JP2010047687A - ブチルゴム系粘着剤組成物、及び該ブチルゴム系粘着剤組成物を用いた粘着テープ、並びに前記ブチルゴム系粘着剤組成物又は前記粘着テープを用いた屋根用防水シート及び接合体 - Google Patents

ブチルゴム系粘着剤組成物、及び該ブチルゴム系粘着剤組成物を用いた粘着テープ、並びに前記ブチルゴム系粘着剤組成物又は前記粘着テープを用いた屋根用防水シート及び接合体 Download PDF

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Abstract

【課題】屋根瓦と防水シートの接合に用いることができ、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性を向上させた瓦屋根用の粘着剤組成物を提供すること
【解決手段】瓦屋根の固定に用いるための粘着剤組成物であって、(1)ブチルゴム100質量部と、(2)シランカップリング剤0.2〜5質量部と、(3)ポリエチレン2〜35質量部と、を含有してなる瓦屋根用のブチルゴム系粘着剤組成物を提供する。本発明によれば、ブチルゴム系粘着剤に、シランカップリング剤及びポリエチレンを含有させることで、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性の飛躍的に向上した粘着剤組成物を提供することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ブチルゴム系粘着剤組成物に関する。より詳しくは、本発明は、屋根瓦と防水シートの接合に使用するためのブチルゴム系粘着剤組成物、及び該ブチルゴム系粘着剤組成物を用いた粘着テープ、並びに前記ブチルゴム系粘着剤組成物又は前記粘着テープを用いた屋根用防水シート及び接合体に関する。
一般に、家屋等建築物の屋根には、雨水等の浸入を防ぐために屋根下地と屋根瓦との間に、合成ゴム等からなる防水シートが敷設されている。この防水シートと屋根瓦との接合には、釘、ボルト、リベット等の機械的締結方法、溶剤系接着剤を用いた接合方法、或いはアクリルゴム系やブチルゴム系の粘着テープを用いた接合方法が用いられている。
これらの中でも、耐水性および作業性等の観点から、ゴム系の粘着テープを用いた整合方法が多く用いられているが、夏場の強い日差し等により、屋根全体が高温に曝された際、粘着テープが熱でクリープ変形を生じる問題があった。
これらの問題を解決する手段として、例えば、特許文献1では、アミノ基含有エチレン性不飽和モノマーとエポキシ基含有エチレン性不飽和モノマーを共重合することで耐クリープ性を向上させる粘着テープが提案されている。しかし、アミノ基とエポキシ基が経時的に反応するため、保存安定性が不十分であるという問題があった。
また、特許文献2及び特許文献3には、重合開始剤を含有する粘着テープと、重合促進剤を含有する粘着テープと、を接合時に貼り合わせて硬化させることによりクリープ変形を防止する粘着テープが提案されている。しかし、この粘着テープは、2枚のテープが必要となり、2枚のシートを形成するための加工工程が増えたり、2枚のシートのための材料が増えたりすることにより、生産コストや生産時間が増加するという問題があった。また、施工時に2枚のテープを張り合わせる必要があるため、作業性が低下するという問題があった。
屋根瓦と防水シートを接合させる具体的な従来技術の一例としては、例えば、特許文献4には、屋根瓦と防水シートの接合にブチルゴム系粘着テープを用いて接合する方法が提案されている。しかし、従来のブチルゴム系粘着テープでは、高温時の耐クリープ性と陶器瓦に対する長期密着性が十分とは言えず、更なる開発が期待されていた。
特開平6−100849号公報 特開平4−300979号公報 特開平6−122856号公報 特開2004−300674号公報
前記のように、屋根瓦と防水シートの接合においては、日光照射等による屋根全体の高温化のために、用いる粘着剤の高温時における耐クリープ性を向上させる技術が必要不可欠である。また、陶器瓦を葺いた屋根は、一般に、傾斜していることが多いことからも、陶器瓦に対する長期的な粘着性を向上させる技術も必要不可欠である。
そこで、本発明では、屋根瓦と防水シートの接合に用いることができ、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性を向上させた瓦屋根用の粘着剤組成物を提供することを主目的とする。
本願発明者らは、前記課題を解決するために、瓦屋根用の粘着剤組成物に配合し得る種々の物質を探索した結果、従来の瓦屋根用粘着剤組成物には含有されていなかった特定の物質を配合することにより、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性を飛躍的に向上させる技術を見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明では、まず、瓦屋根の固定に用いるための粘着剤組成物であって、
(1)ブチルゴム100質量部と、
(2)シランカップリング剤0.2〜5質量部と、
(3)ポリエチレン2〜35質量部と、
を含有してなる瓦屋根用のブチルゴム系粘着剤組成物を提供する。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物を用いて固定可能な瓦の種類は特に限定されないが、本発明では特に、陶器瓦の固定に好適に用いることができる。
また、本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に含有する(2)ポリエチレンの性状も特に限定されないが、Vicat軟化点が90℃以下であるという性状を有するポリエチレンを用いることが好ましい。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、前記(1)乃至(3)の物質を含有していれば本発明の目的を達成することができるため、特にその性状は限定されないが、一指標として、90℃にて14週間暴露後の180°粘着力が30N/25mm以上であることが好ましい。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物を、テープ状に加工すれば、瓦屋根用の粘着テープとして用いることができる。
