチ31は、基板15の固定孔115に筒形状柱132を挿通させ、基板15の下面を基板固定部532に載せて、基板15を樹脂ケース本体部32に固定する。次に、樹脂ケース蓋部33のフック掛け穴部133をフック部232と係合させて、樹脂ケース本体部32に樹脂ケース蓋部33を固定する。樹脂ケース本体部32と樹脂ケース蓋部33を安定して固定することができる。ここで、フック部232とフック掛け穴部133の形状であるが、互いに係合できる形状であればよいので、図7に示した形状に限定されるものではない。また、フック部232も2組で説明したが、樹脂ケース蓋部33が固定できればよいので、2組に限定されるものではない。
樹脂ケース本体部32は、本発明の第1の例の近接スイッチ11と筒形状柱とフック部の長さが異なるだけなので、図4に示した樹脂成形用金型と同様に、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂製成形が可能である。また、樹脂ケース蓋部33についても、フック掛け穴部133を含めて、図4に示した樹脂成形用金型と同様に、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂成形が可能である。
次に、本発明の近接スイッチの第4の例について説明する。図8は、本発明の近接スイッチの第4の例の断面図である。本発明の第4の例の近接スイッチ41は、図8に示すように、樹脂ケース本体部42に備えた筒形状柱とフック部の形状が先に説明した本発明の第3の例の近接スイッチ31と異なり、樹脂ケース蓋部43からフック受け部143が延びて樹脂ケース本体部42の内部でフック部242と係合されて、樹脂ケース本体部42に、樹脂ケース蓋部43が固定されている。
樹脂ケース本体部42の底面には、2組の筒形状柱142とフック部242が備えられ、貫通孔342を有している。筒形状柱142の樹脂ケース本体部32の底面からの高さは、樹脂ケース本体部32の内壁に設けた基板固定部532の底面からの高さと等しくなっている。基板15は、図1に示した本発明の第1の例の近接スイッチの構造と同様である。ここで、図5に示した本発明の第2の例の近接スイッチの基板25と樹脂ケース本体部22を用いて、リードスイッチの長手方向に対して垂直にリード線6が接続される構成としてもよい。
本発明の第4の例の近接スイッチ41は、基板15の固定孔115にフック部242を挿通させ、基板15の下面を基板固定部542と筒形状柱142に載せて、基板15を樹脂ケース本体部42に固定する。次に、樹脂ケース蓋部43のフック受け部143をフック部242と係合させて、樹脂ケース本体部42に樹脂ケース蓋部43を固定する。樹脂ケース本体部42内に基板15と樹脂ケース蓋部43を安定して固定することができる。ここで、フック部242とフック受け部143の形状であるが、互いに係合できる形状であればよいので、図8に示した形状に限定されるものではない。また、フック部242も2組で説明したが、樹脂ケース蓋部43が固定できればよいので、2組に限定されるものではない。
樹脂ケース本体部42は、本発明の第1の例の近接スイッチ11と筒形状柱とフック部の長さが異なるだけなので、図4に示した樹脂成形用金型と同様に、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂製成形が可能である。また、樹脂ケース蓋部43についても、フック受け部143を含めて、図4に示した樹脂成形用金型と同様に、上金型と下金型とエジェクターピンからなる安価な構成の金型での樹脂成形が可能である。
本発明の近接スイッチ41は、樹脂ケース本体部42内部で固定されているので、容易に樹脂ケース本体部42と樹脂ケース蓋部43が分離できない構造が実現できる。
本発明は、近接スイッチのケースについて樹脂ケース本体部と樹脂ケース蓋部をフック部を係合させる構造について説明してきたが、この技術は他のケーシングされるデバイスやセンサに対しても応用することは可能である。
本発明の近接スイッチの第1の例の分解斜視図。 本発明の近接スイッチの第1の例の断面図。 本発明の近接スイッチの第1の例の樹脂ケース本体部の斜視図。 本発明の近接スイッチの第1の例の樹脂ケース本体部の樹脂成形用金型の断面図。 本発明の近接スイッチの第2の例の分解斜視図。 本発明の近接スイッチの第3の例の斜視図。 本発明の近接スイッチの第3の例の断面図。 本発明の近接スイッチの第4の例の断面図。 従来の近接スイッチの第1の例の説明図。 従来の近接スイッチの第2の例の説明図。
符号の説明
4 ガラス管
6 リード線
7 上金型
8 下金型
11、21、31、41、51 近接スイッチ
12、22、32、42 樹脂ケース本体部
13、23、33、43 樹脂ケース蓋部
14 リード端子
15、25 基板
16 芯線
17 樹脂ケース本体部成形部
18 エジェクターピン
27 フック部成形部
28 バネ
38 エジェクターピン固定プレート
52、62 ケース
112、132、142 筒形状柱
115、125 固定孔
133 フック掛け穴部
143 フック受け部
152、162 リードスイッチ格納部
212、222、232、242 フック部
215、225 リード線接続用電極
262 YZ方向ホールド部
312、332、342 貫通孔
362 X方向ホールド部
412、422、432、452、462 リード線挿入部
512、532、542 基板固定部
562 Y方向ホールド部
662 押さえ板

Claims (3)

  1. ガラス管と、前記ガラス管内に封入され接点部を有し、前記ガラス管の両端からそれぞれ引き出された2本のリード端子を有するリードとからなるリードスイッチと、外部出力用のリード線と、前記リードスイッチを実装する基板とを樹脂ケースに収容してなる近接スイッチであって、前記リード線とリード端子は、前記基板上に設けられた電極パターンにより接続され、前記樹脂ケースは、開口部を有する樹脂ケース本体部と前記樹脂ケース本体部に嵌合する樹脂ケース蓋部からなり、前記樹脂ケース本体部内の底面に、筒形状柱と前記筒形状柱から延びたフック部を備えたことを特徴とする近接スイッチ。
  2. 前記基板に複数の固定孔を設け、前記固定孔に前記フック部を挿通させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板を収容し、前記固定孔の周縁部と前記フック部を係合させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板が固定されたことを特徴とする請求項1に記載の近接スイッチ。
  3. 前記基板に複数の固定孔を設け、前記樹脂ケース蓋部に複数のフック受け部を設け、前記固定孔に前記フック部を挿通させて、前記樹脂ケース本体部に前記基板を収容し、前記フック受け部と前記フック部を係合させて、前記樹脂ケース本体部と樹脂ケース蓋部が嵌合されたことを特徴とする請求項1に記載の近接スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104008909A (zh) * 2014-05-09 2014-08-27 佛山市川东磁电股份有限公司 一种高效磁性控制器的生产工艺及其产品

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