JP2010048124A - ラッシュアジャスタ - Google Patents

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誠 安井
Eiji Maeno
栄二 前野
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Abstract

【課題】アジャストスクリュをナット部材に対して任意の高さに初期セットすることができるラッシュアジャスタを提供する。
【解決手段】内周に雌ねじ15を有するナット部材14と、雌ねじ15にねじ係合する雄ねじ16を外周に有するアジャストスクリュ17と、そのアジャストスクリュ17をナット部材14から突出する方向に付勢するリターンスプリング19とを有するラッシュアジャスタ1において、アジャストスクリュ17とナット部材14の間に差し込み口26を開口させる軸方向溝25をアジャストスクリュ17の外周に設け、差し込み口26に初期セット部材27を抜き差し可能に差し込み、その初期セット部材27とアジャストスクリュ17との間に生じる摩擦力と、初期セット部材27とナット部材14との間に生じる摩擦力とによって、アジャストスクリュ17がナット部材14に固定されるようにする。
【選択図】図2

Description

この発明は、エンジンの動弁装置に組み込まれるラッシュアジャスタに関する。
エンジンの吸気ポートまたは排気ポートに設けたバルブを動作させる動弁装置として、一端部を支点として揺動可能に支持されたアームの中央部をカムで押し下げ、そのアームの他端部でバルブステムを押し下げるようにしたもの(スイングアーム式動弁装置)や、中央部を支点として揺動可能に支持されたアームの一端部をカムで押し上げ、そのアームの他端部でバルブステムを押し下げるようにしたもの(ロッカアーム式動弁装置)などが知られている。
これらの動弁装置は、エンジン作動中、動弁装置の構成部材間に生じる熱膨張差によって、動弁装置の構成部材間の隙間が変化し、その隙間の変化によって異音や圧縮漏れを生じる恐れがある。また、動弁装置の摺動部が摩耗しても、動弁装置の構成部材間の隙間が変化し、その隙間の変化によって異音を生じる恐れがある。
この異音や圧縮漏れを防止するため、一般に、動弁装置にはラッシュアジャスタが組み込まれ、そのラッシュアジャスタで動弁装置の構成部材間の隙間の変化を吸収する。
このようなラッシュアジャスタとして、上記スイングアーム式動弁装置においては、シリンダヘッドの上面に開口した収容穴に挿入されるナット部材と、そのナット部材の内周に形成された雌ねじにねじ係合する雄ねじを外周に有するアジャストスクリュと、そのアジャストスクリュを前記ナット部材から上方に突出する方向に付勢するリターンスプリングとを有し、前記アジャストスクリュで動弁装置のアームを揺動可能に支持するものが知られている(特許文献1)。
また、上記ロッカアーム式動弁装置においては、カムの回転に応じて揺動するアームの下面に開口した収容穴に挿入されるナット部材と、そのナット部材の内周に形成された雌ねじにねじ係合する雄ねじを外周に有するアジャストスクリュと、そのアジャストスクリュを前記ナット部材から下方に突出する方向に付勢するリターンスプリングとを有し、前記アジャストスクリュで動弁装置のバルブステムを押圧するものが知られている(特許文献2)。
これらのラッシュアジャスタは、エンジン作動中、カムの回転により、アジャストスクリュに押し込み方向の荷重が負荷されたときに、アジャストスクリュの雄ねじがナット部材の雌ねじで受け止められる。このとき、厳密には、雄ねじと雌ねじの間に僅かな滑りが生じ、その滑りによってアジャストスクリュは押し込み方向に移動するが、更にカムが回転して押し込み方向の荷重が解除されたときに、アジャストスクリュは、リターンスプリングから負荷される突出方向の荷重によって突出方向に移動し、元の位置に戻る。
また、これらのラッシュアジャスタは、動弁装置の熱膨張などによってアームとバルブステムの相対位置が変化すると、その位置変化に応じて、アジャストスクリュがナット部材内を回転しながら軸方向に移動し、動弁装置の構成部材間の隙間を調整する。