また、粘着剤層と、該粘着剤層に積層された防水シートと、からなる屋根用防水シートの前記粘着剤層に、本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物を好適に用いることができる。
この屋根用防水シートは、予め本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物をテープ状に加工した粘着テープと防水シートとを積層させて形成してもよい。
本発明では、更に、前記粘着テープを用いて接合した屋根瓦と防水シートの接合体を提供する。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性の飛躍的な向上を実現した。その結果、屋根瓦と防水シートとの接合における耐久性が向上し、ひいては、屋根全体の耐久性の向上にも貢献できる。
以下、本発明を実施するための好適な形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
<ブチルゴム系粘着剤組成物>
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、大別して、(1)ブチルゴム、(2)シランカップリング剤、(3)ポリエチレン、からなる。本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、様々な種類の瓦屋根の固定に用いることが可能である。例えば、表面にガラス質を形成した陶器瓦(釉薬瓦)、表面に炭素を主成分とする炭素膜を形成したいぶし瓦、無釉薬瓦、塩焼瓦、セメント瓦、など瓦の種類に関わらず用いることができるが、本発明では特に、陶器瓦の固定に好適に用いることができる。以下、各構成成分について、それぞれ詳細に説明する。
(1)ブチルゴム
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、ブチルゴムを含有させる。ブチルゴムを用いた粘着剤は、粘着力の経年変化が少なく、高い粘着性を維持し、また、耐水性が良好であり、作業性も良いからである。また、被着体への追従性も良好であるため、屋根瓦と防水シートのような、形態の異なる被着体同士の接合には、極めて好適に用いることができるからである。
(2)シランカップリング剤
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、シランカップリング剤を含有させる。本発明では、ブチルゴム系粘着剤組成物にシランカップリング剤を含有させることにより、陶器瓦に対する長期密着性(粘着力)を向上させることに成功した。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができるシランカップリング剤は、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆるシランカップリング剤を1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリキドキシプロピルメチルジエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、等の分子中に2個以上の加水分解性シラノールを有するものが挙げられる。この中でも特に、本発明においては、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシランが好ましい。これらのシランカップリング剤は、ブチルゴムとの相溶性が良好であるからである。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物において、シランカップリング剤の配合量は、長期密着性(粘着力)を十分に発揮するために、ブチルゴム100質量部に対し、0.2〜5質量部に設定する。0.2質量部未満では陶器瓦に対する長期密着性(粘着力)が不十分となる可能性があり、また、5質量部を越えると、ブチルゴム系粘着剤組成物を用いて作成した粘着テープが柔軟化し、耐クリープ性が低下する場合があるからである。特に、本発明において長期密着性(粘着力)をより高めるためには、0.5〜2質量部とすることがより好ましい。
(3)ポリエチレン
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、ポリエチレンを含有させる。本発明では、ブチルゴム系粘着剤組成物にポリエチレンを含有させることにより、特に高温時における耐クリープ性を大幅に向上させることに成功した。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができるポリエチレンは、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆるポリエチレンを1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状短鎖分岐ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、などを挙げることができる。
また、本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができるポリエチレンは、本発明の目的を損なわなければ、その性状は特に限定されないが、本発明においては、Vicat軟化点が90℃以下のものが好ましい。ポリエチレンのVicat軟化点が90℃を越えると、ブチルゴム中での分散が不十分となる場合があり、ブチルゴム系粘着剤組成物を用いて作成した粘着テープの粘着性が低下する場合があるからである。
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物において、ポリエチレンの配合量は、高温時における耐クリープ性を十分に発揮するために、ブチルゴム100質量部に対し、2〜35質量部に設定する。2質量部未満では高温時における耐クリープ性が不十分となる場合があり、35質量部を越えると、ブチルゴム系粘着剤組成物を用いて作成した粘着テープの粘着性が低下する場合があるからである。特に、本発明において高温時における耐クリープ性をより高めるためには、5〜25質量部とすることがより好ましい。