また、これらのラッシュアジャスタは、動弁装置から取り外した状態では、リターンスプリングの付勢力によってアジャストスクリュがナット部材から突出するが、その状態で動弁装置に組み込むと、バルブがバルブシートに着座せず、エンジンが完爆しない。そのため、このラッシュアジャスタは、動弁装置に組み込む際に、アジャストスクリュをナット部材にねじ込み、そのアジャストスクリュをナット部材から突出しないように押さえておく必要があるが、アジャストスクリュを押さえておくのは煩雑である。
そこで、アジャストスクリュをナット部材から突出しないように固定(以下、「初期セット」という)することが可能なラッシュアジャスタとして、例えば、アジャストスクリュとナット部材とに形成した小径の貫通孔にセットピンを挿し通すことにより、アジャストスクリュを初期セットするようにしたものが考えられる。
特開2005−248912号公報 特開2007−92668号公報
このラッシュアジャスタは、アジャストスクリュを初期セットするときに、ナット部材の貫通孔に一致させる必要があるが、小径の貫通孔の位置を一致させる作業は容易でない。また、貫通孔の位置によって、初期セット時のアジャストスクリュの高さが決まるので、このラッシュアジャスタを複数種類の動弁装置に組み込む場合、動弁装置の種類に応じた高さに設定することができず、不便であった。
この発明が解決しようとする課題は、アジャストスクリュを初期セットする作業が簡単であり、しかもアジャストスクリュをナット部材に対して任意の高さに初期セットすることができるラッシュアジャスタを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は、前記アジャストスクリュとナット部材の間に差し込み口を開口させる切り欠きを、前記アジャストスクリュの外周と前記ナット部材の内周の少なくとも一方に設け、その切り欠きに初期セット部材を抜き差し可能に差し込み、その初期セット部材と前記アジャストスクリュとの間に生じる摩擦力と、前記初期セット部材と前記ナット部材との間に生じる摩擦力とによって、前記アジャストスクリュがナット部材に固定されるようにしたのである。
このラッシュアジャスタは、アジャストスクリュを任意の高さに移動させた状態で切り欠きに初期セット部材を差し込むと、その初期セット部材と前記アジャストスクリュとの間に摩擦力が生じるとともに、初期セット部材とナット部材との間に摩擦力が生じ、その摩擦力によってアジャストスクリュを初期セットすることができる。また、切り欠きから初期セット部材を抜き取ることにより、アジャストスクリュの初期セットを解除することができる。
前記アジャストスクリュを、前記ナット部材に軸方向にスライド可能に挿入され、一端が前記ナット部材から突出したピボット部材と、そのピボット部材の前記ナット部材への挿入端を支持し、前記雄ねじを外周に有する雄ねじ部材とで構成する場合、前記切り欠きは、ピボット部材の外周に形成することができる。
前記切り欠きは、アジャストスクリュの外周に形成されたDカット部や2面取り部とすることができる。
前記雄ねじを横切るように切り欠きを形成する場合、その切り欠きは、周方向に一定の間隔をおいて複数形成することができる。このようにすると、エンジン作動中、雄ねじが雌ねじで受け止められたときに、雌ねじから雄ねじに作用する力が対称になるので、アジャストスクリュが傾きにくい。また、鍛造加工によりアジャストスクリュを成形する場合、その鍛造加工を精度よく行なうことができる。
前記雄ねじと雌ねじは、例えば、鋸歯ねじ、三角ねじ、台形ねじ等を採用することができる。
前記初期セット部材は、引き抜き操作部を設けると、引き抜き操作部を持って差し込み口から初期セット部材を引き抜くことができるので、初期セットの解除作業が容易である。
前記初期セット部材は、ゴムまたは樹脂で一体成形すると、鉄などの金属で初期セット部材を形成するよりも軽量化することができる。
この発明は、例えば、次のラッシュアジャスタに適用することができる。
1)前記ナット部材は、シリンダヘッドの上面に開口した収容穴に挿入され、前記アジャストスクリュは、動弁装置のアームを揺動可能に支持するスイングアーム式動弁装置のラッシュアジャスタ。
2)前記ナット部材は、カムの回転に応じて揺動するアームの下面に開口した収容穴に挿入され、前記アジャストスクリュは、動弁装置のバルブステムを押圧するロッカアーム式動弁装置のラッシュアジャスタ。
このラッシュアジャスタは、初期セット部材を差し込み口に差し込むだけでアジャストスクリュを初期セットすることができるので、初期セット作業が簡単である。