以上説明した本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、本発明の目的を損なわない範囲において、通常のゴム組成物に使用される(a)カーボンブラック等補強剤、(b)無機充填剤、充填剤、(c)軟化剤、可塑剤、(d)粘着剤、老化防止剤、加工助剤、滑剤等を含有させることも自由である。主な添加剤について、以下説明する。
(a)カーボンブラック
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができるカーボンブラックは、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆるカーボンブラックを1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、SAF、ISAF、HAF等のハードカーボン、FEF、GPF、SRF、FT、MT等のソフトカーボン、などを挙げることができる。
(b)無機充填剤
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができる無機充填剤は、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆる無機充填剤を1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、シリカ、珪藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、珪酸カルシウム、タルク、マイカ、ベントナイト、活性白土、ガラス繊維、ガラスビーズ、窒化アルミニウム、炭素繊維、などを挙げることができる。
(c)軟化剤・可塑剤
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、成形性の調整のために、軟化剤や可塑剤を含有させることができる。本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができる軟化剤及び可塑剤は、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆる軟化剤及び可塑剤を1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、パラフィン系、ナフテン系、アロマ系プロセスオイル、菜種油、フタル酸エステル類、アジピン酸エステル類、アルキルスルホン酸エステル類、セバシン酸エステル類、などを挙げることができる。
(d)粘着剤
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物には、粘着性をより向上させるために、ブチルゴム系粘着剤以外の粘着剤を含有させることができる。本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に用いることができるブチルゴム系粘着剤以外の粘着剤は、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず、公知のあらゆる粘着剤を1種または2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、クマロン系樹脂、フェノール系樹脂、テルペン系樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、石油系炭化水素樹脂、ロジン系樹脂、ポリブテン、アスファルト、などを挙げることができる。
以上説明した本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、前記各構成成分を含有していれば、本発明の目的を達成することができるが、一指標として、90℃にて7週間暴露後の180°粘着力が30N/25mm以上であることが好ましく、14週間暴露後の180°粘着力も30N/25mm以上であるとより好ましい。
また、100mm×25mm×0.5mmtの2枚のステンレス板の間に、幅25mm×長さ80mmの形状に加工した前記瓦屋根用粘着剤組成物を貼り合わせ、一方のステンレス板に50gの重りを70℃にて1時間吊した際のステンレス板のずれ長が10mm以下であることが好ましい。
<粘着テープ>
本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物は、瓦屋根用の粘着テープに好適に用いることができる。例えば、前述した本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物に含有させ得る各成分を、混練装置等を用いて混練し、混練物をテープ状に形成することで、両面が粘着性を有する瓦屋根用の粘着テープとすることができる。
前記各成分を混練する際に用いる混練装置は特に限定されず、公知の混練装置を自由に選択して混練を行うことができる。例えば、バンバリーミキサー、ニーダーミキサー、二本ロール、などの混練装置を挙げることができる。
前記混練物をテープ状に形成する際の形成方法も特に限定されず、公知の形成方法を自由に選択して用いることができる。例えば、ロール成形、押出成形、などの成形方法を挙げることができる。
本発明に係る粘着テープは、前述した本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物を用いているため、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性が高い。そのため、本発明に係る粘着テープを用いて屋根瓦と防水シートとを接合させた接合体の耐久性も向上させることができる。
<屋根用防水シート>
本発明に係る屋根用防水シートは、大別して、(1)粘着剤層、(2)防水シート、からなる。以下、各構成について、以下それぞれ説明する。
(1)粘着剤層
粘着剤層は、前述した本発明に係るブチルゴム系粘着剤組成物からなる。ブチルゴム系粘着剤組成物の詳細は、前述したとおりであるため、ここでは説明を割愛する。
なお、この接着剤層として、前述した粘着テープを用いることも可能である。
(2)防水シート
本発明に係る屋根用防水シートでは、防水シートを前記粘着剤層に積層させる。本発明に係る屋根用防水シートに用いることができる防水シートに用いる材料は、本発明の目的を損なわなければ、その種類は特に限定されず公知の材料を1種又は2種以上自由に選択して用いることができる。例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ポリ塩化ビニル(PVC)等を挙げることができる。この中でも、本発明では特に、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)を用いた防水シートが好ましい。ブチルゴム系粘着剤による接着性が良好であるからである。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、本発明の代表的な実施例の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
本実施例における「部」は質量基準に基づく。また、本実施例において使用した材料の詳細を、それぞれ以下に示す。
(1)ブチルゴム:日本ブチル株式会社製「ブチル#268」
(2)シランカップリング剤:3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越シリコーン株式会社製「KBE−4 03」)、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン株式会社製「KBM−80 3」)
(3)ポリエチレン:日本ユニカー株式会社製「PES−20」(Vicat軟化点:75℃)、日本ユニカー株式会社製「NUC−8505」(Vicat軟化点:95℃)
(4)炭酸カルシウム:秩父石灰工業株式会社製「TA044」
(5)カーボンブラック:旭カーボン株式会社製「旭#51」
(6)プロセスオイル:出光興産株式会社製「AH−16」
(7)テルペン系粘着剤:ヤスハラケミカル株式会社製「YSオイルD」
(8)ホリブテン:新日本石油株式会社製「HV−300」
<粘着テープの作製>
[実施例1]
下記の表1に示す配合量に従って、(1)ブチルゴム、(2)シランカップリング剤、(3)ポリエチレン、(4)炭酸カルシウム、(5)カーボンブラック、(6)プロセスオイル、(7)テルペン系粘着剤、(8)ホリブテン、を容量3リットルのニーダーミキサーを用いて110℃にて1時間混練して混練物を得た。さらに、得られた混練物を、ダイス温度を70℃に設定した押出機にて幅25mm×厚さ1mmのテープ状に加工して実施例1の粘着テープを作製した。
[実施例2]
実施例1において、シランカックリング剤KBM−803を0.3質量部添加した代わりに、シランカップリング剤KBM−403を1.5質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例3]
実施例1において、シランカップリング剤KBM−803を0.3質量部添加した代わりに、1.5質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例4]
実施例1において、シランカップリング剤KBM−803を0.3質量部添加した代わりに、3質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例5]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、5質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例6]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、30質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例7]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、ポリエチレンNUCー8505を20質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例8]
実施例3において、シランカップリング剤KBM−803を1.5質量部添加した代わりに、0.2質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例9]
実施例3において、シランカップリング剤KBM−803を1.5質量部添加した代わりに、5質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例10]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、2質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[実施例11]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、35質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[比較例1]
実施例3において、シランカップリング剤を配合せずに同様の方法で粘着テープを作製した。
[比較例2]
実施例3において、ポリエチレンを配合せずに同様の方法で粘着テープを作製した。
[比較例3]
実施例3において、シランカップリング剤およびポリエチレンを配合せずに同様の方法で粘着テープを作製した。
[比較例4]
実施例3において、シランカップリング剤KBM−803を1.5質量部添加した代わりに、0.1質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[比較例5]
実施例3において、シランカップリング剤KBM−803を1.5質量部添加した代わりに、10質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[比較例6]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、1質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