また、このラッシュアジャスタは、アジャストスクリュを任意の高さに移動させ、その状態で、初期セット部材を差し込み口に差し込むことにより、任意の高さで初期セットすることが可能である。
図1に、この発明の第1実施形態のラッシュアジャスタ1を組み込んだ動弁装置を示す。この動弁装置は、エンジンのシリンダヘッド2の吸気ポート3に設けられたバルブ4と、そのバルブ4に接続されたバルブステム5と、カム6の回転に応じて揺動するアーム7とを有する。
バルブステム5は、バルブ4から上方に延び、シリンダヘッド2を摺動可能に貫通している。バルブステム5の上部外周には、環状のスプリングリテーナ8が固定され、スプリングリテーナ8の下面とシリンダヘッド2の上面の間にバルブスプリング9が組み込まれている。バルブスプリング9は、スプリングリテーナ8を介してバルブステム5を上方に付勢し、その付勢力によってバルブ4をバルブシート10に着座させている。
アーム7は、一方の端部をラッシュアジャスタ1で揺動可能に支持され、他方の端部がバルブステム5の上端に接触している。また、アーム7の中央部には、アーム7の上方に設けられたカム6で押圧されるローラ11が取り付けられている。カム6は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)に同調して回転するカムシャフト12に一体に形成されている。
図1、図2に示すように、ラッシュアジャスタ1は、シリンダヘッド2の上面に開口した収容穴13に挿入される筒状のナット部材14と、ナット部材14の内周に形成された雌ねじ15にねじ係合する雄ねじ16を外周に有するアジャストスクリュ17と、アジャストスクリュ17とナット部材14の底部18との間に組み込まれたリターンスプリング19とを有する。
図2に示すように、雄ねじ16と雌ねじ15は、アジャストスクリュ17をナット部材14に押し込む方向の荷重が負荷されたときに圧力を受ける圧力側フランク20のフランク角が、遊び側フランク21のフランク角よりも大きい鋸歯状に形成されており、押し込み方向の軸方向荷重がアジャストスクリュ17に静的に負荷されたときは、雄ねじ16と雌ねじ15の圧力側フランク20,20間の摩擦抵抗によってアジャストスクリュ17の回転が阻止され、一方、突出方向の軸方向荷重がアジャストスクリュ17に静的に負荷されたときは、雄ねじ16と雌ねじ15の遊び側フランク21,21間の滑りによってアジャストスクリュ17の回転が許容されるようになっている。このような雄ねじ16と雌ねじ15は、例えば、圧力側フランク20のフランク角が75°、遊び側フランク21のフランク角が15°のものを採用することができる。
リターンスプリング19は、圧縮コイルばねであり、軸方向に圧縮された状態でナット部材14内に組み込まれている。このリターンスプリング19は、下端がナット部材14の底部18で支持され、上端がスプリングシート22を介してアジャストスクリュ17を軸方向に押圧しており、その押圧によって、アジャストスクリュ17をナット部材14から上方に突出する方向に付勢している。
アジャストスクリュ17は、図1に示すように、ナット部材14からの突出端23が半球状に形成されており、その突出端23が、アーム7の端部下面に形成された凹部24に嵌合している。ここで、突出端23は、凹部24の内面に摺動可能に接触し、その摺動によりアーム7を揺動可能に支持する。
また、アジャストスクリュ17の外周には、図2に示すように、雄ねじ16を上端から下端まで横切る軸方向溝25が形成されている。軸方向溝25は、図3に示すように、断面コ字状に形成され、アジャストスクリュ17とナット部材14との間に差し込み口26を開口させており、この差し込み口26に初期セット部材27が抜き差し可能に差し込まれている。
初期セット部材27は、図2に示すように、差し込み口26に挿入される弾性部28と、リング状に形成された引き抜き操作部29と、引き抜き操作部29と弾性部28を連結する連結部30とからなる。この初期セット部材27は、樹脂またはゴムで一体成形されている。
弾性部28は、図4〜6に示すように、挿入方向に対して反対側に延びる二股状に形成されており、軸方向溝25の底面と雌ねじ15の圧力側フランク20との間で圧縮されて、二股の間隔が狭められている。これにより、弾性部28は、径方向の弾性復元力を生じ、その結果、アジャストスクリュ17との間に摩擦力が生じるとともに、ナット部材14との間にも摩擦力が生じている。その摩擦力によってアジャストスクリュ17は回り止めされ、ナット部材14から突出しないように固定(以下、「初期セット」という)されている。
また、弾性部28は、差し込み口26に挿入したときに、ナット部材14の上端に当接するストッパ28aが形成されており、このストッパ28aにより、弾性部28は、二股の先が差し込み口26に入り込まないようになっている。そのため、初期セット部材27を差し込み口26から抜き出すときに、二股の先が雌ねじ15のねじ山に引っ掛からず、初期セット部材27の抜き出しを円滑に行なうことができる。
図1,2に示すように、ナット部材14の底部18には、上下に貫通する貫通孔31が形成されており、収容穴13の内底面には、貫通孔31と連通する排油孔32が形成されている。そのため、ナット部材の上端面から雄ねじ16と雌ねじ15の隙間に流れ込んだエンジン油は、貫通孔31と排油孔32とを順に通ってナット部材14から排出される。
このラッシュアジャスタ1の動弁装置への組み込みは、例えば、次のようにして行なう。
まず、図1に示すように、ラッシュアジャスタ1をシリンダヘッド2の収容穴13に挿入し、動弁装置にアーム7とカムシャフト12を取り付ける。その後、引き抜き操作部29に指や工具をかけて差し込み口26から初期セット部材27を抜き出す(図4,5参照)。これにより、アジャストスクリュ17の初期セットが解除され、アジャストスクリュ17は、リターンスプリング19の付勢力によって回転しながら突出方向に移動し、ローラ11がカム6に接触する位置までアーム7の端部を押し上げる。
その後、エンジンの作動によりカム6が回転して、カム6のカム山部6aがアーム7を押し下げると、バルブ4がバルブシート10から離れて、吸気ポート3を開く。このとき、アジャストスクリュ17に押し込み方向の荷重が負荷されるが、雄ねじ16の圧力側フランク20が雌ねじ15の圧力側フランク20で受け止められて、アジャストスクリュ17の軸方向位置が固定される。
更にカム6が回転して、カム山部6aがローラ11の位置を過ぎると、バルブスプリング9の付勢力によってバルブステム5が上昇し、バルブ4がバルブシート10に着座して、吸気ポート3を閉じる。
厳密には、カム6のカム山部6aがアーム7を押し下げるときに、雄ねじ16と雌ねじ15の圧力側フランク20,20間に僅かな滑りが生じ、その滑りによってアジャストスクリュ17は押し込み方向に移動するが、カム山部6aがローラ11の位置を過ぎて、押し込み方向の荷重が解除されたときに、アジャストスクリュ17は、リターンスプリング19から負荷される突出方向の荷重によって突出方向に移動し、元の位置に戻る。
エンジン作動中に、シリンダヘッド2、バルブステム5、アーム7など、動弁装置の構成部材間に熱膨張差が生じ、カム6とアーム7の間の距離が大きくなったときは、カム6のカム山部6aがアーム7を押し下げるときのアジャストスクリュ17の押し込み量よりも、更にカム6が回転して押し込み方向の荷重が解除されたときのアジャストスクリュ17の突出量が大きくなる。その結果、カム6が回転するごとに、アジャストスクリュ17が突出方向に徐々に移動するので、カム6のベースサークル6bとローラ11の間に隙間が生じない。
反対に、バルブ4とバルブシート10の接触面が摩耗したときは、カム6のベースサークル6bがローラ11の位置にあるときにも、バルブスプリング9の付勢力がアジャストスクリュ17に作用するため、カム6のカム山部6aがアーム7を押し下げるときのアジャストスクリュ17の押し込み量よりも、更にカム6が回転して押し込み方向の荷重が解除されたときのアジャストスクリュ17の突出量が小さくなる。その結果、カム6が回転するごとに、アジャストスクリュ17が押し込み方向に徐々に移動し、バルブステム5が上昇するので、バルブ4とバルブシート10の接触面間に隙間が生じない。
エンジンをオーバーホールする際、動弁装置からカムシャフト12を取り外すと、アジャストスクリュ17がリターンスプリング19の付勢力によってナット部材14から突出するが、この場合、アジャストスクリュ17をねじ込んで、その状態で、初期セット部材27を差し込み口26に差し込むことにより、再びアジャストスクリュ17を初期セットすることができる。