[比較例7]
実施例3において、ポリエチレンPES−20を20質量部添加した代わりに、50質量部添加した以外は同様にして粘着テープを作製した。
<各特性の評価>
実施例1〜11、比較例1〜7に係る粘着テープについて、下記の測定方法に従い、各特性を評価した。評価結果を表1及び表2に示す。
[粘着力]
JIS Z0237に定められる球転法にて、傾斜角30°の斜面に、作製した実施例1〜11、及び比較例1〜7に係る粘着テープを貼り付け、23℃・相対湿度65%の条件下、助走路100mmで各種径のステンレスボールを転がし、粘着面100mm以内のところで5秒以上停止する最大のボール径(インチ単位)を測定した。さらに得られたボール径を32倍したものをボール番号とし、粘着力の指標とした。
[高温下における長期耐久性]
幅25mm×長さ125mmの形状に加工した陶器瓦に、幅25mm×長さ100mm×厚さ1mmの形状に加工した実施例1〜11、及び比較例1〜7に係る粘着テープを貼り合わせ試験片を得た。これを、90℃のギャーオーブン中に7週間および14週間放置し、取り出し後、23℃・相対湿度65%の条件下にて、300mm/分の速度でテープを180°方向に剥がした際の粘着力を測定した。
[耐クリープ性]
2枚のステンレス板(SUS304:100mm×25mm×0.5mmt)の間に、幅25mm×長さ80mmの形状に加工した実施例1〜11、及び比較例1〜7に係る粘着テープを貼り合わせ、一方のステンレス板に50gの重りを吊し、70℃にて1時間後のステンレス板のずれ長を測定した。
[Vicat軟化点]
まず、長さ30mm×幅19mm×厚さ3.2mmの板状試験片を射出成形にて成形後、温度23℃±2℃、相対湿度50%±5%の恒温恒室にて24時間放置し状態調整した。5kgのウエイトを使用し、50℃/hrの昇温速度で温度上昇させ、各試験片に圧子が1mm進入した時の温度を測定した。3回試験を行い、その平均値をビカット軟化点とした。なお、測定には、Vicat軟化点試験機(東洋精機社製、商品名:VSPテスター)を用いた。
Figure 2010047687
Figure 2010047687
表1に示す通り、実施例1〜11に係る粘着テープは、全て、球転式粘着力、90℃暴露後の180°粘着力、及びクリープずれ長がいずれも満足するバランスのとれた特性であることが分かった。
特に、実施例1〜6、8〜11に係る粘着テープの90℃・7週間後の180°粘着力は、いずれも30N/25mm以上であり、更に、実施例1〜5、8〜10係る粘着テープについては、90℃・14週間後の180°粘着力も30N/25mm以上であった。また、クリープずれ長についても、特に、実施例1〜9、11に係る粘着テープは、10mm以下と良好であった。
一方、表2に示す通り、各比較例は、以下の点で本発明の目的を達成しないことが分かった。
(1)比較例1
比較例1に係る粘着テープは、シランカップリング剤が含有されていないため、90℃・7週間後および14週間後の180°粘着力が劣ることが分かった。
(2)比較例2
比較例2に係る粘着テープは、ポリエチレンが含有されていないため、クリープずれ長が大きくなってしまうことが分かった。
(3)比較例3
比較例3に係る粘着テープは、シランカップリング剤およびポリエチレンが含有されていないため、90℃・7週間後および14週間後の180°粘着力が劣るとともに、クリープずれ長も大きくなってしまうことが分かった。
(4)比較例4
比較例4に係る粘着テープは、シランカップリング剤の含有量が0.2質量部未満であるため、90℃暴露後の粘着力が著しく低下することが分かった。
(5)比較例5
比較例5に係る粘着テープは、シランカップリング材の含有量が5質量部を超えているため、テープが柔軟化しすぎて、クリープずれ長が大きくなってしまうことが分かった。
(6)比較例6
比較例6に係る粘着テープは、ポリエチレンの含有量が2質量部未満であるため、クリープずれ長が大きくなってしまうことが分かった。
(7)比較例7
比較例7に係る粘着テープは、ポリエチレンの含有量が35質量部を超えるため、粘着力が劣ることが分かった。
本実施例の結果、ブチルゴム系粘着剤に、シランカップリング剤及びポリエチレンを併用して含有させることで、高温時における耐クリープ性及び長期粘着性の向上を両立できることが分かった。また、シランカップリング剤及びポリエチレンの好適な配合量は、ブチルゴム100質量部に対し、シランカップリング剤の配合量が0.2〜5質量部、ポリエチレンの配合量が2〜35質量部であることが分かった。

Claims (8)

  1. 瓦屋根の固定に用いるための粘着剤組成物であって、
    (1)ブチルゴム100質量部と、
    (2)シランカップリング剤0.2〜5質量部と、
    (3)ポリエチレン2〜35質量部と、
    を含有してなる瓦屋根用のブチルゴム系粘着剤組成物。
  2. 前記瓦は、陶器瓦である請求項1記載のブチルゴム系粘着剤組成物。
  3. (2)ポリエチレンのVicat軟化点が90℃以下である請求項1または2に記載のブチルゴム系粘着剤組成物。
  4. 90℃にて14週間暴露後の180°粘着力が30N/25mm以上である請求項1から3のいずれか一項に記載のブチルゴム系粘着剤組成物。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のブチルゴム系粘着剤組成物を、テープ状に加工した粘着テープ。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載のブチルゴム系粘着剤組成物からなる粘着剤層と、
    該粘着剤層に積層された防水シートと、
    からなる屋根用防水シート。
  7. 請求項5記載の粘着テープと、
    該粘着剤等に積層された防水シートと、
    からなる屋根用防水シート。
  8. 請求項5記載の粘着テープを用いて接合した屋根瓦と防水シートの接合体。
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