このように、ラッシュアジャスタ1は、差し込み口26に初期セット部材27を差し込むだけでアジャストスクリュ17を初期セットすることができるので、初期セット作業が簡単である。また、引き抜き操作部29に指や工具をかけて初期セット部材27を抜き出すことができるので、初期セットの解除作業が容易である。
また、このラッシュアジャスタ1は、アジャストスクリュ17を任意の高さまでねじ込み、その状態で、初期セット部材27を差し込み口26に差し込むことにより、任意の高さに初期セットすることが可能である。そのため、このラッシュアジャスタ1を複数種類の動弁装置に組み込む場合、その各動弁装置に応じた高さにアジャストスクリュ17を初期セットすることができ、便利である。
また、このラッシュアジャスタ1は、ナット部材14の上端面から軸方向溝25に流れ込んだエンジン油が、軸方向溝25から雄ねじ16と雌ねじ15の隙間に入り込む。そのため、雄ねじ16と雌ねじ15の間の潤滑性に優れ、雄ねじ16と雌ねじ15が摩耗しにくい。
また、このラッシュアジャスタ1は、初期セット部材27が樹脂またはゴムで一体成形されているので、鉄などの金属で初期セット部材を成形するよりも、軽量である。また、初期セット部材27は、樹脂で成形するとリサイクルしやすい。
上記実施形態では、初期セット部材27の差し込み口26に挿入する部分を二股状の弾性部28としたが、図7,8に示すように、球状の弾性部34としてもよい。このようにしても、初期セット部材33を差し込み口26に差し込んだときに、弾性部34が、図9に示すように、軸方向溝25の底面と雌ねじ15の圧力側フランク20との間で挟まれて径方向に圧縮されるので、その径方向の弾性復元力によって弾性部34とアジャストスクリュ17との間に摩擦力が生じるとともに、弾性部34とナット部材14との間にも摩擦力が生じる。その摩擦力によってアジャストスクリュ17を初期セットすることができる。
また、図3では、アジャストスクリュ17の外周に軸方向溝25を1つのみ形成しているが、図8に示すように、軸方向溝25は、アジャストスクリュ17の外周に周方向に一定の間隔をおいて複数形成してもよい。このようにすると、エンジン作動中、アジャストスクリュ17に押し込み方向の荷重が負荷されて、雄ねじ16が雌ねじ15で受け止められたときに、雌ねじ15から雄ねじ16に作用する力が対称になるので、アジャストスクリュ17が傾きにくい。また、鍛造加工によりアジャストスクリュ17を成形する場合、その鍛造加工を精度よく行なうことができる。
また、上記実施形態では、アジャストスクリュ17の外周に軸方向溝25を設けたが、アジャストスクリュ17の外周にかえて、ナット部材14の内周に雌ねじ15の上端から下方に延びる軸方向溝を形成し、その軸方向溝が差し込み口を開口させるようにしてもよい。また、アジャストスクリュ17の外周とナット部材14の内周の両方に軸方向溝を形成してもよい。
上記実施形態では、差し込み口26を開口させる切り欠きとして軸方向溝25を採用したが、切り欠きは、アジャストスクリュ17の外周を、その中心軸を含む平面と平行な平面で切断したDカット部や、アジャストスクリュ17の外周を、その中心軸を含む平面と平行な2平面で切断した2面取り部を採用してもよい。
また、上記実施形態では、アジャストスクリュ17を付勢するリターンスプリング19として、圧縮コイルばねを用いたが、圧縮コイルばねにかえて、第2実施形態に示すようなねじりコイルばねを採用してもよい。この場合、雄ねじと雌ねじは、台形ねじや三角ねじを採用することができる。
図10に、この発明の第2実施形態のラッシュアジャスタ35を組み込んだ動弁装置を示す。この動弁装置は、エンジンのシリンダヘッド36の吸気ポート37に設けられたバルブ38と、そのバルブ38に接続されたバルブステム39と、カム40の回転に応じて揺動するアーム41とを有する。
バルブステム39は、バルブ38から上方に延びており、バルブステム39の上部にはスプリングリテーナ42が固定されている。スプリングリテーナ42は、バルブスプリング43によって上方に付勢され、その付勢力によってバルブ38をバルブシート44に着座させている。
アーム41は、中央部を支点軸45で揺動可能に支持されている。アーム41の一方の端部には、カム40に接触するローラ46が取り付けられ、アーム41の他方の端部には、ラッシュアジャスタ35が組み込まれている。アーム41の下方に設けられたカム40は、エンジンのクランクシャフト(図示せず)に同調して回転するカムシャフト47に一体に形成されており、カムシャフト47が回転すると、ベースサークル40aに対して隆起したカム山部40bが、ローラ46を押圧してアーム41を揺動させるようになっている。
図11に示すように、ラッシュアジャスタ35は、アーム41の下面に開口した収容穴48に挿入される筒状のナット部材49と、ナット部材49の内周に形成された雌ねじ50にねじ係合する雄ねじ51を外周に有するアジャストスクリュ52と、アジャストスクリュ52を付勢するリターンスプリング53とを有する。雄ねじ51と雌ねじ50は、上下対称の三角ねじである。
リターンスプリング53は、ねじりコイルばねである。このリターンスプリング53は、その上端が、収容穴48の内底面に形成された貫通孔54に差し込んで回り止めされ、下端が、アジャストスクリュ52に形成された係止孔55に係止しており、そのねじり変形によって、ナット部材49から下方に突出する方向の回転力をアジャストスクリュ52に付与している。アジャストスクリュ52は、ナット部材49からの突出端56がバルブステム39の上端に当接し、バルブステム39を押圧する。
また、アジャストスクリュ52の外周には、図11に示すように、雄ねじ51を上端から下端まで横切る軸方向溝57が形成され、ナット部材49の内周にも、雌ねじ50を上端から下端まで横切る軸方向溝58が形成されている。軸方向溝57,58は、図12に示すように、断面コ字状に形成されており、互いに一致した状態で、アジャストスクリュ52とナット部材49との間に差し込み口59を開口させ、この差し込み口59に初期セット部材60が抜き差し可能に差し込まれている。
初期セット部材60は、図10,11に示すように、差し込み口59に挿入される球状の弾性部61と、リング状の引き抜き操作部62と、引き抜き操作部62と弾性部61を連結する連結部63とからなる。弾性部61は、軸方向溝57の底面と軸方向溝58の底面との間に挟まれて圧縮され、径方向の弾性復元力を生じている。その結果、弾性部61とアジャストスクリュ52の間に摩擦力が生じるとともに、弾性部61とナット部材49の間にも摩擦力が生じており、その摩擦力によってアジャストスクリュ52が初期セットされている。
図11に示すように、ナット部材49は両端が開口している。そのため、貫通孔54から収容穴48に流れ込んだエンジン油は、雄ねじ51と雌ねじ50の隙間に流れ込んで、ナット部材49の下端面から排出される。
このラッシュアジャスタ35の動弁装置への組み込みは、例えば、次のようにして行なう。
まず、図10,11に示すように、ラッシュアジャスタ35をアーム41の収容穴48に挿入して収容穴48の縁をかしめ、そのアーム41とカムシャフト47を動弁装置に取り付ける。その後、初期セット部材60を差し込み口59から抜き出す。これにより、アジャストスクリュ52の初期セットが解除され、アジャストスクリュ52は、リターンスプリング53の回転力によって回転しながら突出方向に移動して、バルブステム39の上端を押圧する。
その後、エンジンをオーバーホールする際、動弁装置からアーム41を取り外すと、アジャストスクリュ52がリターンスプリング53の回転力によってナット部材49から突出するが、この場合、アジャストスクリュ52をねじ込んで、その状態で、初期セット部材60を差し込み口59に差し込むと、アジャストスクリュ52は再び初期セットされる。
このラッシュアジャスタ35は、差し込み口59に初期セット部材60を差し込むだけでアジャストスクリュ52を初期セットすることができるので、初期セット作業が簡単である。
また、このラッシュアジャスタ35は、アジャストスクリュ52を任意の高さまでねじ込んで軸方向溝57,58を一致させ、その状態で、初期セット部材60を差し込み口59に差し込むことにより、1ピッチ毎の任意の高さで初期セットすることが可能である。そのため、このラッシュアジャスタ35を複数種類の動弁装置に組み込む場合、その各動弁装置に応じた高さに、アジャストスクリュ52を初期セットすることができ、便利である。
また、このラッシュアジャスタ35は、軸方向溝57,58に流れ込んだエンジン油が、軸方向溝57,58から雄ねじ51と雌ねじ50の隙間に入り込む。そのため、雄ねじ51と雌ねじ50の間の潤滑性に優れ、雄ねじ51と雌ねじ50が摩耗しにくい。
この実施形態では、アジャストスクリュ52の外周とナット部材49の内周の両方に軸方向溝57,58を設けたが、軸方向溝57,58は、少なくとも一方を設ければ足りる。また、軸方向溝57は、周方向に一定の間隔をおいて複数形成すると、エンジン作動中、雌ねじ50から雄ねじ51に作用する力が対称になるので、アジャストスクリュ52が傾きにくい。
このラッシュアジャスタ35では、差し込み口59を開口させる切り欠きとして、断面コ字状の軸方向溝57,58をアジャストスクリュ52の外周とナット部材49の内周に設けたが、差し込み口59を開口させる切り欠きとして、アジャストスクリュ52の外周にDカット部や2面取り部を形成してもよい。
この実施形態では、雄ねじ51と雌ねじ50を三角ねじとしたが、雄ねじと雌ねじは、鋸歯ねじや台形ねじとしてもよい。
図13に、この発明の第3実施形態のラッシュアジャスタ64を示す。第1実施形態に対応する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
このラッシュアジャスタ64は、下部内周に雌ねじ65が形成されたナット部材66を有し、アジャストスクリュ67が、ピボット部材68と雄ねじ部材69と皿ばね70とから構成されている。雄ねじ部材69は、雌ねじ65とねじ係合する雄ねじ71を外周に有する。
ピボット部材68は、ナット部材66の上部内周に軸方向にスライド可能に挿入されており、一端がナット部材66から突出している。また、ピボット部材68は、ナット部材66への挿入端72が皿ばね70を介して雄ねじ部材69で支持されている。
皿ばね70は、エンジンが冷却して動弁装置の構成部材間に収縮差が生じたときに圧縮して、構成部材間の収縮差を吸収する。そのため、エンジンの再始動時に、動弁装置の構成部材間の収縮差による隙間がバルブ4とバルブシート10の間に生じず、圧縮漏れが生じない。
リターンスプリング19は、スプリングシート22を介して雄ねじ部材69を軸方向に押圧しており、その押圧によって、ピボット部材68をナット部材66から上方に突出する方向に付勢している。また、ピボット部材68の外周には、ナット部材66からの突出部分73からナット部材66への挿入端72にわたってDカット部74が形成されている。Dカット部74は、図14に示すように、ピボット部材68とナット部材66の間に差し込み口75を開口させ、その差し込み口75に初期セット部材76が抜き差し可能に差し込まれている。
初期セット部材76は、第1実施形態の初期セット部材27と同様に形成されているが、差し込み口75に挿入される部分が球状の弾性部77となっている。弾性部77は、ピボット部材68のDカット部74とナット部材66の上部内周との間に挟まれて圧縮され、径方向の弾性復元力を生じている。その結果、弾性部77とピボット部材68との間に摩擦力が生じるとともに、弾性部77とナット部材66との間にも摩擦力が生じている。その摩擦力によってピボット部材68がナット部材66に軸方向に固定され、アジャストスクリュ67は、初期セットされている。
このラッシュアジャスタ64は、第1実施形態と同様に差し込み口75に初期セット部材76を差し込むだけでアジャストスクリュ67を初期セットすることができるので、初期セット作業が簡単である。
また、このラッシュアジャスタ64は、ピボット部材68を回転させながら押し込んで任意の高さまで挿入し、その状態で、初期セット部材76を差し込み口75に差し込むことにより、任意の高さに初期セットすることが可能である。そのため、このラッシュアジャスタ64を複数種類の動弁装置に組み込む場合、動弁装置に応じた高さに、アジャストスクリュ67を初期セットすることができ、便利である。
このラッシュアジャスタ64では、差し込み口75を開口させる切り欠きとして、ピボット部材68の外周にDカット部74を設けたが、ピボット部材68の外周に2面取り部や軸方向溝を形成してもよい。また、ナット部材66の内周に、その上端から下方に延びる軸方向溝を形成してもよい。
この発明の第1実施形態のラッシュアジャスタを組み込んだ動弁装置を示す正面図 図1に示すラッシュアジャスタの拡大断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図2に示す初期セット部材の弾性部を差し込み口に挿入した状態を示す拡大断面図 図2に示す初期セット部材の弾性部を差し込み口から抜き出した状態を示す拡大断面図 図2に示す初期セット部材を示す斜視図 図2に示すラッシュアジャスタの変形例を示す断面図 図7のIIX−IIX線に沿った断面図 図7に示す初期セット部材の弾性部を差し込み口から抜き出した状態を示す拡大断面図 この発明の第2実施形態のラッシュアジャスタを組み込んだ動弁装置を示す正面図 図10に示すラッシュアジャスタの拡大断面図 図11のXII−XII線に沿った断面図 この発明の第3実施形態のラッシュアジャスタを示す部分拡大断面図 図13のXIV−XIV線に沿った断面図
符号の説明
2 シリンダヘッド
7 アーム
13 収容穴
14 ナット部材
15 雌ねじ
16 雄ねじ
17 アジャストスクリュ
19 リターンスプリング
25 軸方向溝
26 差し込み口
27 初期セット部材
29 引き抜き操作部
39 バルブステム
40 カム
41 アーム
48 収容穴
49 ナット部材
52 アジャストスクリュ
66 ナット部材
67 アジャストスクリュ
68 ピボット部材
69 雄ねじ部材
71 雄ねじ
72 挿入端
74 Dカット部

Claims (10)

  1. 内周に雌ねじ(15)を有するナット部材(14)と、前記雌ねじ(15)にねじ係合する雄ねじ(16)を外周に有するアジャストスクリュ(17)と、そのアジャストスクリュ(17)をナット部材(14)から突出する方向に付勢するリターンスプリング(19)とを有するラッシュアジャスタ(1)において、
    前記アジャストスクリュ(17)とナット部材(14)の間に差し込み口(26)を開口させる切り欠き(25)を、前記アジャストスクリュ(17)の外周と前記ナット部材(14)の内周の少なくとも一方に設け、前記差し込み口(26)に初期セット部材(27)を抜き差し可能に差し込み、その初期セット部材(27)と前記アジャストスクリュ(17)との間に生じる摩擦力と、前記初期セット部材(27)と前記ナット部材(14)との間に生じる摩擦力とによって、前記アジャストスクリュ(17)がナット部材(14)に固定されるようにしたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  2. 前記アジャストスクリュ(67)は、前記ナット部材(66)に軸方向にスライド可能に挿入され、一端が前記ナット部材(66)から突出したピボット部材(68)と、そのピボット部材(68)の前記ナット部材(66)への挿入端(72)を支持し、前記雄ねじ(71)を外周に有する雄ねじ部材(69)とからなり、前記ピボット部材(68)の外周に前記切り欠き(74)を形成した請求項1に記載のラッシュアジャスタ。
  3. 前記切り欠きが、前記アジャストスクリュ(67)の外周に形成されたDカット部(74)である請求項1又は2に記載のラッシュアジャスタ。
  4. 前記切り欠きが、前記アジャストスクリュの外周に形成された2面取り部である請求項1又は2に記載のラッシュアジャスタ。
  5. 前記切り欠き(25)は、前記雄ねじ(16)を横切るように形成され、その切り欠き(25)が周方向に一定の間隔をおいて複数形成された請求項1に記載のラッシュアジャスタ。
  6. 前記雄ねじ(16)と雌ねじ(15)が、鋸歯ねじ、台形ねじ、または三角ねじである請求項1から5のいずれかに記載のラッシュアジャスタ。
  7. 前記初期セット部材(27)の引き抜き操作部(29)を初期セット部材(27)に設けた請求項1から6のいずれかに記載のラッシュアジャスタ。
  8. 前記初期セット部材(27)を、ゴムまたは樹脂で一体成形した請求項1から7のいずれかに記載のラッシュアジャスタ。
  9. 前記ナット部材(14)は、シリンダヘッド(2)の上面に開口した収容穴(13)に挿入され、前記アジャストスクリュ(17)は、動弁装置のアーム(7)を揺動可能に支持する請求項1から8のいずれかに記載のラッシュアジャスタ。
  10. 前記ナット部材(49)は、カム(40)の回転に応じて揺動するアーム(41)の下面に開口した収容穴(48)に挿入され、前記アジャストスクリュ(52)は、動弁装置のバルブステム(39)を押圧する請求項1から8のいずれかに記載のラッシュアジャスタ。
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